JP4823608B2 - ロール網戸 - Google Patents

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Description

本発明は、開口部装置であるロール網戸に係り、特に窓枠又は窓額縁にロール網戸を取付ける取付構造に関するものである。
従来、この種のロール網戸は、網体を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠と、上記網体の先端に設けられ網体の開閉操作を行う可動框と、該可動框の両端部を網体の開閉方向に摺動自在に支持し一端が上記収納枠の両端部に接続されたガイド枠と、該ガイド枠の他端に両端部が接続された戸当り枠とを備えた構成になっている(例えば特許文献1参照)。
このロール網戸を窓枠例えばサッシ枠に取付けるために、サッシ枠の四隅近傍に取付けブラケットをネジ止めにより取付け、これらの取付けブラケットに対応してロール網戸に設けられたネジ孔に室内側からネジを挿入して各取付けブラケットに捩じ込んで締め付けることにより、サッシ枠にロール網戸を取付けていた。また、上記ロール網戸のネジ孔にネジ孔キャップを嵌め込み、更に戸当り枠を補強すべく戸当り枠に戸当りブラケットを嵌め込み、該戸当りブラケットをテクスネジにてサッシ枠に取付けていた。
特許第3617646号公報
しかしながら、上述のように構成されたロール網戸においては、取付けブラケットのネジ孔が拾いにくい、ネジ孔キャップが嵌めにくい、ロール網戸の開口寸法が小さい場合に電動ドライバーが入らないため手回しドライバーを使用しなければならず、また、テクスネジのため切り粉が出やすいなどの問題があり、総じてロール網戸の取付けに多くの時間がかかるという問題があった。なお、ロール網戸の取付け方法としては、両面粘着テープを用いる方法もあるが、両面粘着テープの場合、取付面をフラットにし且つきれいにしないと粘着力が発揮されず、確実性に劣る場合がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、窓枠又は窓額縁にロール網戸を確実且つ容易に取付けることができ、取付け時間を短縮できるロール網戸を提供することを目的とする。
本発明のうちの第1の発明は、網体を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠と、上記網体の先端に設けられ網体の開閉操作を行う可動框と、該可動框の両端部を網体の開閉方向に摺動自在に支持し一端が上記収納枠の両端部に接続されたガイド枠と、該ガイド枠の他端に両端部が接続された戸当り枠とを備えたロール網戸であって、上記ロール網戸が取付けられる窓枠又は窓額縁の上枠、下枠及び左右の縦枠の室内側内面に合成樹脂形材製のアングル部材を設け、一方の縦枠の内面に断面L字状で先端に返し部を有する引っ掛け部材の基部を上記アングル部材を介して取付け、前記返し部に引っ掛けられる被引っ掛け部を上記ロール網戸の一側部に設け、一側のアングル部材とロール網戸の一側部との間に前記返し部に前記引っ掛け部を引っ掛けるための所定の隙間を設け、上記ロール網戸の他側部に設けられた取付片を他方の縦枠の内面に上記アングル部材を介して取付けたことを特徴とする。
第2の発明は、網体を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠と、上記網体の先端に設けられ網体の開閉操作を行う可動框と、該可動框の両端部を網体の開閉方向に摺動自在に支持し一端が上記収納枠の両端部に接続されたガイド枠と、該ガイド枠の他端に両端部が接続され上記収納枠と対称に配置される収納枠とを備えた両開きタイプのロール網戸であって、上記ロール網戸が取付けられる窓枠又は窓額縁の上枠、下枠及び左右の縦枠の室内側内面に合成樹脂形材製のアングル部材を設け、左右の縦枠の内面に断面L字状で先端に返し部を有する引っ掛け部材の基部を上記アングル部材を介してそれぞれ取付け、前記返し部に引っ掛けられる被引っ掛け部を上記ロール網戸の両側部に設け、両側のアングル部材とロール網戸の両側部との間に前記返し部に前記引っ掛け部を引っ掛けるための所定の隙間を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、窓枠又は窓額縁にロール網戸を確実且つ容易に取付けることができ、ロール網戸の取付け時間を短縮できる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明の実施の形態であるロール網戸の概略的構成を示す室内側正面図、図2は縦すべり出し窓サッシに取付けたロール網戸の縦断面図、図3は同ロール網戸の横断面図である。
これらの図において、1はロール網戸で、本実施の形態では横引きの片引きタイプのロール網戸が示されている。このロール網戸1は、建物等の開口の一側部に設けられ網体2を巻取軸3に巻取って巻き入れ巻き出し可能に収納する収納枠4aと、該収納枠4aから引き出した網体2の先端に設けられ網体2の開閉操作を行うための可動框5と、該可動框5の両端部(上下両端部)を開閉方向(左右方向)に摺動自在に支持し一端が上記収納枠4aの両端部(上下両端部)に接続されたガイド枠4b,4cと、該ガイド枠4b,4cの他端に両端部(上下両端部)が接続され可動框5を閉鎖位置に当接させる戸当り枠4dとを備えている。
収納枠4a、ガイド枠4b,4c、戸当り枠4d及び可動框5は、アルミ形材(アルミニウム合金の押出形材)からなっている。なお、図示例のロール網戸1は特殊窓の一つである縦すべり出し窓サッシ6の窓枠7の室内側に取付けられている。
この縦すべり出し窓サッシ6は、上枠7a、下枠7b及び左右の縦枠7c,7dからなる窓枠7と、該窓枠7内に開閉可能に設けられ室外に向ってすべり出しながら縦軸回りに回動して開放される障子8とを備えている。ロール網戸1の収納枠4aが一方例えば左側の縦枠7cに取付けられ、戸当り枠4dが他方例えば右側の縦枠7dに取付けられている。
ロール網戸を窓枠に取付けるために、図3、図11ないし図12に示すように、窓枠7の一側部例えば左側縦枠7cには引っ掛け部である引っ掛け部材9が設けられると共に、該引っ掛け部材9に引っ掛けられる被引っ掛け部50がロール網戸1の一側部例えば収納枠4aに設けられる。上記引っ掛け部材9に被引っ掛け部50を引っ掛けることにより窓枠7にロール網戸1が取付けられる。また、ロール網戸1の他側部例えば戸当り枠4dを窓枠7の他側部例えば右側縦枠7dに固定するために、戸当り枠4dには取付片11が設けられ、該取付片11が縦枠7dの内面にネジ12で取付けられる。この取付片11は戸当り枠4dの背面の外側角部にその長手方向に沿って一体形成されていることが好ましい。
図示例では、窓枠7を構成する上枠7a、下枠7b及び左右の縦枠7c,7dの室内側内面に合成樹脂形材製のアングル部材13a,13b,13c,13dが嵌合により設けられており、特に左右のアングル部材13c,13dは縦枠7c,7dの内面に形成した嵌合溝部70a、70bに基部側が嵌合されて取付けられている。また、アングル部材13c,13dの熱膨張収縮移動を抑制ないし防止するために、アングル部材13c,13dは縦枠7c,7dに対して内側からネジ10,12で適宜固定されている。部品点数の削減を図るために、これらのネジ10,12を利用して上記引っ掛け部材9及び取付片11が左右の縦枠7c、7dに取付けられる。
上記引っ掛け部材9は、縦枠7cの内面にアングル部材13cを介してネジ止めされる固定部9aと、該固定部9aから右方に直角に折り曲げられて延出された延出部9bとを有するように断面L字状に形成されており、延出部9bの先端には右方に折り返された返し部9cが形成されている。この引っ掛け部材9は縦枠7cの長手方向に沿うように長尺に形成されている。
上記被引っ掛け部50は、断面U字状の返し部9cに左方から引っ掛けられるように断面L字状に形成されている。被引っ掛け部50は収納枠4aの背面の外側角部に一体に形成されている。被引っ掛け部50は収納枠4aの長手方向に沿って長尺に形成されている。なお、引っ掛け部材9の返し部9cに被引っ掛け部50を引っ掛けるために、アングル部材13cと収納枠4aとの間には所定の隙間tが設けられている。また、引っ掛け作業を確実且つ容易に行うために、返し部9cには入口側が拡開したテーパー部9dが設けられていることが好ましい。
上記網体2は例えば樹脂製の縦糸と横糸を網状に織った網材からなる。網体2は左右方向(横方向)に長尺の帯状に形成されており、巻取軸3に巻取られている。この網体2の少なくとも上下両縁部及び先端縁部には補強と摺動支持可能のために縁部材14a,14b,14c設けられている。縁部材としては、屈曲性も良い例えばバンクテープが好適である。縁部材は網体の厚さよりも数倍の厚さを有している。なお、網戸枠の形状によっては(例えば横方向よりも縦方向に長尺の網戸枠の場合)、網体が横方向よりも縦方向(上下方向)に長尺に形成されている場合もある。
上記収納枠4aは、室内側と可動框側が開放された断面略L字状に形成されており、その開放部を一部(網体の出し入れ口15)を残して覆うべく断面略L字状のカバー部材16が収納枠4aの室内側縁部を回動中心として開閉可能に配置されている。カバー部材16はアルミ又は樹脂の形材からなっている。
図4にも示すように、収納枠4aの上下両端には端部ピース17a,17bがそれぞれ1個の引っ掛け部18と1本のネジ19により着脱可能に取付けられている。上部の端部ピース17aには巻取軸3の上端を回転自在に支持する図示しない支持部が形成されている。巻取軸3の内部には巻取り付勢用のバネが設けられると共に該バネのバネ力を調節するための巻き軸が設けられ(図示省略)、下部の端部ピース17bには該巻き軸を係合させるための係合部20を有する歯車式バネ調節部21が設けられている(図5参照)。この歯車式バネ調節部21は、上記カバー部材16を開き、歯車22のストッパー23を左右に1往復することで歯車が1山戻ってバネ力が弱まり、歯車22の軸に形成されたマイナス溝24にマイナスドライバーの先端を差し込んで時計方向に回すことによってバネ力が強まるという具合にバネ力を任意に調節できるようになっている。
収納枠4aには端部ピース17a,17bを固定するためのネジ19をねじ込むための一本ないし1ヶ所のタッピングホール25と、上記引っ掛け部18の爪18aを内側から引っ掛けるための孔部(例えば角孔)26が形成されている。端部ピース17a,17bには、ネジ19を挿入するための孔部27と、引っ掛け部18とが略対角に設けられている。また、端部ピース17a,17bの室内側角部には上記カバー部材16の一側部(基部)に形成された断面略C字状の軸受部28の両端を嵌合させて回動可能に支持するための支軸部29が上下で相対向するように突出形成されている。
端部ピース17a,17bには、ガイド枠4b,4cの一端を接合する手段として、ガイド枠4b,4cの内部空間(中空部)4fに挿入嵌合される嵌合片部17cと、ガイド枠17b,17cの外面に当接されてネジ30で固定される接合片部17dとが突出形成されている。端部ピース17a,17bの接合片部17dにはネジ30の取付孔17eが形成されている。なお、図9に示すように戸当り枠4dの上下両端にも端部ピース31a,31bが嵌合装着され、該端部ピース31a,31bにはガイド枠4b,4cの内部空間(中空部)4fに挿入嵌合される図示しない嵌合片部と、ガイド枠4b,4cの外面に当接されてネジ32で固定される接合片部31dとが突出形成されている。なお、戸当り枠4dは断面略C字状に形成されており、その室内面の内角部には閉鎖時の可動框5との間の隙間を室内側から覆うための覆い片部4gがリブ状に形成されている。
上記可動框5は、図8にも示すように、剛性を高めるべく中空(ホロー)構造とされており、その上下両端には端部ピース33a,33bが嵌合により装着されている。各端部ピース33a,33bは1部品からなり、端部ピース33a,33bには可動框5の両端の中空部5fに挿入嵌合(圧入)される嵌挿部33cが突出形成されている。可動框5及び端部ピース33a,33bには、網体2の先端の縁部材14cをくわえ込んでその長手方向に沿って摺動自在に保持するための断面略C字状の保持溝5d,33dが形成されている。なお、端部ピース33a,33bは、網体2を挟み込んで固定する構造ではないため、網体2が可動框5の長手方向に移動可能であるが、網体2の上縁部14aと下縁部14bが上下のガイド枠4b、4cの支持溝34,34に支持されているので網体2が離脱する問題はない。
可動框5の室内面にはその長手方向に沿って把手5gがリブ状に形成されている。端部ピース33a,33bには把手5gの端部に当接されてこれを覆う保護カバー部33gが突出形成されている。上下のガイド枠4b,4cの対向部には対向部側が開放された断面略C字状のガイド溝35,35が長手方向に沿って形成されており、端部ピース33a,33bには該ガイド溝35,35に摺動自在に嵌合(係合)する被ガイド部である摺動部(スライダー)33s,33sが形成されている。なお、上記端部ピース17a,17b,31a,31b,33a,33bは、合成樹脂により形成されていることが好ましい。
上記ガイド枠4b,4cには、図6ないし図10に示すように網体2の上下の縁部材14a,14bを摺動自在に支持する支持溝34,34が一体形成されている。また、ガイド枠4b,4cは、中空部4fを有するホロー構造とされていることが好ましい。上下のガイド枠4b,4cは、同一断面形状の形材からなる。例えば下部のガイド枠4cは、図6に示すように左右に配した室外面板4xと室内面板4yの間に内側面板4mと外側面板4nを上下に配してなる。内側面板4mよりも上方に立ち上がった室外面板4xと室内面板4yの上縁部は相対向して接近すべく断面L字状に形成されており、これにより内側面板4mよりも上方にガイド溝35が形成されている。
内側面板4mの中央には断面略U字状で開口(スリット)34aが1.5mm程度と狭い支持溝34が押出成形によりガイド枠4cと一体に形成されている。この開口34aの幅を従来(インナーレールの場合、1mm程度)よりも若干広くすることにより、支持溝34を含む一体型のガイド枠4cのアルミ押出成形を可能としている。支持溝34の開口34aは内側面板4mよりも上方であってガイド枠4cの上面よりも下方、すなわち内側面板4mとガイド枠4cの上面との略中間高さ位置に形成されていることが好ましい。可動框5の端部ピース33a,33bの摺動部33sには、支持溝34との干渉を避けるための凹部33eが形成されている。これによりガイド枠の上面からの網体の飲み込み長さを短くしている。
巻取軸3から引き出される網体2が上記支持溝34の長手方向一端の開口(スリット)34aから進入する際に引っ掛かるのを抑制ないし防止するために、図5に示すように上記収納枠4aの端部ピース17a,17bには、網体導入ガイド部36が一体に設けられている。この網体導入ガイド部36は、ガイド枠4cの端面と同じ外形に形成され、ガイド枠4cの端面が当接されるようになっている。網体導入ガイド部36にも支持溝34と対応する導入溝部37が形成され、その開口(スリット)37aの幅は支持溝34の開口(スリット)34aの幅よりも狭く例えば1mm程度に設定されている。また、開口37aの入口側には網体2が入りやすいようにアール加工38又は面取り加工が施されていることが好ましい。
可動框5を戸当り枠4dに当接させた閉鎖位置に保持する手段として、図3ないし図9に示すように、上記可動框5及び戸当り枠4dのいずれか一方例えば戸当り枠4dには磁石40が設けられ、他方例えば可動框5には該磁石40に吸着される磁石受け41が設けられている。磁石40はフランジ42aを有する磁石ケース42内に嵌め込まれ、該磁石ケース42が戸当り枠4dの内面に形成した取付穴43に内側から嵌め込まれている。磁石ケース42には引き抜けを防止するために取付穴43の裏面に掛止される図示しない掛止爪が設けられている。
そして、磁石40の吸着力ないし磁石40による可動框5の吸着保持力を調整するために、磁石40及び磁石受け41の何れか一方を吸着面積を可変すべく移動調節可能に設けている。すなわち、磁性金属板からなる長方形板状の磁石受け41には、図7にも示すように、これをネジ44で取付けるための取付孔45が形成されているが、該取付孔45が上下方向に長い長穴に形成されている。長穴状の取付孔45にネジ44を通し、該ネジ44を可動框5にねじ込むことにより磁石受け41が可動框5の外側面に取付固定されており、ネジ44を緩めて磁石受け41を上下に移動調節することにより磁石40と磁石受け41間の吸着面積を増減し、吸着力(吸着保持力)を調節し得るようになっている。なお、可動框5の外側面には磁石受け41を上下方向に移動可能に収容する浅い凹溝46が形成されていることが好ましい。
次に、以上の構成からなるロール網戸1の取付け方法について説明する。先ず、窓枠7の一側部である左側縦枠7cの内面に引っ掛け部材9をネジ10で取付ける。次に、ロール網戸1を持って窓枠7内に真っ直ぐ挿入し、左方から右方に移動させることにより上記引っ掛け部材9の返し部9cにロール網戸1の一側部である収納枠4aの背面部に形成した被引っ掛け部50を引っ掛ける。次に、ロール網戸1の他側部を固定するために、ロール網戸1の他側部である戸当り枠4dの背面部に形成した取付片11を右側縦枠4dの内面にネジ12で取付固定すれば良い。これにより窓枠7にロール網戸1を確実且つ容易に取り付けることができ、施工性の向上及びロール網戸1の取付け時間の短縮が図れる。
る。
このようにロール網戸1によれば、網体2を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠4aと、上記網体2の先端に設けられ網体2の開閉操作を行う可動框5と、該可動框5の両端部を網体2の開閉方向に摺動自在に支持しそれぞれの一端が上記収納枠4aの両端部に接続されたガイド枠4b,4cと、該ガイド枠4b,4cの他端に両端部が接続された戸当り枠4dとを備えたロール網戸であって、窓枠7の一側部に引っ掛け部である引っ掛け部材9を設けると共に、該引っ掛け部材9に引っ掛けられる被引っ掛け部50を上記ロール網戸1の一側部に設け、上記引っ掛け部材9に被引っ掛け部50を引っ掛けて窓枠7にロール網戸1を取付けているため、窓枠7にロール網戸1を確実且つ容易に取付けることができ、ロール網戸1の取付け時間を短縮できる。
なお、縦枠7cに設けられる引っ掛け部(引っ掛け部材)9は縦枠7cとは別体で形成されていることが好ましいが、縦枠7cに一体に形成されていても良い。また、ロール網戸1の他側部例えば戸当り枠4dを窓枠7の他側部例えば右側縦枠7dに固定する手段としては、戸当り枠4dに取付片11を形成し、該取付片11を右側縦枠7dの内面にネジ止めすることが好ましいが、これに限定されるものではなく、例えば戸当り枠4dを一側部と同様に引っ掛けにより固定しても良く、或いは、両面粘着テープを使用して固定しても良い。
図13は両引きタイプのロール網戸の取付構造を説明するための横断面図である。図13の実施の形態において、図3の実施の形態と同じ部分は同じ参照符号を付して説明を省略する。図13実施の形態における窓サッシ6は両縦すべり出し窓であり、窓枠7内に左右一対の縦すべり出し障子8a,8bを観音開き状に開閉可能に取付けている。このため、窓枠7は開口幅寸法が大きいことから、2つの収納枠4a,4aを左右両側に互いに向かい合わせて配置した両引きタイプのロール網戸1Aが取付けられている。
このロール網戸1Aは、網体2を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠4aと、上記網体2の先端に設けられ網体2の開閉操作を行う可動框5と、該可動框5の両端部を網体2の開閉方向に摺動自在に支持し一端が上記収納枠4aの両端部に接続されたガイド枠4b,4cと、該ガイド枠4b,4cの他端に両端部が接続された、上記収納枠4aと対称に配置される他方の収納枠4aとを備えている。すなわち、2つの収納枠4a,4aは相対向して両側に配置され、両収納枠4a,4aの対応する端部間にガイド枠4b,4cが掛け渡され、その上下のガイド枠4b,4cに2つの可動框5,5が相対向して摺動自在に支持された構造になっている。2つの可動框5,5の対向面には、両可動框5,5を当接させた網戸閉状態に保持するために、一方の面に磁石40が設けられ、他方の面には該磁石40に吸着される磁石受け41が設けられている。磁石40の吸着力を調整するために、磁石受け41が吸着面積を可変すべく上下方向に移動調節可能に設けられている。
このロール網戸1Aを窓枠7に固定するために、窓枠7の両側部に引っ掛け部である引っ掛け部材9、9が設けられると共に、各引っ掛け部材9,9に引っ掛けられる被引っ掛け部50,50が上記ロール網戸1Aの両側部に設けられ、各引っ掛け部材9,9に被引っ掛け部50,50を引っ掛けることにより窓枠7にロール網戸1が取付けられている。ロール網戸1を取付ける場合には、窓枠7の一側部に引っ掛け部材9をネジ10で取付けておき、窓枠7の他側部に引っ掛け部材9をネジ12で仮止めしておく。この状態でロール網戸(網戸本体)1を窓枠7に対して真っ直ぐ挿入し、ロール網戸1を左方から右方へ移動させることにより左側の引っ掛け部材9に左側の被引っ掛け部50を引っ掛ける。次に、仮止めした右側の引っ掛け部材9に右側の被引っ掛け部50を引っ掛け、該引っ掛け部50をネジ12で締め付けて固定すればよい。これにより、窓枠7にロール網戸1Aを確実且つ容易に取付けることができ、ロール網戸1Aの取付け時間を短縮できる。なお、図13の実施の形態では、ロール網戸1Aの両側部を引っ掛けにより窓枠7に取付けるように構成されているが、ロール網戸1Aの一側部のみを引っ掛け、ロール網戸1Aの他側部は他の固定手段例えば両面粘着テープ等により固定しても良い。
以上、本発明の実施の形態ないし実施例を図面により詳述してきたが、本発明は上記実施の形態ないし実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、ロール網戸が取付けられる窓ないし窓サッシとしては、横すべり出し窓等であってもよい。また、ロール網戸は窓枠にではなく、開口である窓額縁に取付けてもよい。この場合、窓額縁の一側部に引っ掛け部を設けると共に、該引っ掛け部に引っ掛けられる被引っ掛け部を上記ロール網戸の一側部に設け、上記引っ掛け部に被引っ掛け部を引っ掛けて窓額縁にロール網戸を取付ければよい。両引きタイプのロール網戸においても同様に窓額縁に取付けることができる。上記実施例では横引きタイプのロール網戸が示されているが、ロール網戸としては縦引きタイプであっても良い。
本発明の実施の形態であるロール網戸の概略的構成を示す室内側正面図である。 縦すべり出し窓サッシに取付けたロール網戸の縦断面図である。 同ロール網戸の横断面図である。 収納枠の端部キャップの取付構造を説明する図で、(a)は上下の端部キャップの斜視図、(b)は分解斜視図、(c)は上ガイド枠を接合する際の斜視図、(d)は上ガイド枠の固定する際の斜視図である。 下ガイド枠と端部キャップの接合状態を示す斜視図である。 可動框の下部の構造を示す図である。 同可動框の斜視図である。 可動框の端部キャップの取付構造を説明する図で、(a)は端部キャップの斜視図、(b)は分解斜視図、(c)は網体を取付ける際の斜視図、(d)は端部キャップの内側端面図である。 網戸を閉状態に保持する構造を説明する図で、(a)は磁石受け側の斜視図、(b)は磁石側の斜視図である。 下ガイド枠の一例を示す横面図である。 ロール網戸の取付方法を説明するための斜視図である。 図3のA部拡大断面図である。 両引きタイプのロール網戸の取付構造を説明するための横断面図である。
符号の説明
1、1A ロール網戸
2 網体
3 巻取軸
4a 収納枠
4b,4c ガイド枠
4d 戸当り枠
5 可動框
7 窓枠
9 引っ掛け部材(引っ掛け部)
50 被引っ掛け部

Claims (2)

  1. 網体を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠と、上記網体の先端に設けられ網体の開閉操作を行う可動框と、該可動框の両端部を網体の開閉方向に摺動自在に支持し一端が上記収納枠の両端部に接続されたガイド枠と、該ガイド枠の他端に両端部が接続された戸当り枠とを備えたロール網戸であって、上記ロール網戸が取付けられる窓枠又は窓額縁の上枠、下枠及び左右の縦枠の室内側内面に合成樹脂形材製のアングル部材を設け、一方の縦枠の内面に断面L字状で先端に返し部を有する引っ掛け部材の基部を上記アングル部材を介して取付け、前記返し部に引っ掛けられる被引っ掛け部を上記ロール網戸の一側部に設け、一側のアングル部材とロール網戸の一側部との間に前記返し部に前記引っ掛け部を引っ掛けるための所定の隙間を設け、上記ロール網戸の他側部に設けられた取付片を他方の縦枠の内面に上記アングル部材を介して取付けたことを特徴とするロール網戸。
  2. 網体を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠と、上記網体の先端に設けられ網体の開閉操作を行う可動框と、該可動框の両端部を網体の開閉方向に摺動自在に支持し一端が上記収納枠の両端部に接続されたガイド枠と、該ガイド枠の他端に両端部が接続され上記収納枠と対称に配置される収納枠とを備えた両開きタイプのロール網戸であって、上記ロール網戸が取付けられる窓枠又は窓額縁の上枠、下枠及び左右の縦枠の室内側内面に合成樹脂形材製のアングル部材を設け、左右の縦枠の内面に断面L字状で先端に返し部を有する引っ掛け部材の基部を上記アングル部材を介してそれぞれ取付け、前記返し部に引っ掛けられる被引っ掛け部を上記ロール網戸の両側部に設け、両側のアングル部材とロール網戸の両側部との間に前記返し部に前記引っ掛け部を引っ掛けるための所定の隙間を設けたことを特徴とするロール網戸。
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