JPH0732852Y2 - 目板付きドアの目板構造 - Google Patents

目板付きドアの目板構造

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JPH0732852Y2
JPH0732852Y2 JP1988036084U JP3608488U JPH0732852Y2 JP H0732852 Y2 JPH0732852 Y2 JP H0732852Y2 JP 1988036084 U JP1988036084 U JP 1988036084U JP 3608488 U JP3608488 U JP 3608488U JP H0732852 Y2 JPH0732852 Y2 JP H0732852Y2
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JP
Japan
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door
plate
eye plate
door body
gap
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JP1988036084U
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JPH01148490U (ja
Inventor
常治 内山
Original Assignee
三和シャッター工業株式会社
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、外開きドアの戸先側に取付ける目板の目板
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の目板付きドアの例を第2図に基づいて説明する。
第2図は従来例を示す目板付きドアの横断面図である。
ドアの目板A′はドア本体Bを外開きする場合の戸先側
の外面側である錠前側端部B1に縦方向にわたり取付けて
ある。一般にドア本体Bとドア枠Cとの間には、地震な
どでドア枠Cが変形したときでもドアを開放可能にする
ために隙間Dを設けているが、防犯上デット,ラッチボ
ルトを目隠しするために上記目板A′を設けている。同
図においては、ドア本体Bとは別体のステンレス製の目
板A′を略L字形に折曲成形して、ドア本体Bの錠前側
端面B2でネジ止めあるいは接着剤にて固定している。そ
して目板A′の一側端は、ドア本体Bの内面側表面板1
に折曲して位置し、他側端は折曲成形されて、その先端
部A′がドア本体Bの外面側表面板2と直交方向から
当接する形態で位置するようにしている。
また他の従来例の目板を第3図に示す。第3図は他の従
来例を示す目板の断面図である。この例では目板A″を
外面側表面板2と、内面側表面板1で一体に形成してい
る。詳しくは、外面側表面板2をドア本体Bの錠前側端
部B1から延長突出して折返し、錠前側端面B2に沿わせて
平面L字形に成形してネジあるいは接着剤で固定してい
る。一方内面側表面板1は、ドア本体Bの錠前側端部B1
から延長突出して断面コ字形に折曲成形して先端部をド
ア本体Bの錠前側端面B2と直交する方向に位置するよう
にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが上記従来技術における目板A′,A″には、次の
ような問題点があった。
イ)従来技術の前者である目板A′は、ドア本体Bとは
別体であり、ドア本体Bの錠前側端面B2でネジあるいは
接着剤で固定され、先端部A′は外面側表面板2と単
に当接しているだけなので、ドアの開閉操作につれて変
形し、第2図において矢印Eで示す個所にスキマが生じ
るという問題点があった。また従来技術の後者において
も、第3図に示すように外面側表面板2と内面側表面板
1の接近個所、すなわち矢印Eで示す個所に変形による
スキマが生じるという問題点があり、いずれもドアの美
観を損うことになった。
ロ)また一般的に部材には成形誤差が生じるが、従来技
術の前者と後者はいずれの場合にも、その誤差が前項
イ)におけるスキマにズレとして表われるために、ドア
仕上がりにムラが生じるという問題点があった。
この考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、目板に
外観上のスキマが生ずることなく、しかも部材に成形誤
差が生じても外観上その誤差が解消できる目板付きドア
の目板構造を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するために、ドア本体を組成
する外面側表面板2をドア本体側端部より延長突出して
先端部2aが間隔5をあけてドア側端面方向に折返した外
面側目板部と、 内面側表面板1をドア本体側端面に沿い間隔5をあけて
折曲成形してその先端部1aを前記外面側目板部の先端部
2aとの間にスリット状間隔Fを形成した状態で対向させ
た内面側目板部と、 緩衝部の基部に平板状の支持部が形成された緩衝材6を
設け、間隙5に緩衝材6の支持部を挿入位置させ、スリ
ット状間隔Fからドア枠側に緩衝材6の緩衝部を突出さ
せると共に、両先端部1a,1bに緩衝材6を支持させドア
枠と当接させるようにした目板付きドアの目板構造を構
成したものである。
〔作用〕
この考案によれば、両目板部の対向部には緩衝材を取付
けているので、外観上スキマが生じないとともに、成形
誤差も緩衝材で隠れて吸収されるのでドア外観上解消さ
れ、ドアの美観を損うことがなくなるものである。
〔実施例〕
この考案に係る一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係る目板付きドアの目板部断面図で
ある。実施例の説明にあたり、従来技術と同一部材,同
一部位には、同一符号を付しその構成の説明は省略す
る。
目板Aは、化粧鋼板あるいは亜鉛メッキ鋼板からなる内
外面側表面材1,2を折曲成形してある。ドア本体Bの縦
枠側には、断面コ字形の力骨3を組付けてあり、その外
方には断面L字形の目板補強板4をその先端側を錠前側
端面B2から直交方向に突出位置させて、この目板補強板
4を囲繞するように上記目板Aを折曲成形している。
上記目板Aは、外面側表面板2をドア本体Bの錠前側端
部B1より延長突出して、先端側を錠前側端面B2方向に折
返した外面側目板部Aaを構成している。また内面側表面
板1は、ドア本体Bの錠前側端部B1でその角度に沿って
折曲して、上記目板補強板4と接触させ、この目板補強
板4を囲繞するように間隔5をあけて折曲し、内面側目
板部Abを構成している。そしてこの内面側目板部Abの先
端部1aは、上記外面側目板部Aaの先端部2aとスリット状
間隙Fをあけて端面同士を対向させている。そして上記
スリット状間隙Fには、断面略H形状の戸先気密ゴム6
を縦方向にわたり嵌着している。この戸先気密ゴム6
は、その一側を上記間隔5に嵌入させており、他側はそ
の外方突出側がドア閉鎖時にドア枠Cと当接するように
している。上記内外面側目板部Aa,Abの先端部1a,2a同士
の高さ位置が成形誤差によってズレていても、スリット
状間隙Fには戸先気密ゴム6を取付けてあるので、その
誤差が外観上表われることがなく、両先端部1a,2aに外
観上スキマが生じることがなくなるものである。
なお符号7は、ドア本体Bと当接するドア本体側の気密
ゴムである。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、次のような効果
がある。
イ)内外面側表面板を折曲成形して両先端部の対向部に
緩衝材を取付けているので、目板には外観上スキマが生
じることがなく、ドア外観上美観を損うことがなくなる
ものである。
ロ)また、内外面目板部に成形誤差が生じて両方の高さ
などがズレていても、対向部には緩衝材を取付けている
ので、この状態が隠れて外観上表われないので解消で
き、ドア仕上がりにムラが生じることがなくなるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 図面の第1図はこの考案の一実施例を示すもので、目板
付きドアの目板部断面図である。第2図および第3図は
従来技術に係り、第2図は従来例を示す目板付きドアの
横断面図、第3図は他の従来例を示す目板の断面図であ
る。 A……目板、Aa……外面側目板部 Ab……内面側目板部、B……ドア本体 B1……錠前側端部、B2……錠前側端面 C……ドア枠、F……スリット状間隙 1……内面側表面板 1a……(内面側目板部の)先端部 2……外面側表面板 2a……(外面側目板部の)先端部 6……気密ゴム(緩衝材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア本体を組成する外面側表面板2をドア
    本体側端部より延長突出して先端部2aが間隔5をあけて
    ドア側端面方向に折返した外面側目板部と、 内面側表面板1をドア本体側端面に沿い間隔5をあけて
    折曲成形してその先端部1aを前記外面側目板部の先端部
    2aとの間にスリット状間隔Fを形成した状態で対向させ
    た内面側目板部と、 緩衝部の基部に平板状の支持部が形成された緩衝材6を
    設け、間隙5に緩衝材6の支持部を挿入位置させ、スリ
    ット状間隔Fからドア枠側に緩衝材6の緩衝部を突出さ
    せると共に、両先端部1a,1bに緩衝材6を支持させドア
    枠と当接させるようにしたことを特徴とする目板付きド
    アの目板構造。
JP1988036084U 1988-03-18 1988-03-18 目板付きドアの目板構造 Expired - Lifetime JPH0732852Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01148490U JPH01148490U (ja) 1989-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6050665B2 (ja) * 2012-11-28 2016-12-21 三和シヤッター工業株式会社 扉体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386829U (ja) * 1976-12-17 1978-07-17
JPS6013994Y2 (ja) * 1979-03-26 1985-05-04 清水建設株式会社 開き扉のしゃ音装置

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JPH01148490U (ja) 1989-10-13

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