JP4266778B2 - 引戸装置 - Google Patents
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Description
特に、本発明の引戸装置に於いては、この下枠は、その上面に、下方に凹入する状態で、且つ、上記引戸障子の移動方向に亙って設けられた凹部と、この凹部の底面から上方に突出した状態で設けられた上記下部案内レールと、この凹部の下方に、この凹部の底面を構成する底板部によりこの凹部と隔てられた状態で設けられた下枠内部の空間部分とを、それぞれ備える。又、上記下部案内レールの上端縁は、この下枠の上面のうちで上記凹部の両側に存在する部分よりも上方には突出しないものである。
又、可撓性を有する材料製のカバー帯の両端部を上記引戸障子の両縦辺の下端部に連結する事により、これらカバー帯と引戸障子とを閉鎖環状に組み合わせて、このカバー帯のうちで、この閉鎖環の上辺を構成する部分により上記凹部の上端開口部を覆うと共に、この閉鎖環の下辺を構成する部分を、上記空間部分に配設している。
そして、上記引戸障子の移動に伴って上記カバー帯を、この空間部分と上記凹部の上端開口部との間で移動させる事により、このカバー帯によりこの上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を覆う様に構成している。
尚、上記カバー帯端部と引戸障子の縦辺下端部との連続部の構造は、押し引き方向の力を伝達できれば良く、ピンと孔との係合、凹凸係合、ねじによる固定等を含む。
又、上記下部案内レールの上端縁を、この下枠の上面のうちで人や物が移動する部分よりも下方に位置させているので、下枠の上面を実質的に平坦にして、この人や物の移動を容易に行なえる様にできる。
更に、上記下部案内レールの上端縁を上方に突出させない様にする為、上記下枠の上面に設けた凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分をカバー帯により覆う為、上記下枠上面の体裁を良好にし、且つ、上記凹部内への異物の落下を防止できる。上記カバー帯は、両端部を上記引戸障子の両縦辺の下端部に連結すると共に、このカバー帯のうちで、閉鎖環の下辺を構成する部分を上記下枠内部の空間部分に配設している為、上記引戸障子の移動距離に関係なく、上記カバー帯を窓枠内に確実に収納できる。
この様に構成すれば、上記カバー帯の移動を円滑に行なわせて、上記引戸障子の移動に要する力を小さくできる他、上記カバー帯に無理な力が加わる事を防止して、このカバー帯の損傷防止を図れる。
この様に構成すれば、上記引戸障子の移動範囲が広い構造で、下枠の上面に設けた凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分をカバー帯により、確実に覆う事ができる。
或は、請求項4に記載した様に、同一平面上に配置された1対の引戸障子を窓枠内に、この窓枠の幅方向中間部を境とした引き分け式に建て込む。そして、これら両引戸障子の両縦辺の下端部にそれぞれの両端部を連結したカバー帯を折り返す為の2対のガイドブロックを、下枠の両端部と長さ方向中間部とに支持固定する。
この様に構成すれば、同一平面上に1対の引戸障子を建て込んだ構造で、下枠の上面に設けた凹部の上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分をカバー帯により、確実に覆う事ができる。
この様に構成すれば、上記空間部分に何らかの異物が存在した場合でも、この異物に上記カバー帯が絡まったりする事を防止できる。そして、このカバー帯の移動を円滑に行なわせて、上記引戸障子の移動に要する力を小さくできる他、このカバー帯の損傷防止を図れる。
この様に構成すれば、上記カバー帯の両端縁が上記凹部の開口縁部から浮き上がる事を確実に防止できる。この結果、この凹部内に細かい異物が入り込んだり、上記カバー帯に何らかの物が引っ掛かる事を有効に防止できる。
この様に構成すれば、上記カバー帯に十分な強度及び剛性を持たせ、且つ、このカバー帯と、アルミニウム合金の押し出し型材製の下枠との擦れ合い部で、耳障りな音が発生する事を防止できる。
以上の構成により、上記各ガラス障子2a、2bを上記窓枠1の内側に、水平移動自在に建て込んでいる。
2a、2b、2c ガラス障子
3 上枠
4、4a 下枠
5a、5b 竪枠
6a、6b 上框
7a、7b 下框
8a、8b 召し合わせ框
9a、9b 突き合わせ框
10a、10b ガラスパネル
11a、11b 下部案内レール
12a、12b 凹部
13a、13b 戸車
14a、14b 凹溝
15 屋外端突条
16 中央突条
17a、17b ブラケット
18 屋内端突条
19a、19b 屋内側壁
20a、20b シール部材
21a、21b、21c カバー帯
22 空間
23 ガイド溝
24 ライナ部材
25 連結ブラケット
26a、26b 曲げ起こし部
27 係止片
28 長孔
29 厚肉部
30 係止凹部
31 ガイド突片
32 係止突片
33a、33b、33c 貫通孔
34 小円孔
35 タッピングねじ
36a、36b 円孔
37 ガイド孔
38 円形部
39 ガイド部
40 第二の連結ブラケット
41 基板部
42 連結板部
43 係止板部
44 突条
45 長孔
46 円孔
47 止めねじ
48 ガイドブロック
49 ねじ
50 凹部
51 通孔
52 ガイドブロック
53 室内通路
54 凸曲面
55 ガイドチューブ
56 タッピング溝
57 突き合わせ框
58 振り分け框
59 透孔
60 塞ぎ板
61 底板部
Claims (7)
- 下辺を構成する下框に複数の戸車を、横軸を中心とする回転自在に支持した引戸障子と、これら各戸車の外周面に全周に亙って形成した凹溝と係合する事でこの引戸障子の水平移動を案内する下部案内レールをその上面に形成した下枠を含む窓枠とを備えた引戸装置に於いて、この下枠は、その上面に、下方に凹入する状態で、且つ、上記引戸障子の移動方向に亙って設けられた凹部と、この凹部の底面から上方に突出した状態で設けられた上記下部案内レールと、この凹部の下方に、この凹部の底面を構成する底板部によりこの凹部と隔てられた状態で設けられた下枠内部の空間部分とをそれぞれ備え、上記下部案内レールの上端縁は、この下枠の上面のうちで上記凹部の両側に存在する部分よりも上方には突出しないものであり、可撓性を有する材料製のカバー帯の両端部を上記引戸障子の両縦辺の下端部に連結する事により、これらカバー帯と引戸障子とを閉鎖環状に組み合わせて、このカバー帯のうちで、この閉鎖環の上辺を構成する部分により上記凹部の上端開口部を覆うと共に、この閉鎖環の下辺を構成する部分を、上記空間部分に配設し、上記引戸障子の移動に伴って上記カバー帯を、この空間部分と上記凹部の上端開口部との間で移動させる事により、この上端開口部で上記引戸障子により覆われていない部分を、上記カバー帯により覆う様に構成した事を特徴とする引戸装置。
- 下枠内部の空間部分の長さ方向一部で引戸障子の移動範囲に関して両端に位置する部分に、カバー帯の走行方向を180度折り返すガイドブロックを支持固定した、請求項1に記載した引戸装置。
- 引戸障子が窓枠内に、この窓枠の全幅に亙って移動可能に建て込まれており、1枚の引戸障子の両縦辺の下端部にその両端部を連結したカバー帯を折り返す為の1対のガイドブロックが、下枠の両端部に支持固定されている、請求項2に記載した引戸装置。
- 同一平面上に配置された1対の引戸障子が窓枠内に、この窓枠の幅方向中間部を境とした引き分け式に建て込まれており、これら両引戸障子の両縦辺の下端部にそれぞれの両端部を連結したカバー帯を折り返す為の2対のガイドブロックが、下枠の両端部と長さ方向中間部とに支持固定されている、請求項2に記載した引戸装置。
- 下枠内部の空間部分のうちで、引戸障子の移動範囲に関して両端に位置する部分に設けた1対のガイドブロック同士の間に位置する部分に、これら両ガイドブロック同士の間を移動するカバー帯を案内するガイドチューブを、下枠に支持固定した状態で配置している、請求項1〜4の何れかに記載した引戸装置。
- 下部案内レールの上端縁が下枠の上面のうちで凹部の両側に存在する部分よりも下方に位置し、この凹部を仕切る1対の内側面の上端部開口寄り部分に、カバー帯の両端縁を係合させてこのカバー帯を案内する1対のガイド溝が設けられている、請求項1〜5の何れかに記載した引戸装置。
- カバー帯が弾性を有する金属板製であり、1対のガイド溝が、1対の内側面の上端部開口寄り部分に係止された非金属材製のガイド部材に設けられている、請求項6に記載した引戸装置。
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2003
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