JP4502654B2 - 引戸装置 - Google Patents
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Description
同時に本発明は、竪枠として従来から一般的に使用されていたと同程度の幅寸法を有するものを使用しても、強風時に於ける耐風圧性及び気密性を十分に確保できる構造を実現できる様にするものである。
特に、本発明の引戸装置に於いては、上記下部案内レールは、上記下枠の上面に上記引戸障子の移動方向に亙って存在する凹部の底面から上方に突出した状態で設けられ、その上端縁が上記下枠の上面のうちでこの凹部の両側に存在する部分よりも上方には突出しないものである。
又、上記引戸障子の縦辺を構成する竪框の下端部にその一端部を結合したカバー帯をこの引戸障子の移動に伴って移動させる事により、このカバー帯の中間部乃至他端部をこのカバー帯の一端部を結合した上記竪框に対向する上記窓枠の縦辺を構成する竪枠内に出入りさせて、このカバー帯が、この竪框の下端部とこの竪枠の下端部との間に掛け渡された状態で、上記凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を覆う様に構成している。
上記カバー帯は、可撓性及び押し付け力により移動可能な程度の剛性を有する弾性材製である。このカバー帯は、その一端が上記竪框の下端部に結合されると共に、中間部が、互いに直角に結合された上記下枠と上記竪枠との連続部に固定されたガイドブラケットの内部に設けられたガイド通路に案内されて、移動方向を水平方向から垂直方向に90度変更されている。そして、垂直方向に移動する上記カバー帯の中間部乃至他端部は、上記竪枠を構成する竪枠本体の内側面とこの竪枠本体の内面に添設された内側ブラケットの外側面との間に設けられた収納部内に存在している。
又、上記竪枠の内側面で、上記引戸障子を閉鎖位置に移動させた状態で上記竪框の側面に対向する部分に形成した係止突条にその基端部を係止したシール材を構成するシールリップを、上記竪框の側面に当接自在としている。
更に、上記竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と上記下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に、鉄系金属製の補強板を添設している。
又、上記下部案内レールの上端縁を、この下枠の上面のうちで人や物が移動する部分よりも下方に位置させているので、下枠の上面を実質的に平坦にして、この人や物の移動を容易に行なえる様にできる。
又、上記下部案内レールの上端縁を上方に突出させない様にする為に上記下枠の上面に設けた凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を、カバー帯により覆う為、上記下枠上面の体裁を良好にし、且つ、凹部内への異物の落下を防止できる。
但し、上記竪枠本体の内側面に上記内側ブラケットを添設する事で、シール材と竪框との係り代が小さくなる。従って、何ら対策を施さない場合には、強風時に引戸障子の変形に伴って、これらシール材と竪框の側面との間に隙間が生じ、引戸装置設置部の気密性が悪化する可能性がある。
これに対して本発明の場合には、上記竪枠と下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に、鉄系金属製の補強板を添設している為、この突き合わせ部の剛性が高くなり、強風時に於ける引戸障子の変形を抑えられる。この為、強風時にも上記隙間が生じにくくなり、引戸装置設置部の耐風圧性及び気密性を確保できる。
この様に構成すれば、引戸障子の剛性を一層高くして、強風時の変形防止効果をより一層高め、気密性をより向上させる事ができる。
以上の構成により、上記各ガラス障子2a、2bを上記窓枠1の内側に、水平移動自在に建て込んでいる。
(1) 屋外側のガラス障子2aを解放方向(図2の右方向)に移動させた場合に、このガラス障子2aの突き合わせ框9aと一方(図2の左方)の竪枠5aの下端部との間に掛け渡された状態で、屋外側の凹部15aの片半部(図2の左半部)の上端開口を覆うカバー帯24a。
(2) 屋外側のガラス障子2aを閉鎖方向(図2の左方向)に移動させた場合に、このガラス障子2aの召し合わせ框8aと他方(図2の右方)の竪枠5bの下端部との間に掛け渡された状態で、屋外側の凹部15aの他半部(図2の右半部)の上端開口を覆うカバー帯24b。
(3) 屋内側のガラス障子2bを解放方向(図2の左方向)に移動させた場合に、このガラス障子2bの突き合わせ框9bと他方の竪枠5bの下端部との間に掛け渡された状態で、屋内側の凹部15bの片半部(図2の右半部)の上端開口を覆うカバー帯24c。
(4) 屋内側のガラス障子2bを閉鎖方向(図2の右方向)に移動させた場合に、このガラス障子2bの召し合わせ框8bと一方の竪枠5aの下端部との間に掛け渡された状態で、屋内側の凹部15bの他半部(図2の左半部)の上端開口を覆うカバー帯24d。
尚、メンテナンス性を考慮した場合には、上記ねじ孔44に代えて通孔を形成すると共に上記突き合わせ框9a、9bの側に下孔を形成し、図6に示す様に、補強板40を上記各突き合わせ框9a、9bの下端部に固定する為の(框結合用とは別の)タッピングねじ46を、図3、4とは逆側から螺着する事もできる。
2a、2b ガラス障子
3 上枠
4 下枠
5a、5b 竪枠
6a、6b 上框
7a、7b 下框
8a、8b 召し合わせ框
9a、9b 突き合わせ框
10a、10b ガラスパネル
11a、11b 上部案内レール
12a、12b ガイドブロック
13a、13b ガイド溝
14a、14b 下部案内レール
15a、15b 凹部
16a、16b 戸車
17a、17b 凹溝
18 屋外端突条
19 中央突条
20a、20b ブラケット
21 屋内端突条
22a、22b 屋内側壁
23a、23b 垂下壁部
24a、24b、24c、24d カバー帯
25a、25b ガイド溝
26a、26b ガイド部材
27 シールリップ
28 係止孔
29 係止ブラケット
30 係止ピン
31a、31b ガイドブラケット
32a、32b、32c、32d 収納部
33a、33b 竪枠本体
34a、34b 内側ブラケット
35 ライナ部材
36a、36b 係止突条
37a、37b 係止溝
38 シール材
39a、39b シールリップ
40 補強板
41 通孔
42 タッピング溝
43 小通孔
44 ねじ孔
45 ねじ
46 タッピングねじ
Claims (2)
- 下辺を構成する下框に複数の戸車を、横軸を中心とする回転自在に支持した引戸障子と、これら各戸車の外周面に全周に亙って形成した凹溝と係合する事でこの引戸障子の水平移動を案内する下部案内レールをその上面に形成した下枠を含む窓枠とを備えた引戸装置に於いて、この下部案内レールは、この下枠の上面に上記引戸障子の移動方向に亙って存在する凹部の底面から上方に突出した状態で設けられ、その上端縁がこの下枠の上面のうちでこの凹部の両側に存在する部分よりも上方には突出しないものであり、上記引戸障子の縦辺を構成する竪框の下端部にその一端部を結合したカバー帯をこの引戸障子の移動に伴って移動させる事により、このカバー帯の中間部乃至他端部をこのカバー帯の一端部を結合した上記竪框に対向する上記窓枠の縦辺を構成する竪枠内に出入りさせて、このカバー帯が、この竪框の下端部とこの竪枠の下端部との間に掛け渡された状態で、上記凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を覆う様に構成しており、上記カバー帯は、可撓性及び押し付け力により移動可能な程度の剛性を有する弾性材製であり、このカバー帯の一端が上記竪框の下端部に結合されると共に、上記カバー帯の中間部が、互いに直角に結合された上記下枠と上記竪枠との連続部に固定されたガイドブラケットの内部に設けられたガイド通路に案内されて、移動方向を水平方向から垂直方向に90度変更されており、垂直方向に移動する上記カバー帯の中間部乃至他端部は、上記竪枠を構成する竪枠本体の内側面とこの竪枠本体の内面に添設された内側ブラケットの外側面との間に設けられた収納部内に存在しており、上記竪枠の内側面で、上記引戸障子を閉鎖位置に移動させた状態で上記竪框の側面に対向する部分に形成した係止突条にその基端部を係止したシール材を構成するシールリップを、上記竪框の側面に当接自在としており、上記竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と上記下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に、鉄系金属製の補強板を添設している引戸装置。
- 竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に加えて、この竪框の上端部内側面と引戸障子の上辺を構成する上框の端部との突き合わせ部に対応する部分にも鉄系金属製の補強板を添設している、請求項1に記載した引戸装置。
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