JP2780627B2 - 窓 枠 - Google Patents
窓 枠Info
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- JP2780627B2 JP2780627B2 JP6019098A JP1909894A JP2780627B2 JP 2780627 B2 JP2780627 B2 JP 2780627B2 JP 6019098 A JP6019098 A JP 6019098A JP 1909894 A JP1909894 A JP 1909894A JP 2780627 B2 JP2780627 B2 JP 2780627B2
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- frame member
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- Expired - Lifetime
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Description
される窓枠に関するものである。
4に示すように、窓板aの縁部一面側bをビードcを介
して当接支持する枠材dと、この枠材dに弾性係合部e
を介して装着され前記窓板aの縁部他面側fを当接支持
する後付押縁gとを具備してなるものが知られている。
は、後付押縁gが、弾性係合部eを介して枠材dに保持
されるようになっているため、正確な位置決めが困難で
あり、弾性係合部eの変形に起因して位置ずれが生じ易
い。すなわち、この弾性係合部eは、枠材dに形成した
断面C字形をなす係合凹所hと、後付押縁gに一体に突
設され先端部外側に係合突起を有した一対の弾性脚i,
jとからなり、その後付押縁gを窓板aの面方向に移動
させて枠材dに押付けることによって、それら両弾性脚
i,jを係合凹所hの開口縁内面側に弾性係合させるよ
うになっている。しかして、かかる弾性脚i,jには、
装着を容易にするためにある程度の弾性を付与しておか
ざるを得ない。しかるに、前記窓板aは枠材dに設けた
軟質ビードcから常に付勢力を受けるため、前記後付押
縁gには、その付勢力に相当する側方への押付力が常時
作用することになり、この押付力と前記弾性脚i,jの
弾性反発力が釣り合った位置で後付押縁gが停止してい
る。そのため、後付押縁gは明確な位置決めがなされて
おらず、該後付押縁gと枠材dとの接合部分で段差が発
生し易い(図4の想像線参照)。また、窓板aに大きな
外力が作用すると、前記弾性脚i,jが大きく弾性変形
して係合凹所hから外れてしまうおそれもある。
とを目的としている。
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る窓枠は、窓板の縁部一面側
をビードを介して当接支持する枠材と、この枠材に弾性
係合部を介して装着され前記窓板の縁部他面側を当接支
持する後付押縁とを具備してなり、前記枠材に、前記後
付押縁が反窓板方向に移動するのを係止する係止面を、
前記弾性係合部とは別途に設けたことを特徴とする窓
枠。
目的を達成するには、弾性係合部を、後付押縁を窓板の
面方向に移動させることによって係合し得るものにし、
係止面を、前記後付押縁の係合方向に沿って漸次窓板に
接近するように傾斜させておくのがよい。
れたビードの弾性により窓板が後付押縁方向に付勢され
ても、この後付押縁は、前記枠材に設けた係止面に当接
して移動を禁止されているため、弾性係合部の部材が弾
性変形して後付押縁の位置が不確定になるという不具合
がなくなる。すなわち、後付押縁が枠材に対して正確に
位置決めされることになり、後付押縁と枠材との接合部
分に不測の段部が形成されるのを効果的に防止すること
ができる。
押縁が外方に押圧されても、該後付押縁が枠材の係止面
に押付けられるだけであり、弾性係合部に無理な力が作
用することはなくなる。
参照して説明する。
形成された窓2に適用したものである。すなわち、この
窓2は、窓枠3と、この窓枠3に嵌め込んだ窓板たるガ
ラス板4とからなるもので、前記窓枠3は、前記ガラス
板4の4辺を保持する枠材5から構成されている。
ャンネル状をなすスチール部材6と、このスチール部材
6を包持する樹脂部材7とからなる。樹脂部材7は、ス
チール部材6の両側面8に添接する側壁9、10と、こ
れら両側壁9、10部を窓枠3内側において連続させる
内側結合壁11とを一体に成形してなる。内側結合壁1
1は、一方の側壁9からスチール部材6の内側端面12
に添接しつつ平行に延出する第1平行部分13と、この
第1平行部分13の先端13aから前記内側端面12に
垂直に延出する第1垂直部分14と、この第1垂直部分
14の先端14aから前記内側端面12に平行に延出す
る第2平行部分15と、この第2平行部分15の先端1
5aから前記内側端面12に垂直に延出する第2垂直部
分16と、この第2垂直部分16の先端16aから前記
内側端面12に平行に延出し他方の側壁10の延長端1
0aに連続する第3平行部分17とを備えてなるもの
で、前記一方の側壁9は、前記第1平行部分13を越え
て窓枠3内側方向に延出させてある。そして、第2平行
部分15と第2垂直部分16とによってガラス板4の縁
部4aを受け入れるための凹部を形成し、この凹部に臨
む第2垂直部分16の外面にガラス板4の縁部4a一面
側4bに弾接するビード18を設けている。ビード18
は、軟質合成樹脂製のもので、硬質合成樹脂製の樹脂部
材7に一体に形成されている。
て後付押縁20を装着し、この後付押縁20によって前
記窓板4の縁部4a他面側4cを当接支持している。弾
性係合部19は、前記枠材5に設けた係合凹所21と、
後付押縁20に一体に突設され先端部外側23aに係合
突起22を有した一対の弾性脚23とからなり、その後
付押縁20を窓板4の面方向に移動させて枠材5に押付
けることによって、それら両弾性脚23を係合凹所21
の開口縁内面側に弾性係合させるようになっている。し
かして、前記係合凹所21は、枠材5の第1平行部分1
3と、第1垂直部分14と、側壁9の延長部分9aとを
利用して形成されたもので、横断面が偏平なC字形をな
している。後付押縁20は、板状をなす本体24の内面
に、前記両弾性脚23を一体に形成してなる合成樹脂製
のもので、本体24の外方端24aを枠材5の側壁9に
連続するように屈曲させてある。
が反窓板方向に移動するのを係止する係止面25を前記
弾性係合部9とは別途に設けている。係止面25は、前
記枠材5の側壁9の延長端9aに形成されたもので、後
付押縁20の係合方向に沿って漸次窓板4に接近するよ
うに傾斜させてある。後付押縁20の本体24の外方端
24aにも、この係止面25と同じ角度で傾斜する傾斜
面26が形成してあり、この後付押縁20を枠材5に装
着した段階で、この傾斜面26が前記係止面25に密着
するとともに、後付押縁20の外面20aと枠体5の側
壁外面9bとが連続するようにしてある。なお、係止面
25は、前記係合凹所21の開口縁に連続させて、弾性
脚23の先端を案内する役割をもなしている。
保持されたビード18の弾性によりガラス板4が後付押
縁20方向に付勢されても、この後付押縁20は、前記
枠材5に設けた係止面25に当接して移動を禁止されて
いるため、弾性係合部19の弾性脚23が弾性変形して
後付押縁20の位置が不確定になるという不具合がなく
なる。すなわち、後付押縁20が枠材5に対して正確に
位置決めされることになり、後付押縁20の外面20a
と枠材5の外面9bとの間に段部が形成されるのを効果
的に防止することができる。また、ガラス板4に、大き
な外力が作用して後付押縁20が外方に押圧されても、
該後付押縁20の傾斜面26が枠材5の係止面25に押
付けられるだけであり、弾性係合部19の両弾性脚23
に無理な力が作用することはなくなる。そのため、後付
押縁20が外れるのを防止することもできる。さらに、
係止面25を前述のように傾斜させておけば、後付押縁
20を図中上方に押圧して弾性脚23を係合凹所21に
弾性係合する過程において、該係止面25が弾性脚23
や後付押縁20の外方端を正規の位置に案内する役割を
もなすことになるので、後付押縁20の装着を円滑に行
うことが可能となる。
定されるものではなく、例えば、樹脂部分がスチール部
分の枠内方側半分のみを包持しているような構造にする
等、種々変形が可能である。
ず、円弧状に湾曲したものや、先端がL字形に屈曲して
窓板に密着するもの等であってもよい。
したものに限定されないのは勿論であり、例えば、図3
に示す係止面125のように、窓板と略平行なものであ
ってもよい。
るものではなく、樹脂板等であってもよい。
で、種々変形可能である。
ら、枠材に保持されたビードの弾性により窓板が後付押
縁方向に付勢されても、この後付押縁は、前記枠材に弾
性係合部とは別途に設けた係止面に当接して移動を禁止
されているため、弾性係合部の部材が弾性変形して後付
押縁の位置が不確定になるという不具合がなくなる。す
なわち、後付押縁が枠材に対して正確に位置決めされる
ことになり、後付押縁の外面と枠材の外面との間に段部
が形成されるのを効果的に防止することができる。ま
た、窓板に、大きな外力が作用して後付押縁が外方に押
圧されても、該後付押縁の傾斜面等が枠材の係止面に押
付けられるだけであり、弾性係合部の係合部分に無理な
力が作用することはなくなる。そのため、後付押縁が外
れるのを防止することもできる。さらに、係止面を前述
のように傾斜させておけば、この傾斜面が後付押縁を装
着する際の案内面としても機能することになるため、後
付押縁を円滑に取付けることができるという効果も得ら
れる。
Claims (2)
- 【請求項1】窓板の縁部一面側をビードを介して当接支
持する枠材と、この枠材に弾性係合部を介して装着され
前記窓板の縁部他面側を当接支持する後付押縁とを具備
してなり、前記枠材に、前記後付押縁が反窓板方向に移
動するのを係止する係止面を、前記弾性係合部とは別途
に設けたことを特徴とする窓枠。 - 【請求項2】弾性係合部が、後付押縁を窓板の面方向に
移動させることによって係合し得るものであり、係止面
が前記後付押縁の係合方向に沿って漸次窓板に接近する
ように傾斜させてあることを特徴とする請求項1記載の
窓枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019098A JP2780627B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 窓 枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019098A JP2780627B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 窓 枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07229366A JPH07229366A (ja) | 1995-08-29 |
JP2780627B2 true JP2780627B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=11990004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6019098A Expired - Lifetime JP2780627B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 窓 枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2780627B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59157085U (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-22 | ト−ヨ−サッシビル建材株式会社 | 押縁の固定構造 |
JPH0414681U (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-05 |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP6019098A patent/JP2780627B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07229366A (ja) | 1995-08-29 |
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