JP2008280762A - ベランダ用手摺り - Google Patents

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Kenji Yamada
田 健 治 山
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Abstract

【課題】種類の異なるパネルを容易に組み込むことができ、支柱が外側から見えず、安全性を向上させたベランダ用手摺りを提供する。
【課題を解決するための手段】
本発明によるベランダ用手摺りは、柱の前面に上下方向に伸びる凹部を設けた複数の支柱と、前記支柱の前方下部に取り付けたレールと、左右の外枠に設けられた連結部を前記凹部に、下枠を前記レールにはめ込んで、前記支柱の前面側に取り付ける矩形状のパネルと、前記支柱の上端と前記パネルの上枠を挟み込んで固定する長尺なキャップと、前記支柱の下部に設けられ、前記支柱間とベランダの上面縁端を覆うフットカバーと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ベランダ用手摺りに関する。
一般に、集合住宅のベランダ用手摺りには縦格子が設けられる。しかし、縦格子は通風性と採光性には優れるが目隠し効果は期待できない。目隠し効果があり通風性にも優れるものとして、ドアや窓等に用いられるガラリがある。ガラリの羽板の形状には、板状のものやルーバ(louver)と呼ばれる山形のものがある。板状のものは傾斜させた方向によっては内部が見え、ルーバはどの方向からも内部は見えない。ガラリは樹脂や金属であるから採光性は悪い。また、曇りガラス(すりガラス)は、採光性と目隠し効果には優れるが通風性に欠ける。従来のベランダ用手摺りにおいては、パネルは1種類に制限され、機能的に異なる複数のパネルを簡単に配置できる構造ではなかった。
従来のベランダ用手摺りは、ベランダ上面の縁端に手摺りを立設する場合と、ベランダ先端の垂直面に立設する場合があった。また、パネルは支柱側面と同じ並びまたは後面(室内側)に取り付けられていた。そのため、パネルを支柱の前面側に取り付けて、わずかではあるがベランダの面積を広くしたいという要望に応えることができなかった。また、ベランダ先端の垂直面に露出した支柱を覆い隠す追加工事が必要となる場合もあった。つまり窓やドアと同じように、支柱を外側に見せないようにするとの顧客要望に応えることができなかった。
従来のベランダ用手摺りは、支柱の足回りの遮蔽構造が不十分で、隙間に物が入って取れなくなる場合や階下へ落下する場合があり、また、ベランダへの取り付け金具や六角ボルトが露出して安全性に欠けるものであった。
特開2006−152705号公報
本発明の目的は、種類の異なるパネルを容易に組み込むことができ、支柱が外側から見えず、安全性を向上させたベランダ用手摺りを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による請求項1記載のベランダ用手摺りは、 柱の前面に上下方向に伸びる凹部を設けた複数の支柱と、前記支柱の前方下部に取り付けたレールと、左右の外枠に設けられた連結部を前記凹部に、下枠を前記レールにはめ込んで、前記支柱の前面側に取り付ける矩形状のパネルと、前記支柱の上端と前記パネルの上枠を挟み込んで固定する長尺なキャップと、前記支柱の下部に設けられ、前記支柱間とベランダの上面縁端を覆うフットカバーと、を備えることを特徴とする。
請求項2によれば、前記支柱をベランダ先端の垂直面に取り付ける場合、前記支柱間の底部を覆う樋形のボトムカバーが設けられることが好ましい。
本発明による請求項1のベランダ用手摺りによれば、下端がレールの、左右端の連結部が支柱の前面凹部にはめ込まれ、上端がキャップで挟み込まれるパネルを採用したので、異なる種類のパネルであっても、簡単でかつ堅固に取り付けることができる。また、このパネルは支柱の前面(支柱の室内側とは反対側の面)に取り付けられるので、ベランダの面積及び空間を広く活用することができる。さらに、このパネルが支柱の前面に取り付けると、支柱が外側から見えないようにできる。フットカバーは、例えば、手摺りをベランダ先端の垂直面に取り付けた場合、支柱間の隙間を塞ぐので、安全性を向上させることができる。
請求項2によれば、支柱間の下部を覆うボトムカバーを設けたので、支柱がベランダ先端の垂直面に取り付けられる場合、樋のように機能させ支柱間の隙間から雨水やごみなどが階下に落下しないようにできる。
以下、図面を参照して本発明によるベランダ用手摺りについて説明する。
図1は本発明によるベランダ用手摺りの正面図である。図1(c)が正面図である。図1(a)は(c)のA−A断面図で、図1(b)は(c)のB−B断面図である。図1(c)に示すように、ベランダ用手摺り100は、一例としてガラリ型パネル3を中央に2枚配置し、その両側に曇りガラス型パネル2を配置した。パネルは矩形状で、ガラリ型パネル3や曇りガラス型パネル2のほかに格子型パネル(図示せず)がある。図1(c)で左右にスペースがあるなら曇りガラス型パネル2のさらに両側に格子型パネルを設け、3種類のパネルを組み込んでもよい。パネルは、ガラスを色付きとすることもできるし、ルーバの羽板を縦に配置することや、格子型パネルの縦格子を横格子とするなどその種類を増やすこともできる。図1(c)は、ベランダ用手摺り100をベランダ1の先端の垂直面に設置したが、これをベランダ1の上面に設置してもよい。ベランダ用手摺り100の寸法は、高さが1300mm、曇りガラスパネル2の横幅は850mm、ガラリパネル3の横幅は820mmとした。ただし、これに限られるものではない。横幅を統一してもよい。なお、ベランダ1のコンクリート厚みは245mmとした。
パネルは上下左右の外枠を有する。図1(c)に示すように、パネルの上枠は、長尺なキャップ6(傘木とも呼ぶ)の溝に挟まれ、パネルの下枠はレール4(受枠)のにはめ込まれる。パネルの左枠と右枠は正面から見え、左枠と右枠の間には支柱が配置されるが、支柱は正面からはほとんど見えない。図1(a)は図1(c)のA−A断面図である。ガラリ型パネル3や曇りガラス型パネル2は、ここでは5本の支柱5の前面に配置される。支柱5はベランダ1の先端の垂直面に取り付けられるので、垂直面とパネルの間(2つの支柱5の間)には隙間があるが、ベランダ1の上面の位置でフットカバー7によって塞がれている。図1(b)は、図1(c)のB−B断面図である。支柱5はボルトでベランダ1の垂直面に固定される。図1(b)に示すように、支柱5の底部はボトムカバー11によっても塞がれている。
図2は、図1(c)のC−C断面図である。ベランダ用手摺り100は、ベランダ1の先端の垂直面に取り付けられ、ここでは矢印で示す後方側に室内がある。キャップ6は、前方の内側下部の溝13aに曇りガラス型パネル2の上枠18aを挟み込み、後方の内側下部の溝13bに支柱5の上端19を挟み込んでいる。固定板15がキャップ6の支柱5の部分に取り付けられており、支柱5の左右側面からネジを通すことで、キャップ6が支柱5に固定される。曇りガラス型パネル2は、2枚のガラス板16が外枠18で窓形に形成され、底部の枠はレール4の溝にはめ込まれる。レール4は、ボルト10で支柱5の前面下部に取り付けられる。支柱5のベランダ1の上面の位置にフットカバー7が設けられる。フットカバー7には固定板15があり、支柱5の左右側面からネジを通すことで、フットカバー7が支柱5に固定される。支柱5の下部には、L型金具8がボルト10で取り付けられ、同様にL型金具8はベランダ1の垂直面に打ち込み固定のアンカーボルト9で固定される。アンカーボルト9の打ち込みにはインサートを使用する。固定ビス20は締め付け後のずれ防止する。
図3は、図1(c)のD−D断面図である。キャップ6は、前方の内側下部の溝13aにガラリ型パネル3の上枠18aを挟み込み、後方の内側下部の溝13bに支柱5の上端19を挟み込んでいる。キャップ6は、固定板15が支柱5に差し込まれて、支柱5の左右側面からネジで支柱5に固定される。ガラリ型パネル3は、山形の羽板(ルーバ)12を横に並べたもので、外側から内側は見えないが、矢印のように風の流路は確保される。ガラリ型パネル3底部の枠はレール4にはめ込まれる。レール4はボルト10で支柱5の前面下部に設けられる。フットカバー7は支柱5の下部で、ベランダ1の上面の位置に設けられる。フットカバー7は、支柱5間でパネルとベランダ1との隙間に小物を落して取れなくなることを防止できる。支柱5の下部は、L型金具8をかぶせてベランダ1の垂直面に打ち込み固定のアンカーボルト9で取り付けられる。
図4は、図1(b)のC1部の拡大図である。支柱5は中空の角型で、前面に2つのかぎ形の凹部17が設けられる。ここに、曇りガラス型パネル2、ガラリ型パネル3の左右枠に形成された凸型の連結部14をはめ込む。支柱5は、L型金具8でベランダ1に打ち込み固定のアンカーボルト9で取り付けられる。
図5は、図1(b)のC2部の拡大図である。ベランダ用手摺り100の左端の支柱5は、前面に2つの凹部17が設けられるが、左側の凹部17は支柱5の左側面を向いて設けられる。同様に、ベランダ用手摺り100の右端の支柱5は、前面に2つの凹部17が設けられるが、右側の凹部17は支柱5の右側面を向いて設けられる。つまり支柱5を正面に見せないように配慮している。
図6は、図1(c)の支柱下部側面の構造図である。L型金具8には長孔(斜線で示す)があり、ここに打ち込み固定のアンカーボルト9および固定ボルト10で固定される。レール4の底部にも孔(斜線で示す)があり、雨水を逃がすようになっている。同様に、ボトムカバー11は樋のように溝形に形成され、左右端には雨水を逃がす孔(斜線で示す)が設けられている。固定ビス20はボルト締め付け後のずれを防止する。
ベランダ用手摺り100は、ベランダ1の上面縁端に設置することもできる。その場合、打ち込み固定のアンカーボルト9は、例えば、支柱5下部の左右に設けられたようなL型金具で取り付けることができ、フットカバー7は、支柱5間とベランダ1の上面縁端を覆うので、支柱5底部の金具やボルトが見えないようにできる。
本発明のベランダ用手摺りは、アパートやマンションなどの手摺りとして好適である。
本発明によるベランダ用手摺りの正面図である。(a)は(c)のA−A断面図、(b)は(c)のB−B断面図、(c)が正面図である。(実施例1) 図1(c)のC―C断面図である。 図1(c)のD−D断面図である。 図1(b)のC1部の拡大図である。 図1(b)のC2部の拡大図である。 図1(c)の支柱下部側面の構造図である。
符号の説明
1 ベランダ
2 曇りガラス型パネル
3 ガラリ型パネル
4 レール
5 支柱
6 キャップ
7 フットカバー
8 L型金具
9 アンカーボルト
10 固定ボルト
11 ボトムカバー
12 山形の羽板(ルーバ)
13a、13b 溝
14 連結部
15 固定板
16 ガラス板
17 凹部
18 外枠
18a 上枠
19 上端
20 ビス
100 ベランダ用手摺り

Claims (2)

  1. 柱の前面に上下方向に伸びる凹部を設けた複数の支柱と、
    前記支柱の前方下部に取り付けたレールと、
    左右の外枠に設けられた連結部を前記凹部に、下枠を前記レールにはめ込んで、前記支柱の前面側に取り付ける矩形状のパネルと、
    前記支柱の上端と前記パネルの上枠を挟み込んで固定する長尺なキャップと、
    前記支柱の下部に設けられ、前記支柱間とベランダの上面縁端を覆うフットカバーと、を備えることを特徴とするベランダ用手摺り。
  2. 前記支柱をベランダ先端の垂直面に取り付ける場合、前記支柱間の底部を覆う樋形のボトムカバーが設けられることを特徴とする請求項1に記載のベランダ用手摺り。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017166127A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 三協立山株式会社 手摺り
JP2019002151A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 積水化学工業株式会社 手摺および建物

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