JPH0530375Y2 - - Google Patents

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JPH0530375Y2
JPH0530375Y2 JP9280884U JP9280884U JPH0530375Y2 JP H0530375 Y2 JPH0530375 Y2 JP H0530375Y2 JP 9280884 U JP9280884 U JP 9280884U JP 9280884 U JP9280884 U JP 9280884U JP H0530375 Y2 JPH0530375 Y2 JP H0530375Y2
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JP
Japan
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front panel
hook
rear plate
reinforcing rod
reinforcing
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JP9280884U
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JPS619874U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案はカセツトテープデツキ等の音響機器の
フロントパネルの変形を防止するためのフロント
パネル補強装置に関するものである。
<従来技術> 一般にカセツトテープデツキ等の音響機器のキ
ヤビネツトは、第6図に示した様に鉄板等の金属
板を後板部1、底板部2及び側板部3,3から成
るように形成し、そして前面にフロントパネル4
を取り付けることにより構成される。この場合、
上記フロントパネル4が樹脂製であるため、上記
カセツトテープデツキ演奏時に回路素子やカセツ
トテープ駆動用モータ等の発熱による上記カセツ
トテープデツキ内部の温度上昇、或いは設置場所
の違い等による外気温度の変化等の原因により、
上記フロントパネル4に第6図一点鎖線で示した
様に反りが発生する惧れがある。このため、従来
では上記フロントパネル4に設けた係合穴4aと
後板部1に設けた係合穴1a,1bに弾性を持つ
た線状部材により形成された補強ロツド5の両端
の屈曲係合部5a,5bを係合させ、上記フロン
トパネル4の反りを防止しており、同時に落下等
による該フロントパネル4の変形をも防止してい
る。
しかし乍ら、従来の上記補強ロツド5はその一
端の屈曲係合部5aを上記フロントパネル4の係
合穴4aに係合させた後、上記後板部1の上縁部
を第6図点線で示す様にフロントパネル方向に若
干倒してから他端の屈曲係合部5bを第7図に示
す様に上記後板部1の係合穴1aに挿入し、さら
に上記屈曲係合部5bに伸長して成る抜け止め部
5cを、第8図に示す様に上記後板部1の係合穴
1bに係合させることにより、フロントパネル4
と後板部1間に懸架されていた。
従つて、従来装置による補強ロツドの取り付け
の際、上記後板部1を上記フロントパネル4側に
倒すときに大きな力が必要であると共に、上記後
板部1が上記フロントパネル4側に倒れ込んだま
ま塑性変形を起こすという欠点を有していた。
<考案の目的> 本考案は上記従来装置の欠点を解決すべく、後
板部が塑性変形を起こすことなく容易に取り付け
が可能なフロントパネル補強装置を提供すること
を目的とする。
<実施例> 以下添附図面に基づいて本考案の一実施例を詳
細に説明する。
尚、本考案を示す図において、説明の便宜上、
上記従来装置と同一部分については同一符号を符
している。
従つて、第1図において1は底板部2、側板部
3,3と共にキヤビネツトを構成する後板部であ
つて、底板部2、側板部3,3と共に一枚の金属
板の折曲加工で形成され、キヤビネツトを構成し
ている。
尚、後板部1の上縁はキヤビネツトの中央方向
に水平に延びる突縁1cを備えている。
4はこのキヤビネツトの前面に装着された樹脂
製のフロントパネルである。
上記のキヤビネツト構成部分の内後板部1の内
面には本考案特有のフツク6が該後板部1の上縁
近くに形成されている。
第2図は上記フツク6の近傍を拡大して示した
図であり、該フツク6は上記後板部1の内面の中
央上縁近くからキヤビネツト中央方向に突出した
突出部6aとさらに該突出部6aから90°上向き
に折曲して成る係合部6bとから成り、全体とし
てL字形を形成している。
7は本考案に係る弾性を持つた線状部材による
補強ロツドであり第3図に示す様に、該補強ロツ
ド7の両端にはその端部をそれぞれ折り返して略
環状の係合部7a,7bが形成され、さらに該係
合部7a,7bの先端には補強ロツドの本体7と
交叉する直線状の抜け止め部7a′,7b′が伸長さ
れている。尚、上記係合部7a,7bは補強ロツ
ド7の両端において、互いに同一平面上を成す様
に屈曲形成されている。
而して、上記フツク6の先端(係合部6bの上
端面)と上記後板部1の突縁1c間には、少許間
隙(補強ロツド7の直径より僅かに大きい程度)
を持たせており、この間隙を通して補強ロツドの
係合部7bが挿入されフツク6の係合部6bに係
合するように構成する。
本考案は上述の様に構成されるものであるか
ら、第4図に示す様にまず補強ロツド7をその両
端の係合部をキヤビネツトの水平面に対して垂直
かつ上向きにした状態で、上記フロントパネル4
と後板部1の間に宛い、一端の係合部7aを上記
フロントパネル4の係合穴4aに係合させた後、
上記補強ロツド7の他端の係合部7bを上記フロ
ントパネル4から視て左回りに90°捩り、上記突
縁1cと略々同一水平面にして上記後板部1に形
成されたフツク6の係合部6bに係合し上記捩り
力を解除すると、上記補強ロツド7の弾性力によ
り係合部7bは上記フロントパネル4から視て右
回りに回転復帰し、第5図a,bに示す様に上記
後板部1の突縁1cの下面に当接して止まる。
従つて、上記補強ロツド7は確実に係合部6b
に保持されまた該補強ロツド7を取り付ける際に
後板部1を上記フロントパネル4側に倒す必要も
なくなる。
<考案の効果> 以上の様に本考案によれば、従来のフロントパ
ネル補強装置に比べて補強ロツドの取り付け時に
カセツトテープデツキ等音響機器のキヤビネツト
の後板部をフロントパネル側に倒す必要がないた
め、大きな力を必要とせず、かつ上記後板部は塑
性変形を起こさないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフロントパネル補強装置
の一実施例を備えた音響機器のキヤビネツトの斜
視図、第2図は同上キヤビネツトの要部を拡大し
て示した要部斜視図、第3図は本考案に係る補強
ロツドをその中央部を欠損して視た平面図、第4
図は同上補強ロツドの取着動作を示す要部断面
図、第5図a及びbは同上補強ロツドの取着状態
を示す要部正面図及び要部断面図、第6図は従来
のフロントパネル補強装置を備えた音響機器のキ
ヤビネツトの斜視図、第7図は従来の補強ロツド
の取着動作を示す要部断面図、第8図は同補強ロ
ツドの取着状態を示す要部断面図である。 1……後板部、4……フロントパネル、6……
フツク、7……補強ロツド、7a,7b……係合
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 音響機器のフロントパネルに前端を、キヤビネ
    ツトの後板部に後端をそれぞれ係合させて該フロ
    ントパネルと後板部間に補強ロツドを懸架し、こ
    の補強ロツドにより上記フロントパネルの補強を
    行うフロントパネル補強装置において、 上記補強ロツドは弾性を持つた線状部材よりな
    ると共にその後端を折り返して該後端に略環状の
    係合部を形成する一方、 上記キヤビネツトの後板部には、略L字形状の
    フツクと、該フツクの先端に少許間隙をおいて対
    峙する突出片とをフロントパネル側に突出して設
    け、 上記補強ロツドは、上記フロントパネルに前端
    を係合し弾性に抗して捻りを加えた状態で、上記
    係合部を上記少許間隙を通して上記フツクと突出
    片間に挿入し該両者間に弾性復元力により係合さ
    せてなることを特徴とするフロントパネル補強装
    置。
JP9280884U 1984-06-20 1984-06-20 フロントパネル補強装置 Granted JPS619874U (ja)

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JP9280884U JPS619874U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 フロントパネル補強装置

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JP9280884U JPS619874U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 フロントパネル補強装置

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Publication Number Publication Date
JPS619874U JPS619874U (ja) 1986-01-21
JPH0530375Y2 true JPH0530375Y2 (ja) 1993-08-03

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JP9280884U Granted JPS619874U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 フロントパネル補強装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569031U (ja) * 1992-03-02 1993-09-17 豊和工業株式会社 満、空ボビン搬送用ペッグトレー

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Publication number Publication date
JPS619874U (ja) 1986-01-21

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