JP3685674B2 - シャッター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッターに係り、特に耐風強度を高めたシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の窓や出入口等の開口に設けられるシャッターは、建物の開口に設けられシャッター板の両側端部を昇降可能に支持するガイドレールを有するシャッター枠と、このシャッター枠の上部に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッターボックスとを備えている。また、シャッターとしては、ガイドレールとシャッター板の側端部に、シャッター板がガイドレールから抜けるのを防止するための抜け止め手段を設けて耐風強度の向上を図ったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のシャッターには、ガイドレールをシャッター枠と一体に形成したもの(前者)と、ガイドレールをシャッター枠と別体に形成してシャッター枠に着脱可能に取付けたタイプのもの(後者)とがある。後者のものは、ガイドレールにシャッター板の両側端部を挿入係合させてから、ガイドレールをシャッター枠にネジ止め等により取付けることができるので、前者のものよりも取付けやメンテナンスがし易い利点がある。
【0004】
しかしながら、後者のシャッターにおいては、台風等の強い風圧がシャッター板に作用した場合には、シャッター板の抜け止め手段を介してガイドレールに過大な外力が作用するため、ガイドレールがシャッター枠から外れたり、壊れてしまう恐れがあった。
【0005】
本発明は、前記事情を考慮してなされてもので、シャッター枠に対するガイドレールの取付強度を簡単な構造で向上させることができ、耐風強度の向上が図れるシャッターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明のシャッターは、建物の開口に設けられシャッター板の両側端部を昇降可能に支持するガイドレールを縦枠に有するシャッター枠と、このシャッター枠の上部に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッターボックスとを備え、前記ガイドレールは室外側に位置する外面部と室内に位置する内面部と、これら外面部と内面部を連結する端面部および内部の連結部とを備え、端面部の反対側でガイド溝として開口しており、前記縦枠は外面部と内面部と室外端にガイドレール取付壁部とガイドレール取付壁部より室外側に突出する互いに平行な外側リブと内側リブを備え、ガイドレールの内面部とシャッター枠のガイドレール取付壁部が前記外側リブと内側リブで着脱可能に取付けられ、前記ガイドレールには前記シャッター枠に対する取付強度を補強する補強部材が設けられ、この補強部材は直交する第1壁部と第2壁部とを有し、第1壁部をガイドレールの端面部の外面から縦枠の外側リブの外面にかけてあてがうと共に、第2壁部をガイドレールの外面部にあてがい、第1壁部はガイドレールの端面部に又は第2壁部はガイドレールの外面部に、固着具で固定したことを特徴とする。
【0007】
【実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。まず、第1の実施の形態を説明する。図1はシャッターの概略構成を示す斜視図、図2はシャッター枠の分解斜視図である。
【0008】
図1に示すように、このシャッター10は、水平に細長いスラット11をよろい状に縦方向につないでなるシャッター板12と、建物の開口に設けられシャッター板12の両側端部を昇降可能に支持するガイドレール20を有するシャッター枠14と、このシャッター枠14の上部に設けられシャッター板12を巻取り収納するシャッターボックス13とから主に構成されている。
【0009】
シャッター板12を構成するスラット11は、大半が鋼板の曲げ加工品よりなるものの、シャッター板12を閉じたときに高さ方向の中間領域に位置する何枚かは、アルミニウム形材(押し出し成形品)の高強度スラット11Aとされている。また、シャッター板12の先端部(下端部)には、このシャッター板12を先導するエンドスラット11Bが設けられている。前記シャッターボックス13は、横長の箱状に形成されており、その内部にはシャッター板12を巻取るための巻取ドラム(図示されず)が設けられている。シャッターボックス13の下面は開口されており、この開口を塞ぐようにカバー材15が着脱可能に取付けられている。
【0010】
前記シャッター枠14は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなる上枠16、下枠17および左右の縦枠18,18により四方枠状に組立てられ、両縦枠18,18の室外面にガイドレール20が着脱可能に取付けられる。また、本実施の形態のシャッター10は、サッシ50の室外側に設けられるタイプであり、シャッター枠14とサッシ枠51が一体に形成されたタイプとされているが、シャッター枠14の内側にサッシ枠51を別体で設けるタイプとされていてもよい。
【0011】
サッシ枠51は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなる上枠53、下枠54、および左右の縦枠60、60により四方枠状に組立てられている。サッシ枠51内には、図3に示すように、障子52a、52bが引き違いに開閉可能に設けられている。図3はシャッター枠の横断面図、図4はその要部の拡大図である。
【0012】
図3、図4に示すように、ガイドレール20には、エンドスラット11Bの両側端部およびシャッター板12の両側端部を上下方向に案内するガイド溝21が設けられている。ガイドレール20は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなり、断面略コ字状に形成されている。左右のガイドレール20、20は、ガイド溝21の開口部分を対向させた姿勢で、シャッター枠14の縦枠18(本実施の形態の場合、シャッター枠14とサッシ枠51が一体であるため、サッシ枠51の縦枠60といってもよい。)の室外面に着脱可能に取付けられている。
【0013】
ガイドレール20は、室外側に位置する外面部22と室内側に位置する内面部23と、これら外面部22と内面部23を連結する端面部24および内部の連結部25とを備えている。ガイド溝21は、外面部22と内面部23および連結部25により区画形成され、端面部24の反対側で開口している。端面部24と連結部25は間隔をおいて対向しており、外面部22と内面部23とこれら端面部24および連結部25とにより、強度を保つための閉じた矩形断面部26が構成されている。
【0014】
内面部23の外面には、端面部24に近い位置に取付フック(係合部)27が設けられ、それより間隔をおいた位置に取付リブ28が設けられている。前記取付フック27は、内面部23から突き出して端面部24側にL字形に曲がっている。前記取付リブ28は、内面部23から垂直に突き出しており、ネジ貫通孔(孔部)29を有している。このネジ貫通孔29は、セルフタップでもよい。
【0015】
ガイドレール20のガイド溝21内からシャッター板12の側端部が引き抜けるのを防止する抜け止め手段として、ガイド溝21の内面部23には、ガイド溝21内に垂直に突出する抜け止め壁部30が設けられ、シャッター板12のスラット11の端部には、抜け止め壁部30と係合可能な抜け止めフック18が適宜設けられている。抜け止め壁部30の先端には、ガイド溝21の開口と反対方向に若干曲がった引掛部30aが形成されている。
【0016】
一方、縦枠18(60)は、本実施の形態の場合、外面部61と内面部62を有する強度の高いホロー構造ないし二重構造63とされているが、ソリッド構造であってもよい。縦枠18(60)の室外端には、ガイドレール取付壁部64が設けられ、このガイドレール取付壁部64には、室外側へ突出する互いに平行な2枚のリブ65、66が一体形成されている。
【0017】
これらのリブ65、66のうち、外側のリブ65は、縦枠18(60)の外壁部61の延長上に位置している。また、内側のリブ66は、縦枠18(60)の厚みの数倍の幅を有するガイドレール取付壁部64の内側端部に位置している。外側のリブ65の先端には、内側にL字形に曲がった取付フック(係合受部)65aが形成されている。また、内側にリブ66には、リブ66の厚み方向に貫通するネジ孔(孔部)67が設けられている。
【0018】
前記のガイドレール20は、係合部である取付フック27を係合受部である取付フック部65aに係合させると共に取付リブ28,66同士を接合具である第1取付ネジ71で接合することにより、縦枠18(60)のガイドレール取付壁部64に着脱可能に取付けられている。ガイドレール20をサッシ縦枠60に取付けるには、予めシャッター板12の側端部をガイド溝21に挿入し、シャッター板12の側端部の抜け止めフック18を、ガイド溝21内の抜け止め壁30と係合できる状態にして、ガイドレール20の内面部23の外面に設けた取付フック27を、ガイドレール取付壁部64の外側リブ65の先端の取付フック65aに係合させる。
【0019】
次に、ガイドレール20の内面部23の外面に突設した取付リブ28を、縦枠18(60)のガイドレール取付壁部64の内側リブ66の内側面に重ね合わせて、その状態で、第1取付ネジ71の先端を、取付リブ28のネジ貫通孔29に通し、ガイドレール取付壁部64側の内側リブ66のネジ孔67に締め込む。これにより、サッシ縦枠60にガイドレール20が固定される。
【0020】
このようにガイドレール20を縦枠18(60)に組み付けた状態で、ガイドレール20の取付フック27が縦枠18(60)側の取付フック65aに係合し、且つ、ガイドレール20側の取付リブ28とサッシ縦枠60側の内側リブ66とが第1取付ネジ71で結合されていることにより、ガイドレール20は、室内側から室外側へ向かう方向(X方向)に脱落しないように強固に保持される。
【0021】
しかし、台風等の強風(例えば風速60m以上)によりシャッター板12が煽られ、シャッター板12側の抜け止めフック18がガイド溝21内の抜け止め壁部30に係合して、ガイドレール20に開口内方向(Y方向)の強い力やガイドレール20のガイド溝側を室外方向(X方向)へ折り曲げ用とする強いモーメントが作用した場合、前記ガイドレール20の取付構造だけでは、その強度を維持することが難しい。
【0022】
そこで、前記ガイドレール20には、前記縦枠18(60)に対する取付強度を補強するための補強部材80が設けられている。この補強部材80は、剛性を有する金属例えばアルミニウム合金により断面L字状に形成されており、互いに直交する第1壁部81と第2壁部82を有している。この補強部材80は、第1壁部81をガイドレール20の端面部24の外面から縦枠(18)60の外側リブ65の外面にかけてあてがうと共に、第2壁部82をガイドレール20の室外面にあてがい、この第2壁部82を、固着具である第2取付ネジ72によりガイドレール20の矩形断面部26を構成する外面部22に固定することにより、ガイドレール20に取付けられる。補強部材80には、その外側を覆う合成樹脂製のキャップ85が取付けられる。
【0023】
これにより、強風時にガイドレール20に開口内方向(Y方向)の強い力やガイドレール20のガイド溝側を室外方向(X方向)へ折り曲げ用とする強いモーメントが作用したとしても、補強部材80が縦枠18(60)に引っ掛かる形でガイドレール20に固定されているので、補強部材80を介してサッシ縦枠18(60)にその力が伝わり、そこで確実に受け止められる。
【0024】
従って、ガイドレール20が縦枠18(60)から外れたり、壊れるのを抑制ないし防止することができる。なお、補強部材80は、図2に示すように、ガイドレール20の長手方向の中間部に少なくとも1個だけ設ければよいが、長手方向に間隔をおいて複数個設けたり、長手方向の全長にわたる大きさに形成して設けてもよい。
【0025】
図5は、本発明の第2の実施の形態を示している。この第2の実施の形態のシャッター210では、サッシ縦枠60の構成は第1の実施の形態と同じであるが、ガイドレール220と補強部材280の構成が第1の実施の形態と異なっている。第1の実施の形態と異なる部分は異なる符号を付して説明し、同じ部分は同じ符号を付して説明を簡略化する。
【0026】
ガイドレール220は、断面略H字状のアルミニウム合金の押出形材からなり、室外側の外面部222と室内側の内面部223と、これらを連結する連結板225とを備えている。ガイド溝221は、外面部222と内面部223の一端側間に確保されており、一端側で開口している。外面部222と内面部223の他端側の端部には、補強部材280を取付けるためのネジ止め部222aと、受けフック223aとが設けられている。
【0027】
内面部223の外面には、受けフック223aに近い位置に取付フック27が設けられ、それより間隔をおいた位置に取付リブ28が設けられている。取付フック27と取付リブ28の構成は、第1の実施の形態と全く同様である。また、ガイド溝221の内面には断面コ字状のインサート部材231が挿入されている。このインサート部材231は、連結部225に連結ネジ232で固定されると共に、内面部223にリベット233で固定されている。このインサート部材231の内面側には、ガイド溝221内に垂直に突き出した抜け止め壁部(抜け止め手段)230が設けられている。なお、抜け止め壁部230は図4のようにガイドレールの形材に形成されていてもよい。
【0028】
前記のガイドレール220は、サッシ縦枠60のガイドレール取付壁64に取付けられている。ガイドレール220をサッシ縦枠60に取付けるには、第1の実施の形態と全く同様に行う。従って、第1実施形態と同様に、Y方向の外力等が作用したときに強度的に弱い。
【0029】
そこで、この第2の実施の形態のシャッター210では、ガイドレール220の外面部222の他端側の外側角部に、断面略L字形の補強部材280を配置してネジ止めすることにより、ガイドレール220の取付を補強している。この補強部材280は、互いに直交する第1壁部281と第2壁部282を有し、第1壁部281をガイドレール220の内面部223の他端側の受けフック223aの外側からサッシ縦枠60の外側リブ65の外面にかけてあてがう。このとき、第1壁部281の裏側にある係合フック281aを、ガイドレール220側の他端側に設けた受けフック223aに係合させる。それと共に、第2壁部282をガイドレール220の外面部222の他端側のネジ止め部222aにあてがい、室外側に面する第2壁部282の上から、第2取付ネジ272をガイドレール220のネジ止め部222aにねじ込むことにより、補強部材280を取付けて、ガイドレール220の取付を補強している。なお、285は第2取付ネジ272の頭部を覆うキャップである。
【0030】
これにより、強風時にガイドレール220に対してY方向の力が加わっても、補強部材280がサッシ縦枠60に引っ掛かる形でガイドレール220に固定されているので、補強部材280を介して縦枠18(60)にその力が伝わり、そこで確実に受け止められる。また、補強部材280の係合フック281aが、イドレール220の受けフック223aに係合していることにより、この部分でも大きな抵抗力を発揮することができる。従って、一層ガイドレール220の外れ防止効果を強化することができる。
【0031】
図6は、本発明の第3の実施の形態を示している。この第3の実施の形態のシャッター310では、サッシ縦枠60の構成は第1の実施の形態と同じであるが、ガイドレール320と補強部材380の構成が第1の実施の形態と異なっている。第1の実施の形態と異なる部分は異なる符号を付して説明し、同じ部分は同じ符号を付して説明を簡略化する。
【0032】
ガイドレール320は、断面略コ字状のアルミニウム押し出し形材からなり、室外側に位置する外面部322と室内側に位置する内面部323と、端面部324および内部の連結板325とを備えている。ガイド溝321は、外面部322と内面部323間に確保されており、端面部324の反対側で開口している。端面部324と連結部325は間隔をおいて対向しており、外面部322と内面部323とこれら端面部324および連結板325とにより、強度を保つための閉じた矩形断面部326が構成されている。
【0033】
また、内面部323の外面には、端面部324に近い位置に取付フック27が設けられ、それより間隔をおいた位置に取付リブ28が設けられている。取付フック27と取付リブ28の構成は、第1の実施の形態と全く同様である。また、ガイド溝321の内面には、第2の実施の形態と同様に、断面コ字状のインサート部材331が挿入されている。このインサート部材331は、後述する補強部材380を取付けるための第2取付ネジ332で連結部325に固定されている。また、内面部323にリベット333で固定されている。このインサート部材331の内面側には、ガイド溝321内に垂直に突き出した抜け止め壁(抜け止め手段)330が設けられている。なお、抜け止め壁部330は図4のようにガイドレールの形材に形成されていてもよい。
【0034】
前記のガイドレール320は、サッシ縦枠60のガイドレール取付壁部64に取付けられている。ガイドレール320をサッシ縦枠60に取付けるには、第1の実施の形態と全く同様に行う。従って、第1実施形態と同様に、Y方向の外力等が作用したときに強度的に弱い。そこで、この第3の実施の形態のシャッター310では、ガイドレール320の矩形断面部326の外側角部に、断面L字形の補強部材380を配置してネジ止めすることにより、ガイドレール320の取付を補強している。
【0035】
補強部材380は、互いに直交する第1壁部381と第2壁部382を有し、第1壁部381をガイドレール320の端面部324の外側からサッシ縦枠60の外側リブ65の外面にあてがうと共に、第2壁部382をガイドレール320の外面部322の外側にあてがい、第1壁部381の上から第2取付ネジ372を、ガイドレール320の矩形断面部326を構成する端面部324と連結部324とインサート部材331とを貫通して、インサート部材331の内面側に配したナット部材335にねじ込むことにより、補強部材380を取付けて、ガイドレール320の取付を補強している。
【0036】
こうすることにより、強風時にガイドレール320に対してY方向等の強い外力が作用したとしても、補強部材380がサッシ縦枠60に引っ掛かる形でガイドレール320に固定されているので、補強部材380を介してサッシ縦枠60にその力が伝わり、そこで確実に受け止められる。従って、第1取付ネジ71だけで過大な抜け力を支えるのではなく、第1取付ネジ71と第2取付ネジ372とで分担して過大な外力を支えることができるので、ガイドレール320の外れを防止することができる。この場合、抜け力(外力)が直接加わるインサート部材331を、補強部材380を固定する第2取付ネジ372で直接保持しているので、抜け力を直接補強部材380を介してサッシ縦枠60に伝えることができ、ガイドレール320に加わる力を減らすことができる。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、前記サッシ50は、引き違い式に限られず、片引き等であってもよい。補強部材80、280、380とガイドレール20、220、320の形状は、任意に変更することができる。また、前記実施の形態では、シャッターがサッシと組み合わされているが、サッシと組み合わせないシャッター単体であってもよい。この場合、シャッター枠は、少なくとも上枠と左右の縦枠からなっていてもよい。本発明のシャッターは、抜け止め手段を備えていなくてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上要するに本発明のシャッターによれば、建物の開口に設けられシャッター板の両側端部を昇降可能に支持するガイドレールを縦枠に有するシャッター枠と、このシャッター枠の上部に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッターボックスとを備え、前記ガイドレールは室外側に位置する外面部と室内に位置する内面部と、これら外面部と内面部を連結する端面部および内部の連結部とを備え、端面部の反対側でガイド溝として開口しており、前記縦枠は外面部と内面部と室外端にガイドレール取付壁部とガイドレール取付壁部より室外側に突出する互いに平行な外側リブと内側リブを備え、ガイドレールの内面部とシャッター枠のガイドレール取付壁部が前記外側リブと内側リブで着脱可能に取付けられ、前記ガイドレールには前記シャッター枠に対する取付強度を補強する補強部材が設けられ、この補強部材は直交する第1壁部と第2壁部とを有し、第1壁部をガイドレールの端面部の外面から縦枠の外側リブの外面にかけてあてがうと共に、第2壁部をガイドレールの外面部にあてがい、第1壁部はガイドレールの端面部に又は第2壁部はガイドレールの外面部に、固着具で固定しているため、シャッター枠に対するガイドレールの取付強度を簡単な構造で向上させることができ、台風等の強い風圧がシャッター板に作用して、ガイドレールに過大な外力が加わったとしても、ガイドレールをシャッター枠に確実に取付けておくことができ、耐風強度を十分に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシャッターの概略斜視図である。
【図2】図1のシャッターにおけるシャッター枠の分解斜視図である。
【図3】図2のシャッター枠の横断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すシャッターの概略的横断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すシャッターの概略的横断面図である。
【符号の説明】
12 シャッター板
13 シャッターボックス
14 シャッター枠
20 ガイドレール
80 補強部材

Claims (1)

  1. 建物の開口に設けられシャッター板の両側端部を昇降可能に支持するガイドレールを縦枠に有するシャッター枠と、このシャッター枠の上部に設けられシャッター板を巻取り収納するシャッターボックスとを備え、前記ガイドレールは室外側に位置する外面部と室内に位置する内面部と、これら外面部と内面部を連結する端面部および内部の連結部とを備え、端面部の反対側でガイド溝として開口しており、前記縦枠は外面部と内面部と室外端にガイドレール取付壁部とガイドレール取付壁部より室外側に突出する互いに平行な外側リブと内側リブを備え、ガイドレールの内面部とシャッター枠のガイドレール取付壁部が前記外側リブと内側リブで着脱可能に取付けられ、前記ガイドレールには前記シャッター枠に対する取付強度を補強する補強部材が設けられ、この補強部材は直交する第1壁部と第2壁部とを有し、第1壁部をガイドレールの端面部の外面から縦枠の外側リブの外面にかけてあてがうと共に、第2壁部をガイドレールの外面部にあてがい、第1壁部はガイドレールの端面部に又は第2壁部はガイドレールの外面部に、固着具で固定したことを特徴とするシャッター。
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