JP6675034B2 - 建具 - Google Patents
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Description
枠1は、上枠4と下枠と左右の縦枠を四周枠組みして構成してある。外障子2と内障子3は、上框9と下框と戸先框と召合せ框とを四周框組みし、その内側に複層ガラス36を嵌め込んで構成してある。
図3は、内障子3を上下枠間に建て込むときの状態を示している。同図に示すように、内障子3を室外側に倒すことで、外れ止め片7が垂下していても支障なく内障子3を建て込むことができる。
外れ止め片7を上枠4の室内側壁5の室内側に当接して設けたことで、内障子3が下がって上枠4との掛かりが無くなったときに、外れ止め片7を内障子3上部を上枠4の長手方向に沿って案内するサブレールとして機能させられる。また、外れ止め片7が内障子3に風圧(正圧)を受けたときの補強となる。
外れ止め片7に上枠4の室内側壁5の下縁に係止する係止部21を有することで、外れ止め部品6を取付ける際に、係止部21を上枠4の室内側壁5の下縁に係止させ、外れ止め部品6の位置合わせができる。外れ止め片7の下端部に室外側に突出する突部22を有していることで、外れ止め片7を内障子3側に近付けて配置できると共に、内障子3が下がって上枠4との掛かりが無くなったときに、外れ止め片7の突部22の先端で内障子3と線接触するため、内障子3を摺動させやすい。
外れ止め部品6を上枠4の室内側壁5とアングル16に沿って設け、アングル16に内周側からのねじ24で取付けたことで、外れ止め片7で内障子3を受けたときに、ねじ24が荷重を引き抜き力ではなくせん断力で受けるため、外れ止め部品6の取付強度が高い。
外れ止め部品6を樹脂製とした場合には、断熱性が向上すると共に、結露を防止できる。
本実施形態も第1実施形態と同様に、内障子3が室内側に外れるのを防止する効果がある。本実施形態によれば、上枠4にアングル16を有しない場合でも外れ止め部品6を取付けることができる。
上枠4のアングル16を躯体に固定しているねじ24は、図5に示すように、ねじ頭24aにくびれ部30を有する段付きねじとなっている。
この外れ止め部品6の取付け方を説明すると、図7(a)に示すように、上枠4のアングル16を段付きねじ24で躯体にあらかじめ固定した上で、ねじ24のねじ頭24aをダルマ穴29の大径部29aに通過させつつ外れ止め部品6をアングル16に下から当てがう。その後、外れ止め部品6を上枠4の長手方向に沿ってスライドさせ、すると段付きねじ24のねじ頭24aのくびれ部30がダルマ穴29の小径部29bに係止し、外れ止め部品6が上枠4から離脱不能に固定される。
図10は、内障子3を上下枠間に建て込むときの状態を示している。このときは同図に示すように、外れ止め片7を軸部31を支点に室外側に回動させてベース材17の係止部32に係止させることで、外れ止め片7が上枠4の下縁より飛び出さない状態にできる。これにより内障子3を上下枠間に建て込む作業が一層容易に行える。なお、必ずしも外れ止め片7を室外側に回動させて係止部32に係止させてなくても、内障子3の上部が外れ止め片7に当たれば外れ止め片7は室外側に回動するため、内障子3を建て込むことができる。また、外れ止めが不要なときにも、同様に外れ止め片7を室外側に回動させて係止部32に係止させておくことで、外れ止め片7が目障りにならない。またこのとき、上枠4のアングル16を躯体に固定しているねじ24が外れ止め片7で隠れるので、意匠性が向上する。外れ止め片7は、障子3に合わせて長さ・形状の異なるものに付け替えることができる。
本実施形態の建具は、上枠4に外れ止め部品10が設けてあり、外れ止め部品10は、上枠4の室外側壁8の室内側面に当接して上框9の室外側に垂下する外れ止め片12と、上枠4の内周面4aに当接する取付片37とを有する略L形断面の長尺部材であり、上枠4のレール11よりも室外側の上枠4と外障子2との間の隙間に配置され、取付片37を下方からのねじ38で上枠4の内周面4aに取付けてある。外れ止め片12は、上枠4の室外側壁8の下縁に沿ってクランク状に曲がった係止部39を有し、係止部39を上枠4の室外側壁8の下縁に係止している。外れ止め片12の係止部39より上の部分12aは、上枠4の室外側壁8の室内側面に当接しており、係止部39より下の部分12bは、室外側面が上枠4の室外側壁8の室外側面と面一になっている。外れ止め片12の下端部には、室内側に向けて突出する突部40を有している。
外れ止め部品10は、図13に示すように、上枠4の略全長に亘って設けてある。また外れ止め部品10は、室外側から見て左側に位置する左部材10aと、室外側から見て右側に位置する右部材10cと、左部材10aと右部材10cの間に位置する中間部材10bの3つに分割されている。なお、外障子2は閉鎖した状態で室外側から見て右側に位置し、内障子3は閉鎖した状態で室外側から見て左側に位置しており、右部材10cは外障子2の横幅よりも少し短く、左部材10aは内障子3の横幅よりも少し短くなっている。
また外れ止め部品10は、同じ長さに二分割したもの、不均一の長さに二分割したものであってもよい。
外れ止め部品10が長手方向に複数に分割してあれば、障子2,3を適宜スライドさせることで外れ止め部品10の取付け時に障子2,3が邪魔にならず、外れ止め部品10の取付けが一層容易になる。
外れ止め部品10は、障子2,3を閉鎖した状態では室内側からは見えず、室外側からも上枠4の室外側壁8に隠れてほとんど見えないので、建具の意匠性に影響を与えない。さらに、外れ止め片12にクランク状に曲がる係止部39を設け、係止部39より下の部分12bの室外側面を上枠4の室外側壁8の室外側面と面一にしたので、上枠4の室外側壁8と外れ止め片12との間に段差が生じず、意匠性が向上する。外れ止め部品10の取付けの際、外れ止め片12の係止部39を上枠4の室外側壁8の下縁に係止させることで、外れ止め部品10の位置合わせができる。外れ止め片12の下端部に室内側に突出する突部40を有していることで、外障子2が下がって上枠4との掛かりが無くなったときに、外れ止め片12の突部40の先端で外障子2と線接触するため、外障子2を摺動させやすい。
外れ止め片12が上枠4の室外側壁8の室内側に当接していることで、外障子2が下がって外障子2の上部が外れ止め片12に引っ掛かったときに、外れ止め片12が室外側に曲がろうとするのを上枠4の室外側壁8が規制するため、外障子2の外れを防止する効果が高い。また、外れ止め片12を上枠4の室外側壁8の室内側に当接して配置したことで、外れ止め片12が外障子2に風圧(負圧)を受けたときの補強になる。
2 外障子(障子)
3 内障子(障子)
4 上枠
5 上枠の室内側壁
6 外れ止め部品(内障子用)
7 外れ止め片
8 上枠の室外側壁
9 上框
10 外れ止め部品(外障子用)
11 レール
12 外れ止め片
Claims (1)
- 枠と、上下枠に沿って摺動可能に設けた障子とを備え、枠は、上枠に外れ止め部品が設けてあり、外れ止め部品は、上枠の室外側壁の室内側面に当接して上框の室外側に垂下する外れ止め片を有する略L形断面の長尺部材であり、上枠のレールよりも室外側の上枠と障子との間の隙間に配置され、上枠の内周面に取付けてあることを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019143473A JP6675034B2 (ja) | 2019-08-05 | 2019-08-05 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019143473A JP6675034B2 (ja) | 2019-08-05 | 2019-08-05 | 建具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016047856A Division JP6647928B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 建具 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019203379A JP2019203379A (ja) | 2019-11-28 |
JP2019203379A5 JP2019203379A5 (ja) | 2020-02-27 |
JP6675034B2 true JP6675034B2 (ja) | 2020-04-01 |
Family
ID=68726439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019143473A Active JP6675034B2 (ja) | 2019-08-05 | 2019-08-05 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6675034B2 (ja) |
-
2019
- 2019-08-05 JP JP2019143473A patent/JP6675034B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2019203379A (ja) | 2019-11-28 |
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