JP6444788B2 - 建築物の開口部開閉用装置における防水装置 - Google Patents

建築物の開口部開閉用装置における防水装置 Download PDF

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本発明は、ビルの出入り口や地下への出入り口等の屋外に通じる開口部に建て付けられる建築物の開口部開閉用装置における防水装置の技術分野に関するものである。
今日、建築物の開口部に設けた左右のガイドレールに案内されて開閉体が昇降することにより開口部の開閉をするようにした建築物の開口部開閉用装置が知られており、このような開閉用装置を屋外に通じる開口部に設けた場合、屋外側から雨水が浸入しないよう雨仕舞い対策を施す必要がある。このような雨仕舞対策として、開口部の屋外側床面部を一段高くして雨水が内部に入らないようにすることが実用化されている。ところがこのようにした場合、一段高くなった屋外側床面部が段差部になって出入りの邪魔になるという問題がある。
そこで開閉体の左右両側面と底面にゴム質弾性材からなる防水材を設ける一方、防水材が当接する床面と左右枠体の内側面に、開閉体が閉鎖したときに防水材に当接して該防水材を押し潰すことで防水する押圧体を設け、これにより防水機能を発揮できるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−42389号公報
ところが前記従来のものは、床面に設けた角柱状の押圧体については、開閉体が閉鎖したときに底面の左右全長に亘って設けた防水材全体に当接するよう床面の左右全幅に設けられていている。このため、押圧体の突出量は小さいとはいうものの、押圧体が人や荷物の出入りの邪魔になるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、開口部の左右に設けたガイドレールと、該ガイドレールに昇降案内されて開口部の開閉をする開閉体とを備えて構成される建築物の開口部開閉用装置に、開閉体が全閉した場合に屋外側から屋内側への水の浸入を防止するための防水装置を設けるにあたり、該防水装置は、開閉体の少なくとも下端部が板状またはパネル状の防水構造部で、左右ガイドレールの溝底部に対して防水状態で設けられ、下端が床面にまで至るよう上下方向に長く設定され、左右方向内方に向けて突出する陵部が形成された左右の第一押圧部と、床面に対して防水状態で設けられ、前記左右の第一押圧部の下端からそれぞれ左右方向内方に向けて突出され、上方に向けて突出する陵部が形成された第二押圧部と、前記防水構造部の左右両側面および底面に取付けられ、開閉体が全閉したとき第一、第二押圧部に対向する部位は各陵部により最も深くなるよう弾性変形して防水し、床面に対向する部位は全閉状態の開閉体の重量を受けて弾性変形して防水するゴム質弾性材からなる防水材とを備えて構成されるものであり、前記左右の第二押圧部は、左右の突出端が互いに当接しないよう間隙を存する状態で左右方向内方に突出したものであり、かつ少なくとも突出端側部位が、突出端に至るほど低くなって床面に至る形状になっていることを特徴とする建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項2の発明は、第二押圧部の突出長さは、ガイドレールのガイド溝内に納まる長さであることを特徴とする請求項1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項3の発明は、第二押圧部は、錐形状をしていることを特徴とする請求項1または2記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項4の発明は、第一押圧部の上端部は、上端に至るほど低くなって溝底部に至る錐形状になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項5の発明は、第一、第二押圧部の前後幅は、ガイドレールのガイド溝開口から挿入組込みできる幅に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項6の発明は、第一押圧部は、該第一、第二押圧部を溝底部に取付けるための基板に設けられ、該基板は、ガイドレールのガイド溝開口から挿入組込みできる幅に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項7の発明は、開閉体は、開口部上方に設けたシャッターケース内の巻取りドラムに巻取られるシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの下端に連結された防水構造部とで構成されるものであり、該防水構造部は、シャッターケースに形成のシャッターカーテン呑み込み口から出入りできる厚さに設定され、かつシャッターカーテンが全開状態になったとき、巻取りドラムにまでは至らない高さに設定されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置である。
請求項1の発明とすることにより、第一、第二押圧部がある部位については、陵部により防水材を弾性変形させて優れた防水性能を発揮するものでありながら、床面側に設けられる第二押圧部は、突出先端同士が互いに当接しないよう離間している結果、該離間部分が開口部の出入りを邪魔しないことになって通行の妨げになってしまうことを回避することができる。
請求項2の発明とすることにより、第二押圧部はガイドレール内に納まることになって外部に露出することがなく、この結果、ガイドレール間の床面には第二押圧部がないものとなって第二押圧部が通行の邪魔をすることを回避することができる。
請求項3の発明とすることにより、防水性に優れながら第二押圧部の構造を簡略化することができる。
請求項4の発明とすることにより、第一押圧部により防水材が損傷を受けてしまうことを回避し、使用の長期化を図ることができる。
請求項5の発明とすることにより、第一、第二押圧部を、ガイドレールに後付け的に取付けることができる。
請求項6の発明とすることにより、第一、第二押圧部のガイドレール内への取付けが容易になる。
請求項7の発明とすることにより、防水構造部を含めた開閉体が、全開時、シャッターケース内に収納できることになって外観が損なわれることがない。
シャッター装置の全体正面図である。 シャッター装置の概略縦断面図である。 ガイドレール部の拡大下部側面図である。 (A)はガイドレール部の水平断面図、(B)はシャッターカーテンの下部部分断面正面図、(C)はシャッターカーテンパネル部の部分水平断面図である。 押圧具を示すものであって、(A)は正面図、、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)は斜視図である。 (A)はシャッターカーテンが全閉した状態を示す要部正面図、(B)は(A)のB-B断面図、(C)は(A)のC-C断面図、(D)は(A)のD-D断面図である。 押圧具をガイドレールに取付ける状態を示す作用説明図である。 座板部とパネル体との取り付け状態を示す作用説明図である。 (A)(B)(C)は押圧具の第二、第三、第四の実施の形態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建築物の開口部に建て付けられる開口部開閉用装置の一例であるシャッター装置であって、該シャッター装置1は、躯体開口部の天井部に設けたシャッターケース2、該シャッターケース2に回転自在に内装される巻取りドラム3、該巻取りドラム3に巻装されるシャッターカーテン4、躯体開口部の左右両内面に設けられるガイドレール5等の部材装置により構成され、巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテン4が巻取りドラム3に対して繰出され、巻取られることによりガイドレール5に昇降案内され開口部の開閉をするようになっていること等は何れも従来通りである。
尚、シャッター装置としては、本実施の形態では電動の開閉機Eを備えたものになっているが、手動でシャッターカーテンが昇降駆動するものであっても良い。また開口部開閉用装置としては、シャッターカーテンを備えたシャッター装置に限定されるものでなく、例えばグリルシャッター、板状の開閉体(開閉扉、パネル体)等、通常知られた開閉体が昇降するものであってよい。
前記シャッターカーテン4は、板状のスラット4aを上下方向にインターロック結合して形成したものと、その最下端の逆T字形をした座板4bの平板部4eにビス4fを介して固定されるパネル部(または板体であって、本発明の「防水構造部」に相当する。)4gとを備えて構成される。このようにパネル部4gが座板4bに取付けるようにすることで、パネル部4gを後付けすることができ、既存のシャッターカーテン4であっても実施することができる。パネル部4gの厚さは、左右両端部がガイドレール5に入り込んで昇降案内されると共に、シャッターカーテン4を全開したときに、シャッターケース2の下面に設けた呑み込み口2aから入り込む厚さ設定になっており、さらにパネル部4gの上下長さ(高さ)は、シャッターカーテン4を全開したときに、巻取りドラム3に巻き取られる以前の段階で停止する長さ設定になっており、この全開状態で、パネル部4gの下端縁は、呑み込み口2a下端縁位置かこれよりも僅かに上下位置に位置する設定になっている。このような位置設定は、シャッター装置1が電動である場合、従来公知の位置検知スイッチ(センサ)等を用いて停止位置の制御をすることができる。
因みに座板部4aをパネル体で構成した場合、内部をフレーム材によって補強するように構成できる。
またガイドレール5は、本実施の形態では断面ハット状のものであり、このガイドレール5の溝底部5aの下端部に本発明が実施された押圧具6が設けられている。
該押圧具6は上下方向に長く前後方向に幅がある平板状の基板6a備えて構成されており、該基板6aの左右方向外面が溝底部5aに当接し、かつ基板6aの下端縁が床面に当接する状態で上端部をビス6bを介して溝底部5aに固定されるようになっている。因みに溝底部5aと基板6aの対向部位(当接部位)は防水パテやエプトシーラー(図示せず)等の防水材を用いて防水されている。そして基板6aは、ガイドレール5のガイド溝5bの溝幅よりも幅狭になっていて、既存のガイドレール5に後付けすることができるようになっている。
押圧具の基板6aの左右方向内面側には押圧体7が左右方向内方に突出する状態で設けられているが、該押圧体7は、上下方向に長い状態で基板6aの前後方向中央部位に設けられ、下端が床面に至るよう上下方向に長い第一押圧部7aと、第一押圧部7aの下端から第一押圧部7aよりも左右方向内方に突出する状態で、かつ床面Fに当接する第二押圧部7bとにより構成されるが、第一押圧部7aは、略角形状の陵部7cを有した三角柱状になっているが、上端側部位においては、上側ほど陵部7cが低くなると共に前後裾部7dが幅狭となり第一頂点7eを経て基板6aに至る錐形状となった第一錐体7gとなっている。
また第二押圧部7bは、同じく三角形状をしているが、左右方向内側ほど陵部7cが低くなると共に前後裾部7dが幅狭となり、第二頂点7fを経て床面Fに至る錐形状となった第二錐体7hとなっている。そして第二押圧部7bの左右方向内端となる第二頂点7fは、ガイドレール5の溝開口端5bから左右方向内方には突出しない(ガイド溝5b内に納まる)寸法設定になっている。因みに、第二押圧部7bと床面Fとのあいだは防水パテやエプトシーラー(図示せず)等の防水材を用いて防水されている。因みに第二押圧部7bとしては、第一押圧部7aのように、基板6a側部位を三角柱形状とし、先端側部位を錐形状にしたものとして構成しても勿論よい。
一方、8はゴム質弾性材からなる防水材であって、該防水材8は、中実状(中空状であってもよい。)で断面蒲鉾状になっており、平面状の底面8aが前記パネル部4gの左右方向側面4cと底面4dに取付けられることになるが、本実施の形態では接着により取付けられている。防水材8のパネル部4gへの取付けは、接着に限らず、例えばパネル部4gに奥側が広い蟻溝状の係止溝を設け、該係止溝に防水材底面8aに設けた係止凸条を無理嵌め状に嵌め込んで係止するようにしてもよく、一般に通常知られた汎用の取付け手法を採用することができる。
防水材8は、パネル部4gの左右側面4cに取付けられた側面部8bについては第一押圧部7aに対応する長さがあれば十分であり、また底面4dに取付けられる底面部8cについてはパネル部底面4dの左右方向全幅に亘って設けられている。
因みに防水材8は、防水性の確保のため継ぎ目のない一体物であることが好ましいが、継ぎ目があるものである場合、該継ぎ目を接着する等して防水性を確保したものであれば問題なく採用することができる。
そしてシャッターカーテン4が下降していき、防水材側面部8bの下端部が第一押圧部7aに達すると、円弧状の頭部8dが該第一押圧部7aの陵部7c当接部位が最深状になるよう強制的に押圧されて凹形状に弾性変形されることになり、そしてシャッターカーテン4が次第に下降して全閉状態になると、シャッターカーテン4の重量を受けることになって、ガイドレール5内の第二押圧部7bに対応する部位の底面部8cは、該第二押圧部7bの陵部7c当接部位が最深状になるよう強制的に押圧されて凹形状に弾性変形し、それ以外の底面部8cは、床面Fに当接して押し潰され、このようにして防水性が維持される構成になっている。
この場合に、第一押圧部7aは、上端部位が、上側ほど陵部7cが低くなると共に前後裾部7dが幅狭となり第一頂点7eを経て基板6aに至る第一錐体7gとなっているため、側面部8bが第一押圧部7aにより押圧されて押し潰される場合に、シャッターカーテン4が下降する過程で側面部8bは頭部8dから次第に深くなるよう押し潰されることになって、円滑な弾性変形がなされることになり、第一錐体7gがない場合のように急激な弾性変形が強制されることがなく、そして第一錐体7gよりも下側に移動した部位の側面部8bは、陵部7c部位が最も深くなる状態で押し潰されて高い防水性が発揮されることになる。
また防水材底面部8cについては、全閉したシャッターカーテン4の重量を受ける状態で、第二錐体7hにより側面部8bとのコーナー側部位が深く押し潰されて高い防水性が発揮される。そして底面部8cの第二頂点7fに近い部位ほど陵部7cによる押し潰し量は小さくなるが、第二押圧部7bのない中間部位と同様、全閉したシャッターカーテン4の自重を受けた弾性変形となって十分な防水機能を発揮することができる。
叙述の如く構成された本実施の形態において、パネル部4gの左右両側面4cおよび底面4dに防水材8を設けたものでありながら、該防水材8を押し潰して防水機能を発揮するための押圧具6が、ガイドレール5のガイド溝5b内に納まる防水材8の側面部分を押圧する第一押圧部7aと、第二押圧部7bとで形成され、ガイドレール5間の床面には押圧部がないものとなり、この押圧部がない床面Fの中間部位についてはシャッターカーテン4の自重を受けた防水材8の弾性変形により十分な防水機能を発揮できるが、シャッターカーテン4の自重による防水機能を受けづらいパネル部4gのコーナー部については、第一、第二押圧体7a、7bにより防水材8を積極的に押し潰して弾性変形させるため高い防水機能を発揮することができ、屋外側からの水の浸入を防止することができる。
しかもこのものでは、床面F側の防水をする第二押圧体7bがガイドレール5内に納まる設定になっているため、左右ガイドレール5間の床面Fはフラットのままになって開口部の出入りの邪魔をすることがない。
そのうえ第一押圧体7aについては、上端側に第一錐体7gが設けられているため、パネル部4gの側面4cに設けた防水材側面部8bが、シャッターカーテン4の閉作動に伴い第一押圧部7aに押圧される場合に、第一錐体4gにより次第に深くなるよう押圧案内されることになるため、第一錐体4gがない場合のように急激な押圧変形をしてしまうことがなく、防水材側面部8bの保護が図れることになる。
また第二押圧部7bについては、突出端側(第二頂点7f側)ほど次第に背低になって床面Fに至るよう設定された第二錐体7hとなっているため、突出端側での防水機能も確実に確保されることになる。
このように優れた防水機能を発揮する第一、第二押圧部7a、7bを備えた押圧具6は、基板6aに設けられたものになっているが、該基板6aはガイドレール5の溝幅よりも小さくなっているため、既存のシャッター装置1において、ガイドレール5内に挿入組み込みすることができる。この場合に、本実施の形態では、基板6aについて上端部一か所のビス6bで溝底部5aに固定しているだけであるから、押圧体7のコーナー部での防水機能が損なわれるのでは、という危惧があるが、これについては、基板6aの第一錐体7g上端位置より上側部位をガイドレール5の溝底方向に折曲した折曲部7iを形成し、この状態で基板6aを貫通したビス6bを溝底部5aに螺入していくと、前記折曲部7iが直線状に変形していくことになり、これにより第一押圧体7aが溝底部5aに水密状に当接すると共に、第二押圧体7bについても床面Fに水密状に当接することになり、ガタつくことのない取り付けができる。勿論、基板6a、第二押圧体7bの裏面に水密材を設けて更なる水密性を確保することはいうまでもない。
さらにこのものでは、シャッターカーテン4下端部のパネル部4gがパネル材又は板材等による防水構造部になっているが、このパネル部4gの厚さが、シャッターケース呑み込み部2aに呑み込まれる寸法設定になっているため、シャッターカーテン4を全開したとき、パネル部4gはシャッターケース2内に入り込むことになって、パネル部4gがまぐさ部から垂れ下がってしまうことがなく、外観を損なうことがない。尤も、パネル部4gの下端部がまぐさ部から出るようにしても勿論よい。
しかもシャッターケース2内に呑み込まれたパネル部4gは、上端が巻取りドラム3に巻き込まれることがない寸法設定になっているため、巻き姿勢が損なわれることもない。
尚、押圧体7に形成される陵部7cの形状としては、鋭利になっているほど防水材8に傷が付きやすくなり、そこで防水機能を損なわない範囲において面取りする等して鈍状態(平面状)にしたり円弧状にしたりする等、適宜の形状にすることができる。例えば図9(A)の第二の実施の形態のように円弧状になっているもの、同(B)の第三の実施の形態のように平面状に面取りされたもの、さらには同(C)の第四の実施の形態のように陵部7cが平行状に二つあるもの等、適宜の形状にすることができる。
本発明は、建築用のシャッター装置の防水装置として利用することができる。
1 シャッター装置
2 シャッターケース
2a 呑み込み口
3 巻取りドラム
4 シャッターカーテン
4a スラット
4b 座板
4c 側面
4d 底面
4g パネル部
5 ガイドレール
5a 溝底部
5b ガイド溝
6 押圧具
6a 基板
6b ビス
7 押圧体
7a 第一押圧部
7b 第二押圧部
7c 陵部
7d 裾部
7f 第二頂点
7g 第一錐体
7h 第二錐体
8 防水材
8a 底面
8b 側面部
8c 底面部
8d 頭部

Claims (7)

  1. 開口部の左右に設けたガイドレールと、該ガイドレールに昇降案内されて開口部の開閉をする開閉体とを備えて構成される建築物の開口部開閉用装置に、開閉体が全閉した場合に屋外側から屋内側への水の浸入を防止するための防水装置を設けるにあたり、
    該防水装置は、開閉体の少なくとも下端部が板状またはパネル状の防水構造部で、
    左右ガイドレールの溝底部に対して防水状態で設けられ、下端が床面にまで至るよう上下方向に長く設定され、左右方向内方に向けて突出する陵部が形成された左右の第一押圧部と、
    床面に対して防水状態で設けられ、前記左右の第一押圧部の下端からそれぞれ左右方向内方に向けて突出され、上方に向けて突出する陵部が形成された第二押圧部と、
    前記防水構造部の左右両側面および底面に取付けられ、開閉体が全閉したとき第一、第二押圧部に対向する部位は各陵部により最も深くなるよう弾性変形して防水し、床面に対向する部位は全閉状態の開閉体の重量を受けて弾性変形して防水するゴム質弾性材からなる防水材とを備えて構成されるものであり、
    前記左右の第二押圧部は、左右の突出端が互いに当接しないよう間隙を存する状態で左右方向内方に突出したものであり、かつ少なくとも突出端側部位が、突出端に至るほど低くなって床面に至る形状になっていることを特徴とする建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
  2. 第二押圧部の突出長さは、ガイドレールのガイド溝内に納まる長さであることを特徴とする請求項1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
  3. 第二押圧部は、錐形状をしていることを特徴とする請求項1または2記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
  4. 第一押圧部の上端部は、上端に至るほど低くなって溝底部に至る錐形状になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
  5. 第一、第二押圧部の前後幅は、ガイドレールのガイド溝開口から挿入組込みできる幅に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
  6. 第一押圧部は、該第一、第二押圧部を溝底部に取付けるための基板に設けられ、該基板は、ガイドレールのガイド溝開口から挿入組込みできる幅に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
  7. 開閉体は、開口部上方に設けたシャッターケース内の巻取りドラムに巻取られるシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの下端に連結された防水構造部とで構成されるものであり、該防水構造部は、シャッターケースに形成のシャッターカーテン呑み込み口から出入りできる厚さに設定され、かつシャッターカーテンが全開状態になったとき、巻取りドラムにまでは至らない高さに設定されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の建築物の開口部開閉用装置における防水装置。
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