JP4394300B2 - 出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造 - Google Patents

出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4394300B2
JP4394300B2 JP2001050056A JP2001050056A JP4394300B2 JP 4394300 B2 JP4394300 B2 JP 4394300B2 JP 2001050056 A JP2001050056 A JP 2001050056A JP 2001050056 A JP2001050056 A JP 2001050056A JP 4394300 B2 JP4394300 B2 JP 4394300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
protruding corner
fixture
protruding
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001050056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002250110A (ja
Inventor
豊 磯崎
史悌 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konoshima Chemical Co Ltd
Original Assignee
Konoshima Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konoshima Chemical Co Ltd filed Critical Konoshima Chemical Co Ltd
Priority to JP2001050056A priority Critical patent/JP4394300B2/ja
Publication of JP2002250110A publication Critical patent/JP2002250110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4394300B2 publication Critical patent/JP4394300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出隅材取付具、出隅材及びそれらにより構成される出隅材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建造物出隅部に出隅材を取り付ける方法として、サイディング材と同質の出隅材を直接建造物出隅部に釘打し、その後、釘頭に補修塗料を塗布する方法が主として採用されてきた。しかしながら、この方法では、釘打ちの際に出隅材を破損してしまう虞があるため、施工に際しては細心の注意を払う必要があり、そのため施工に長時間を要し、また、施工後の釘頭が美観を損なうという不都合を有していた。
【0003】
そして、これらの不都合を解決するための手段として、出隅材に取付金具を装着し、この取付金具を建造物出隅部の下地面に固定するという方法がある。かかる取付金具が実公昭62−15395号公報及び実公昭62−15396号公報に開示されている。この取付金具は金属板が略L形に屈曲されて形成されており、その略L形の角部に嵌合部が設けられている。そして、出隅材の内側に設けられた縦溝に取付金具の嵌入部を弾入して出隅材に取付金具を装着し、嵌入部から両側に延びる一対の片部をビス等で建造物出隅部の下地面に固定するものである。このような取付金具を用いることにより、出隅材を直接出隅部に直接釘打ちで取り付ける場合の上記不都合は解消されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる取付金具では、出隅材の建造物出隅部への取付状態が強固なものとならないため、取り付けた出隅材にがたつきが生じたり、それによって、出隅材の取付精度が損なわれるといった問題がある。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、出隅材の建造物出隅部への強固で且つ高精度な取り付けが可能となる出隅材取付具及び出隅材並びにこれらによって構成される出隅材取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明は、
出隅材隅部を形成する一対の出隅材側面部の各々の内面に、各々、長手方向に延びると共に隅側を向いた第1及び第2係合面が、隅側から側端側に向かう方向に間隔をおいて設けられた出隅材を建造物出隅部に取り付けるために使用される出隅材取付具であって、
弾性を有する材料で形成されており、
上記出隅材隅部に対応した取付具隅部を形成すると共に上記一対の出隅材側面部に対応した一対の取付具側面部からなり、建造物出隅部に固定される取付具本体部と、
上記取付具本体部の各取付具側面部に一体に設けられていると共に、該取付具側面部から出隅材側で且つ該取付具側面部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第1係合面に係合当接する第1係合部と、
上記取付具本体部の各取付具側面部に一体に設けられていると共に、該取付具側面部から出隅材側に立ち上がり、折り返された後、建造物側で且つ該取付具側面部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第2係合面に係合当接する第2係合部と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
そして、出隅材取付具は、単一部材で構成されているものに限らず、建造物出隅部を形成する一対の壁部のそれぞれに対応する一対の取付具構成部材からなるものであってもよい。そして、その場合、取付具構成部材としては、
弾性を有する材料で形成されており、
上記出隅材側面部に対応し、上記建造物出隅部を形成する壁部に固定される部材本体部と、
上記部材本体部に一体に設けられていると共に、該部材本体部から出隅材側で且つ該部材本体部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第1係合面に係合当接する第1係合部と、
上記部材本体部に一体に設けられていると共に、該部材本体部から出隅材側に立ち上がり、折り返された後、建造物側で且つ該部材本体部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第2係合面に係合当接する第2係合部と、
を備えたものを用いればよい。
【0008】
【発明の効果】
発明によれば、第1及び第2係合面に対して出隅材側面部の側端側に向かって作用する力によって出隅材が建造物側に引き付けられ、また、第1係合面に対して斜め外向きの力が作用することにより第2係合部が第2係合面を斜め内向きに押圧する力が高められると共に第2係合面に対して斜め内向きの力が作用することにより第1係合部が第1係合面を斜め外向きに押圧する力が高められるので、取り付けられた出隅材にがたつきが生じることがなく、出隅材の建造物出隅部への強固で且つ高精度な取り付けを実現することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
(出隅材の構成)
図1は、本発明の実施形態の出隅材10を示す。
【0011】
この出隅材10は、繊維混入けい酸カルシウムを押出成形して断面略L形に形成されたものであり、出隅材隅部11を形成する一対の出隅材側面部12,12により構成されている。
【0012】
出隅材隅部11には、その内側に断面円形状の隅溝13が長手方向に延びるように設けられている。
【0013】
各出隅材側面部12には、その内面の側端の近い側に位置した断面略V字状の第1溝14及び第1溝14に隣接した側端から遠い側に位置した断面略コの字状の第2溝15がそれぞれ長手方向に延びるように形成されている。第1溝14の出隅材隅部11側を向いて長手方向に延びる面は、出隅材側面部12の側端側に向かって斜め内向きに傾斜したテーパ状に形成されており、これが第1係合面16を構成している。第2溝15の出隅材隅部11側を向いて長手方向に延びる面もまた、出隅材側面部12の側端側に向かって斜め内向きに傾斜したテーパ状に形成されており、これが第2係合面17を構成している。なお、第1係合面16の方が第2係合面17よりも出隅材側面部12に対してなす角度が大きくされている。また、第2係合面17がテーパ状に形成されていることにより第2溝15の開口が広くされているので、それによって後述の出隅材取付具の第2係合部が第2溝15に進入容易となり、第2係合部28の第2係合面17への係合当接が確実になされることとなる。
【0014】
(出隅材取付具の構成)
図2〜4は、本発明の実施形態の出隅材取付具20を示す。
【0015】
この出隅材取付具20は、ステンレス板を断面略「く」の字状に屈曲させてなり、略直角の屈曲部分をなす取付具隅部21を形成する一対の取付具側面部22,22により取付具本体部23が構成されている。この取付具本体部23は、建造物出隅部に沿ってその建造物出隅部に固定される。
【0016】
取付具隅部21は、出隅材10の出隅材隅部11に対応し、出隅材10に装着された際にはその内側の隅溝13に緩く嵌まって位置決めされる。
【0017】
各取付具側面部22は、出隅材10の出隅材側面部12及び建造物出隅部を形成する壁部に対応している。各取付具側面部22には、その側端に5つの舌片が上下に並ぶように設けられている。最上部及び最下部の2つの舌片24,25は細長の同一形状をしている。真ん中の舌片は、最上部及び最下部の舌片と同一の舌片長さであるが幅広であり、また、その中央に固定部材挿通孔26aが設けられており、その固定部材挿通孔26aに釘等の固定部材を挿通して取付具本体部23を建造物出隅部に固定する固定部26を構成している。最上部及び最下部舌片24,25と固定部26を構成する真ん中の舌片との間に位置する2つの舌片は、同一形状で且つ最上部舌片24、最下部舌片25及び真ん中の固定部26の舌片よりも舌片長さがやや短く、また、図5に示すように、取付具側面部22と角度をなしその側端側に向かって斜め外向きに延びるように形成されており、これが、取付具側面部22の外面に設けられ、出隅材10の出隅材側面部12の第1係合面16に係合当接して第1係合面16を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め外向きに押圧する第1係合部27を構成している。
【0018】
ここで、第1係合部27と取付具側面部22とが成す角度及び第1係合部27の舌片長さは、出隅材10で建造物出隅部を覆うとき、第1係合部27が出隅材10に押圧されて内向きに弾性的に変位した後、第1係合部27が弾性復帰する際に、第1係合部27が第1係合面16に係合当接して第1係合面16を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め外向きに押圧するように設定されている。すなわち、図6に示すように、出隅材取付具20に出隅材10が装着された状態において、第1係合部27と取付具側面部22とが成す角度(α)は、第1係合部27と取付具側面部22との境界部(X)と第1係合面16の出隅材取付具20側端(Y)とを結ぶ線が取付具側面部22となす角度、すなわち0°より大きく設定されている必要がある。これによって、出隅材10を装着する際の第1係合部27の内向きへの弾性的な変位が可能となる。また、第1係合部27の舌片長さは、第1係合面16の出隅材取付具20から遠い側端(Z)からXまでの距離より長く、且つXからYまでの距離より短くする必要がある。これによって、第1係合部27の第1係合面16への係合当接が可能となる。
【0019】
各取付具側面部22には、そのほぼ中央部分から舌片が切り出されており、図5に示すように、その舌片により取付具側面部22から取付具隅部21側に向かって斜め外向きに立ち上がる脚部28aと、その脚部28aの端で折り返されて取付具側面部22の側端側に向かって斜め内向きに延びる係止片部28bとが形成され、これが、取付具側面部22の外面に設けられ、出隅材10の出隅材側面部12の第2係合面17に係合当接して第2係合面17を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め内向きに押圧する第2係合部28を構成している。ここで、第2係合部28の係止片部28bの先端は、図7に示すように、角が切除されていると共に端部にV字状の欠損が間隔をおいて3箇所設けられて台形歯形状に形成されており、これによって係止片部28b先端の摩擦係数が高められると共に、第2係合部28が第2係合面17に係合当接する際の接触面積が小さくされてその接触圧もが高められる。
【0020】
(出隅材取付方法及びその取付構造)
出隅材取付具20を使って出隅材10を建造物出隅部に取り付ける方法について説明する。
【0021】
まず、出隅材取付具20を建造物隅部に沿うように配置し、各取付具側面部22の固定部26の取付部材挿通孔26aに釘等の取付部材を挿通して建造物に打ち付け、出隅材取付具20を建造物出隅部に固定する。このとき、出隅材取付具20は、建造物隅部の長手方向に間隔をおいて複数固定する。
【0022】
次に、建造物隅部に固定された出隅材取付具20の取付具隅部21と出隅材10の出隅材隅部11とが対応し、且つ出隅材取付具20の各取付具側面部22と出隅材10の各出隅材側面部12とが対応するように、出隅材取付具20の外側から出隅材10を覆うようにして押圧する。このとき、出隅材取付具20の取付具隅部21は、出隅材10内側の隅溝13に緩く嵌まって出隅材10の位置決めがなされる。また、第1係合部27は、出隅材10の出隅材側面部12側端で押圧されて内向きに弾性的に移動した後、第1溝14の存在によって弾性復帰する際に、出隅材10の第1係合面16に係合当接する。第2係合部28は、第1溝14と第2溝15との境界をなす突条部により内向きに弾性的に移動した後、第2溝15の存在によって弾性復帰する際に、その先端が出隅材10の第2係合面17に係合当接する。
【0023】
そして、図8に示すように、建造物出隅部30に出隅材取付具20を介して出隅材10が取り付けられた出隅材取付構造が構成される。このとき、図9に示すように、出隅材取付具20の各第1係合部27は、出隅材10の第1係合面16に係合当接してその第1係合面16を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め外向きに押圧する一方、各第2係合部28は、第2係合面17に係合当接してその第2係合面17を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め内向きに押圧する。
【0024】
(作用・効果)
上記構成によれば、出隅材10を建造物出隅部30に取り付けた際、出隅材取付具20の各第1係合部27が出隅材10の出隅材側面部12内面に形成された第1係合面16に係合当接してその第1係合面16を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め外向きに押圧する一方、各第2係合部28が出隅材側面部12内面に形成された第2係合面17に係合当接してその第2係合面17を出隅材側面部12の側端側に向かって斜め内向きに押圧し、その第1及び第2係合面16,17に対して出隅材側面部12の側端側に向かって作用する力によって出隅材10が建造物側に引き付けられ、また、第1係合面16に対して斜め外向きの力が作用することにより第2係合部28が第2係合面17を斜め内向きに押圧する力が高められると共に第2係合面17に対して斜め内向きの力が作用することにより第1係合部27が第1係合面16を斜め外向きに押圧する力が高められるので、取り付けられた出隅材10にがたつきが生じることがなく、出隅材10を建造物出隅部30に強固で且つ高精度に取り付けた出隅材取付構造が構成される。
【0025】
しかも、第2係合面17と接触する第2係合部28の係止片部28b先端が台形歯形状に形成されて摩擦係数が高められているので、第2係合部28の第2係合面17への係合当接は極めて強いものとなっている。
【0026】
また、第1係合部27の取付具側面22となす角度及び舌片長さが、第1係合部27の第1係合面16への適正な係合当接が実現されるように設定されているので、第1係合部27に設計に対して若干の誤差が生じた場合でも、第1係合部27がテーパ状の第1係合面16のいずれかの位置に係合当接するためその誤差が吸収される。
【0027】
(その他の実施形態)
上記実施形態では、断面略L型の一対の取付具側面部22,22により取付具隅部21を形成する出隅材取付具20を使用したが、特にこれに限定されるものではなく、各々、部材本体部、第1係合部及び第2係合部を有する一対の取付具構成部材により構成された出隅材取付具を使用してもよい。
【0028】
また、上記実施形態では、出隅材取付具20をステンレス板からなる一体物としたが、特にこれに限定されるものではなく、各部を溶接等により接合したものであってもよい。
【0029】
また、上記実施形態では、出隅材取付具20の材質をステンレスとしたが、特にこれに限定されるものではなく、弾性を有する材料であれば金属のほか樹脂、繊維強化樹脂等であってもよく、金属と樹脂との複合体であってもよい。
【0030】
また、上記実施形態では、第2係合部28の係止片部28b先端に摩擦係数を高める加工を施したが、第1係合部27にも同様の加工を施してもよい。さらに、第1係合面16及び/又は第2係合面17に摩擦係数を高める加工を施すようにしてもよい。
【0031】
また、上記実施形態では、第1係合部27の取付具側面22となす角度及び舌片長さを第1係合部27の第1係合面16への適正な係合当接が実現されるように設定したが、同様に第2係合部28の寸法設定をするようにしてもよい。
【0032】
また、上記実施形態では、出隅材10に第1及び第2係合面16,17を別々に設けたが、特にこれに限定されるものではなく、第1及び第2係合面が同一の係合面によって構成されるものであってもよい。
【0033】
また、上記実施形態では、建造物隅部30に出隅材取付具20を固定した後に出隅材10を取り付けたが、特にこれに限定されるものではなく、出隅材10に出隅材取付具20を装着した後に出隅材取付具20を建造物出隅部30に固定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る出隅材の斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る出隅材取付具の斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る出隅材取付具の側面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る出隅材取付具の上面図である。
【図5】 第1及び第2係合部の拡大上面図である。
【図6】 第1係合部の舌片長さ及び取付具側面部となす角度の設定に関する説明図である。
【図7】 第2係合部の拡大側面図である。
【図8】 本発明の実施形態に係る出隅材取付構造の構成を示す説明図である。
【図9】 第1及び第2係合部が第1及び第2係合面にそれぞれ及ぼす力を示す説明図である。
【符号の説明】
10 出隅材
11 隅部
12 側面部
13 隅溝
14 第1溝
15 第2溝
16 第1係合面
17 第2係合面
20 出隅材取付具
21 取付具隅部
22 取付具側面部
23 取付具本体部
24 最上部舌片
25 最下部舌片
26 固定部
26a 固定部材挿通孔
27 第1係合部
28 第2係合部
28a 脚部
28b 係止片部
30 建造物隅部

Claims (7)

  1. 出隅材隅部を形成する一対の出隅材側面部の各々の内側面に、各々、長手方向に延びると共に隅側を向いた第1及び第2係合面が、隅側から側端側に向かう方向に間隔をおいて設けられた出隅材を建造物出隅部に取り付けるために使用される出隅材取付具であって、
    弾性を有する材料で形成されており、
    上記出隅材隅部に対応した取付具隅部を形成すると共に上記一対の出隅材側面部に対応した一対の取付具側面部からなり、建造物出隅部に固定される取付具本体部と、
    上記取付具本体部の各取付具側面部に一体に設けられていると共に、該取付具側面部から出隅材側で且つ該取付具側面部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第1係合面に係合当接する第1係合部と、
    上記取付具本体部の各取付具側面部に一体に設けられていると共に、該取付具側面部から出隅材側に立ち上がり、折り返された後、建造物側で且つ該取付具側面部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第2係合面に係合当接する第2係合部と、
    を備えたことを特徴とする出隅材取付具。
  2. 上記各出隅材側面部の内側面の第1係合面が、隅側から側端側に向かうに従って、出隅材側から建造物側に向かうように傾斜したテーパ状に形成された出隅材を建造物出隅部に取り付けられるために使用される出隅材取付具であって、
    上記第1係合部は、その上記取付具側面部となす角度及びその長さが、出隅材で建造物出隅部を覆うとき、該第1係合部が該出隅材に押圧されて内向きに弾性的に移動した後、該第1係合部が弾性復帰する際に、該第1係合部が該出隅材の第1係合面に係合当接するように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の出隅材取付具。
  3. 上記第1係合部及び/又は上記第2係合部は、摩擦係数を高める加工が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の出隅材取付具。
  4. 上記取付具側面部において、上記第1係合部が上記第2係合部よりも側端側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の出隅材取付具。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された出隅材取付具を使用して、出隅材隅部を形成する一対の出隅材側面部の各々の内側面に、各々、長手方向に延びると共に隅側を向いた第1及び第2係合面が、隅側から側端側に向かう方向に間隔をおいて設けられた出隅材を建造物出隅部に取り付けたことを特徴とする出隅材取付構造。
  6. 出隅材隅部を形成する一対の出隅材側面部の各々の内側面に、各々、長手方向に延びると共に隅側を向いた第1及び第2係合面が、隅側から側端側に向かう方向に間隔をおいて設けられた出隅材を建造物出隅部に取り付けるために使用される出隅材取付具であって、
    建造物出隅部を形成する一対の壁部のそれぞれに対応した一対の取付具構成部材で構成され、
    各取付具構成部材は、
    弾性を有する材料で形成されており、
    上記出隅材側面部に対応し、上記建造物出隅部を形成する壁部に固定される部材本体部と、
    上記部材本体部に一体に設けられていると共に、該部材本体部から出隅材側で且つ該部材本体部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第1係合面に係合当接する第1係合部と、
    上記部材本体部に一体に設けられていると共に、該部材本体部から出隅材側に立ち上がり、折り返された後、建造物側で且つ該部材本体部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第2係合面に係合当接する第2係合部と、
    を備えたことを特徴とする出隅材取付具。
  7. 建造物出隅部を形成する一対の壁部のそれぞれに対応した一対により請求項6に記載された出隅材取付具を構成する取付具構成部材であって、
    弾性を有する材料で形成されており、
    上記出隅材側面部に対応し、上記建造物出隅部を形成する壁部に固定される部材本体部と、
    上記部材本体部に一体に設けられていると共に、該部材本体部から出隅材側で且つ該部材本体部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第1係合面に係合当接する第1係合部と、
    上記部材本体部に一体に設けられていると共に、該部材本体部から出隅材側に立ち上がり、折り返された後、建造物側で且つ該部材本体部の側端側に斜めに延びるように形成され、上記出隅材側面部の第2係合面に係合当接する第2係合部と、
    を備えたことを特徴とする取付具構成部材。
JP2001050056A 2001-02-26 2001-02-26 出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造 Expired - Fee Related JP4394300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050056A JP4394300B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050056A JP4394300B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002250110A JP2002250110A (ja) 2002-09-06
JP4394300B2 true JP4394300B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=18911076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001050056A Expired - Fee Related JP4394300B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4394300B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101622339B1 (ko) 2015-12-30 2016-05-18 (주)모두그룹 공동주택용 코너비드 보강장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002250110A (ja) 2002-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060112214A (ko) 막판 및 그 막판을 사용한 외벽 시공 구조
JP4394300B2 (ja) 出隅材取付具、出隅材及び出隅材取付構造
KR200394073Y1 (ko) 인테리어용 몰딩의 연결 부재
JP4248991B2 (ja) コーナー部材の取付け構造
JP4229600B2 (ja) 化粧材取付具及びそれを用いた化粧材取付構造
JP4301644B2 (ja) 建築用化粧板材の取付金具およびその金具を用いた取付構造
JP4350971B2 (ja) 外装材取付具及び外装材取付構造
JP4178054B2 (ja) 化粧材取付具及びそれを用いた化粧材取付構造
JP3850572B2 (ja) スプリング性戸当たり材
KR101671843B1 (ko) 밀착형 판상 벽면 마감재
JP2792828B2 (ja) 壁パネルの連結構造
JP2605261Y2 (ja) 幅 木
KR200368279Y1 (ko) 건축용 외장패널
JP4317635B2 (ja) 出隅材取付具及び該取付具を用いた出隅材取付構造
JPH073967A (ja) 竪樋取付具
JP3928005B2 (ja) 建築用化粧パネルの取付構造
JP4514486B2 (ja) 化粧材の取付構造
JP4144527B2 (ja) サイディング用役物
JP2004353270A (ja) 目地構造
JP2780627B2 (ja) 窓 枠
JPH0714028Y2 (ja) ウィンドモールの取付構造
JP3627167B2 (ja) 建物用曲げ材
JPH042245Y2 (ja)
JP4413683B2 (ja) 部材の位置決め具
CN104053848B (zh) 隅角包覆型材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4394300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees