JP4413683B2 - 部材の位置決め具 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも一端側が長手方向に対して斜めにカットされた傾斜端面を有する2つの板状部材を、前記傾斜端面同士が互いに向かい合った状態で取付部材に固定する部材の位置決め具に関する。
従来、建物内外の外観を向上させる化粧材として、モールディング(モール)等の細長い板状部材が使用されている。この板状部材は、縦横等に延びて建物の外壁や室内などの外観意匠を構成しており、例えば、サッシや戸口等、矩形の開口の周囲などに施工されている。
このような板状部材を施工する際、壁等にビスや釘によってこの板状部材を直接取り付けようとすると、板状部材のかさばりや重量から、板状部材がずれやすく、取り付け精度を出すことが困難である。
そこで、近年では、取り付け専用の金具と、この金具に対応して溝等が形成された板状部材とが用いられている。
例えば、特許文献1では、基板部と、この基板部から立ち上がる一対の断面く字状の係止片とを備えた取付用金具が提案されている。この金具は板状部材の長手方向に沿って複数箇所に設けられ、各金具の係止片が板状部材の裏面側に形成された溝にそれぞれ係合することにより、板状部材を保持するものである。
この金具を使って板状部材を壁等に取り付ける際は、予め、金具を壁等に取り付けておき、この金具に対して板状部材を押し当てる。すると、板状部材の溝は、係止片のく字形状にしたがって案内され、く字の頂点を乗り越えて係止片と係合する。これにより、当該板状部材を容易に位置決めでき、当該板状部材を壁面などに確実に固定できる。
特開2003−293573号公報([0008][0010][0012]、図1)
しかしながら、裏面に溝等が形成されていないフラットな板状部材については、従来どおりビスで留めたり、釘を打ち付けたりして固定しているため、施工時に依然として板状部材がずれやすく、特に、複数の板状部材を枠状に設ける場合などに位置決めが難しいという問題がある。
具体的には、サッシ等を四方から取り囲むように4つの板状部材を枠状に配置するような場合、通常、各板状部材の端部を長手方向に対して斜めにカットし、この斜めの端面同士を向かい合わせるようにして各板状部材を配置するが、斜めの端面同士が向かい合った状態となる2つの板状部材のうち、特に上側の板状部材が下方にずれやすく、位置決めしづらいので、枠のコーナー部での直角精度がくるいやすくなってしまう。また、板状部材の斜めにカットされた端面間に目地材を充填する場合は、板状部材が互いにずれて間にスペーサーを挟みにくく、目地充填作業が繁雑となる。
なお、上記のような金具およびこの金具に対応する板状部材を使用して、板状部材を枠状に配置する場合も、板状部材は主として係止片が立ち上がる方向に沿って保持されていることから、板状部材が長手方向にずれて、フラットな板状部材の場合と同様に位置決めしづらい場合があった。
本発明の目的は、上記問題に鑑みて、2つの板状部材を長手方向に対して斜めにカットされた端面同士が互いに向かい合った状態で固定する際、容易かつ確実に位置決め固定できる部材の位置決め具を提供することにある。
本発明の部材の位置決め具は、少なくとも一端側が長手方向に対して斜めにカットされた傾斜端面を有する2つの板状部材を、前記傾斜端面同士が互いに向かい合った状態で取付部材に固定する部材の位置決め具であって、前記板状部材および前記取付部材の間に挿入される基板部と、この基板部から立ち上がり形成され前記2つの板状部材の傾斜端面間に挿入される第1起立片と、前記基板部から立ち上がり形成され前記各板状部材の傾斜端面と鋭角をなす各板状部材の側面において前記第1起立片とともに各板状部材を前記傾斜端面同士が互いに向かい合った状態に位置決めする第2起立片と、を備え、前記第1起立片は、前記各板状部材の傾斜端面にそれぞれ沿って向かい合う2つの起立片から形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、第1起立片を軸として、2つの第2起立片が2つの板状部材の傾斜端面にそれぞれ応じた鋭角をなしていることにより、第1起立片と第2起立片とが拡開する側からその鋭角側に向かって各板状部材を差し入れると、2つの板状部材は第1起立片の両側でそれぞれ位置決めされ、傾斜端面同士が向かい合った状態で取付部材に固定される。
この際、板状部材は第1起立片と第2起立片との間に案内され、端部が第1起立片と第2起立片との双方に当接し、それより先の移動が規制された状態で第1起立片と第2起立片との間に挟持されるので、板状部材が取付部材に対してずれることなく、容易かつ確実に位置決め固定できる。こうして、2つの板状部材が向かい合い、取付精度が良い状態で1つのコーナー部が形成されるため、外観意匠性にも優れる。また、位置決めの際にずれにくいので、裏面に溝等が形成されていないフラットな板状部材も好適に使用でき、低コスト化につなげることもできる。
また、第1起立片と第2起立片とがなす角度に応じて斜めにカットされた板状部材であれば、幅寸法等に関わらず各種の板状部材を本発明の位置決め具とともに使用できるので、汎用性に優れる。
ここで、本発明の位置決め具は、壁や天井、床など、取り付けられる向きは問わないが、例えば、壁に取り付ける際は、まず、水平方向に配置する板状部材を取付部材に適当な手段で取り付け、次いで、位置決め具をこの板状部材の鋭角側から板状部材と壁との間に挿入した後、鉛直方向に配置する板状部材の位置決めを行うのが取付精度の点で好ましく、また作業効率的にも良好となる。
さらに、前記第1起立片は、前記各板状部材の傾斜端面にそれぞれ沿って向かい合う2つの起立片から形成されており、2つの板状部材が第1起立片を構成する2つの起立片の外側に保持されるので、2つの起立片の間に目地材等を充填するための所定の隙間が確保され、充填作業が容易となる。
また、2つの起立片の間隔を調整することにより、目地幅を任意に変更できる。
本発明では、前記各板状部材は、前記鋭角が互いに等しく、前記2つの板状部材の傾斜端面間を軸として、線対称の形状であることが好ましい。
ここで、板状部材の鋭角の角度としては、例えば、約45°を採用できる。この場合を例にとると、2つの板状部材によって形成されるコーナー部の角度はほぼ直角となるから、位置決め具としては、2つの第2起立片がこの直角に応じて形成され、第1起立片がその中央に形成されていればよく、例えば、第1起立片を軸とする略直角二等辺三角形状とすることができる。
この発明によれば、2つの板状部材の傾斜端面が向かい合う、合わせ目の向きを問わずにこの位置決め具を使用できることになり、板状部材の位置決め作業が効率的となる。
本発明では、前記基板部は、ビスが挿入される孔を有することが好ましい。
この発明によれば、基板部が取付部材にビス留めされ、これによって板状部材の端部が支持されることにより、位置決めされた位置に板状部材をより確実に固定でき、他の固定手段を不要とすることもできる。
なお、取付強度等の点で、基板部に複数の孔を形成することも考えられる。また、長軸を有する長孔を形成すれば、板状部材の形状誤差や取付部材の不陸(凹凸)等に応じて、位置決め具の固定位置を調整可能であり、板状部材や位置決め具の取り付けに関して、誤差を許容できる。
本発明では、前記第1起立片は、前記基板部から切り起こされて形成されていることが好ましい。
また、本発明では、前記各第2起立片は、前記基板部の外周端部にて曲げられて形成されていることが好ましい。
これらの発明によれば、板金材料によるプレス切り起こし加工やプレス曲げ加工などによって、第1起立片や第2起立片が基板部と一体に形成されるので、接合や型製作などが不要となり、位置決め具を容易に製造できるとともに、低コスト化できる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施の第一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態の部材の位置決め具10を4つ使用したモール施工例が示されている。
本実施形態は、矩形のサッシSHの周りに板状部材としてのモール20,30を配置して、サッシSH周辺の外観を向上したものである。
モール20,30は、珪酸化カルシウム等の水硬化性材料による押し出し成形等によって、細長く、フラットに形成された化粧材であり、サッシSHの周りに、2つのモール20が水平方向に配置されるとともに、2つのモール30が鉛直方向に配置されて、矩形の枠FLが構成されている。
この枠FLの四隅では、1つのモール20と1つのモール30とが隣り合い、枠FLの各コーナー部FCをそれぞれ形成しており、図2には、このうち1つのコーナー部FCが示されている。
ここで、モール20は、図3にその形態が示されているように、平面的に見たとき、長手方向両端が互いに反対方向の傾きとなる斜め45°にカットされて一対の傾斜端面21となっており、この斜めにカットされた両端部はそれぞれ鋭角部22を構成している。
また、モール20の両側面には、長手方向に沿って延びる溝28がそれぞれ形成されており、この溝28よりも裏面側は、段落ち形成されている(段落ち部29)。
一方、モール30についても、図3に示されたモール20と同様に、傾斜端面31、鋭角部32、並びに、溝38、段落ち部39がそれぞれ形成されており(図2および図5)、図2に示すように、モール20およびモール30は、互いの傾斜端面21、31同士が向かい合った状態で隣り合うように配置されている。すなわち、コーナー部FCの角度はほぼ直角である。
このように、モール20,30が隣り合うように配置されて各コーナー部FCが形成されており、これらの各コーナー部FCでモール20,30が隣り合う様子は、モール20とモール30とが向かい合う、合わせ目の向きを除いて互いに同様となっている。
図4には、位置決め具10が示されており、この位置決め具10は、各コーナー部FCにそれぞれ配置され、モール20,30を位置決め・固定するのに使用されている。
図5は、図2のV−V線断面図であり、位置決め具10によってモール20,30が壁40に固定されている状態を示す図である。
位置決め具10は、図4に示すように、コーナー部FCの略直角に応じた略直角二等辺三角形の基板部13と、一対の内側起立片111,112(第1起立片)と、一対の外側起立片121,122(第2起立片)とを備えており、基板部13の直角部分を約45°に二分する軸線を対称軸Aとすると、この対称軸Aについて線対称となるように、1枚の板金打ち抜き・折り曲げプレス加工により形成されている。
なお、外観意匠性の観点から、位置決め具10はモール20,30とほぼ同色にするのが好適な場合がある。あるいは、施工後、補修塗料を塗布し、目立たなくする。
基板部13は、モール20,30と壁40との間に挿入される板状体であり、略直角をなす端部が斜辺と平行に切り欠きされている(切り欠き131)。
また、この基板部13には、対称軸Aの両側に2つの孔132がそれぞれ形成されている。この孔132の周縁は、裏面から表面に突出したリング状リブ132Aが形成されることで補強されており、孔132にビスB(図5)が挿入され、壁40にねじ込まれることによって、位置決め具10が壁40(図5)に固定されている。ビスBの頭部は、各孔132のリング状リブ132Aに収まるものとなっている(図5)。
これらの孔132の周りには、対称軸Aと略平行に延びるリブ133が、基板部13の直角側と鋭角側とで斜向かいとなる位置に2つずつ形成されており、これらのリブ133は、位置決め具10の補強部材となっている。
外側起立片121,122は、基板部13において略直角をなす二辺にておもて側にそれぞれ立ち上がるように、基板部13と一体に形成されている。この外側起立片121,122の立ち上がり寸法は、モール20(またはモール30)の厚さ方向における段落ち部29(図3、図5)の寸法に応じたものとなっている。
また、外側起立片121,122の先端部は、モール20,30側面の溝28,38に応じて内側にわずかに折り曲げられている。
内側起立片111,112は、基板部13の略中央で対称軸Aに沿って互いに向かい合うように、基板部13からおもて側に立ち上がり、プレス曲げ加工によって基板部13と一体に形成されている。この内側起立片111,112の立ち上がり寸法は、外側起立片121,122と同様である。
ここで、基板部13が対称軸Aの一方の側から他方の側に向かって切り起こされて内側起立片111が形成され、対称軸Aの他方の側から一方の側に向かって切り起こされて内側起立片112が形成されるというように、内側起立片111,112は、基板部13の中央部分が切り分けられて形成されている。
一方、内側起立片111と外側起立片121とがなす角度、および、内側起立片112と外側起立片122とがなす角度θ(図2)は、それぞれ、モール20,30の斜めにカットされた端部に応じた約45°となっており、ここにテーパ形状が形成されている。
このような位置決め具10について、内側起立片111と外側起立片121との間にモール20を差し入れ、内側起立片112と外側起立片122との間にモール30を差し入れると、図5に示すような状態となる。
なお、壁40は、図5に示すように、柱状の木下地41、胴縁42、および、表層側のサイディング43によって構成されている。
図6には、位置決め具10によるモール20,30の施工手順が示されている。
以下、図6および図5を参照しながら、この施工手順について説明する。
まず、サッシSH(図1)の下辺に沿って、モール20を釘打ち、ビス留め、金具留め、リベット留め、接着等の手段によって適宜取り付ける。
次に、モール20側面の溝28に外側起立片121の先端を沿わせ(図5)、図6(A)に示すように、位置決め具10の基板部13を、鋭角部22側からモール20の長手方向に沿ってモール20と壁40との間に挿入する。すると、モール20の鋭角部22が内側起立片111と外側起立片121との間に収まる一方、外側起立片121がモール20側面の段落ち部29に収まった状態となる(図5)。
この状態で、露出している一方の孔132にビスBを挿入し、このビスBを壁40にねじ込み、位置決め具10を壁40に対して確実に固定する。
続いて、図6(B)に示すように、モール30を上方から壁40に沿って、サッシSH(図1)の左辺と平行となるように、位置決め具10の内側起立片112と外側起立片122との間に差し入れる。すると、モール30は内側起立片112と外側起立片122との間で案内され、壁40に対してモール30の位置決めが行われる。
具体的には、テーパ状に配置された内側起立片112および外側起立片122の双方に鋭角部32が当接するとともに、鋭角部32の先端が基板部13の切り欠き131から突き出て、モール30はそれより下方に移動できない状態、すなわち位置決めされた状態となる。
この位置決めの際、モール30が内側起立片112と外側起立片122との間で案内されるので、木下地41の不陸やサイディング43の柄などの表面形状に関わらず、モール30がずれることなく、安定的に位置決めできる。
このようにモール30が位置決めされることにより、図6(C)に示すように、互いの傾斜端面21,31が向かい合った状態で、モール20およびモール30は位置決め具10を介して壁40に固定される。なお、図5に示すように、段落ち部29,39にそれぞれ収まった外側起立片121,122の先端部によってモール20,30がそれぞれ支持されていて、モール20,30の高さ(厚さ方向の寸法)および傾斜端面21,31の面が互いに揃っている。
この状態で、取り付け強度等の必要に応じ、モール30を釘打ちやビス留め、金具留め、リベット留め、接着等、適当な手段で壁40に取り付けるのが好ましい。
なお、ここで示した手順とは反対に、先にモール30を壁40に取り付け、モール20を位置決め具10によって位置決め固定しても同様の手順となるため、この場合の手順説明を省略する。
ただし、上述の手順のように、水平方向に配置されるモール20を先に取り付けて作業を行うほうが、取付精度の点で好ましく、また作業効率的にも良好となる。
一方、先に位置決め具10を壁40に固定し、その後にモール20,30を位置決め固定してもよく、この場合は、ビスBを2つ使用し、位置決め具10を壁40に対して一層強固に固定できる。
このように、モール20の一端部とモール30の一端部とが隣り合ってコーナー部FCが形成されるが(図6(C))、順次、他のモール20、およびモール30についても、上記と同様の手順で施工することにより、枠FL全体が完成する。各コーナー部FCにおいて、傾斜端面21,31の合わせ目の向きは互いに異なるが、使用する位置決め具10、モール20,30、および施工手順等は同じである。
最後に、モール20およびモール30の傾斜端面21,31間に目地材として防水用のシーリング材を充填し、位置決め具10によるモール20,30の施工を完了する。
なお、外側係止片121はモール20両側面の段落ち部29に収まり、おもてから見えないので、最終的に、位置決め具10はモール20,30の施工外観に影響しない。
このような第一実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)すなわち、内側起立片111,112および外側起立片121,122によるテーパ形状の鋭角側に向かってモール30を差し入れると、モール30は内側起立片112と外側起立片122との間で案内され、鋭角部32が内側起立片112と外側起立片122との間に収められるので、モール30が壁40に対してずれることなく、容易かつ確実に位置決め固定できる。また、コーナー部FCの直角精度などの取付精度を出すことができ、外観意匠性にも優れる。
(2)また、位置決めの際のずれにくさから、モール20,30のような裏面に溝等が形成されていないフラットな板状部材も好適に使用でき、低コスト化につなげることができる。
(3)モール20,30の鋭角部22,32の角度、内側起立片111と外側起立片121がなす角度、および、内側起立片112と外側起立片122がなす角度θ(図2)が互いに等しく(約45°)、位置決め具10は対称軸Aに対して線対称である略直角三角形状であることから、傾斜端面21,31が互いに向かい合う、合わせ目の向きを問わずに位置決め具10を使用できることになり、モール20,30の位置決め作業を効率良く行うことができる。
(4)また、内側起立片111,112間の対称軸Aを軸として、2つの外側起立片121,122がモール20,30の傾斜端面21,31にそれぞれ応じた鋭角角度約45°のテーパ形状となり、内側起立片111,112の両外側にモール20、30をそれぞれ収めることができるので、このテーパ角度約45°に応じて斜めにカットされていれば、幅寸法等に関係なく、各種モール等の板状部材を位置決め具10とともに使用できる。すなわち、汎用性に優れる。
(5)孔132が形成され、この孔132を介したビス留めや釘打ち等によってモール20,30の両端を支持できるので、位置決めされた位置にモール20,30をより確実に固定できる。これにより、例えば、モール20,30の長手方向に沿って複数配置される取付金具等、他の固定手段を不要にすることもできる。
(6)内側起立片111,112は、基板部13のプレス切り起こし加工による切り起こし片であるため、位置決め具10を低コストかつ容易に製造できる。
また、外側起立片121,122は、基板部13のプレス曲げ加工によって形成されているので、この点でも位置決め具10を低コストかつ容易に製造できる。
(7)段落ち部29,39に外側起立片121,122が収まることにより、位置決め具10は、モール20,30を長手方向に位置決めするだけでなく、モール20,30の厚さ方向でも位置決めできる。つまり、モール20,30の浮き上がり等を防ぎ、壁40からモール20,30までの距離を一定として、傾斜端面21,31の互いの面をより確実に揃えることができるので、外観意匠性がより一層向上する。
(8)モール20,30の傾斜端面21,31にそれぞれ沿って向かい合う内側起立片111,112が形成されており、モール20,30が内側起立片111,112の外側に保持されることとなるから、内側起立片111,112の間にシーリング材等を充填するための所定寸法の隙間が確保され、充填作業が容易となる。また、内側起立片111,112の間隔を調整することにより、目地幅を任意に変更できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態の位置決め具は、内側起立片の形態が第1実施形態と相違し、いわゆる突き付け加工が可能な仕様となっている。
なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、説明を省略もしくは簡略化する。
図7には、本実施形態における部材の位置決め具50が示されている。
第1実施形態の位置決め具10は、2つの内側起立片111,112が対称軸Aを挟んで向かい合うように形成されていたのに対し(図4)、本実施形態の位置決め具50では、図7に示すように、内側起立片511,512が対称軸Aと同軸に揃うように形成されている。
具体的に、内側起立片511,512は第1実施形態の内側起立片111,112と略同様の切り起こし片であるが、対称軸Aの位置で基板部13から切り起こされ、対称軸A上で並ぶように形成されており、これら内側起立片511,512は2つで1つの起立片のような形態となっている。
この内側起立片511,512を除いて、位置決め具50の構成は前述した位置決め具10と同様である。
図8は、本実施形態の位置決め具50をコーナー部FCに使用したモール施工例を示す図である。
本実施形態では、内側起立片511,512が同軸であり、モール20は内側起立片511・512と外側起立片121との間に固定され、モール30は内側起立片511・512と外側起立片122との間に固定されることから、モール20,30の傾斜端面21,31間には隙間が開かず、モール20,30は傾斜端面21,31にて互いにほとんど当接した状態となる(突き付け加工)。
このように、モール20,30の傾斜端面21,31間には隙間が開いていないので前述したシーリング材充填作業は行われないが、この点を除いて、モール20,30の施工手順は前述したものとほぼ同様である。つまり、位置決め具50によってモール20,30を位置決めないし固定する際にもずれにくく、取り付け精度を出すことができる。
このような第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(7)で述べた効果に加えて、次のような効果がある。
(9)2つの内側起立片511,512が同軸とされ、2つで1つの起立片の形態とされているので、モール20、30の突き付け加工が可能となる。ここで、位置決め具50は、第1実施形態の位置決め具10と同様、傾斜端面21,31の面を確実に揃えることができるから、取り付け誤差が目立ちやすい突き付け加工には特に有効な手段となる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前記各実施形態の位置決め具10,50は、対称軸Aの両側に2つの孔132を有していたが、本実施形態の位置決め具80は、対称軸A上に孔を有する点が前記各実施形態とは相違する。
より具体的には、前記実施形態では、内側起立片111(または511)と外側起立片121との間、および、内側起立片112(または512)と外側起立片122との間に孔132が形成されていた(図4および図7)。
これに対して、本実施形態では、一対の内側起立片の内側に、孔が形成されている点が相違する。
図9には、本実施形態における部材の位置決め具80が示されている。
位置決め具80の基板部83には、対称軸A上に1つの孔832が形成されている。この孔832は、前記各実施形態の孔132と同様、周縁のリング状リブ832Aによって補強されており、ビスB(図5)が挿入されるようになっている。
内側起立片811、812は、この孔832の径に応じた間隔で、基板部83から立ち上がり形成されている。詳しくは、基板部83が対称軸A上に沿ってせん断され、このせん断部分が孔832径の略1/2の長さずつ両側に切り起こされ、これらの切り起し片が内側起立片811、812となっている。これら内側起立片811、812の間隔は孔832の径と略等しく、孔832は、対称軸A上、かつ内側起立片811、812の内側に配置されるようになっている。
図10には、本実施形態の位置決め具80をコーナー部FCに使用したモール施工例が示されている。
本実施形態では、一対の内側起立片811,812の内側に孔832が形成されていることにより、モール20およびモール30の双方を位置決め具80を介して壁40に取り付けた状態でも、孔832がこれらのモール20,30に隠れずに、傾斜端面21、31の間に露出する。
したがって、前記各実施形態とは異なり、モール20、30の双方を壁40に取り付けた後でも、位置決め具80をモール20,30と壁40との間に挿入し、孔832へのビスBの挿通により、これらのモール20,30を位置決めされた状態に固定できる。
また、これと同様の手順により、壁40に仮止めされた状態のモール20,30を位置決め具80によってあらためて位置決めし、より正確な位置に固定するという使い方もできる。
一方、前記実施形態における手順と同様に、モール20を壁40に取り付けた後、モール20と壁40との間に位置決め具80を挿入し、位置決め具80をビスBで固定後、モール30の位置決め・固定を行ってもよく、また、位置決め具80をまず壁40に取り付け、その後にモール20,30双方を位置決め固定しても問題ない。
なお、傾斜端面21,31間には、必要に応じてシーリング材を充填する。
このような第3実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(7)で述べた効果に加えて、次のような効果がある。
(10)一対の内側起立片811,812の内側に孔832が形成されていることにより、モール20,30の取り付け前後を問わず、ビスBを用いて位置決め具80を壁40に固定可能となる。これにより、各種施工条件に応じて、モール20,30、および位置決め具80に関して適切な施工手順を採用できることになり、作業性が向上するとともに、取り付け精度の向上も期待できる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態の位置決め具は、軒裏の軒天井に使用されており、図11には、その施工例が示されている。
ここでは、前記各実施形態におけるモール20,30の代わりに、平板状の軒天材60,70がそれぞれ使用されている。
軒天材60,70は、前述のモール20,30と略同様に、長手方向の両端が斜めにカットされた傾斜端面61,71を有し、表面は、模様として溝62,72が3本ずつ長手方向に沿って刻設された化粧面63,73となっている。
そして、軒天材60,70を互いの傾斜端面61,71が向かい合った状態で矩形枠状に配置すると、溝62,72は傾斜端面61,71で連続し、枠形の意匠を構成するようになっている。
これらの軒天材60,70についても、位置決め具50を用いることにより、前述と同様に位置決め・固定することができる。つまり、軒天材60の両端が内側起立片511と外側起立片121との間で(または内側起立片512と外側起立片122との間で)それぞれ案内されるとともに、軒天材70の両端が内側起立片512と外側起立片122との間で(または内側起立片511と外側起立片121との間で)それぞれ案内されることによって、これらの軒天材60,70を容易かつ確実に位置決め・固定できる。
このような第4実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(7)および第2実施形態の(9)で述べた効果に加えて、次のような効果がある。
(11)軒天材60,70のようにおもての化粧面63,73に模様が付されていた場合でも、傾斜端面61,71の面を互いに確実に揃え、合わせることができるから、模様のずれが生じない。したがって、軒天材60,70が隣り合う部分で外観上の違和感が生じないように施工できる。
本発明は、前述の各実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形をも含むものである。
本発明の部材の位置決め具や板状部材の形状、寸法、材質等は前記各実施形態のものに限定されない。
例えば、図12には、勾配がつけられたモールの施工例が示されている。
ここでは、表面側に長手方向と交差する方向に勾配を有する板状部材としてのモール90,100が枠状に配置されており、これらのモール90,100は、勾配が枠の内側に向かって次第に低くなるように配置されている。
このようなモール90,100を使用する場合、その勾配により、釘打ちやビス留めなどが難しいが、本発明の部材の位置決め具を用いることによって、容易かつ確実に位置決め・固定できる。
また、板状部材の外観、断面形状等についても、各種の形態を採用できる。
例えば、前記実施形態のモール20,30の表面に模様が付されていてもよく、この場合、位置決め具10,50,80等の本発明の部材の位置決め具によって傾斜端面21,31の面を互いに確実に揃え、合わせることができるから、模様のずれが生じず、外観上の違和感もない。
また、例えば、前記実施形態において、モール20,30側面の溝28や段落ち部29等が形成されていないモールとすることもできる。一方、板状部材の裏面や側面などに溝等を形成し、この溝に係合する取付金具と本発明の部材の位置決め具とを併用することもできる。
さらに、前記実施形態のモール20,30等は、両端が斜め45°にカットされていたが、板状部材が斜めにカットされる鋭角角度は任意である。2つの板状部材において、この斜めにカットされる角度が互いに違っていても良い。
また、複数の板状部材によって構成される枠は矩形状でなくても、三角や菱形、六角形、八角形等の多角形とすることができる。このような枠ではなく、2つの板状部材によって、1つのコーナー部だけを構成する際にも、もちろん本発明の部材の位置決め具を使用できる。
そして、前記各実施形態でモール20,30、軒天材60,70等がサッシSHの周りや軒天井に施工されていたように、本発明の部材の位置決め具は使用の向きを問わない。したがって、例えば、デッキ等の床面や、天井の照明の周り等、様々な場所に使用でき、さらには、家具等も施工対象とすることができる。
一方、部材の位置決め具の具体的形態についても各種の形態を採用できる。
例えば、部材の位置決め具は、位置決め・固定しようとする2つの板状部材の斜めにカットされた角度に応じた第1起立片および第2起立片を備えていればよい。したがって、2つの板状部材の斜めにカットされた角度が相違する場合は、これに応じて、第1起立片と一方の第2起立片とがなす角度と、第1起立片と他方の第2起立片とがなす角度とが相違する構成となる。
また、これら第1起立片および第2起立片が立ち上がり形成される基板部等の形状は前記実施形態に限らないが、前記実施形態での部材の位置決め具10,50,80のように、全体形状が線対称であるほうが、上述したような効果を得ることができる。ただし、部材の位置決め具全体が線対称でなくても、板状部材の傾斜端面間を軸として第1起立片および第2起立片が線対称となるように形成すれば、全体形状を線対称にするのと略同様の効果が得られる。
さらに、第1起立片および第2起立片の具体的な形態は、前記各実施形態に限定されない。例えば、接合や金具留め、リベット留め等によって第1起立片および第2起立片を形成することも考えられる。また、基板部に孔や切り欠きが形成されていなくてもよい。
一方、前記実施形態において、対称軸Aの両側に2つの孔132が形成されていたり、対称軸A上に、1つの孔832が配置されたりしていたが、これらの孔の形状、数、位置等についても、もちろん前記各実施形態に限定されるものではない。
例えば、第3実施形態において、内側起立片811,812の内側に2つ以上の孔が並んで形成されていてもよい。また、内側起立片811,812の間隔は、少なくとも孔832に対してビスBが挿通可能な寸法であればよく、内側起立片811,812の間隔が孔832の径よりも大きくても構わない。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、モール、軒天材などの板状部材を位置決めし、固定する用途に幅広く利用できる。
また、板状部材を精度良く取り付けることができるから、外観意匠性の要求にも応えることができる。
本発明の第1実施形態に係る部材の位置決め具によるモール施工を示す図。 図1の部分拡大図。 前記実施形態におけるモールを示す斜視図。 前記実施形態の位置決め具を示す斜視図。 図2のV−V線断面図。 前記実施形態の位置決め具によるモール施工の手順(A)〜(C)を示す図。 本発明の第2実施形態に係る部材の位置決め具を示す斜視図。 前記実施形態の位置決め具によるモール施工を示す図。 本発明の第3実施形態に係る部材の位置決め具を示す斜視図。 前記実施形態の位置決め具によるモール施工を示す図。 本発明の第4実施形態に係る部材の位置決め具によるモール施工を示す図。 本発明の変形例における部材の位置決め具によるモール施工を示す図。
符号の説明
10,50,80・・・ 位置決め具(部材の位置決め具)
13,83・・・ 基板部
20,30,90,100・・モール(板状部材)
21,31,61,71・・・傾斜端面
40・・・ 壁(取付部材)
60,70・・・ 軒天材(板状部材)
111,112,511,512,811,812・・・内側起立片(第1起立片)
121,122・・・ 外側起立片(第2起立片)
132,832・・・ 孔
A・・・ 対称軸(線対称の軸)
B・・・ ビス

Claims (5)

  1. 少なくとも一端側が長手方向に対して斜めにカットされた傾斜端面を有する2つの板状部材を、前記傾斜端面同士が互いに向かい合った状態で取付部材に固定する部材の位置決め具であって、
    前記板状部材および前記取付部材の間に挿入される基板部と、
    この基板部から立ち上がり形成され前記2つの板状部材の傾斜端面間に挿入される第1起立片と、
    前記基板部から立ち上がり形成され前記各板状部材の傾斜端面と鋭角をなす各板状部材の側面において前記第1起立片とともに各板状部材を前記傾斜端面同士が互いに向かい合った状態に位置決めする第2起立片と、を備え
    前記第1起立片は、前記各板状部材の傾斜端面にそれぞれ沿って向かい合う2つの起立片から形成されていることを特徴とする部材の位置決め具。
  2. 請求項1に記載の部材の位置決め具において、
    前記各板状部材は、前記鋭角が互いに等しく、前記2つの板状部材の傾斜端面間を軸として、線対称の形状であることを特徴とする部材の位置決め具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の部材の位置決め具において、
    前記基板部は、ビスが挿入される孔を有することを特徴とする部材の位置決め具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の部材の位置決め具において、
    前記各第2起立片は、前記基板部の外周端部にて曲げられて形成されていることを特徴とする部材の位置決め具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の部材の位置決め具において、
    前記第1起立片は、前記基板部から切り起こされて形成されていることを特徴とする部材の位置決め具。
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