JP2834768B2 - 配線器具用プレート枠 - Google Patents

配線器具用プレート枠

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JP2834768B2
JP2834768B2 JP1131929A JP13192989A JP2834768B2 JP 2834768 B2 JP2834768 B2 JP 2834768B2 JP 1131929 A JP1131929 A JP 1131929A JP 13192989 A JP13192989 A JP 13192989A JP 2834768 B2 JP2834768 B2 JP 2834768B2
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重徳 加藤
正明 中村
英雄 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、壁面等の埋込穴の開口面がわに配設され、
スイッチやコンセント等を装着する配線器具用プレート
枠に関するものである。
[従来の技術] 第7図は従来例を示し、プレート枠本体50の一方の側
片に固定側の固定リブ53を有し、他方の側片に可動側の
撓み片51を有し、この撓み片51に配線器具であるコンセ
ント3挿入のための傾斜面55を形成している。この従来
例では、コンセント3の一方の係止片5を固定側の段部
54の先に挿入係止した後に、他方の係止片5を撓み片51
の傾斜面55に当接して沿わせることで、撓み片51を外側
に撓ませ、撓み片51の段部52に係止するようにしてい
る。
[発明が解決しようとする課題] かかる従来例において、撓み片51と係止片5を挿入係
止する段部52との位置関係は第8図に示すようになって
いる。すなわち、段部52は撓み片51の撓み支点部より内
方に位置しており、撓み片51の端縁と段部52の端縁との
間には図示するようにギャップGが生じている。従っ
て、コンセント3等の配線器具を装着した後、配線器具
の正面より押圧を加えた場合、段部52が撓み片51の撓み
支点部より内側に位置しているため、撓み片51が配線器
具の外れる方向にひねって沈み込み、配線器具が外れる
虞れがあるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
配線器具の正面からの押圧による撓み片のひねりを少な
くし、器具保持強度を上げることを目的とした配線器具
用プレート枠を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、プレート枠本体の一方の側片に横方向に可
動性を有する撓み片を該側片と平行に一体に形成し、該
撓み片に配線器具の両側より突設した一方の係止片を挿
入係止する段部を形成し、配線器具の他方の係止片が当
接して沿うことにより一方の係止片により上記撓み片を
外方向に撓ませると共に、他方の係止片を挿入係止する
係止部をプレート枠本体の他方の側片に形成し、上記撓
み片の撓み支点部と段部とを同一直線上にすたことを特
徴とするものである。
[作 用] 上記構成により、撓み片の撓み支点部と段部とを略同
一直線上にして、配線器具の正面からの押圧による撓み
片のひねりを少なくしている。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。ま
ず、プレート枠全体の構成について説明する。第2図〜
第5図において、合成樹脂からなるプレート枠本体1は
略日字型で偏平に形成され、中央部には中央片31を境に
開口部2を2つ有している。この開口部2に配線器具と
してのコンセント3がその前面が露出してプレート枠本
体1に着脱自在に装着される。コンセント3はボデイ3a
とカバー3bとが一対の金属製の組立枠4にて結合され、
組立枠4の側端面からは一対の係止片5が夫々突設して
ある。尚、コンセント3の代わりにスイッチでも良い。
このコンセント3は規格化された配線器具モジュール1
個分の大きさであり、プレート枠体1の開口部2はこの
コンセント3が3個装着できる大きさとしてある。従っ
て、このプレート枠本体1には計6個のコンセント3が
装着可能となっている。
このプレート枠本体1は、壁面等に埋設された埋込ボ
ックスの開口面の前面に設置されるものであり、プレー
ト枠本体1の開口部2の上下には、長孔状と円状の取付
穴6,7が夫々突設されている。プレート枠本体1の両側
には後述するように可動部34が形成され、中央の中央片
31には固定部33が形成してある。
まず、可動部34について説明する。プレート枠本体1
の両側の側片8は、内側片9と外側片10とが隙間を介し
て平行に一体に形成されている。この両側片9,10の間の
隙間に上下端がプレート枠本体1と一体にした可動性を
有する撓み片11が形成してある。この撓み片11の両側の
2ケ所で両側片9,10の内側面と架橋片12,13で結合して
ある。外側片10にはスリット14が形成されており、内側
の部分を薄肉とした薄肉片15とし、この薄肉片15に上記
架橋片12が結合し、撓み片11を撓みやすくしている。こ
の撓み片11は、第2図の矢印に示すように横方向に撓む
ように形成している。従って、撓み片11は横方向の変位
しか持たせていないため、撓み片11に剛性を持たせた構
造を容易にとることができるものである。
背面側から見た第4図に示すように、撓み片11の内側
面には一対の凹所16が3組形成してあり、第3図に示す
ように、この凹所16の背面側をコンセント3の係止片5
が係止する段部17としている。撓み片11の後端部は外側
片10より背方に突出して形成されていて、段部17は外側
片10より背方に形成されている。
次に固定部33について説明する。プレート枠本体1の
中央片31の背面には第3図及び第5図(d)に示すよう
に、固定リブ19が一定に形成されている。中央片31の両
側には各開口部2に対応して以下のように構成してあ
る。尚、固定リブ19の両面は対称に形成されているた
め、一面について述べる。固定リブ19側には前後に挿通
する凹所20が突設され、凹所20の背面側に一対の段部21
が3組形成されている。段部21は中央片31の前面板31a
の背面より背方に形成され、コンセント3の係止片5を
係止するようになっている。また、第3図に示すよう
に、固定リブ19の側面の段部21に対応する背方には傾斜
面22が形成されていて、この傾斜面22にコンセント3の
係止片5が当接して沿うことにより、他方の係止片5に
て撓み片11を外側に撓ませるようにしている。尚、固定
リブ19に設けた段部21、傾斜面22等で係止部を構成して
いる。
プレート枠本体1の前面は周囲より一段凹んでいて、
その前面には化粧プレート23が着脱自在に装着されるよ
うになっている。すなわち、化粧プレート23の背面には
複数の係合片24が一体に突設され、この係合片24と係合
する係合穴25がプレート枠本体1に穿孔してある。そし
て、化粧プレート23にはコンセント3の栓刃挿入孔を有
する前面を露出させるための開口窓26が設けてある。
尚、この実施例では、各開口部2に応じて配線器具1個
用の化粧プレート23を用いている。従って、配線器具の
使用個数に応じて、使用個数に合った開口窓26を設けた
化粧プレート23を用いればよい。また、プレート枠本体
1の四隅には耐火プレートを装着するための係止用に孔
27が突設してある。
プレート枠本体1の中央片31の一対の凹所20の間には
コンセント3を解除する場合のドライバー28を挿入する
ための挿通孔29が前後方向に夫々貫通して設けてある。
この挿通孔29の内側の側面には第6図に示すように、ド
ライバー28の自由度を大きくするために面取り部30を施
している。
次に、プレート枠本体1へのコンセント3の着脱操作
について説明する。まず、第3図に示すように、コンセ
ント3の一方の係止片5を撓み片11側の段部17に挿入係
止し、他方の係止片5を固定リブ19の傾斜面22に沿って
前面側に移動させる。この傾斜面22に当接して沿わせる
ことにより、コンセント3は撓み片11側に移動する。こ
のため、一方の係止片5が撓み片11を外側へ付勢して撓
ませる。そして、他方の係止片5が傾斜面22を乗り越え
て段部21に係止すると、撓み片11の復帰力によりコンセ
ント3は第3図の内側に復帰し、両係止片5は段部17,2
1に係止すると供に、プレート枠本体1の背面に当接し
て、コンセント3はプレート枠本体1に装着されること
になる。すなわち、可動側である可動部34の撓み片11側
に先にコンセント3の一方の係止片5を挿入し、固定側
である固定部33の傾斜面22により可動側の撓み片11を外
側に押し出して嵌め込む構造である。つまり、係止片5
を先に挿入係止する段部17側の撓み片11を横方向に撓ま
せ、後から挿入する段部21側の固定リブ19側は撓まない
ようにしている。また、他方の開口部2におけるコンセ
ント3の装着も同様である。
次に、コンセント3をプレート枠本体1から外す場合
には以下のように行う。すなわち、前面からドライバー
28を挿通孔29に挿入し、第6図に示すように、ドライバ
ー28の先端を係止片5間の組立枠4の端面に当接して、
ドライバー28を図中の一点鎖線に示すように外側に倒
す。すると、ドライバー28によってコンセント3は撓み
片11側に付勢され、係止片5を段部21より外すことで、
コンセント3をプレート枠本体1から容易に取り外すこ
とができる。この時、面取り部30により空所が形成され
ているため、ドライバー28の自由度を大きくすることが
でき、取り外しが容易になる。また、挿通孔29自体を大
きくして解除を容易にしようとすると、挿通孔29を大き
くした分だけ、中央片31の強度が下がるが、面取りだけ
しているため、中央片31の強度を下げることなく、コン
セント3の解除を容易にできる。ここで、ドライバー28
を用いずに、コンセント3を撓み片11側に手でずらせ
て、解除することも可能である。
尚、開口部2の周縁には、第5図(d)の斜線部分に
示すように、略日字型のリブ32を設け、このリブ32によ
りプレート枠本体1の強度を上げている。つまり、配線
器具の押圧、埋込ボックスへのボックスねじの締め付け
等に対するプレート枠本体1の強度を向上させている。
第1図は本発明の要旨の部分を示す要部拡大正面図で
あり、撓み片11及びコンセント3の係止片5が挿入係止
される段部17を示している。図示するように、凹所16の
後面に形成した段部17は、撓み片11の撓み支点部と同一
線上に配置したものである。従って、装着したコンセン
ト3を正面から押圧を加えた場合、段部17の位置が内側
に突出せず撓み片11の撓み支点部と同一直線上にあるた
め、撓み片11のひねりを少なくすることができる。ま
た、撓み片11の撓み支点部をコンセント3に近付ける
程、撓み片11のひねりを少なくすることができる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、プレート枠本体の一方の側片
に横方向に可動性を有する撓み片を該側片と平行に一体
に形成し、該撓み片に配線器具の両側より突設した一方
の係止片を挿入係止する段部を形成し、配線器具の他方
の係止片が当接して沿うことにより一方の係止片により
上記撓み片を外方向に撓ませると共に、他方の係止片を
挿入係止する係止部をプレート枠本体の他方の側片に形
成し、上記撓み片の撓み支点部と段部とを同一直線上に
したことを特徴とするものであるから、撓み片の撓み支
点部と段部とを同一直線上にしていることで、配線器具
の正面からの押圧による撓み片のひねりを少なくするこ
とができ、プレート枠本体の器具保持強度を上げること
ができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部正面図、第2図は同上の
全体の分解斜視図、第3図は同上の取付状態を示す断面
図、第4図は同上の撓み片を背面から見た要部斜視図、
第5図(a)〜(d)は同上のプレート枠本体の正面
図、第5図(a)のA〜E′ラインを破断した破断底面
図、第5図(a)のF〜I′ラインの断面図、及び背面
図、第6図は同上の動作説明図、第7図は従来例の断面
図、第8図は同上の要部拡大正面図である。 1はプレート枠本体、2は開口部、5は係止片、8は側
片、11は撓み片、17は段部、18は側片、23は化粧プレー
トである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に化粧プレートが装着され、中央部に
    配線器具を露出させる開口部を有し埋込穴の開口面がわ
    を覆うプレート枠本体を形成し、プレート枠本体の一方
    の側片に横方向に可撓性を有する撓み片を該側片と平行
    に一体に形成し、該撓み片に配線器具の両側より突設し
    た一方の係止片を挿入係止する段部を形成し、配線器具
    の他方の係止片が当接して沿うことにより一方の係止片
    により上記撓み片を外方向に撓ませると共に、他方の係
    止片を挿入係止する係止部をプレート枠本体の他方の側
    片に形成し、上記撓み片の撓み支点部と段部とを同一直
    線上にしたことを特徴とする配線器具用プレート枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6066213U (ja) * 1983-10-11 1985-05-10 神保電器株式会社 配線器具取付プレ−ト
JPH0169310U (ja) * 1987-10-27 1989-05-09

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