JP4031417B2 - グレーチング装置、およびサッシ窓 - Google Patents

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Description

本発明は、グレーチング装置、およびサッシ窓に関する。詳しくは、建物外壁面に設けられたサッシ窓における下枠の室外側に設置されるグレーチング装置に関するとともに、このようなグレーチング装置を備えたサッシ窓に関する。
住宅等のテラスやバルコニー等に面した外壁位置には、居住者が室内およびテラス等の間を出入りするための掃出し窓が設けられている。このような掃出し窓としては、外壁に固定された窓枠と、この窓枠内に開閉自在に支持された可動障子とを備えた、引違い窓や片引き窓等が一般的である。
一方、近年、居住者の高齢化や、車いす利用者の利便性等に配慮したバリアフリータイプの掃出し窓が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された掃出し窓の下枠では、障子を案内するガイドレールの上面が略水平に形成されており、下枠の上面がほぼフラットになるように形成されている。そして、下枠の室外側には、グレーチング連結具を介して断面略コ字形のグレーチングが設けられており、このグレーチングの上面、下枠上面、室内床面、および屋外のデッキ材上面(屋外平坦面)がほぼ水平に配置されている。このように、室内床面からデッキ材上面までの間に段差が無いため、居住者や車いすは下枠上をスムーズに通過して、室内外を行き来することができるようになっている。
特開2002−227534号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の掃出し窓では、可動障子の外側に網戸を設置した場合には、グレーチングの着脱に際して以下のような問題がある。
すなわち、グレーチング連結具の上方からグレーチングを取り付ける、またはグレーチング連結具から上方に向かってグレーチングを取り外そうとすると、下枠の室外側端縁から室外側にオーバーハングした網戸の下端にグレーチングがぶつかってしまい、網戸を取り外さなければグレーチングを着脱することができず、グレーチングの着脱に手間が掛かるという問題がある。
また、グレーチングを室外側にスライドさせた位置でグレーチングを着脱することが考えられるが、このようにグレーチングをスライドさせるためには、グレーチングの室外側端縁とデッキ材との間に大きな隙間が必要になり、この隙間にゴミや小石等が入り込んだり、隙間に引っ掛かって円滑な室内外の往来が阻害されてしまうという問題がある。
本発明の目的は、グレーチングの室外側端縁とデッキ材との間に大きな隙間を設けなくても容易に着脱することができるグレーチング装置、およびサッシ窓を提供することにある。
本発明のグレーチング装置は、建物外壁面に設けたサッシ窓の下枠と、建物の屋外に位置する屋外平坦面との間に、当該下枠の長手方向に沿って設置されるグレーチング装置であって、前記下枠の室外側端縁には、当該下枠の長手方向に沿って延びるグレーチングと、このグレーチングを支持するグレーチング支持部とが設けられており、前記グレーチングは、少なくとも上面部と、この上面部の室内側および室外側の端縁から、当該上面部に略直交して延出する室内外の側面部とを備えて形成され、設置状態において、前記グレーチング支持部上に載置されるとともに、前記上面部が略水平であって、前記屋外平坦面と略同一高さ位置に設けられ、前記グレーチング支持部は、前記設置状態における前記グレーチングの室内外の側面部下端を支持する室内外の載置部と、当該室内側の載置部の室外側に隣接して設けられ、室内側の載置部よりも下方に凹んだ凹み部とを備えて形成され、前記グレーチングの着脱時において、当該グレーチングの室内側の側面部下端を前記グレーチング支持部の凹み部に挿入することで、前記上面部の室内側端縁が前記設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ当該上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を経て、前記グレーチング支持部上に設置、または当該グレーチング支持部上から取り外し可能に構成されたことを特徴とする。
ここで、屋外平坦面とは、建物の屋外に設けられたテラスやバルコニー等における略水平な歩行面であり、地面や床面、床面上に設置されたデッキ材上面等を意味する。
また、グレーチング支持部は、下枠と一体形成されていてもよく、また下枠と別体で形成され、下枠に対して適宜な固定手段(例えば、ビス止めや溶接等)で固定されたものでもよい。
このような構成によれば、グレーチングの着脱時において、グレーチングの上面部の室内側端縁が設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を途中に経て、グレーチングを着脱することで、グレーチング上にオーバーハングした網戸や障子の室外側下端および屋外平坦面の室内側端縁に干渉することなく、これらの間を通してグレーチングを着脱することができる。従って、グレーチングと屋外平坦面の室内側端縁との間に大きな隙間を設けなくても、グレーチングを容易に着脱することができる。
また、本発明のグレーチング装置建物外壁面に設けたサッシ窓の下枠と、建物の屋外に位置する屋外平坦面との間に、当該下枠の長手方向に沿って設置されるグレーチング装置であって、前記下枠の室外側端縁には、当該下枠の長手方向に沿って延びるグレーチングと、このグレーチングを支持するグレーチング支持部とが設けられており、前記グレーチングは、少なくとも上面部と、この上面部の室内側および室外側の端縁から、当該上面部に略直交して延出する室内外の側面部とを備え、前記設置状態において下方に開口した断面略コ字形に形成され、設置状態において、前記グレーチング支持部上に載置されるとともに、当該グレーチングの前記上面部が略水平であって、前記屋外平坦面と略同一高さ位置に設けられ、前記グレーチング支持部は、前記設置状態における前記グレーチングの室内側の側面部下端を支持する室内側の載置部と、室内側の載置部の室外側に設けられた立上り部と、この立上り部よりも室外側に設けられ、室内側の載置部および立上り部よりも下方に凹んだ凹み部と、この凹み部の室外側に隣接して設けられ、前記グレーチングの上面部を下方から支持する室外側の載置部とを備えて形成され、前記グレーチングの着脱時において、当該グレーチングの室内側の側面部下端を前記グレーチング支持部の凹み部に挿入することで、前記上面部の室内側端縁が前記設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ当該上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を経て、前記グレーチング支持部上に設置、または当該グレーチング支持部上から取り外し可能に構成されたものでもよい。
さらに、本発明のグレーチング装置建物外壁面に設けたサッシ窓の下枠と、建物の屋外に位置する屋外平坦面との間に、当該下枠の長手方向に沿って設置されるグレーチング装置であって、前記下枠の室外側端縁には、当該下枠の長手方向に沿って延びるグレーチングと、このグレーチングを支持するグレーチング支持部とが設けられており、前記グレーチングは、少なくとも上面部と、この上面部の室内側および室外側の端縁から、当該上面部に対して鋭角に延出する室内外の傾斜面部とを備えて形成され、設置状態において、前記グレーチング支持部上に載置されるとともに、当該グレーチングの前記上面部が略水平であって、前記屋外平坦面と略同一高さ位置に設けられ、前記グレーチング支持部は、前記設置状態における前記グレーチングの室内外の傾斜面部に室内外から当接して当該グレーチングを支持する室内外の当接部と、これら室内外の当接部間に略水平に形成された水平部とを備えて形成され、前記グレーチングの着脱時において、当該グレーチングの室内側の傾斜面部を前記グレーチング支持部の水平部上方に対向させることで、前記上面部の室内側端縁が前記設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ当該上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を経て、前記グレーチング支持部上に設置、または当該グレーチング支持部上から取り外し可能に構成されたものでもよい。
以上のいずれかの構成によれば、グレーチングの着脱時において、グレーチングの室内側の側面部下端をグレーチング支持部の凹み部に挿入する、あるいは、室内側の傾斜面部下端をグレーチング支持部の水平部上に位置させることで、グレーチングの上面部の室内側端縁が設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態が構成される。そして、傾斜状態のグレーチングを室外側上方に向かって斜めに引き上げる、あるいは斜め上方から傾斜させたグレーチングを斜めに差し込んで傾斜状態とすることで、網戸や屋外平坦面に干渉することがない。
すなわち、従来の構造では、下方に開口した断面略コ字形のグレーチング内にグレーチング連結具の支持片が入り込んでいるため、例えグレーチングを傾斜状態にできたとしても、グレーチングの室内側側面部に支持片が引っ掛かるため、グレーチングを着脱することができない。これに対して、本願のグレーチング装置では、グレーチングがグレーチング支持部に引っ掛かかることなく、スムーズに着脱することができる。
一方、本発明のサッシ窓は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持された障子と、前記いずれかグレーチング装置とを備え、建物外壁面に設けられることを特徴とする。
このような構成によれば、サッシ窓において前述と同様の作用効果を得ることができる。
この際、本発明のサッシ窓では、前記下枠は、当該下枠の長手方向略全長に渡って設けられ、前記障子の戸車を案内する障子レールと、当該下枠の室外側端縁に設けられ網戸を開閉可能に支持する網戸レールとを備え、前記障子レールおよび網戸レールの上端と、前記グレーチング支持部上に設置されたグレーチングの上面と、前記建物の屋外に位置する屋外平坦面と、当該建物の室内床面とが略同一高さ位置に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、室内床面から、下枠およびグレーチングを介して、屋外平坦面までの間を段差が無くフラットに構成できるので、居住者や車いすは下枠およびグレーチング上をスムーズに通過して、室内外を行き来することができ、バリアフリー対応のサッシ窓を構成することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、主要構成部品の断面を示すハッチングが省略されている。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るサッシ窓としての引違い窓について、図1ないし図5に基づいて説明する。
図1、図2は、本実施形態の引違い窓10を示す縦断面図、および横断面図である。図3、図4は、引違い窓10の下枠部分を示す斜視図である。図5は、本実施形態のグレーチング装置を示す縦断面図である。なお、図3、4では、後述する隙間用アタッチメント等の一部の部品の図示を省略している。
また、本実施形態では、引違い窓10について説明を行うが、本発明のサッシ窓は、引違い窓に限らず、片引き窓でもよい。
図1、2において、引違い窓10は、建物1の外壁2面に設けられ、建物1の室内空間と室外空間とを仕切っている。建物1は、例えば戸建て住宅であって、引違い窓10の室外側である屋外にはテラスやバルコニーが設けられており、このテラス等には、木質材料等からなるデッキ材3が敷かれ、このデッキ材3の上面により屋外平坦面3Aが構成されている。そして、このデッキ材3と引違い窓10との間には、雨水等を図示しない排水溝に導くグレーチング4が設けられており、屋外平坦面3Aおよびグレーチング4の上面は、室内床面5と略同一の高さ位置となっている。そして、引違い窓10では、後述する下枠12の上面も室内床面5と略同一の高さ位置でフラットに形成されている。従って、居住者が引違い窓10を通って室内外間を往来する際に、室内外床レベルの段差がないので上り下りする必要がなく、楽に出入りできるとともに、車いすを利用する居住者であっても容易に出入りできるようになっている。すなわち、引違い窓10は、室内外の床段差を小さくした、バリアフリータイプの掃出し窓である。
引違い窓10は、それぞれアルミ押出形材製の上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠14と、この窓枠14の内側に開閉自在に支持された1組の障子15とを備えて構成されている。窓枠14は、建物1の床スラブ6や壁躯体7にアンカー等を介して固定されている。障子15は、それぞれアルミ押出形材製の上框16、下框17、左右の縦框18、および縦框18同士を連結する中桟19を略日字形に框組みした内部に、ガラスパネル20を嵌め込んで構成されている。
下枠12は、断面略三角形中空状の下枠本体部121と、この下枠本体部121の上面に立設され、一対の障子15に対応した2本の障子レール122と、室内外の側壁部123,124とを備えて形成されている。障子レール122は、下枠12の略全長に渡って下枠本体部121に一体に形成されており、障子レール122の上端には、障子15の下框17に設けられた戸車171を転動可能に支持する略水平な戸車案内部122Aが形成されている。また、2本の障子レール122同士の間、および障子レール122と室内外の側壁部123,124との間には、それぞれ隙間用アタッチメント125,126,127が介装されている。これらの、隙間用アタッチメント125,126,127の上面は、障子レール122の戸車案内部122Aおよび室内外の側壁部123,124と略同一高さ位置に設けられており、これにより下枠12の上面が略フラットに形成されている。
また、図3、4にも示すように、グレーチング装置は、グレーチング4と、下枠12の室外側に設けられたグレーチング支持部としてのグレーチング支持材31とを備えて構成されている。このグレーチング支持材31は、下枠12の長手方向に関して少なくとも2箇所に、下枠本体部121の室外側側面から室外側に突出して設けられている。グレーチング4は、下枠12の略全長に沿って延びる長尺のアルミ製またはSUS製部材であり、上面部41と、この上面部41の室内外の端縁から下方に延出する室内外の側面部42,43と、これら室内外の側面部42,43の下端に連続する折曲部44とを備えて、断面略コ字形に形成されている。グレーチング4の上面部41には、排水用のスリット孔4Aがグレーチング4の長手方向に複数並べて設けられている。
次に、図4、5に基づいて、本実施形態のグレーチング支持材31について説明する。
グレーチング支持材31は、アルミ製またはSUS製の板材から折り曲げ加工により形成されており、下枠本体部121に固定される2つの固定面部32と、これらの固定面部32から室外側に延出する2つの延出面部33と、これらの延出面部33の先端同士を連結する前面部34とを備えている。グレーチング支持材31の固定面部32は、ビス止めにより下枠本体部121の室外側側面に固定されている。2つの延出面部33の上端縁は略水平とされ、この上端縁には、下枠12の室外側側壁部124に沿って上方に突出した突部33Aと、この突部33Aの室外側で下方に凹んだ凹み部33Bとが形成されている。この凹み部33Bは、室内側から室外側に向かって下がる傾斜部と、室外側から室内側に向かって下がる傾斜部とを備え、これらの傾斜部が略直交する下向きに凸な切欠きとして形成されている。そして、延出面部33の上端縁のうち、突部33Aと凹み部33Bとの間の部分が室内側載置部33Cとされ、凹み部33Bよりも室外側の部分が室外側載置部33Dとされている。また、前記前面部34の上端は、室外側載置部33Dよりも上方に突出した突出部34Aとなっている。
グレーチング4は、図5中、一点鎖線で示す設置状態において、室内外の側面部42,43下端の折曲部44が、それぞれ室内外の載置部33C,33Dに支持されて、グレーチング支持材31上に載置されている。これにより、グレーチング4に上方から作用する荷重に対しては、室内外の載置部33C,33Dで確実に支持され、グレーチング4が移動しないようになっている。また、設置状態において、グレーチング4の室内側の側面部42は突部33Aに当接し、室外側の側面部43は前面部34の突出部34Aに当接している。これにより、グレーチング4が室内外方向に関して位置決めされ、室内外方向に作用する荷重に対しても、グレーチング4が移動しないようになっている。
このような設置状態のグレーチング4の上方には、下枠12の室外側側壁部124に支持された網戸21がオーバーハングして設けられている。この網戸21は、その下框22に取り付けられた戸車221が下枠12の室外側側壁部124上端に転動可能に支持され、引違い窓10の窓枠14内に開閉自在に設けられている。すなわち、室外側側壁部124によって網戸レールが構成されている。
次に、グレーチング4の着脱方法について説明する。
設置状態のグレーチング4を取り外す際には、グレーチング4の上面部41の室外側をペンチ等を用いて上方に持ち上げ、グレーチング4の室外側の側面部43下端がグレーチング支持材31の前面部34の突出部34A上端よりも高くなった位置で、グレーチング4を若干室外側に移動させると、グレーチング4の室内側の側面部42下端がグレーチング支持材31の凹み部33Bに落ち込み、グレーチング4が傾斜する。すなわち、図5中、実線で示すように、グレーチング4の上面部41の室内側端縁が設置状態の上面部41の高さ位置よりも下方に位置し、かつ上面部41が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態が構成される。
このようにして傾斜状態になったグレーチング4では、グレーチング4の室外側の側面部43下端が屋外平坦面3Aよりも上方に位置するが、上面部41が網戸21の下框22と干渉しないようになっている。そして、傾斜状態のグレーチング4を室外側上方に引き上げることで、屋外平坦面3Aや網戸21の下框22にぶつかることなくグレーチング4が取り外されるようになっている(図5中、二点鎖線で示す)。
次に、グレーチング4をグレーチング支持材31に設置する際には、上記取り外し手順と逆に、傾斜させたグレーチング4を室外側から屋外平坦面3Aと網戸21の下框22との間を通してグレーチング支持材31上に載置し、前記傾斜状態を構成する。そして、グレーチング4の上面部41の室外側を押し下げるとともに、グレーチング4を若干室内側に移動させる。これにより、グレーチング4の室内外の側面部42,43下端が、それぞれグレーチング支持材31の室内外の載置部33C,33Dに支持され、グレーチング4がグレーチング支持材31上に設置されるようになっている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)下枠12上面をフラットに形成するとともに、室内床面5、下枠12上面、グレーチング4の上面、および屋外平坦面3Aを略同一高さ位置としたことで、室内床面5から屋外平坦面3Aまでの間を段差が無くフラットに構成できる。従って、居住者や車いすが下枠12およびグレーチング4上をスムーズに通過して、室内外を行き来することができる、バリアフリー対応の引違い窓10を構成することができる。
(2)また、グレーチング4の着脱時において、途中に傾斜状態を経てグレーチングが着脱されることで、網戸21の下框22および屋外平坦面3Aの室内側端縁に干渉することなく、これらの間を通してグレーチング4を着脱することができる。従って、網戸21を取り外す必要がなく、またグレーチング4と屋外平坦面3Aの室内側端縁との間に大きな隙間を設けなくても、グレーチング4を容易に着脱することができる。
(3)さらに、グレーチング4の着脱時において、グレーチング4の室内側の側面部42下端をグレーチング支持材31の凹み部33Bに挿入することで、容易に傾斜状態を構成することができる。そして、傾斜状態のグレーチング4を室外側上方に向かって斜めに引き上げる、あるいは斜め上方から傾斜させたグレーチング4を斜めに差し込んで傾斜状態とすることで、網戸21や屋外平坦面3Aに干渉することなく、グレーチング4を着脱することができる。
(4)また、グレーチング4の設置状態において、室内外の側面部42,43下端の折曲部44が、それぞれグレーチング支持材31の室内外の載置部33C,33Dに支持され、また、室内外の側面部42,43がグレーチング支持材31の突部33Aおよび前面部34の突出部34Aに当接して室内外方向に関して位置決めされているので、上方からの荷重、あるいは室内外方向の荷重がグレーチング4に作用しても、グレーチング4が移動せず、設置状態が良好に維持できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るグレーチング装置について、図6に基づいて説明する。
図6は、本実施形態のグレーチング装置を示す縦断面図である。
本実施形態のグレーチング装置は、グレーチング4、およびグレーチング支持材31の形態が前述の第1実施形態と相違し、それ以外の構成は略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
グレーチング4は、第1実施形態と略同様に、上面部41と、室内外の側面部42,43とを備えて形成されており、折曲部を備えず、室内側の側面部42よりも室外側の側面部43が短く形成された点が第1実施形態と相違している。
グレーチング支持材31は、第1実施形態と略同様に、2つの固定面部32と、これらの固定面部32から室外側に延出する2つの延出面部35と、前面部34とを備えている。延出面部35の上端縁には、下枠12の室外側側壁部124に隣接して室内側載置部35Aが設けられ、この室内側載置部35Aの室外側に下方に凹んだ凹み部35Bが形成され、この凹み部35Bの室外側に室外側載置部35Cが設けられている。凹み部35Bは、室内側載置部35Aから若干上方に立ち上がった立上り部35Dから室外側に向かって下がる傾斜部と、室外側載置部35Cの室内側端から室内側に向かって下がる傾斜部とを備えて形成されている。そして、凹み部35Bの底部である2つの傾斜部の交差位置は、網戸21の下框22の下端室外側端縁よりも室外側に位置されている。
グレーチング4は、図6中、一点鎖線で示す設置状態において、室内側の側面部42下端が、室内側載置部35Aに支持され、室外側載置部35Cに上面部41の下面が支持されて、グレーチング支持材31上に載置されている。これにより、グレーチング4に上方から作用する荷重に対しては、室内外の載置部35A,35Cで確実に支持され、グレーチング4が移動しないようになっている。また、設置状態において、グレーチング4の室内側の側面部42の室外側側面は立上り部35Dに当接し、室外側の側面部43の室内側側面は前面部34の室外側側面に当接している。これにより、グレーチング4が室内外方向に関して位置決めされ、室内外方向に作用する荷重に対しても、グレーチング4が移動しないようになっている。
次に、グレーチング4の着脱方法について説明する。
設置状態のグレーチング4を取り外す際には、グレーチング4の室内側の側面部42の下端がグレーチング支持材31の室内側載置部35Aから立上り部35Dを越えるように、グレーチング4を上方に持ち上げるとともに、室外側に移動させる。そして、グレーチング4の室外側の側面部43の下端が屋外平坦面3Aの上方になるように、グレーチング4を傾けながら室外側に移動させると、グレーチング4の室内側の側面部42下端がグレーチング支持材31の凹み部35Bに落ち込み、図6中、実線で示す傾斜状態が構成される。さらに、傾斜状態のグレーチング4を室外側上方に引き上げることで、屋外平坦面3Aや網戸21の下框22にぶつかることなくグレーチング4が取り外されるようになっている(図6中、二点鎖線で示す)。また、グレーチング4の設置手順は、上記取り外し手順と逆である。
このような本実施形態によれば、前述の(1)、(2)の効果と略同様の効果を奏することができる他、以下の効果を得ることができる。
(5)すなわち、グレーチング4の着脱時において、グレーチング4の室内側の側面部42下端をグレーチング支持材31の凹み部35Bに挿入することで、容易に傾斜状態を構成することができる。そして、傾斜状態のグレーチング4を室外側上方に向かって斜めに引き上げる、あるいは斜め上方から傾斜させたグレーチング4を斜めに差し込んで傾斜状態とすることで、網戸21や屋外平坦面3Aに干渉することなく、グレーチング4を着脱することができる。
(6)また、グレーチング4の設置状態において、室内側の側面部42下端が、グレーチング支持材31の室内側載置部35Aに支持され、上面部41の下面が室外側載置部35Cに支持され、また、室内外の側面部42,43がグレーチング支持材31の立上り部35Dおよび前面部34に当接して室内外方向に関して位置決めされているので、上方からの荷重、あるいは室内外方向の荷重がグレーチング4に作用しても、グレーチング4が移動せず、設置状態が良好に維持できる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係るグレーチング装置について、図7に基づいて説明する。
図7は、本実施形態のグレーチング装置を示す縦断面図である。
本実施形態のグレーチング装置は、グレーチング4、およびグレーチング支持材31の形態が前述の第1、第2実施形態と相違し、それ以外の構成は略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
グレーチング4は、第1実施形態と略同様な上面部41と、この上面部41の室内外の端縁から、上面部41に対して鋭角に延出する、すなわち上面部41の中央側に向かって斜め下方に延出する室内外の傾斜面部45,46を備えて、断面略コ字形に形成されている。
グレーチング支持材31は、第1実施形態と略同様に、2つの固定面部32と、これらの固定面部32から室外側に延出する2つの延出面部36と、前面部34とを備えている。延出面部36の上端縁には、設置状態におけるグレーチング4の室内外の傾斜面部45,46に室内外から当接する室内外の当接部36A,36Bと、これら室内外の当接部36A,36Bの下端に設けられグレーチング4の室内外の傾斜面部45,46下端を支持する室内外の載置部36C,36Dと、これら室内外の載置部36C,36D間に略水平に形成された水平部36Eとが形成されている。当接部36A,36Bは、グレーチング4の室内外の傾斜面部45,46と略同一な傾斜角度を有しており、傾斜面部45,46に対して線状に当接するようになっている。また、室内外の載置部36C,36Dは、水平部36Eよりも若干下がった位置に設けられており、室内外の傾斜面部45,46下端が引っ掛かるようになっている。
グレーチング4は、図7中、一点鎖線で示す設置状態において、室内外の傾斜面部45,46がグレーチング支持材31の当接部36A,36Bに当接し、傾斜面部45,46下端が、室内外の載置部36C,36Dに支持されて、グレーチング支持材31上に載置されている。これにより、グレーチング4に上方から作用する荷重に対しては、室内外の当接部36A,36Bおよび載置部36C,36Dで確実に支持され、グレーチング4が移動しないようになっている。また、設置状態において、グレーチング4の室内外の傾斜面部45,46先端は、グレーチング支持材31の当接部36A,36Bと水平部36Eとの段差部分に引っ掛かっている。これにより、グレーチング4が室内外方向に関して位置決めされ、室内外方向に作用する荷重に対しても、グレーチング4が移動しないようになっている。
次に、グレーチング4の着脱方法について説明する。
設置状態のグレーチング4を取り外す際には、グレーチング4の室内側の傾斜面部45の下端がグレーチング支持材31の室内側載置部36Cから段差を越えて水平部36Eに移動するように、グレーチング4を上方に持ち上げるとともに、室外側に移動させる。そして、グレーチング4の室外側の傾斜面部46の下端が屋外平坦面3Aの上方になるように、グレーチング4を傾けながら室外側に移動させると、グレーチング4の室内側の傾斜面部45下端がグレーチング支持材31の水平部36E上を移動し、室内側の傾斜面部45が水平部36Eに対向した、図7中、実線で示す傾斜状態が構成される。さらに、傾斜状態のグレーチング4を室外側上方に引き上げることで、屋外平坦面3Aや網戸21の下框22にぶつかることなくグレーチング4が取り外されるようになっている(図7中、二点鎖線で示す)。また、グレーチング4の設置手順は、上記取り外し手順と逆である。
このような本実施形態によれば、前述の(1)、(2)の効果と略同様の効果を奏することができる他、以下の効果を得ることができる。
(7)すなわち、グレーチング4の着脱時において、グレーチング4を傾斜させ、室内側の傾斜面部45下端をグレーチング支持材31の水平部36E上を移動させることで、容易に傾斜状態を構成することができる。そして、傾斜状態のグレーチング4を室外側上方に向かって斜めに引き上げる、あるいは斜め上方から傾斜させたグレーチング4を斜めに差し込んで傾斜状態とすることで、網戸21や屋外平坦面3Aに干渉することなく、グレーチング4を着脱することができる。
(8)また、グレーチング4の設置状態において、室内外の傾斜面部45,46がグレーチング支持材31の当接部36A,36Bに当接し、傾斜面部45,46下端が、室内外の載置部36C,36Dに支持され、また、傾斜面部45,46先端が、グレーチング支持材31の当接部36A,36Bと水平部36Eとの段差部分に引っ掛かっているので、上方からの荷重、あるいは室内外方向の荷重がグレーチング4に作用しても、グレーチング4が移動せず、設置状態が良好に維持できる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、グレーチング4やグレーチング支持材31の形態は、前記各実施形態において説明したものに限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。すなわち、グレーチング4やグレーチング支持材31の形態は、設置状態においてグレーチング4が良好に支持され、着脱時に傾斜状態が構成できればよい。
また、前記実施形態では、グレーチング4を下枠12の略全長に渡る長尺部材としたが、これに限らず、グレーチング4を分割してもよい。グレーチング4を分割した場合には、分割された各々のグレーチング4に応じてグレーチング支持部を設ければよい。
また、前記第1実施形態では、グレーチング4を断面略コ字形に形成したが、断面略ロ字形でもよく、また、略矩形断面を有する中実な部材でグレーチングを構成してもよい。
また、前記実施形態では、グレーチング支持部を下枠本体部121にビス止め固定されたグレーチング支持材31から構成したが、これに限らず、グレーチング支持部を下枠12と一体に形成してもよい。この際、下枠12をグレーチング支持部が一体に形成された押出形材で構成することができる。
また、前記実施形態では、下枠12の上面をフラットに形成したが、これに限らず、下枠の上面が室外側に向かって下がる傾斜を有していてもよい。また、前記実施形態では、障子レール122の上端に略水平な戸車案内部122Aを形成したが、この戸車案内部122Aは略水平でなくてもよい。さらに、障子レール122間や障子レール122と室内外の側壁部123,124との間に隙間用アタッチメント125,126,127を介装したが、これらの隙間用アタッチメント125,126,127は省略することができる。ただし、障子レール122の上端に略水平な戸車案内部122Aを形成し、隙間用アタッチメント125,126,127を設けることで、下枠12の上面がフラットにでき、室内外の往来がスムーズにできるという効果がある。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る引違い窓を示す縦断面図である。 前記引違い窓を示す横断面図である。 前記引違い窓の下枠部分を示す斜視図である。 前記引違い窓の下枠部分を示す斜視図である。 前記実施形態のグレーチング装置を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るグレーチング装置を示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係るグレーチング装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1…建物、3A…屋外平坦面、5…室内床面、10…サッシ窓である引違い窓、11…上枠、12…下枠、13…縦枠、15…障子、21…網戸、31…グレーチング支持材(グレーチング支持部)、33B,35B…凹み部、33C,35A…室内側載置部、33D,35C…室外側載置部、36A,36B…当接部、36E…水平部、41…上面部、42,43…側面部、45,46…傾斜面部、122…障子レール、124…網戸レールである室外側側壁部、171…戸車。

Claims (5)

  1. 建物外壁面に設けたサッシ窓の下枠と、建物の屋外に位置する屋外平坦面との間に、当該下枠の長手方向に沿って設置されるグレーチング装置であって、
    前記下枠の室外側端縁には、当該下枠の長手方向に沿って延びるグレーチングと、このグレーチングを支持するグレーチング支持部とが設けられており、
    前記グレーチングは少なくとも上面部と、この上面部の室内側および室外側の端縁から、当該上面部に略直交して延出する室内外の側面部とを備えて形成され、設置状態において、前記グレーチング支持部上に載置されるとともに、前記上面部が略水平であって、前記屋外平坦面と略同一高さ位置に設けられ
    前記グレーチング支持部は、前記設置状態における前記グレーチングの室内外の側面部下端を支持する室内外の載置部と、当該室内側の載置部の室外側に隣接して設けられ、室内側の載置部よりも下方に凹んだ凹み部とを備えて形成され、
    前記グレーチングの着脱時において、当該グレーチングの室内側の側面部下端を前記グレーチング支持部の凹み部に挿入することで前記上面部の室内側端縁が前記設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ当該上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を経て、前記グレーチング支持部上に設置、または当該グレーチング支持部上から取り外し可能に構成されたグレーチング装置。
  2. 建物外壁面に設けたサッシ窓の下枠と、建物の屋外に位置する屋外平坦面との間に、当該下枠の長手方向に沿って設置されるグレーチング装置であって、
    前記下枠の室外側端縁には、当該下枠の長手方向に沿って延びるグレーチングと、このグレーチングを支持するグレーチング支持部とが設けられており、
    前記グレーチングは、少なくとも上面部と、この上面部の室内側および室外側の端縁から、当該上面部に略直交して延出する室内外の側面部とを備え、前記設置状態において下方に開口した断面略コ字形に形成され、設置状態において、前記グレーチング支持部上に載置されるとともに、当該グレーチングの前記上面部が略水平であって、前記屋外平坦面と略同一高さ位置に設けられ、
    前記グレーチング支持部は、前記設置状態における前記グレーチングの室内側の側面部下端を支持する室内側の載置部と、室内側の載置部の室外側に設けられた立上り部と、この立上り部よりも室外側に設けられ、室内側の載置部および立上り部よりも下方に凹んだ凹み部と、この凹み部の室外側に隣接して設けられ、前記グレーチングの上面部を下方から支持する室外側の載置部とを備えて形成され、
    前記グレーチングの着脱時において、当該グレーチングの室内側の側面部下端を前記グレーチング支持部の凹み部に挿入することで前記上面部の室内側端縁が前記設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ当該上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を経て、前記グレーチング支持部上に設置、または当該グレーチング支持部上から取り外し可能に構成されたグレーチング装置。
  3. 建物外壁面に設けたサッシ窓の下枠と、建物の屋外に位置する屋外平坦面との間に、当該下枠の長手方向に沿って設置されるグレーチング装置であって、
    前記下枠の室外側端縁には、当該下枠の長手方向に沿って延びるグレーチングと、このグレーチングを支持するグレーチング支持部とが設けられており、
    前記グレーチングは少なくとも上面部と、この上面部の室内側および室外側の端縁から、当該上面部に対して鋭角に延出する室内外の傾斜面部とを備えて形成され、設置状態において、前記グレーチング支持部上に載置されるとともに、当該グレーチングの前記上面部が略水平であって、前記屋外平坦面と略同一高さ位置に設けられ、
    前記グレーチング支持部は、前記設置状態における前記グレーチングの室内外の傾斜面部に室内外から当接して当該グレーチングを支持する室内外の当接部と、これら室内外の当接部間に略水平に形成された水平部とを備えて形成され、
    前記グレーチングの着脱時において、当該グレーチングの室内側の傾斜面部を前記グレーチング支持部の水平部上方に対向させることで前記上面部の室内側端縁が前記設置状態の上面部の高さ位置よりも下方に位置し、かつ当該上面部が室外側に向かって上方に傾斜した傾斜状態を経て、前記グレーチング支持部上に設置、または当該グレーチング支持部上から取り外し可能に構成されたグレーチング装置。
  4. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持された障子と、請求項1から請求項のいずれかに記載のグレーチング装置とを備え、建物外壁面に設けられるサッシ窓。
  5. 前記下枠は、当該下枠の長手方向略全長に渡って設けられ、前記障子の戸車を案内する障子レールと、当該下枠の室外側端縁に設けられ網戸を開閉可能に支持する網戸レールとを備え、
    前記障子レールおよび網戸レールの上端と、前記グレーチング支持部上に設置されたグレーチングの上面と、前記建物の屋外に位置する屋外平坦面と、当該建物の室内床面とが略同一高さ位置に設けられている請求項に記載のサッシ窓。
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