JPH0440297Y2 - - Google Patents

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JPH0440297Y2
JPH0440297Y2 JP1988078839U JP7883988U JPH0440297Y2 JP H0440297 Y2 JPH0440297 Y2 JP H0440297Y2 JP 1988078839 U JP1988078839 U JP 1988078839U JP 7883988 U JP7883988 U JP 7883988U JP H0440297 Y2 JPH0440297 Y2 JP H0440297Y2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機器や机等のパネルに、電気コード
類を、安全にかつ体裁よく、しかも簡単に挿通さ
せうる装置に関するものである。
〔従来の技術〕
機器等のパネルに穿設した取付孔にはめ込ま
れ、その中に、電気コードを挿通して、これを、
安全に、かつ体裁よく保持するようにした合成樹
脂製の保持具は公知である。
従来のこの種の保持具の多くには、次のよう
な、問題点があつた。
(a) 挿通しうるコードの数や太さが限定される。
(b) 外観が見苦しい。
(c) コードを挿通する際、その端部のプラグやコ
ネクタを一旦取り外さなければならない。
(d) コードの外面の一部が、パネルの取付孔に直
接接触することがあり、パネルが金属板の場合
には、長期使用中に、コードの絶縁被覆が損傷
する恐れがある。
このような問題点を改良した装置が、実開昭58
−80036号公報や実開昭59−15328号公報に記載さ
れている。
前者の装置は、テーブルの天板に設けた孔に嵌
合しうる側壁、およびこの孔の開口縁に係合しう
る縁部を有する枠体と、この枠体の外面を封止す
るように該枠体に固定される上蓋とからなり、こ
の上蓋には、少くとも1つの切除可能な切欠溝を
形成し、この切欠溝により、上蓋の一部を切除し
て、その切除部に、電話等のコードを挿通するよ
うにしたものである。
後者の装置は、基板に、端縁より内方に向う適
数の窓孔を切設するとともに、コード挿通孔を端
縁より切込んだ蓋板を、前記窓孔を容易に開閉し
うるようにして、基板に設け、かつこの基板を、
机の天板に切設したコネクタを挿通させうる大き
さの取付孔に、着脱容易に取付けたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記前者の装置では、各種の太さの数のコード
に対応させるためには、多種類の蓋板を用意する
必要がある。また、コネクタを挿通するために、
切欠き溝の一部を残して切離された蓋板は、不安
定であり、コードと共に動揺したり、パネルの外
方へ突出したり、内方に没入したりすることがあ
る。
上記後者の装置では、各種の太さやコードに対
応させるためには、やはり多種類の蓋板を用意す
る必要があり、また、不使用時に窓孔を閉塞する
蓋板も必要である。しかも、蓋板と基板は別体で
あるため、不使用時の蓋板を紛失し易い。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、窓孔の縦横の寸法比がほぼ1:2
で、コネクタ等を挿通しうる大きさの横長方形の
枠体における左右方向を向く長辺の対向面の左半
部と右半部の中央部に、それぞれ、互に対向する
内向突起を設け、かつ各内向突起の対向面の上下
方向の中間部に、凹入する係止溝を設け、前記内
向突起を有する横長の窓孔と同形で、かつそれよ
り僅かに小寸であるとともに、左右方向の中央で
容易に2枚に分割しうるようにした閉塞板の周囲
複数個所を、切断容易な連結片を介して、枠体に
連設することにより、窓孔を閉塞し、この枠体
を、機器等のパネルに穿設した、コネクタ等を挿
通しうる大きさの取付孔に、着脱容易に取り付け
てなり、かつ上記内向突起と凹入係止溝の位置と
大きさを、枠体より切り離して2分割した上記閉
塞板の半片である各蓋板を、原位置より垂直軸ま
わりに90°回転させて、それぞれ係止溝に挿入し
うるように定めたことにより、上述の課題の解決
を図つたものである。
〔作用〕
パネルコードを挿通する前には、蓋板を連設し
たままの枠体を、パネルの取付孔に取り付けて、
取付孔を体裁よく閉塞しうる。
コードを挿通する際には、枠体より蓋板を切り
離し、蓋板を90°回動させて、蓋板を係止溝に保
持させ、かつ蓋板を側方に摺動させて、蓋体同士
の間に間隙をあければ、コネクタ等を装着したコ
ードを、そのまま挿通させることができる。挿通
後、再び、蓋板を摺動させて、間隙を、必要最小
限に小さくして、体裁よくすることができる。
枠体に枠筒を連設して、蓋板保持孔を設けれ
ば、枠体取付時の位置決めが容易になるととも
に、蓋板の保持がより確実となり、間隙をより大
とすることができる。
また、枠筒に可撓性の係止片を設けておけば、
枠筒を単に取付孔に強制的に押し入れることによ
り、係止片が弾性屈撓してパネルわを乗り越え
て、枠体がパネルに固定される。取り付けた枠体
における係止片を、ドライバー等で内方に屈撓さ
せることにより、枠体を簡単に取り外すことがで
きる。
〔実施例〕
図面は、本考案の一実施例を示すもので、横長
方形の枠体1の裏面(第2図下面、以下方向は図
面について言う。)には、それよりやや小さく、
かつ低寸の横長方形の枠筒2が突設されており、
枠体1の外周部は、枠筒2より外側方に突出して
いる。
枠体1と枠筒2内を貫通する窓孔3は、コネク
タやプラグ等を余裕をもつて挿通しうる大きさ
で、その縦横の寸法比は、ほぼ1:2としてあ
る。
枠体1の左右方向を向く長辺1a,1aと、枠
筒2の左右方向を向く長辺2a,2aの対向面の
左半部と右半部の中央部には、それぞれ、互に対
向する内向突起4,4が設けられ、かつ各突起4
の対向面の上下方向の中間部には、凹入する係止
溝5が設けられている。
第2図と第4図に示すように、枠筒2の長辺2
aの中央と両端近くの外周面には、下向U字状に
切り込んで可撓性が付与された、上方を向く係止
片6が突設されている。この係止片6の上面は、
枠筒2より突出する枠体1の外周部の若干下方に
位置し、かつその上面の先端は、前記長辺2aよ
り若干突出している。
第3図ないし第5図に示すように、枠筒2の短
辺2bには、そのほぼ全長に亘つて、内外方向、
すなわち左右方向を向く蓋板保持孔7が穿設され
ている。
第1図ないし第5図に示すように、枠体1内に
は、その窓孔3と同形状をなし、かつそれより僅
かに小寸の閉塞板8が、切断容易な細い多数の連
結片9を介して連設され、これにより窓孔3は閉
塞されている。
閉塞板8は、縦横の長さがほぼ等しい左右2枚
の蓋板10,10からなり、両蓋板10,10
も、切断容易な連結片9をもつて、枠体1に連結
されている。
上記係止溝5と保持孔7の上面は、上記係止片
6の上面と等高であり、かつそれらの上下幅は、
蓋板10の厚さより僅かに大である。また保持孔
7の長さは、蓋板10の対向する辺の長さより僅
かに長い。
図面における11は、機器の金属製パネル、1
2は、パネル11に穿設した取付孔である。
上記枠筒2を取付孔12に強制的に押し込め
ば、係止片6が内方に弾性屈撓して、パネル11
の取付孔12の縁を乗り越え、係止片6と枠体1
がパネル11を挟持して、枠体1はパネル11に
固定される。
なお上述の各部材は、すべて合成樹脂を成形し
たものである。
次に、上述装置にコードを挿通する要領を説明
する。
パネル11に取付けた枠体1における閉塞板8
の周辺部を押圧すれば、周囲の連結片9は簡単に
切断されて、閉塞板8を取り外すことができる。
この閉塞板8を、さらに中間の連結片9,9で
切断して、2枚の蓋板10,10に分割する。
ついで、開口した窓孔3より、ドライバー等を
差し込み、これを、枠体1と係止片6の間に差し
込んで、各係止片6を窓孔3内に屈撓させれば、
枠体1を取付孔12より取り外すことができる。
ついで、蓋板10を、原位置より垂直軸まわり
に90°回転させて、外側方より蓋板保持孔7に差
し込めば、蓋板10は、内向突起4における係止
溝5内に嵌入して保持される。
再び枠筒2を取付孔12に押し込めば、枠体1
は取付孔12に固定され、かつ第6図に示すよう
に、両蓋板10,10の間には、挟幅の挿通孔1
3が形成される。
この挿通孔13に指先を差し入れて、第7図に
示すように、両蓋板10,10を外側方に摺動さ
せれば、大寸の開口14が形成される。
従つて、コードの端部に装着したコネクタ等を
挿通した後、再び蓋板10,10を内側方に摺動
させれば、窓孔3は、最大限度まで閉塞される。
〔考案の効果〕
(a) コネクタ等を装着したコードを、そのまま簡
単に挿通しうる。
(b) コード挿通後は、2枚の蓋板を摺動させるこ
とにより、コードの太さや数に対応して、窓孔
の開口部を必要最小限に縮小させうるので、体
裁は良好である。
(c) 別途に蓋板を用意しておく必要がなく、蓋板
を紛失かる恐れはない。
(d) コードが、金属製のパネルの端縁に、直接接
触しないので、絶縁被覆が損傷する恐れがな
く、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置の平面図、第2図は、
第1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−
B線拡大断面図、第4図は、第1図のC−C線拡
大断面図、第5図は、第1図のD−D線拡大断面
図、第6図は、本考案装置の使用中の状態の一例
を、パネルとコードを省略して示す平面図、第7
図は、同じく他の例を、パネルとコードを省略し
て示す平面図である。 1……枠体、1a……長辺、2……枠筒、2a
……長辺、2b……短辺、3……窓孔、4……内
向突起、5……係止溝、6……係止片、7……蓋
板保持孔、8……閉塞板、9……連結片、10…
…蓋板、11……パネル、12……取付孔、13
……挿通孔、14……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 窓孔の縦横の寸法比がほぼ1:2で、コネク
    タ等を挿通しうる大きさの横長方形の枠体にお
    ける左右方向を向く長辺の対向面の左半部と右
    半部の中央部に、それぞれ、互に対向する内向
    突起を設け、かつ各内向突起の対向面の上下方
    向の中間部に、凹入する係止溝を設け、前記内
    向突起を有する横長の窓孔と同形で、かつそれ
    より僅かに小寸であるとともに、左右方向の中
    央で容易に2枚に分割しうるようにした閉塞板
    の周囲複数個所を、切断容易な連結片を介し
    て、枠体に連設することにより、窓孔を閉塞
    し、この枠体を、機器等のパネルに穿設した、
    コネクタ等を挿通しうる大きさの取付孔に、着
    脱容易に取り付けてなり、かつ上記内向突起と
    凹入係止溝の位置と大きさを、枠体より切り離
    して2分割した上記閉塞板の半片である各蓋板
    を、原位置より垂直軸まわりに90°回転させて、
    それぞれ係止溝に挿入しうるように定めてなる
    機器等のパネルにおける電気コード挿通装置。 (2) 枠体を、枠筒の外端に、フランジ状に一体に
    連設し、枠筒の長辺の一部に蓋板保持用の内向
    突起を形成し、かつ枠筒の短辺に、蓋板保持孔
    を設けてなる請求項(1)に記載の機器等のパネル
    における電気コード挿通装置。 (3) 枠体を、枠筒の外端に、フランジ状に一体に
    連設し、枠筒の要所に、外側方に突出して、パ
    ネルを枠体との間に挟持する可撓性の係止片を
    設けてなる請求項(1)または(2)に記載の機器等の
    パネルにおける電気コード挿通装置。
JP1988078839U 1988-06-16 1988-06-16 Expired JPH0440297Y2 (ja)

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JP1988078839U JPH0440297Y2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16

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JP1988078839U JPH0440297Y2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16

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JPH022870U JPH022870U (ja) 1990-01-10
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JPS5630401B2 (ja) * 1974-12-04 1981-07-15

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