JPH0126125Y2 - - Google Patents

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JPH0126125Y2
JPH0126125Y2 JP9224382U JP9224382U JPH0126125Y2 JP H0126125 Y2 JPH0126125 Y2 JP H0126125Y2 JP 9224382 U JP9224382 U JP 9224382U JP 9224382 U JP9224382 U JP 9224382U JP H0126125 Y2 JPH0126125 Y2 JP H0126125Y2
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JP
Japan
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sleeve
grille
protrusion
panel
grill
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JP9224382U
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JPS58193679U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は異なる材質からなる2種の部品を結合
する際に用いる部品結合装置に関し、周囲の温度
変化による部品の外れや破損を確実に防止するよ
うにしたものである。
オーデイオ機器等の前面操作パネル部分におい
ては、長尺のアルミパネルに操作部品挿入用の透
孔を設け、その裏面に密着して樹脂製のグリルを
取付け、このグリルに突設したスリーブをパネル
の透孔に隙間なく挿入するようにしたものがしば
しば用いられる。ところが、この場合、アルミと
樹脂の熱膨張係数が異なり、しかもパネルとグリ
ルが共に長尺のもので構成されているため、周囲
温度の変化によりパネルの透孔位置とグリルのス
リーブ位置が大きくずれ、グリルが破損したり、
グリルのスリーブがパネルの透孔から外れるとい
う問題があつた。
この問題を解決するために、従来より第1図に
示すようにグリル1とスリーブ2を別々に構成
し、グリル1の位置決め用突起1aをパネル3の
透孔3aに挿入するとともに、スリーブ2,2を
パネル3の透孔3b,3cに挿入し、その後端部
をグリル1の切欠部1b,1c内で横方向に移動
可能に保持し、これによつてグリル1が周囲の温
度変化によつて伸縮しても、スリーブ2,2が透
孔3b,3cから外れないようにしたものを使用
している。ところが、このように構成すると、部
品が多くなり、組立も煩雑になるという問題があ
つた。
本考案はこのような従来の問題を解決する部品
結合装置を提供するものである。
以下本考案の一実施例を第2図〜第4図ととも
に説明する。
第2図〜第4図において、4は樹脂で一体に成
形されたグリルであり、位置決め用の突起4aと
開口部4b,4bと、各開口部4b,4b内に4
本の連結片4cを介して保持されたスリーブ4
d,4dとを備えている。そして第3図、第4図
に示すように、各連結片4cは、開口部4bとの
連結部分Aが突起4aに近い側に、またスリーブ
4dとの連結部分Bが突起4aより遠い側になる
ように、ほぼ「く」の字状に屈曲されている。そ
して第3図の矢印C方向は薄く、第4図の矢印D
方向は厚く構成することによつて、グリル4の長
手方向に対しては屈曲しやすく、グリル4の厚み
方向には屈曲しにくくなつている。5はアルミニ
ウムで構成されたパネルであり、グリル4の突起
4a及びスリーブ4d,4dと対向する位置にそ
れぞれ透孔5a,4b,5cが設けられている。
上記構成において、グリル4をパネル5の裏面
に密着させ、位置決め用の突起5aを透孔5aに
挿入するとともに、スリーブ4d,4dを透孔5
b,5cに挿入し、ビス等の周知の手段で両者を
結合すれば2つの部品4,5が組立てられる。
この状態で周囲の温度変化により樹脂製のグリ
ル4とアルミニウム製のパネル5が互に異なる量
だけ伸縮すると、スリーブ4d,4dと透孔5
b,5cの位置がずれてくる。ところが、このと
きには連結片4cが上記ずれに応じてグリル4の
長手方向に屈曲する。このため、スリーブ4d,
4dが透孔5b,5cから抜け出ることはなく、
またグリル4に直接無理な力が加わつてグリル4
が破損することもない。ここで、連結片4cとス
リーブ4dの連結部分Bを固定ポイントである位
置決め用突起4aから遠い所に設けているのは次
のような理由による。すなわち樹脂製のグリル4
は一般的には温度上昇によつて伸びようとする
が、実際には周囲温度が上がつても、ある程度ま
で、すなわち普通の部屋の温度変化の程度ならア
ニーリング状態になり、逆に収縮するという性質
をもつている。このため、グリル4の長手方向の
寸法は温度上昇によりやや縮むことになり、その
結果、スリーブ4dが突起4aから離れる方向に
移動することになる。そこでこの実施例のように
連結片4cのスリーブ4dとの連結部分Bを位置
決め用突起4aから遠い所に設けるように屈曲さ
せておけば、スリーブ4dの突起4aから離れる
方向への移動量を大きくとることができ、それだ
けスリーブ4dの外れやグリル4の破損を少なく
することができる。
なお、上記実施例では樹脂とアルミパネルの組
合せについて説明したが、アルミパネル以外にも
樹脂との膨張系数の異なる材料と組合せる場合な
ら、どのようなものにも応用できる。
以上のように本考案によればわずか2つの部品
で構成することができ、しかも各部品の熱膨張系
数の違いによりグリルのスリーブとパネルとの透
孔の位置がずれても、連結片の屈曲によりそのず
れを吸収してスリーブの外れやグリルの破損を確
実に防止することができる。しかも連結片とスリ
ーブの連結部分を固定ポイントである突起から遠
い側に設けるように連結片を屈曲させているか
ら、樹脂製のグリルがアニーリング状態になつて
収縮しても、スリーブを上記突起から離れる方向
へ簡単に移動させることができ、スリーブの外れ
やグリルの破損を一層少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の部品結合装置の分解斜視図、第
2図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3図は
その要部の正面図、第4図は第3図のE−E′断面
図である。 4……グリル、4a……位置決め用突起、4b
……開口部、4c……連結片、4d……スリー
ブ、5……パネル、5a〜5c……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 位置決め用突起と開口部とこの開口部内に連結
    片を介して保持されたスリーブとを樹脂で一体に
    形成したグリルと、上記グリルの突起及びスリー
    ブと対向する位置にそれぞれ透孔を有し、かつ上
    記グリルとは異なる材質で構成されたパネルとを
    備え、上記パネルに上記グリルを密着させ、上記
    パネルの透孔内に上記グリルの突起及びスリーブ
    を挿入するように構成するとともに、上記グリル
    の連結片を、上記開口部との連結部分が上記突起
    に近い側に、上記スリーブとの連結部分が上記突
    起より遠い側になるように屈曲させたことを特徴
    とする部品結合装置。
JP9224382U 1982-06-18 1982-06-18 部品結合装置 Granted JPS58193679U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9224382U JPS58193679U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 部品結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9224382U JPS58193679U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 部品結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193679U JPS58193679U (ja) 1983-12-23
JPH0126125Y2 true JPH0126125Y2 (ja) 1989-08-04

Family

ID=30100418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9224382U Granted JPS58193679U (ja) 1982-06-18 1982-06-18 部品結合装置

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JP (1) JPS58193679U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713256Y2 (ja) * 1989-02-28 1995-03-29 ミツミ電機株式会社 筐体取付装置
US20120228445A1 (en) * 2010-03-25 2012-09-13 Hideyuki Hirota Mounting structure

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58193679U (ja) 1983-12-23

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