JP6853033B2 - シャッター装置を備えた建造物 - Google Patents

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本発明は、建造物の出入り口等の開口部に建て付けられるシャッター装置を備えた建造物の技術分野に属するものである。
今日、建造物の出入口等の開口部を開閉するため、建築用シャッター装置を建て付けることがあるが、このようなシャッター装置を、建て付け部位の左右少なくとも一方側に柱や壁等の躯体側部材が屋外側に突出した所謂入隅部位に建て付けることがある。このような場合に、突出する躯体側部材とシャッターケースの左右側面とのあいだに隙間を設けるようにして建て付けていた(例えば特許文献1、2参照。)。
特開2000−274161号公報 特開2004−263462号公報
ところで今日、建築用シャッター装置において、居住環境を改善する等の理由から開口部の間口幅を広くしたいという要求があり、この要求は入隅部位にシャッター装置を建て付ける場合においても同様である。ところが前記従来のものは、躯体側部材とブラケットとのあいだに隙間がある分、左右のガイドレールが開口部の内側に突出した構造となって開口部の開口幅が狭くなってしまうという問題がある。
そこでこの要求を解決するため、入隅部位のシャッターケースが組み付けられる部位を、外壁を切り欠いた凹溝状とし、凹溝にシャッターケース端部を嵌合組み込みして開口幅を広くすることが提唱される。
しかしながらこのようにした場合、シャッターケースに内部の点検や巻き取りドラムの着脱等のメンテナンスをするための開口部を設け、この開口部を覆蓋する覆蓋ケースを備えたものとすると、覆蓋ケースが凹溝内に入り込むため取り外せなくなってしまい、メンテナンスができないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑み上記の課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムと、該巻取りドラムを内装するシャッターケースと、シャッターカーテンをガイドするガイドレールと、を備えたシャッター装置を、少なくとも左右いずれか一端部が建造物の入隅部位の躯体に建て付けることで構成されるシャッター装置を備えた建造物において、前記シャッターケースは、開口部が形成されたケース本体と、該ケース本体に着脱可能に取り付けられて前記開口部を覆蓋する覆蓋ケースと、を備えており、前記入隅部位の躯体には外壁を切り欠くことで凹溝が形成されており、前記ケース本体及び覆蓋ケースはいずれも、入隅側の端部が前記凹溝に組込まれており、前記凹溝は、覆蓋ケースの取り外し方向外方まで切り欠かれていて覆蓋ケースを取り外し可能なスペースが形成されていることを特徴とするシャッター装置を備えた建造物である。
請求項2の発明は、前記スペースは着脱可能な蓋部材によって覆蓋されていることを特徴とする請求項1記載のシャッター装置を備えた建造物である。
請求項3の発明は、前記スペースはスペース覆蓋片によって少なくとも前面及び底面が覆蓋されており、該スペース覆蓋片と凹溝の溝側面部とのあいだはコーキング処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシャッター装置を備えた建造物である。
請求項4の発明は、前記凹溝とシャッターケースの左右端部のあいだにはカバー材が組み込まれており、該カバー材は凹溝の溝底を覆蓋する側面板を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか1記載のシャッター装置を備えた建造物である。
請求項5の発明は、前記開口部は、ケース本体の下面又は前面の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1記載のシャッター装置を備えた建造物である。
請求項1の発明とすることにより、入隅部位にシャッター装置を建て付ける場合において、凹溝内にシャッターケースを組み込むことで開口幅を確保しつつ、覆蓋ケースの取り外し方向外方に形成したスペースを利用して覆蓋ケースを取り外すことができるため、シャッターケース内部の点検や巻き取りドラムの着脱等のメンテナンス作業をすることができる。
請求項2の発明とすることにより、常時は蓋部材によってスペースを覆蓋することができるため、スペース内に塵芥や雨水等が入り込むことを防止することができる。
請求項3の発明とすることにより、下面ケースにコーキング処理を施すことなく、外壁が切り欠かれた凹溝の溝側面部にコーキング処理を施して防水性を確保することができる。
請求項4の発明とすることにより、凹溝の溝底に側面板が取り付けられて躯体が被覆されることとなり、耐火性を補強することができる。
請求項5の発明とすることにより、ケース本体の下面又は前面に開口部が形成されているため、シャッターケース内部のメンテナンスの作業性が向上する。
シャッター装置の正面図である。 シャッター装置の見上げ図である。 蓋部材及び下面ケースが取り付けられた状態のシャッター装置の要部斜視図である。 蓋部材が取り外された状態のシャッター装置の要部斜視図である。 蓋部材及び下面ケースが取り外された状態のシャッター装置の要部斜視図である。 蓋部材が取り付けられた状態の図1のA−A側面断面図である。 蓋部材が取り外された状態の図1のA−A側面断面図である。 シャッター装置の左端側に取り付けられるカバー材の(A)平面図、(B)正面図、(C)右側面図、(D)背面図、(E)底面図である。 (A)蓋部材の正面図、(B)蓋部材の側面図、(C)蓋部材のカバー材への取付状態を示す断面図である。 (A)〜(D)下面ケースの取り外し方法の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建造物の入隅部位Iの躯体であって、該躯体1の開口部Oには、建築用のシャッター装置2が建て付けられている。該シャッター装置2は、左右両端部が入隅部位Iにおいて躯体1の外壁3が切り欠かれた凹溝4内に組込まれたシャッターケース5を備えている。シャッター装置2が、シャッターケース5に内装される巻取りドラム6、該巻取りドラム6に巻装されるシャッターカーテン7、該シャッターカーテン7を昇降案内するガイドレール8等の部材装置になっていること等は従来通りである。
躯体1は左右両入隅となっており、開口部Oを備える正面部位1aと、前方(屋外側)に突出した側壁1bとが交わることで、入隅部位Iが形成されている。側壁1bには外壁3が取り付けられているが、該外壁3は、耐火性を有する外装材で構成されている。そして、外壁3は、図6、7に示されるように、後述するシャッターケース5の左右端部5aを覆蓋するカバー材11の覆蓋片部11bの形状に沿って切り欠かれ、凹溝4が形成されている。該凹溝4には、シャッターケース5の下面ケース10を着脱可能とすべく、組み付け時の下面ケース10の取り外し方向外方である下方にスペースSが形成されており、これによって後述するように、下面ケース10の左右端部10cが凹溝4内に組み込まれている場合であっても、下面ケース10を取り外すことができるようになっている。
シャッターケース5は、巻き取りドラム6を内装するケース本体9と、該ケース本体9の前端部の下面9aの開口部9bを覆蓋する覆蓋ケースであって、左右両外壁3の凹溝4内に至るまで左右方向に長尺で着脱可能に取り付けられた下面ケース10と、を備えて構成されている。ケース本体9は天板9c、正面板9d、左右の側面板9e等の面板を備えたボックス形状を有しており、下面9aの開口部9bは下面ケース10と略同じ左右長さになっている。そして、下面9aの左右端縁部9fからは、内側に向けて突出した取付片9gが延設されており、該取付片9gに下面ケース10が螺子X2によって螺着されてケース本体9に着脱可能に取り付けられるようになっている。また、下面9aの前端縁部には、下面ケース10の前端部と、後述する蓋部材14とを螺子X1によって螺着するための螺子孔9hが穿設されている。このように、ケース本体9の下面9aに開口部9bを設け、常時は下面ケース10を取り付けて開口部9bを覆蓋しておき、メンテナンス時には下面ケース10を取り外すことにより、開口部9bからシャッターケース5内の点検や、巻き取りドラム6の着脱等のメンテナンス作業ができるようになっている。
下面ケース10は、ケース本体9の取付片9g及び螺子孔9hに相当する位置にそれぞれ螺子孔10a、10bが穿設されていて、左右端部10cがいずれも凹溝4のスペースS内に半分程度収まる左右長さになっている。このようにすることにより、後述するように、前記スペースSを利用して下面ケース10を左右に往復移動させる所謂「行って来い」移動させることができて、凹溝4にシャッターケース5が組み込まれた場合であっても、下面ケース10を取り外すことができる。
シャッターケース5の左右端部5aは凹溝4内に組み込まれているが、該凹溝4とシャッターケース5とのあいだには、カバー材11が取り付けられている。カバー材11は、耐火性を有する素材、例えば鋼板製で左右勝手違いに形成されていて、凹溝4の溝底4a(側壁1b)にビス止めされて該溝底4aを覆蓋し、外周部が側壁1bと外壁3とのあいだに埋め込まれる板状の側面板11aと、左右方向内側に板状に延出した覆蓋片部11bと、を備えている。カバー材11の側面板11aは凹溝4の溝底4aを覆蓋しており、耐火性を補うようになっている。他方、ケース本体9の側面板9eとカバー材11の側面板11aとのあいだは離間していて、組み付け時にカバー材11をスムーズに挿入できるようになっている。
カバー材11の覆蓋片部11bは、シャッターケース5のケース本体9の天板9c及び正面板9dの外周形状に沿って左右方向内側に延出して、凹溝4内のケース本体9の外周部を覆蓋するケース覆蓋片11cと、凹溝4のスペースSの前面、背面、底面を覆蓋するスペース覆蓋片11dと、を備えて構成されている。ケース覆蓋片11cの内周側にはスポンジ状の水密材11eが取り付けられており、ケース本体9の覆蓋時に、ケース覆蓋片11cとケース本体9で水密材11eが押しつぶされることで、当該部分からの雨水の浸入を防ぐようになっている。
カバー材11は凹溝4内に組み込まれるが、このとき、覆蓋片部11bと凹溝4の溝側面部4bとは離間しており、該離間した間隙はコーキング材Cによってコーキング処理が施されている。このように凹溝4の溝側面部4bとカバー材11とをコーキングすることにより、外壁3に凹溝4を形成することで防水性の低下が懸念される場合に、下面ケース10と凹溝4の溝側面部4bとを直接コーキングする必要がないため、下面ケース10を取り外すことが可能となる。
カバー材11の側面板11aには、スペースSに相当する位置に補助部材13が設けられている。該補助部材13は、その上部に左右方向内側に向けて延出した上部片13aを備えており、該上部片13aの上面には水密材13bが取り付けられているが、該水密材13bはケース本体9の下面9aの左右端縁部9fに当接するようになっている。他方、補助部材13の下部は、先端側ほど下側に傾斜し、先端が上方に向けてL字形状に折曲した係止受け部13cとなっている。該係止受け部13cには、蓋部材14の係止片14cが係止することで、蓋部材14をカバー材11に取り付ける際に位置決めした状態で仮保持することができるようになっている。
蓋部材14は、カバー材11及びシャッターケース5に着脱可能に取り付けられてスペースSの左右内側面を覆蓋している。蓋部材14は鋼板製で、取り付け時に凹溝4のスペースSの左右内側面を覆蓋する覆蓋面14aと、該覆蓋面の四周から左右方向外側(スペースS側)に向けて延出形成された周縁部14bとを備えて構成されている。周縁部14bの下端縁には、補助部材13の係止受け部13cに係止するため逆V字形状をした係止片14cが設けられている。他方、周縁部14bの上端縁には、取り付け時に下面ケース10と共にケース本体9の螺子孔9hに螺子止めされるべく逆L字形状に折曲した取付片14dが設けられている。そして蓋部材14が取り付けられているときは、下から蓋部材14の取付片14d、下面ケース10、ケース本体9の螺子孔9hの順で螺子X1によって螺合されており、これによって、蓋部材14がまず取り外され、その後に下面ケース10が取り外されるようになっている。なお、下面ケース10は螺子X2によってもケース本体と螺合されているため、螺子X1を取り外したときに蓋部材14と共に一度に取り外されないようになっている。
本実施の形態にかかるシャッターケース5の組み付けは、以下のようにすることができる。まず、ケース本体9の背面部位に設けた係止部材9iに、躯体1の正面部位1aに取り付けられた係止フック1cを挿通係止してケース本体9を躯体1に仮保持する。このとき、躯体1の側壁1bとケース本体9の側面板9eとのあいだは離間しており、この離間した間隙からカバー材11を挿入する。そして、ケース本体9及びカバー材11の覆蓋片部11bはそれぞれ背面側が上方に延出しており、これら延出した上端部9j、11fを躯体1の正面部位1aにビス止めすると共に、カバー材11の側面板11aを躯体1の側壁1bにビス止めして固定する。その後、凹溝4が切り欠き形成された外壁3を躯体1の側壁1bの内側面に取り付け、凹溝4の溝側面部4bとカバー材11の覆蓋片部11bとのあいだをコーキングする。
続いて、シャッター装置2の下面ケース10の取り外し方法について説明する。まず、蓋部材14の取付片14dから螺子X1を取り外し、シャッターケース5から蓋部材14を取り外してスペースSの左右内側面を開放する。次いで、下面ケース10とケース本体9とを螺合する螺子X2を取り外すことで、下面ケース10の左右端部10cが下方のスペースSに移動可能となる(図10(A)の状態)。そして、下面ケース10の左右いずれか一端部を下方のスペースS内に移動させる(図10(B)の状態)。その後、スペースSに移動させた下ケース10の一端部を、スペースS内でさらに一方の凹溝4の溝底4a側に移動させる(図10(C)の状態)。このとき、下面ケース10の他端部はスペースSの左右方向内端よりも開口部O側に移動することとなる。最後に、このスペースSから抜け出した他端部を下方に移動させて(図10(D)の状態)、スペースS内に押し込まれていた一端部をスペースSから抜き出すことで、下面ケース10を完全に取り外すことができる。このように、下面ケース10を、スペースSを利用して左右に往復移動させる所謂「行って来い」移動させることによって、凹溝4内にシャッターケース5が組み込まれた場合であっても、下面ケース10を取り外すことができて、ケース本体9の下面開口部からシャッターケース5内の点検や巻き取りドラム6の交換等のメンテナンス作業をすることができる。なお、メンテナンス作業を終えた後は、逆手順で下面ケース10をケース本体9に取り付け、蓋部材14でスペースSを覆蓋することができる。
本実施の形態では、シャッター装置2が取り付けられる躯体1が左右両入隅のものとなっているが、左右何れか一方のみが入隅となっている場合であっても、入隅部側について同様の構成とすることによって下面ケース10の着脱が可能となる。なおこの場合には、下面ケース10の取り外すときに「行って来い」移動をする必要はないが、スペースSが存在することにより、下面ケース10が凹溝4内に組み込まれた場合でも取り外すことができることは同様である。
また、本実施の形態では、シャッターケース5とカバー材11を別部材としているが、例えばスペース覆蓋片11dをケース本体9の下面9aの左右端縁部9fに一体に設けてスペースSを覆蓋するようにしてもよい。この場合には、ケース本体9と外壁3の凹溝4の溝側面部4bとのあいだをコーキング処理しても、下面ケース10はコーキングする必要がないため、下面ケース10を着脱可能とすることができる。
またさらに、本実施の形態では、ケース本体9の開口部9bを下面9aに設け、該開口部9bを覆蓋ケースである下面ケース10によって覆蓋するものとしているが、ケース本体の開口部としては、必ずしも下面9aの一部に設けるものに限られず、下面9a全体に設けてもよく、さらに、前面若しくは上面の一部若しくは全体に設けるもの、下面の一部若しくは全体と前面の一部若しくは全体に設けるもの、上面の一部若しくは全体と前面の一部若しくは全体に設けるもの、又はこれらを組み合わせたものであってもよく、このような場合において、覆蓋ケースは、これら開口部を着脱可能に覆蓋することになるが、凹溝4のスペースSは覆蓋ケースの取り外し方向外方に形成したものとして構成される。すなわち、着脱可能な覆蓋ケースの取り外し方向外方にスペースSを設ければ、覆蓋ケースが凹溝4内に組み込まれた場合であっても、取り外すことができるものである。
叙述の如く構成された本実施の形態において、左右端部が建造物の入隅部位Iの躯体1に建て付けられる建築用シャッター装置2は、下面9aに開口部9bが形成されたケース本体9と、ケース本体9の下面9aに着脱可能に取り付けられて開口部9bを覆蓋する覆蓋ケースである下面ケース10と、を備えて構成されるシャッターケース5を備えており、シャッターケース5のケース本体9及び下面ケース10はいずれも左右端部が外壁3を切り欠いて形成した凹溝4に組込まれているため、開口部Oの開口幅を広く確保することができる。しかも、凹溝4は下面ケース10の取り外し方向外方である下方まで切り欠かれてスペースSが形成されていて、該スペースSを利用することにより、下面ケース10を左右に往復移動させる所謂「行って来い」移動させることで、凹溝4内にシャッターケース5が組み込まれた場合であっても、下面ケース10を取り外すことができて、ケース本体9の下面開口部からシャッターケース5内の点検や巻き取りドラム6の交換等のメンテナンス作業をすることができることとなる。
また、スペースSは着脱可能な蓋部材14によって左右内側面が覆蓋されているため、スペース内に塵芥や雨水等が入り込むことを防止することができるようになっている。さらに、シャッターケース5と凹溝4とのあいだにはカバー材11が取り付けられていて、スペースSはカバー材11のスペース覆蓋片11dによって前面、底面及び背面が覆蓋されており、スペース覆蓋片11dと凹溝4の溝側面部4bとのあいだがコーキング材Cによってコーキング処理が施されているため、下面ケース10に対してはコーキング処理を施さずに着脱可能としつつ、凹溝4の溝側面部にコーキング処理を施して防水性を確保することができるようになっている。さらに、カバー材11は凹溝4の溝底4aの形状に沿った側面板11aを備えており、該側面板11aが凹溝4に嵌合組み込みされているため、耐火性が補強されるようになっている。
本発明は、建造物の出入り口等の開口部に建て付けられる建築用シャッター装置に利用することができる。
1 躯体
2 シャッター装置
3 外壁
4 凹溝
4a 溝底
4b 溝側面部
5 シャッターケース
6 巻取りドラム
7 シャッターカーテン
8 ガイドレール
9 ケース本体
9a 下面
9b 開口部
10 下面ケース(覆蓋ケース)
11 カバー材
11a 側面板
11d スペース覆蓋片
14 蓋部材
C コーキング材
I 入隅部位
O 開口部
S スペース

Claims (5)

  1. シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムと、
    巻取りドラムを内装するシャッターケースと、
    シャッターカーテンをガイドするガイドレールと、を備えたシャッター装置を、
    少なくとも左右いずれか一端部が建造物の入隅部位の躯体に建て付けることで構成されるシャッター装置を備えた建造物において、
    前記シャッターケースは、開口部が形成されたケース本体と、該ケース本体に着脱可能に取り付けられて前記開口部を覆蓋する覆蓋ケースと、を備えており、
    前記入隅部位の躯体には外壁を切り欠くことで凹溝が形成されており、
    前記ケース本体及び覆蓋ケースはいずれも、入隅側の端部が前記凹溝に組込まれており、
    前記凹溝は、覆蓋ケースの取り外し方向外方まで切り欠かれていて覆蓋ケースを取り外し可能なスペースが形成されていることを特徴とするシャッター装置を備えた建造物
  2. 前記スペースは着脱可能な蓋部材によって覆蓋されていることを特徴とする請求項1記載のシャッター装置を備えた建造物
  3. 前記スペースはスペース覆蓋片によって少なくとも前面及び底面が覆蓋されており、該スペース覆蓋片と凹溝の溝側面部とのあいだはコーキング処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシャッター装置を備えた建造物
  4. 前記凹溝とシャッターケースの左右端部のあいだにはカバー材が組み込まれており、該カバー材は凹溝の溝底を覆蓋する側面板を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか1記載のシャッター装置を備えた建造物
  5. 前記開口部は、ケース本体の下面又は前面の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1記載のシャッター装置を備えた建造物
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