JP4502654B2 - 引戸装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バリアフリーサッシと呼ばれる、下枠の上面を平坦にした窓枠に引戸障子を建て込んで成る引戸装置の改良に関する。
高齢者や身体障害者の移動の容易性を確保する為に、バリアフリーサッシと呼ばれる、下枠の上面を平坦にした窓枠の構造が、例えば特許文献1〜4に記載される等により、従来から各種知られている。これら各特許文献に記載された構造は、何れも、引戸障子の下框に設置した戸車の外周面が単なる円筒面で、上記下枠の上面でこの戸車の外周面が転がり接触する部分が平坦面となっている。
この様な従来構造の場合、戸車として、従来一般的に使用されていたものとは異なる、特殊なものを使用する為、今後広く普及しない限り、コストが嵩む可能性がある。特に現状では、故障した戸車を修理・交換する際に、戸車の取り寄せに要する手間やコストが、一般的な、外周面に全周に亙って凹溝を形成したものに比べて嵩む可能性がある。又、戸車と下枠との係合部で、引戸障子の屋内外方向に関する位置決めを図れない為、別途この引戸障子の屋内外方向に関する位置決めを図る為の構造が必要になる。
この様な事情を考慮した場合、下枠として上面に下部案内レールを備えたものを使用すると共に、この下部案内レールの上端縁を、この下枠の上面のうちで人や物が移動する部分よりも下方に位置させる構造を採用する事が有利である。この場合、下枠の上面に凹部を、引戸障子の移動方向に亙って設け、上記下部案内レールを、この凹部の底面から上方に突出する状態で設ける。従って上記下枠の上面には、この凹部の開口部が存在し、この開口部の中央部に上記下部案内レールの上端縁が存在する状態となる。
上記凹部及び下部案内レールは、上記下枠の全長に亙って設けるのに対し、上記引戸障子の長さ(幅)はこの下枠の全長よりも短い。この為、上記凹部の開口部及び下部案内レールの上端縁の長さ方向の一部は、上記引戸障子により覆われる事なく露出する。この為、当該部分の体裁が悪くなるだけでなく、異物が上記凹部内に落下した場合に、この異物を取り出しにくくなる。即ち、上記凹部の開口部のほぼ中間部に上記下部案内レールの上端縁が存在する為、この開口部は幅方向に2分割されて狭くなる。この結果、上記凹部内にピン等の異物が落下した場合に、この異物を取り出しにくくなる。
特許文献5には、昇降式のシャッタの両側縁部を案内する為の昇降案内溝の一部でシャッタパネルを巻き上げた場合にこのシャッタパネルの下方に露出する部分を、帯状封止材により覆う構造が記載されている。但し、この様な特許文献5に記載された構造は、鉛直方向に存在する溝の開口部を覆う事のみを意図していて、引戸装置の下枠の上面に存在する溝部の上端開口を覆う事を意図しているものではない。又、帯状封止材を巻き取り機構により巻き取る等、構造が複雑で、設置スペースが限られた引戸装置に適用する事は難しい。
実公昭55−19814号公報 特開2000−96934号公報 特許第3233920号公報 特許第3233921号公報 特開平5−340173号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、下枠として上面に下部案内レールを備えたものを使用すると共に、この下部案内レールの上端縁を、この下枠の上面のうちで人や物が移動する部分よりも下方に位置させた構造で、下枠上面の体裁を良好にし、且つ、凹部内への異物の落下を防止できる構造を実現すべく発明したものである。
同時に本発明は、竪枠として従来から一般的に使用されていたと同程度の幅寸法を有するものを使用しても、強風時に於ける耐風圧性及び気密性を十分に確保できる構造を実現できる様にするものである。
本発明の引戸装置は、従来から一般的に実施されている引戸装置と同様に、下辺を構成する下框に複数の戸車を、横軸を中心とする回転自在に支持した引戸障子と、これら各戸車の外周面に全周に亙って形成した凹溝と係合する事でこの引戸障子の水平移動を案内する下部案内レールをその上面に形成した下枠を含む窓枠とを備える。
特に、本発明の引戸装置に於いては、上記下部案内レールは、上記下枠の上面に上記引戸障子の移動方向に亙って存在する凹部の底面から上方に突出した状態で設けられ、その上端縁が上記下枠の上面のうちでこの凹部の両側に存在する部分よりも上方には突出しないものである。
又、上記引戸障子の縦辺を構成する竪框の下端部にその一端部を結合したカバー帯をこの引戸障子の移動に伴って移動させる事により、このカバー帯の中間部乃至他端部をこのカバー帯の一端部を結合した上記竪框に対向する上記窓枠の縦辺を構成する竪枠内に出入りさせて、このカバー帯が、この竪框の下端部とこの竪枠の下端部との間に掛け渡された状態で、上記凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を覆う様に構成している。
上記カバー帯は、可撓性及び押し付け力により移動可能な程度の剛性を有する弾性材製である。このカバー帯は、その一端が上記竪框の下端部に結合されると共に、中間部が、互いに直角に結合された上記下枠と上記竪枠との連続部に固定されたガイドブラケットの内部に設けられたガイド通路に案内されて、移動方向を水平方向から垂直方向に90度変更されている。そして、垂直方向に移動する上記カバー帯の中間部乃至他端部は、上記竪枠を構成する竪枠本体の内側面とこの竪枠本体の内面に添設された内側ブラケットの外側面との間に設けられた収納部内に存在している。
又、上記竪枠の内側面で、上記引戸障子を閉鎖位置に移動させた状態で上記竪框の側面に対向する部分に形成した係止突条にその基端部を係止したシール材を構成するシールリップを、上記竪框の側面に当接自在としている。
更に、上記竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と上記下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に、鉄系金属製の補強板を添設している。
上述の様に構成する本発明の引戸装置の場合、下枠として上面に下部案内レールを備えたものを使用する為、引戸障子の下框に設ける戸車として、外周面に全周に亙って凹溝を形成したものを使用できる。この為、戸車自体のコストを低く抑えられる他、戸車と下部案内レールとの係合部で、引戸障子の屋内外方向に関する位置決めを図れる。従って、別途この引戸障子の屋内外方向に関する位置決めを図る為の構造を設ける必要がなく、この面からもコスト低減を図れる。
又、上記下部案内レールの上端縁を、この下枠の上面のうちで人や物が移動する部分よりも下方に位置させているので、下枠の上面を実質的に平坦にして、この人や物の移動を容易に行なえる様にできる。
又、上記下部案内レールの上端縁を上方に突出させない様にする為に上記下枠の上面に設けた凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を、カバー帯により覆う為、上記下枠上面の体裁を良好にし、且つ、凹部内への異物の落下を防止できる。
又、垂直方向に移動する上記カバー帯の中間部乃至他端部を収納する為の収納部を、竪枠を構成する竪枠本体の内側面とこの竪枠本体の内面に添設された内側ブラケットの外側面との間に設けている為、上記収納部を備えた竪枠を、低コストで得られる。
但し、上記竪枠本体の内側面に上記内側ブラケットを添設する事で、シール材と竪框との係り代が小さくなる。従って、何ら対策を施さない場合には、強風時に引戸障子の変形に伴って、これらシール材と竪框の側面との間に隙間が生じ、引戸装置設置部の気密性が悪化する可能性がある。
これに対して本発明の場合には、上記竪枠と下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に、鉄系金属製の補強板を添設している為、この突き合わせ部の剛性が高くなり、強風時に於ける引戸障子の変形を抑えられる。この為、強風時にも上記隙間が生じにくくなり、引戸装置設置部の耐風圧性及び気密性を確保できる。
本発明を実施する場合に、好ましくは、請求項2に記載した様に、竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に加えて、この竪框の上端部内側面と引戸障子の上辺を構成する上框の端部との突き合わせ部に対応する部分にも鉄系金属製の補強板を添設する。
この様に構成すれば、引戸障子の剛性を一層高くして、強風時の変形防止効果をより一層高め、気密性をより向上させる事ができる。
図1〜10は、本発明の実施例を示している。本実施例は、本発明を、掃き出し窓として一般的な、引違戸に適用した場合に就いて示している。この為に本実施例の場合には、窓枠1の内側に、それぞれが特許請求の範囲に記載した引戸障子である1対のガラス障子2a、2bを、引き違い式に建て込んでいる。このうちの窓枠1は、上辺を構成する上枠3と、下辺を構成する下枠4と、左右の縦辺を構成する竪枠5a、5bとにより、矩形に構成している。これら各枠3、4、5a、5bは、それぞれアルミニウム合金の一体押し出し成形材製である。又、上記各ガラス障子2a、2bは、それぞれの上辺を構成する上框6a、6bと、同じく下辺を構成する下框7a、7bと、左右の縦辺を構成する竪框である、召し合わせ框8a、8b及び突き合わせ框9a、9bとにより、ガラスパネル10a、10bの四辺を囲んで成る。これら各框6a、6b、7a、7b、8a、8b、9a、9bも、アルミニウム合金の一体押し出し成形材製である。このうちの召し合わせ框8a、8bは、上記掃き出し窓の閉鎖時に上記窓枠1の中央に位置して、屋内外方向に亙り互いに対向する。これに対して上記各突き合わせ框9a、9bは、上記掃き出し窓の閉鎖時に上記窓枠1の端部に位置して、上記各竪枠5a、5bに突き合わされる。
上記各ガラス障子2a、2bは上記窓枠1の内側に、一般的に知られている引違戸と同様の構造により、水平移動自在に建て込まれている。この為に、上記上枠3の下面に1対の上部案内レール11a、11bを、屋内外方向に離隔した状態で設けている。そして、上記各召し合わせ框8a、8b及び突き合わせ框9a、9bの上端部に支持したガイドブロック12a、12bに形成したガイド溝13a、13bに、上記各上部案内レール11a、11bを係合させている。この構成により、上記各ガラス障子2a、2bの上端部を、上記上枠3に沿う水平移動自在に支持している。
これに対して、上記下枠4に1対の下部案内レール14a、14bを、屋内外方向に離隔した状態で設けている。但し、本実施例の場合、一般的な引違戸を構成する下枠とは異なり、上記各下部案内レール14a、14bを、上記下枠4の上面にこの下枠4の全長に亙って設けた1対の凹部15a、15bの底面から、上方に突出した状態で設けている。又、上記各下部案内レール14a、14bの高さ寸法は上記各凹部15a、15bの深さ寸法よりも小さくして、これら各下部案内レール14a、14bの上端縁が、上記下枠4の上面のうちで上記各凹部15a、15bの両側に存在する部分よりも下方に位置する様にしている。この構成により、上記各下部案内レール14a、14bの存在に拘らず、上記下枠4の上面を幅の狭い上記各凹部15a、15bの上端開口部を除き、実質的に平坦にして、高齢者や障害者、更には車椅子等の移動を容易に行なえる様にしている。
この様な構成を有する上記下枠4に沿う移動を可能にする為に、上記各ガラス障子2a、2bの下辺を構成する前記下框7a、7bの両端部近傍部分に戸車16a、16bを、屋内外方向に設けられた横軸を中心とする回転自在に支持している。これら各戸車16a、16bは、従来から一般的な引違戸に使用されていた戸車と同様のもので、外周面中央部に凹溝17a、17bを、全周に亙り形成している。この様な凹溝17a、17bを設けた上記各戸車16a、16bをそれぞれ1対ずつ支持した上記各下框7a、7bは、上記下部案内レール14a、14bと上記各凹溝17a、17aとを係合させる事で、上記下枠4の上方位置に、この下枠4に沿った水平移動を自在に支持している。
以上の構成により、上記各ガラス障子2a、2bを上記窓枠1の内側に、水平移動自在に建て込んでいる。
又、図示の例では、上記下枠4の屋外側端部(図7、8の左端部)上面に形成した屋外端突条18と、上記1対の凹部15a、15b同士を仕切る中央突条19との屋内側面(図7、8の右側面)に、それぞれブラケット20a、20bを係止している。上記各下部案内レール14a、14bのうち、屋外側の下部案内レール14aの上半部は、屋外側のブラケット20aと上記中央突条19との間に存在する。そして、上記屋外側の戸車16aの一部は、これらブラケット20aと中央突条19との上半部同士の間に入り込んでいる。これに対して、屋内側の下部案内レール14bの上半部は、屋内側のブラケット20bと、上記下枠4の屋内側端部(図7、8の右端部)上面に形成した屋内端突条21との間に存在する。そして、上記屋内側の戸車16bの一部は、これら屋内側のブラケット20bと屋内端突条21との上半部同士の間に入り込んでいる。
又、前記各下框7a、7bの屋内側壁22a、22bの下端部を下方に延長する事で、それぞれ垂下壁部23a、23bを形成している。そして、前記屋外側のガラス障子2aに関する垂下壁部23aの上下方向中間部乃至下端部を、上記屋外側の下部案内レール14aの上半部屋内側面と、上記中央突条19の上半部屋外側面との間に進入させている。これに対して、前記屋内側のガラス障子2bに関する垂下壁部23bの上下方向中間部乃至下端部を、上記屋内側の下部案内レール14bの上半部屋内側面と、上記屋内端突条21の上半部屋外側面との間に進入させている。
上述の様に、前記各戸車16a、16bの下端部と上記各垂下壁部23a、23bの上下方向中間部乃至下端部とを進入させた、上記各凹部15a、15bの上端開口部で上記各ガラス障子2a、2bの下框7a、7bにより覆われない部分は、次述するカバー帯24a〜24dにより覆う様にしている。上記各凹部15a、15bの内側面上端部には、これら各カバー帯24a〜24dの両側端縁を案内する為のガイド溝25a、25bを、互いに対向する状態で設けている。
上記各ガイド溝25a、25bは、それぞれガイド部材26a、26bにより構成している。このうち、各凹部15a、15b毎に屋内側となる、上記中央突条19の上端部屋外側面と上記屋内端突条21の上端部屋外側面とに係止したガイド部材26aは、上端部屋外側面に設けられた上記ガイド溝25aと、中間部屋外側面にその基端部を連結したシールリップ27とを備える。このうちのガイド溝25aは、上記各カバー帯24a〜24dの屋内側端縁を案内して、これら各カバー帯24a〜24dの屋内側端縁が、上記各凹部15a、15bの上端開口部から浮き上がる事を防止する。又、上記シールリップ27の屋外側面の先端寄り部分は、上記各垂下壁部23a、23bの屋内側面に摺接して、上記各下框7a、7bと前記下枠4との間をシールする。一方、上記各凹部15a、15b毎に屋外側となる、前記各ブラケット20a、20bの上端部屋内側面に係止したガイド部材26bには、上記ガイド溝25bのみを設け、シールリップは設けていない。
上述の様な両ガイド部材26a、26bは、上記各凹部15a、15bの内側面上端部に、これら各ガイド部材26a、26bのガイド溝25a、25bを同じ高さに位置させて互いに対向させた状態で設けている。そして、これら各ガイド溝25a、25bに、上記各カバー帯24a〜24dの両側端縁を係合させると共に、これら各カバー帯24a〜24dの一端部を前記各ガラス障子2a、2bの縦辺を構成する召し合わせ框8a、8b又は突き合わせ框9a、9bの下端部に結合している。又、上記各カバー帯24a〜24dの中間部乃至他端部は、前記窓枠1の縦辺を構成する竪枠5a、5b内に出入りさせる様にしている。この構成により、この窓枠1の下辺を構成する下枠4の上面に存在する上記各凹部15a、15bの上端開口部で、上記各ガラス障子2a、2bの下框7a、7bにより覆われていない部分を、上記各カバー帯24a〜24dにより覆う様にしている。
本実施例の場合、次の(1) 〜(4) に示すカバー帯24a〜24dにより、前記各下部案内レール14a、14bを設置した凹部15a、15bの上端開口の4個所位置を、それぞれ覆う(図2参照)。
(1) 屋外側のガラス障子2aを解放方向(図2の右方向)に移動させた場合に、このガラス障子2aの突き合わせ框9aと一方(図2の左方)の竪枠5aの下端部との間に掛け渡された状態で、屋外側の凹部15aの片半部(図2の左半部)の上端開口を覆うカバー帯24a。
(2) 屋外側のガラス障子2aを閉鎖方向(図2の左方向)に移動させた場合に、このガラス障子2aの召し合わせ框8aと他方(図2の右方)の竪枠5bの下端部との間に掛け渡された状態で、屋外側の凹部15aの他半部(図2の右半部)の上端開口を覆うカバー帯24b。
(3) 屋内側のガラス障子2bを解放方向(図2の左方向)に移動させた場合に、このガラス障子2bの突き合わせ框9bと他方の竪枠5bの下端部との間に掛け渡された状態で、屋内側の凹部15bの片半部(図2の右半部)の上端開口を覆うカバー帯24c。
(4) 屋内側のガラス障子2bを閉鎖方向(図2の右方向)に移動させた場合に、このガラス障子2bの召し合わせ框8bと一方の竪枠5aの下端部との間に掛け渡された状態で、屋内側の凹部15bの他半部(図2の左半部)の上端開口を覆うカバー帯24d。
この様なカバー帯24a〜24dは、それぞれ金属製の巻き尺を構成する金属板の如きステンレス鋼板、或は合成樹脂を一体押し出し成形する事により造られた長尺材等、可撓性及び押し付け力により移動可能な程度の剛性を有する弾性材製である。本実施例の場合には、上記各カバー帯24a〜24dとして、自由状態での断面形状が円弧形となるものを使用して、これら各カバー帯24a〜24dの肉厚を小さく抑えつつ、上記剛性の確保を図っている。尚、これら各カバー帯24a〜24dの湾曲方向は、上記各凹部15a、15bの上端開口を覆った状態で、それぞれの上面が凸曲面となる方向としている。この理由は、上記各カバー帯24a〜24dと前記各下部案内レール14a、14bの上端縁との干渉を防止しつつ、これら各下部案内レール14a、14bの高さ寸法を確保する為である。
この様な上記各カバー帯24a〜24dの一端部は、それぞれ上記各ガラス障子2a、2bの召し合わせ框8a、8b又は突き合わせ框9a、9bの下端部に結合し、これら各ガラス障子2a、2bの移動に伴って押し引きされる様にしている。上記各カバー帯24a〜24dの一端部を上記各框8a、8b、9a、9bの下端部に結合する為の構造は特に問わない。それぞれの両端縁を前記各ガイド溝25a、25bに係合させた上記各カバー帯24a〜24dの一端部を上記各框8a、8b、9a、9bの下端部に結合し、上記各ガラス障子2a、2bの移動に伴って上記各カバー帯24a〜24dの一端部が押し引きされる構造であれば良い。図3、4、8には、次述する図9に示した構造とは異なる構造を記載しているが、本発明の要旨とは関係しない為、説明は省略する。
図9は、上述の様に、上記各カバー帯24a〜24dの一端部を上記各框8a、8b、9a、9bの下端部に結合する部分の構造の1例を示している。この構造では、上記各カバー帯24a〜24dの一端部に係止孔28を形成すると共に、上記各框8a、8b、9a、9bの下端部外側面に係止ブラケット29を固定している。そして、この係止ブラケット29に垂下した係止ピン30を上記係止孔28に挿入する事により、上記各框8a、8b、9a、9bの動きを上記各カバー帯24a〜24dの一端部に伝達自在としている。尚、上記各框8a、8b、9a、9bに対する上記係止ブラケット29の上下取付位置は、若干の調節自在として、上記各ガラス障子2a、2bの高さ調節に拘らず、上記係止ピン30と上記係止孔28とが確実に係合する様にする。
又、前記下枠4の両端部のそれぞれ2個所位置ずつ、合計4個所位置に、それぞれ図10に示す様なガイドブラケット31a、31bを設けている。これら各ガイドブラケット31a、31b内には、上記各カバー帯24a〜24dの方向を90度変更する為のガイド通路が設けられている。このガイド通路は、水平部と鉛直部とを四分の一円弧状の湾曲部により滑らかに連続させて成る。この様なガイド通路を有する上記各ガイドブラケット31a、31bは、それぞれ上記下枠4の両端部上面と前記各竪枠5a、5bの下端部内側面との間に掛け渡している。この状態で、上記各ガイドブラケット31a、31bのガイド通路の水平部側開口端部は、前記各凹部15a、15bの水平方向端上端部に、同じく鉛直部側開口部は上記各竪枠5a、5bに設けた収納部32a〜32dの下端開口部に、それぞれ整合している。
図示の例では、上記各ガイドブラケット31a、31bのうち、召し合わせ框8a、8bに対向するガイドブラケット31aは、この召し合わせ框8a、8bと竪枠5a、5bとが衝突するのを防止するストッパとしての機能を備える為、上記下枠4の長さ方向の寸法を確保している。これに対して、突き合わせ框9a、9bに対向するガイドブラケット31bは、この突き合わせ框9a、9bが上記竪枠5a、5bに十分に近接できる様にする為、上記下枠4の長さ方向の寸法を小さくしている。内部に設けるガイド通路の形状に就いては、上記各ガイドブラケット31a、31b同士の間で、基本的な差はない。
又、上記各収納部32a〜32dを設ける為に、上記各竪枠5a、5bはそれぞれ、図2〜4に示す様に、竪枠本体33a、33bの内側面に、内側ブラケット34a、34bを突き合わせ結合して成る。即ち、本実施例の場合には、上記各収納部32a〜32dを設ける為に、上記各竪枠本体33a、33bの内側面に上記各内側ブラケット34a、34bを添設して、上記各竪枠5a、5bとしている。そして、上記各竪枠本体33a、33bの内側面とこれら各内側ブラケット34a、34bの外側面との間の隙間の一部を、上記各収納部32a〜32dとしている。尚、上記各内側ブラケット34a、34bは、上記各竪枠本体33a、33bの下端部には設けず、この下端部には、上記各ガイドブラケット31a、31bの一部を突き当てている。そして、上記各収納部32a〜32dの下端開口部と、これら各ガイドブラケット31a、31bのガイド通路の鉛直部側(上端)開口部とは、互いに突き合わせ、上記各収納部32a〜32dと上記ガイド通路とを連続させている。この構成により、これら各収納部32a〜32dとガイド通路との間で、上記各カバー帯24a〜24dを受け渡し自在としている。
尚、本実施例の場合には、上記各収納部32a〜32dの内面のうちで上記各カバー帯24a〜24dと摺接する部分を、合成樹脂製のライナ部材35、35により覆って、上記各収納部32a〜32d内での上記各カバー帯24a〜24dの移動に対する摩擦抵抗の低減を図っている。又、本実施例の場合には、前記各ガイド部材26a、26bに形成した前記各ガイド溝25a、25bの水平方向端部と、上記各ガイドブラケット31a、31bのガイド通路の水平部側開口部とを、互いに突き合わせ、上記各ガイド溝25a、25bと上記ガイド通路とを連続させている。この構成により、これら各ガイド溝25a、25bとガイド通路との間で、上記各カバー帯24a〜24dを受け渡し自在としている。
又、前記各竪枠5a、5bの内側面の中央部及び屋内側端部で、前記各ガラス障子2a、2bを閉鎖位置に移動させた状態で、前記各突き合わせ框9a、9bの屋内側面に対向する部分に、それぞれ係止突条36a、36bを形成している。これら各係止突条36a、36bの先半部で上記各突き合わせ框9a、9bの屋内側面に対向する部分に形成した、あり溝状の係止溝37a、37bには、それぞれシール材38、38の基端部を係止している。これら各シール材38は、それぞれ複数本のシールリップ39a、39bを備える。この様な各シールリップ39a、39bは、上記各ガラス障子2a、2bを閉鎖位置に移動させた状態で上記各突き合わせ框9a、9bの一部(端縁乃至屋内側面)に弾性的に当接し、これら各突き合わせ框9a、9bと上記各竪枠5a、5bとの間の気密を保持する。
本実施例の場合、上記各竪枠5a、5bの幅寸法Wは、前述の様な各収納部32a〜32dを設けていない(一般的な)引戸装置を構成する竪枠の場合と同じにしている。この理由は、竪枠の幅寸法が大きくなる事で、引戸障子設置部分の意匠が変わる(重たい感じになる)事を防止すると共に、窓の開口面積を確保する為である。この様な理由により、上記各収納部32a〜32dを設けているにも拘らず、上記各竪枠5a、5bの幅寸法Wを大きくしていない為、本実施例の場合には、上記各ガラス障子2a、2bを閉鎖位置に移動させた状態での、上記各突き合わせ框9a、9bと上記各シール材38、38との係り代(上記各ガラス障子2a、2bの移動方向に関するオーバラップ量)Lが小さくなる。この係り代Lが小さくなると、強風時等に上記各ガラス障子2a、2bが変形した場合に、上記各突き合わせ框9a、9bと上記各シール材38、38との間に隙間が生じ易くなり、隙間が生じた場合には上記気密を十分に保持できなくなる(室内に隙間風が入り込む)。
本実施例の場合には、この様な事情を考慮して、上記各突き合わせ框9a、9bの下端部と前記下框7a、7bとの結合部を、図5に示す様な補強板40により補強し、上記各ガラス障子2a、2bが変形しにくくしている。この補強板40は、SPCCの如き炭素鋼板等の鉄系金属板で、十分な剛性を確保すべく、1.5〜2mm程度の厚さを有する。この様な補強板40の中央部には、前記戸車16a、16bの高さ調節を行なう工具(ドライバ)を挿通する為の通孔41を形成している。又、両端部近傍には、上記各突き合わせ框9a、9bの下端部を挿通し、上記各下框7a、7bに形成したタッピング溝42、42に螺合するタッピングねじを挿通する為の小通孔43、43を形成している。更に、上記通孔41と何れかの小通孔43との間に、ねじ孔44を形成している。このねじ孔44は、上記各突き合わせ框9a、9bの下端部と上記各下框7a、7bの一端部とを上記タッピングねじにより結合するのに先立って、上記補強板40を上記各突き合わせ框9a、9bの下端部に、ねじ45により仮固定する為に利用する。
上記各タッピングねじを上記各タッピング溝42、42に螺合し更に緊締する事で、上記各突き合わせ框9a、9bの下端部と上記各下框7a、7bの一端部とを結合固定した状態では、これら各突き合わせ框9a、9bの下端部が、上記各タッピングねじの頭部と上記補強板40との間で強く挟持される。これら各突き合わせ框9a、9bは、鉄系金属に比べて軟らかいアルミニウム合金製であるが、上記補強板40を添設する事で、上記各下框7a、7bの一端部との結合部の剛性が向上する。この為、強風時等に上記各ガラス障子2a、2bに加わる外力に拘らず、これら各ガラス障子2a、2bが変形しにくくなる。以上の説明は、上記各突き合わせ框9a、9bの下端部と上記各下框7a、7bの一端部との結合部に就いて行なったが、これら各突き合わせ框9a、9bの上端部と前記各上框6a、6bの一端部との結合部に就いても、同様に構成する。前記各召し合わせ框8a、8bの上下両端部と上記各下框7a、7b及び上記各上框6a、6bの他端部との結合部に就いては、必ずしも補強板を設ける必要はない。但し、補強板を設ける事で、前記各ガラス障子2a、2bをより変形しにくくすれば、シール性をより確保できる。
尚、メンテナンス性を考慮した場合には、上記ねじ孔44に代えて通孔を形成すると共に上記突き合わせ框9a、9bの側に下孔を形成し、図6に示す様に、補強板40を上記各突き合わせ框9a、9bの下端部に固定する為の(框結合用とは別の)タッピングねじ46を、図3、4とは逆側から螺着する事もできる。
上述の様に構成する本実施例の場合、前記各ガラス障子2a、2bを移動させれば、当該ガラス障子2a、2bの召し合わせ框8a、8b及び突き合わせ框9a、9bと前記各竪枠5a、5bとの間で前記各カバー帯24a〜24dの受け渡しが行なわれる。そして、前記各凹部15a、15bの一部で、上記各ガラス障子2a、2bの下框7a、7bにより覆われない部分を、上記各カバー帯24a〜24dにより覆う。即ち、上記各ガラス障子2a、2bの移動に伴って、上記各框8a、8b、9a、9bが、対向する竪枠5a、5bから離れると、当該竪框8a、8b、9a、9bの下端部に結合された上記各カバー帯24a〜24dが、当該竪枠5a、5bの収納部32a〜32dから、前記ガイドブラケット31a、31bに設けたガイド通路部分で方向を90度変更されつつ、引き出される。そして、これら各カバー帯24a〜24dが、上記各竪框8a、8b、9a、9bの下端部と上記各竪枠5a、5bの下端部との間に掛け渡された状態で、上記各凹部15a、15bの上端開口で、上記各竪框8a、8b、9a、9bの下端部と上記各竪枠5a、5bの下端部との間に露出した部分を覆う。この状態では、この下枠4の上面のうちで上記各竪框8a、8b、9a、9bの下端部と上記各竪枠5a、5bの下端部との間部分の体裁を良好にし、且つ、この間部分で、上記各凹部15a、15b内に異物が落下する事を防止できる。
又、本実施例の場合には、上記各収納部32a〜32dから引き出されて上記各凹部15a、15bの一部を覆った、上記各カバー帯24a〜24dの両側端縁が、上記各ガイド溝25a、25bに係止された状態となる。この為、これら各カバー帯24a〜24dの両側端縁が上記各凹部15a、15bの開口縁部から浮き上がる事を確実に防止できる。この結果、これら各凹部15a、15b内に細かい異物が入り込んだり、上記各カバー帯24a〜24dに何らかの物が引っ掛かる事を有効に防止できる。
一方、上記各ガラス障子2a、2bの移動に伴って、上記各框8a、8b、9a、9bが対向する竪枠5a、5bに近づくと、当該竪框8a、8b、9a、9bの下端部に結合された上記各カバー帯24a〜24dが、当該竪枠5a、5bの収納部32a〜32d内に、前記ガイドブラケット31a、31bに設けたガイド通路部分で方向を90度変更されつつ、押し込まれる。上記各カバー帯24a〜24dは、金属製の巻き尺の如き性状で、押し付け方向に対し或る程度の剛性を有するので、上記各ガラス障子2a、2bの移動に伴って、上記各収納部32a〜32d内に確実に押し込まれる。
更に、本発明の場合には、前述の様な理由により、前記各シール材38、38と上記各突き合わせ框9a、9bとの係り代Lが小さいが、前述の様に各框同士の結合部の剛性を向上させているので、強風時等にも、上記各ガラス障子2a、2bが変形しにくい。この為、上記各シール材38、38と上記各突き合わせ框9a、9bとの間に隙間が生じにくくなり、引戸装置設置部の気密性を確保できる。
図示の実施例は、本発明を引違戸に適用した場合に就いて説明した。これに対して本発明は、図示の様な引違戸に限らず、障子を水平方向に移動して開口部の開閉を行なう引戸装置であれば実施できる。例えば、引戸障子を1枚のみ設けた引戸でも、本発明を実施する事はできる。
本発明の実施例1を示す、引戸障子を屋内側から見た略正面図。 一部を省略して示す、図1の拡大A−A断面図。 図2の右端部拡大図。 同左端部拡大図。 突き合わせ框の下端部と下框との結合部を補強する為の補強板を示す側面図。 メンテナンス性を考慮して、補強板を突き合わせ框に固定する状態を示す、図3と同様の図。 図1の拡大B−B断面図。 図7の下端部拡大図。 カバー帯の端部と竪框の下端部との結合部の1例を示す略斜視図。 ガイドブラケットを設けた窓枠の下隅角部の略斜視図。
符号の説明
1 窓枠
2a、2b ガラス障子
3 上枠
4 下枠
5a、5b 竪枠
6a、6b 上框
7a、7b 下框
8a、8b 召し合わせ框
9a、9b 突き合わせ框
10a、10b ガラスパネル
11a、11b 上部案内レール
12a、12b ガイドブロック
13a、13b ガイド溝
14a、14b 下部案内レール
15a、15b 凹部
16a、16b 戸車
17a、17b 凹溝
18 屋外端突条
19 中央突条
20a、20b ブラケット
21 屋内端突条
22a、22b 屋内側壁
23a、23b 垂下壁部
24a、24b、24c、24d カバー帯
25a、25b ガイド溝
26a、26b ガイド部材
27 シールリップ
28 係止孔
29 係止ブラケット
30 係止ピン
31a、31b ガイドブラケット
32a、32b、32c、32d 収納部
33a、33b 竪枠本体
34a、34b 内側ブラケット
35 ライナ部材
36a、36b 係止突条
37a、37b 係止溝
38 シール材
39a、39b シールリップ
40 補強板
41 通孔
42 タッピング溝
43 小通孔
44 ねじ孔
45 ねじ
46 タッピングねじ

Claims (2)

  1. 下辺を構成する下框に複数の戸車を、横軸を中心とする回転自在に支持した引戸障子と、これら各戸車の外周面に全周に亙って形成した凹溝と係合する事でこの引戸障子の水平移動を案内する下部案内レールをその上面に形成した下枠を含む窓枠とを備えた引戸装置に於いて、この下部案内レールは、この下枠の上面に上記引戸障子の移動方向に亙って存在する凹部の底面から上方に突出した状態で設けられ、その上端縁がこの下枠の上面のうちでこの凹部の両側に存在する部分よりも上方には突出しないものであり、上記引戸障子の縦辺を構成する竪框の下端部にその一端部を結合したカバー帯をこの引戸障子の移動に伴って移動させる事により、このカバー帯の中間部乃至他端部をこのカバー帯の一端部を結合した上記竪框に対向する上記窓枠の縦辺を構成する竪枠内に出入りさせて、このカバー帯が、この竪框の下端部とこの竪枠の下端部との間に掛け渡された状態で、上記凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を覆う様に構成しており、上記カバー帯は、可撓性及び押し付け力により移動可能な程度の剛性を有する弾性材製であり、このカバー帯の一端が上記竪框の下端部に結合されると共に、上記カバー帯の中間部が、互いに直角に結合された上記下枠と上記竪枠との連続部に固定されたガイドブラケットの内部に設けられたガイド通路に案内されて、移動方向を水平方向から垂直方向に90度変更されており、垂直方向に移動する上記カバー帯の中間部乃至他端部は、上記竪枠を構成する竪枠本体の内側面とこの竪枠本体の内面に添設された内側ブラケットの外側面との間に設けられた収納部内に存在しており、上記竪枠の内側面で、上記引戸障子を閉鎖位置に移動させた状態で上記竪框の側面に対向する部分に形成した係止突条にその基端部を係止したシール材を構成するシールリップを、上記竪框の側面に当接自在としており、上記竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と上記下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に、鉄系金属製の補強板を添設している引戸装置。
  2. 竪枠と対向する竪框の下端部でこの竪框の下端部内側面と下框の端部との突き合わせ部に対応する部分に加えて、この竪框の上端部内側面と引戸障子の上辺を構成する上框の端部との突き合わせ部に対応する部分にも鉄系金属製の補強板を添設している、請求項1に記載した引戸装置。
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