JP6885723B2 - シャッター - Google Patents

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本発明は、シャッターに関する。
従来、シャッターカーテンに風などの外力が作用することによってシャッターカーテンがガイドレールから外れることを抑制するためのシャッターが普及している。このようなシャッターは、例えば、躯体に固定された下地枠に設けられたレール引掛片と、下地枠に設けられたレール取り付け片と、ガイドレールに設けられた嵌合片であって下地枠のレール引掛片と嵌合する嵌合片と、ガイドレールに設けられたネジ止め片であって、下地枠のレール取り付け片に対して一定間隔ごとにネジで固定されるネジ止め片とを備えている。(例えば、特許文献1参照)。このような構成により、シャッターカーテンが建物の屋外側に向けて変形するように、外力がシャッターカーテンに作用した場合に、ガイドレールが建物の屋外側に向けて移動することを制限できるので、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを抑制できる。
特開2000−314281号公報
ここで、上記従来のシャッターにおいては、上述したように、下地枠のレール引掛片とガイドレールの嵌合片との嵌合接続と、下地枠のレール取り付け片とガイドレールのネジ止め片のネジ止め接続とによって、ガイドレールが下地枠に対して接続されているに過ぎなかったので、断続的に設けられたネジに負荷が比較的かかりやすい構成となっていた。このため、例えば、設計上想定される外力の大きさを従来よりもさらに引き上げようとした場合に、ネジに過大な負荷がかかることでガイドレールと下地枠との接続を維持することが困難になることから、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを抑制することが難しくなる可能性があった。
本発明は、上記従来技術における課題を解決するためのものであって、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを抑制することが可能となる、シャッターを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載のシャッターは、建物の壁の開口部に設けられた枠体と、前記開口部の開閉を行うためのシャッターカーテンと、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部に設けられた座板と、前記枠体を構成する枠材であって前記開口部の開閉方向に沿うように設けられた枠材に対して接続部品を介して取り付けられたガイドレールであり、前記シャッターカーテンにおいて相互に対向する一対の端部の各々を案内するガイドレールと、を備えたシャッターであり、前記シャッターカーテンによって前記開口部が全閉した状態において、前記シャッターカーテンに外力が作用することによって前記シャッターカーテンが前記ガイドレールから外れることを防止するためのシャッターであって、前記枠材は、前記壁に取り付けられた枠材本体と、第1枠材側接続片と、第2枠材側接続片と、を備え、前記ガイドレールは、前記シャッターカーテンの前記一対の端部のいずれか一方を収容するガイドレール本体と、第1ガイドレール側接続片と、第2ガイドレール側接続片と、を備え、前記外力によって前記シャッターカーテンが前記建物の屋外側に向けて変形することに伴って、前記ガイドレールが前記建物の屋外側に向けて移動することを制限するための移動制限手段を備え、前記移動制限手段は、前記第1枠材側接続片及び前記第1ガイドレール側接続片の各々に設けられた第1移動制限手段と、前記第2枠材側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片の各々に設けられた第2移動制限手段であり、前記第1移動制限手段よりも前記シャッターカーテンの幅方向の内側に位置する第2移動制限手段と、を備え、前記第2枠材側接続片と前記第2ガイドレール側接続片とを前記接続部品を介して接続し、前記第1移動制限手段及び前記第2移動制限手段を、同一直線上において前記幅方向に略沿うように配置し、前記第2移動制限手段は、前記第2枠材側接続片のうち前記第2ガイドレール側接続片における前記幅方向の内側の側面と対向する部分に形成された第2凸部であり、前記幅方向の外側に向けて突出する第2凸部と、前記第2ガイドレール側接続片に形成された第2凹部であり、前記第2凸部と嵌合可能な第2凹部と、を備え、前記第2ガイドレール側接続片の基端部の厚さを前記第2ガイドレール側接続片の最大厚の略半分にすることのみにより、前記第2凹部を形成し、前記第2凸部の先端面が前記第2ガイドレール側接続片における幅方向の略中央位置に位置するように、前記第2凸部及び前記第2凹部を形成し、前記外力によって前記シャッターカーテンが前記建物の屋外側に向けて変形することに伴って、前記座板が前記建物の屋外側に向けて移動することを制限するための第3移動制限手段を備え、前記第3移動制限手段は、前記枠体を構成する水切り板であって、前記枠材の閉鎖方向側の端部と接続された水切り板の水切り板本体に設けられる被係止手段と、前記座板に設けられる係止手段であって、前記被係止手段に対して係脱自在に係止する係止手段と、前記水切り板本体に設けられる回転制限手段であって、前記座板が所定角度以上に前記建物の屋外側に回転することを制限するための回転制限手段と、を備え、前記係止手段における前記被係止手段との接触面を、上下方向に対して傾斜状に形成した。
請求項2に記載のシャッターは、請求項1に記載のシャッターにおいて、前記第1ガイドレール側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片を、前記シャッターカーテンよりも前記幅方向の外側に設けた。
請求項3に記載のシャッターは、請求項2に記載のシャッターにおいて、前記ガイドレール本体は、本体枠部と、前記本体枠部よりも前記幅方向の外側に位置する外枠部と、を備え、前記第1ガイドレール側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片を、前記外枠部の前記枠材側の端部に設けた。
請求項4に記載のシャッターは、請求項1から3のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、第1枠材側接続片を、前記枠材本体から前記建物の屋外側に向けて張り出し、第2枠材側接続片を、前記枠材本体から前記幅方向の内側に向けて張り出し、前記第1ガイドレール側接続片を、前記ガイドレール本体から前記建物の屋内側に向けて張り出し、前記第2ガイドレール側接続片を、前記第1ガイドレール側接続片よりも前記幅方向の内側に設け、且つ前記ガイドレール本体から前記建物の屋内側に向けて張り出し、前記第1移動制限手段は、前記第1枠材側接続片に形成された第1凸部であり、前記幅方向の外側に向けて突出する第1凸部と、前記第1ガイドレール側接続片に形成された第1凹部であり、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部と、を備えた。
請求項1に記載のシャッターによれば、移動制限手段が、第1枠材側接続片及び第1ガイドレール側接続片の各々に設けられた第1移動制限手段と、第2枠材側接続片及び第2ガイドレール側接続片の各々に設けられた第2移動制限手段であり、第1移動制限手段よりもシャッターカーテンの幅方向の内側に位置する第2移動制限手段と、を備え、第2枠材側接続片と第2ガイドレール側接続片とを接続部品を介して接続したので、全閉状態においてシャッターカーテンに外力が作用した場合に、第1移動制限手段及び第2移動制限手段によって、接続部品にかかる負荷を低減させることができる。よって、従来技術(レール引掛片と嵌合片との嵌合接続と、レール取り付け片とネジ止め片とのネジ止め接続(断続的な接続)とによって、ガイドレールを下地枠に対して接続する技術)に比べて、ガイドレールと枠材との接続を維持できるため、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止できる。特に、第1移動制限手段及び第2移動制限手段を、同一直線上において幅方向に略沿うように配置しているので、第1移動制限手段及び第2移動制限手段にかかる負荷を同時且つ均等にかけることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを一層防止できる。また、第1移動制限手段及び第2移動制限手段を非同一直線上に配置した場合に比べて、第1移動制限手段及び第2移動制限手段の設置位置がずれることを抑制できる。よって、枠材とガイドレールとの取り付けを正確且つ容易に行うことができ(特に、第1移動制限手段及び第2移動制限手段の取り合いを正確に行うことができる)、シャッターの設置性を向上させることが可能となる。
また、第2凸部の先端面が第2ガイドレール側接続片における幅方向の略中央位置に位置するように、第2凸部及び第2凹部を形成したので、接続部品の力点(挿通部分の中央部)と第2凸部の力点(第2凸部の先端部)とを同一直線上において外力が作用する方向に沿うように位置させることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを一層防止できる。
請求項2に記載のシャッターによれば、第1ガイドレール側接続片及び第2ガイドレール側接続片を、シャッターカーテンよりも幅方向の外側に設けたので、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止するために必要な強度を確保しながら、シャッターの構成部材の取り合いに必要なスペースを確保でき、設計の自由度を向上させることが可能となる。
請求項3に記載のシャッターによれば、ガイドレール本体が、本体枠部と、本体枠部よりも幅方向の外側に位置する外枠部と、を備え、第1ガイドレール側接続片及び第2ガイドレール側接続片を、外枠部の枠材側の端部に設けたので、ガイドレール本体が外枠部を有することで、第1ガイドレール側接続片及び第2ガイドレール側接続片がシャッターカーテンよりも幅方向の外側に位置する場合でも、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止するために必要な強度を確保でき、設計の自由度を一層向上させることが可能となる。
請求項4に記載のシャッターによれば、第1移動制限手段が、第1枠材側接続片に形成された第1凸部であり、幅方向の外側に向けて突出する第1凸部と、第1ガイドレール側接続片に形成された第1凹部であり、第1凸部と嵌合可能な第1凹部と、を備え、第2移動制限手段が、第2枠材側接続片のうち第2ガイドレール側接続片における幅方向の内側の側面と対向する部分に形成された第2凸部であり、幅方向の外側に向けて突出する第2凸部と、第2ガイドレール側接続片に形成された第2凹部であり、第2凸部と嵌合可能な第2凹部と、を備えたので、第2凸部の有無にかかわらずガイドレールを枠材に取り付けることができる。よって、例えば、第2凸部を有しない既存の縦枠に取り付けるガイドレールを交換する場合に、第2凹部を有しない既存のガイドレールに代えて、第2凹部を有するガイドレールを取り付けることができるため、縦枠に対するガイドレールの取付の汎用性を高めることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るシャッターを示す正面図である。 図1のシャッターのA−A矢視断面図である。 図2の下方領域の拡大図である。 図1のB−B矢視断面図である。 図4の第1移動制限部及び第2移動制限部の近傍領域を示す図である。 縦枠を示す平面図である。 ガイドレールを示す平面図である。 全閉状態において、シャッターカーテンに外力が作用する状況を示す図であって、図3における座板の近傍領域を示す図であり、(a)は外力が作用する前の図であり、(b)は外力が作用した後の図である。 第1移動制限部及び第2移動制限部の変形例を示す平面図である。 第1移動制限部及び第2移動制限部のその他の変形例を示す平面図である。 第1移動制限部及び第2移動制限部のその他の変形例を示す平面図である。 第1移動制限部及び第2移動制限部のその他の変形例を示す平面図である。 実施の形態2に係るシャッターカーテンの第1脱落防止構造を示す図であって、図4に対応する領域を示す図である。 縦枠を示す平面図である。 ガイドレールを示す平面図である。 第3移動制限部の変形例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るシャッターの実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、シャッターカーテンによって建物の壁の開口部が全閉した全閉状態において、シャッターカーテンに外力が作用することによってシャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止するためのシャッターに関するものである。
ここで、「建物」とは、その具体的な構造や種類は任意であるが、例えば、戸建て住宅、アパートやマンションの如き集合住宅、オフィスビル、商業施設、及び公共施設等を含む概念である。また、「建物の壁の開口部」とは、建物の躯体の一部分(例えば、壁等)において出入口や窓を設置するために形成された開口部である。また、シャッターカーテン及びガイドレールを備えるシャッターは、防犯や防火のために、建物の壁の開口部に取り付けられる装置であり、例えば、窓シャッター等のシャッターカーテンを電動又は手動で駆動可能な全ての形式のシャッターを含む概念である。また、シャッターの開閉方向については、例えば上下方向、左右方向等が該当する。また「シャッターカーテンの状態」とは、例えば、全閉状態と、シャッターカーテンによって建物の壁の開口部を全開した「全開状態」と、当該開口部の一部を開いて、当該開口部の他の一部を閉じている「半開状態」とを含む概念である。また、「外力」とは、例えば、風や人等の力であって、シャッターカーテンを建物の屋外側に向けて作用する力等が該当する。以下、実施の形態1では、シャッターが、戸建て住宅の如き建物の壁であって窓を有する壁に設けられた上下開閉式且つ電動式の窓シャッターである場合について説明し、実施の形態2では、上記窓を有する壁に配置された上下開閉式且つ手動式の窓シャッターである場合について説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
〔実施の形態1〕
まず、実施の形態1に係るシャッターについて説明する。この実施の形態1は、シャッターを上下開閉式且つ電動式の窓シャッターに適用した形態である。
(構成)
最初に、実施の形態1に係るシャッターの構成について説明する。以下の説明では、図1のX方向をシャッターの左右方向又は幅方向(−X方向をシャッターの左方向、+X方向をシャッターの右方向)、図2のY方向をシャッターの前後方向(+Y方向をシャッターの前方向(建物の屋外側の方向)、−Y方向をシャッターの後方向(建物の屋内側の方向))、図1のZ方向をシャッターの上下方向(+Z方向をシャッターの上方向、−Z方向をシャッターの下方向)と称する。
図1、図2に示すように、シャッター1は、枠体10、シャッター収納部20、シャッターカーテン30、開閉機(図示省略)、及び巻取軸35を備えて構成されている。このシャッター1は、上述のように窓シャッターであって、図1に示すように、建物の壁2の開口部3には窓が設けられており、この開閉式の窓の屋外側にシャッターカーテン30が設けられている。このため、シャッターカーテン30は、建物の壁2の開口部3を、当該開口部3の開口面内ではなく当該開口部3の開口面よりも屋外側において開閉することになるが、このような開閉であっても、建物の壁2の開口部3を介した人や物の出入りを制限するための開閉を行う点において同様であるため、「建物の壁2の開口部3を開閉する」ものとして説明する。ただし、窓には公知の開閉式のサッシ窓等を採用することができるので、その説明は省略する。なお、後述するシャッター1を構成する各種部材同士の取付方法(又は接続方法)については任意であるが、例えば、取付側の部材又は取付相手側の部材に形成された取付孔(例えば、リベット孔、ネジ孔、ビス孔等)を介して、取付側の部材を取付相手側の部材に対して固定具(例えば、リベット、取付ネジ、ビス等)によって取り付ける(又は接続する)方法が採用されている。ただし、これに限られず、例えば、取付相手側の部材の一部をかしめることにより、取付側の部材を取付相手側の部材に対して取り付ける(又は接続する)方法が採用されてもよい。
(構成−枠体)
枠体10は、建物の壁2の開口部3に設けられるものである。この枠体10は、複数の枠材を相互に組み合わせることによって構成されており、具体的には、図1、図4に示すように、複数の枠材は、左縦枠11、右縦枠(図示省略)、及び水切り板12から構成されている。そして、これら左縦枠11、右縦枠、及び水切り板12は、それぞれ建物の壁2の開口部3の周縁における建物の壁2の外面に公知の方法で直接的に固定されている。なお、これら左縦枠11、右縦枠を特に区別する必要のないときは、単に「縦枠13」と総称する。また、縦枠13及び水切り板12の構成の詳細については、後述する。
図1、図2に戻り、左縦枠11と右縦枠の各々には、ガイドレール14が設けられている。ガイドレール14は、シャッターカーテン30を建物の壁2の開口部3の開閉方向(すなわち、上下方向)に沿って移動するように案内するものである。このガイドレール14は、長尺な板状体であり、左縦枠11(又は右縦枠)の上下方向の略全長にわたって形成されている。そして、このガイドレール14は、左縦枠11、右縦枠の前面において、当該ガイドレール14の上下方向(長手方向)が左縦枠11と右縦枠の各々の上下方向(長手方向)に略沿う方向で配置され、左縦枠11又は右縦枠に対して固定具等によって固定されている。また、図2に示すように、ガイドレール14の閉鎖方向側の端部(下端部)には、当該端部をカバーするためのレールキャップ15が設けられている。なお、このガイドレール14の構成の詳細については、後述する。
(構成−シャッター収納部)
シャッター収納部20は、シャッター1の各部を収納するための中空体であり、建物の壁2の開口部3の上端近傍位置に取り付けられている。このシャッター収納部20の内部には、開閉機と、巻取軸35とが収納されている。また、巻取軸35にてシャッターカーテン30が巻き取られた状態では、シャッターカーテン30の少なくとも一部も、シャッター収納部20の内部に収納される。また、このシャッター収納部20の形成方法については任意であるが、例えば、折り曲げ成形された複数のスチール製の板状体を固定具によって相互に接続して形成している。
(構成−シャッターカーテン)
シャッターカーテン30は、巻取軸35によって巻き取り又は巻き出されることで、全閉状態、全開状態、又は半開状態とする遮蔽手段である。図2、図3に示すように、このシャッターカーテン30は、複数のスチール製のスラット30a(あるいは、アルミニウム製スラット30a、又はこれらを組み合わせたスラット30a)を備えて構成されており、各スラット30aの上下の両端部には嵌合部30bが設けられている。この嵌合部30bは、複数のスラット30aを相互に嵌合接続するために各スラット30aの上下の両端部に設けられたもので、当該両端部を屈曲させることによって形成されている。また、このシャッターカーテン30の幅方向(左右方向。以下、「幅方向」と称する)の両端部の各々(すなわち、シャッターカーテン30において相互に対向する一対の端部の各々)は、後述するガイドレール14の開放端部14aを介してガイドレール14の内部(図4では、後述する本体枠部95)に挿入されており、開閉方向(上下方向)においてはガイドレール14の内部をスライド移動可能であり、かつ、前後方向においてはガイドレール14の外部に脱落しないように規制されている。
図2、図3に戻り、シャッターカーテン30の閉鎖方向側の端部(下端部)には、座板31が設けられている。座板31は、全閉状態において枠体10の水切り板12と近接し、又は接触するように設けられたものであり、例えばアルミニウム(又はスチール)等にて形成された板状体であり、シャッターカーテン30の下端部の幅方向(左右方向)の略全長にわたって形成されている。また、この座板31の上端部には嵌合部32が設けられており、この嵌合部32をシャッターカーテン30の最下方のスラット30aにおける下端部の嵌合部30bに嵌合させることにより、座板31がシャッターカーテン30に取り付けられている。なお、この座板31の構成の詳細については、後述する。
また、図2、図3に示すように、この座板31には、施錠装置40及びストッパ50が設けられている。施錠装置40は、シャッターカーテン30を施錠するための施錠手段である。この施錠装置40は、後述する座板31の一対の取付片64、65の相互間に取付けられており、樹脂材にて形成された筐体の中に、幅方向(左右方向)に沿って配置されたスチール製の一対のラッチバー(図示省略)と、このラッチバーの幅方向(左右方向)の外端に設けられたラッチ41と、施錠装置40を操作するための操作レバー(図示省略)とを設けて構成されている。そして、ユーザが操作レバーを介して所定操作を行うことにより、ラッチ41をガイドレール14の内部のラッチ受け部(図示省略)に係止させることで、シャッターカーテン30を施錠することできる。ストッパ50は、シャッター収納部20に当接してシャッターカーテン30の上昇を規制する規制手段であり、例えば樹脂材等にて形成されており、座板31の幅方向(左右方向)の両端部の各々の近傍位置に設けられ、座板31に対して固定具を介して固定されている。
(構成−開閉機)
開閉機は、巻取軸35を回転駆動することによって電動でシャッターカーテン30を昇降させる昇降手段であり、操作スイッチ若しくはリモコン(図示せず)を介して操作される。
(構成−巻取軸)
巻取軸35は、シャッターカーテン30を巻き取り又は巻き出すための回動軸である。この巻取軸35は、例えば公知の巻取軸等を用いて構成されており、図2に示すように、幅方向(左右方向)に沿って設けられ、シャッター収納部20に対して固定具等を介して回動可能に接続されている。また、この巻取軸35には、シャッターカーテン30の上端に連結された連結スラット(図示省略)が接続されており、この巻取軸35を回転させることで、連結スラットを介してシャッターカーテン30を巻き取り又は巻き出すことができる。
(構成−座板の構成の詳細)
次に、シャッターカーテン30の座板31の構成の詳細について説明する。ただし、座板31は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。図3に示すように、座板31は、本体片60、第1突出片61、第2突出片62、接続片63、及び取付片64、65を備えて構成されている。
本体片60は、座板31の基本構造体であり、シャッターカーテン30の幅方向(左右方向)の全長にわたって形成されており、開閉方向(上下方向)に略沿うように設けられている。第1突出片61は、本体片60の下端部からシャッターカーテン30の閉鎖方向(下方向)に向けて突出するように設けられた側片であり、シャッターカーテン30の幅方向(左右方向)の全長にわたって形成されている。また、この第1突出片61の先端部(下端部)及びその近傍部分は、建物の屋内側に向けて折り返すように形成されており、当該折り返された部分がガイドレール14の内部に挿入されている。これにより、座板31が前後方向に向けて揺れることを抑制できる。第2突出片62は、シャッターカーテン30の閉鎖方向(すなわち、下方向)に向けて突出するように設けられた側片であり、第1突出片61よりも建物の屋内側に配置されている。接続片63は、第1突出片61と第2突出片62とを接続するための側片であり、第1突出片61の上端部から第2突出片62の上端部に至るように形成されている。取付片64、65は、施錠装置40のラッチバーを挟持することで座板31に取り付けるための側片であり、本体片60から建物の屋内側に向けて張り出すようにそれぞれ設けられている。
このように構成された座板31は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、アルミニウムの押し出し成形することにより製造することができる(なお、座板31がスチール製の場合には、スチールを折り曲げ成形することにより製造してもよい)。
(構成−水切り板の構成の詳細)
次に、枠体10の水切り板12の構成の詳細について説明する。ただし、水切り板12は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。水切り板12は、座板31の少なくとも一部を覆うカバー片であり、図2、図3に示すように、水切り板本体70及び立ち上げ片71を備えている。
(構成−水切り板の構成の詳細−水切り板本体)
水切り板本体70は、水切り板12の基本構造体である。この水切り板本体70は、左縦枠11から右縦枠に至る範囲にわたって形成されており、建物の壁2の開口部3の周縁下方から建物の屋外側に向けて張り出すように設けられており、具体的には、図2、図3に示すように、水切り板本体70を水切り面として機能させるために、建物の屋内側から建物の屋外側に向かうにしたがって下方に傾斜するように設けられている。
また、図2、図3に示すように、この水切り板本体70における建物の屋外側の端部(前端部)及びその近傍部分には、溝部72が形成されている。溝部72は、全閉状態において座板31の第2突出片62を建物の屋外側から覆うためのものである。この溝部72は、Y−Z平面に沿った断面形状が下方に向けて突出するU字状に形成されており、図3に示すように、建物の屋外側に位置する第1溝側片72aと、建物の屋外側に位置する第2溝側片72bと、第1溝側片72aと第2溝側片72bとの相互間に位置する第3溝側片72c(溝部72の底部分に相当)とを備えている。このうち、第1溝側片72aは、座板31の第2突出片62よりも建物の屋内側に位置すると共に、第2溝側片72bは、第2突出片62よりも建物の屋外側に位置するように、溝部72が配置されている。また、図4に示すように、第2溝側片72b及び第3溝側片72cの各々における幅方向(左右方向)の端部及びその近傍部分には、水切り板本体70と後述する縦枠13の第2枠材側接続片82とが当接しないように、切欠部72dが形成されている。
(構成−水切り板の構成の詳細−立ち上げ片)
図2、図3に戻り、立ち上げ片71は、建物の屋内側に水が侵入することを抑制するための側片であり、水切り板本体70における建物の屋内側の端部から上方に向けて張り出すように形成されている。
このように構成された水切り板12は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、アルミニウムの押し出し成形により製造することができる。
(構成−縦枠の構成の詳細)
次に、枠体10の縦枠13の構成の詳細について説明する。ただし、縦枠13は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。縦枠13は、水切り板12とガイドレール14とを支持する支持手段であり、図4、図6に示すように、枠材本体80、第1枠材側接続片81、第2枠材側接続片82、及び枠材側取付片85を備えて構成されている。
(構成−縦枠の構成の詳細−枠材本体)
枠材本体80は、縦枠13の基本構造体であり、水切り板12の幅方向(左右方向)の各端部において、建物の壁2の開口部3の周縁から建物の屋外側に向けて張り出すように設けられており、当該枠材本体80に形成された取付孔(図示省略)及び水切り板本体70に形成された図2の取付孔73を介して当該水切り板本体70に対して固定具によって接続されている。
(構成−縦枠の構成の詳細−第1枠材側接続片)
第1枠材側接続片81は、縦枠13とガイドレール14とを接続するための側片である。この第1枠材側接続片81は、縦枠13の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、図4、図6に示すように、枠材本体80(図4、図6では、枠材本体80における建物の屋外側の端部)から建物の屋外側に向けて張り出すように設けられている。また、この第1枠材側接続片81の先端部及びその近傍部分は、幅方向の内側に向けて窪んだ凹状に形成されている。
(構成−縦枠の構成の詳細−第2枠材側接続片)
第2枠材側接続片82は、縦枠13とガイドレール14とを接続するための側片である。この第2枠材側接続片82は、縦枠13の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、図4、図6に示すように、枠材本体80(図4、図6では、枠材本体80の部分のうち建物の屋外側の端部よりも建物の屋内側に位置する部分)から幅方向(左右方向)の内側に向けて張り出すように設けられている。また、この第2枠材側接続片82は、図4、図6に示すように、枠材本体80よりも幅方向の内側に位置する本体片82aであって、後述する第2ガイドレール側接続片92における幅方向の内側の側面と対向する部分に設けられた本体片82aと、本体片82aと枠材本体80とを連結するための連結片82bとを備えている。
(構成−縦枠の構成の詳細−枠材側取付片)
枠材側取付片85は、縦枠13を建物の壁2に対して取り付けるための側片である。この枠材側取付片85は、縦枠13の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、図4、図6に示すように、枠材本体80における建物の屋内側の端部から幅方向(左右方向)の外側に向けて張り出すように設けられている。また、枠材側取付片85を建物の壁2に対して固定する方法については任意であるが、例えば、枠材側取付片85に形成された取付孔(図示省略)及び建物の壁2に形成された取付孔(図示省略)を介して固定具によって固定している。
このように構成された縦枠13は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、アルミニウムの押し出し成形により製造することができる。
(構成−ガイドレールの構成の詳細)
図4に戻り、次に、ガイドレール14の構成の詳細について説明する。ただし、ガイドレール14は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。ガイドレール14は、図4、図7に示すように、ガイドレール本体90、第1ガイドレール側接続片91、第2ガイドレール側接続片92、補強部材93、及び防振部材94を備えて構成されている。
(構成−ガイドレールの構成の詳細−ガイドレール本体)
ガイドレール本体90は、シャッターカーテン30における相互に対向する一対の端部(図4、図7では、シャッターカーテン30の左端部又は右端部)のいずれか一方を収容するものであり、図4、図7に示すように、本体枠部95及び外枠部96を備えて構成されている。
本体枠部95は、ガイドレール本体90の基本構造体であり、ガイドレール14の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されている。また、この本体枠部95は、X−Y平面に沿った断面形状が略コ字状に形成された板状体であり、具体的には、図4、図7に示すように、建物の屋外側に位置する第1本体枠側片95aと、建物の屋内側に位置する第2本体枠側片95bと、第1本体枠側片95aにおける幅方向の外側の端部と第2本体枠側片95bにおける幅方向の外側の端部とを接続する第3本体枠側片95cとを備えている。なお、本体枠部95における幅方向の内側の端部が開放されていることから、以下では、この端部を「ガイドレール14の開放端部14a」と称する。
外枠部96は、本体枠部95よりも幅方向の外側に位置する枠部であり、ガイドレール14の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されている。また、この外枠部96は、図4、図7に示すように、第2本体枠側片95bから幅方向の外側に向けて張り出された第1外枠側片96aと、第3本体枠側片95cから幅方向の外側に向けて張り出された第2外枠側片96bであって、当該第2外枠側片96bの先端部が第1外枠側片96aと接続されている第2外枠側片96bとを備えている。このような構成により、第1外枠側片96a、第2外枠側片96b、及び第3本体枠側片95cによって囲繞された空間を形成できるので、シャッター1の構成部材の取り合いに必要なスペース(一例として、建物の壁2の開口部3の上方に設けられたチェーンであって、開閉機と巻取軸35とを接続するチェーン(図示省略)を収容するためのスペース)を確保することが可能となる。
(構成−ガイドレールの構成の詳細−第1ガイドレール側接続片)
第1ガイドレール側接続片91は、縦枠13とガイドレールとを接続するための側片である。この第1ガイドレール側接続片91は、ガイドレール14の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、図4、図7に示すように、ガイドレール本体90から建物の屋内側に向けて張り出すように設けられている。
(構成−ガイドレールの構成の詳細−第2ガイドレール側接続片)
第2ガイドレール側接続片92は、縦枠13とガイドレール14とを接続するための側片である。この第2ガイドレール側接続片92は、ガイドレール14の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、図4、図7に示すように、第1ガイドレール側接続片91よりも幅方向の内側に設け、且つガイドレール本体90から建物の屋内側に向けて張り出すように設けられている。
(構成−ガイドレールの構成の詳細−補強部材)
図4に戻り、補強部材93は、ガイドレール14を補強するための部材であり、ガイドレール14の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されている。また、この補強部材93は、X−Y平面に沿った断面形状が略コ字状となるように形成されたスチール製の長尺体であり、具体的には、図4に示すように、第1本体枠側片95aと対向する第1補強片93aと、第2本体枠側片95bと対向する第2補強片93bと、第3本体枠側片95cと対向する第3補強片93cとを備えている。また、この補強部材93は、本体枠部95の内部において本体枠部95と当接するように(又は近接するように)設けられており、第2本体枠側片95b及び第2補強片93bの各々に形成された複数の取付孔(図示省略)を介してガイドレール14に対して固定具によって接続されている。このような構成により、火災の熱によってガイドレール本体90が溶融した場合でも、ガイドレール本体90に代わってガイドレール14の形状を維持することができ、シャッターカーテン30がガイドレール14から脱落することを防止できる。
(構成−ガイドレールの構成の詳細−防振部材)
防振部材94は、シャッターカーテン30の揺れを抑制するための部材であり、例えば防振ゴム等の公知の防振部材等を用いて構成されており、ガイドレール14の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されている。また、この防振部材94は、第1本体枠側片95a及び第2本体枠側片95bの各々における幅方向の内側の端部に設けられており、具体的には、図4に示すように、シャッターカーテン30と当接するように配置され、第1本体枠側片95a又は第2本体枠側片95bに対して嵌合構造又は固定具等によって接続されている。このような防振部材94によって、シャッターカーテン30の揺れを抑制できるので、当該揺れに伴ってシャッターカーテン30又は座板31がガイドレール14の開放端部14aと接触することで、ガイドレール14又は座板31が損傷することを抑制できると共に、当該接触時の音の大きさを低減できる。
このように構成されたガイドレール14は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、アルミニウムの押し出し成形によりガイドレール本体90を形成し、その後に補強部材93及び防振部材94をガイドレール本体90に対して固定具等により接続することにより製造することができる。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造)
次に、シャッターカーテン30の脱落防止構造について説明する。このシャッター1は、全閉状態において、シャッターカーテン30に外力が作用することによってシャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するための脱落防止構造を備えている。この脱落防止構造は、第1脱落防止構造及び第2脱落防止構造を備えている。以下では、これら各脱落防止構造について順次説明する。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造−第1脱落防止構造)
最初に、第1脱落防止構造について説明する。シャッターカーテン30に外力が作用することでガイドレール14が縦枠13から外れることにより、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するための脱落防止構造として、図4から図7に示すように、接続部品100、第1移動制限部110、及び第2移動制限部120を備えている。なお、上述した「第1移動制限部110」及び「第2移動制限部120」は、特許請求の範囲における「移動制限手段」に対応する。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造−第1脱落防止構造−接続部品)
接続部品100は、縦枠13とガイドレール14とを接続すると共に、ガイドレール14が建物の屋外側に向けて移動することを制限するための部品であり、例えばネジやビス等の公知の接続部品等によって構成されている。また、接続部品100を介して縦枠13とガイドレール14とを接続する方法については任意であるが、実施の形態1では、図4、図5に示すように、第2枠材側接続片82及び第2ガイドレール側接続片92の各々に形成された複数の取付孔であって、所定間隔を隔てて開閉方向(上下方向)に沿うように並設された複数の取付孔(図示省略)に接続部品100を幅方向の内側から挿通させることで接続している。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造−第1脱落防止構造−第1移動制限部)
第1移動制限部110は、外力によってシャッターカーテン30が建物の屋外側に向けて変形することに伴って、ガイドレール14が建物の屋外側に向けて移動することを制限するための第1移動制限手段である。この第1移動制限部110は、第1枠材側接続片81及び第1ガイドレール側接続片91の各々に設けられており、具体的には、図4から図7に示すように、第1凸部111及び第1凹部112を備えている。
第1凸部111は、第1枠材側接続片81(具体的には、第1枠材側接続片81の上記凹状の部分)に形成された凸部である。この第1凸部111は、第1枠材側接続片81の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図4から図6に示すように、第1枠材側接続片81における上記凹状の部分のうち先端部及びその近傍部分を幅方向の外側に向けて突出する凸状に形成されている。
第1凹部112は、第1ガイドレール側接続片91に形成された凹部である。この第1凹部112は、第1ガイドレール側接続片91の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図4、図5、図7に示すように、第1凸部111と嵌合可能となるように、第1ガイドレール側接続片91の先端部及びその近傍部分を幅方向の外側に向けて窪んだ凹状に形成されている。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造−第1脱落防止構造−第2移動制限部)
図4に戻り、第2移動制限部120は、外力によってシャッターカーテン30が建物の屋外側に向けて変形することに伴って、ガイドレール14が建物の屋外側に向けて移動することを制限するための第2移動制限手段である。この第2移動制限部120は、第2枠材側接続片82及び第2ガイドレール側接続片92の各々に設けられており、具体的には、図4から図7に示すように、第2凸部121及び第2凹部122を備えている。
第2凸部121は、第2枠材側接続片82における幅方向の内側の側面と対向する部分(すなわち本体片82a)に形成された凸部である。この第2凸部121は、第2枠材側接続片82の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図4から図6に示すように、本体片82aの先端部及びその近傍部分を幅方向の外側に向けて突出する凸状に形成されている。
第2凹部122は、第2ガイドレール側接続片92に形成された凹部である。この第2凹部122は、第2ガイドレール側接続片92の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図4、図5、図7に示すように、第2凸部121と嵌合可能となるように、第2ガイドレール側接続片92の末端部及びその近傍部分を幅方向の外側に向けて窪んだ凹状に形成されている。
このような第2移動制限部120の構成により、第2凸部121の有無にかかわらずガイドレール14を縦枠13に取り付けることができる。よって、例えば、第2凸部121を有しない既存の縦枠13に取り付けるガイドレール14を交換する場合に、第2凹部122を有しない既存のガイドレール14に代えて、第2凹部122を有するガイドレール14を取り付けることができるため、縦枠13に対するガイドレール14の取り付けの汎用性を高めることが可能となる。
また、第1移動制限部110及び第2移動制限部120の設置方法については、実施の形態1では、第1移動制限部110及び第2移動制限部120を、同一直線上において幅方向に略沿うように配置している。具体的には、図4、図5に示すように、第1枠材側接続片81及び第1ガイドレール側接続片91との接触面(すなわち、第1凸部111と第1凹部112との接触面)と、第2枠材側接続片82及び第2ガイドレール側接続片92との接触面(すなわち、第2凸部121と第2凹部122との接触面)とが、幅方向に沿った略直線L上に位置するように、第1移動制限部110及び第2移動制限部120を配置している。このような設置により、第1移動制限部110及び第2移動制限部120にかかる負荷を同時且つ均等にかけることができ、偏心モーメントの発生を抑制できる。また、第1移動制限部110及び第2移動制限部120を非同一直線上に配置した場合に比べて、第1移動制限部110及び第2移動制限部120の設置位置がずれることを抑制でき、縦枠13とガイドレール14との取り付けを正確且つ容易に行うことができる。
また、第1移動制限部110が設けられた第1ガイドレール側接続片91と、第2移動制限部120が設けられた第2ガイドレール側接続片92とを設置する方法については任意であるが、実施の形態1では、これら第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92を、シャッターカーテン30よりも幅方向の外側に設けており、具体的には、図4、図5に示すように、外枠部96の縦枠13側の端部(すなわち、第1外枠側片96a)に設けている。このような設置により、例えば、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するために必要な強度を確保しながら、シャッター1の構成部材(一例として、開閉機と巻取軸35とを接続するチェーン等)の取り合いに必要なスペースを確保できるので、設計の自由度を向上させることが可能となる。特に、図4、図5に示すように、ガイドレール本体90が外枠部96を有することで、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92がシャッターカーテン30よりも幅方向の外側に位置する場合でも、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するために必要な強度を確保できるので、設計の自由度を一層向上させることが可能となる。なお、実施の形態1では、第2本体枠側片95b及び第1外枠側片96aが幅方向に沿うように形成されているので、例えば、ガイドレール14を縦枠13に対して嵌め合わせる際に、以下に示す通りに行うことができる。すなわち、まず、ガイドレール14の第1凹部112を縦枠13よりも幅方向の外側に位置させた状態で、ガイドレール14の第2本体枠側片95b及び第1外枠側片96aを縦枠13の第1凸部111又は第2凸部121に当接させる。そして、この当接状態を維持させながらガイドレール14を幅方向の内側に向けて移動させることにより、第1凸部111及び第1凹部112の嵌め合わせと、第2凸部121及び第2凹部122の嵌め合わせとを行う。以上のように、ガイドレール14を縦枠13に対して直線的に移動させるだけで、第1凸部111及び第1凹部112の嵌め合わせと、第2凸部121及び第2凹部122の嵌め合わせとを同時にできることから、縦枠13に対するガイドレール14の嵌め合わせ作業を簡易に行うことができる。
また、第2移動制限部120の具体的な形状については任意であるが、例えば、図4、図5、図7に示すように、第2凸部121の先端面121aが第2ガイドレール側接続片92における幅方向の略中央位置に位置するように、第2凸部121及び第2凹部122が形成されている。このような形状により、接続部品100の力点(第2ガイドレール側接続片92の幅方向の中央部)と第2凸部121の力点(第2凸部121の先端部)とを同一直線上において外力が作用する方向(前後方向)に沿うように位置させることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを一層防止できる。
また、縦枠13に設けられた第1移動制限部110及び第2移動制限部120の具体的な構成については任意であるが、例えば、図5に示すように、第1凸部111に第1凹部112との嵌合長さBが第1凸部111から第2ガイドレール側接続片92までの長さA以下となるように設定されていると共に、第2凸部121と第2凹部122との嵌合長さCが第1凸部111から第2ガイドレール側接続片92までの長さA以下となるように設定されている。このような構成により、縦枠13に対するガイドレール14の取り付け又は取り外しを確実に行うことが可能となる。
以上のような第1脱落防止構造により、全閉状態においてシャッターカーテン30に外力が作用した場合に、第1移動制限部110及び第2移動制限部120によって、接続部品100にかかる負荷を低減させることができる。よって、従来技術(レール引掛片と嵌合片との嵌合接続と、レール取り付け片とネジ止め片とのネジ止め接続(断続的な接続)とによって、ガイドレールを下地枠に対して接続する技術)に比べて、ガイドレール14と縦枠13との接続を維持できるため、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止できる。また、縦枠13とガイドレール14との取り付けを正確且つ容易に行うことができ(特に、第1移動制限部110及び第2移動制限部120の取り合いを正確に行うことができる)、シャッター1の設置性を向上させることが可能となる。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造−第2脱落防止構造)
次に、第2脱落防止構造について説明する。シャッターカーテン30に外力が作用することで座板31の第2突出片62が水切り板12の溝部72から抜け出ることにより、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するための脱落防止構造として、図8(a)に示すように、第3移動制限部130を備えている。
(構成−シャッターカーテンの脱落防止構造−第2脱落防止構造−第3移動制限部)
第3移動制限部130は、外力によってシャッターカーテン30が建物の屋外側に向けて変形することに伴って、座板31が建物の屋外側に向けて移動することを制限するための第3移動制限手段である。また、この第3移動制限部130は、座板31及び水切り板本体70の各々に設けられており、具体的には、図8(a)に示すように、係止部131、被係止部132、及び回転制限部133を備えている。
係止部131は、被係止部132に対して係脱自在に係止する係止手段であり、図8(a)に示すように、座板31(具体的には、座板31の第2突出片62)に設けられている。また、この係止部131は、座板31の幅方向(左右方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図8(a)に示すように、第2突出片62の先端部及びその近傍部分を建物の屋外側に向けて突出する凸状に形成されている。
被係止部132は、係止片によって係止される被係止手段であり、図8(a)に示すように、水切り板本体70(具体的には、水切り板本体70の第2溝側片72b)に設けられている。また、この被係止部132は、水切り板本体70の幅方向(左右方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図8(a)に示すように、第2溝側片72bの先端部よりも閉鎖方向側(下方側)の部分を建物の屋内側に向けて突出する凸状に形成されている。
回転制限部133は、座板31が所定角度以上に建物の屋外側に回転することを制限するための回転制限手段であり、図8(a)に示すように、水切り板本体70(具体的には、水切り板本体70の第2溝側片72b)に設けられている。また、この回転制限部133は、水切り板本体70の幅方向(左右方向)の全長にわたって形成されており、具体的には、図8(a)に示すように、第2溝側片72bの先端部(上端部)及びその近傍部分を当該先端部に向かうにしたがって建物の屋外側に傾斜して突出するように形成されている。このような形状により、回転制限部133が第2溝側片72bの先端部にしたがって建物の屋内側に傾斜している場合に比べて、シャッターカーテン30の閉鎖移動又は開放移動を阻害することを回避できる。また、シャッターカーテン30の閉鎖時において、シャッターカーテン30の位置が全閉状態となる位置の近傍位置である場合に、風圧によってシャッターカーテン30又は座板31が建物の屋外側に撓んだとしても、回転制限部133に第2突出片62が当接することでシャッターカーテン30又は座板31の撓みを制限でき、確実に全閉状態にすることが可能となる。
以上のような第2脱落防止構造により、全閉状態においてシャッターカーテン30に外力が作用した場合に、図8(b)に示すように、係止部131及び被係止部132によって座板31と水切り板本体70とを係止できる。また、係止部131及び被係止部132によって座板31と水切り板本体70とが係止された状態で、回転制限部133によって座板31が所定角度以上に建物の屋外側に回転することを防止できるので、当該係止された状態を維持できる。以上のことから、座板31が建物の屋外側に向けて移動することを確実に制限でき、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止できる。
(シャッターカーテンの脱落防止構造の作用)
続いて、このように構成されたシャッターカーテン30の脱落防止構造の作用について説明する。
すなわち、全閉状態において、外力によってシャッターカーテン30が建物の屋外側に引張られると、外力によってシャッターカーテン30が建物の屋外側に向けて変形する。この場合において、ガイドレール14が、防振部材94を介してガイドレール14の開放端部14a(具体的には、建物の屋外側に位置する開放端部14a)と当接した後に建物の屋外側に向けて移動しようとすると、接続部品100、第1移動制限部110、及び第2移動制限部120によってガイドレール14と縦枠13との接続が維持されるので、このガイドレール14の移動を制限することが可能となる。また、座板31が建物の屋外側に向けて移動しようとすると、図8(b)に示すように、係止部131及び被係止部132によって座板31と水切り板本体70とが係止される。また、この係止された状態において座板31が建物の屋外側に向けて回転しようとすると、図8(b)に示すように、回転制限部133によって当該回転が制限されるので、この係止された状態を維持できる。よって、座板31の移動を制限することが可能となる。以上のことから、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止できる。
(構成−その他の構成)
また、この他にも、シャッターカーテン30の脱落防止構造(特に、第1脱落防止構造)は、できる限りにおいて任意の構造にて構成可能である。
具体的には、実施の形態1では、第1凸部111が第1枠材側接続片81に形成され、第1凹部112が第1ガイドレール側接続片91に形成されていると共に、第2凸部121が第2枠材側接続片82に形成されており、第2凹部122が第2ガイドレール側接続片92に形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、図9に示すように、第1凸部111が第1ガイドレール側接続片91に形成され、第1凹部112が第1枠材側接続片81に形成されると共に、第2凸部121が第2ガイドレール側接続片92に形成され、第2凹部122が第2枠材側接続片82に形成されてもよい。この場合には、図9に示すように、第1凸部111及び第2凸部121が幅方向の内側に向けて突出する凸状に形成されると共に、第1凹部112及び第2凹部122が幅方向の内側に向けて窪んだ凹状に形成される。
また、実施の形態1では、第2移動制限部120が1組の本体片82a及び第2ガイドレール側接続片92に設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、図10に示すように、第2移動制限部120が複数組(図10では2組)の本体片82a及び第2ガイドレール側接続片92が設けられてもよい。この場合には、図10に示すように、複数の第2ガイドレール側接続片92が本体枠部95に設けられてもよく、あるいは、外枠部96に設けられてもよい。
また、実施の形態1では、第2凸部121は、第2枠材側接続片82における幅方向の内側の側面と対向する部分(本体片82a)に形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、図11に示すように、第2ガイドレール側接続片92よりも幅方向の外側に設けた本体片82aに形成されてもよい。この場合には、図11に示すように、第1凸部111及び第2凸部121が幅方向の内側に向けて突出する凸状に形成されると共に、第1凹部112及び第2凹部122が幅方向の内側に向けて窪んだ凹状に形成される。
また、実施の形態1では、第2凸部121の先端面121aが第2ガイドレール側接続片92における幅方向の略中央位置に位置するように、第2凸部121及び第2凹部122が形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、図12に示すように、第2凸部121の先端面121aが第2ガイドレール側接続片92における幅方向の略中央位置以外の他の位置(図12では、本体片82aのうち第2凹部122以外の部分よりも幅方向の外側の位置)に位置するように、第2凸部121及び第2凹部122が形成されてもよい。
(効果)
このように実施の形態1によれば、移動制限手段が、第1枠材側接続片81及び第1ガイドレール側接続片91の各々に設けられた第1移動制限部110と、第2枠材側接続片82及び第2ガイドレール側接続片92の各々に設けられた第2移動制限部120であり、第1移動制限部110よりもシャッターカーテン30の幅方向の内側に位置する第2移動制限部120と、を備え、第2枠材側接続片82と第2ガイドレール側接続片92とを接続部品100を介して接続したので、全閉状態においてシャッターカーテン30に外力が作用した場合に、第1移動制限部110及び第2移動制限部120によって、接続部品100にかかる負荷を低減させることができる。よって、従来技術(レール引掛片と嵌合片との嵌合接続と、レール取り付け片とネジ止め片とのネジ止め接続(断続的な接続)とによって、ガイドレールを下地枠に対して接続する技術)に比べて、ガイドレール14と縦枠13との接続を維持できるため、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止できる。特に、第1移動制限部110及び第2移動制限部120を、同一直線上において幅方向に略沿うように配置しているので、第1移動制限部110及び第2移動制限部120にかかる負荷を同時且つ均等にかけることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを一層防止できる。また、第1移動制限部110及び第2移動制限部120を非同一直線上に配置した場合に比べて、第1移動制限部110及び第2移動制限部120の設置位置がずれることを抑制できる。よって、縦枠13とガイドレール14との取り付けを正確且つ容易に行うことができ(特に、第1移動制限部110及び第2移動制限部120の取り合いを正確に行うことができる)、シャッター1の設置性を向上させることが可能となる。
また、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92をシャッターカーテン30よりも幅方向の外側に設けたので、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するために必要な強度を確保しながら、シャッター1の構成部材(一例として、開閉機と巻取軸35とを接続するチェーン等)の取り合いに必要なスペースを確保でき、設計の自由度を向上させることが可能となる。
また、ガイドレール本体90が、本体枠部95と、本体枠部95よりも幅方向の外側に位置する外枠部96と、を備え、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92を、外枠部96の縦枠13側の端部に設けたので、ガイドレール本体90が外枠部96を有することで、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92がシャッターカーテン30よりも幅方向の外側に位置する場合でも、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止するために必要な強度を確保でき、設計の自由度を一層向上させることが可能となる。
また、第1移動制限部110が、第1枠材側接続片81に形成された第1凸部111であり、幅方向の外側に向けて突出する第1凸部111と、第1ガイドレール側接続片91に形成された第1凹部112であり、第1凸部111と嵌合可能な第1凹部112と、を備え、第2移動制限部120が、第2枠材側接続片82のうち第2ガイドレール側接続片92における幅方向の内側の側面と対向する部分に形成された第2凸部121であり、幅方向の外側に向けて突出する第2凸部121と、第2ガイドレール側接続片92に形成された第2凹部122であり、第2凸部121と嵌合可能な第2凹部122と、を備えたので、第2凸部121の有無にかかわらずガイドレール14を縦枠13に取り付けることができる。よって、例えば、第2凸部121を有しない既存の縦枠13に取り付けるガイドレール14を交換する場合に、第2凹部122を有しない既存のガイドレール14に代えて、第2凹部122を有するガイドレール14を取り付けることができるため、縦枠13に対するガイドレール14の取付の汎用性を高めることが可能となる。
また、第2凸部121の先端面121aが第2ガイドレール側接続片92における幅方向の略中央位置に位置するように、第2凸部121及び第2凹部122を形成したので、接続部品100の力点(挿通部分の中央部)と第2凸部121の力点(第2凸部121の先端部)とを同一直線上において外力が作用する方向(前後方向)に沿うように位置させることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを一層防止できる。
〔実施の形態2〕
まず、実施の形態2に係るシャッターについて説明する。この実施の形態2は、シャッターを上下開閉式且つ手動式の窓シャッターに適用した形態である。ただし、この実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて、実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成)
最初に、実施の形態2に係るシャッターの構成について説明する。図13に示すように、実施の形態2に係るシャッター1については、実施の形態1に係るシャッター1とほぼ同様に構成されている。ただし、縦枠13は、図13、図14に示すように、枠材本体80、第1枠材側接続片81、第2枠材側接続片82、及び枠材側取付片85のみを備えて構成されている。また、ガイドレール14の構成の詳細については、下記に示す工夫が施されている。
(構成−ガイドレールの構成の詳細)
まず、ガイドレール14の構成の詳細について説明する。実施の形態2に係るガイドレール14は、図13、図15に示すように、本体枠部95のみを備えたガイドレール本体90、第1ガイドレール側接続片91、第2ガイドレール側接続片92、補強部材93、及び防振部材94を備えて構成されている。この場合において、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92を設置する方法については任意であるが、実施の形態2では、図13、図15に示すように、本体枠部95の縦枠13側の端部(すなわち、第2本体枠側片95b)において、第1ガイドレール側接続片91をシャッターカーテン30よりも幅方向の外側に設けていると共に、第2ガイドレール側接続片92をシャッターカーテン30よりも幅方向の内側に設けている。このような設置により、実施の形態1に比べて、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92を幅方向の内側に設けることができるので、接続部品100にかかる負荷を低減させることができる。よって、ガイドレール14と縦枠13との接続を一層維持できるため、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを一層防止できる。ただし、これに限られず、例えば、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92をシャッターカーテン30よりも幅方向の内側に設けてもよく、あるいは、第1ガイドレール側接続片91及び第2ガイドレール側接続片92をシャッターカーテン30よりも幅方向の外側に設けてもよい。
(効果)
このように実施の形態2によれば、上下開閉式且つ手動式の窓シャッターに適用した場合において、実施の形態1のシャッター1に比べて、接続部品100にかかる負荷を低減できる。よって、ガイドレール14と縦枠13との接続を維持しやすくなるため、シャッターカーテン30がガイドレール14から外れることを防止できる。また、実施の形態1のシャッター1と同様に、縦枠13とガイドレール14との取り付けを正確且つ容易に行うことができるので、シャッター1の設置性を向上させることが可能となる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(シャッターについて)
上記実施の形態1、2では、シャッター1が、建物の壁2に対して直接的に固定されていると説明したが、これに限られず、例えば、窓のサッシ部材を介して固定されてもよい。
(ガイドレールについて)
上記実施の形態1、2では、ガイドレール14が、補強部材93及び防振部材94を備えていると説明したが、これに限られず、例えば、補強部材93及び防振部材94を省略してもよい。
(シャッターカーテンの脱落防止構造について)
上記実施の形態1、2では、シャッターカーテン30の脱落防止構造は、第2脱落防止構造を備えていると説明したが、これに限られず、例えば、第2脱落防止構造を省略してもよい。
(移動制限手段について)
上記実施の形態1、2では、第1移動制限部110が、第1凸部111と第1凹部112とを備えて構成されていると説明したが、これに限られない。例えば、第1凸部111と、第1凸部111を挿通可能な貫通孔とを備えて構成されてもよい(なお、第2移動制限部120についても同様とする)。この場合には、第1凸部111を貫通孔に挿通できるように、例えば、第1凸部111の開閉方向(上下方向)の長さが第1ガイドレール側接続片91の開閉方向(上下方向)の全長よりも若干短く設定され、貫通孔の前後方向の長さが第1凸部111の厚みよりも若干長く設定されてもよい。
また、上記実施の形態1、2では、第1凸部111が第1枠材側接続片81の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されていると共に、第1凹部112が第1ガイドレール側接続片91の開閉方向(上下方向)の全長にわたって形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、第1凸部111が第1枠材側接続片81の開閉方向(上下方向)の全長より短い長さに形成され、第1凹部112が第1ガイドレール側接続片91の全長より短い長さに形成されてもよい(なお、第2凸部121、第2凹部122、係止部131、被係止部132、及び回転制限部133の構成についても同様とする)。
また、上記実施の形態1、2では、図8(a)に示すように、係止部131における被係止部132との接触面131aと、被係止部132における係止部131との接触面132aとを平坦状に形成していると説明したが、これに限られない。例えば、第2溝側片72bに対する接触面131a、132aの角度が、0度よりも大きく90度よりも小さくなるように、これら接触面131a、132aを傾斜状に形成してもよい。一例として、図16に示すように、第2溝側片72bに対する接触面131a、132aの角度が回転制限部133の傾斜角度と略同一となるように、これら接触面131a、132aを形成してもよい。このような構成により、これら接触面131a、132aを平坦状に形成した場合に比べて、座板31と水切り板本体70とを強固に係止することができる。
(付記)
付記1のシャッターは、建物の壁の開口部に設けられた枠体と、前記開口部の開閉を行うためのシャッターカーテンと、前記枠体を構成する枠材であって前記開口部の開閉方向に沿うように設けられた枠材に対して接続部品を介して取り付けられたガイドレールであり、前記シャッターカーテンにおいて相互に対向する一対の端部の各々を案内するガイドレールと、を備えたシャッターであり、前記シャッターカーテンによって前記開口部が全閉した状態において、前記シャッターカーテンに外力が作用することによって前記シャッターカーテンが前記ガイドレールから外れることを防止するためのシャッターであって、前記枠材は、前記壁に取り付けられた枠材本体と、第1枠材側接続片と、第2枠材側接続片と、を備え、前記ガイドレールは、前記シャッターカーテンの前記一対の端部のいずれか一方を収容するガイドレール本体と、第1ガイドレール側接続片と、第2ガイドレール側接続片と、を備え、前記外力によって前記シャッターカーテンが前記建物の屋外側に向けて変形することに伴って、前記ガイドレールが前記建物の屋外側に向けて移動することを制限するための移動制限手段を備え、前記移動制限手段は、前記第1枠材側接続片及び前記第1ガイドレール側接続片の各々に設けられた第1移動制限手段と、前記第2枠材側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片の各々に設けられた第2移動制限手段であり、前記第1移動制限手段よりも前記シャッターカーテンの幅方向の内側に位置する第2移動制限手段と、を備え、前記第2枠材側接続片と前記第2ガイドレール側接続片とを前記接続部品を介して接続し、前記第1移動制限手段及び前記第2移動制限手段を、同一直線上において前記幅方向に略沿うように配置した。
付記2のシャッターは、付記1に記載のシャッターにおいて、前記第1ガイドレール側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片を、前記シャッターカーテンよりも前記幅方向の外側に設けた。
付記3のシャッターは、付記2に記載のシャッターにおいて、前記ガイドレール本体は、本体枠部と、前記本体枠部よりも前記幅方向の外側に位置する外枠部と、を備え、前記第1ガイドレール側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片を、前記外枠部の前記枠材側の端部に設けた。
付記4のシャッターは、付記1から3のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、第1枠材側接続片を、前記枠材本体から前記建物の屋外側に向けて張り出し、第2枠材側接続片を、前記枠材本体から前記幅方向の内側に向けて張り出し、前記第1ガイドレール側接続片を、前記ガイドレール本体から前記建物の屋内側に向けて張り出し、前記第2ガイドレール側接続片を、前記第1ガイドレール側接続片よりも前記幅方向の内側に設け、且つ前記ガイドレール本体から前記建物の屋内側に向けて張り出し、前記第1移動制限手段は、前記第1枠材側接続片に形成された第1凸部であり、前記幅方向の外側に向けて突出する第1凸部と、前記第1ガイドレール側接続片に形成された第1凹部であり、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部と、を備え、前記第2移動制限手段は、前記第2枠材側接続片のうち前記第2ガイドレール側接続片における前記幅方向の内側の側面と対向する部分に形成された第2凸部であり、前記幅方向の外側に向けて突出する第2凸部と、前記第2ガイドレール側接続片に形成された第2凹部であり、前記第2凸部と嵌合可能な第2凹部と、を備えた。
付記5のシャッターは、付記4に記載のシャッターにおいて、前記第2凸部の先端面が前記第2ガイドレール側接続片における前記幅方向の略中央位置に位置するように、前記第2凸部及び前記第2凹部を形成した。
(付記の効果)
付記1に記載のシャッターによれば、移動制限手段が、第1枠材側接続片及び第1ガイドレール側接続片の各々に設けられた第1移動制限手段と、第2枠材側接続片及び第2ガイドレール側接続片の各々に設けられた第2移動制限手段であり、第1移動制限手段よりもシャッターカーテンの幅方向の内側に位置する第2移動制限手段と、を備え、第2枠材側接続片と第2ガイドレール側接続片とを接続部品を介して接続したので、全閉状態においてシャッターカーテンに外力が作用した場合に、第1移動制限手段及び第2移動制限手段によって、接続部品にかかる負荷を低減させることができる。よって、従来技術(レール引掛片と嵌合片との嵌合接続と、レール取り付け片とネジ止め片とのネジ止め接続(断続的な接続)とによって、ガイドレールを下地枠に対して接続する技術)に比べて、ガイドレールと枠材との接続を維持できるため、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止できる。特に、第1移動制限手段及び第2移動制限手段を、同一直線上において幅方向に略沿うように配置しているので、第1移動制限手段及び第2移動制限手段にかかる負荷を同時且つ均等にかけることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを一層防止できる。また、第1移動制限手段及び第2移動制限手段を非同一直線上に配置した場合に比べて、第1移動制限手段及び第2移動制限手段の設置位置がずれることを抑制できる。よって、枠材とガイドレールとの取り付けを正確且つ容易に行うことができ(特に、第1移動制限手段及び第2移動制限手段の取り合いを正確に行うことができる)、シャッターの設置性を向上させることが可能となる。
付記2に記載のシャッターによれば、第1ガイドレール側接続片及び第2ガイドレール側接続片を、シャッターカーテンよりも幅方向の外側に設けたので、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止するために必要な強度を確保しながら、シャッターの構成部材の取り合いに必要なスペースを確保でき、設計の自由度を向上させることが可能となる。
付記3に記載のシャッターによれば、ガイドレール本体が、本体枠部と、本体枠部よりも幅方向の外側に位置する外枠部と、を備え、第1ガイドレール側接続片及び第2ガイドレール側接続片を、外枠部の枠材側の端部に設けたので、ガイドレール本体が外枠部を有することで、第1ガイドレール側接続片及び第2ガイドレール側接続片がシャッターカーテンよりも幅方向の外側に位置する場合でも、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを防止するために必要な強度を確保でき、設計の自由度を一層向上させることが可能となる。
付記4に記載のシャッターによれば、第1移動制限手段が、第1枠材側接続片に形成された第1凸部であり、幅方向の外側に向けて突出する第1凸部と、第1ガイドレール側接続片に形成された第1凹部であり、第1凸部と嵌合可能な第1凹部と、を備え、第2移動制限手段が、第2枠材側接続片のうち第2ガイドレール側接続片における幅方向の内側の側面と対向する部分に形成された第2凸部であり、幅方向の外側に向けて突出する第2凸部と、第2ガイドレール側接続片に形成された第2凹部であり、第2凸部と嵌合可能な第2凹部と、を備えたので、第2凸部の有無にかかわらずガイドレールを枠材に取り付けることができる。よって、例えば、第2凸部を有しない既存の縦枠に取り付けるガイドレールを交換する場合に、第2凹部を有しない既存のガイドレールに代えて、第2凹部を有するガイドレールを取り付けることができるため、縦枠に対するガイドレールの取付の汎用性を高めることが可能となる。
付記5に記載のシャッターによれば、第2凸部の先端面が第2ガイドレール側接続片における幅方向の略中央位置に位置するように、第2凸部及び第2凹部を形成したので、接続部品の力点(挿通部分の中央部)と第2凸部の力点(第2凸部の先端部)とを同一直線上において外力が作用する方向に沿うように位置させることができる。よって、偏心モーメントの発生を抑制でき、シャッターカーテンがガイドレールから外れることを一層防止できる。
1 シャッター
2 壁
3 開口部
10 枠体
11 左縦枠
12 水切り板
13 縦枠
14 ガイドレール
14a 開放端部
15 レールキャップ
20 シャッター収納部
30 シャッターカーテン
30a スラット
30b 嵌合部
31 座板
32 嵌合部
35 巻取軸
40 施錠装置
41 ラッチ
50 ストッパ
60 本体片
61 第1突出片
62 第2突出片
63 接続片
64、65 取付片
70 水切り板本体
71 立ち上げ片
72 溝部
72a 第1溝側片
72b 第2溝側片
72c 第3溝側片
72d 切欠部
73 取付孔
80 枠材本体
81 第1枠材側接続片
82 第2枠材側接続片
82a 本体片
82b 連結片
85 枠材側取付片
90 ガイドレール本体
91 第1ガイドレール側接続片
92 第2ガイドレール側接続片
93 補強部材
93a 第1補強片
93b 第2補強片
93c 第3補強片
94 防振部材
95 本体枠部
95a 第1本体枠側片
95b 第2本体枠側片
95c 第3本体枠側片
96 外枠部
96a 第1外枠側片
96b 第2外枠側片
100 接続部品
110 第1移動制限部
111 第1凸部
112 第1凹部
120 第2移動制限部
121 第2凸部
121a 先端面
122 第2凹部
130 第3移動制限部
131 係止部
131a 接触面
132 被係止部
132a 接触面
133 回転制限部
A 第1凸部から第2ガイドレール側接続片までの長さ
B 第1凸部に第1凹部との嵌合長さ
C 第2凸部と第2凹部との嵌合長さ
L 直線

Claims (4)

  1. 建物の壁の開口部に設けられた枠体と、前記開口部の開閉を行うためのシャッターカーテンと、前記シャッターカーテンの閉鎖方向側の端部に設けられた座板と、前記枠体を構成する枠材であって前記開口部の開閉方向に沿うように設けられた枠材に対して接続部品を介して取り付けられたガイドレールであり、前記シャッターカーテンにおいて相互に対向する一対の端部の各々を案内するガイドレールと、を備えたシャッターであり、前記シャッターカーテンによって前記開口部が全閉した状態において、前記シャッターカーテンに外力が作用することによって前記シャッターカーテンが前記ガイドレールから外れることを防止するためのシャッターであって、
    前記枠材は、
    前記壁に取り付けられた枠材本体と、
    第1枠材側接続片と、
    第2枠材側接続片と、を備え、
    前記ガイドレールは、
    前記シャッターカーテンの前記一対の端部のいずれか一方を収容するガイドレール本体と、
    第1ガイドレール側接続片と、
    第2ガイドレール側接続片と、を備え、
    前記外力によって前記シャッターカーテンが前記建物の屋外側に向けて変形することに伴って、前記ガイドレールが前記建物の屋外側に向けて移動することを制限するための移動制限手段を備え、
    前記移動制限手段は、
    前記第1枠材側接続片及び前記第1ガイドレール側接続片の各々に設けられた第1移動制限手段と、
    前記第2枠材側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片の各々に設けられた第2移動制限手段であり、前記第1移動制限手段よりも前記シャッターカーテンの幅方向の内側に位置する第2移動制限手段と、を備え、
    前記第2枠材側接続片と前記第2ガイドレール側接続片とを前記接続部品を介して接続し、
    前記第1移動制限手段及び前記第2移動制限手段を、同一直線上において前記幅方向に略沿うように配置し、
    前記第2移動制限手段は、
    前記第2枠材側接続片のうち前記第2ガイドレール側接続片における前記幅方向の内側の側面と対向する部分に形成された第2凸部であり、前記幅方向の外側に向けて突出する第2凸部と、
    前記第2ガイドレール側接続片に形成された第2凹部であり、前記第2凸部と嵌合可能な第2凹部と、を備え、
    前記第2ガイドレール側接続片の基端部の厚さを前記第2ガイドレール側接続片の最大厚の略半分にすることのみにより、前記第2凹部を形成し、
    前記第2凸部の先端面が前記第2ガイドレール側接続片における幅方向の略中央位置に位置するように、前記第2凸部及び前記第2凹部を形成し、
    前記外力によって前記シャッターカーテンが前記建物の屋外側に向けて変形することに伴って、前記座板が前記建物の屋外側に向けて移動することを制限するための第3移動制限手段を備え、
    前記第3移動制限手段は、
    前記枠体を構成する水切り板であって、前記枠材の閉鎖方向側の端部と接続された水切り板の水切り板本体に設けられる被係止手段と、
    前記座板に設けられる係止手段であって、前記被係止手段に対して係脱自在に係止する係止手段と、
    前記水切り板本体に設けられる回転制限手段であって、前記座板が所定角度以上に前記建物の屋外側に回転することを制限するための回転制限手段と、を備え、
    前記係止手段における前記被係止手段との接触面を、上下方向に対して傾斜状に形成した、
    シャッター。
  2. 前記第1ガイドレール側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片を、前記シャッターカーテンよりも前記幅方向の外側に設けた、
    請求項1に記載のシャッター。
  3. 前記ガイドレール本体は、
    本体枠部と、
    前記本体枠部よりも前記幅方向の外側に位置する外枠部と、を備え、
    前記第1ガイドレール側接続片及び前記第2ガイドレール側接続片を、前記外枠部の前記枠材側の端部に設けた、
    請求項2に記載のシャッター。
  4. 第1枠材側接続片を、前記枠材本体から前記建物の屋外側に向けて張り出し、
    第2枠材側接続片を、前記枠材本体から前記幅方向の内側に向けて張り出し、
    前記第1ガイドレール側接続片を、前記ガイドレール本体から前記建物の屋内側に向けて張り出し、
    前記第2ガイドレール側接続片を、前記第1ガイドレール側接続片よりも前記幅方向の内側に設け、且つ前記ガイドレール本体から前記建物の屋内側に向けて張り出し、
    前記第1移動制限手段は、
    前記第1枠材側接続片に形成された第1凸部であり、前記幅方向の外側に向けて突出する第1凸部と、
    前記第1ガイドレール側接続片に形成された第1凹部であり、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部と、を備えた、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のシャッター。
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