JP2816072B2 - 窓用換気扇 - Google Patents

窓用換気扇

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JP2816072B2 JP4333012A JP33301292A JP2816072B2 JP 2816072 B2 JP2816072 B2 JP 2816072B2 JP 4333012 A JP4333012 A JP 4333012A JP 33301292 A JP33301292 A JP 33301292A JP 2816072 B2 JP2816072 B2 JP 2816072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、換気扇本体が備えた合
成樹脂製の外枠の左右両側に下面が開口する挿入孔を有
すると共に、各挿入孔に、パネルを備えたチャンネル形
のサッシを上下動可能に挿入固定するようにした窓用換
気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、窓用換気扇においては、図9
に示すように、合成樹脂製の外枠1に羽根2およびモー
タ(図示せず)等を配設して換気扇本体3を構成し、上
記外枠1の左右両側に、下面が開口する挿入孔4(図1
0に一方のみ図示)を形成し、この各挿入孔4に、パネ
ル5を装着したチャンネル形のサッシ6を挿入固定する
ようになっている。
【0003】しかして、サッシ6の固定構成を詳述する
と、図10に示すように、外枠1において挿入孔4に対
応する前面部にナット部材7を埋設して設け、このナッ
ト部材7に固定摘み8の雄ねじ部8aを螺挿し、この雄
ねじ部8aの先端エッジによりサッシ6を押圧し、もっ
てサッシ6を外枠1に固定するようにしている。なお、
この場合、換気扇本体3の上部を窓の上部サッシに嵌め
込むと共に、挿入孔4に対するサッシ6の挿入長さを調
整して該サッシ6の下部を窓の下部サッシに嵌め込んだ
上で、上述の固定を行なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、固定摘み8のねじ込みに対する応力がナッ
ト部材7を介して外枠1に直接大きな力として作用す
る。この場合、特に外枠1が合成樹脂であることから、
合成樹脂材に油等が付着した状態で大きな力が作用した
ときに微小なクラックが発生するいわゆるソルベントク
ラック現象が惹起するおそれがある。
【0005】この対策として、図11および図12に示
す構成としたものがある。このものにおいては、サッシ
6を包囲する断面形状の固定金具11を、外枠12に形
成したボス部13に取付ねじ14,14により固定し、
この固定金具11に形成したねじ孔11aに固定摘み1
5の雄ねじ部15aを螺挿することにより、この雄ねじ
部15aの先端エッジによりサッシ6を押圧し、もって
サッシ6を外枠12に固定するようにしている。
【0006】しかしながら、このものにおいては、固定
金具11を取り付けるための取付ねじ14,14が別部
品として必要であり、部品点数が多くコスト高を来すと
共に、取付作業が面倒で、また、固定金具11の取付作
業が面倒であるといった問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、換気扇本体が備えた合成樹脂製の
外枠の左右両側に下面が開口する挿入孔を有すると共
に、各挿入孔に、パネルを備えたチャンネル形のサッシ
を上下動可能に挿入固定するようにしたものにおいて、
前記サッシを外枠に固定する際に、外枠に大きな力が作
用することがなくてソルベントクラック現象の発生をな
くし得ると共に、固定金具取付のための取付ねじを不要
にできる窓用換気扇を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の窓用換
気扇は、換気扇本体が備えた合成樹脂製の外枠の左右両
側に下面が開口する挿入孔を有すると共に、各挿入孔
に、パネルを備えたチャンネル形のサッシを上下動可能
に挿入固定するようにしたものにおいて、前面板部およ
び側面板部並びに後面板部を有して横断面形状がほぼコ
字状をなし、前面板部にねじ孔を有すると共に、後面板
部の上下縁部に前方に張出しその張出端が該後面板部と
ほぼ平行となるストッパを有する固定金具と、前記ねじ
孔に螺挿される雄ねじ部を有する固定摘みと、前記外枠
の前面に前記挿入孔と連通するように形成され、前記固
定金具を前記挿入孔に前面から挿入するための開口部
と、前記外枠にこの開口部の縁部に位置して上下に対向
するように形成され、前記固定金具の上下動を規制する
一対の固定壁部と、前記外枠に前記開口部近傍に位置し
て前方に突出するように形成された可撓部と、前記開口
部の内面に前記可撓部と対向するように突設され、その
突出端と該可撓部との横方向の離間寸法が前記固定金具
の後面板部の横幅寸法よりも小となるように形成された
抜止壁部とを備え、前記固定金具の後面板部を前記開口
部から前記可撓部を弾性変形させながら前記挿入孔へ挿
入して、可撓部と抜止壁部とストッパとで該固定金具の
手前方向への抜止めをすると共に、前記一対の固定壁部
により該固定金具の上下方向への位置決めをし、この状
態で、前記サッシを挿入孔にその下面開口から挿入し、
前記固定摘みの雄ねじ部を、前記固定金具のねじ孔に螺
挿してその先端をサッシに押圧することにより、該サッ
シを前記外枠に挿入固定するようにして成るところに特
徴を有するものである。
【0009】請求項2の発明の窓用換気扇は、外枠に、
可撓部と抜止壁部との間に位置して、固定金具の前面壁
部裏面を受ける一対の衝止壁部を形成し、固定金具の側
面板部の上下幅寸法が前面板部の上下幅寸法より小とな
るように形成されているところに特徴を有するものであ
る。
【0010】請求項3の発明の窓用換気扇は、外枠にお
ける開口部の周縁部に、可撓部側が固定金具の側面板部
の上下幅寸法より若干大きく開放して固定金具の前面板
部を囲繞する筐状壁部を形成し、この筐状壁部のうちの
開放両端部により一対の固定壁部を構成し、この固定壁
部間に前記側面板部を配置させたところに特徴を有す
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、固定金具を開口部
から挿入孔へ挿入すると、可撓部と抜止壁部とストッパ
とで該固定金具の手前方向への抜止めが図られると共
に、一対の固定壁部により該固定金具の上下方向への位
置決めが図れる。これによって、固定金具が、取付ねじ
を用いないで、しかもきわめて簡単に外枠に取り付けら
れる。また、固定摘みの雄ねじ部は、固定金具のねじ孔
に螺挿されるから、外枠に強い力が作用することがな
く、いわゆるソルベントクラック現象が惹起するおそれ
もない。
【0012】請求項2の発明においては、固定金具の前
面壁部裏面を受ける一対の衝止壁部を形成しているの
で、固定金具を開口部から挿入孔に挿入するときにその
挿入位置規制が容易となり、また、固定金具における側
面板部の上下幅寸法を前面板部の上下幅寸法より小とな
るように形成しているので、材料費の削減を図ることが
できる。
【0013】請求項3の発明においては、外枠における
開口部の周縁部に、固定金具の前板部を囲繞する筐状壁
部を形成しているので、固定金具のがたつきを良好に抑
えることができ、しかも、この筐状壁部における開放部
の開放幅寸法を固定金具の側面板部の上下幅寸法より若
干大きくし、開放両端部により一対の固定壁部を構成
し、この固定壁部間に前記側面板部を配置させたから、
固定金具の上下方向への動きを規制して保持するについ
てその保持強度が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
8を参照しながら説明する。図2および図3において、
換気扇本体21は、合成樹脂例えばABS樹脂製の外枠
22に、羽根23およびモータ(図示せず)等を配設
し、そしてこれらを保護網24付きの合成樹脂製の保護
カバー25で覆った構成である。上記外枠22の左右両
側には、図1に示すように下面が開口する挿入孔26
(一方のみ図示)が上下方向に延びるように形成されて
いる。この各挿入孔26には、パネル27を装着したチ
ャンネル形のサッシ28,28が挿入固定されるように
なっている。
【0015】しかして、このサッシ28の固定構成(左
側のサッシ28の固定構成)について詳述する。図1に
おいて、固定金具29は、矩形状の前面板部29aと、
この前面板部29aの右縁部から後方へ突設された同じ
く矩形状の側面板部29bと、この側面板部29bの後
縁部から左方へ突設された同じく矩形状の後面板部29
cを有して構成され、横断面形状がほぼコ字状をなす。
上記前面板部29aにはねじ孔30が形成され、また、
後面板部29bの上下縁部には、前方に張出すストッパ
31,31が形成され、このストッパ31,31の張出
端31a,31aは後面板部29cとほぼ平行となるよ
うに形成されている。さらに、この固定金具29におい
て、側面板部29bの上下幅寸法gが前面板部29aの
上下幅寸法sより小となるように構成されている。
【0016】一方、前記外枠22の前面には、前記挿入
孔26と連通するように矩形状の開口部32が形成され
ており、この開口部32は、前記固定金具29を前記挿
入孔26に前面から挿入するためのものである。また、
前記外枠22には前記開口部32近傍に位置して前方に
突出するようにピン状の可撓部33が形成されている。
そして、前記開口部32の内面には前記可撓部33と対
向するように抜止壁部34が突設されており、その突出
端34aと該可撓部33との横方向の離間寸法d(図7
参照)が前記固定金具29の後面板部29cの横幅寸法
eよりも小となるように形成されている。
【0017】また、外枠22における開口部26の周縁
部に、筐状壁部35が形成されており、これは、可撓部
33側が固定金具29の側面板部29bの上下幅寸法g
より若干大きく開放して(この場合その開放端部間の離
間寸法を図7に符号hにて示している)固定金具29の
前面板部29aを囲繞するようになっている。そして、
この筐状壁部35のうちの開放両端部により一対の固定
壁部36,36を構成している。
【0018】さらに外枠22における前記可撓部33と
抜止壁部34との間の部位、この場合筐状壁部35の固
定壁部36,36内面側には、固定金具29の前面壁部
29a裏面を受ける一対の衝止壁部37,37を形成し
ている。また、図8に示すように、この衝止壁部37の
基端部側には、サッシ28の開放端側28a(図5参
照)の形状と嵌合し得るように円弧状の凹所37a,3
7aと山部37bとが形成されている。なお、図5に示
す固定摘み38には、前記固定金具29のねじ孔30に
螺挿される雄ねじ部38aが形成されている。
【0019】さて、サッシ28,28を各挿入孔26に
挿入固定する場合について述べる。まず、図6に示すよ
うに、固定金具29を開口部32から挿入孔26へ押し
入れる。この場合、抜止壁部34の突出端34aと該可
撓部33との横方向の離間寸法d(図7参照)が前記固
定金具29の後面板部29cの横幅寸法eよりも小とな
るように形成されているから、前記可撓部33を弾性変
形させながら後面板部29cを抜止壁部34の裏側すな
わち挿入孔26へ挿入する。このとき、前面板部29a
は筐状壁部35により囲繞された形態で挿入され、ま
た、側面板部29bが固定壁部36,36間に挿入配置
される。そして、前面板部29aの裏面が衝止壁部37
に当接してその挿入位置が規制される。
【0020】この挿入後は、可撓部33が自身の弾性復
元力により元の起立状態に戻る。この結果、上記寸法関
係(e>d)により、可撓部33と抜止壁部34とスト
ッパ31,31とで該固定金具29の手前方向(図5矢
印A方向)への抜止めがなされる。また、一対の固定壁
部36,36により該固定金具29の上下方向への位置
決めがなされる。これにて、固定金具29が外枠22に
固定される。
【0021】この状態で、図5に示すように、サッシ2
8を挿入孔26にその下面開口から挿入する。この場
合、窓の上下幅寸法に応じて挿入孔26に対するサッシ
28の挿入長さを調整する。そして固定摘み38の雄ね
じ部38aを、前記固定金具29のねじ孔30にねじ込
んでその先端エッジを挿通してサッシ28に押圧する。
これにより、該サッシ28を外枠22に挿入固定する。
上記固定摘み38をねじ込む場合に、ストッパ31,3
1の各張出端31aとサッシ28の前面部28b裏面と
が圧接状態となるが、ストッパ31,31の各張出端3
1aが後面板部29cと平行をなすから、換言すればサ
ッシ28の前面部28b裏面と平行状態となっているか
ら、このサッシ28の前面部28a裏面とストッパ31
とが横方向に長い接触距離で当接するようになる。この
結果、サッシ28の前面部28bおよび後面部28cと
固定金具29の後面板部29cおよび前面板部29aと
が必ず平行となるように連結され、もって該固定金具2
9が図5の矢印B方向へ位置ずれすることがなく、確実
な連結状態となる。
【0022】このような本実施例によれば、外枠22に
形成した可撓部33と抜止壁部34と、固定金具29に
形成したストッパ31とで該固定金具29の手前方向へ
の抜止めを行なうようにし、且つ、外枠22に形成した
一対の固定壁部36,36により該固定金具29の上下
方向への位置決めを行なうようにしたから、固定金具2
9を、取付ねじを用いないで、しかもきわめて簡単に外
枠22に取り付けることができる。この結果、コストの
低廉化に寄与できると共に固定金具29の取付作業を容
易ならしめ得る。また、固定摘み38の雄ねじ部38a
は、固定金具29のねじ孔30に螺挿されるから、外枠
22に強い力が作用することがなく、いわゆるソルベン
トクラック現象が惹起するおそれもない。さらにまた、
ストッパ31の張出端31aを後面板部29cと平行に
なるように形成したから、固定摘み38のねじ込み時に
固定金具29が図5の矢印B方向へ回動するような位置
ずれが発生することはなく、固定金具29とサッシ28
とを確実に連結できる。
【0023】さらに、本実施例においては、固定金具2
9の前面壁部29a裏面を受ける一対の衝止壁部37,
37を形成しているので、固定金具29を開口部32か
ら挿入孔26に挿入するときにその挿入位置規制が容易
となり、また、固定金具29における側面板部29bの
上下幅寸法gを前面板部29aの上下幅寸法sより小と
なるように形成しているので、材料費の削減を図ること
ができる。
【0024】また、外枠22における開口部32の周縁
部に、固定金具29の前面板部29aを囲繞する筐状壁
部35を形成しているので、固定金具29のがたつきを
良好に抑えることができる。
【0025】しかも、この筐状壁部35における開放部
の開放幅寸法hを固定金具29の側面板部29bの上下
幅寸法gより若干大きくし、固定壁部36,36間に前
記側面板部29bを配置させたから、固定金具29の上
下方向への動きを上下に延びる側面板部29bと上下に
延びる固定壁部36,36とで規制できて、固定金具2
9に対する保持強度の向上を図ることができる。
【0026】なお、上記実施例では、固定壁部36,3
6を筐状壁部35の側壁部の開放端部により構成した
が、固定壁部は筐状壁部35の上下の壁部により構成し
ても良く、要するに、外枠の開口部の縁部に位置して上
下に対向する構成であれば良い。また、可撓部はピン状
でなく例えばリブ状であっても良い。その他、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更して実施できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。
【0028】請求項1の発明によれば、サッシを固定す
るについて、外枠に大きな力が作用することがなくてソ
ルベントクラック現象の発生をなくし得、また固定金具
取付のための取付ねじを不要にできてコストの低廉化お
よび取付作業の容易化を図ることができ、さらには、固
定摘みのねじ込み時において固定金具の位置ずれを防止
できて固定金具とサッシとを確実に連結できるという優
れた効果を奏する。
【0029】請求項2の発明によれば、固定金具を開口
部から挿入孔に挿入するときにその挿入位置規制を容易
ならしめ得、また、固定金具における材料費の削減を図
ることができる。
【0030】請求項3の発明によれば、固定金具のがた
つきを良好に抑えることができ、しかも、固定金具をそ
の上下方向への動きを規制して保持するについてその保
持強度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の分解斜視図
【図2】窓用換気扇全体の斜視図
【図3】保護カバーを取外して示す換気扇本体部分の正
面図
【図4】要部の正面図
【図5】図4の矢印C−Cに沿う横断下面図
【図6】作用説明のための横断下面図
【図7】固定金具およびサッシ未装着状態での要部の正
面図
【図8】図7の矢印D−Dに沿う横断下面図
【図9】従来例を示す図3相当図
【図10】図9の矢印E−Eに沿う横断下面図
【図11】異なる従来例を示す要部の正面図
【図12】図11の矢印F−Fに沿う横断下面図
【符号の説明】
21は換気扇本体、22は外枠、26は挿入孔、27は
パネル、28はサッシ、29は固定金具、29aは前面
板部、29bは側面板部、29cは後面板部、30はね
じ孔、31はストッパ、31aは張出端、32は開口
部、34は抜止壁部、35は筐状壁部、36は固定壁
部、37は衝止壁部、38は固定摘み、38aは雄ねじ
部を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇本体が備えた合成樹脂製の外枠の
    左右両側に下面が開口する挿入孔を有すると共に、各挿
    入孔に、パネルを備えたチャンネル形のサッシを上下動
    可能に挿入固定するようにしたものにおいて、 前面板部および側面板部並びに後面板部を有して横断面
    形状がほぼコ字状をなし、前面板部にねじ孔を有すると
    共に、後面板部の上下縁部に前方に張出しその張出端が
    該後面板部とほぼ平行となるストッパを有する固定金具
    と、 前記ねじ孔に螺挿される雄ねじ部を有する固定摘みと、 前記外枠の前面に前記挿入孔と連通するように形成さ
    れ、前記固定金具を前記挿入孔に前面から挿入するため
    の開口部と、 前記外枠にこの開口部の縁部に位置して上下に対向する
    ように形成され、前記固定金具の上下動を規制する一対
    の固定壁部と、 前記外枠に前記開口部近傍に位置して前方に突出するよ
    うに形成された可撓部と、 前記開口部の内面に前記可撓部と対向するように突設さ
    れ、その突出端と該可撓部との横方向の離間寸法が前記
    固定金具の後面板部の横幅寸法よりも小となるように形
    成された抜止壁部とを備え、 前記固定金具の後面板部を前記開口部から前記可撓部を
    弾性変形させながら前記挿入孔へ挿入して、可撓部と抜
    止壁部とストッパとで該固定金具の手前方向への抜止め
    をすると共に、前記一対の固定壁部により該固定金具の
    上下方向への位置決めをし、この状態で、前記サッシを
    挿入孔にその下面開口から挿入し、前記固定摘みの雄ね
    じ部を、前記固定金具のねじ孔に螺挿してその先端をサ
    ッシに押圧することにより、該サッシを前記外枠に挿入
    固定するようにして成ることを特徴とする窓用換気扇。
  2. 【請求項2】 外枠に、可撓部と抜止壁部との間に位置
    して、固定金具の前面壁部裏面を受ける一対の衝止壁部
    を形成し、固定金具はその側面板部の上下幅寸法が前面
    板部の上下幅寸法より小となるように形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の窓用換気扇。
  3. 【請求項3】 外枠における開口部の周縁部に、可撓部
    側が固定金具の側面板部の上下幅寸法より若干大きく開
    放して固定金具の前面板部を囲繞する筐状壁部を形成
    し、この筐状壁部のうちの開放両端部により一対の固定
    壁部を構成し、この固定壁部間に前記側面板部を配置さ
    せたことを特徴とする請求項1または2記載の窓用換気
    扇。
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