JPH0419361Y2 - - Google Patents

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JPH0419361Y2
JPH0419361Y2 JP7474684U JP7474684U JPH0419361Y2 JP H0419361 Y2 JPH0419361 Y2 JP H0419361Y2 JP 7474684 U JP7474684 U JP 7474684U JP 7474684 U JP7474684 U JP 7474684U JP H0419361 Y2 JPH0419361 Y2 JP H0419361Y2
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JP
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door plate
sash
door
engaging
frequency heating
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JP7474684U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、被調理物をオーブン内で高
周波加熱により調理する高周波加熱装置の扉構造
に係り、特に、扉板の左側面に左サツシユをねじ
を使用することなく、取付けることを可能とした
高周波加熱装置の扉構造に関する。
(従来の技術) 第8図は、従来の高周波加熱装置を示したもの
である。
即ち、第8図において、本体1の前面には、調
理スイツチ2等を配設して操作パネル3が取付け
られるとともに、調理室(オーブン)の開閉を行
う扉4が横開きできるように設けられている。
又、上記扉4は、扉板(扉枠体)の前面(正
面)側に外バリヤを固着し、上記扉板の後面(背
面)側には、スクリーンと接触片とを一体に成型
してなるスクリーン接触片、内バリヤおよび扉カ
バーがそれぞれ固着して取付けている。さらに、
上記外バリヤは、上記扉板の前面側の外周縁部に
前方へ切起されたストツパにより位置決めされて
おり、しかも、この外バリヤは、上記扉板の上縁
部には取付けられる上サツシユと扉板の下縁部に
取付けられる下サツシユとにより、上記外バリヤ
の上縁部および下縁部を挟み込んで固定するよう
になされている。そして、上記扉板の左側面に
は、左サツシユが取付けられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した高周波加熱装置におけ
る上記左サツシユは、通常、ねじにより締付け固
定されているため、部品点数が多くなり、組立作
業が困難であるという欠点を有している。これ
は、加熱ヒータを有する高周波加熱装置において
は、扉板が高温度となるため、ガラス繊維などが
混入された耐熱性を有する合成樹脂材により上記
左サツシユを形成するようになされている。
しかしながら、このような合成樹脂材は比較的
にもろい材質であるため、局部的に弾力性を利用
した係合突起により係合手段では、係合部分が折
損してしまうため、どうしても、ねじを用いた固
着手段に頼らざるを得ない。
本考案は、上述した点に鑑みてなされたもので
あつて、左サツシユをねじを用いることなく、取
付けることのできる高周波加熱装置の扉構造を提
供することを目的とするものである。
〔考案の概要〕
(課題を解決するための手段) 本考案の高周波加熱装置扉構造は、扉板の外側
面に側面サツシユを取付けるようにした高周波加
熱装置の扉構造において、上記扉板には長手方向
に沿つて側面サツシユを固定するため扉板側面の
縁部に形成された複数の切欠き部と、この切欠き
部とは交互に位置して設けられ扉板の側面から前
面に渡つて形成されたスリツト状の係合穴とを備
え、上記側面サツシユには上記扉板の切欠き部と
嵌合するため扉板の取付面に向かつて僅かに突出
して形成された係合爪と、上記扉板の前面側より
係合穴に挿入して係合するようにした棒状の係合
突起とを備え、上記側面サツシユの係合突起を上
記扉板の係合穴に挿入して係合したのち上記側面
サツシユの係合爪を上記扉板の切欠部に嵌合して
上記側面サツシユを上記扉板の側面に取付けるよ
うにしたことを特徴とするものである。
(作用) 扉板の前面側より側面サツシユの係合突起を扉
板の係合穴に挿入しつつ押し込むと、側面サツシ
ユに形成された係合爪の突出部分が扉板の側面を
擦りながら移動し、その係合爪の突出した分だけ
一旦側面サツシユが外方に向かつて撓んだのち、
係合爪が扉板の切欠部に嵌合し側面サツシユを扉
板に取付けることができる。よつて、側面サツシ
ユが部分的に撓む程度で扉板への取付けが可能で
あり、係合部分の弾性を利用することもなく、簡
単に組立てることができるとともに、側面サツシ
ユの取付後は、側面サツシユの係合爪と係合突起
とが扉板の側面を挟み込むように構成されている
ため、前後方向はもとより左右方向の動きまでも
規制し、側面サツシユを扉板に確実に固定できる
ものである。
(考案の実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第7図を参
照して説明する。
第2図は、本考案に係る高周波加熱装置の扉構
造を示したものである。
即ち、中央部に四角形状の開口部5を有する扉
板(扉枠体)6の前面の外周縁部には、前方へ切
起された複数のストツパ7が所定の間隔をもつて
設けられており、この各ストツパ7の内側には、
周知の外バリヤ8が配置するようになされてい
る。又、断面形状が略L字状の上サツシユ9およ
び下サツシユ10は扉板6の前面の上下外周縁部
および上下端縁部を覆うようにして各取付ねじ1
1により締め付けて固定することにより、上記外
バリヤ8の上縁部および下縁部を挟み込んで固着
するように取付けられている。
上記扉板6の後面(背面)側には、スクリーン
と接触片とを一体に成型するとともに、調理室内
部を観察できるように多数のパンチング孔12を
穿設したスクリーン接触片13が、上記扉板6の
上記開口部5を塞ぐように溶接等により密着固定
されている。さらに、スクリーン接触片13の後
面側には、内バリヤ14がシリコン等の接着シー
リング剤15により固着されている。
また、上記内バリヤ14と面位置をなすスクリ
ーン接触片13の後面側の中央部には、開口部1
6を有する扉カバー17が取付けられており、第
2図乃至第4図に示すように、上記扉カバー17
は、上サツシユ9および下サツシユ10の後端縁
を互いに内方に折り曲げ形成してなる係止部1
8,18と扉カバー17の開口部16の両側の縁
部から前面側へL字状に延びて形成された係合部
19とにより取付けられており、この扉カバー1
7は取付けねじを用いることなく取付けられてい
る。
すなわち、扉カバー17の上縁部および下縁部
は上記係止部18,18の内側に、扉カバー17
自体を僅かに撓わませることにより係合するとと
もに、扉カバー17の両側部を外方へ引張りつつ
内側へひねることにより、上記係合部19,19
をスクリーン接触片13の両側の各端部に係合さ
せて、扉カバー17を固着するものである。
さらに、扉板6の側面に取付けられる側面サツ
シユとしての左サツシユ20は、第1図に示すよ
うに、前面内側の角部から上記切起し部の内側に
沿つて後方に延びて形成された2個の係合突起2
1,21と、側面後端縁から内側に向かつて、わ
ずかに延びて形成された上記係合突起21,21
と交互に位置するように設けられた各係合爪2
2,22,22と、左サツシユ20の前面内側に
扉板6のストツパ7と対応する位置に設けられた
各凹部23,23,23とを形成しており、扉板
6の左側には、前記切起し部が形成されており、
この切起し部には、上記係合突起21,21に係
合する各係合穴24,24および上記係合爪2
2,22,22に係合する各切欠部25,25,
25がそれぞれ設けられている。さらに、左サツ
シユ20の内側端面には、第5図に示すように、
上サツシユ9および下サツシユ10の左側端に嵌
合される嵌め込み段部26が形成されている。
本実施例は、第1図、第6図および第7図に示
すように、扉板6の前面側から左サツシユ20
を、扉板6の係合穴24に係合突起21を挿入し
つつ押し込むと、左サツシユ20の係合爪22の
先端部分が扉板6の側面を擦りながら移動するた
め、一旦、左サツシユ20は係合突起21を支点
として外方へ撓められた後、扉板6の切欠部25
に係合させることができる。
したがつて、サツシユ20は部分的に撓ませる
程度で扉板6への取付けが可能であり、係合部分
に弾性を利用することもなく、簡単に組立てが可
能であるので、もろい材質の耐熱性の樹脂であつ
ても適用できる。
また、上記左サツシユ20は、横方向に対して
各係合突起21と扉板6のストツパ7により動き
を規制され、上記左サツシユ20は、前後方向に
対して上サツシユ9および下サツシユ10との嵌
合および係合爪22により動きを規制されて取付
けられるため、取付けねじで固定しなくても、扉
の開閉時の衝撃等により左サツシユ20が扉板6
から外れることはない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、側面サツシ
ユが耐熱性のもろい材質であつても、扉板への取
付けが簡単に行える。また、側面サツシユの係合
突起および係合爪は交互に位置するように配置さ
れるとともに、扉板を挟み込むように構成されて
いるため、横方向はもとより前後方向の動きを確
実に規制することにより、取付けねじを使用しな
くとも、扉の開閉時の衝撃等により上記側面サツ
シユが扉板から外れることがない等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は、それぞれ本考案の一実施
例を示したものであつて、第1図は、左サツシユ
および扉板の一部の斜視図、第2図は、扉の縦断
面図、第3図および第4図は、それぞれ扉カバー
部分の縦断面図および横断面図、第5図は、上サ
ツシユおよび左サツシユの一部の斜視図、第6図
および第7図は。それぞれ左サツシユの係合状態
を示す一部の横断面図、第8図は、従来の高周波
加熱装置を示す正面図である。 1……本体、2……調理スイツチ、3……操作
パネル、4……扉、5……開口部、6……扉板、
7……ストツパ、8……外バリヤ、9……上サツ
シユ、10……下サツシユ、11……ねじ、12
……パンチング孔、13……スクリーン接触片、
14……内バリヤ、15……接着シーリング剤、
16……開口部、17……扉カバー、18……係
止部、19……係合部、20……左サツシユ、2
1……係合突起、22……係合爪、23……凹
部、24……係合穴、25……切欠部、26……
段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉板の外側面に側面サツシユを取付けるように
    した高周波加熱装置の扉構造において、上記扉板
    には長手方向に沿つて側面サツシユを固定するた
    め扉板側面の縁部に形成された複数の切欠き部
    と、この切欠き部とは交互に位置して設けられ扉
    板の側面から前面に渡つて形成されたスリツト状
    の係合穴とを備え、上記側面サツシユには上記扉
    板の切欠き部とを嵌合するため扉板の取付面に向
    かつて僅かに突出して形成された係合爪と、上記
    扉板の前面側より係合穴に挿入して係合するよう
    にした棒状の係合突起とを備え、上記側面サツシ
    ユの係合突起を上記扉板の係合穴に挿入して係合
    したのち上記側面サツシユの係合爪を上記扉板の
    切欠部に嵌合して上記側面サツシユを上記扉板の
    側面に取付けるようにしたことを特徴とする高周
    波加熱装置の扉構造。
JP7474684U 1984-05-22 1984-05-22 高周波加熱装置の扉構造 Granted JPS60187811U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7474684U JPS60187811U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 高周波加熱装置の扉構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7474684U JPS60187811U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 高周波加熱装置の扉構造

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Publication Number Publication Date
JPS60187811U JPS60187811U (ja) 1985-12-12
JPH0419361Y2 true JPH0419361Y2 (ja) 1992-05-01

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JP7474684U Granted JPS60187811U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 高周波加熱装置の扉構造

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