JPH0518074U - スライドボタンの取付構造 - Google Patents

スライドボタンの取付構造

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JPH0518074U
JPH0518074U JP7012891U JP7012891U JPH0518074U JP H0518074 U JPH0518074 U JP H0518074U JP 7012891 U JP7012891 U JP 7012891U JP 7012891 U JP7012891 U JP 7012891U JP H0518074 U JPH0518074 U JP H0518074U
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slide
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修 一倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドボタンのキャビネット壁面への取り
付けを確実にし、脱落等の不都合を防止したスライドボ
タンの取付構造を提供する。 【構成】 ノブ(8)によって一方向にスライド操作さ
れる機能部品(スライドボリューム6)と、この機能部
品が設置されるキャビネット(4)と、このキャビネッ
トの外側に設置されるとともに、前記キャビネットの窓
部(20)から挿入された一対の操作アーム(14a、
14b)で前記ノブを挟んで前記電子部品を操作するス
ライドボタン(10)と、このスライドボタンの前記操
作アームの中途部に形成された係止爪(18)と前記キ
ャビネットとの間の前記操作アームに挿入されて前記ス
ライドボタンを前記キャビネット上に摺動可能に保持さ
せるストッパ(22)とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スライドスイッチ、スライドボリューム等の一方向にスライド操 作される機構部品の操作に用いられるスライドボタンの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子機器には、スライドスイッチ、スライドボリューム等の一方向にス ライド操作される電子部品として機構部品が用いられている。たとえば、スライ ドボリュームを電子機器に取り付ける場合、スライドボリュームのノブにスライ ドボタンを被せた後、それを電子機器のキャビネット上に設置することが行われ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
電子機器は小型化されており、その内部に設置されたプリント基板とスイッチ やボリューム等の機構部品との設置空間は極めて狭くなっている。このような設 置空間にスライドボタンを被せたスライドボリュームを取り付ける場合、スライ ドボタンとスライドボリュームとは結合状態が緩く、キャビネットへ取り付ける 際に両者が分離し、一方が脱落するおそれがある。スライドボリュームの設置条 件が、キャビネットの垂直壁面や傾斜した内壁面等に形成された横穴である場合 には、両者の結合状態が不十分となり、セット不良を生じる。また、この部品の 組立て及び固定は作業性が悪く、生産コストの悪化の原因になっている。
【0004】 そこで、この考案は、スライドボタンのキャビネット壁面への取り付けを確実 にし、脱落等の不都合を防止したスライドボタンの取付構造の提供を目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案のスライドボタンの取付構造は、ノブ(8)によって一方向に スライド操作される機構部品(スライドボリューム6)と、この機構部品が設置 されるキャビネット(4)と、このキャビネットの外側に設置されるとともに、 前記キャビネットの窓部(20)から挿入された一対の操作アーム(14a、1 4b)で前記ノブを挟んで前記機構部品を操作するスライドボタン(10)と、 このスライドボタンの前記操作アームの中途部に形成された係止爪(18)と前 記キャビネットとの間の前記操作アームに挿入されて前記スライドボタンを前記 キャビネット上に摺動可能に保持させるストッパ(22)とを備えたことを特徴 とする。
【0006】
【作用】
スライドボタンは、操作アームの係止爪により脱落が防止されたストッパを以 てキャビネットに摺動可能に機構部品とは別個に取り付ける。その結果、従来の ような機構部品のノブとスライドボタンとを結合した状態でキャビネットへ取り 付ける等の作業が不要になる。また、ノブとスライドボタンとの粗な結合状態に よる脱落が防止され、作業性の悪化やセット不良の発生が防止される。
【0007】
【実施例】
図1は、この考案のスライドボタンの取付構造の一実施例を示す。基板2には 基板2とともにキャビネット4に内蔵されてその外部からスライド操作すべき機 構部品として、スライドボリューム6が設置されている。このスライドボリュー ム6の前面部には一方向即ち、水平方向に操作すべきノブ8が設けられ、スライ ドボリューム6はこのノブ8の位置によって所定の抵抗値が得られる。
【0008】 このようなスライドボリューム6では、キャビネット4の外部から操作する操 作手段としてスライドボタン10を必要としている。このスライドボタン10に は、キャビネット4の外面部に設置すべきスライドボタン本体12が設けられ、 このスライドボタン本体12には長方形状を成すノブ8を挟み込んでノブ8を操 作する一対の操作アーム14a、14bが形成され、各操作アーム14a、14 bの間隔はノブ8の幅より僅かに大きく設定されている。各操作アーム14a、 14bは、操作すべきノブ8との結合関係を良好にするため、ノブ8の厚みより 大きい幅で形成された長方形状を成し、その先端側外壁面は先端方向からスライ ドボタン本体12の側に向かって徐々に角度を増加させた傾斜面を成し、その中 途部に段部16を持つ係止爪18が形成されている。
【0009】 キャビネット4には、このスライドボタン10の操作アーム14a、14bを その内部に挿入するための長方形状を成す窓部20が形成され、この窓部20の 長辺側がスライドボリューム6の操作方向を表している。
【0010】 このキャビネット4の内部に挿入され、スライドボタン10をキャビネット4 に摺動可能に固定する手段としてストッパ22が設置されている。このストッパ 22は平板状を成すとともに、その下縁部にはキャビネット4の底面部に摺動可 能に載置される支持部26がL字形に形成されている。
【0011】 そして、図2及び図3に示すように、キャビネット4の窓部20には、その外 面側からスライドボタン10の操作アーム14a、14bが挿入され、キャビネ ット4の内部に臨ませられた操作アーム14a、14bにはストッパ22がその 固定孔24を以て取り付けられている。ストッパ22は、操作アーム14a、1 4bの係止爪18の内側に取り付けられ、係止爪18によってスライドボタン1 0と結合されている。即ち、スライドボタン10はキャビネット4を挟み込み、 操作アーム14a、14bに取り付けたストッパ22を以てキャビネット4に摺 動可能に取り付けられている。このようなスライドボタン10の取付は、操作す べきスライドボリューム6とは無関係にキャビネット4に対して行うものである 。
【0012】 基板2にはスライドボリューム6がスライドボタン10の取付けとは別個に固 定されてキャビネット4の内部に設置される。このとき、基板2に取り付けられ たスライドボリューム6のノブ8は、ストッパ22を貫通して突出している操作 アーム14a、14bの間、この実施例では、上方から挿入されて両者が結合さ れる。図3において、Xはスライドボタン10のスライド操作の方向を表す。
【0013】 このようにスライドボリューム6とスライドボタン10とは本来一体化される べきものが、それぞれ独立した形態で支持手段である基板2又はキャビネット4 に取り付けられた後、最終的な基板2の取付け時に両者が合体される。このため 、従来のような両者を仮結合した状態で基板2やキャビネット4に取り付ける面 倒な作業がなく、脱落等の不都合を防止でき、作業性を向上させてセット不良等 の発生を未然に防止できる。
【0014】 また、実施例では、ストッパ22がキャビネット4の底面部に支持されている ので、スライドボタン10の取付状態が安定化し、スライドボタン10のスライ ド操作が滑らかに行える利点がある。また、ストッパ22の幅を窓部20の幅よ り大きくすれば、窓部20をストッパ22で塞いでキャビネット4の内部を隠蔽 することができる。
【0015】 なお、実施例では、スライド操作すべき機構部品としてスライドボリュームを 例に取って説明したが、この考案は、スライドスイッチ等、ノブを以てスライド 操作される機構部品に広く用いることができるものである。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、次の効果が得られる。 a.スライドボタンがキャビネットと一体化され、操作すべき機構部品が別個 独立したものとなるため、従来のように両者を粗な結合状態にする必要がなく、 脱落等の不都合もなくなり、作業性が向上するとともにセット不良の発生を防止 できる。 b.キャビネットにスライドボタンが取り付けられているので、操作すべき機 構部品が基板等に取り付けられた場合、基板設計の自由度や部品配置の自由度を 高めることができる。 c.スライドボタンを操作するためにキャビネットに形成される窓部をストッ パで塞ぐ事ができ、キャビネットの内蔵物の隠蔽とともに、キャビネット内への 塵埃の侵入を防止できる。 d.スライドボタンがキャビネットに取り付けられて操作すべき機構部品と独 立した状態にあるため、スライドボタンに不用意に荷重が掛かった場合にも、キ ャビネット側で緩衝でき、その荷重から機構部品や基板を保護することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスライドボタンの取付構造の一実施
例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示したスライドボタンの取付構造を示す
縦断面図である。
【図3】図1に示したスライドボタンの取付構造を示す
横断面図である。
【符号の説明】
4・・・キャビネット 6・・・スライドボリューム(機構部品) 8・・・ノブ 10・・・スライドボタン 14a、14b・・・操作アーム 18・・・係止爪 20・・・窓部 22・・・ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノブによって一方向にスライド操作され
    る機構部品と、 この機構部品が設置されるキャビネットと、 このキャビネットの外側に設置されるとともに、前記キ
    ャビネットの窓部から挿入された一対の操作アームで前
    記ノブを挟んで前記機構部品を操作するスライドボタン
    と、 このスライドボタンの前記操作アームの中途部に形成さ
    れた係止爪と前記キャビネットとの間の前記操作アーム
    に挿入されて前記スライドボタンを前記キャビネット上
    に摺動可能に保持させるストッパと、 を備えたことを特徴とするスライドボタンの取付構造。
JP7012891U 1991-08-07 1991-08-07 スライドボタンの取付構造 Expired - Fee Related JP2536884Y2 (ja)

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JP7012891U JP2536884Y2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 スライドボタンの取付構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0518074U true JPH0518074U (ja) 1993-03-05
JP2536884Y2 JP2536884Y2 (ja) 1997-05-28

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ID=13422611

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JP (1) JP2536884Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09139152A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Nec Shizuoka Ltd 携帯用受信機の筐体構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09139152A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Nec Shizuoka Ltd 携帯用受信機の筐体構造

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JP2536884Y2 (ja) 1997-05-28

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