JPH0720951Y2 - 電子回路ユニットの取付構造 - Google Patents
電子回路ユニットの取付構造Info
- Publication number
- JPH0720951Y2 JPH0720951Y2 JP1989043781U JP4378189U JPH0720951Y2 JP H0720951 Y2 JPH0720951 Y2 JP H0720951Y2 JP 1989043781 U JP1989043781 U JP 1989043781U JP 4378189 U JP4378189 U JP 4378189U JP H0720951 Y2 JPH0720951 Y2 JP H0720951Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic circuit
- circuit unit
- electronic
- housing
- mounting
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、電子機器の筐体内に挿入されて取り付けられ
る電子回路ユニットの取付構造に関する。
る電子回路ユニットの取付構造に関する。
(従来の技術) 第5図に従来の衛星通信装置のBSチューナ(電子機器)
を示す。
を示す。
この電子機器1は、筐体2内に実装シェルフ3が設けら
れており、この実装シェルフ3には複数の電子回路ユニ
ット4が実装され、実装シェルフ3の外部には電源部等
の他の回路部(図示せず)が設けられている。そして、
電子回路ユニット4間及び電子回路ユニット4と他の回
路部との間は内部ケーブル5で電気的に接続され、電子
機器1と他の電子機器(図示せず)との間は外部ケーブ
ル6によって接続される構成となっている。
れており、この実装シェルフ3には複数の電子回路ユニ
ット4が実装され、実装シェルフ3の外部には電源部等
の他の回路部(図示せず)が設けられている。そして、
電子回路ユニット4間及び電子回路ユニット4と他の回
路部との間は内部ケーブル5で電気的に接続され、電子
機器1と他の電子機器(図示せず)との間は外部ケーブ
ル6によって接続される構成となっている。
電子回路ユニット4は、第6図に示す如く、プリント配
線板8に各種電子部品(図示せず)が実装されて構成さ
れ、一端81側には内部ケーブル5が接続されるコネクタ
9が、他端82側には外部ケーブル6のコネクタ11と接続
されるコネクタ12が設けられている。また、一端81側に
は、実装シェルフ3にねじ15にて固定される固定金具16
が設けられている。
線板8に各種電子部品(図示せず)が実装されて構成さ
れ、一端81側には内部ケーブル5が接続されるコネクタ
9が、他端82側には外部ケーブル6のコネクタ11と接続
されるコネクタ12が設けられている。また、一端81側に
は、実装シェルフ3にねじ15にて固定される固定金具16
が設けられている。
一方、実装シェルフ3は、板金を折り曲げて形成されて
おり、筐体2のフロントパネル18と対向する前面側及び
背面板19と対向する背面側が開口している。また、実装
シェルフ3の両側面板20には、複数のガイド部21が内向
きに突出形成されており、このガイド部21,21間に電子
回路ユニット4が挿入されることにより、実装シェルフ
3内には電子回路ユニット4が多段に実装される。ま
た、両側面板20の前面側の縁部22は外向きに折り曲げら
れており、この縁部22に電子回路ユニット4の固定金具
16が螺着される。また、この電子機器1では、ユーザの
ニーズに応じるため、通常のサイズの電子回路ユニット
4の他にサイズの小さな電子回路ユニット4aを実装する
必要があった。この場合に、電子回路ユニット4aにも外
部のコネクタ11を接続する関係上、電子回路ユニット4a
の他端82を通常のサイズの電子回路ユニット4の他端82
と合わせる必要がある。そのため、実装シェルフ3は、
前面側の上部が取り除かれると共に、両側面板20の上部
の中途に、電子回路ユニット4aの固定金具16を螺着する
ための縁部22aを外向きに折り曲げて形成していた。
おり、筐体2のフロントパネル18と対向する前面側及び
背面板19と対向する背面側が開口している。また、実装
シェルフ3の両側面板20には、複数のガイド部21が内向
きに突出形成されており、このガイド部21,21間に電子
回路ユニット4が挿入されることにより、実装シェルフ
3内には電子回路ユニット4が多段に実装される。ま
た、両側面板20の前面側の縁部22は外向きに折り曲げら
れており、この縁部22に電子回路ユニット4の固定金具
16が螺着される。また、この電子機器1では、ユーザの
ニーズに応じるため、通常のサイズの電子回路ユニット
4の他にサイズの小さな電子回路ユニット4aを実装する
必要があった。この場合に、電子回路ユニット4aにも外
部のコネクタ11を接続する関係上、電子回路ユニット4a
の他端82を通常のサイズの電子回路ユニット4の他端82
と合わせる必要がある。そのため、実装シェルフ3は、
前面側の上部が取り除かれると共に、両側面板20の上部
の中途に、電子回路ユニット4aの固定金具16を螺着する
ための縁部22aを外向きに折り曲げて形成していた。
上記電子機器1における電子回路ユニット4,4aの取り付
けに際しては、筐体2のフロントパネル18は取り外した
状態とする。そして、実装シェルフ3内に前面側開口か
ら電子回路ユニット4,4aを挿入し、固定金具16を縁部2
2,22aに螺着する。また、電子回路ユニット4,4a及び他
の回路部を内部ケーブル5で接続すると共に、電子回路
ユニット4,4aのコネクタ12に外部のコネクタ11を背面板
19側から接続する。
けに際しては、筐体2のフロントパネル18は取り外した
状態とする。そして、実装シェルフ3内に前面側開口か
ら電子回路ユニット4,4aを挿入し、固定金具16を縁部2
2,22aに螺着する。また、電子回路ユニット4,4a及び他
の回路部を内部ケーブル5で接続すると共に、電子回路
ユニット4,4aのコネクタ12に外部のコネクタ11を背面板
19側から接続する。
しかしながら、この従来の電子回路ユニット4,4aの取付
構造では次のような不具合があった。
構造では次のような不具合があった。
各電子回路ユニット4,4aごとに固定金具16をねじ止め等
で取り付ける必要があり、また、固定金具16自体を実装
シェルフ3にねじ止めする必要があるため、部品点数及
び組立工数が多くなっていた。また、固定金具16を取り
付けるスペース分だけ、プリント配線板8に実装し得る
電子部品の実装スペースが減少していた。
で取り付ける必要があり、また、固定金具16自体を実装
シェルフ3にねじ止めする必要があるため、部品点数及
び組立工数が多くなっていた。また、固定金具16を取り
付けるスペース分だけ、プリント配線板8に実装し得る
電子部品の実装スペースが減少していた。
また、実装シェルフ3の最上段に実装される電子回路ユ
ニット4以外の電子回路ユニット4の交換を行うような
場合がある。このような場合に、交換を要する電子回路
ユニット4以外の他の電子回路ユニット4間や他の電子
回路ユニット4と他の回路部とを接続する内部ケーブル
5が交換を要する電子回路ユニット4の着脱の妨げとな
る。そのため、交換を要する電子回路ユニット4に接続
されている内部ケーブル5を取り外す以外に、これらの
着脱方向に交差する内部ケーブル5をも取り外す必要が
あった。
ニット4以外の電子回路ユニット4の交換を行うような
場合がある。このような場合に、交換を要する電子回路
ユニット4以外の他の電子回路ユニット4間や他の電子
回路ユニット4と他の回路部とを接続する内部ケーブル
5が交換を要する電子回路ユニット4の着脱の妨げとな
る。そのため、交換を要する電子回路ユニット4に接続
されている内部ケーブル5を取り外す以外に、これらの
着脱方向に交差する内部ケーブル5をも取り外す必要が
あった。
さらにまた、サイズの小さな電子回路ユニット4aを実装
シェルフ3内に実装する場合は、他端82側を同一平面に
並べるために、実装シェルフ3の前面側上部を除去する
必要があった。そのため、実装シェルフ3の前面側は両
側面板20のみとなり、実装シェルフ3の強度が低下して
た。
シェルフ3内に実装する場合は、他端82側を同一平面に
並べるために、実装シェルフ3の前面側上部を除去する
必要があった。そのため、実装シェルフ3の前面側は両
側面板20のみとなり、実装シェルフ3の強度が低下して
た。
(考案が解決しようとする課題) 上述の如く従来の電子回路ユニットの取付構造では、電
子回路ユニットに固定金具を設け、この固定金具を電子
機器の筐体側に固定して取り付ける必要があったため、
部品点数及び組立工数が多くなっていた。また、電子回
路ユニットに実装し得る電子部品のスペースが固定金具
を設ける分だけ小さくなっていた。
子回路ユニットに固定金具を設け、この固定金具を電子
機器の筐体側に固定して取り付ける必要があったため、
部品点数及び組立工数が多くなっていた。また、電子回
路ユニットに実装し得る電子部品のスペースが固定金具
を設ける分だけ小さくなっていた。
本考案はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、電子回路ユニットに固定金具を設けることなく、
電子機器の筐体内に電子回路ユニットを取り付けること
ができる電子回路ユニットの取付構造を提供することを
目的とする。
あり、電子回路ユニットに固定金具を設けることなく、
電子機器の筐体内に電子回路ユニットを取り付けること
ができる電子回路ユニットの取付構造を提供することを
目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の電子回路ユニットの取付構造では、開口部を有
しこの開口部から電子回路ユニットが挿入される筐体本
体と、この筐体本体内に設けられ前記電子回路ユニット
と当接して前記電子回路ユニットの挿入方向への移動を
阻止する係止部と、前記開口部を覆う状態に前記筐体本
体に取り付けられ前記電子回路ユニットと当接して前記
挿入方向と反対方向への前記電子回路ユニットの移動を
阻止する蓋部とを具備する構成となっている。
しこの開口部から電子回路ユニットが挿入される筐体本
体と、この筐体本体内に設けられ前記電子回路ユニット
と当接して前記電子回路ユニットの挿入方向への移動を
阻止する係止部と、前記開口部を覆う状態に前記筐体本
体に取り付けられ前記電子回路ユニットと当接して前記
挿入方向と反対方向への前記電子回路ユニットの移動を
阻止する蓋部とを具備する構成となっている。
(作用) 本考案では、筐体本体に設けられている開口部から挿入
された電子回路ユニットは、前記筐体本体内に設けられ
ている係止部により挿入方向への移動を阻止される。ま
た、開口部を覆う蓋部が筐体本体に取り付けられること
により、電子回路ユニットは挿入方向と反対方向への移
動をこの蓋部で阻止される。従って、電子回路ユニット
は、電子機器の筐体内において、係止部と蓋部とに挟ま
れた状態となり、筐体内の所定位置に取り付けられる。
された電子回路ユニットは、前記筐体本体内に設けられ
ている係止部により挿入方向への移動を阻止される。ま
た、開口部を覆う蓋部が筐体本体に取り付けられること
により、電子回路ユニットは挿入方向と反対方向への移
動をこの蓋部で阻止される。従って、電子回路ユニット
は、電子機器の筐体内において、係止部と蓋部とに挟ま
れた状態となり、筐体内の所定位置に取り付けられる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図を参照して
詳述する。尚、従来例と同一の構成については、同一の
番号を付す。
詳述する。尚、従来例と同一の構成については、同一の
番号を付す。
図中、1Aは、衛星通信装置のBSチューナ(電子機器)で
ある。この電子機器1Aは、従来例と同様、筐体2A内に実
装シェルフ3Aが設けられている。そして、実装シェルフ
3A内には複数の電子回路ユニット4が実装され、実装シ
ェルフ3Aの外部には電源部等の他の回路部(図示せず)
が設けられている。また、第1図に示す如く、電子回路
ユニット4間及び電子回路ユニット4と他の回路部との
間は内部ケーブル5で電気的に接続され、電子機器1Aと
他の電子機器(図示せず)との間は外部ケーブル6によ
って接続される。
ある。この電子機器1Aは、従来例と同様、筐体2A内に実
装シェルフ3Aが設けられている。そして、実装シェルフ
3A内には複数の電子回路ユニット4が実装され、実装シ
ェルフ3Aの外部には電源部等の他の回路部(図示せず)
が設けられている。また、第1図に示す如く、電子回路
ユニット4間及び電子回路ユニット4と他の回路部との
間は内部ケーブル5で電気的に接続され、電子機器1Aと
他の電子機器(図示せず)との間は外部ケーブル6によ
って接続される。
筐体2Aは、断面「コ」の字形のベース部31、このベース
部31の前面側に取り付けられるフロントパネル18及びベ
ース部31の上部に取り付けられる上面板33により本体34
が形成されており、第2図に示す如く、この本体34の開
口部35を背面板(蓋部)19で覆う構成となっている。こ
の背面板19には、外部ケーブル6を電子回路ユニット4
に接続するための複数の穴部37が設けられている。
部31の前面側に取り付けられるフロントパネル18及びベ
ース部31の上部に取り付けられる上面板33により本体34
が形成されており、第2図に示す如く、この本体34の開
口部35を背面板(蓋部)19で覆う構成となっている。こ
の背面板19には、外部ケーブル6を電子回路ユニット4
に接続するための複数の穴部37が設けられている。
電子回路ユニット4は、従来例と同様、プリント配線板
8に各種電子部品(図示せず)が実装されて構成され、
一端81側には内部のケーブル5が接続されるコネクタ9
が、他端82側には外部のケーブル6のコネクタ11と接続
されるコネクタ12が設けられている(第4図)。但し、
一端18側には、従来の固定金具16は設けられていない。
従って、固定金具16の取り付けスペースに電子部品を実
装できる。尚、電子機器1Aには第3図にも示すように、
通常のサイズの電子回路ユニット4の他にサイズの小さ
な電子回路ユニット4aが実装される点は従来の電子機器
1と同様である。
8に各種電子部品(図示せず)が実装されて構成され、
一端81側には内部のケーブル5が接続されるコネクタ9
が、他端82側には外部のケーブル6のコネクタ11と接続
されるコネクタ12が設けられている(第4図)。但し、
一端18側には、従来の固定金具16は設けられていない。
従って、固定金具16の取り付けスペースに電子部品を実
装できる。尚、電子機器1Aには第3図にも示すように、
通常のサイズの電子回路ユニット4の他にサイズの小さ
な電子回路ユニット4aが実装される点は従来の電子機器
1と同様である。
実装シェルフ3Aは、板金を折り曲げて形成されており、
筐体2Aのフロントパネル18と対向する前面側及び背面板
19と対向する背面側は開いた状態である。また、実装シ
ェルフ3Aの両側面板20には、複数のガイド部21が内向き
に突出形成されており、このガイド部21,21間に電子回
路ユニット4,4aが挿入されることにより、実装シェルフ
3A内には電子回路ユニット4,4aが多段に実装される。
尚、サイズの小さな電子回路ユニット4aは最上段に実装
される。また、両側面板20の前面側の縁部(係止部)40
は内向きに折り曲げられている。そして、実装シェルフ
3Aの背面側開口41から挿入された電子回路ユニット4の
一端81は、この係止部40と当接する。また、両側面板20
の上部内壁面には、L形金具(係止部)42がねじ止めさ
れている。そして、実装シェルフ3Aの背面側開口41から
挿入された電子回路ユニット4aはこの係止部42と当接す
る。
筐体2Aのフロントパネル18と対向する前面側及び背面板
19と対向する背面側は開いた状態である。また、実装シ
ェルフ3Aの両側面板20には、複数のガイド部21が内向き
に突出形成されており、このガイド部21,21間に電子回
路ユニット4,4aが挿入されることにより、実装シェルフ
3A内には電子回路ユニット4,4aが多段に実装される。
尚、サイズの小さな電子回路ユニット4aは最上段に実装
される。また、両側面板20の前面側の縁部(係止部)40
は内向きに折り曲げられている。そして、実装シェルフ
3Aの背面側開口41から挿入された電子回路ユニット4の
一端81は、この係止部40と当接する。また、両側面板20
の上部内壁面には、L形金具(係止部)42がねじ止めさ
れている。そして、実装シェルフ3Aの背面側開口41から
挿入された電子回路ユニット4aはこの係止部42と当接す
る。
次に、電子回路ユニット4,4aの取り付け作業につき説明
する。
する。
電子回路ユニット4,4aの取り付けに際しては、第2図に
示す如く筐体2Aから背面板19が取り外された状態におい
て、電子回路ユニット4,4aは実装シェルフ3Aの背面側開
口41から挿入され、電子回路ユニット4は係止部40に、
電子回路ユニット4aは係止部42に当接させられる(第1
図及び第3図)。従って、電子回路ユニット4,4aの挿入
方向(矢印a方向)への移動は一端81が係止部40,42に
当接することにより阻止される。また、電子回路ユニッ
ト4,4aの一端81が係止部40,42で位置決めされることに
より、電子回路ユニット4,4aの他端82は同一面上に位置
づけられる。これは外部接続のコネクタ11を取り付けし
やすくするためである。そして、第2図に示す如く、筐
体2Aに背面板19がねじ45で固定され、筐体2Aの開口部35
は背面板19で覆われる。これにより、電子回路ユニット
4,4aの挿入方向と反対方向(矢印b方向)への移動は、
背面板19により阻止される。従って、電子回路ユニット
4,4aは、係止部40,42と背面板19とで挟まれた状態とな
り筐体2Aの所定位置に取り付けられる。また、各電子回
路ユニット4,4aの他端82側のコネクタ12には、外部のコ
ネクタ11が接続される。この場合に、各回路ユニット4,
4aの他端82側は同一平面上に位置づけられており、コネ
クタ11の接続は容易に行える。また、各電子回路ユニッ
ト4,4a間や電子回路ユニット4,4aと他の回路部との間は
内部ケーブル5で接続される。この場合に、電子回路ユ
ニット4aと内部ケーブル5との接続を容易に行えるよう
に、実装シェルフ3Aの前面側上部には開口47が形成され
ている。但し、従来の実装シェルフ3と異なり、実装シ
ェルフ3Aの前面側上部には縁部48を形成することができ
るため、実装シェルフ3Aの強度が弱くなることはない。
示す如く筐体2Aから背面板19が取り外された状態におい
て、電子回路ユニット4,4aは実装シェルフ3Aの背面側開
口41から挿入され、電子回路ユニット4は係止部40に、
電子回路ユニット4aは係止部42に当接させられる(第1
図及び第3図)。従って、電子回路ユニット4,4aの挿入
方向(矢印a方向)への移動は一端81が係止部40,42に
当接することにより阻止される。また、電子回路ユニッ
ト4,4aの一端81が係止部40,42で位置決めされることに
より、電子回路ユニット4,4aの他端82は同一面上に位置
づけられる。これは外部接続のコネクタ11を取り付けし
やすくするためである。そして、第2図に示す如く、筐
体2Aに背面板19がねじ45で固定され、筐体2Aの開口部35
は背面板19で覆われる。これにより、電子回路ユニット
4,4aの挿入方向と反対方向(矢印b方向)への移動は、
背面板19により阻止される。従って、電子回路ユニット
4,4aは、係止部40,42と背面板19とで挟まれた状態とな
り筐体2Aの所定位置に取り付けられる。また、各電子回
路ユニット4,4aの他端82側のコネクタ12には、外部のコ
ネクタ11が接続される。この場合に、各回路ユニット4,
4aの他端82側は同一平面上に位置づけられており、コネ
クタ11の接続は容易に行える。また、各電子回路ユニッ
ト4,4a間や電子回路ユニット4,4aと他の回路部との間は
内部ケーブル5で接続される。この場合に、電子回路ユ
ニット4aと内部ケーブル5との接続を容易に行えるよう
に、実装シェルフ3Aの前面側上部には開口47が形成され
ている。但し、従来の実装シェルフ3と異なり、実装シ
ェルフ3Aの前面側上部には縁部48を形成することができ
るため、実装シェルフ3Aの強度が弱くなることはない。
以上説明したように、各電子回路ユニット4,4aは固定金
具16を用いずに取り付けることができるため、従来に比
べ、電子回路ユニット4,4aの取り付けに要する部品点数
及び組立工数は削減する。また、固定金具16がない分だ
け、電子回路ユニット4,4aに実装し得る電子部品の量は
増大する。
具16を用いずに取り付けることができるため、従来に比
べ、電子回路ユニット4,4aの取り付けに要する部品点数
及び組立工数は削減する。また、固定金具16がない分だ
け、電子回路ユニット4,4aに実装し得る電子部品の量は
増大する。
また、電子回路ユニット4,4aの交換の際には、電子回路
ユニット4,4aの挿抜は背面板19側の開口部35から行われ
るため、交換を要する電子回路ユニット4,4aに接続され
ている内部ケーブル5のみを取り外せば良く、交換作業
は容易となる。
ユニット4,4aの挿抜は背面板19側の開口部35から行われ
るため、交換を要する電子回路ユニット4,4aに接続され
ている内部ケーブル5のみを取り外せば良く、交換作業
は容易となる。
尚、本例においては、筐体2A内に実装シェルフ3Aが設け
られ、この実装シェルフ3A内に電子回路ユニット4,4aを
取り付ける場合につき説明したが、これに限定されるも
のではなく、電子機器の筐体内に直接電子回路ユニット
を挿入する構成とする場合にも適用される。
られ、この実装シェルフ3A内に電子回路ユニット4,4aを
取り付ける場合につき説明したが、これに限定されるも
のではなく、電子機器の筐体内に直接電子回路ユニット
を挿入する構成とする場合にも適用される。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の取付構造によれば、電子回
路ユニットに固定金具を設けることなく、電子機器の筐
体内に電子回路ユニットを取り付けることができる。従
って、従来に比べ、電子回路ユニットの取り付けに要す
る部品点数、組立工数は減少し、また電子回路ユニット
に実装し得る電子部品の量は増大する。
路ユニットに固定金具を設けることなく、電子機器の筐
体内に電子回路ユニットを取り付けることができる。従
って、従来に比べ、電子回路ユニットの取り付けに要す
る部品点数、組立工数は減少し、また電子回路ユニット
に実装し得る電子部品の量は増大する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を説明する図であ
り、第1図は電子機器の一部切欠斜視図、第2図は電子
回路ユニットを第1図に示す電子機器の筐体内に取り付
ける状態を示した分解斜視図、第3図は第1図のIII-II
I線断面図、第4図は電子回路ユニットの斜視図であ
る。 第5図は従来の電子機器を説明する一部切欠斜視図であ
り、第6図は固定金具が取り付けられた電子回路ユニッ
トの斜視図である。 2A……電子機器の筐体 4,4a……電子回路ユニット 19……蓋部(背面板)、34……筐体本体 35……開口部、40,42……係止部
り、第1図は電子機器の一部切欠斜視図、第2図は電子
回路ユニットを第1図に示す電子機器の筐体内に取り付
ける状態を示した分解斜視図、第3図は第1図のIII-II
I線断面図、第4図は電子回路ユニットの斜視図であ
る。 第5図は従来の電子機器を説明する一部切欠斜視図であ
り、第6図は固定金具が取り付けられた電子回路ユニッ
トの斜視図である。 2A……電子機器の筐体 4,4a……電子回路ユニット 19……蓋部(背面板)、34……筐体本体 35……開口部、40,42……係止部
Claims (1)
- 【請求項1】開口部を有しこの開口部から電子回路ユニ
ットが挿入される筐体本体と、この筐体本体内に設けら
れ前記電子回路ユニットと当接して前記電子回路ユニッ
トの挿入方向への移動を阻止する係止部と、前記開口部
を覆う状態に前記筐体本体に取り付けられ前記電子回路
ユニットと当接して前記挿入方向と反対方向への前記電
子回路ユニットの移動を阻止する蓋部とを具備すること
を特徴とする電子回路ユニットの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989043781U JPH0720951Y2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 電子回路ユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989043781U JPH0720951Y2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 電子回路ユニットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02137086U JPH02137086U (ja) | 1990-11-15 |
JPH0720951Y2 true JPH0720951Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31556489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989043781U Expired - Lifetime JPH0720951Y2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 電子回路ユニットの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720951Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6249698A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | 株式会社東芝 | プラグインユニツトの収納装置 |
JPS63255999A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 | 富士通株式会社 | 電子回路パツケ−ジの収容シエルフ構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967978U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-08 | 日本電気株式会社 | 基板収容ラツク |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1989043781U patent/JPH0720951Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6249698A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | 株式会社東芝 | プラグインユニツトの収納装置 |
JPS63255999A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 | 富士通株式会社 | 電子回路パツケ−ジの収容シエルフ構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02137086U (ja) | 1990-11-15 |
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