JPH10292717A - 戸車用ガイドレール - Google Patents
戸車用ガイドレールInfo
- Publication number
- JPH10292717A JPH10292717A JP11446497A JP11446497A JPH10292717A JP H10292717 A JPH10292717 A JP H10292717A JP 11446497 A JP11446497 A JP 11446497A JP 11446497 A JP11446497 A JP 11446497A JP H10292717 A JPH10292717 A JP H10292717A
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- Japan
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- rail body
- insulating base
- floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 戸車の転動騒音が床面へ伝わるのを阻止し、
つまずきにくくて外観上の体裁も良い戸車用のガイドレ
ールを提供する。 【解決手段】 釘3等で床面Fに固定される扁平な遮音
ベース4と、遮音ベース4の上面に接着されるレール体
5とでガイドレールを構成する。遮音ベース4は、軟質
プラスチック材やゴムなどを素材にした弾性条材からな
る。レール体5は扁平なアルミニウム条材からなる。遮
音ベース4に接着固定したレール体5は、床面Fに対し
て非接触状に支持して、床面Fへ伝わろうとする騒音を
遮音ベース4で減衰吸収する。
つまずきにくくて外観上の体裁も良い戸車用のガイドレ
ールを提供する。 【解決手段】 釘3等で床面Fに固定される扁平な遮音
ベース4と、遮音ベース4の上面に接着されるレール体
5とでガイドレールを構成する。遮音ベース4は、軟質
プラスチック材やゴムなどを素材にした弾性条材からな
る。レール体5は扁平なアルミニウム条材からなる。遮
音ベース4に接着固定したレール体5は、床面Fに対し
て非接触状に支持して、床面Fへ伝わろうとする騒音を
遮音ベース4で減衰吸収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音目的のため
に、床面に配設される戸車用のガイドレールに関する。
に、床面に配設される戸車用のガイドレールに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のガイドレールの多くは、寸法安
定性や耐久性に優れている点で、アルミニウム条材に代
表される金属レールが多用されている。金属レールは、
プラスチック製のレールに比べて音を伝えやすいので、
戸パネルを開閉する際に、戸車の転動騒音が床へ伝わ
る。こうした騒音の防止のために、ガイドレールのレー
ル部分のみをアルミニウム条材で形成し、床面に設けた
溝内に嵌め込まれる脚部分をプラスチック材で形成した
防音型のレールが、例えば特開平7−293099号公
報、実用新案登録第3004882号公報などにみられ
る。
定性や耐久性に優れている点で、アルミニウム条材に代
表される金属レールが多用されている。金属レールは、
プラスチック製のレールに比べて音を伝えやすいので、
戸パネルを開閉する際に、戸車の転動騒音が床へ伝わ
る。こうした騒音の防止のために、ガイドレールのレー
ル部分のみをアルミニウム条材で形成し、床面に設けた
溝内に嵌め込まれる脚部分をプラスチック材で形成した
防音型のレールが、例えば特開平7−293099号公
報、実用新案登録第3004882号公報などにみられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の防音型レールに
おいては脚部分を床面に設けた取付溝に圧嵌装着して、
戸車の転動騒音を吸収する。しかし、脚部分の成形材と
して硬質ないし半硬質のプラスチック材を用いるので、
全金属製のガイドレールに比べると転動騒音の伝播量は
減少できるものの、十分な遮音効果が得られにくく、と
くに耳障りな中音域から高音域の騒音の伝播が避けられ
ない。
おいては脚部分を床面に設けた取付溝に圧嵌装着して、
戸車の転動騒音を吸収する。しかし、脚部分の成形材と
して硬質ないし半硬質のプラスチック材を用いるので、
全金属製のガイドレールに比べると転動騒音の伝播量は
減少できるものの、十分な遮音効果が得られにくく、と
くに耳障りな中音域から高音域の騒音の伝播が避けられ
ない。
【0004】また、脚部分とレール部分とを一体化した
ガイドレールは、脚部分を床面や敷居に堀り込んだ取付
溝に圧嵌装着して使用する場合は問題がないが、ガイド
レールの全体を床面上に配置して使用する場合に問題を
生じる。第1に、ガイドレールの全高寸法が大きいの
で、つまずきやすい。第2にガイドレールを床面にビス
や釘で止め付けて使用する場合に、ビス頭部や釘頭がレ
ール表面に露出して体裁が悪い。それに、ビス頭部や釘
頭が僅かでもレール表面から突出していると、靴下やス
トッキングが引っ掛かる。両面粘着テープでガイドレー
ルを固定することはできるが、十分な固定強度が得られ
ない。
ガイドレールは、脚部分を床面や敷居に堀り込んだ取付
溝に圧嵌装着して使用する場合は問題がないが、ガイド
レールの全体を床面上に配置して使用する場合に問題を
生じる。第1に、ガイドレールの全高寸法が大きいの
で、つまずきやすい。第2にガイドレールを床面にビス
や釘で止め付けて使用する場合に、ビス頭部や釘頭がレ
ール表面に露出して体裁が悪い。それに、ビス頭部や釘
頭が僅かでもレール表面から突出していると、靴下やス
トッキングが引っ掛かる。両面粘着テープでガイドレー
ルを固定することはできるが、十分な固定強度が得られ
ない。
【0005】本発明の目的は、戸パネルの開閉動作に伴
って生じる騒音が、床面へ伝わるのを確実に防止できる
戸車用ガイドレールを提供することにある。本発明の他
の目的は、ビス頭部や釘頭がレール表面に露出し、ある
いはレール表面から突出するのを解消し、以て外観上の
体裁を向上し、靴下等の引っ掛かりを確実に防止するこ
とにある。
って生じる騒音が、床面へ伝わるのを確実に防止できる
戸車用ガイドレールを提供することにある。本発明の他
の目的は、ビス頭部や釘頭がレール表面に露出し、ある
いはレール表面から突出するのを解消し、以て外観上の
体裁を向上し、靴下等の引っ掛かりを確実に防止するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガイドレール
は、締結具3で床面Fに固定される、扁平な弾性条材か
らなる遮音ベース4と、遮音ベース4の上面に接着固定
されて遮音ベース4の表面を覆い隠す、金属製の扁平条
材からなるレール体5とで構成する。その際、レール体
5は遮音ベース4で床面Fに対して非接触状に支持す
る。
は、締結具3で床面Fに固定される、扁平な弾性条材か
らなる遮音ベース4と、遮音ベース4の上面に接着固定
されて遮音ベース4の表面を覆い隠す、金属製の扁平条
材からなるレール体5とで構成する。その際、レール体
5は遮音ベース4で床面Fに対して非接触状に支持す
る。
【0007】レール体5の幅方向中途部には、戸車2の
脱輪を防ぐレール溝12を凹み形成し、遮音ベース4に
はレール溝12を受け入れる受溝8を設ける。遮音ベー
ス4には、受溝8の両側にレール体5を浮動支持する一
対の取付壁6を設け、両取付壁6の上面に、締結具3の
頭部3aを受け入れる逃げ溝10をそれぞれ受溝8と平
行に設ける。レール体5には、レール溝12に連続して
取付壁6の外表面を覆い隠す一対のカバー壁13を設け
る。
脱輪を防ぐレール溝12を凹み形成し、遮音ベース4に
はレール溝12を受け入れる受溝8を設ける。遮音ベー
ス4には、受溝8の両側にレール体5を浮動支持する一
対の取付壁6を設け、両取付壁6の上面に、締結具3の
頭部3aを受け入れる逃げ溝10をそれぞれ受溝8と平
行に設ける。レール体5には、レール溝12に連続して
取付壁6の外表面を覆い隠す一対のカバー壁13を設け
る。
【0008】
【作用】軟質プラスチック材やゴム等の、十分な振動減
衰作用を発揮できる弾性条材で遮音ベース4を形成し、
この遮音ベース4で金属製のレール体5を床面Fに対し
て非接触状に浮動支持するので、例えば戸パネル1の開
閉時に転動騒音等を生じても、騒音が床面Fへ伝わるの
を確実に防止して静音化できる。それぞれ扁平な条材か
らなる遮音ベース4とレール体5とでガイドレールを構
成しているので、レール全高を小さくしてガイドレール
へのつまずきを極力避けることができる。床面Fに対し
て遮音ベース4を締結具3で固定し、その上面に接着し
たレール体5で締結具3の外面を覆い隠すので、ガイド
レールの外観上の体裁を向上できる。靴下等が締結具3
の頭部3aに引っ掛かることも解消できる。
衰作用を発揮できる弾性条材で遮音ベース4を形成し、
この遮音ベース4で金属製のレール体5を床面Fに対し
て非接触状に浮動支持するので、例えば戸パネル1の開
閉時に転動騒音等を生じても、騒音が床面Fへ伝わるの
を確実に防止して静音化できる。それぞれ扁平な条材か
らなる遮音ベース4とレール体5とでガイドレールを構
成しているので、レール全高を小さくしてガイドレール
へのつまずきを極力避けることができる。床面Fに対し
て遮音ベース4を締結具3で固定し、その上面に接着し
たレール体5で締結具3の外面を覆い隠すので、ガイド
レールの外観上の体裁を向上できる。靴下等が締結具3
の頭部3aに引っ掛かることも解消できる。
【0009】遮音ベース4に設けた受溝8に、レール体
5のレール溝12を係合してあるので、レール体5に作
用する横向きの外力は、受溝8を介して遮音ベース4に
負担させることができることになり、レール体5と遮音
ベース4との接着面が解離するのを良く防止できる。例
えば、戸パネルに人がもたれ掛かるような場合にも、レ
ール体5の接着面が遮音ベース4から分離するのをよく
防止できる。取付壁6に締結具3の頭部3aを受け入れ
る逃げ溝10を設けてあるので、締結具3の頭部3aが
レール体5と直接接触するのを避けて、騒音が締結具3
を介して床面Fへ伝わるのを阻止できる。
5のレール溝12を係合してあるので、レール体5に作
用する横向きの外力は、受溝8を介して遮音ベース4に
負担させることができることになり、レール体5と遮音
ベース4との接着面が解離するのを良く防止できる。例
えば、戸パネルに人がもたれ掛かるような場合にも、レ
ール体5の接着面が遮音ベース4から分離するのをよく
防止できる。取付壁6に締結具3の頭部3aを受け入れ
る逃げ溝10を設けてあるので、締結具3の頭部3aが
レール体5と直接接触するのを避けて、騒音が締結具3
を介して床面Fへ伝わるのを阻止できる。
【0010】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係る戸車用ガイド
レールの実施例を示す。図2において、符号1は間仕切
り用引き戸の戸パネル、2は戸パネル1の下面両側に埋
設した戸車である。戸車2を移動案内するために、床面
F上に本発明のガイドレールが固定されている。ガイド
レールは、床面Fに釘(締結具)3で固定される遮音ベ
ース4と、遮音ベース4の上面に接着固定されるレール
体5とからなる。
レールの実施例を示す。図2において、符号1は間仕切
り用引き戸の戸パネル、2は戸パネル1の下面両側に埋
設した戸車である。戸車2を移動案内するために、床面
F上に本発明のガイドレールが固定されている。ガイド
レールは、床面Fに釘(締結具)3で固定される遮音ベ
ース4と、遮音ベース4の上面に接着固定されるレール
体5とからなる。
【0011】図1および図3において、遮音ベース4
は、例えば軟質の塩化ビニル樹脂やゴム等の、振動減衰
作用に優れた弾性条材で形成する。詳しくは、レール体
5を支持する他より厚肉の一対の取付壁6・6と、両取
付壁6・6の下端どうしを接続する薄肉の連絡壁7と
で、幅方向中央部位に断面コ字状の受溝8を有する扁平
な条材として遮音ベース4を形成する。両取付け壁6・
6の外側端は四分円状に丸められており、この丸角部9
より受溝8寄りの上面に、断面V字状の逃げ溝10が受
溝8と平行に形成してある。この実施例では、遮音ベー
ス4の全幅寸法を25mmとするとき、取付壁6の厚み寸
法を2.3mmとした。
は、例えば軟質の塩化ビニル樹脂やゴム等の、振動減衰
作用に優れた弾性条材で形成する。詳しくは、レール体
5を支持する他より厚肉の一対の取付壁6・6と、両取
付壁6・6の下端どうしを接続する薄肉の連絡壁7と
で、幅方向中央部位に断面コ字状の受溝8を有する扁平
な条材として遮音ベース4を形成する。両取付け壁6・
6の外側端は四分円状に丸められており、この丸角部9
より受溝8寄りの上面に、断面V字状の逃げ溝10が受
溝8と平行に形成してある。この実施例では、遮音ベー
ス4の全幅寸法を25mmとするとき、取付壁6の厚み寸
法を2.3mmとした。
【0012】レール体5は扁平なアルミニウム条材から
なり、その幅方向中央部位に上向きに開口するレール溝
12を凹み形成し、レール溝12の開口縁に連続して水
平のカバー壁13を設ける。カバー壁13の側端には下
向きに湾曲するスカート部14を設ける。レール溝12
は戸車2の周面中央に突設した突輪部2aを受け入れて
戸車2の脱輪を防ぐが、戸重量は支えない。戸車2に作
用する戸重量は、突輪部2aの両側の転動面2bを受け
止めるカバー壁13が支持する。この実施例ではレール
体5の全幅寸法を28mmとし、スカート部14の下端か
らカバー壁13の内面までの上下寸法を2.1mmとした。
なり、その幅方向中央部位に上向きに開口するレール溝
12を凹み形成し、レール溝12の開口縁に連続して水
平のカバー壁13を設ける。カバー壁13の側端には下
向きに湾曲するスカート部14を設ける。レール溝12
は戸車2の周面中央に突設した突輪部2aを受け入れて
戸車2の脱輪を防ぐが、戸重量は支えない。戸車2に作
用する戸重量は、突輪部2aの両側の転動面2bを受け
止めるカバー壁13が支持する。この実施例ではレール
体5の全幅寸法を28mmとし、スカート部14の下端か
らカバー壁13の内面までの上下寸法を2.1mmとした。
【0013】以上のように構成した遮音ベース4および
レール体5は次のように組む。まず、戸パネル1の開閉
軌跡に沿って遮音ベース4を敷設し、図1に示すように
逃げ溝10に釘3を所定間隔置きに打ち込んで、遮音ベ
ース4を床面Fに固定する。このとき、頭部3aが逃げ
溝10内に完全に沈み込むまで釘3を打ち込むと、取付
壁6の上面に頭部3aが突出するのを避けて、頭部3a
がレール体5と直接接触するのを防止できる。釘3を打
ち込んだ個所の取付壁6の弾性が損なわれることも避け
られる。
レール体5は次のように組む。まず、戸パネル1の開閉
軌跡に沿って遮音ベース4を敷設し、図1に示すように
逃げ溝10に釘3を所定間隔置きに打ち込んで、遮音ベ
ース4を床面Fに固定する。このとき、頭部3aが逃げ
溝10内に完全に沈み込むまで釘3を打ち込むと、取付
壁6の上面に頭部3aが突出するのを避けて、頭部3a
がレール体5と直接接触するのを防止できる。釘3を打
ち込んだ個所の取付壁6の弾性が損なわれることも避け
られる。
【0014】上記のように遮音ベース4を床面Fに固定
した後、遮音ベース4の上面にレール体5を接着固定す
る。具体的には、レール体5の下面全体に予め接着剤を
塗布し、あるいは両面粘着テープをカバー壁13の下面
に貼り付けたうえで、レール体5を遮音ベース4に接着
固定する。この接着状態において、レール体5のスカー
ト部14の下端は、床面Fに対して小さな隙間を介して
対向しており、戸パネル1の全重量がレール体5に作用
した状態においても、レール体5が実質的に床面Fに接
触することはない。従って、戸車2に転倒騒音を生じる
ような場合にも、騒音は遮音ベース4を伝わる間に減衰
吸収されて床面Fへ伝わらない。
した後、遮音ベース4の上面にレール体5を接着固定す
る。具体的には、レール体5の下面全体に予め接着剤を
塗布し、あるいは両面粘着テープをカバー壁13の下面
に貼り付けたうえで、レール体5を遮音ベース4に接着
固定する。この接着状態において、レール体5のスカー
ト部14の下端は、床面Fに対して小さな隙間を介して
対向しており、戸パネル1の全重量がレール体5に作用
した状態においても、レール体5が実質的に床面Fに接
触することはない。従って、戸車2に転倒騒音を生じる
ような場合にも、騒音は遮音ベース4を伝わる間に減衰
吸収されて床面Fへ伝わらない。
【0015】遮音ベース4は軟らかく変形しやすい。そ
のため、床面Fに固定した状態において緩やかに蛇行し
ていることがある。こうした場合には釘3を抜き外した
後、遮音ベース4の姿勢を直線状に矯正して再び釘3で
固定することにより、遮音ベース4を適正にしかも簡単
に再敷設できる。つまり、修正作業を容易に行える。な
お、遮音ベース4の幅方向位置の若干のずれは、レール
体5と遮音ベース4との間の融通隙間で吸収できるの
で、遮音ベース4の敷設に左程気を遣う必要はない。
のため、床面Fに固定した状態において緩やかに蛇行し
ていることがある。こうした場合には釘3を抜き外した
後、遮音ベース4の姿勢を直線状に矯正して再び釘3で
固定することにより、遮音ベース4を適正にしかも簡単
に再敷設できる。つまり、修正作業を容易に行える。な
お、遮音ベース4の幅方向位置の若干のずれは、レール
体5と遮音ベース4との間の融通隙間で吸収できるの
で、遮音ベース4の敷設に左程気を遣う必要はない。
【0016】床面F上に固定したガイドレールの全高寸
法は3mm強しかない。しかも、レール体5の両端のスカ
ート部14は四分円状に丸めてある。そのためつまずき
にくく、歩行の障害になりにくい。釘3の頭部3aは遮
音ベース4と共にレール体5で完全に覆われているの
で、靴下等が釘3に引っ掛かることもない。
法は3mm強しかない。しかも、レール体5の両端のスカ
ート部14は四分円状に丸めてある。そのためつまずき
にくく、歩行の障害になりにくい。釘3の頭部3aは遮
音ベース4と共にレール体5で完全に覆われているの
で、靴下等が釘3に引っ掛かることもない。
【0017】図4にガイドレールの変形例を示してお
り、遮音ベース4に2個の受溝8を設け、さらにレール
体5に2個のレール溝12を設けて、ガイドレールを引
き違い戸に適用できるようにした。この場合には、2個
の受溝8・8の間の取付壁6にも逃げ溝10を設けて、
これを釘3で固定できるようにした。他は上記の実施例
と同じであるので、同一部材に同じ符号を付して説明を
省略する。
り、遮音ベース4に2個の受溝8を設け、さらにレール
体5に2個のレール溝12を設けて、ガイドレールを引
き違い戸に適用できるようにした。この場合には、2個
の受溝8・8の間の取付壁6にも逃げ溝10を設けて、
これを釘3で固定できるようにした。他は上記の実施例
と同じであるので、同一部材に同じ符号を付して説明を
省略する。
【0018】上記以外に、レール体5のレール溝12の
断面形状は、図5に示すように逆台形状に変更できる。
図6に示すように、遮音ベース4の両側端にカバー部1
6を設けておき、レール体5のスカート部14の下端寄
り外面をカバー部16で覆うこともできる。レール体5
はアルミニウム条材で形成する以外に、ロール成形され
た金属条材を用いることができる。締結具としては釘3
以外にビスを用いることができる。
断面形状は、図5に示すように逆台形状に変更できる。
図6に示すように、遮音ベース4の両側端にカバー部1
6を設けておき、レール体5のスカート部14の下端寄
り外面をカバー部16で覆うこともできる。レール体5
はアルミニウム条材で形成する以外に、ロール成形され
た金属条材を用いることができる。締結具としては釘3
以外にビスを用いることができる。
【図1】ガイドレールの断面図である。
【図2】ガイドレールの使用例を示す斜視図である。
【図3】ガイドレールをレール体と遮音ベースに分離し
た状態での断面図である。
た状態での断面図である。
【図4】ガイドレールの別の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図5】レール体の更に別実施例を示す断面図である。
【図6】遮音ベースの更に異なる実施例を示す断面図で
ある。
ある。
3 釘(締結具) 4 遮音ベース 5 レール体 8 受溝 12 レール溝
Claims (3)
- 【請求項1】 締結具3で床面Fに固定される、扁平な
弾性条材からなる遮音ベース4と、 遮音ベース4の上面に接着固定されて遮音ベース4の表
面を覆い隠す、金属製の扁平条材からなるレール体5と
で構成されており、 レール体5が、遮音ベース4を介して床面Fに支持され
ていることを特徴とする戸車用ガイドレール。 - 【請求項2】 レール体5が遮音ベース4で床面Fに対
して非接触状に支持されており、 レール体5の幅方向中途部に、戸車2の脱輪を防ぐレー
ル溝12が凹み形成されており、 遮音ベース4にレール溝12を受け入れる受溝8が設け
てある請求項1又は2記載の戸車用ガイドレール。 - 【請求項3】 遮音ベース4には、受溝8の両側にレー
ル体5を浮動支持する一対の取付壁6が設けられてお
り、 両取付壁6の上面に、締結具3の頭部3aを受け入れる
逃げ溝10がそれぞれ受溝8と平行に設けられており、 レール体5には、レール溝12に連続して取付壁6の外
表面を覆い隠す一対のカバー壁13が設けてある請求項
2記載の戸車用ガイドレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11446497A JPH10292717A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 戸車用ガイドレール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11446497A JPH10292717A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 戸車用ガイドレール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10292717A true JPH10292717A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14638403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11446497A Pending JPH10292717A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 戸車用ガイドレール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10292717A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247152A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 |
JP2015068129A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | パナソニック株式会社 | 下レール |
KR20200145039A (ko) * | 2019-06-20 | 2020-12-30 | 김유곤 | 에어 샤워 부스의 행거 도어용 개폐 안내 장치 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP11446497A patent/JPH10292717A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247152A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 |
JP2015068129A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | パナソニック株式会社 | 下レール |
KR20200145039A (ko) * | 2019-06-20 | 2020-12-30 | 김유곤 | 에어 샤워 부스의 행거 도어용 개폐 안내 장치 |
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