JPH0311331Y2 - - Google Patents

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JPH0311331Y2
JPH0311331Y2 JP8382982U JP8382982U JPH0311331Y2 JP H0311331 Y2 JPH0311331 Y2 JP H0311331Y2 JP 8382982 U JP8382982 U JP 8382982U JP 8382982 U JP8382982 U JP 8382982U JP H0311331 Y2 JPH0311331 Y2 JP H0311331Y2
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JP
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holding member
mounting
zigzag
mounting hole
latch
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JP8382982U
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JPS58186070U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は掛け金具における台座部の取付構造
に関し、掛け金具の取付位置を自在に調整できる
と共に上記調整作業の行ない易いものを提供しよ
うとしている。
従来より窓などの建具類の戸締りに用いるクレ
セント等の掛け金具としては、クレセント等の操
作金具と相手側の受金具との取付位置を正確に合
わせないと、充分な掛合作用が果せないものであ
る。特に補修用の金具を予めサツシ等に形成され
た取付孔にネジ止めする場合には、上記取付孔の
位置やピツチによつて金具が取付けられない場合
もあつた。
その為、掛け金具側のビス取付用孔を長孔にし
たり、移動自在なビス取付部材を組合せるなど
種々の機構が提案されているが、調整範囲が狭か
つたり、調整作業が面倒であつたり、あるいは使
用中に取付位置が変動し易いなど問題が多く、充
分に満足できるものが無い現状であり、一層の改
善が望まれていた。
そこで、この考案においては上記従来品の欠点
を解消し、取付位置を細かく自由に調整できると
共に調整作業に手間がかからず、しかも取付が確
実なものを提供するものであり、その構成として
は、掛け金具の台座部に形成した取付用孔の内側
面において相対向する二辺に段部を形成し段部上
面にはジグザグ状凹凸部を形成してあり、上記取
付用孔に挿入できる押え部材の長手方向の両端に
は上記二辺のジグザグ状凹凸部に噛合できる噛合
部を形成すると共に押え部材の上面には長手方向
に沿つて取付ビス挿通用の長孔を形成してあり、
さらに押え部材の裏面には台座部底面側へ弾力的
に突出するクツシヨン材を取付けていることを特
徴としている。
次いで、この考案の実施態様について図を参照
しながら以下に例示する。
第1図は窓用レバーに適用した場合であり、台
座部1に回動自在に取付けた掛止体2には把持部
20および左右2個所の掛止部21を設けてあ
り、上記掛止体2を回動操作して相手側の受金具
に掛止部21を掛合するものであり、図の場合に
は掛止体2を左右何れの方向にも回動操作できる
ようになつている。
そして台座部1の両端には略長方形状の取付用
孔10,10を貫通形成してあり、各取付用孔1
0の内側面のうち長手方向の相対向する二辺には
段部11,11が形成してあると共に、各段部1
1の上面には細かな鋸歯形をなすジグザグ状凹凸
部12が形成されている。
次に3は取付用孔10へ挿入する押え部材であ
り、金属の薄板を断面コ字状に折曲形成して取付
用孔10より幅が狭い細長形状に形成してあり、
左右の相対向する両側辺のうち長手方向の両端に
取付用孔10の段部11に対応する嵌合段部30
を形成し、その外側部分を噛合部31,31と
し、この噛合部31,31を取付用孔10の両段
部11,11上に引掛けて各ジグザグ状凹凸部1
2に噛合できるようになつており、上記両端の噛
合部31,31は薄板からなるものであるから、
ジグザグ状凹凸部12の凹溝部分に丁度嵌合でき
るようになつている。また押え部材3の上面中央
には長手方向に沿つて取付ビスB挿通用の長孔3
2が貫通形成されている。
次に4はクツシヨン材であり、上記押え部材3
の裏面凹部に嵌入できる大きさの断面逆U字状に
形成された弾力的な合成樹脂板あるいは金属薄板
からなり、下端が押え部材3の下方へ突出するよ
う長く形成されている。またクツシヨン材4の上
面にも、前記押え部材3の長孔32に対応して長
孔40が貫通形成されている。
5は合成樹脂等の成形品からなる略板状のカバ
ーであり、取付用孔10の二辺上端に内側へ突出
形成した嵌合部13,13にカバー5の二辺端部
に形成した嵌合凸部50を嵌合自在に形成してあ
つて、取付用孔10の上面開口部を覆閉できるよ
うになつている。
以上のごとき取付構造のうち、取付用孔10の
段部11およびジグザグ状凹凸部12は、取付用
孔10の短手方向に形成することもでき、また段
部11を傾斜状に形成しておき、この傾斜面に形
成したジグザグ状凹凸部12に対応して押え部材
3側の噛合部31も傾斜状に形成したものでも実
施可能である(第6図参照)。
押え部材3としても、全体を鋳造形成したブロ
ツク状の押え部材3の両端部下面にジグザグ状凹
凸部からなる噛合部31′を形成して、取付用孔
10側のジグザグ状凹凸部12と噛合できるよう
にすることもできる(第7図参照)。
特に上記ブロツク状の押え部材3の場合には、
クツシヨン材4として押え部材3の裏面に板バネ
を付設したり(第7図)、あるいは弾力のある発
泡樹脂材を貼着するなどの変更実施が好適とな
り、その他押え部材3およびクツシヨン材4の形
状および構造については種々の変更が可能であ
る。
またカバー5は取付用孔10の上面に嵌合する
もののほか、L字状のカバー5を台座1の側端か
らスライドさせて取付用孔10の上面および側面
を覆閉して嵌合できるものでも実施でき、さらに
カバー5の一部を止メネジbにて台座1にネジ止
めできるようにすれば防犯上も好適となる(第8
図参照)。
以上のごとく構成された取付構造は、台座部1
をサツシ等の取付面Sに当接し、受金具等に合せ
て位置決めした後、取付用孔10内に押え部材3
を挿入する。
この状態では押え部材3の下部に突出したクツ
シヨン材4が取付面Sに当接するので、押え部材
3は取付用孔10のジグザグ状凹凸部12の上方
に浮き上がつた状態になつている。従つて押え部
材3の長孔32を、取付面Sに予め形成されたネ
ジ孔Nに合せて左右に移動することは全く自由で
ある(第4図参照)。
押え部材3の左右の位置決めが終り、長孔32
内でのビスBの前後方向への位置決めも終れば、
ビスBを取付面Sのネジ孔Nへとネジ込んでい
く。すると、クツシヨン材4の両下端が内側へと
曲げられ弾力的に変形しながら、押え部材3の両
端の噛合部31が台座1側のジグザグ状凹凸部1
2に噛合するまで押え込まれる。
こうして完全に押え部材3およびクツシヨン材
4をビスBにて押え込んでしまえば、台座1全体
は前後左右に移動すること無く固定して取付られ
る。特に弾力的に変形させられたクツシヨン材4
の復元力がビスBとネジ孔Nの間に作用して、い
わゆるバネ座金と同様の緩み止め効果を発揮す
る。また取付用孔10の上面にはカバー5を嵌合
し、取付用孔10内を外部から見えなくして外観
上体裁を良好にすると共に、ビスB等が外部に露
出しない為に防犯上も好都合なものにしている
(第5図参照)。
なお、上記台座部の取付構造は、図示した窓用
レバーのほか、クレセント、カムラツチ、戸締り
金具その他各種建具に用いる掛け金具に適用でき
ることは言うまでもない。
以上のごとく構成されたこの考案の取付構造に
よれば、取付用孔10のジグザグ状凹凸部12に
対して、押え部材3の噛合部31,31′の噛み
合い位置を調整することによつて、ジグザグ状凹
凸部12に沿つた左右方向の位置調整を非常に細
かく調整できると共に、ジグザグ状凹凸部12と
噛合部31,31′が互いに噛み合つた状態では
両者が完全に固定されるので、使用中にズレたり
移動するおそれは無い。
さらに押え部材3には長孔32を形成している
ので、前後方向へも自由に位置調整が可能であ
り、取付位置の融通性が非常に大きくなつてい
る。
そして押え部材3の裏面にはクツシヨン材4を
取付けているので、位置調整作業時にはクツシヨ
ン材4にて押え部材3を持ち上げて噛合部31,
31′とジグザグ状凹凸部12との噛み合いを解
除できるので、左右方向への押え部材3の移動は
取付用孔10内に挿入したままでもスムーズに行
なえ、いちいち押え部材3を抜き取つた後改めて
取付用孔10内へ挿入する手間は不要となる。
さらにビスBを締め付けて台座1を固定した状
態では、クツシヨン材4が弾力的に変形している
ので、クツシヨン材4の復元力によるビスBに対
する緩み止め効果により、取付が確実で使用中に
ビスBが自然に抜けたり、噛合部31,31′が
外れることも無い。特に構造上長孔32に沿つた
方向には振動や衝撃によつて取付位置がズレ易い
点を、上記クツシヨン材4による緩み止め効果に
て確実に固定しておくことが可能となる。
従つてサツシ等の建具に対する掛け金具の取付
特に予めサツシに形成されたネジ孔に対する台座
部の取付などに使用する取付構造として、操作が
非常に容易であると共に確実に固定して取付で
き、その構造も簡単である等実用的価値の優れた
ものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであ
り、第1図は全体の斜視図、第2図は取付用孔付
近の平面図、第3図は分解斜視図、第4図は位置
調整時の横断面図、第5図は使用時の横断面図、
第6図は変更例の縦断面図、第7図はさらに変更
例の縦断面図、第8図はカバーの変更例を示す斜
視図である。 1……台座部、10……取付用孔、11……段
部、12……ジグザグ状凹凸部、2……掛止体、
3……押え部材、31,31′……噛合部、32
……長孔、4……クツシヨン材、5……カバー、
B……取付ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 掛け金具の台座部に形成した取付用孔の内側
    面において相対向する二辺に段部を形成し、段
    部上面にはジグザグ状凹凸部を形成してあり、
    上記取付用孔に挿入できる押え部材の長手方向
    の両端には、上記二辺のジグザグ状凹凸部に噛
    合できる噛合部を形成すると共に押え部材の上
    面には長手方向に沿つて、取付ビス挿通用の長
    孔を形成してあり、さらに押え部材の裏面には
    台座底面側へ弾力的に突出するクツシヨン材を
    取付けていることを特徴とする掛け金具におけ
    る台座部の取付構造。 2 押え部材としては、薄板にて断面コ字状に形
    成されてあつて、対向する両側辺の長手方向の
    両端を噛合部となし、押え部材裏面の凹部には
    逆U字状をなす弾力的なクツシヨン材を嵌入取
    付していることを上記実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の掛け金具における台座部の取付構
    造。
JP8382982U 1982-06-04 1982-06-04 掛け金具における台座部の取付構造 Granted JPS58186070U (ja)

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JP8382982U JPS58186070U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 掛け金具における台座部の取付構造

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JP8382982U JPS58186070U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 掛け金具における台座部の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS58186070U JPS58186070U (ja) 1983-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052394A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 株式会社ニフコ 回動体のアシスト機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610051Y2 (ja) * 1986-12-05 1994-03-16 吉田工業株式会社 障子の錠
JP2640917B2 (ja) * 1994-08-30 1997-08-13 株式会社中西エンジニアリング レバーハンドル用台座の取付構造

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JPS58186070U (ja) 1983-12-10

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