JP5747320B2 - ウィンドウ装置 - Google Patents
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図1は、本実施形態のウィンドウ装置の構成の概要を示す図である。この図の例では、「ウィンドウ装置」1は、住宅の開口部に設けられた「窓」51や「カーテン」52、「ブラインド」53を開閉させる「稼働装置」2と、稼働装置を収納する「収納ボックス」3とを少なくとも備えている。また、ウィンドウ装置の収納ボックスは、開口部の枠の少なくとも一部に沿って設けられており、稼働装置のモータ等の「動作部」21を収納する「第一区画」31と、前記稼働装置の制御回路等の「制御部」22を収納する「第二区画」32と、第一区画と第二区画を仕切る「仕切板」33とを有することを特徴とする。
本実施形態の「ウィンドウ装置」は、住宅の開口部に設けられた窓、戸、カーテン、ブラインド、スクリーン等の開閉部を開閉するための装置である。また、「ウィンドウ装置」は、「稼働装置」と、「収納ボックス」とを少なくとも備える。以下、稼働装置と収納ボックスの構成について説明する。
「稼働装置」は、住宅の開口部に設けられた「開閉部」を開閉させる装置である。また、「稼働装置」は、モータ等の「動作部」と、制御回路等の「制御部」と、から構成される。
図2は、本実施形態の稼働装置の制御部の具体的な構成の一例を示す図である。この図の例では、稼働装置の制御部は、「CPU」61、「RAM」62、「不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等)」63、「通信IF」64、「動作コントローラ」65、「センサIF」66、「システムバス」67などから構成される。なお、稼働装置の動作部は、動力生成手段、動作ガイド手段、動力伝達手段などから構成される。
図3は、上記稼働装置の動作処理の流れの一例を示す図である。この図では、CPUが操作入力機器(例えば遠隔制御装置)から通信IFを介して開閉命令信号を受信して、動作コントローラの制御を行う例を示している。なお、不揮発性メモリには命令識別子と対応する開閉部の動作を関連付けた命令動作テーブルが存在し、必要に応じてRAMに読み出される。
図4は、ホームコントローラを用いて複数の制御を管理する場合のシステム構成の一例を示す図である。この図の例では、「ホームコントローラ」0401は、「サブコントローラ」0402を介してブラインド・窓・シャッター・天窓・地窓の各「制御部」0403A〜0403Eに制御命令を送信し、各制御部は各「動作部」0404A〜0404Eを動作させる構成となっている。ここで、窓・ブラインド・シャッターはウィンドウ装置が設置される一の開口部に設けられた開閉部であるが、天窓・地窓は他の開口部に設けられた開閉部である。
図5は、上記ホームコントローラを用いたシステムの処理の流れの一例を示す図である。この図では、ホームコントローラの操作入力機器から各制御部に対する開閉・施錠制御命令を受信し、サブコントローラが対応する制御部に対して開閉・施錠制御命令を送信する。ここで、ホームコントローラ、サブコントローラ、各制御部は、CPU、RAM、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ等)、通信IF、システムバスなどから構成される。
本実施形態の「収納ボックス」は、住宅の開口部に設けられた開閉部を開閉させる稼働装置やウィンドウ機器の制御部を収納するものである。図1に示したように、「収納ボックス」3は、開口部の枠の少なくとも一部に沿って設けられ、「第一区画」31と、「第二区画」32と、「仕切板」33とを有する。当該収納ボックスは、ビスやネジ等の固定部材により住宅の壁などに固定する構成や、天井に埋め込む構成が考えられる。なお、収納ボックスの材質としては種々のものが考えられ、木、プラスチック、金属等のいずれを用いてもよい。なお、収納ボックスは、カーテンボックス型とすることが好ましい。また、収納ボックスには、開口部周辺にある住宅設備機器の制御信号の経由地となる通信ハブが備えられていることが好ましい。
ウィンドウ装置は、上記の「収納ボックス」3とは別に、開口部の枠の少なくとも一部に沿って設けられ、配線を収納する区画を有する「配線ボックス」4をさらに備える構成も考えられる。当該配線ボックスは、ビスやネジ等の固定部材により住宅の壁などに固定する。なお、配線ボックスの材質としては種々のものが考えられ、木、プラスチック、金属等のいずれを用いてもよい。
本実施形態で説明したウィンドウ装置を備える住宅は、開閉部を開閉させる稼働装置の動作部や制御部を収納ボックス内に収納することが可能である。また、他の開口部の開閉部を開閉させる稼働装置の制御部やセンサ等の制御部をあわせて収納ボックス内に収納することが可能である。このため、住宅において複数の動作部や制御部を一か所にまとめることができ、これらの機器のメンテナンスをより容易に行うことが可能になる(以下の実施形態についても同様である)。
本実施形態の構成をとる本発明により、窓などの開閉部を開閉させる稼働装置のモータ等の動作部と、稼働装置の制御回路等の制御部をウィンドウ装置の収納ボックスに集約することができ、動作部や制御部の機器のメンテナンスや、制御部の電気線やLANなどの配線管理が容易になる。
図7(側断面図)及び図8(内部正面図)は、本実施形態のウィンドウ装置が備える収納ボックスの一例を示す図である。この図に示すように、本実施形態のウィンドウ装置は、基本的に実施形態1の構成と同様であるが、「収納ボックス」3が前記稼働装置の「制御部」22の全部または一部を着脱自在にする「着脱手段」37を有することを特徴とする。
図7及び図8の例では、着脱手段は、「制御部取付板」37Aと、制御部取付板を「仕切板」33及び「上面板」35に着脱自在に組み込むための「制御部取付板用ミゾ」37Bにより実現される。当該制御部取付板には、制御部の全部または一部をネジや金具などの部材を用いて取り付ける。
本実施形態のウィンドウ装置は、実施形態1で説明した効果に加えて、稼働装置の制御部の全部又は一部を着脱手段によって容易に取り外しができるため、稼働装置の制御部のメンテナンスをより容易に行うことが可能になる。
図11(側断面図)及び図12(内部正面図)は、本実施形態のウィンドウ装置が備える収納ボックスの一例を示す図である。本実施形態のウィンドウ装置は、基本的に実施形態1、2の構成と同様であるが、収納ボックスは第二区画に「照明手段」39Aを備え、収納ボックスの仕切板は「照明明り取り用開口」39Bを備えることを特徴とする。
図11及び図12の例では、「照明手段」39Aは実施形態2で説明した「配線収納部取付板」38Aの前面に取り付けられており、配線収納部取付板は照明取付板としての機能も兼ね備える。また、「照明明り取り用開口」39Bは、照明手段の下方に設けられており、照明手段からの明かりを第一区画にて得ることが可能である。
本実施形態のウィンドウ装置により、実施形態1などで説明した効果に加え、第一区画及び第二区画の点検・修理時等の作業が行いやすくなり、ウィンドウ装置付近の領域を間接照明にて照らすことが可能になる。
図13(側断面図)及び図14(平面図)は、本実施形態のウィンドウ装置が備える収納ボックスの一例を示す図である。本実施形態のウィンドウ装置は、基本的に実施形態1から3で説明したウィンドウ装置の構成と同様であるが、ウィンドウ装置の「収納ボックス」3は内部で発生する熱を逃すための「放熱口」40を備えることを特徴とする。
図13及び図14の例では、収納ボックスの「上面板」35の長手方向に沿って長方形の「放熱口」40が設けられている。このように、放熱口を設けることによって、ウィンドウ装置の内部機器によって発生する熱を外部に逃すことが可能になり、内部機器が熱によって故障してしまう事態を抑制することが可能になる。
本実施形態のウィンドウ装置では、実施形態1などで説明した効果に加えて、ウィンドウ装置内部の熱を外部に逃しやすくなり、内部機器の熱による故障を抑制することが可能になる。
Claims (5)
- 住宅の開口部に設けられた窓、戸、カーテン、ブラインド、スクリーン、シャッター、網戸等の開閉部を開閉するためのウィンドウ装置であって、この開閉部を開閉させる稼働装置と、前記稼働装置を収納する収納ボックスと、配線を収納する区画を有する配線ボックスとを少なくとも備え、
開口部は、四角に形成され、
前記収納ボックスと前記配線ボックスは、全体として門型の形状となっており、
前記収納ボックスは、四角に形成された開口部の上の枠に沿って設けられ、前記稼働装置のモータ等の動作部を収納する第一区画と、前記稼働装置の制御回路等の制御部を収納する第二区画と、第一区画と第二区画を仕切る仕切板とを有し、
第一区画は、前記収納ボックスの下側に設けられ、
第二区画は、前記収納ボックスの上側に設けられ
前記配線ボックスは、前記収納ボックスとは別に、開口部の横側の枠に沿って設けられ、
前記配線ボックス内に収納される配線は、電気線やLAN配線であって、前記収納ボックスの第二区画にある前記稼働装置の制御部につながっている
ウィンドウ装置。 - 前記収納ボックスは、前記開閉部を開閉させる稼働装置以外の制御部を第二区画にあわせて収納可能な請求項1に記載のウィンドウ装置。
- 前記収納ボックスは第二区画に照明手段を備え、
前記収納ボックスの仕切板は照明明り取り用開口を備える請求項1又は2に記載のウィンドウ装置。 - 前記収納ボックスは内部で発生する熱を逃すための放熱口を備える請求項1から3のいずれか一に記載のウィンドウ装置。
- 前記収納ボックスには、開口部周辺にある住宅設備機器の制御信号の経由地となる通信ハブが備えられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載のウィンドウ装置。
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