JP2526218Y2 - 間仕切パネルの連結装置 - Google Patents

間仕切パネルの連結装置

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JP2526218Y2
JP2526218Y2 JP571192U JP571192U JP2526218Y2 JP 2526218 Y2 JP2526218 Y2 JP 2526218Y2 JP 571192 U JP571192 U JP 571192U JP 571192 U JP571192 U JP 571192U JP 2526218 Y2 JP2526218 Y2 JP 2526218Y2
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JP571192U
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Inventor
孝男 植田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、間仕切パネルの連結装
置に係わり、更に詳しくは同一構造の両間仕切パネルの
連結端面を互いに突き合い接合するだけでワンタッチで
連結し得る間仕切パネルの連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切パネルの連結装置は各種提
供されている。例えば、連結装置の代表的なものとし
て、一方の間仕切パネルの連結端面の幅方向中心部に形
成した凹溝内に下向きフックを突設し、他方の間仕切パ
ネルの連結端面に突設し前記凹溝内に嵌合し得る縦枠の
端面に前記フックを嵌合係止し得る係合孔を形成し、一
方の間仕切パネルのフックを他方の間仕切パネルの係合
孔に嵌合係止した後、両間仕切パネルの上端面にわたっ
て連結杆をビス止め固定したものが提供されている。ま
た、両間仕切パネルを同一構造とし、中間に支柱を介在
させ、両間仕切パネルに突設した下向きフックを支柱の
係合孔に嵌合係止し、両間仕切パネルの上端面と支柱の
上端にわたって連結杆をビス止めする構造も一般的であ
る。
【0003】しかし、従来のフックと係合孔を利用した
連結装置は、両間仕切パネルが上下にずれないように連
結杆をビス止めする等の固定作業が必要で、その連結作
業に手間のかかるものであった。また、連結部において
両間仕切パネルの連結端面の構造が非対称になる場合に
は、連結作業における方向性が問題となり、間仕切パネ
ルを180°回転させる等の作業が必要となり、多大な
労力を要する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、両間仕切パネルの連
結端面の構造を同一とし、連結作業が互いの連結端面を
単に突き合い接合するだけのワンタッチで行え、しかも
上下、幅方向にずれることがない間仕切パネルの連結装
置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、間仕切パネルの連結端面において、該連結
端面の幅方向中心に対して、一側寄りに連結体を突設す
るとともに、他側寄りに該連結体を嵌挿し得る開口を形
成し、更に垂直な回転軸で支持し幅方向中心方向へ弾性
付勢したフック体を連結端面から突設するとともに、該
フック体の係合面の略中心を連結端面と交叉する位置に
設定してなり、一方の間仕切パネルの連結体を他方の間
仕切パネルの開口に互いに嵌挿すると同時に、両間仕切
パネルの互いのフック体の係合面を抜止め係合させてな
る間仕切パネルの連結装置を構成した。
【0006】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の間仕切パネル
の連結装置は、一方の間仕切パネルの連結端面に突設し
た連結体を他方の間仕切パネルの連結端面に形成した開
口に互いに嵌挿することで、連結部において上下、幅方
向のずれを規制し、更に両間仕切パネルの連結端面を突
き合い接合するだけで、互いのフック体の係合面が係合
して抜止めがなされて連結するものである。
【0007】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。
【0008】図1は、本考案の連結装置を適用して隣接
する両間仕切パネルを直線状に連結した例を示し、図2
〜図6は本考案の代表的実施例を示し、図中1は間仕切
パネル、2は間仕切パネル1の連結端面の少なくとも上
下に一対設けた連結具をそれぞれ示している。
【0009】前記間仕切パネル1は、両縦枠3,3の上
下間にそれぞれ上枠4と下枠5を連結して枠体を構成
し、この枠体の表裏両面にパネル体6,6をフック等の
適宜な手段にて取付けて構成したものである。前記縦枠
3は中空杆体からなり、その側端面は連結端面7とな
し、該連結端面7の幅方向中央部には長さ方向に沿って
凹溝8を形成し、連結端面7の少なくとも上下部には、
該連結端面7と凹溝8にわたって側面視長方形の取付用
開口9,9を形成している。また、該取付用開口9の上
下部に近接した凹溝8には螺孔10,10又は通孔を形成す
るとともに、下方の螺孔10の更に下部に位置する凹溝8
には開口11を穿設している。
【0010】前記連結具2は、連結体12と開口部13及び
フック体14とをユニット化して設け、前記縦枠3の取付
用開口9内に挿入して取付けるものである。更に詳しく
は、連結具2は、前記取付用開口9に嵌挿し得る一端を
開口した箱体15の上下に、凹溝8内に嵌合し得る取付部
16,16を一体形成し、両取付部16には前記螺孔10にビス
17にて固定するための取付孔18をそれぞれ形成し、更に
下方の取付部16の下部にはその幅方向一側寄りに前記連
結体12を前記箱体15の開口端面より十分に突出するよう
に一体形成するとともに、該連結体12に対する他側寄り
は切欠して開口部13となし、そして連結体12の下部には
少なくとも開口部13の下方に案内面19が位置するように
案内部20をその先端が前記箱体15の開口端面と略面一と
なるように一体突設している。
【0011】また、前記箱体15には、その内部であって
幅方向一側寄りに垂直な回転軸21で中間部を回動可能に
支持した前記フック体14を取付け、該フック体14の先端
部は箱体15の開口端面より突出させて設定し、フック体
14の係合面22も開口端面よりやや突出した位置に設定し
ている。また、フック体14の先端から係合面22にかけて
斜面23を形成し、該斜面23は、箱体15の幅方向中心面を
交叉するように設定している。即ち、フック体14の先端
は箱体15の幅方向中心面より一側寄りに設定している。
更に、フック体14の適所と箱体15の内面間には、コイル
ばね24等の弾性体を介在させ、該フック体14の先端部を
幅方向中心側へ弾性付勢するとともに、フック体14が前
述の設定位置になるように、箱体15の内奥に固定したス
トッパー25にフック体14の基端部の適所を当止させてい
る。この状態で、フック体14の先端部はコイルばね24の
弾性力に抗して幅方向外方へ変位可能であり、そしてこ
の変位を強制的に行えるように、箱体15の一側面に孔26
を形成し、該孔26から挿入したドライバー等の工具でフ
ック体14の下端部を押圧できるようにしている。当然、
前記孔26に対応する縦枠3にも孔27を形成している。
【0012】しかして、前記連結具2を間仕切パネル1
の縦枠3に取付けるには、縦枠3に形成した取付用開口
9に連結具2の箱体15を嵌挿するとともに、上下の取付
部16,16を凹溝8内に嵌挿し、そしてビス17を取付部16
の取付孔18を通して螺孔10に螺合することによって行わ
れる。ここで、前記箱体15の前後面及び内奥端面は縦枠
3の内面に当接するとともに、箱体15の上下面は凹溝8
の切欠端で当止されているので、連結具2はずれること
なく確実に固定できる。
【0013】前記連結具2を、縦枠3に取付けた状態で
は、連結端面7の幅方向中心に対して、一側寄りに連結
体12が突設され、他側寄りに開口部13に連続した開口11
が位置するとともに、フック体14の係合面22の略中心が
連結端面7と交叉するように設定される。即ち、同一の
連結具2を一方の間仕切パネル1の縦枠3と、他方の間
仕切パネル1aの縦枠3aに取付け、それらの一方を1
80°回転させた状態では、両間仕切パネル1,1aの連
結体12,12aは連結端面7において互いに両側に位置
し、一方の間仕切パネル1の連結体12は他方の間仕切パ
ネル1aの開口部13aを通して開口11aに嵌挿可能とな
り、他方の間仕切パネル1aの連結体12aは一方の間仕
切パネル1の開口部13を通して開口11に嵌挿可能とな
る。更に、一方の間仕切パネル1のフック体14と他方の
間仕切パネル1aのフック体14aは、その連結端面7に
おいて両側に位置し、互いに斜面23,23aは当接し得る
位置になっている。
【0014】そして、一方の間仕切パネル1と他方の間
仕切パネル1aの連結端面7,7aを互いに突き合い接
合することにより、図7に示す如く連結体12及び12aは
それぞれ相手側の案内部20a及び20で案内されて開口11
a及び11に互いに嵌挿すると同時に、図8に示す如く両
フック体14,14aの斜面23,23aが摺動して互いに弾性
付勢力に抗して外側へ変位した後、両係合面22,22aが
互いに抜止め係合するのである。
【0015】本実施例では、連結体12とフック体14を一
体ユニット化した連結具2を示したが、連結体12とフッ
ク体14を別体と作成し、それぞれ縦枠3に取付けてもよ
いのである。また、フック体14はコイルばね24で弾性付
勢して外側へ変位可能としたが、フック体14の基部を固
定し、フック体14自体の素材がもつ弾性力を利用して外
側へ変位可能とすることも勿論可能である。
【0016】また、本実施例では、二枚の間仕切パネル
1,1aを直線状に連結する例を示したが、平面視T字
形又は平面視十字形に連結することも可能である。この
場合には、コーナー支柱内に連結具2を組み込むか、若
しくはコーナー支柱には単に開口11と連結体12又は開口
11のみと固定したフック体14のみを設けることもコンパ
クト化には好ましい。
【0017】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の間仕切パネルの
連結装置は、間仕切パネルの連結端面において、該連結
端面の幅方向中心に対して、一側寄りに連結体を突設す
るとともに、他側寄りに該連結体を嵌挿し得る開口を形
成し、更に垂直な回転軸で支持し幅方向中心方向へ弾性
付勢したフック体を連結端面から突設するとともに、該
フック体の係合面の略中心を連結端面と交叉する位置に
設定してなるので、両間仕切パネルの連結端面を互いに
突き合い接合するだけで、一方の間仕切パネルの連結体
を他方の間仕切パネルの開口に互いに嵌挿すると同時
に、両間仕切パネルの互いのフック体の係合面を抜止め
係合して連結することができるのである。また、連結状
態においては、連結体と開口が嵌挿して上下、及び幅方
向のずれが規制され、またフック体で抜止めがなされて
いるので、確実に連結が行えしかも強固である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用して間仕切パネルを連結した状態
の斜視図である。
【図2】本考案の連結装置の要部の分解斜視図である。
【図3】同じく組立てた状態の要部斜視図である。
【図4】同じく要部の横断平面図である。
【図5】同じく要部の縦断側面図である。
【図6】同じく要部の側面図である。
【図7】連結状態の連結体と開口との関係を示す要部の
横断平面図である。
【図8】連結状態のフック体の関係を示す要部の横断平
面図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル 2 連結具 3 縦枠 4 上枠 5 下枠 6 パネル体 7 連結端面 8 凹溝 9 取付用開口 10 螺孔 11 開口 12 連結体 13 開口部 14 フック体 15 箱体 16 取付部 17 ビス 18 取付孔 19 案内面 20 案内部 21 回転軸 22 係合面 23 斜面 24 コイルばね 25 ストッパー 26 孔 27 孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切パネルの連結端面において、該連
    結端面の幅方向中心に対して、一側寄りに連結体を突設
    するとともに、他側寄りに該連結体を嵌挿し得る開口を
    形成し、更に垂直な回転軸で支持し幅方向中心方向へ弾
    性付勢したフック体を連結端面から突設するとともに、
    該フック体の係合面の略中心を連結端面と交叉する位置
    に設定してなり、一方の間仕切パネルの連結体を他方の
    間仕切パネルの開口に互いに嵌挿すると同時に、両間仕
    切パネルの互いのフック体の係合面を抜止め係合させて
    なることを特徴とする間仕切パネルの連結装置。
JP571192U 1992-01-18 1992-01-18 間仕切パネルの連結装置 Expired - Lifetime JP2526218Y2 (ja)

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JPH0558711U JPH0558711U (ja) 1993-08-03
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