JP6652395B2 - 建具と網戸の自走防止方法 - Google Patents

建具と網戸の自走防止方法 Download PDF

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本発明は、窓の枠体に移動可能に網戸が取付けられる建具と、網戸の自走防止方法に関する。
引違い窓や片引き窓に取付けられる網戸は、台風等の際に強風を受けると自走したり窓枠から外れたりするおそれがある。このため、網戸を移動可能に取付けた窓においては、例えば特許文献1に開示されているように、網戸が窓の枠体から外れて落下する等の事故を防止する網戸自走防止装置が備えられている。
特許文献1に開示されている従来の網戸自走防止装置は、網戸の縦框に上下動可能にロック部材を設けると共に、窓の枠体の縦枠にロック部材の受け部材を設け、ロック部材を上下に操作することにより、ロック部材を受け部材に係合、離脱させて網戸を枠体に固定あるいは固定解除する構成を有している。
特開2007−177458号公報
しかしながら、前述した従来の建具の網戸自走防止装置においては、網戸を窓の枠体に対して固定するための操作に手間がかかるという問題点があった。また、ロック部材の操作を忘れる等によりロックを怠ると、強風等の外力が作用して網戸が勝手に動いてしまうおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑み、網戸を窓の枠体に対して固定するための操作が不要となる構成の建具と、網戸の自走防止方法を提供することを目的とする。
本発明の建具は、
建物の開口部に固定して設けられる枠体と、前記枠体内に左右に移動可能にまたは固定してめた内障子と、前記枠体に左右に移動可能にめた外障子と、前記外障子よりも室外側に配設され、左右に移動可能に前記枠体に支持される網戸とを有する建具において、
前記網戸の戸先側に網戸自走防止部材を備え、
前記網戸自走防止部材は、前記網戸への取付け部と、前記外障子の戸先側見込み面部に当接させる戸当り部と、前記取付け部と前記戸当り部との間に設けられ、前記網戸の閉じ動作時に、前記枠体を構成する縦枠の室外板部との干渉を避ける戸当り部側曲成部及び取付け部側曲成部とを備え、
前記外障子が閉じた状態において、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部が、前記枠体の見込み面部と前記外障子の開閉方向の戸先側端部の見込み面部との間に位置して前記網戸の自走が防止されると共に、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部側曲成部の少なくとも一部が前記枠体の前記縦枠の前記室外板部と前記外障子の室外側見付け面部との間に位置して前記網戸の室外方向への移動が防止される構成を有することを特徴とする。
本発明の網戸の自走防止方法は、
建物の開口部に固定して設けられる枠体と、前記枠体内に左右に移動可能にまたは固定して収めた内障子と、前記枠体に左右に移動可能に収めた外障子と、前記外障子よりも室外側に配設され、左右に移動可能に前記枠体に支持される網戸とを有する建具における網戸の自走防止方法であって、
前記建具には、前記網戸の戸先側に、前記網戸への取付け部と、前記外障子の戸先側見込み面部に当接させる戸当り部と、前記取付け部と前記戸当り部との間の戸当り部側曲成部及び取付け部側曲成部とを備えた網戸自走防止部材が取付けられており、
前記網戸と前記外障子とが開いた状態から前記外障子が閉じる際に、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部に、前記外障子の戸先側見込み面部を当接させて前記網戸を前記外障子とともに閉じ方向に移動させ、
前記外障子が閉じた状態において、前記戸当り部を、前記枠体の見込み面部と前記外障子の開閉方向の戸先側端部の見込み面部との間に位置させて前記網戸の自走を防止すると共に、
前記外障子が閉じた状態において、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部側曲成部の少なくとも一部を前記枠体の縦枠の室外板部と前記外障子の室外側見付け面部との間に位置させて前記網戸の室外方向への移動を防止することを特徴とする。
本発明においては、外障子の閉鎖時に、外障子の見込み面部に当接する戸当り部を有する網戸自走防止部材を備えたので、外障子を閉じることにより、網戸が外障子により拘束されて自走が防止されるため、網戸を窓の枠体に固定するための操作が不要となる。
本発明による網戸の自走防止方法を実施する建具の一実施の形態を示す横断面図であり、引違い窓について示す。 (A)はこの実施の形態の建具の縦断面図、(B)は網戸自走防止部材の取付け部位を示すために網戸を室内側から見た図である。 図1の部分拡大断面図である。 この実施の形態の網戸自走防止部材を示す図であり、(A)は網戸自走防止部材の平面図、(B)は(A)のE矢視図、(C)は(A)のF矢視図である。 (A)はこの実施の形態における網戸自走防止部材の取付け金具を示す平面図、(B)は(A)のG矢視図である。 この実施の形態の建具を、外障子を開いた状態で示す横断面図である。 本発明による他の実施の形態である外動式片引き窓を示す横断面図である。 図7に示す外動式片引き窓の縦断面図である。
図1は本発明の網戸の自走防止方法を実施する建具の一実施の形態を示す横断面図、図2(A)はその縦断面図である。この実施の形態は、建具が引違い窓である場合について示す。1は窓の枠体であり、この枠体1内に内障子2と外障子3が左右に移動可能にめられる。30は枠体1における外障子3の室外側に左右に移動可能に取付けられる網戸である。枠体1は、左右の縦枠4,5と上枠6と下枠7とで構成され、これらは、アルミニウム合金等の金属製押出形材、あるいは樹脂製の押出形材により構成され、これらをタッピングねじ(図示せず)により組み合わせて矩形に構成する。
内障子2は、縦框9と内召し合わせ框10と上框11と中框12下框13とで上下2段のガラスパネル装着部を有する枠を組み、各ガラスパネル装着部にガラスパネル14を組み込んでなる。外障子3は、縦框15と外召し合わせ框16と上框17と中框18と下框19とで上下2つのガラスパネル装着部を有する枠を組み、その各ガラスパネル装着部内にガラスパネル20を組み込んでなる。これらの框9〜13および15〜19は、アルミニウム合金等の金属製押出形材、あるいは樹脂製の押出形材により構成され、タッピングねじ(図示せず)により組み合わせて矩形に構成する。
内障子2は、下框13に取付けた溝付きローラ25aを下枠7の上面に形成したガイドレール7a上に載せ、上框11に設けた溝部27aを、上枠6に形成したガイドレール6aに摺動可能に嵌めて枠体1に移動可能に取付けられる。外障子3は、下框19に取付けた溝付きローラ25bを下枠7の上面に形成したガイドレール7b上に載せ、上框11に設けた溝部27bを、上枠6に形成したガイドレール6bに摺動可能に嵌めて枠体1に移動可能に取付けられる。
網戸30は、左右の縦框31と上框32と中框33と下框34とで上下2つの網装着部を有する枠を組み、その各網装着部に網35を取付けて構成される。各框31〜34はアルミニウム合金等の金属製押出形材、あるいは樹脂製の押出形材により構成され、タッピングねじ(図示せず)により結合される。網戸30の下框34には溝付きローラ36が取付けられ、このローラ36を枠体1の下枠7の室外側に設けたガイドレール7c上に載せ、上框32に設けた外れ止め用の溝部37を、上枠6の室外側に垂下状に設けた垂下片6cに移動可能に嵌める。この網戸30の取付け構造により、網戸30は枠体1の室外側において、移動可能に取付けられる。
図1において、40は網戸30を枠体1に固定する網戸自走防止装置である。この実施の形態の網戸自走防止装置40は、網戸30の戸先側の縦框31に設けられる。この網戸自走防止装置40は、網戸自走防止部材41と取付け金具42とにより構成される。この網戸自走防止装置40は、外障子3の閉じ動作中に、網戸自走防止部材41が外障子3の戸先側見込み面部3aに当接し、外障子3が閉じた状態においては、外障子3と枠体1の縦枠4との間に位置することにより、網戸30を枠体1に固定するものである。この実施の形態においては、図2(B)に示すように、網戸30の戸先側縦框31における上下の位置にそれぞれ網戸自走防止部材41を設けている。
図3は図1の網戸自走防止装置40を取付け状態で拡大して示し、図4は網戸自走防止部材41を示す。図3、図4に示すように、網戸自走防止部材41は、網戸への取付け部41aと、外障子3の閉鎖時に見込み面部3aに当接させる戸当り部41bと、取付け部41aと戸当り部41bとの間に設けられ、縦枠4の室外板部4aとの干渉を避けるための曲成部41c,41dとからなる。取付け部41a側の曲成部41cは、室内側の板面どうしのなす角度が鈍角をなす。戸当り部41b側の曲成部41dは、網戸30や障子2,3の移動方向と平行をなす。戸当り部41bは、戸当り部側曲成部41dに対してほぼ直角をなす。
図4に示すように、取付け部41aには、上下2つを1組として、2組の横長の取付け孔41e41eおよび41f41fを、各組の孔41e41fの位置を網戸30の移動方向に異ならせて設けている。このように、取付け孔41e41fを横長とし、その位置を異ならせて複数の取付け孔41e41fを設けているのは、種々の網戸30の構成の相違に対応して、網戸30の縦框31における網戸自走防止部材41の網戸30の移動方向の取付け位置を調整可能とするためである。
図5に示すように、取付け金具42は平面視がL字形をなし、上下にボルト43を螺合するためのねじ孔42a,42aを有する。ねじ孔42aは網戸30の移動方向に突出した上下2つの突出部42b,42bにそれぞれ設けられており、各突出部42bの上下にそれぞれ室内側に突出した折曲げ部42cを形成している。
図3において、31aは縦框31の室内側見付け面部31dに設けた貫通孔であり、ボルト43を通すためのものである。31bは網戸30を開閉するための手掛け、31cは縦框31の内側に形成された溝部である。取付け金具42は網戸30の縦框31の内部に収容する。この縦框31への取付け金具42の収容は、図5に示した折曲げ部42cを、縦框31内の溝部31cに嵌め込んで行なう。網戸自走防止部材41の縦框31への固定は、縦框31の室内側見付け面部31dに網戸自走防止部材41の取付け部41aを当て、取付け孔41e(または41f)および縦框31の貫通孔31aにボルト43を挿通して取付け金具42のねじ孔42aに螺合し締結することにより行なう。
図6は外障子3を開いた状態を示す。この状態では、外障子3は網戸30を拘束していないため、網戸30を開く(図面上、右側に移動させる)ことができる。網戸30と外障子3を共に開いた状態から外障子3を閉じる(図面上、左側に移動させる)と、網戸30に取付けた網戸自走防止部材41の戸当り部41bに外障子3の戸先側見込み面部3aが当接し、網戸30が外障子3と共に閉じ方向に移動する。そして図3に示すように、外障子3が閉じた状態において、網戸自走防止部材41の戸当り部41bが、外障子3の戸先側見込み面部3aと縦枠4の見込み面部4bとの間に位置すると共に、戸当り部側曲成部41dの少なくとも一部が外障子3の室外側見付け面部3bと縦枠4の室外側板部4aとの間に位置し、網戸30が外障子3により枠体1に拘束される。この外障子3の閉じ状態において、戸当り部41bは網戸30の左右方向の移動を防ぎ、戸当り部側曲成部41dは網戸30の室外方向への移動を防ぐ。
このように、外障子3が閉じている状態では、クレセント錠(図示せず)により施錠して外障子3、内障子2を閉じている限り、網戸30が枠体1から外れることがない。網戸30が強風で外れる現象は、風の流れの関係上、障子2,3が閉じている状態で起きやすくなるが、障子2,3が閉じている限り、網戸30が枠体1に固定されているので、強風によって網戸30が自走したり外れることが防止される。
また、クレセント錠を施錠することにより、内障子2と外障子3とが互いにスライド方向について反対側に離れるような力、すなわち、外障子3を縦枠4側により近ずける力が加わるため、網戸自走防止部材41が外障子3の戸先側見込み面部3aと縦枠4の見込み面部4bとの間でより強固に固定される。
このように、外障子3を閉じた状態では、網戸自走防止部材41が枠体1の縦枠4と外障子3の戸先側見込み面部3aとの間で挟持され、網戸30が固定されるため、網戸30を枠体1に固定するための操作が不要となる。
網戸自走防止部材41は、縦框31のみならず、上框32、中框33または下框34に設けてもよい。また、網戸自走防止部材41は、1個だけ設けてもよいが、複数個設けることによってより強固に網戸30を枠体1に固定することができる。また、図2(B)に示すように、網戸30の戸先側の上下2個所に網戸自走防止部材41を設ければ、網戸自走防止部材41が目立たないため、外観を損なうことがなく、また、網戸30をより確実に固定することができる。
本発明の網戸自走防止装置及び網戸の自走防止方法は、引違いサッシのみならず、外動式片引きサッシにも適用できる。図7は本発明による他の実施の形態である外動式片引きサッシ窓を示す横断面図、図8はその縦断面図である。61は窓枠であり、この枠体61内に内障子62と外障子63が取付けられる。内障子62は枠体61内に固定して取付けられ、外障子63は枠体61に移動可能に取付けられる。90は枠体61における外障子63の室外側に移動可能に取付けられる網戸である。枠体61は、左右の縦枠64,65と上枠66と下枠67とで構成される。これらの左右の縦枠64,65と上枠66と下枠67は、アルミニウム合金等の金属製押出形材、あるいは樹脂製の押出形材により構成され、これらをタッピングねじ(図示せず)により組み合わせて矩形に構成する。
内障子62は、縦枠65と内召し合わせ框70と上枠66と下枠67と内召し合わせ框70および縦枠65の間に設けられる中框(図示せず)との間で上下2つのガラスパネル装着部を有する枠を組み、各ガラスパネル装着部にガラスパネル74を組み込んでなる。外障子63は、縦框75と外召し合わせ框76と上框77と中框78と下框79とで上下2つのガラスパネル装着部を有する枠を組み、その各ガラスパネル装着部内にガラスパネル80を組み込んでなる。これらの框70,75〜79も、アルミニウム合金等の金属製押出形材、あるいは樹脂製の押出形材により構成される。
外障子63は、下框79に取付けた溝付きローラ85を下枠67の上面に形成したガイドレール67a上に載せ、上框77に設けた溝部77aを、上枠66に形成したガイドレール66aに摺動可能に嵌めて枠体61に移動可能に取付けられる。
網戸90は、左右の縦框91と上框92と中框93と下框94とで上下2つの網装着部を有する枠を組み、その各網装着部に網95を取付けて構成される。各框91〜94はアルミニウム合金等の金属製押出形材、あるいは樹脂製の押出形材により構成され、タッピングねじ(図示せず)により結合される。網戸90の下框94には溝付きローラ96が取付けられ、このローラ96を枠体61の下枠67の室外側に設けたガイドレール67bに載せ、上框92に設けた溝部97を、上枠66の室外側に垂下状に設けた垂下片66bに移動可能に嵌めて取付けられる。この網戸の取付け構造により、網戸90は枠体61の室外側において、移動可能に取付けられる。
図7において、40は網戸30を枠体1に固定する網戸自走防止装置である。この網戸自走防止装置40は、図1〜図5で示した前記実施の形態のものと部品構成、構造が同じであり、図1〜図5に示した符号と同じ符号は、同じ部品、部分を示しているので、詳細な説明を省略する。
図7、図8に示すような外動式片引きサッシにおいても、外障子63を閉めた状態では、網戸自走防止部材41が外障子63の見込み面部63aと枠体61の縦枠64との間で挟持され、外障子63のクレセント錠によって施錠されることにより、網戸90が固定されるので、網戸90の固定操作が不要となる。
さらに本発明の網戸自走防止装置及び網戸の自走防止方法は、2枚の内障子を窓の枠体の左右に配置して固定し、2枚の内障子の間を開口部とし、その開口部を開閉するための2枚の外障子を枠体に左右に移動可能に取付け、外障子の室外側に2枚の網戸を左右に移動可能に取付けた建具にも適用できる。このような2枚の外障子と2枚の網戸を備える場合には、網戸自走防止部材は、2枚の網戸の互いに突き合わされる縦框等に取付ける。そして外障子が互いに突き合わされる状態となるように閉じ動作をする際には、各外障子の見込み面部が網戸自走防止部材の戸当り部に当たり、外障子が閉じた状態では、各網戸の網戸自走防止部材の戸当り部が外障子の見込み面部間に挟まり、網戸の自走が防止される。
上記いずれの実施の形態においても、縦框31,91内に収容した取付け金具42を用いて網戸自走防止部材41を取付けた例を示したが、ターンナットやポットナット(登録商標)等のように、網戸30の室内側見付け面に後付け可能なナットを取付ければ、網戸自走防止部材41を後付け可能であり、既存の窓であっても、網戸自走防止部材41を取付けることができる。
また、網戸自走防止部材41は、縦框31,91に一体に形成されたものとして構成してもよい。
その他、本発明を実施する場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成部材やその組み合わせについて、種々の変更、付加が可能である。
1,61 窓枠
2,62 内障子
3,63 外障子
3a 見込み面部
3b 室外側見付け面部
4,5,64,65 縦枠
4a 室外板部
30,90 網戸
31,91 縦框
40 網戸自走防止装置
41 網戸自走防止部材
41a 取付け部
41b 戸当り部
41c 取付け部側曲成部
41d 戸当り部側曲成部
42 取付け金具
43 ボルト

Claims (2)

  1. 建物の開口部に固定して設けられる枠体と、前記枠体内に左右に移動可能にまたは固定してめた内障子と、前記枠体に左右に移動可能にめた外障子と、前記外障子よりも室外側に配設され、左右に移動可能に前記枠体に支持される網戸とを有する建具において、
    前記網戸の戸先側に網戸自走防止部材を備え、
    前記網戸自走防止部材は、前記網戸への取付け部と、前記外障子の戸先側見込み面部に当接させる戸当り部と、前記取付け部と前記戸当り部との間に設けられ、前記網戸の閉じ動作時に、前記枠体を構成する縦枠の室外板部との干渉を避ける戸当り部側曲成部及び取付け部側曲成部とを備え、
    前記外障子が閉じた状態において、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部が、前記枠体の見込み面部と前記外障子の開閉方向の戸先側端部の見込み面部との間に位置して前記網戸の自走が防止されると共に、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部側曲成部の少なくとも一部が前記枠体の前記縦枠の前記室外板部と前記外障子の室外側見付け面部との間に位置して前記網戸の室外方向への移動が防止される構成を有することを特徴とする建具。
  2. 建物の開口部に固定して設けられる枠体と、前記枠体内に左右に移動可能にまたは固定して収めた内障子と、前記枠体に左右に移動可能に収めた外障子と、前記外障子よりも室外側に配設され、左右に移動可能に前記枠体に支持される網戸とを有する建具における網戸の自走防止方法であって、
    前記建具には、前記網戸の戸先側に、前記網戸への取付け部と、前記外障子の戸先側見込み面部に当接させる戸当り部と、前記取付け部と前記戸当り部との間の戸当り部側曲成部及び取付け部側曲成部とを備えた網戸自走防止部材が取付けられており、
    前記網戸と前記外障子とが開いた状態から前記外障子が閉じる際に、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部に、前記外障子の戸先側見込み面部を当接させて前記網戸を前記外障子とともに閉じ方向に移動させ、
    前記外障子が閉じた状態において、前記戸当り部を、前記枠体の見込み面部と前記外障子の開閉方向の戸先側端部の見込み面部との間に位置させて前記網戸の自走を防止すると共に、
    前記外障子が閉じた状態において、前記網戸自走防止部材の前記戸当り部側曲成部の少なくとも一部を前記枠体の縦枠の室外板部と前記外障子の室外側見付け面部との間に位置させて前記網戸の室外方向への移動を防止することを特徴とする網戸の自走防止方法。
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