JP6444132B2 - サッシ枠取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建造物の開口部に取り付けられた既存窓枠の屋外側に、例えば雨戸枠や窓枠等の新規サッシ枠を取り付ける為のサッシ枠取付構造に関する。
従来から、建造物の開口部に取り付けられた既存窓の屋外側に、防犯対策の為に雨戸装置を後付けしたり、断熱性や防音性を向上させる為に新規窓を後付けしたりする(二重窓にする)事が広く行われている。又、その為の取付構造も種々提案されている(特許文献1等参照)。例えば、既存窓の屋外側に雨戸装置を取り付ける場合、雨戸装置を構成する雨戸枠を、既存窓の窓枠を取り囲む様に、建造物の外壁面にねじ止め固定したり、既存窓の窓枠に取付部材を利用して固定する事などが従来から行われている。
図23は、従来の取付構造により既存窓の屋外側に取り付けられた雨戸装置の1例を示している。図示の構造の場合、雨戸装置1を構成する雨戸枠2は、既存窓枠3に対し、複数のパンチアンカブラケット4、4を介してねじ止め固定されていると共に、建造物の外壁面5に対し、複数の支持部材6、6を介して支承されている。具体的には、図24に示す様に、前記既存窓枠3を構成する各枠の屋外側端部に設けられたヒレ状の突条部7を弾性的に挟持する様にして、断面略L字形の前記各パンチアンカブラケット4、4を取り付けた後、これら各パンチアンカブラケット4、4に対して、前記雨戸枠2を構成する各枠をそれぞれねじ止め固定している。又、この雨戸枠2を構成する雨戸下枠の下面の屋外側端部と前記外壁面5との間に、前記各支持部材6、6を斜めに架け渡す様にねじ止め固定している。
上述の様な取付構造によれば、居住者の要求に応じて、既存窓の屋外側に雨戸装置を後付けする事が可能になるが、次の様な点で未だ改良の余地がある。
第一に、パンチアンカブラケット4、4を、既存窓枠3を構成する各枠の突条部7に取り付ける作業の施工性が良くない。具体的には、前記各パンチアンカブラケット4、4を取り付けるには、これら各パンチアンカブラケット4、4を所定の取付位置にてハンマ等の工具で叩く事により、これら各パンチアンカブラケット4、4に形成された溝部8内に、前記突条部7を押し込む必要がある。この為、この様なパンチアンカブラケット4、4の取付作業は、対象となる窓が2階以上に存在する場合には、屋外に足場を組んで行う必要があり、施工性が良くない。
第二に、雨戸下枠の下面と外壁面5との間の複数個所に支持部材6、6が設けられている為、この外壁面5との色の組み合わせによっては、これら各支持部材6、6が目立ち、雨戸装置1の意匠性を低下させる可能性がある。
又、外壁構造の仕様が異なる工事案件では、雨戸下枠と外壁面5との位置関係(雨戸下枠の外壁面5からの突出量)や、裏打ち材の位置が特定できない事等により、支持部材6を使用できない場合もある。
特開平7−54545号公報 特開2003−321982号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、既存窓の屋外側に取り付けられる建具の施工性及び意匠性を向上させる事のできる、サッシ枠取付構造を実現すべく発明したものである。
本発明のサッシ枠取付構造は、建造物の開口部に固定された、既存上枠と既存下枠と左右の既存竪枠とから成る矩形枠状の既存窓枠の屋外側に、新規上枠と新規下枠と左右の新規竪枠とから成る矩形枠状の新規サッシ枠(例えば雨戸枠や新規窓枠、シャッタ枠など)を取り付ける為の取付構造である。
特に本発明の場合には、前記既存下枠の屋外側に、下枠支承部材を設けている。
この下枠支承部材は、その上面に前記新規下枠を固定する為の取付面(載置面)を有する係合部材と、この係合部材の下方にこの係合部材に対する屋内外方向の位置調節を可能に設けられたスライド部材とを備えている。
又、前記係合部材の屋内側端部に設けられた下方が開口した係合凹溝を、前記既存下枠の屋外側端部に設けられた突条部に係合させると共に、前記スライド部材の屋内側端部に設けられた突き当て片を、前記建造物の外壁面に当接させる事により、前記取付面を水平に配置した状態で、前記下枠支承部材を前記既存下枠に対して支持している。
そして、この様な構成を有する下枠支承部材の取付面に、前記新規下枠を載置した状態で固定している。これにより、この新規下枠が前記既存下枠に対して、屋内外方向に変位するのを阻止すると共に、下方に変位する(傾斜する場合も含む)のを阻止している。
又、前記新規上枠及び前記各新規竪枠を、前記既存上枠及び前記各既存竪枠に対し、それぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定している。
尚、本発明を実施する場合に、前記突き当て片は前記外壁面に対して、単に当接させるだけの構成を採用する事もできるし、加えてねじ止め固定する構成を採用する事もできる。防水面を考慮した場合や、外壁の裏打ち材の位置を特定できない場合には、単に当接させる構成を採用する事が好ましい。但し、外壁面の表面性状等によって、単に当接させるだけでは十分な支持力(支承力)を得る事が難しい場合には、ねじ止め固定する事もできる。
又、本発明を実施する場合には、例えば、前記新規上枠と、この新規上枠に固定した上枠外れ止め部材との間で、前記既存上枠の一部(例えば屋外側端部に設けられた突条部の下辺)を屋内外方向に挟持する。又、前記各新規竪枠と、これら各新規竪枠にそれぞれ固定した竪枠外れ止め部材との間で、前記各既存竪枠の一部(例えば屋外側端部に設けられた突条部の側辺)を屋内外方向に挟持する。
更に、本発明を実施する場合には、例えば、前記新規上枠の屋内側端部に、この新規上枠に対する上下方向の位置調節を可能に、1乃至複数の仮止め部材を設ける。
そして、この仮止め部材を上方に移動させる事により、この仮止め部材を前記既存上枠の一部と係合させ、前記新規上枠に前記上枠外れ止め部材を固定する以前の状態で、この新規上枠が前記既存上枠から屋外側に離隔する方向に変位するのを防止する。
以上の様な構成を有する本発明のサッシ枠取付構造によれば、既存窓の屋外側に取り付けられる建具の施工性及び意匠性を向上させる事ができる。
即ち、本発明の場合には、既存下枠の屋外側に下枠支承部材を支持した状態で、この下枠支承部材がこの既存下枠に対して、屋内外方向に変位するのを阻止できると共に、下方に変位するのを阻止できる為、前記下枠支承部材の上に、予め矩形枠状に組み立てた新規サッシ枠を屋内側から載置して取り付け作業を行う事ができる。この為、2階以上に存在する窓を対象とする場合にも、足場を組まずに、屋内側から作業を行う事が可能になる。従って、新規サッシ枠、延いては増設する建具の取付作業の施工性を向上させる事ができる。
又、本発明の場合には、前記下枠支承部材を構成するスライド部材の屋内外方向に関する位置を調節し、このスライド部材の屋内側端部に設けられた突き当て片を、建造物の外壁面に当接させる事で、新規下枠を固定する為の取付面を水平に配置した状態で、前記下枠支承部材を前記外壁面に対して支持する事ができる。この為、前述した従来構造の場合の様に、新規下枠の下面と外壁面との間の複数個所に、別途支持部材を設けずに済む。従って、本発明によれば、増設する建具の意匠性を向上できると共に、外壁構造の仕様違いにも対応する事ができる。
又、請求項2、3に記載した発明によれば、新規上枠を既存上枠に固定する以前の状態で、この新規上枠がこの既存上枠から屋外側に離隔する方向に変位するのを防止できる。この為、作業者は、新規サッシ枠を片方の手で押さえながら、前記新規上枠を前記既存上枠に固定する等の作業を行わずに済み、施工性の更なる向上を図れる。
本発明の実施の形態の第1例を示す、雨戸装置を屋外側から見た模式図。 同じく図1のA−A断面図。 同じく図1のB−B断面図。 同じく図2のC部拡大図。 同じく下枠支承部材を構成する係合部材を取り出して上方から見た図。 同じく図5のD−D断面図。 同じく下枠支承部材を構成するスライド部材を取り出して上方から見た図。 同じく図7のE−E断面図。 同じく雨戸下枠を取り出して上方から見た図。 同じく図9のF−F断面図。 同じく仮止めクリップを取り出して示す正面図(A)、平面図(B)、右側面図(C)。 同じく雨戸上枠のみを取り出して示す断面図。 同じく図12の右側から見た状態を示す模式図。 同じく雨戸上枠を既存上枠に仮止めした状態を示す断面図。 同じく既存上枠を省略した状態で図14の下方から見た図。 同じく雨戸上枠に裏板を取り付けた状態を示す断面図。 同じく裏板を取り出して示す正面図(A)、右側面図(B)。 同じく雨戸上枠に上枠外れ止め部材を固定した状態を示す断面図。 同じく図18の右側から見た状態を示す模式図。 同じく竪枠外れ止め部材の取付状態を説明する為に一部を省略して示す、図2に相当する図。 同じく図3の左端部に相当する図。 本発明の実施の形態の第2例を示す、図8に相当する図。 従来の取付構造により取り付けられた雨戸装置を屋外側から見た模式図。 従来の取付構造を説明する為に示す、パンチアンカブラケットの模式図。
[実施の形態の第1例]
図1〜21は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例では、建造物の開口部に固定された既存窓9の屋外側に、建具である雨戸装置1aを取り付ける場合に就いて説明する。以下、主に図1〜4を参照しつつ、前記既存窓9及び前記雨戸装置1aの基本的な構成に就いて説明した後、この雨戸装置1aの取付構造及び取付手順に就いて詳しく説明する。
図示の構造の場合、前記既存窓9は、引違い窓であり、既存窓枠10の内側に、1対のガラス障子11a、11b(外障子11a、内障子11b)が、水平移動自在に引き違い式に建て込まれている。このうちの既存窓枠10は、水平方向に配置されて上辺を構成する既存上枠12と、同じく水平方向に配置されて下辺を構成する既存下枠13と、鉛直方向に配置されて左右の縦辺を構成する1対の既存竪枠14a、14bとから成り、これら各枠12〜14bのそれぞれの端部を連結する事により矩形枠状に構成されている。これら各枠12〜14bは何れも、アルミニウム合金の一体押し出し成型材製である。又、前記各ガラス障子11a、11bは、それぞれの上辺を構成する上框15a、15bと、同じく下辺を構成する下框16a、16bと、それぞれが左右の縦辺を構成する竪框である、召し合わせ框17a、17b及び戸先框18a、18bとにより、ガラスパネル19a、19bの四辺を囲んで成る。
又、前記既存上枠12の屋外側端部には、網戸を構成する上框の上面に形成された上部案内溝に係合する為の、ヒレ状の網戸用上部案内レール20が設けられている。同じく前記既存下枠13の屋外側端部には、網戸を構成する下框の下面に設置された戸車と係合する為の、特許請求の範囲に記載した突条部に相当する、ヒレ状の網戸用下部案内レール部21が設けられている。又、前記各既存竪枠14a、14bの内側面のうちの屋外側端部には、前記網戸用上部案内レール20及び前記網戸用下部案内レール21とそれぞれ連続する状態で、ヒレ状の側部突条22a、22bが設けられている。以上の説明から明らかな通り、図示の構造の場合、前記既存窓9には、前記雨戸装置1aを取り付ける以前の状態で、図示しない網戸が水平移動自在に建て込まれていたものである。但し、本発明を実施する場合には、網戸が設けられていない構造を対象として実施する事もできる。
前記雨戸装置1aは、ルーバ付の引違式雨戸であり、雨戸枠23の内側に、1対の雨戸障子24a、24b(外障子24a、内障子24b)が、水平移動自在に引き違い式に建て込まれている。このうちの雨戸枠23は、水平方向に配置されて上辺を構成する雨戸上枠25と、同じく水平方向に配置されて下辺を構成する雨戸下枠26と、鉛直方向に配置されて左右の縦辺を構成する1対の雨戸竪枠27a、27bとから成り、これら各枠25〜27bのそれぞれの端部を連結する事により矩形枠状に構成されている。これら各枠25〜27bは何れも、アルミニウム合金の一体押し出し成型材製である。
尚、雨戸枠23が、特許請求の範囲に記載した新規サッシ枠に相当し、雨戸上枠25、雨戸下枠26、雨戸竪枠27a、27bが、それぞれ特許請求の範囲に記載した新規上枠、新規下枠、左右の新規竪枠に相当する。
又、前記各雨戸障子24a、24bは、矩形枠状の雨戸框28a、28bの内側に、複数枚のスラット(ルーバ)29、29を水平方向に配置して成る。このうちの雨戸框28a、28bは、それぞれの上辺を構成する雨戸上框30a、30bと、同じく下辺を構成する雨戸下框31a、31bと、それぞれが左右の縦辺を構成する竪框である、雨戸召し合わせ框32a、32b及び雨戸戸先框33a、33bとのそれぞれの端部を連結する事により構成されている。又、前記各スラット29、29は、図示しない操作レバーを備えると共に水平方向の運動を上下方向の運動に変換できる開閉機構に連結されており、この操作レバーを水平方向に操作する事で、揺動可能に構成されている。尚、操作レバーの操作に基づきスラットを揺動させる為の開閉機構に就いては、例えば特許文献2に詳しく説明されており、本発明の特徴部分でもない為、これ以上の詳しい説明は省略する。又、図示は省略するが、前記各雨戸障子24a、24bの屋内側端部(スラット29、29の屋内側部分)には、虫の侵入を防止する為の網目状部材が取り付けられている。
前記各雨戸障子24a、24bを、前記雨戸枠23の内側に水平移動自在に建て込む為に、前記各雨戸上框30a、30bの上端部を、前記雨戸上枠25に設けられた上部案内溝34a、34bに係合させている。又、前記各雨戸下框31a、32bに回転可能に支持された戸車35a、35bを、前記雨戸下枠26に設けられた1対の雨戸走行用レール36a、36bに係合させている。
次に、上述の様な構成を有する雨戸装置1aの取付構造及び取付手順に就いて説明する。この雨戸装置1aを、前記既存窓9(既存窓枠10)の屋外側に取り付けるには先ず、この既存窓9から前記両ガラス障子11a、11bを取り外した状態で、前記既存下枠13の屋外側に、土台となる下枠支承部材37を室内側から取り付ける。この下枠支承部材37は、それぞれがアルミニウム合金の一体押し出し成型材製である、係合部材38と、スライド部材39とから構成されており、前記既存下枠13の長さ寸法とほぼ同じかこれよりも少しだけ短い長さ寸法を有している。
前記下枠支承部材37を前記既存下枠13に取り付ける状態では、前記係合部材38と前記スライド部材39とは、上下に重ねられた状態で、調節ねじ40により仮止めされており、屋内外方向(短手方向)に関する相対変位を可能とされている。
前記係合部材38は、断面略コ字形の取付基部41と、この取付基部41の屋内側端部から上方に立設する状態で設けられた断面鉤状の係合部42とから成る。この取付基部41は、底板部43と、この底板部43の屋内外方向両端部から立設した壁部44a、44bと、これら両壁部44a、44bの上端部から互いに近づく方向に折れ曲がる状態で設けられた取付板部45a、45bとを備えている。又、これら両取付板部45a、45bの上面には、互いに平行な平坦面である取付面(載置面)46a、46bが形成されている。又、前記底板部43には、長手方向に離隔した状態で、屋内外方向に長い調節用長孔47、47が複数個(図示の例では3個)形成されていると共に、長手方向に関してこれら各調節用長孔47、47の両側部分に、それぞれが円孔である固定孔48、48が形成されている。又、前記係合部42には、前記既存下枠13の屋外側端部に設けられた前記網戸用下部案内レール21と係合可能な、下方が開口した係合凹溝49が形成されている。尚、本例の場合には、前記係合部42の上面にも、前記各取付面46a、46bと平行な取付面46cを形成している。
これに対し、前記スライド部材39は、断面略矩形枠状の基部50と、この基部50の屋内側端部から屋内側に延出する状態で設けられた突き当て片51とから成る。又、この基部50を構成する上板部52には、前記各調節用長孔47、47と等ピッチで、円孔である取付孔53、53が形成されている。尚、これら各取付孔53、53の直径は、前記各調節用長孔47、47の幅寸法よりも小さい。又、前記突き当て片51の基端部と前記基部50とが連結する位置は、図示の位置に限定されるものではない。
本例の場合には、前記係合部材38と前記スライド部材39とを、仮止め状態で、屋内外方向に関する相対変位を可能とする為に、これら係合部材38とスライド部材39とを上下に重ね、前記各調節用長孔47、47と前記各取付孔53、53とを整合させた状態で、前記各調節ねじ40を上方からこれら各取付孔53、53に緩く螺合している。即ち、これら各調節ねじ40を構成する頭部の下面と、前記底板部43の上面との間に僅かに隙間が形成される様に緩く螺合し、これら各調節ねじ40を構成する頭部の下面を、前記底板部43の上面のうちで、前記各調節用長孔47、47の開口部の近傍部分に係合させている。この為、前記係合部材38と前記スライド部材39とは、前記各調節ねじ40が前記各調節用長孔47、47の内側で移動できる範囲で、屋内外方向に関する相対変位が可能となる。
上述の様にして仮止めされた前記下枠支承部材37を、前記既存下枠13に取り付ける為に、前記係合部材38の屋内側端部に設けられた前記係合凹溝49を、前記既存下枠13の屋外側端部に設けられた網戸用下部案内レール21に係合させる。そして、この状態で、前記スライド部材39を前記係合部材38に対して屋外側に移動させて、屋内側端部に設けられた前記突き当て片51の屋内側面を、建造物を構成する外壁面5に当接させる(突き当てる)。次いで、前記スライド部材39の前記係合部材38に対する屋内外方向の位置を調節しつつ、前記両取付面46a、46bを水平に配置したならば、前記係合部材38に設けられた固定孔48、48を通じて前記スライド部材39の上板部52に固定ねじ(ドリリングタッピングねじ)54をねじ立てしながらねじ込む。これにより、前記係合部材38と前記スライド部材39とを、屋内外方向に関する相対変位を不能に結合固定する。この結果、本例の場合には、前記下枠支承部材37を前記既存下枠13に支持した状態で、この下枠支承部材37がこの既存下枠13に対して、屋内外方向に変位する事を阻止できると共に、下方に変位する(傾く場合を含む)事を阻止できる。又、本例の場合には、前記突き当て片51を有するスライド部材39を、前記係合部材38に対して、屋内外方向に関する位置調節を可能としている為、前記既存下枠13(網戸用下部案内レール21)と前記外壁面5との位置関係が限定されずに実施できる。
前記下枠支承部材37を前記既存下枠13の屋外側に取り付けた後は、室内側で予め矩形枠状に連結しておいた前記雨戸枠23を、前記既存窓枠10の内側から屋外側に出し、前記雨戸下枠26の下面を、前記下枠支承部材37を構成する取付面46a、46b上に載置する。そして、前記雨戸下枠26に形成された通孔55a、55bを通じて、前記下枠支承部材37を構成する取付板部45a、45bに固定ねじ56a、56bをねじ立てしながらねじ込む。これにより、前記雨戸下枠26を前記下枠支承部材37に対して固定する。
次いで、前記雨戸上枠25及び前記各雨戸竪枠27a、27bを、前記既存上枠12及び前記各既存竪枠14a、14bに対して、それぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定する作業を行うが、本例の場合には、この様な固定作業に先立って、前記雨戸上枠25を前記既存上枠12に対して仮止めし、この雨戸枠23の姿勢を一時的に保持する。この為に本例の場合には、前記雨戸上枠25の両端部に、仮止めクリップ57を取り付けており、これら各仮止めクリップ57を利用して、前記雨戸枠23の姿勢を一時的に保持する様にしている。
前記仮止めクリップ57は、金属薄板製で、断面略L字形に構成されており、基板部58と、この基板部58の屋内側端部から上方に向けて直角に折れ曲がった延出部59とを備えている。又、この延出部59の先端部(上端部)は、屋内側に向けて30〜40度程度折れ曲がった案内部60が設けられている。又、前記延出部59には、上下方向に長い1対の上下方向長孔61、61が互いに離隔した状態で形成されている。
上述の様な構成を有する前記各仮止めクリップ57を取り付ける為に、前記雨戸上枠25の屋内側端部に設けられた屋内側上部壁62の長手方向両端部に、それぞれ1対の取付孔63、63を形成している。この屋内側上部壁62の下端部には、屋外側に開口したあり溝状の係止溝64が全長に亙って形成されており、前記各取付孔63、63は、この係止溝64内に開口する様に形成されている。又、前記屋内側上部壁62の長手方向中間部には、この係止溝64に開口する状態で、1対の固定孔65a、65bの組が複数(図示の例では5組)形成されている。又、前記屋内側上部壁62の下端部(係止溝64が形成された部分)の屋内側面には、屋内外方向の微小な凹凸が上下方向に交互に設けられた係合粗面66が形成されている。そして、前記各仮止めクリップ57に形成された前記各上下方向長孔61、61を通じて、調節ねじ67、67を、前記各取付孔63、63に螺合している。尚、本例の場合には、前記各延出部59の屋外側面と前記屋内側上部壁62の屋内側面との間に、複数のワッシャを介在させた状態で、前記調整ねじ67、67を螺合している。これにより、前記各仮止めクリップ57を、前記雨戸上枠25(屋内側上部壁62)に対して、上下方向に関する位置調節を可能に取り付けている。
本例の場合には、前記各仮止めクリップ57を下方に位置させたまま、前記雨戸上枠25を前記既存上枠12に近づける様に、前記雨戸枠23の傾きを小さくし(鉛直方向に立ち上げ)、前記雨戸上枠25の屋内側端部の上部に設けられたパッキン保持用の張出保持部68の先端部、及び、この張出保持部68に保持されたパッキン69の先端部を、前記網戸用上部案内レール20の屋外側面に当接させた状態で、前記各仮止めクリップ57を上方に移動させる。そして、前記網戸用上部案内レール20の屋内側に、前記各延出部59を進出させる。これにより、前記雨戸上枠25が前記既存上枠12から離れる様に前記雨戸枠23が傾く事を防止して、この雨戸枠23の姿勢を一時的に保持する。尚、前記各延出部59の上端部に設けられた案内部60は、前記各仮止めクリップ57を上方に移動させた際に、前記網戸用上部案内レール20の下辺と当接する事で、前記各延出部59をこの網戸用上部案内レール20の屋内側に案内する(弾性変形させる)機能を発揮すると共に、前記各仮止めクリップ57を下方に移動させる際の操作部として機能する。
本例の場合には、上述の様にして、前記各仮止めクリップ57を利用して、前記雨戸上枠25を前記既存上枠12に対して仮止めしたならば、この雨戸上枠25及び前記各雨戸竪枠27a、27bを、前記既存上枠12及び前記各既存竪枠14a、14bに対して、それぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定(本止め)していく。本例の場合には、前記各仮止めクリップ57を利用して、前記雨戸枠23の姿勢を保持している為、固定作業を開始する際に、作業者はこの雨戸枠23を手で支えておく必要がない。
前記雨戸上枠25を前記既存上枠12に対し固定する作業に就いて説明する。本例の場合には、この様な固定作業に先立って、前記雨戸上枠25の屋内側上部壁62に形成された係止溝64の内側に、複数個(本例の場合には5個)の裏板70を固定しておく。尚、裏板70の固定作業は、前記雨戸枠23を矩形枠状に組み立てる以前に行っておく。これら各裏板70は、矩形板状に構成されており、1対のねじ孔71a、71bが形成されている。この様な構成を有する裏板70は、前記雨戸上枠25の端部から前記係止溝64内に挿入し、前記各ねじ孔71a、71bが前記屋内側上部壁62に形成された固定孔65a、65bに整合する位置に配置する。そして、このうちの固定孔65aを挿通させた皿ねじ72を、前記各ねじ孔71aに螺合し更に締め付ける。この際、これら各皿ねじ72の頭部が、前記屋内側上部壁62の屋内側面から屋内側に突出しない様に、頭部の直径が通常の皿ねじの直径(例えば8mm)よりも小さい特皿ねじ(例えば6mm)を使用する。
本例の場合には、上述の様に固定された前記各裏板70を利用して、前記屋内側上部壁62の屋内側に、上枠外れ止め部材73を固定する。この上枠外れ止め部材73は、断面略クランク形に構成されており、下半部74に対し上半部75が屋内側にずれて位置(オフセット)している。又、この下半部74には、前記屋内側上部壁62に形成された固定孔65b、65bと等ピッチで、通孔76、76が形成されている。又、前記下半部74の屋外側面には、前記屋内側上部壁62の屋内側面に形成された前記係合粗面66と係合可能な、屋内外方向の微小な凹凸が上下方向に交互に設けられた係合粗面77が形成されている。本例の場合には、この係合粗面77を前記屋内側上部壁62の係合粗面66に係合させた状態で、前記各通孔76及び前記各固定孔65bを通じて、固定ねじ78を、前記各裏板70に形成されたねじ孔71bに螺合し更に締め付けている。これにより、前記上枠外れ止め部材73を構成する上半部75を、前記網戸用上部案内レール20に対して、長手方向に於ける前記両仮止めクリップ57同士の間部分で、屋内側から押し付けている。この結果、この網戸用上部案内レール20を、前記雨戸上枠25(張出保持部68及びパッキン69)と前記上枠外れ止め部材73との間で、屋内外方向に挟持し、前記雨戸上枠25を前記既存上枠12に対し固定する。
最後に、前記各雨戸竪枠27a、27bを前記各既存竪枠14a、14bに対し固定する作業に就いて説明する。本例の場合には、前記各雨戸竪枠27a、27bの内側面の屋内側端部に、竪枠外れ止め部材79a、79bを固定する。これら各竪枠外れ止め部材79a、79bは、それぞれ断面略L字形で、取付板部80a、80bと、この取付板部80a、80bの屋内側端部からそれぞれ外側に直角に折れ曲がった張出板部81a、81bとを備える。又、前記各取付板部80a、80bには、それぞれ屋内外方向に長い屋内外方向長孔82、82が、上下方向に離隔した状態で複数個(図示の例では3個)形成されている。本例の場合には、先ず、前記各屋内外方向長孔82、82を挿通する状態で、固定ねじ83(ドリリングタッピングねじ)を、前記各雨戸竪枠27a、27bの内側面の屋内側端部にねじ立てしながらねじ込む。尚、固定ねじ83を通常のタッピングねじとして、前記屋内側端部に形成された図示しない取付孔に螺合しても良い。この際に、これら各竪枠外れ止め部材79a、79bを屋外側に向けて押し込む(移動させる)事により、前記張出板部81a、81bの屋外側面を、前記各既存竪枠14a、14bの屋外側端部に形成された側部突条22a、22bに対して屋内側から押し付ける。この結果、これら各側部突条22a、22bを、前記各雨戸竪枠27a、27bの屋内側端部と前記各竪枠外れ止め部材79a、79bとの間で、屋内外方向に挟持し、前記各雨戸竪枠27a、27bを前記各既存竪枠14a、14bに対し固定する。
以上の様にして、前記既存窓枠10の屋外側に前記雨戸枠23を取り付けたならば、この雨戸枠23の内側に、前記両雨戸障子24a、24bを建て込み、次いで、前記既存窓枠10の内側に、前記両ガラス障子11a、11bを建て込んで、全ての作業を終了する。
以上の様な構成を有する本例の取付構造によれば、既存窓9の屋外側に取り付けられる雨戸装置1aの施工性及び意匠性を向上させる事ができる。
即ち、本例の場合には、前記既存下枠13の屋外側に前記下枠支承部材37を支持した状態で、この下枠支承部材37がこの既存下枠13に対して、屋内外方向に変位するのを阻止できると共に、下方に変位するのを阻止できる。この為、前記下枠支承部材37の上に、予め矩形枠状に組み立てた前記雨戸枠23を屋内側から載置して取り付け作業を行う事ができる。この為、2階以上に存在する窓を対象とする場合にも、足場を組まずに、屋内側から作業を行う事が可能になり、前記雨戸装置1aの取付作業の施工性を向上させる事ができる。
又、本例の場合には、前記下枠支承部材37を構成するスライド部材39の屋内外方向に関する位置を調節し、このスライド部材39の屋内側端部に設けられた突き当て片51を、前記外壁面5に当接させる事で、前記雨戸下枠26の取付面46a〜46cを水平に配置した状態で、前記下枠支承部材37を前記外壁面5に対して支持する事ができる。この為、前述した従来構造の場合の様に、新規下枠の下面と外壁面との間の複数個所に、別途支持部材を設けずに済む。従って、本例の取付構造によれば、前記雨戸装置1aの意匠性を向上できると共に、外壁構造の仕様違いにも対応する事ができる。
更に、本例の場合には、前記各仮止めクリップ57を利用して、前記雨戸上枠25に前記上枠外れ止め部材73を固定する以前の状態で、この雨戸上枠25が前記既存上枠13から屋外側に離隔する方向に変位するのを防止できる。この為、作業者は、前記雨戸枠23を片方の手で押さえながら、前記上枠外れ止め部材73を固定する等の作業を行わずに済み、施工性の更なる向上を図れる。
[実施の形態の第2例]
図22は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、スライド部材39aの屋内側端部に設けた突き当て片51aを、屋内側に向かうに従って下方に向かう方向に傾斜した状態で大きく延出させており、屋内側及び下方への突出量を、前述した実施の形態の第1例の場合に比べて大きくしている。この様な構成を有する本例の場合には、第1例の場合に比べて、建造物を構成する外壁面からの既存窓枠の突出量が大きい場合や、既存窓枠の下側の外壁面が他の外壁面よりも奥に位置する構造(特にバルコニー)等に、好ましく適用できる。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
上述した実施の形態の各例では、既存窓の屋外側に、2枚の雨戸障子を備えた雨戸装置を取り付ける場合に就いて説明したが、この雨戸装置に建て込む雨戸障子の数は、2枚に限らない(例えば4枚としても良い)。又、建て込む雨戸障子の種類に就いても、ルーバ付の引違式雨戸に限らず、従来から知られた各種構造を採用できる。更に、既存窓の屋外側に取り付ける建具の種類は、雨戸装置に限らず、例えば窓装置、シャッタ装置としても良い。
1、1a 雨戸装置
2 雨戸枠
3 既存窓枠
4 パンチアンカブラケット
5 外壁面
6 支持部材
7 突条部
8 溝部
9 既存窓
10 既存窓枠
11a、11b ガラス障子
12 既存上枠
13 既存下枠
14a、14b 既存竪枠
15a、15b 上框
16a、16b 下框
17a、17b 召し合わせ框
18a、18b 戸先框
19a、19b ガラスパネル
20 網戸用上部案内レール
21 網戸用下部案内レール
22a、22b 側部突条
23 雨戸枠
24a、24b 雨戸障子
25 雨戸上枠
26 雨戸下枠
27a、27b 雨戸竪枠
28a、28b 雨戸框
29 スラット
30a、30b 雨戸上框
31a、31b 雨戸下框
32a、32b 雨戸召し合わせ框
33a、33b 雨戸戸先框
34a、34b 上部案内溝
35a、35b 戸車
36a、36b 雨戸走行用レール
37 下枠支承部材
38 係合部材
39、39a スライド部材
40 調節ねじ
41 取付基部
42 係合部
43 底板部
44a、44b 壁部
45a、45b 取付板部
46a、46b、46c 取付面
47 調節用長孔
48 固定孔
49 係合凹溝
50 基部
51、51a 突き当て片
52 上板部
53 取付孔
54 固定ねじ
55a、55b 通孔
56a、56b 固定ねじ
57 仮止めクリップ
58 基板部
59 延出部
60 案内部
61 上下方向長孔
62 屋内側上部壁
63 取付孔
64 係止溝
65a、65b 固定孔
66 係合粗面
67 調節ねじ
68 張出保持部
69 パッキン
70 裏板
71a、71b ねじ孔
72 皿ねじ
73 上枠外れ止め部材
74 下半部
75 上半部
76 通孔
77 係合粗面
78 固定ねじ
79a、79b 竪枠外れ止め部材
80a、80b 取付板部
81a、81b 張出板部
82 屋内外方向長孔
83 固定ねじ

Claims (3)

  1. 建造物の開口部に固定された、既存上枠と既存下枠と左右の既存竪枠とから成る既存窓枠の屋外側に、新規上枠と新規下枠と左右の新規竪枠とから成る新規サッシ枠を取り付ける為のサッシ枠取付構造であって、
    前記既存下枠の屋外側に下枠支承部材が設けられており、
    この下枠支承部材は、その上面に前記新規下枠を固定する為の取付面を有する係合部材と、この係合部材の下方にこの係合部材に対する屋内外方向の位置調節を可能に設けられたスライド部材とを備えており、この係合部材の屋内側端部に設けられた下方が開口した係合凹溝を、前記既存下枠の屋外側端部に設けられた突条部に係合させると共に、前記スライド部材の屋内側端部に設けられた突き当て片を、前記建造物の外壁面に当接させる事により、前記取付面を水平に配置した状態で前記既存下枠に対して支持されており、
    前記下枠支承部材の取付面に前記新規下枠を載置した状態で固定しており、
    前記新規上枠とこの新規上枠に固定した上枠外れ止め部材との間で、前記既存上枠の一部を屋内外方向に挟持すると共に、前記各新規竪枠とこれら各新規竪枠にそれぞれ固定した竪枠外れ止め部材との間で、前記各既存竪枠の一部を屋内外方向に挟持する事により、前記新規上枠及び前記各新規竪枠を、前記既存上枠及び前記各既存竪枠に対してそれぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定している、
    事を特徴とするサッシ枠取付構造。
  2. 前記新規上枠の屋内側端部に、前記新規上枠及び前記各新規竪枠を、前記既存上枠及び前記各既存竪枠に対してそれぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定する以前の状態で、前記既存上枠の一部と係合し、前記新規上枠がこの既存上枠から屋外側に離隔する方向に変位するのを防止する為の仮止め部材が、前記新規上枠に対する上下方向の位置調節を可能に取り付けられている、請求項1に記載したサッシ枠取付構造。
  3. 建造物の開口部に固定された、既存上枠と既存下枠と左右の既存竪枠とから成る既存窓枠の屋外側に、新規上枠と新規下枠と左右の新規竪枠とから成る新規サッシ枠を取り付ける為のサッシ枠取付構造であって、
    前記既存下枠の屋外側に下枠支承部材が設けられており、
    この下枠支承部材は、その上面に前記新規下枠を固定する為の取付面を有する係合部材と、この係合部材の下方にこの係合部材に対する屋内外方向の位置調節を可能に設けられたスライド部材とを備えており、この係合部材の屋内側端部に設けられた下方が開口した係合凹溝を、前記既存下枠の屋外側端部に設けられた突条部に係合させると共に、前記スライド部材の屋内側端部に設けられた突き当て片を、前記建造物の外壁面に当接させる事により、前記取付面を水平に配置した状態で前記既存下枠に対して支持されており、
    前記新規上枠の屋内側端部には、前記新規上枠及び前記各新規竪枠を、前記既存上枠及び前記各既存竪枠に対してそれぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定する以前の状態で、前記既存上枠の一部と係合し、前記新規上枠がこの既存上枠から屋外側に離隔する方向に変位するのを防止する為の仮止め部材が、前記新規上枠に対する上下方向の位置調節を可能に取り付けられており、
    前記下枠支承部材の取付面に前記新規下枠を載置した状態で固定すると共に、前記新規上枠及び前記各新規竪枠を、前記既存上枠及び前記各既存竪枠に対してそれぞれ屋内外方向に関する変位を不能に固定している、
    事を特徴とするサッシ枠取付構造。
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