JP6718348B2 - 建築用開閉装置における防水構造 - Google Patents
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そこで開閉体の左右両側面と底面にゴム質弾性材からなる防水シールを設ける一方、防水シールが当接する床面と左右枠体の内側面に、開閉体が閉鎖したときに防水シールに当接して該防水シールを押し潰すことで防水する押圧体を設け、これにより防水機能を発揮できるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ところがこのものは、開閉体の正面に防水シールを設ける一方、枠側に露出するように、閉扉時に防水シールを押圧変形して防水する押圧体を設けているため、防水シール、押圧体が目視されてしまい外観性が損なわれる、という問題がある。
ところがこの場合、防水シールコーナー部の防水パネル左右方向外端縁より外側部位は、防水パネルの重量を直上から受けることがないため、防水のための押圧変形が不十分になって防水性が損なわれる惧れがあるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、押圧体による防水シール底面部位の押圧変形は、ガイドレール内に納まっていることを特徴とする請求項1記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項3の発明は、押圧体は、防水シールの左右側面部位を押圧する左右側押圧部と、底側部位を押圧する底側押圧部と、両押圧部を連続させるためのコーナー部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項4の発明は、防水シールは、一本状のものが防水パネルのコーナー部で折曲するように設けられることでシールコーナー部外周面が弧状になっており、押圧体のコーナー部は弧状になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項5の発明は、底側押圧部は、先端側ほど低くなるよう傾斜していることを特徴とする請求項3又は4記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項6の発明は、底側押圧部の先端は、床面とのあいだに段差がないように設定されていることを特徴とする請求項5記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項7の発明は、押圧体の左右側押圧部から底側押圧部に至るコーナー部は、これら押圧部を含めて少なくとも二つ以上の折曲された頂辺から形成されていることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項8の発明は、隣接する頂辺間のコーナー部は弧状になっていることを特徴とする請求項7記載の建築用開閉装置の防水構造である。
請求項2の発明とすることにより、押圧体はガイドレールによって隠れるため、視認性が損なわれることがない。
請求項3の発明とすることにより、押圧体の構造を簡略化しながら確実な防水性能を発揮できることになる。
請求項4の発明とすることにより、押圧体の弧状になったコーナー部が、防水シールの弧状になったコーナー部外周面によく沿う状態で該シールコーナー部の押圧変形をすることになり、コーナー部で防水性能が低下してしまうことを防止できることになる。
請求項5の発明とすることにより、押圧体の底側押圧部は、弧状のコーナー部に合わせて防水パネルの荷重がかかる先端側ほど低くなることになって、該部位の押圧体による押圧変形による負荷が少なくなって防水シールの損耗を抑制できることになる。
請求項6の発明とすることにより、押圧体の底側押圧部の先端と床面とのあいだに段差がなくなるため、該部位での防水性が損なわれることを防止して防水性の高いものにできる。
請求項7の発明とすることにより、押圧体のコーナー部は、二つ以上の多角形状になって防水シールのコーナー部によく沿うこととなって防水性が向上する。
請求項8の発明とすることにより、押圧体コーナー部の多角形状の頂辺間のコーナー部が弧状になることとなり、この結果、防水シールのコーナー部によりよく沿うこととなって防水性が向上する。
まず、図1〜11に示された第一の実施の形態について説明する。図面において、1は建築用重量シャッター装置のシャッターカーテン(開閉体)であって、該シャッターカーテン1は、スラット1aをインターロック結合により上下方向に一連状に連結することで形成され、上端縁が天井部に設けられた巻取りドラム2に連結されている。そしてシャッターカーテン1は、巻取りドラム2が電動開閉機3の正逆駆動に基づいて回転することにより、開口部左右に設けたガイドレール4に案内されて上下開閉移動をするようになっていること等は何れも従来通りである。
外面板7bおよび底面板7cの内面には気密シール(例えばEPDM等のゴム質弾性材)7dが全面に亘って貼着されているが、該気密シール7dは、パネル本体6の左右両端部を端部カバー7の外面板7b、底面板7cに押し付けるように内嵌すると押し潰された状態となって気密性を発揮することになる。この状態で表裏面板7aの内端縁7iは、ガイドレール4のガイド溝4aから左右方向内方に延出する寸法設定になっていて延出部7hが形成されている。そして該延出部7hが緊締具の一例であるビス7eを介してパネル本体6に着脱自在に固定されることになるが、本実施の形態では、パネル本体6が肉薄であった場合に、表裏面側から螺入したビス7e同士の螺子部が接触しないよう上下位置をずらすように設定されいる。
また端部カバー底面板7cの左右方向内端縁7jは、表裏面板7aの延出部7hの内端縁7iよりも左右方向内方に向けて長く突出して突出部7fが形成され、これにより端部カバー7は、突出部7fが表裏面板7aよりも左右方向内方に突出する状態でパネル本体6の底面板6cに気密シール7dがあいだに挟持される状態で当接するようになっており、これによって後述するように端部カバー7をパネル本体6に着脱する作業を、突出部7fを把持してできるよう配慮されており、これにより延出部7hのガイドレール4からの延出量を小さくし、ビス7eによる端部カバー7の固定部位をガイドレール4に近接させて外観性を損なうことが低減されるようになっている。
さらに前記パネル本体6のアングル材6aは、左右両端部に切欠き6dが形成されるが、該切欠き6dは、最下端スラット1bに設けられている振れ止め体(図示せず)との干渉を回避するためのものである。
シール端部8aは、端部カバー7の外面板7bと底面板7cとのコーナー部7gにおいて折曲するように取付けられて一体化されているが、該シール端部8aのコーナー部8cの外周面は、防水シールSが高さ方向に肉厚であるため、前記コーナー部7gで折曲された場合であっても弧状に湾曲した構造になっている。
押圧体9cは、上端から下側に行くほど左右方向内方への突出量が多くなるよう傾斜して基板9bの上下方向中間位置にまで至る第一押圧部9dと、該第一押圧部9d下端の突出量を維持した状態で床面F近傍にまで至る第二押圧部9eと、下端が床面Fに接し、さらに押圧体9cの左右方向内端縁(つまり頂辺)9mが下端側ほど左右方向内方に突出する状態で弧状になったコーナー部9jを経て次第に低くなるように傾斜して床面Fに至る第三押圧部9fとにより形成されているが、この第三押圧部9fは、左右方向内端9gが防水パネル5の左右方向外端縁6eよりも左右方向内方まで突出するようになっている。
因みに第三押圧部9fの左右方向内端9gは、床面Fに対して段差が無いように加工され、これによってシール端部8aの左右方向内端9gが押圧状に当接する部位とのあいだに隙間ができないように設定されている。
尚、本実施の形態の押圧具9は、図7に示すように平板状の基板9bに嵌合孔9hが穿設されたものにし、該嵌合孔9hに、押圧体9cに形成した突起9iを嵌合し、両者を溶着することにより形成している。
さらに押圧体9cの左右方向内端9gの形状としては、例えば図7(D)に示すように、角形状(コーナー部は面取りされていることが好ましい。)、円弧形状、山形状等、各種の形状にすることができる。
この場合に、シール端部8aの外周面が弧状になったコーナー部8cは、同じく弧状(曲率は同じでも異なっていてもよい。)に形成された押圧体9cのコーナー部9jに押圧されることになるため、例えばこのコーナー部9jを、第二押圧部9eと第三押圧部9fとの頂辺を結ぶ角度を有する鈍角コーナー形状とした場合に、この鈍角コーナー部でのシール端部8aの弧状になったコーナー部8cでの押圧変形が不十分になって水漏れしやすくなるような可能性を回避することができるように設定されているが、これらは防水シールSの固さ等によって種々選択されるものであり弧状にする必要は必ずしもない。
このような押圧体9cのコーナー部9jでの水漏れ防止の対策としては、該コーナー部9jを、シール端部8aのコーナー部8cの弧よりも大きな弧状(曲率が大きい)にするものに限定されず、例えば図10(A)に示すように小さな弧状にしたものでもよく、さらには同図(B)に示すように、コーナー部9jを第二押圧部9eと第三押圧部9fとの頂片が鈍角状に交わったままにしたもの、同図(C)に示すように第二押圧部9eと第三押圧部9fとのあいだに直線状になった第四の押圧部9kを設けるようにしてコーナー部の鈍角が大きくなるようにし、これにより水漏れ回避をするように諮ることができる。このものにおいてさらに同図(D)に示すように各頂辺が交わる二つのコーナー部9jを弧状にしたもの、さらには第四の押圧部9kを、さらに二つ以上の多角形状にしたものとすることもできる。
この場合のメンテナンス方法としては、延出部7hのビス7eを外す工程、端部カバー7をパネル本体6から抜き出す工程、端部カバー7をガイドレール4から抜き出す工程、端部カバー7に設けられるシール端部8aを交換する工程、シール端部8aが交換された端部カバー7をガイドレールに嵌入する工程、シール端部8aが交換された端部カバー7を延出部7hにおいてパネル本体6にビス7e固定する工程、を順次行うことになるが、具体的には、例えばシャッターカーテン1を、防水パネル5の下端縁が少なくとも第一押圧部9dに当接しない位置まで上昇させ、この状態でシール本体8とシール端部8aとの対向部位(接着部位)8bを切断すると共に、端部カバー7を延出部7hにおいてパネル本体6に固定するビス7eを外すと、端部カバー7をパネル本体6から取外すことができ、この外れた端部カバー7を下側に移動させ、ガイドレール4から引出し、これによって該引出した端部カバー7を単体にした状態でシール端部8aの交換ができるようになっている。そしてシール端部8aが交換された端部カバー7をこの逆の手順でパネル本体6に組込むことができる。
尚、この手順は、底面板突出部7fが、ビス7eによりパネル本体6の底面板6cに固定された場合に有効であり、この底面板6cに固定されるビス7eは、シール端部8aの底側部位8eを底面板突出部7fから剥がして該ビス7eが露出する状態にしてから取外すことができる。
この手順は、底面板突出部7fが、例えば両面粘着テープでパネル本体6の底面板6cに貼着されたような場合に有効であり、この場合には、延出部7hにおいてビス7eを外した後、シャッターカーテンを上昇させる際に、底面板6cに貼着される底面板突出部7fを剥がすことで端部カバー7をパネル本体6から取外すことができる。
また、このものではパネル本体6には、L字形をした補強金具12が室内側にボルト12aを介して固定されるが、補強金具12が室外側のみ、室内外両側に設けたものであってもよい。また、補強金具12は防水パネル5の下端部に設けられるため強度的に有利になる。
さらにまたパネル本体6の左右方向外方の上側コーナー部には逆L字形の補助金具13が設けられているが、該補助金具13は、端部カバー7をパネル本体6に取付ける際のガイドとして機能することになり、メンテナンス作業の作業性が向上する。
またシール端部8aは、一本状のものが端部カバー7のコーナー部7gで折曲するように設けられることでコーナー部8cの外周面が弧状になっており、この弧状になったコーナー部8cを押圧体9cの弧状になったコーナー部9jで押圧変形するため、押圧変形がより理想に近いものになって防水性の一層の向上が図れるものとなる。
さらに押圧体9cの第三押圧部9fは、シール端部8aの底側部位8eを押圧することになるが、該第三押圧部9fは、先端側ほど低くなるよう傾斜し、かつその先端は、床面とのあいだに段差がないように設定されているため、シール端部8aの底側部位8eの押圧変形が段差がない自然な状態で床部Fにまで至ることになって該部位での防水性能が損なわれることを有効に回避して高い防水性を発揮できることになる。
シャッターカーテン1は、開口部の左右両端部に設けたガイドレール4を上下移動して開口部の開閉をすることになるが、このシャッターカーテン1の下端部に、左右両端部がガイドレール4に内嵌して昇降案内される防水パネル5が設けられる。そして該防水パネル5は、左右両端部がガイドレール4に内嵌するパネル本体6と、該パネル本体6の左右両端部に抜き差し自在に外嵌する状態で該パネル本体6に着脱自在に固定される溝状の端部カバー7とを備えて構成され、開口部下側部位の防水をするための防水シールSは、パネル本体6の底面板6cに取付けられるシール本体8と、端部カバー7の左右方向外面板7bおよび底面板7cの外周面に設けられるシール端部8aとを備えて構成され、シャッターカーテン1が閉鎖姿勢になったとき、シール本体8とシール端部8aの底側部位8eは床面Fに当接して押し潰されて防水機能が発揮され、シール端部8aの左右側面部位8dおよびコーナー部8cはガイドレール4内に設けた押圧体9cの当接によって押圧変形して防水機能が発揮され、これによって高い防水性を確保することができる。
またシール端部8aとシール本体8の互いに対向する対向部位8bは接着されることで防水処理が施されるため、ここから水が漏れることを防止できることになる。
そのうえこのものでは、パネル本体6に設けられるアングル材6aに、防水パネル5の左右方向の振れ止めをするための振れ止め体10が設けられているため、防水パネル5の左右方向の位置ズレが僅かなものになり、シール端部8aの押圧体9cに対する左右方向の位置ズレが小さいものになって左右均等的なシール端部8aの押圧変形がなされることになって防水性が向上する。
そしてこの防水パネル21は、左右幅広で厚いため重量が重く、単品とした場合の左右ガイドレール4への組込み作業が大変になると共に、現場への搬送が大掛かりとなり、そこで分割型として構成されている。そして分割数としては特に限定されるものでないが、奇数枚とすることが好ましい。その理由としては、奇数枚とした場合、防水パネル21の左右方向中央部に分割位置がないものとなって耐水圧性が向上する、という利点がある。以下の第二の実施の形態では三分割にした防水パネル21について説明する。
第一、第二アングル材24b、24cは、縦片同士が背中合わせ状に突き合わされた状態で横片が中央パネル本体24aの上面に溶着される。本実施の形態では、屋外側の第一アングル材24bは中央パネル本体24aの左右長さと一致しているが、第二アングル材24cは両端縁が中央パネル本体24aの左右長さよりも長くなっている。
また第一連結部24dは、本実施の形態では中央パネル本体24aの表裏面板24jを左右方向外方に向けて延出した延出部24kとして形成されているが、中央パネル本体24aの左右端面に例えばコ字形型材の跨部を溶着すること等で構成してもよい。そしてこのものでは、第一連結部24dの下端縁は底板24eの板厚分、切欠かれた切欠き部24fとなっている。
第三、第四アングル材25b、25cは、縦片同士が背中合わせ状に突き合わされた状態で横片が端パネル本体25aの上面に溶着される。本実施の形態では、屋外側の第三アングル材25bは端パネル本体25aの左右長さと一致しているが、第四アングル材25cは、前記第二アングル材24cの両端縁が長くなった分、端パネル本体25aの左右長さよりも短くなっている。
また第二連結部25dは、跨部25fが端パネル本体25aの表裏面板25gよりも左右方向内方に延出する状態で脚部25hが表裏面板25gに溶着されたコ字形をした第一連結金具25iと、該第一連結金具25iに内嵌した脚部25jが第一連結金具25iの脚部25hに溶着されたコ字形をした第二連結金具25kとにより構成されている。そして前記延出した第一連結部24dの延出部24kを、第一連結金具25iの脚部25hの延出部位に外嵌した状態でボルト(緊締具)22aを介して該延出部24k部位を固定することで中央パネル24と端パネル25とを連結できるように構成されている。そして該連結後、当接面部位を鉄パテでコーキングし、その後、パネル本体22の表面を防水塗装するようにしている。
尚、第一、第二連結部24d、25d同士の雄雌嵌合構造は、逆の構造であっても勿論よい。これら連結部24d、25dの面接触する部位にコーキング材を予め塗布しておいて防水性能の向上を図っている。
この場合において、被ガイド部25eに前記第一の実施の形態に用いたと同じ構造のシール端部8aが設けられた端部カバー7を予め取付けておいてもよいが、パネル本体22をシャッターカーテン1に取り付け後、持ち上げた状態にして端部カバー7を取付けるようにしてもよい。またシール本体8は、パネル本体22がシャッターカーテン1に連結された後、床面Fから持ち上げることで底板24e、25gに取付けることができるが、各底板24e、25gに分割する状態で予め取付けておいてもよい。このシール本体8を分割型とした場合、シール本体8の端部同士を、パネル本体22の組付け後、対向端部同士を接着剤で接着することで防水性が損なわれないように配慮される。
尚、本実施の形態においては、パネル本体22の底面に取付けられるシール本体8としては、前記第一の実施の形態のように端部カバー7に取付けられるシール端部8aと連続するようにして取付けられるもののほかに、屋外側に並列するようにもう一本のシール本体8が取付けられているが、これは屋内側であってもよく、さらには屋内外に一対設けてもよい。
因みに端部カバー7については前記実施の形態と同じ構造であるので、その詳細は省略する。
さらにこのようにして組付けられたパネル本体22の表裏面にはL字形をした補強金具26がボルト26aを介して固定されている。本実施の形態での補強金具は左右方向中央部において二分割されたものであり、このように構成することにより、補強金具26の分割位置とパネル本体22の分割位置とが位置ずれしたものとなって強度アップを図る構成になっている。この場合に、補強金具26は、パネル本体22の下側位置に設けることが強度確保のため好ましいものとなる。因みに補強金具26は分割型でなく一本ものであっても勿論よい。
尚、前記各実施の形態は何れもシャッターカーテン1の下端に防水パネルを設けた電動式のものとしたが、シャッターカーテンを設けることなく防水パネル単体のものをガイドレールに設置する手動式のものとしてもよいことは勿論である。
4 ガイドレール
4a ガイド溝
4b 溝底面
5 防水パネル
6 パネル本体
6c 底面板
7 端部カバー
7a 表裏面板
7b 左右方向外面板
7c 底面板
7f 突出部
7g コーナー部
7h 延出部
8 シール本体
8a シール端部
8b 対向部位
8c コーナー部
8d 左右側面部位
8e 底側部位
9 押圧具
9c 押圧体
9d 第一押圧部(左右側押圧部)
9e 第二押圧部(左右側押圧部)
9f 第三押圧部(底部側押圧部)
9j コーナー部
9k 第四押圧部(底部側押圧部)
21 防水パネル
22 パネル本体
S 防水シール
Claims (8)
- 開口部の左右両端部に設けたガイドレールを上下移動して開口部の開閉をする防水パネルと、該防水パネルの左右両側面からコーナー部を経て底面に至るよう設けられる防水シールと、ガイドレールの溝底面から左右方向内方に突出して設けられ、左右両側面の防水シールを押圧変形させて左右両側面の防水をする押圧体とを設けて開口部下側部位の防水をするように構成するにあたり、
押圧体は、防水シールの左右側面部位の下端側からコーナー部を経由して防水パネル左右方向外端縁よりも左右方向内方の底面部位までを押圧変形するものであることを特徴とする建築用開閉装置の防水構造。 - 押圧体による防水シール底面部位の押圧変形は、ガイドレール内に納まっていることを特徴とする請求項1記載の建築用開閉装置の防水構造。
- 押圧体は、防水シールの左右側面部位を押圧する左右側押圧部と、底側部位を押圧する底側押圧部と、両押圧部を連続させるためのコーナー部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の建築用開閉装置の防水構造。
- 防水シールは、一本状のものが防水パネルのコーナー部で折曲するように設けられることでシールコーナー部外周面が弧状になっており、押圧体のコーナー部は弧状になっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用開閉装置の防水構造。
- 底側押圧部は、先端側ほど低くなるよう傾斜していることを特徴とする請求項3又は4記載の建築用開閉装置の防水構造。
- 底側押圧部の先端は、床面とのあいだに段差がないように設定されていることを特徴とする請求項5記載の建築用開閉装置の防水構造。
- 押圧体の左右側押圧部から底側押圧部に至るコーナー部は、これら押圧部を含めて少なくとも二つ以上の折曲された頂辺から形成されていることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1記載の建築用開閉装置の防水構造。
- 隣接する頂辺間のコーナー部は弧状になっていることを特徴とする請求項7記載の建築用開閉装置の防水構造。
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