JP2536884Y2 - スライドボタンの取付構造 - Google Patents

スライドボタンの取付構造

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JP2536884Y2
JP2536884Y2 JP7012891U JP7012891U JP2536884Y2 JP 2536884 Y2 JP2536884 Y2 JP 2536884Y2 JP 7012891 U JP7012891 U JP 7012891U JP 7012891 U JP7012891 U JP 7012891U JP 2536884 Y2 JP2536884 Y2 JP 2536884Y2
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slide button
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修 一倉
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Slide Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スライドスイッチ、
スライドボリューム等の一方向にスライド操作される機
構部品の操作に用いられるスライドボタンの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器には、スライドスイッ
チ、スライドボリューム等の一方向にスライド操作され
る電子部品として機構部品が用いられている。たとえ
ば、スライドボリュームを電子機器に取り付ける場合、
スライドボリュームのノブにスライドボタンを被せた
後、それを電子機器のキャビネット上に設置することが
行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】電子機器は小型化され
ており、その内部に設置されたプリント基板とスイッチ
やボリューム等の機構部品との設置空間は極めて狭くな
っている。このような設置空間にスライドボタンを被せ
たスライドボリュームを取り付ける場合、スライドボタ
ンとスライドボリュームとは結合状態が緩く、キャビネ
ットへ取り付ける際に両者が分離し、一方が脱落するお
それがある。スライドボリュームの設置条件が、キャビ
ネットの垂直壁面や傾斜した内壁面等に形成された横穴
である場合には、両者の結合状態が不十分となり、セッ
ト不良を生じる。また、この部品の組立て及び固定は作
業性が悪く、生産コストの悪化の原因になっている。
【0004】そこで、この考案は、スライドボタンのキ
ャビネット壁面への取り付けを確実にし、脱落等の不都
合を防止したスライドボタンの取付構造の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案のスライ
ドボタンの取付構造は、ノブ(8)によって一方向にス
ライド操作される機構部品(スライドボリューム6)
と、この機構部品が設置されるキャビネット(4)と、
このキャビネットの外側に設置されるとともに、前記キ
ャビネットの窓部(20)から挿入された一対の操作ア
ーム(14a、14b)で前記ノブを挟んで前記機構部
品を操作するスライドボタン(10)と、このスライド
ボタンの前記操作アームの中途部に形成された係止爪
(18)と前記キャビネットとの間の前記操作アームに
挿入されて前記スライドボタンを前記キャビネット上に
摺動可能に保持させるストッパ(22)とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】スライドボタンは、操作アームの係止爪により
脱落が防止されたストッパを以てキャビネットに摺動可
能に機構部品とは別個に取り付ける。その結果、従来の
ような機構部品のノブとスライドボタンとを結合した状
態でキャビネットへ取り付ける等の作業が不要になる。
また、ノブとスライドボタンとの粗な結合状態による脱
落が防止され、作業性の悪化やセット不良の発生が防止
される。
【0007】
【実施例】図1は、この考案のスライドボタンの取付構
造の一実施例を示す。基板2には基板2とともにキャビ
ネット4に内蔵されてその外部からスライド操作すべき
機構部品として、スライドボリューム6が設置されてい
る。このスライドボリューム6の前面部には一方向即
ち、水平方向に操作すべきノブ8が設けられ、スライド
ボリューム6はこのノブ8の位置によって所定の抵抗値
が得られる。
【0008】このようなスライドボリューム6では、キ
ャビネット4の外部から操作する操作手段としてスライ
ドボタン10を必要としている。このスライドボタン1
0には、キャビネット4の外面部に設置すべきスライド
ボタン本体12が設けられ、このスライドボタン本体1
2には長方形状を成すノブ8を挟み込んでノブ8を操作
する一対の操作アーム14a、14bが形成され、各操
作アーム14a、14bの間隔はノブ8の幅より僅かに
大きく設定されている。各操作アーム14a、14b
は、操作すべきノブ8との結合関係を良好にするため、
ノブ8の厚みより大きい幅で形成された長方形状を成
し、その先端側外壁面は先端方向からスライドボタン本
体12の側に向かって徐々に角度を増加させた傾斜面を
成し、その中途部に段部16を持つ係止爪18が形成さ
れている。
【0009】キャビネット4には、このスライドボタン
10の操作アーム14a、14bをその内部に挿入する
ための長方形状を成す窓部20が形成され、この窓部2
0の長辺側がスライドボリューム6の操作方向を表して
いる。
【0010】このキャビネット4の内部に挿入され、ス
ライドボタン10をキャビネット4に摺動可能に固定す
る手段としてストッパ22が設置されている。このスト
ッパ22は平板状を成すとともに、その下縁部にはキャ
ビネット4の底面部に摺動可能に載置される支持部26
がL字形に形成されている。
【0011】そして、図2及び図3に示すように、キャ
ビネット4の窓部20には、その外面側からスライドボ
タン10の操作アーム14a、14bが挿入され、キャ
ビネット4の内部に臨ませられた操作アーム14a、1
4bにはストッパ22がその固定孔24を以て取り付け
られている。ストッパ22は、操作アーム14a、14
bの係止爪18の内側に取り付けられ、係止爪18によ
ってスライドボタン10と結合されている。即ち、スラ
イドボタン10はキャビネット4を挟み込み、操作アー
ム14a、14bに取り付けたストッパ22を以てキャ
ビネット4に摺動可能に取り付けられている。このよう
なスライドボタン10の取付は、操作すべきスライドボ
リューム6とは無関係にキャビネット4に対して行うも
のである。
【0012】基板2にはスライドボリューム6がスライ
ドボタン10の取付けとは別個に固定されてキャビネッ
ト4の内部に設置される。このとき、基板2に取り付け
られたスライドボリューム6のノブ8は、ストッパ22
を貫通して突出している操作アーム14a、14bの
間、この実施例では、上方から挿入されて両者が結合さ
れる。図3において、Xはスライドボタン10のスライ
ド操作の方向を表す。
【0013】このようにスライドボリューム6とスライ
ドボタン10とは本来一体化されるべきものが、それぞ
れ独立した形態で支持手段である基板2又はキャビネッ
ト4に取り付けられた後、最終的な基板2の取付け時に
両者が合体される。このため、従来のような両者を仮結
合した状態で基板2やキャビネット4に取り付ける面倒
な作業がなく、脱落等の不都合を防止でき、作業性を向
上させてセット不良等の発生を未然に防止できる。
【0014】また、実施例では、ストッパ22がキャビ
ネット4の底面部に支持されているので、スライドボタ
ン10の取付状態が安定化し、スライドボタン10のス
ライド操作が滑らかに行える利点がある。また、ストッ
パ22の幅を窓部20の幅より大きくすれば、窓部20
をストッパ22で塞いでキャビネット4の内部を隠蔽す
ることができる。
【0015】なお、実施例では、スライド操作すべき機
構部品としてスライドボリュームを例に取って説明した
が、この考案は、スライドスイッチ等、ノブを以てスラ
イド操作される機構部品に広く用いることができるもの
である。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、次の効果が得られる。 a.スライドボタンがキャビネットと一体化され、操作
すべき機構部品が別個独立したものとなるため、従来の
ように両者を粗な結合状態にする必要がなく、脱落等の
不都合もなくなり、作業性が向上するとともにセット不
良の発生を防止できる。 b.キャビネットにスライドボタンが取り付けられてい
るので、操作すべき機構部品が基板等に取り付けられた
場合、基板設計の自由度や部品配置の自由度を高めるこ
とができる。 c.スライドボタンを操作するためにキャビネットに形
成される窓部をストッパで塞ぐ事ができ、キャビネット
の内蔵物の隠蔽とともに、キャビネット内への塵埃の侵
入を防止できる。 d.スライドボタンがキャビネットに取り付けられて操
作すべき機構部品と独立した状態にあるため、スライド
ボタンに不用意に荷重が掛かった場合にも、キャビネッ
ト側で緩衝でき、その荷重から機構部品や基板を保護す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスライドボタンの取付構造の一実施
例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示したスライドボタンの取付構造を示す
縦断面図である。
【図3】図1に示したスライドボタンの取付構造を示す
横断面図である。
【符号の説明】
4・・・キャビネット 6・・・スライドボリューム(機構部品) 8・・・ノブ 10・・・スライドボタン 14a、14b・・・操作アーム 18・・・係止爪 20・・・窓部 22・・・ストッパ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノブによって一方向にスライド操作され
    る機構部品と、 この機構部品が設置されるキャビネットと、 このキャビネットの外側に設置されるとともに、前記キ
    ャビネットの窓部から挿入された一対の操作アームで前
    記ノブを挟んで前記機構部品を操作するスライドボタン
    と、 このスライドボタンの前記操作アームの中途部に形成さ
    れた係止爪と前記キャビネットとの間の前記操作アーム
    に挿入されて前記スライドボタンを前記キャビネット上
    に摺動可能に保持させるストッパと、 を備えたことを特徴とするスライドボタンの取付構造。
JP7012891U 1991-08-07 1991-08-07 スライドボタンの取付構造 Expired - Fee Related JP2536884Y2 (ja)

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JPH0518074U JPH0518074U (ja) 1993-03-05
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