JPH0751829Y2 - シールドケース構体 - Google Patents
シールドケース構体Info
- Publication number
- JPH0751829Y2 JPH0751829Y2 JP1988101344U JP10134488U JPH0751829Y2 JP H0751829 Y2 JPH0751829 Y2 JP H0751829Y2 JP 1988101344 U JP1988101344 U JP 1988101344U JP 10134488 U JP10134488 U JP 10134488U JP H0751829 Y2 JPH0751829 Y2 JP H0751829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame base
- partition plate
- shield
- case structure
- locking portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はシールドケース構体，特に小型高周波機器の
シールドケース構造に関する。
シールドケース構造に関する。
従来の技術 従来の高周波機器のシャーシケース構造１は、第３図及
び第４図に示すように折曲した枠体状フレームベース２
から成り、この内側にシールド仕切板３を合体してい
る。シールド仕切板３は、フレームベース２の対向側板
に形成したスリット４に、仕切板端部のフック部４を嵌
合し両者の係止構造としている。この場合にフック部４
はベースフレームの側板板厚を挾持する形状であり、対
向するベースフレーム側板が、外側に広がらないよう保
持する役目をしている。
び第４図に示すように折曲した枠体状フレームベース２
から成り、この内側にシールド仕切板３を合体してい
る。シールド仕切板３は、フレームベース２の対向側板
に形成したスリット４に、仕切板端部のフック部４を嵌
合し両者の係止構造としている。この場合にフック部４
はベースフレームの側板板厚を挾持する形状であり、対
向するベースフレーム側板が、外側に広がらないよう保
持する役目をしている。
それ故に、フレームベースの外形よりも突出した形状の
シャーシケースとならざるを得ない。
シャーシケースとならざるを得ない。
考案が解決しようとする課題 前述のシャーシケース構造においては、シールド仕切板
のフレームベースより外側に突出したフック部の寸法分
だけ外形が大きくなり、機器の小型化にあたり問題があ
った。特にケース外部への突出するフック構造は取扱上
でも問題であるほか外形寸法の規制では内部プリント基
板を小さくしなければならず、それによって回路設計上
で困難さを伴っていた。
のフレームベースより外側に突出したフック部の寸法分
だけ外形が大きくなり、機器の小型化にあたり問題があ
った。特にケース外部への突出するフック構造は取扱上
でも問題であるほか外形寸法の規制では内部プリント基
板を小さくしなければならず、それによって回路設計上
で困難さを伴っていた。
従って、本考案は上記欠陥に鑑み提案されたものであ
り、新規かつ改良されたシールドケース構造の提供を目
的とするものである。
り、新規かつ改良されたシールドケース構造の提供を目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案によれば、折り曲げ形成されたフレームベース側
面より内側に突出したアーチ形の係止部を形成し、この
アーチ形の係止部を利用して仕切板を取り付ける。すな
わち、フレームベースの側板から切り起こした係止部と
フレームベースにより形成された間隙にシールド仕切板
のフック部を挿入して保持したシールドケース構造が提
供される。
面より内側に突出したアーチ形の係止部を形成し、この
アーチ形の係止部を利用して仕切板を取り付ける。すな
わち、フレームベースの側板から切り起こした係止部と
フレームベースにより形成された間隙にシールド仕切板
のフック部を挿入して保持したシールドケース構造が提
供される。
要約すると、フレームベースで構成されたケースにシー
ルド仕切板を合体させたものにおいて、上記フレームベ
ースの対向側板に内方に突出した切り起し係止部を形成
すると共に上記仕切板の端部に前記切り起し係止部と係
合するフック部を設け、フレームベースと仕切板を前記
係止部とフック部の嵌着により互に係止したことを特徴
とするシールドケース構体を開示する。
ルド仕切板を合体させたものにおいて、上記フレームベ
ースの対向側板に内方に突出した切り起し係止部を形成
すると共に上記仕切板の端部に前記切り起し係止部と係
合するフック部を設け、フレームベースと仕切板を前記
係止部とフック部の嵌着により互に係止したことを特徴
とするシールドケース構体を開示する。
実施例 以下本考案に係る実施例について図面を参照しつつ詳述
する。
する。
第１図及び第２図は本考案に係るシールドケース構造を
示す。
示す。
図示するように、シールドケース10は折り曲げにより形
成された側板を４個の接続部11で結合したフレームベー
ス12とこのフレームベース12の対向側板間に配置するシ
ールド仕切板13を合体固定する構造となっている。フレ
ームベースの一対の側板には、プレス加工によりケース
の内方に向かって突出するアーチ形の切り起こし係止部
14が形成され、このアーチ形切り起こしによって係止孔
15を形成している。
成された側板を４個の接続部11で結合したフレームベー
ス12とこのフレームベース12の対向側板間に配置するシ
ールド仕切板13を合体固定する構造となっている。フレ
ームベースの一対の側板には、プレス加工によりケース
の内方に向かって突出するアーチ形の切り起こし係止部
14が形成され、このアーチ形切り起こしによって係止孔
15を形成している。
すなわち、係止部14の内方突起片の内側とフレームベー
ス間に間隙が生じ係止孔15が形成される。シールド仕切
板13には、その両端側にそれぞれスリット９及びフック
部10が形成される。フレームベース12とシールド仕切板
13の合体は、アーチ形切り起こし係止部14の孔15にシー
ルド仕切板13のフック部17を挿入して行われる。また、
係止部14のアーチ形切り起こし片は仕切板13のスリット
16が嵌合し、フレームベースとシールド仕切板の合体構
造を構成する。
ス間に間隙が生じ係止孔15が形成される。シールド仕切
板13には、その両端側にそれぞれスリット９及びフック
部10が形成される。フレームベース12とシールド仕切板
13の合体は、アーチ形切り起こし係止部14の孔15にシー
ルド仕切板13のフック部17を挿入して行われる。また、
係止部14のアーチ形切り起こし片は仕切板13のスリット
16が嵌合し、フレームベースとシールド仕切板の合体構
造を構成する。
考案の効果 上述の構成によるシールドケース構体は、フレームベー
スの外側へシールド仕切板のフック部が突出していな
い。従って、高周波機器の外形寸法を規制された場合に
スペースの有効利用が図られて小型化に有利である。
スの外側へシールド仕切板のフック部が突出していな
い。従って、高周波機器の外形寸法を規制された場合に
スペースの有効利用が図られて小型化に有利である。
第１図は本考案に係るシールドケース構体の分解斜視
図、第２図は第１図のシールドケース構体の要部拡大斜
視図、第３図は従来のシャーシ構造の分解斜視図、及び
第４図は第３図の要部拡大部分図である。 10……シールドケース、12……フレームベース、13……
シールド仕切板、14……係止部、17……フック部。
図、第２図は第１図のシールドケース構体の要部拡大斜
視図、第３図は従来のシャーシ構造の分解斜視図、及び
第４図は第３図の要部拡大部分図である。 10……シールドケース、12……フレームベース、13……
シールド仕切板、14……係止部、17……フック部。
Claims (1)
- 【請求項１】フレームベースで構成されたケースにシー
ルド仕切板を合体させたものにおいて、上記フレームベ
ースの対向側板の上部に内方に突出した切り起し係止部
を形成すると共に上記仕切板の端部に前記切り起し係止
部と係合するフック部を設け、フレームベースと仕切板
を前記係止部とフック部の嵌着により互に係止したこと
を特徴とするシールドケース構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988101344U JPH0751829Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | シールドケース構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988101344U JPH0751829Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | シールドケース構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0224594U JPH0224594U (ja) | 1990-02-19 |
| JPH0751829Y2 true JPH0751829Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=31330250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988101344U Expired - Lifetime JPH0751829Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | シールドケース構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751829Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2535261Y2 (ja) * | 1991-06-07 | 1997-05-07 | 日本電産株式会社 | 金属ケース |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318896U (ja) * | 1986-07-19 | 1988-02-08 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988101344U patent/JPH0751829Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0224594U (ja) | 1990-02-19 |
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