JP2017203345A - ブラインド装置及び建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨水や虫等の入り込みを防止しつつ収容ボックスの小型化を図ることができるブラインド装置及び該ブラインド装置を備えた建具を提供する。【解決手段】ブラインド装置10は、複数のスラット32で構成された可動ルーバー部16と、可動ルーバー部16を昇降させる駆動機構部24と、下面側が開口し、少なくとも駆動機構部24を収容する収容ボックス26とを備える。このブラインド装置10は、可動ルーバー部16と駆動機構部24との間を仕切る仕切り板42を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、建物の開口部を開閉するブラインド装置及び該ブラインド装置を備えた建具に関する。
建物の開口部に設けられた窓装置の外部には、シャッター装置と同様な防犯効果等を確保しつつ日射量の調整等が可能なブラインド装置が設置されることがある。この種のブラインド装置に関し、本出願人も例えば特許文献1において窓装置の外部に電動で開閉及び昇降する可動ルーバー部を備えた構成を提案している。
特許第3914515号公報
上記のようなブラインド装置では、引き上げた状態の可動ルーバー部や電動モータ等の駆動機構部を収容する収容ボックスが可動ルーバー部の上部に設置される。駆動機構部を収容ボックス内に収容することにより、雨水や虫等が駆動機構部に入り込むことが防止される。
ところで、ブラインド装置の上部に設置される収容ボックスは、その意匠性等を考慮すると可能な限り小型化することが望ましい。ところが、収容ボックスを小型化すると当然に収容ボックスによる雨水等の浸入防止効果が小さくなり、収容ボックス本来の機能が低下する懸念がある。また、収容ボックスが小さくなることで、各スラット間を開状態とした可動ルーバー部の各スラット間の隙間からボックス背面側の建物外壁等が視認可能な状態となり、かえって意匠性が低下することもある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、雨水や虫等の入り込みを防止しつつ収容ボックスの小型化を図ることができるブラインド装置及び該ブラインド装置を備えた建具を提供することを目的とする。
本発明に係るブラインド装置は、複数のスラットで構成された可動ルーバー部と、該可動ルーバー部を昇降させる駆動機構部と、下面側が開口し、少なくとも前記駆動機構部を収容する収容ボックスとを備えたブラインド装置であって、前記可動ルーバー部と前記駆動機構部との間を仕切る仕切り板を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る建具は、上記構成のブラインド装置と、該ブラインド装置の室内側に設けられた窓装置とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば可動ルーバー部を引き下げると共に各スラット間を開いた状態とし、雨水や虫等が各スラット間の隙間から入り込んだ場合であっても、この雨水等が収容ボックスの内部空間に入り込むことを仕切り板によって阻止できる。これにより、例えば意匠性向上等のために収容ボックスを小型化した場合であっても、その下面側の開口から可動ルーバー部の隙間を通して駆動機構部側に雨水等が入り込むことを防止でき、雨水等から駆動機構部を保護できる。しかも、収容ボックスを小型化した場合であっても、可動ルーバー部の隙間からその背面側にある建物外壁や各種構造部品等が室外側から視認されることを仕切り板によって阻止できる。その結果、当該ブラインド装置の意匠性や品質が一層向上する。
本発明に係るブラインド装置において、前記駆動機構部は、前記収容ボックス内で少なくとも前記可動ルーバー部の上側となる空間に設けられており、前記仕切り板は、少なくとも前記可動ルーバー部の上側を仕切る上板を有する構成であってもよい。そうすると、可動ルーバー部の上側に設置された駆動機構部に雨水等が入り込むことを一層確実に防止できる。
本発明に係るブラインド装置において、前記駆動機構部は、前記収容ボックス内で前記可動ルーバー部の上側から背面側に亘る空間に設けられており、前記仕切り板は、前記上板と、前記可動ルーバー部の背面側を仕切る背面板とを有する構成であってもよい。そうすると、可動ルーバー部の上側から背面側に亘る空間に設置された駆動機構部に雨水等が入り込むことを一層確実に防止できる。
本発明に係るブラインド装置において、前記背面板は、前記可動ルーバー部と当該ブラインド装置が設置される建物の外壁又は躯体との間を塞ぐ構成であってもよい。そうすると、可動ルーバー部と当該ブラインド装置が設置される建物の外壁や躯体との間が背面板で塞がれるため、建物の外壁や躯体等が可動ルーバー部の隙間から視認されることを一層確実に回避できる。
本発明に係るブラインド装置において、前記可動ルーバー部の左右端部を昇降可能にガイドするガイド部を有した一対のレール部材を備え、前記仕切り板は、一対のレール部材間に亘って設けられた構成であってもよい。そうすると、可動ルーバー部が配置される室外側空間と当該ブラインド装置の内部空間との間をより確実に仕切ることができ、駆動機構部に雨水等が入り込むことを一層確実に防止できる。
本発明に係るブラインド装置において、前記仕切り板は、前記レール部材に対して取付固定された構成であってもよい。そうすると、仕切り板の設置が容易で作業性が向上する。
本発明に係るブラインド装置において、前記レール部材の見付け面には、該レール部材と当該ブラインド装置が設置される建物の外壁又は躯体との間に介在する縦枠材が設けられており、前記仕切り板は、前記縦枠材に対して取付固定された構成であってもよい。そうすると、仕切り板の設置が容易で作業性が向上する。
本発明に係るブラインド装置において、前記収容ボックスは、少なくともその正面が開閉可能な点検板で構成されており、前記仕切り板は、前記点検板に対して取付固定された構成であってもよい。そうすると、点検板の固定と仕切り板の固定をまとめて行うことができ、作業性が向上する。
本発明によれば、収容ボックスを小型化した場合であってもその内部の駆動機構部側に雨水等が入り込むことを防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るブラインド装置を室外側から見た斜視図である。 図2は、図1に示すブラインド装置を備えた建具の縦断面図である。 図3は、図2に示す建具の要部を拡大した横断面図である。 図4は、収容ボックス及び駆動機構部を省略した状態でのブラインド装置の上部構造を示す斜視図である。 図5は、ブラインド装置の上部構造を示す縦断面図である。 図6は、仕切り板を一枚のみで構成した構成例を示す縦断面図である。 図7は、仕切り板を縦枠に取付固定した構成例を示す横断面図である。 図8は、仕切り板を点検板と共に共締め固定した構成例を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るブラインド装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るブラインド装置10を室外側から見た斜視図である。図2は、図1に示すブラインド装置10を備えた建具の縦断面図であり、図3は、図2に示す建具の要部を拡大した横断面図である。
本実施形態に係るブラインド装置10は、建物の躯体及び外壁12に形成された開口部12aに設けた窓装置14の室外側に設けられる。ブラインド装置10は、可動ルーバー部16を閉じることで窓装置14に対する日射を遮蔽し或いは防犯等のシャッターとして機能する一方、可動ルーバー部16を開くことで窓装置14を開放するものである。
図2及び図3に示すように、窓装置14は、建物の外壁12の開口部12aに固定された窓枠18で障子20を開閉可能に支持したものである。窓枠18は、固定ねじ21を用いて建物の外壁12に固定される。本実施形態では、窓枠18の上窓枠18a及び下窓枠18bで2枚の障子20を引違い可能に支持した引違い窓を例示している。窓装置14は、障子20を窓枠18に対してすべり出し可能に設けた構成や障子20を窓枠18に対して嵌め殺した構成等であってもよい。
図1〜図3に示すように、ブラインド装置10は、建物の外壁12の外壁面(取付面)12bに取り付けられることで窓装置14の室外側を覆うように設置される。ブラインド装置10は、建物の躯体に直付けされてもよい。ブラインド装置10は、枠体22と、可動ルーバー部16と、駆動機構部24と、収容ボックス26と、左右一対のレール部材28,29とを有する。
枠体22は、上枠22a、下枠22b及び左右の縦枠22c,22dを四周枠組みして構成され、上枠22aと下枠22bとの間に中間枠22eを設けた構成である。各枠22a〜22eは、例えばアルミニウム等の金属の押出形材である。枠体22は、固定ねじ30を用いて外壁面12bに対して固定される。上枠22a及び縦枠22c,22dの上部は、収容ボックス26の一部を構成する。窓装置14は、中間枠22e及び下枠22bと左右の縦枠22c,22dとで囲まれる開口部に配置される。
なお、本出願において、見込み方向とはブラインド装置10の室内外方向(図中に矢印Zで示す方向)をいい、見込み面とは見込み方向に沿って延在する平面をいう。また、見付け方向とは見込み方向に直交する方向であり、上下方向に長尺なレール部材28,29や縦枠22c,22d等の場合はその長手方向である上下方向(図中に矢印Yで示す方向)をいい、左右方向に長尺な収容ボックス26や上枠22a等の場合はその長手方向である左右方向(図中に矢印Xで示す方向)をいう。さらに、見付け面とは見付け方向に沿った平面をいう。
可動ルーバー部16は、アルミニウム等で形成された薄い金属板である複数のスラット32で構成されている。スラット32は樹脂製でもよい。可動ルーバー部16は、最下部のスラット32を最上位置まで引き上げた状態(図2参照)と、最下位置まで引き下げた状態(図1参照)との間で昇降動作可能である。可動ルーバー部16は、適宜位置まで引き下げた各スラット32の角度を変化させて窓装置14への日射の取込量を調整する開閉動作も行うことができる。
駆動機構部24は、可動ルーバー部16の昇降動作及び開閉動作を電動で行う電動機構である。図2に示すように、駆動機構部24は、収容ボックス26内に収容され、可動ルーバー部16の上側から背面側に亘る空間34に配置されている。駆動機構部24は、可動ルーバー部16の上側となる空間にのみ配置され、背面側には配置されない場合もある。
駆動機構部24は、可動ルーバー部16の上側となる位置で空間34に配置された電動モータ24aと、可動ルーバー部16の背面上部となる位置で空間34に配置されたコントローラ24bとを有する。コントローラ24bは、例えば室内に設置されたリモートコントローラからの操作指令を受けて電動モータ24aを駆動し、可動ルーバー部16の昇降動作や開閉動作を駆動制御する制御部である。電動モータ24aは、レール部材28,29内に挿入されたチェーンを周回駆動することで、各スラット32の端部と連結された操作部材36(図3参照)を動作させ、これにより可動ルーバー部16を実際に昇降動作及び開閉動作させる駆動源である。駆動機構部24は、電動モータ24a及びコントローラ24bを用いた電動機構ではなく、手動によって可動ルーバー部16を昇降動作及び開閉動作させる機構で構成されてもよい。
収容ボックス26は、当該ブラインド装置10の上部カバーとなる部分(ヘッドボックス)である。収容ボックス26は、駆動機構部24によって引き上げされた可動ルーバー部16の上部の一部と駆動機構部24とを収容する。収容ボックス26は、上枠22aと、断面略L字状に形成されて上枠22aの室外側に連結された点検板38と、点検板38の左右端部を塞ぐ側面蓋材40と、左右の縦枠22c,22dとにより、下面側が開口したボックス形状に構成されている(図1及び図2参照)。収容ボックス26の下面側の開口は、後述する仕切り板42,43によって蓋されることで、収容ボックス26の空間34が屋外から仕切られている。
点検板38は、上枠22aの上面から連続するように前下がりに傾斜した屋根板38aと、屋根板38aの前端から鉛直下方に屈曲され、図2に示すように引き上げた可動ルーバー部16の上部正面を覆う前板38bとを有する。このように引き上げ状態にある可動ルーバー部16が前板38bの下端から露出するように構成することで、可動ルーバー部16を常に当該ブラインド装置10の外観上に露出させ、意匠性を向上させている。前板38bは、引き上げ状態にある可動ルーバー部16を全て覆う寸法で構成されてもよい。点検板38は、枠体22に対して着脱可能に設けられ、収容ボックス26内の駆動機構部24等の点検を容易に行うことが可能となっている。
レール部材28,29は、断面略矩形に形成されて互いに対向するように設置され、互いに対称形状とされている。従って、図3では、一方のレール部材28及びその周辺部を図示しているが、他方のレール部材29及びその周辺部(後述するカバー部材45等)の構成はレール部材28に対して対称形状とされており、その詳細な図示は省略する。
レール部材28,29のそれぞれの内側見込み面には、可動ルーバー部16の各スラット32の左右端部を昇降可能にガイドする上下方向に延びた溝状のガイド部44が設けられている。ガイド部44は、各スラット32の左右端部から突出した軸ピン32aを昇降可能に且つ回転可能に支承している(図3参照)。軸ピン32aは、レール部材28,29内で操作部材36と連結されている。
レール部材28,29の室内側見付け面には、それぞれ縦枠22c,22dがねじ止め固定されている(図3参照)。また、レール部材28,29には、その室外側見付け面及び外側見込み面を覆うカバー部材45が取付固定されている。カバー部材45は、レール部材28,29の室外側見付け面及び外側見込み面との間にある程度の隙間を介して設置され、例えばアルミニウム等の金属による断面略L字状の押出形材である。カバー部材45とレール部材28,29の外面との間の隙間は、駆動機構部24に接続される電源ケーブルや、可動ルーバー部16の昇降位置を検出する検出スイッチ55等の設置空間として利用される。
図4は、収容ボックス26及び駆動機構部24を省略した状態でのブラインド装置10の上部構造を示す斜視図である。図5は、ブラインド装置10の上部構造を示す縦断面図であり、可動ルーバー部16を引き下げて各スラット32間を開いた状態を示す。
図2及び図5に示すように、収容ボックス26の正面側下部に設けられた可動ルーバー部16と駆動機構部24との間が仕切り板42,43によって仕切られている。仕切り板42,43は、可動ルーバー部16が配置される屋外側部分から駆動機構部24が配置される収容ボックス26の内部空間(空間34)を塞ぐことで、雨水や塵、虫等が空間34内に入り込むことを防止する遮蔽板である。
仕切り板42は、可動ルーバー部16の上側と空間34とを仕切る略水平方向に延びた上板46と、可動ルーバー部16の背面側と空間34とを仕切る略鉛直方向に延びた背面板47とによって断面略L字状に構成されている。図3〜図5に示すように、上板46は、左右のレール部材28,29の内側見込み面にねじ止め固定された金具であるブラケット48に連結ねじ50を用いて締結固定される。仕切り板42は、ブラケット48を介さずにレール部材28,29に直接的に取付固定されてもよい。背面板47は、レール部材28,29の内側見込み面の室内側端部から内方に突出した突出片52に対して連結ねじ54を用いて締結固定される。
仕切り板43は、仕切り板42の背面板47の下端部と中間枠22eとの間の隙間を埋めるためのものである。仕切り板43は、仕切り板42の背面板47と同様に略鉛直方向に延び、可動ルーバー部16の背面側と空間34とを仕切る。図4に示すように、仕切り板43は、レール部材28,29の内側見込み面の室内側端部から内方に突出した突出片52に対して連結ねじ54を用いて締結固定される。仕切り板43と中間枠22eとの境界部分は水密材56でシールされる。
このように、仕切り板43は、仕切り板42の背面板47の下端部と中間枠22eとの間の隙間を埋めるためのものである。このため、この隙間がない場合は図6に示すように仕切り板43を省略し、仕切り板42の背面板47と中間枠22eとの間を水密材56で連結してもよい。換言すれば、例えば可動ルーバー部16のスラット32の設置枚数に応じてその背面の上下長が変化するため、この上下長に応じて仕切り板43の設置の要否を判断することができ、汎用性が高い。
この場合、本実施形態に係るブラインド装置10は、複数のスラット32で構成された可動ルーバー部16と、可動ルーバー部16を昇降させる駆動機構部24と、下面側が開口し、少なくとも駆動機構部24を収容する収容ボックス26とを備えた構成において、可動ルーバー部16と駆動機構部24との間を仕切る仕切り板42(43)を備える。
従って、例えば図5に示すように可動ルーバー部16を引き下げて各スラット32間を開いた状態とし、雨水や虫等が各スラット32間の隙間から入り込んだ場合であっても、この雨水等が収容ボックス26の内部空間(空間34)に入り込むことを仕切り板42(43)によって阻止できる。これにより、例えば意匠性向上等のために収容ボックス26を小型化した場合であっても、その下面側の開口から各スラット32間の隙間を通して駆動機構部24側に雨水等が入り込むことを防止でき、雨水等から駆動機構部24を構成する電動モータ24aやコントローラ24bを保護できる。このため、これら電装部品の防水処理が不要となり、コストを低減できる。しかも、収容ボックス26を小型化した場合であっても、可動ルーバー部16の各スラット32間の隙間からその背面側にある建物の外壁12又は躯体や各種構造部品等が室外側から視認されることを仕切り板42(43)によって阻止できる。その結果、当該ブラインド装置10の意匠性や品質が一層向上する。
当該ブラインド装置10では、駆動機構部24は、収容ボックス26内で可動ルーバー部16の上側から背面側に亘る空間34に設けられており、仕切り板42は、可動ルーバー部16の上側を仕切る上板46と、可動ルーバー部16の背面側を仕切る背面板47とを有する。このため、可動ルーバー部16の上側から背面側に亘る空間34に設置された駆動機構部24に雨水等が入り込むことを一層確実に防止できる。この際、背面板47は、可動ルーバー部16と当該ブラインド装置19が設置される建物の外壁12又は躯体との間を塞ぐため、可動ルーバー部16の背面側に配置される建物の外壁12又は躯体等を一層確実に隠すことができる。
当該ブラインド装置10では、可動ルーバー部16の左右端部を昇降可能にガイドするガイド部44を有した一対のレール部材28,29を備え、仕切り板42(43)は、一対のレール部材28,29間に亘って設けられている。これにより、可動ルーバー部16が配置される室外側空間と当該ブラインド装置10の内部(空間34)との間をより確実に仕切ることができ、駆動機構部24に雨水等が入り込むことを一層確実に防止できる。
この際、仕切り板42(43)は、図3に示すようにレール部材28,29に対して取付固定されるため、その設置が容易で作業性が向上する。但し、仕切り板42(43)は、図7に示すように左右のレール部材28,29にそれぞれ取付固定された縦枠22c,22dに対して取付固定されてもよい。
図7に示す構成例では、仕切り板42は、上板46が左右のレール部材28,29の内側見込み面にねじ止め固定されたブラケット48に連結ねじ50を用いて締結固定される。一方、背面板47は、レール部材28,29の室内側見付け面に取付固定された縦枠(縦枠材)22c,22dに対して連結ねじ54を用いて締結固定される。仕切り板42は、ブラケット48と同様な金具を介して縦枠22c,22dに取付固定されてもよい。この構成によっても、仕切り板42の設置が容易で作業性が向上する。なお、この図7に示す構成例では、レール部材28,29の外側見込み面を外方にオフセットし、この外側見込み面と縦枠22c,22dの外側見込み面とを面一に配置すると共に、カバー部材45に代えてレール部材28,29の室外側見付け面のみを覆うカバー部材58を取付固定している。これにより、当該ブラインド装置10の左右方向の見付け寸法を小さくし、その意匠性を一層向上させている。
また、当該ブラインド装置10では、収容ボックス26は、少なくともその正面が開閉可能な点検板38で構成されている。そこで、仕切り板42の上板46は、点検板38の前板38bと共に例えばブラケット48に対して連結ねじ50を用いて共締め固定されてもよい(図8参照)。図8に示す構成例では、点検板38の前板38b内面から室内側方向に向かって突出した取付片38cを連結ねじ50によって上板46と共に共締めしている。仕切り板42は、ブラケット48と同様な金具を介して点検板38に取付固定されてもよい。この構成では、点検板38の固定と仕切り板42の固定をまとめて行うことができ、作業性が向上する。しかも収容ボックス26の正面壁となる点検板38と仕切り板42とがねじ止め固定されることで、収容ボックス26内の空間34をより確実に室外側空間から閉塞することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 ブラインド装置、12 外壁、12a 開口部、12b 外壁面、14 窓装置、16 可動ルーバー部、18 窓枠、20 障子、22 枠体、22a 上枠、22b 下枠、22c,22d 縦枠、22e 中間枠、24 駆動機構部、24a 電動モータ、24b コントローラ、26 収容ボックス、28,29 レール部材、32 スラット、34 空間、38 点検板、42,43 仕切り板、44 ガイド部、46 上板、47 背面板、48 ブラケット、50,54 連結ねじ

Claims (9)

  1. 複数のスラットで構成された可動ルーバー部と、該可動ルーバー部を昇降させる駆動機構部と、下面側が開口し、少なくとも前記駆動機構部を収容する収容ボックスとを備えたブラインド装置であって、
    前記可動ルーバー部と前記駆動機構部との間を仕切る仕切り板を備えたことを特徴とするブラインド装置。
  2. 請求項1記載のブラインド装置において、
    前記駆動機構部は、前記収容ボックス内で少なくとも前記可動ルーバー部の上側となる空間に設けられており、
    前記仕切り板は、少なくとも前記可動ルーバー部の上側を仕切る上板を有することを特徴とするブラインド装置。
  3. 請求項2記載のブラインド装置において、
    前記駆動機構部は、前記収容ボックス内で前記可動ルーバー部の上側から背面側に亘る空間に設けられており、
    前記仕切り板は、前記上板と、前記可動ルーバー部の背面側を仕切る背面板とを有することを特徴とするブラインド装置。
  4. 請求項3記載のブラインド装置において、
    前記背面板は、前記可動ルーバー部と当該ブラインド装置が設置される建物の外壁又は躯体との間を塞ぐことを特徴とするブラインド装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラインド装置において、
    前記可動ルーバー部の左右端部を昇降可能にガイドするガイド部を有した一対のレール部材を備え、
    前記仕切り板は、一対のレール部材間に亘って設けられていることを特徴とするブラインド装置。
  6. 請求項5記載のブラインド装置において、
    前記仕切り板は、前記レール部材に対して取付固定されていることを特徴とするブラインド装置。
  7. 請求項5記載のブラインド装置において、
    前記レール部材の見付け面には、該レール部材と当該ブラインド装置が設置される建物の外壁又は躯体との間に介在する縦枠材が設けられており、
    前記仕切り板は、前記縦枠材に対して取付固定されていることを特徴とするブラインド装置。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラインド装置において、
    前記収容ボックスは、少なくともその正面が開閉可能な点検板で構成されており、
    前記仕切り板は、前記点検板に対して取付固定されていることを特徴とするブラインド装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のブラインド装置と、該ブラインド装置の室内側に設けられた窓装置とを備えることを特徴とする建具。
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