JP2007247152A - 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 - Google Patents
引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007247152A JP2007247152A JP2006068083A JP2006068083A JP2007247152A JP 2007247152 A JP2007247152 A JP 2007247152A JP 2006068083 A JP2006068083 A JP 2006068083A JP 2006068083 A JP2006068083 A JP 2006068083A JP 2007247152 A JP2007247152 A JP 2007247152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- groove
- connecting member
- sliding door
- rail groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくとも1対のレール本体6,6と、これらレール本体6,6同士を両者間に凹溝からなる戸車嵌合用のレール溝Tを形成するように連結する剛性金属シート製成形材からなる連結部材15とを備えたレール装置5を設け、その連結部材15によって少なくともレール溝Tの底面部T1を形成する。ことにより、剛性金属シート製成形材からなる連結部材15によってレール溝Tの底面部T1の厚さを薄くし、その分、レール溝Tの深さを深くする。
【選択図】図2
Description
図1は本発明の実施形態1に係る引き戸装置Aを示し、この引き戸装置Aは、例えば住宅等の室内空間を2つの室に仕切るために用いられている。1は室内の床面、2は室内の天井部分に配設された鴨居であって、この鴨居2真下の床面1上に本発明の実施形態1に係るレール装置5が取付固定され、このレール装置5に、上側に開口する断面略コ字状の凹溝からなる戸車嵌合用のレール溝Tが形成されている。一方、上記鴨居2には、下側に開口する案内溝3がレール装置5のレール溝Tと平行に延びるように形成され、この鴨居2とレール装置5との間に引き戸本体20が嵌め込まれている。
図3は本発明の実施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では、図1及び図2と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、各レール本体6の条溝8及び連結部材15の係合突条16の数を増やしたものである。
図4は実施形態3を示し、上記各実施形態ではレール溝Tの底面部T1のみを連結部材15で形成しているのに対し、レール溝Tの底面部T1だけでなく側面部T2等をも連結部材15で形成したものである。
図5は実施形態4を示し、上記実施形態3では、連結部材15をレール本体6に部分的に被せるようにしているのに対し、連結部材15の全体をレール本体6に被せるようにしたものである。
図6は実施形態5を示し、連結部材15を床面1に固定し、その固定された連結部材15に対し各レール本体6を取外し可能に取り付けるようにしたものである。
図7は実施形態6を示す。上記実施形態5では、図6に示すように、レール本体6下面の凹陥溝11の深さを、床面1と略直交する方向に締結された取付ねじSの頭部S1の突出量と略同じになるように比較的浅く設定して、その頭部S1との干渉を避けるようにしているのに対し、この実施形態においては、図7に示すように、凹陥溝11の深さを上記設定の基準よりも深く設定している。つまり、床面1と略直交するように締結された取付ねじSの頭部S1上面と凹陥溝11の底面との間にある程度の隙間が形成されるように遊びが設けられている。このことで、仮に、施工時に取付ねじSが床面1に対し直交方向ではなくて斜めに差し込まれて締結されて、その頭部S1が大きく突出したとしても、その頭部S1が凹陥溝11の底面に当接して干渉することは回避され、レール本体6を連結部材15に確実に装着することができる。
図8は実施形態7を示し、上記実施形態3(図4参照)の構成において、連結部材15の係合突条16及びレール本体6の条溝8の各断面形状と、レール溝Tの断面形状とを変えたものである。
図9は実施形態8を示し、引違いの引き戸装置Aに適用したものである。すなわち、この実施形態では、実施形態6(図7参照)と同様に、1対のレール本体6,6が2組平行に配置され、各組のレール本体6,6間にレール溝Tが形成されている。各組のレール本体6,6のうち、組が隣接する側に位置する中央側の2つのレール本体6,6(図で左右中間にあるもの)のみが実施形態6のものと異なり、端側の他の2つのレール本体6,6(図で左右両端にあるもの)は実施形態6のものと同じである。
尚、以上の各実施形態において、連結部材15及びレール本体6の各表面に必要に応じて塗装や化粧シートの貼着等の方法で化粧を施しておいてもよい。
T レール溝
T1 底面部
d 厚さ
T2 側面部
T3 開口縁部
T4 凹陥部
S ねじ(固定具)
S1 頭部
1 床面
5 レール装置
h 高さ
6 レール本体
8 条溝
10 取付孔
15 連結部材
15a 延長部
16 係合突条
17 ねじ挿通孔(固定具挿通孔)
20 引き戸本体
22 戸車装置
25 戸車
25a 大径輪部
25b 小径輪部
Claims (9)
- 対をなすレール本体と、該レール本体同士をレール本体の間に凹溝からなる戸車嵌合用のレール溝を形成するように連結しかつレール本体よりも剛性の高い剛性金属シート製成形材からなる連結部材とを備え、
上記連結部材により、少なくとも上記レール溝の底面部が形成されていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1の引き戸のレール装置において、
連結部材により、レール溝の両側面部が底面部と連続するように形成されていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項2の引き戸のレール装置において、
連結部材は、レール溝の両側面部上端からレール本体の上面に延びる延長部を有し、
レール本体が固定具により該固定具を上記延長部に接触させた状態で床面に固定されていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つの引き戸のレール装置において、
レール溝の両側面部の上部に、レール溝の幅方向中央側に向かって下側に向かうようにテーパ状に傾斜する傾斜面からなる開口縁部が形成されていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つの引き戸のレール装置において、
レール本体にレール長さ方向に延びる条溝が設けられている一方、
連結部材に、レール長さ方向に延びかつ上記条溝に係合可能な係合突条が設けられており、
上記条溝への係合突条の係合によってレール本体同士が連結部材により連結されていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つの引き戸のレール装置において、
連結部材には、該連結部材を床面に固定するための固定具挿通孔が設けられていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1〜6のいずれか1つの引き戸のレール装置において、
レール本体は、固定具により床面に固定された連結部材に対し着脱可能に固定されていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1〜7のいずれか1つの引き戸のレール装置において、
レール溝の底面部の両側隅角部の少なくとも一方に、レール幅方向に凹陥する凹陥部がレール長さ方向に沿って延びるように設けられていることを特徴とする引き戸のレール装置。 - 請求項1〜8のいずれか1つの引き戸のレール装置と、
上記レール装置のレール溝に、外周端部がレール溝の底面部との間に隙間を残存させた状態で嵌合されかつ該外周端部の軸方向両側部がレール溝の開口縁部に支持された状態で転動する戸車を有する引き戸本体とを備えたことを特徴とする引き戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068083A JP4511482B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068083A JP4511482B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007247152A true JP2007247152A (ja) | 2007-09-27 |
JP4511482B2 JP4511482B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=38591744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006068083A Active JP4511482B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4511482B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015068129A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | パナソニック株式会社 | 下レール |
JP2016151088A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | 株式会社フロンテア | 床用付設物 |
JP2018035552A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 昭和フロント株式会社 | 床置き式ガイドレール |
CN109653625A (zh) * | 2019-01-12 | 2019-04-19 | 马海英 | 一种门窗滑轮、滑轮装置及门窗 |
JP2021173128A (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-01 | ケージーパルテック株式会社 | 単レール連結部材、平行レール連結部材、床用単レール設置構造体、および床用平行レール設置構造体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102256756B1 (ko) * | 2019-06-25 | 2021-05-27 | 장재연 | 호차 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS479259Y1 (ja) * | 1967-10-24 | 1972-04-07 | ||
JPS58148183U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 新日軽株式会社 | 室内建具用の金属製下枠 |
JPS5919774U (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-06 | ワイケイケイ株式会社 | 合成樹脂製窓枠のレ−ル取付構造 |
JPS6068273U (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | 大洋金物株式会社 | 戸車用レ−ル |
JPH02236379A (ja) * | 1988-11-23 | 1990-09-19 | Spilka Inco Ltd As | 窓枠の溝のほぼu字形のガイドレールの生産方法とその半加工部材 |
JPH094313A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-07 | Senju Metal Ind Co Ltd | 引き戸の走行装置 |
JPH09291747A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | K G Partek Kk | 戸車用レール |
JPH10292717A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-11-04 | Enomoto Kinzoku Kk | 戸車用ガイドレール |
JP3066230U (ja) * | 1999-07-30 | 2000-02-18 | トーソー株式会社 | 折れ戸用床見切り材 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0366230U (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-27 |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006068083A patent/JP4511482B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS479259Y1 (ja) * | 1967-10-24 | 1972-04-07 | ||
JPS58148183U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 新日軽株式会社 | 室内建具用の金属製下枠 |
JPS5919774U (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-06 | ワイケイケイ株式会社 | 合成樹脂製窓枠のレ−ル取付構造 |
JPS6068273U (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | 大洋金物株式会社 | 戸車用レ−ル |
JPH02236379A (ja) * | 1988-11-23 | 1990-09-19 | Spilka Inco Ltd As | 窓枠の溝のほぼu字形のガイドレールの生産方法とその半加工部材 |
JPH094313A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-07 | Senju Metal Ind Co Ltd | 引き戸の走行装置 |
JPH09291747A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | K G Partek Kk | 戸車用レール |
JPH10292717A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-11-04 | Enomoto Kinzoku Kk | 戸車用ガイドレール |
JP3066230U (ja) * | 1999-07-30 | 2000-02-18 | トーソー株式会社 | 折れ戸用床見切り材 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015068129A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | パナソニック株式会社 | 下レール |
JP2016151088A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | 株式会社フロンテア | 床用付設物 |
JP2018035552A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 昭和フロント株式会社 | 床置き式ガイドレール |
CN109653625A (zh) * | 2019-01-12 | 2019-04-19 | 马海英 | 一种门窗滑轮、滑轮装置及门窗 |
CN109653625B (zh) * | 2019-01-12 | 2024-01-16 | 和拓(深圳)工业设计有限公司 | 一种门窗滑轮、滑轮装置及门窗 |
JP2021173128A (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-01 | ケージーパルテック株式会社 | 単レール連結部材、平行レール連結部材、床用単レール設置構造体、および床用平行レール設置構造体 |
JP7341489B2 (ja) | 2020-04-30 | 2023-09-11 | ケージーパルテック株式会社 | 単レール連結部材、平行レール連結部材、床用単レール設置構造体、および床用平行レール設置構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4511482B2 (ja) | 2010-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4511482B2 (ja) | 引き戸のレール装置及びそれを用いた引き戸装置 | |
JP2009007093A (ja) | エレベータのカゴ室 | |
KR101675090B1 (ko) | 마감캡이 구비된 슬림 구조의 미닫이 창호 | |
JP4827095B2 (ja) | 建具 | |
JP4376086B2 (ja) | 引違戸の下辺部のシール装置 | |
JP4495075B2 (ja) | 戸車ユニットおよびこれを備えた浴室引戸 | |
JP2009167764A (ja) | 車両のスライドドアのセンタレール構造 | |
JP4889410B2 (ja) | 手摺用ブラケット | |
JP4502654B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP3215285U (ja) | 引き戸用レール | |
JP2006137212A (ja) | サンルーフ装置におけるケーブルの挿通構造 | |
JP3029955U (ja) | 横引き戸装置 | |
JPH0679980U (ja) | 家具用レールの継手機構 | |
JP3126105U (ja) | 壁開口部の開口枠 | |
JP2005271633A (ja) | ドアサッシュ構造 | |
JPH09268845A (ja) | 引戸装置 | |
JP4316987B2 (ja) | 筆記等が可能な平板状体のテーブルへの取付け構造 | |
JP6585004B2 (ja) | 建具 | |
JP2005035742A (ja) | 遮煙部材を備えた扉装置 | |
US20060230519A1 (en) | Tub design with protected door track | |
JPH0732808Y2 (ja) | 吊戸レール | |
JP2021123313A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP2004009856A (ja) | グラスランとベルトラインウェザーストリップの取付構造 | |
JP6327608B2 (ja) | 引戸枠および引戸枠構造 | |
JP4639888B2 (ja) | ユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100420 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100506 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4511482 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160514 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |