JP2003106071A - 土間用シャッター - Google Patents

土間用シャッター

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JP2003106071A
JP2003106071A JP2001305943A JP2001305943A JP2003106071A JP 2003106071 A JP2003106071 A JP 2003106071A JP 2001305943 A JP2001305943 A JP 2001305943A JP 2001305943 A JP2001305943 A JP 2001305943A JP 2003106071 A JP2003106071 A JP 2003106071A
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soil
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Masahiro Honma
雅弘 本間
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Tostem Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土間仕上げ後にもガイドレールの脱着が可能
で施工後のメンテナンスが可能となると共に、ガイドレ
ールの現場加工が不要になり施工性の向上が図れる土間
用シャッターを提供する。 【解決手段】 建物の開口3に設けたサッシ4の室外側
に一体または別体で設けられる土間用シャッター1であ
って、左右の縦枠5,5と、該縦枠5,5の上方に設け
られシャッター板6を巻取り収納するシャッターボック
ス7と、前記縦枠5,5の室外側に着脱自在に設けられ
シャッター板6の側部を案内するガイドレール8,8と
を備え、前記ガイドレール8の下端部に土間仕上げ用コ
ンクリートまたはモルタル23に埋設される土間仕上げ
調整部品24を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土間用シャッター
に係り、特に施工性の向上等を図った土間用シャッター
に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の開口に設けたサッシの室外側に一
体または別体で設けられる土間用シャッターが提案され
ている。この土間用シャッターにおいては、左右の縦枠
と、これら縦枠の上方に設けられシャッター板を巻取り
収納するシャッターボックスと、前記縦枠の室外側に着
脱自在に設けられシャッター板の側部を案内するガイド
レールとを備えて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記土
間用シャッターにおいては、縦枠にガイドレールを取付
けてから土間(地面)にコンクリートまたはモルタルを
打設して土間仕上げを行うと、ガイドレールの下端がコ
ンクリートまたはモルタルに埋め込まれてしまい、その
後のガイドレールの脱着が困難となり、メンテナンスが
困難となる問題があった。
【0004】この問題を回避するためには、躯体に対す
る縦枠の取付け後に、土間のコンクリートまたはモルタ
ル仕上げを行い、その後、現場でガイドレールの土間仕
上げ面からの高さを合せて切断加工を行ってからガイド
レールを取付けるという施工方法を採らざるを得ず、施
工に手間がかかる問題があった。なお、土間仕上げにお
いては、現場の状態や作業者の技術等により仕上げ面の
高さが上下することから、予め工場でガイドレールを所
定の高さ寸法に切断加工しておくことは困難であり、現
場加工に頼らざるを得なかった。
【0005】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、土間仕上げ後にもガイドレールの脱着が可能で施
工後のメンテナンスが可能となると共に、ガイドレール
の現場加工が不要になり施工性の向上が図れる土間用シ
ャッターを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
の発明は、建物の開口に設けたサッシの室外側に一体ま
たは別体で設けられる土間用シャッターであって、左右
の縦枠と、該縦枠の上方に設けられシャッター板を巻取
り収納するシャッターボックスと、前記縦枠の室外側に
着脱自在に設けられシャッター板の側部を案内するガイ
ドレールとを備え、前記ガイドレールの下端部に土間仕
上げ用コンクリートまたはモルタルに埋設される土間仕
上げ調整部品を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、建物の開口に設けたサ
ッシの室外側に一体または別体で設けられる土間用シャ
ッターであって、左右の縦枠と、該縦枠の上方に設けら
れシャッター板を巻取り収納するシャッターボックス
と、前記縦枠の室外側に着脱自在に設けられシャッター
板の側部を案内するガイドレールとを備え、前記縦枠の
下端部にガイドレールの下端部を位置決めする土間仕上
げ調整部品を設け、該土間仕上げ調整部品が土間仕上げ
用コンクリートまたはモルタルに埋設されることを特徴
とする。
【0008】請求項3の発明は、建物の開口に設けたサ
ッシの室外側に一体または別体で設けられる土間用シャ
ッターであって、左右の縦枠と、該縦枠の上方に設けら
れシャッター板を巻取り収納するシャッターボックス
と、前記縦枠の室外側に着脱自在に設けられシャッター
板の側部を案内するガイドレールとを備え、前記縦枠の
下端部にガイドレールの下端部を位置決めする土間仕上
げ調整部品を設け、該土間仕上げ調整部品は縦枠側部分
とガイドレール側部分とに分割されていると共にガイド
レール側部分が縦枠側部分に位置決めされるようになっ
ており、前記土間仕上げ調整部品が土間仕上げ用コンク
リートまたはモルタルに埋設されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態を
示す土間用シャッターの概略的斜視図、図2は同シャッ
ターの縦断面図、図3は同シャッターの横断面図、図4
は土間仕上げ調整部品を示す図で、(a)は斜視図、
(b)は平面図、図5は縦枠を示す図で、(a)は平面
図、(b)は内側面図である。
【0010】これらの図において、1は店舗等に使用さ
れる土間用シャッターで、建物の躯体2の開口3に設け
たサッシ4の室外側に一体または別体で設けられる(図
示例は一体の場合を示している。)。このシャッター1
は、シャッター枠を構成する左右の縦枠5,5と、該縦
枠5,5の上方に設けられシャッター板6を巻取り収納
するシャッターボックス7と、前記縦枠5の室外側に着
脱自在に設けられシャッター板6の側部を案内するガイ
ドレール8とを備えている。
【0011】前記サッシ4は、例えばアルミ押出形材か
らなる上枠9a、下枠9bおよび左右の縦枠6c,9c
からなるサッシ枠9内に内外の障子10a,10bを引
違い状に開閉自在に取付けた引違いサッシからなってい
る。本実施の形態の図示例では、図2に示すように、サ
ッシ枠9の縦枠9cとシャッター枠の縦枠5とが一体に
なっているが、図7の実施の形態のようにサッシ枠9の
縦枠9cとシャッター枠の縦枠5とが別体になっていて
も良い。
【0012】なお、前記シャッター枠は、例えばアルミ
押出形材からなる左右の縦枠5,5と、両縦枠5,5の
上端部間に掛け渡されて組付けられる上枠(シャッター
上枠)11とを備え、両縦枠5,5の中間部間にはサッ
シ4の上枠9aが一体化された中間枠(シャッター中間
枠)12が掛け渡されて組付けられていると共に、両縦
枠5,5の下端部間にサッシ4の下枠9bが掛け渡され
て組付けられている。
【0013】前記シャッターボックス7は、シャッター
枠における上枠11と中間枠12の間に設けられてい
る。シャッターボックス7内には、シャッター板6を巻
き上げ巻き下げする巻取ドラム13が設けられている。
シャッタ板6は、水平に細長い金属板からなるスラット
を縦方向に鎧状につないでなり、シャッター板6の先端
部(下端部)にはエンドスラット6aが設けられ、高さ
方向略中間のスラットにはシャッター板6を閉鎖位置に
固定するためのロック機構14が設けられている。
【0014】ガイドレール8には、ロック機構14のロ
ックバー材の先端が係合するロック受部が設けられてお
り(図示省略)、このロック受部は土間仕上げ面15に
応じて変化するロックバー材の位置に対応し得るように
高さ方向に調整可能になっているか、あるいは、高さ方
向に所定ピッチで複数設けられている。なお、シャッタ
ー1は、手動式でも、電動式でも良い。
【0015】縦枠5は、図3ないし図5に示すように中
空部16a,16bを有するホロー構造とされており、
その室外端には外側面の延長上に断面L字状の係合受部
17が形成されていると共に内側にリブ受部18が形成
されている。ガイドレール8は、例えばアルミ押出形材
からなり、内側に開口した断面コ字状のガイド溝8aを
有していると共にこのガイド溝8aに隣接して中空部8
bを有するホロー構造とされている。このガイドレール
8の室内端には、外側面の延長上に前記縦枠5の係合受
部17に係合される断面略コ字状の係合部19が形成さ
れていると共に、前記縦枠5のリブ受部18に当接され
て固着具例えばネジ20で固定されるリブ21が形成さ
れている。
【0016】前記ガイドレール8は、予め工場で所定の
高さ寸法に切断加工されている。縦枠5に対するガイド
レール8の取付時にガイドレール8が下方へズレ落ちな
いように縦枠5の下端から所定高さhaの位置にガイド
レール8の下端を位置決め係止するために、図5に示す
ように縦枠5の断面L字状の係合受部17にはガイドレ
ール8の係合部19下端を係止する係止部22が曲げ加
工により設けられており、縦枠5に対してガイドレール
8を一人作業でも容易に且つ正確に取付けることができ
るようになっている。
【0017】ガイドレール8の現場加工を不要にして施
工性の向上を図ると共に、土間仕上げ後のガイドレール
8の脱着を可能にしてメンテナンス性の向上を図るため
に、前記ガイドレール8の下端部には、土間仕上げ用コ
ンクリートまたはモルタル23にその一部が埋設される
土間仕上げ調整部品24が着脱自在に設けられている。
この土間仕上げ調整部品24は、例えば合成樹脂により
形成されている。
【0018】土間仕上げ調整部品24は、図1〜図3,
図4に示すように、下端から所定の高さの位置hbに水
平に形成されガイドレール8の下端面を当接させる当接
面部(上面部)25と、該当接面25から下方に向って
ガイドレール8のガイド溝8aと略同じ断面でガイド溝
8と連続するように形成された補助ガイド溝部26と、
ガイドレール8の下側の正面部および外側面部を覆うと
共にこれらの位置を規制すべく断面L字状で上方に立上
がった立上り部27とを有している。
【0019】前記補助ガイド溝部26の下端は、土間仕
上げ調整部品24の下端まで達していても良いが、図示
例のように土間仕上げ調整部品24の下端から所定の高
さhc位置とされていることが好ましい。前記当接面部
25には、ガイド溝8aの中空部8bに嵌挿される位置
決め突部28が突設されている。土間仕上げ調整部品2
4は、ガイドレール8の下端部に固着具例えばネジ29
で着脱自在に固定されている。前記立上り部27の正面
側には、ネジ29を挿通する挿通穴(孔部)30が設け
られており、この挿通穴30からガイドレール8の下端
正面部にネジ29がねじ込まれるようになっている。
【0020】土間仕上げ調整部品24は、現場でガイド
レール8の下端部に取付けても良いが、予め工場でガイ
ドレール8の下端部に取付けられていることが、現場で
の施工を簡略化ないし省略化する上で好ましい。躯体2
へのシャッター1の取付け後に土間(地面)Gには、コ
ンクリートまたはモルタル23が打設されて土間仕上げ
が施される。この場合、縦枠(サッシの縦枠を含む)5
の下端部およびサッシ4の下枠9bの下部と共に土間仕
上げ調整部品24の下部がコンクリートまたはモルタル
23中に埋め込まれる。土間仕上げ調整部品24がある
ことにより、ガイドレール8の下端部はコンクリートま
たはモルタル23中に埋め込まれることはなく、施工後
にネジ29を緩める(取外す)ことにより縦枠5および
土間仕上げ調整部品24からガイドレール8を取外すこ
とが可能(脱着可能)となり、メンテナンスが可能とな
る。
【0021】土間仕上げ調整部品24には、土間仕上げ
の上限31を示す上限ライン32および下限33を示す
下限ライン34が表示されていることが好ましい。土間
仕上げの上限31はサッシ4の下枠9bの略上面位置と
され、土間仕上げの下限33は土間仕上げ調整部品24
の補助ガイド溝部26の下端位置とされている。土間仕
上げの下限33が補助ガイド溝部26の下端位置よりも
下方にあると、閉鎖状態のシャッター板6の下端と土間
仕上げ面15との間に隙間が発生してしまうからであ
る。なお、図2の点線は土間仕上げ面15の標準位置を
示している。土間仕上げ調整部品24の下端部にはコン
クリートまたはモルタル23内からの引き抜けを防止す
るための抵抗となる鍔部24aが設けられていることが
好ましい。
【0022】次に、以上の構成からなる土間用シャッタ
ー1の取付け施工方法および作用について説明する。先
ず、シャッター枠、サッシ4の下枠9bおよびシャッタ
ーボックス7の組付けを行い、これを躯体2に取付固定
する。次に、シャッター枠の縦枠5にガイドレール8を
取付ける。ガイドレール8には、予め工場または現場で
土間仕上げ調整部品24が取付けられている。
【0023】次に、土間にコンクリートまたはモルタル
23を打設し、コンクリートまたはモルタル23中に縦
枠5の下端部、サッシ4の下枠9bの下部および土間仕
上げ調整部品24の下部を埋め込み、土間仕上げを行え
ば良く、これにより土間用シャッター1および土間仕上
げの施工が完了する。施工後は、ネジ29を緩めること
により縦枠5および土間仕上げ調整部品24からガイド
レール8を取外すことが可能(脱着可能)となり、ガイ
ドレール8やシャッター板6等のメンテナンスを容易に
行うことができる。
【0024】以上の構成からなる土間用シャッター1に
よれば、建物の開口3に設けたサッシ4の室外側に一体
または別体で設けられ設けられる土間用シャッターであ
って、左右の縦枠5,5と、該縦枠5,5の上方に設け
られシャッター板6を巻取り収納するシャッターボック
ス7と、前記縦枠5,5の室外側に着脱自在に設けられ
シャッター板6の側部を案内するガイドレール8,8と
を備え、前記ガイドレール8の下端部に土間仕上げ用コ
ンクリートまたはモルタル23に埋設される土間仕上げ
調整部品24を着脱自在に設けているため、土間仕上げ
後にもガイドレール8の脱着が可能で施工後のメンテナ
ンスが可能となると共に、ガイドレール8の現場加工が
不要になり施工性の向上が図れる。
【0025】また、縦枠5には、ガイドレール8の取付
時にガイドレール8が下方へズレ落ちないように縦枠5
の下端から所定高さhcの位置にガイドレール8の下端
を位置決め係止するための係止部22が設けられている
ため、縦枠5に対してガイドレール8を一人作業でも容
易に且つ正確に取付けることが可能となり、施工性の向
上が図れる。
【0026】なお、前記実施の形態の図示例(実施例)
では、サッシ4と一体型の土間用シャッター1が一例と
して示されているが、本発明の土間用シャッター1はサ
ッシ4と別体型(単体型)であっても良い。サッシ4と
別体型の土間用シャッター1の場合、サッシ枠9による
寸法規制を受けにくく、自由度があるので、土間仕上げ
調整部品24の高さ寸法を大きくして比較的広い例えば
±20mmの調整幅を設定することが可能である。ま
た、図示例では、ガイドレール8の下端部に土間仕上げ
調整部品24が固着具例えばネジ29で着脱自在に取付
けた一例が示されているが、土間仕上げ調整部品24は
ガイドレール8の下端部に係合や嵌合により着脱自在に
取付けられていても良い。
【0027】図6は本発明の他の実施の形態を示す土間
用シャッターの縦断面図、図7は同シャッターの横断面
図、図8は土間仕上げ調整部品の斜視図、図9は縦枠の
下端に土間仕上げ調整部品を取付けた状態の平面図、図
10は図8のA−A線拡大断面図である。本実施の形態
において、前記実施の形態と同一部分は同一参照符号を
付して説明を省略し、異なる部分について説明を加え
る。図示例の土間用シャッター1は、サッシ4とは別体
で設けられている。サッシ4は、上枠9a、下枠9bお
よび左右の縦枠9c,9cからなるサッシ枠9を有し、
このサッシ枠9が建物の躯体2に取付固定されている。
【0028】土間用シャッター1は、サッシ4の縦枠9
cよりも外側に配置されて躯体2に取付固定けられるシ
ャッター枠である左右の縦枠5,5と、該縦枠5,5の
上方(上部)に配設(配置)されて躯体2に取付固定さ
れシャッター板6を巻取り収納するシャッターボックス
7と、前記縦枠5の室外側に着脱自在に設けられシャッ
ター板6の側部を案内するガイドレール8とを備えてい
る。シャッター枠の上枠11および中間枠12を有しな
い代りに、シャッターボックス7が天板35、両側板お
よび化粧まぐさ36を有している。
【0029】ガイドレール8の現場加工を不要にして施
工性の向上を図ると共に、土間仕上げ後のガイドレール
8の脱着を可能にしてメンテナンス性の向上を図るため
に、前記縦枠5の下端部にはガイドレール8の下端部を
位置決めする土間仕上げ調整部品37が設け、該土間仕
上げ調整部品37が土間仕上げ用コンクリートまたはモ
ルタル23に埋設されるようになっている。前記土間仕
上げ調整部品37は、縦枠5の下端面に配置される縦枠
側部分37aと、ガイドレール8の下端面に配置される
ガイドレール側部分37bとを一体的に有し、ガイドレ
ール側部分37bは前記図4の土間仕上げ調整部品24
と略同様に形成されている。
【0030】縦枠側部分37aの上面には、その位置決
めおよび固定のために縦枠5の中空部16a,16bに
嵌挿される嵌挿部38,39が突設されており、その嵌
挿部38にはこれを縦枠5の下端部に固着具例えばネジ
40で固定するためのネジ穴(孔部)41が設けられて
いる。この場合、縦枠5の下端部に固定された土間仕上
げ調整部品37のガイドレール側部分37b上にガイド
レール8の下端部が載置されて位置決め保持されるた
め、縦枠5にはガイドレール8の下端部を係止する係止
部22は設けられていなくても良い。
【0031】本実施の形態の土間用シャッター1によれ
ば、建物の開口3に設けたサッシ4の室外側に一体また
は別体(図示例では別体)で設けられる土間用シャッタ
ーであって、左右の縦枠5,5と、該縦枠5,5の上方
に設けられシャッター板6を巻取り収納するシャッター
ボックス7と、前記縦枠5,5の室外側に着脱自在に設
けられシャッター板6の側部を案内するガイドレール
8,8とを備え、前記縦枠5の下端部にガイドレール8
の下端部を位置決めする土間仕上げ調整部品37を設
け、該土間仕上げ調整部品37が土間仕上げ用コンクリ
ートまたはモルタル23に埋設されるため、土間仕上げ
後にもガイドレール8の脱着が可能で施工後のメンテナ
ンスが可能となると共に、ガイドレール8の現場加工が
不要になり施工性の向上が図れる。なお、図示例の土間
用シャッター1は、サッシ4とは別体で設けられている
が、サッシ4と一体に設けられていても良い。
【0032】図11は土間仕上げ調整部品の他の固定構
造を示す断面図である。縦枠5の下端部に土間仕上げ調
整部品37を取付固定するために、縦枠5の下端部両側
面部には孔部42が設けられ、土間仕上げ調整部品37
の嵌挿部38には両孔部42に係合係止される係止突部
43が形成されている。これによれば、固着具例えばネ
ジ40が不用になる。
【0033】図12は土間仕上げ調整部品の変形例を示
す概略的側面図である。本実施の形態においては、土間
仕上げ調整部品37は図8の土間仕上げ調整部品37と
略同様に形成されているが、縦枠側部分37aとガイド
レール側部分37bとに分割されて別体で形成されてお
り、ガイドレール側部分37bが縦枠側部分37aに上
方から係合して位置決めされるようになっている。
【0034】本実施の形態においても、前記実施の形態
と同様の効果を奏することができる。また、土間仕上げ
調整部品37が縦枠側部分37aとガイドレール側部分
37bとに分割されて別体になっているため、ガイドレ
ール側部分37bを予め工場等でガイドレール8の下端
部に取付けておくことができ、施工性の向上が図れる。
ガイドレール側部分37bは引き抜け防止用の鍔部を有
することが好ましい。
【0035】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0037】(1)請求項1の発明によれば、建物の開
口に設けたサッシの室外側に一体または別体で設けられ
る土間用シャッターであって、左右の縦枠と、該縦枠の
上方に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッタ
ーボックスと、前記縦枠の室外側に着脱自在に設けられ
シャッター板の側部を案内するガイドレールとを備え、
前記ガイドレールの下端部に土間仕上げ用コンクリート
またはモルタルに埋設される土間仕上げ調整部品を設け
ているため、土間仕上げ後にもガイドレールの脱着が可
能で施工後のメンテナンスが可能となると共に、ガイド
レールの現場加工が不要になり施工性の向上が図れる。
【0038】(2)請求項2の発明によれば、建物の開
口に設けたサッシの室外側に一体または別体で設けられ
る土間用シャッターであって、左右の縦枠と、該縦枠の
上方に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッタ
ーボックスと、前記縦枠の室外側に着脱自在に設けられ
シャッター板の側部を案内するガイドレールとを備え、
前記縦枠の下端部にガイドレールの下端部を位置決めす
る土間仕上げ調整部品を設け、該土間仕上げ調整部品が
土間仕上げ用コンクリートまたはモルタルに埋設される
ため、土間仕上げ後にもガイドレールの脱着が可能で施
工後のメンテナンスが可能となると共に、ガイドレール
の現場加工が不要になり施工性の向上が図れる。
【0039】(3)請求項3の発明によれば、建物の開
口に設けたサッシの室外側に一体または別体で設けられ
る土間用シャッターであって、左右の縦枠と、該縦枠の
上方に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッタ
ーボックスと、前記縦枠の室外側に着脱自在に設けられ
シャッター板の側部を案内するガイドレールとを備え、
前記縦枠の下端部にガイドレールの下端部を位置決めす
る土間仕上げ調整部品を設け、該土間仕上げ調整部品は
縦枠側部分とガイドレール側部分とに分割されていると
共にガイドレール側部分が縦枠側部分に位置決めされる
ようになっており、前記土間仕上げ調整部品が土間仕上
げ用コンクリートまたはモルタルに埋設されるため、土
間仕上げ後にもガイドレールの脱着が可能で施工後のメ
ンテナンスが可能となると共に、ガイドレールの現場加
工が不要になり施工性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す土間用シャッターの
概略的斜視図である。
【図2】同シャッターの縦断面図である。
【図3】同シャッターの横断面図である。
【図4】土間仕上げ調整部品を示す図で、(a)は斜視
図、(b)は平面図である。
【図5】縦枠を示す図で、(a)は平面図、(b)は内
側面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す土間用シャッタ
ーの縦断面図である。
【図7】同シャッターの横断面図である。
【図8】土間仕上げ調整部品の斜視図である。
【図9】縦枠の下端に土間仕上げ調整部品を取付けた状
態の平面図である。
【図10】図8のA−A線拡大断面図である。
【図11】土間仕上げ調整部品の他の固定構造を示す断
面図である。
【図12】土間仕上げ調整部品の変形例を示す概略的側
面図である。
【符号の説明】
1 土間用シャッター 4 サッシ 5 縦枠 6 シャッター板 7 シャッターボックス 8 ガイドレール 23 コンクリートまたはモルタル 24,37 土間仕上げ調整部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口に設けたサッシの室外側に一
    体または別体で設けられる土間用シャッターであって、
    左右の縦枠と、該縦枠の上方に設けられシャッター板を
    巻取り収納するシャッターボックスと、前記縦枠の室外
    側に着脱自在に設けられシャッター板の側部を案内する
    ガイドレールとを備え、前記ガイドレールの下端部に土
    間仕上げ用コンクリートまたはモルタルに埋設される土
    間仕上げ調整部品を設けたことを特徴とする土間用シャ
    ッター。
  2. 【請求項2】 建物の開口に設けたサッシの室外側に一
    体または別体で設けられる土間用シャッターであって、
    左右の縦枠と、該縦枠の上方に設けられシャッター板を
    巻取り収納するシャッターボックスと、前記縦枠の室外
    側に着脱自在に設けられシャッター板の側部を案内する
    ガイドレールとを備え、前記縦枠の下端部にガイドレー
    ルの下端部を位置決めする土間仕上げ調整部品を設け、
    該土間仕上げ調整部品が土間仕上げ用コンクリートまた
    はモルタルに埋設されることを特徴とする土間用シャッ
    ター。
  3. 【請求項3】 建物の開口に設けたサッシの室外側に一
    体または別体で設けられる土間用シャッターであって、
    左右の縦枠と、該縦枠の上方に設けられシャッター板を
    巻取り収納するシャッターボックスと、前記縦枠の室外
    側に着脱自在に設けられシャッター板の側部を案内する
    ガイドレールとを備え、前記縦枠の下端部にガイドレー
    ルの下端部を位置決めする土間仕上げ調整部品を設け、
    該土間仕上げ調整部品は縦枠側部分とガイドレール側部
    分とに分割されていると共にガイドレール側部分が縦枠
    側部分に位置決めされるようになっており、前記土間仕
    上げ調整部品が土間仕上げ用コンクリートまたはモルタ
    ルに埋設されることを特徴とする土間用シャッター。
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