JP2001220971A - シャッター - Google Patents

シャッター

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JP2001220971A JP2000029039A JP2000029039A JP2001220971A JP 2001220971 A JP2001220971 A JP 2001220971A JP 2000029039 A JP2000029039 A JP 2000029039A JP 2000029039 A JP2000029039 A JP 2000029039A JP 2001220971 A JP2001220971 A JP 2001220971A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター枠に対するガイドレールの取付強
度を向上させ、耐風強度を高める。 【解決手段】 建物の開口に設けられシャッター板12
の両側端部を昇降可能に支持するガイドレール20を有
するシャッター枠14と、このシャッター枠14の上部
に設けられシャッター板12を巻取り収納するシャッタ
ーボックス13とを備え、前記ガイドレール20はシャ
ッター枠14に着脱可能に取付けられ、前記ガイドレー
ル20には前記シャッター枠14に対する取付強度を補
強する補強部材80が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターに係
り、特に耐風強度を高めたシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の窓や出入口等の開口に設けられる
シャッターは、建物の開口に設けられシャッター板の両
側端部を昇降可能に支持するガイドレールを有するシャ
ッター枠と、このシャッター枠の上部に設けられシャッ
ター板を巻取り収納するシャッターボックスとを備えて
いる。また、シャッターとしては、ガイドレールとシャ
ッター板の側端部に、シャッター板がガイドレールから
抜けるのを防止するための抜け止め手段を設けて耐風強
度の向上を図ったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のシ
ャッターには、ガイドレールをシャッター枠と一体に形
成したもの(前者)と、ガイドレールをシャッター枠と
別体に形成してシャッター枠に着脱可能に取付けたタイ
プのもの(後者)とがある。後者のものは、ガイドレー
ルにシャッター板の両側端部を挿入係合させてから、ガ
イドレールをシャッター枠にネジ止め等により取付ける
ことができるので、前者のものよりも取付けやメンテナ
ンスがし易い利点がある。
【0004】しかしながら、後者のシャッターにおいて
は、台風等の強い風圧がシャッター板に作用した場合に
は、シャッター板の抜け止め手段を介してガイドレール
に過大な外力が作用するため、ガイドレールがシャッタ
ー枠から外れたり、壊れてしまう恐れがあった。
【0005】本発明は、前記事情を考慮してなされても
ので、シャッター枠に対するガイドレールの取付強度を
簡単な構造で向上させることができ、耐風強度の向上が
図れるシャッターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のシャッターは、建物の開口に設けられシャッ
ター板の両側端部を昇降可能に支持するガイドレールを
有するシャッター枠と、このシャッター枠の上部に設け
られシャッター板を巻取り収納するシャッターボックス
とを備え、前記ガイドレールはシャッター枠に着脱可能
に取付けられ、前記ガイドレールには前記シャッター枠
に対する取付強度を補強する補強部材が設けられている
ことを特徴とする。
【0007】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。まず、第1の実施の形態を説明す
る。図1はシャッターの概略構成を示す斜視図、図2は
シャッター枠の分解斜視図である。
【0008】図1に示すように、このシャッター10
は、水平に細長いスラット11をよろい状に縦方向につ
ないでなるシャッター板12と、建物の開口に設けられ
シャッター板12の両側端部を昇降可能に支持するガイ
ドレール20を有するシャッター枠14と、このシャッ
ター枠14の上部に設けられシャッター板12を巻取り
収納するシャッターボックス13とから主に構成されて
いる。
【0009】シャッター板12を構成するスラット11
は、大半が鋼板の曲げ加工品よりなるものの、シャッタ
ー板12を閉じたときに高さ方向の中間領域に位置する
何枚かは、アルミニウム形材(押し出し成形品)の高強
度スラット11Aとされている。また、シャッター板1
2の先端部(下端部)には、このシャッター板12を先
導するエンドスラット11Bが設けられている。前記シ
ャッターボックス13は、横長の箱状に形成されてお
り、その内部にはシャッター板12を巻取るための巻取
ドラム(図示されず)が設けられている。シャッターボ
ックス13の下面は開口されており、この開口を塞ぐよ
うにカバー材15が着脱可能に取付けられている。
【0010】前記シャッター枠14は、例えばアルミニ
ウム合金の押出形材からなる上枠16、下枠17および
左右の縦枠18,18により四方枠状に組立てられ、両
縦枠18,18の室外面にガイドレール20が着脱可能
に取付けられる。また、本実施の形態のシャッター10
は、サッシ50の室外側に設けられるタイプであり、シ
ャッター枠14とサッシ枠51が一体に形成されたタイ
プとされているが、シャッター枠14の内側にサッシ枠
51を別体で設けるタイプとされていてもよい。
【0011】サッシ枠51は、例えばアルミニウム合金
の押出形材からなる上枠53、下枠54、および左右の
縦枠60、60により四方枠状に組立てられている。サ
ッシ枠51内には、図3に示すように、障子52a、5
2bが引き違いに開閉可能に設けられている。図3はシ
ャッター枠の横断面図、図4はその要部の拡大図であ
る。
【0012】図3、図4に示すように、ガイドレール2
0には、エンドスラット11Bの両側端部およびシャッ
ター板12の両側端部を上下方向に案内するガイド溝2
1が設けられている。ガイドレール20は、例えばアル
ミニウム合金の押出形材からなり、断面略コ字状に形成
されている。左右のガイドレール20、20は、ガイド
溝21の開口部分を対向させた姿勢で、シャッター枠1
4の縦枠18(本実施の形態の場合、シャッター枠14
とサッシ枠51が一体であるため、サッシ枠51の縦枠
60といってもよい。)の室外面に着脱可能に取付けら
れている。
【0013】ガイドレール20は、室外側に位置する外
面部22と室内側に位置する内面部23と、これら外面
部22と内面部23を連結する端面部24および内部の
連結部25とを備えている。ガイド溝21は、外面部2
2と内面部23および連結部25により区画形成され、
端面部24の反対側で開口している。端面部24と連結
部25は間隔をおいて対向しており、外面部22と内面
部23とこれら端面部24および連結部25とにより、
強度を保つための閉じた矩形断面部26が構成されてい
る。
【0014】内面部23の外面には、端面部24に近い
位置に取付フック(係合部)27が設けられ、それより
間隔をおいた位置に取付リブ28が設けられている。前
記取付フック27は、内面部23から突き出して端面部
24側にL字形に曲がっている。前記取付リブ28は、
内面部23から垂直に突き出しており、ネジ貫通孔(孔
部)29を有している。このネジ貫通孔29は、セルフ
タップでもよい。
【0015】ガイドレール20のガイド溝21内からシ
ャッター板12の側端部が引き抜けるのを防止する抜け
止め手段として、ガイド溝21の内面部23には、ガイ
ド溝21内に垂直に突出する抜け止め壁部30が設けら
れ、シャッター板12のスラット11の端部には、抜け
止め壁部30と係合可能な抜け止めフック18が適宜設
けられている。抜け止め壁部30の先端には、ガイド溝
21の開口と反対方向に若干曲がった引掛部30aが形
成されている。
【0016】一方、縦枠18(60)は、本実施の形態
の場合、外面部61と内面部62を有する強度の高いホ
ロー構造ないし二重構造63とされているが、ソリッド
構造であってもよい。縦枠18(60)の室外端には、
ガイドレール取付壁部64が設けられ、このガイドレー
ル取付壁部64には、室外側へ突出する互いに平行な2
枚のリブ65、66が一体形成されている。
【0017】これらのリブ65、66のうち、外側のリ
ブ65は、縦枠18(60)の外壁部61の延長上に位
置している。また、内側のリブ66は、縦枠18(6
0)の厚みの数倍の幅を有するガイドレール取付壁部6
4の内側端部に位置している。外側のリブ65の先端に
は、内側にL字形に曲がった取付フック(係合受部)6
5aが形成されている。また、内側にリブ66には、リ
ブ66の厚み方向に貫通するネジ孔(孔部)67が設け
られている。
【0018】前記のガイドレール20は、係合部である
取付フック27を係合受部である取付フック部65aに
係合させると共に取付リブ28,66同士を接合具であ
る第1取付ネジ71で接合することにより、縦枠18
(60)のガイドレール取付壁部64に着脱可能に取付
けられている。ガイドレール20をサッシ縦枠60に取
付けるには、予めシャッター板12の側端部をガイド溝
21に挿入し、シャッター板12の側端部の抜け止めフ
ック18を、ガイド溝21内の抜け止め壁30と係合で
きる状態にして、ガイドレール20の内面部23の外面
に設けた取付フック27を、ガイドレール取付壁部64
の外側リブ65の先端の取付フック65aに係合させ
る。
【0019】次に、ガイドレール20の内面部23の外
面に突設した取付リブ28を、縦枠18(60)のガイ
ドレール取付壁部64の内側リブ66の内側面に重ね合
わせて、その状態で、第1取付ネジ71の先端を、取付
リブ28のネジ貫通孔29に通し、ガイドレール取付壁
部64側の内側リブ66のネジ孔67に締め込む。これ
により、サッシ縦枠60にガイドレール20が固定され
る。
【0020】このようにガイドレール20を縦枠18
(60)に組み付けた状態で、ガイドレール20の取付
フック27が縦枠18(60)側の取付フック65aに
係合し、且つ、ガイドレール20側の取付リブ28とサ
ッシ縦枠60側の内側リブ66とが第1取付ネジ71で
結合されていることにより、ガイドレール20は、室内
側から室外側へ向かう方向(X方向)に脱落しないよう
に強固に保持される。
【0021】しかし、台風等の強風(例えば風速60m
以上)によりシャッター板12が煽られ、シャッター板
12側の抜け止めフック18がガイド溝21内の抜け止
め壁部30に係合して、ガイドレール20に開口内方向
(Y方向)の強い力やガイドレール20のガイド溝側を
室外方向(X方向)へ折り曲げ用とする強いモーメント
が作用した場合、前記ガイドレール20の取付構造だけ
では、その強度を維持することが難しい。
【0022】そこで、前記ガイドレール20には、前記
縦枠18(60)に対する取付強度を補強するための補
強部材80が設けられている。この補強部材80は、剛
性を有する金属例えばアルミニウム合金により断面L字
状に形成されており、互いに直交する第1壁部81と第
2壁部82を有している。この補強部材80は、第1壁
部81をガイドレール20の端面部24の外面から縦枠
(18)60の外側リブ65の外面にかけてあてがうと
共に、第2壁部82をガイドレール20の室外面にあて
がい、この第2壁部82を、固着具である第2取付ネジ
72によりガイドレール20の矩形断面部26を構成す
る外面部22に固定することにより、ガイドレール20
に取付けられる。補強部材80には、その外側を覆う合
成樹脂製のキャップ85が取付けられる。
【0023】これにより、強風時にガイドレール20に
開口内方向(Y方向)の強い力やガイドレール20のガ
イド溝側を室外方向(X方向)へ折り曲げ用とする強い
モーメントが作用したとしても、補強部材80が縦枠1
8(60)に引っ掛かる形でガイドレール20に固定さ
れているので、補強部材80を介してサッシ縦枠18
(60)にその力が伝わり、そこで確実に受け止められ
る。
【0024】従って、ガイドレール20が縦枠18(6
0)から外れたり、壊れるのを抑制ないし防止すること
ができる。なお、補強部材80は、図2に示すように、
ガイドレール20の長手方向の中間部に少なくとも1個
だけ設ければよいが、長手方向に間隔をおいて複数個設
けたり、長手方向の全長にわたる大きさに形成して設け
てもよい。
【0025】図5は、本発明の第2の実施の形態を示し
ている。この第2の実施の形態のシャッター210で
は、サッシ縦枠60の構成は第1の実施の形態と同じで
あるが、ガイドレール220と補強部材280の構成が
第1の実施の形態と異なっている。第1の実施の形態と
異なる部分は異なる符号を付して説明し、同じ部分は同
じ符号を付して説明を簡略化する。
【0026】ガイドレール220は、断面略H字状のア
ルミニウム合金の押出形材からなり、室外側の外面部2
22と室内側の内面部223と、これらを連結する連結
板225とを備えている。ガイド溝221は、外面部2
22と内面部223の一端側間に確保されており、一端
側で開口している。外面部222と内面部223の他端
側の端部には、補強部材280を取付けるためのネジ止
め部222aと、受けフック223aとが設けられてい
る。
【0027】内面部223の外面には、受けフック22
3aに近い位置に取付フック27が設けられ、それより
間隔をおいた位置に取付リブ28が設けられている。取
付フック27と取付リブ28の構成は、第1の実施の形
態と全く同様である。また、ガイド溝221の内面には
断面コ字状のインサート部材231が挿入されている。
このインサート部材231は、連結部225に連結ネジ
232で固定されると共に、内面部223にリベット2
33で固定されている。このインサート部材231の内
面側には、ガイド溝221内に垂直に突き出した抜け止
め壁部(抜け止め手段)230が設けられている。な
お、抜け止め壁部230は図4のようにガイドレールの
形材に形成されていてもよい。
【0028】前記のガイドレール220は、サッシ縦枠
60のガイドレール取付壁64に取付けられている。ガ
イドレール220をサッシ縦枠60に取付けるには、第
1の実施の形態と全く同様に行う。従って、第1実施形
態と同様に、Y方向の外力等が作用したときに強度的に
弱い。
【0029】そこで、この第2の実施の形態のシャッタ
ー210では、ガイドレール220の外面部222の他
端側の外側角部に、断面略L字形の補強部材280を配
置してネジ止めすることにより、ガイドレール220の
取付を補強している。この補強部材280は、互いに直
交する第1壁部281と第2壁部282を有し、第1壁
部281をガイドレール220の内面部223の他端側
の受けフック223aの外側からサッシ縦枠60の外側
リブ65の外面にかけてあてがう。このとき、第1壁部
281の裏側にある係合フック281aを、ガイドレー
ル220側の他端側に設けた受けフック223aに係合
させる。それと共に、第2壁部282をガイドレール2
20の外面部222の他端側のネジ止め部222aにあ
てがい、室外側に面する第2壁部282の上から、第2
取付ネジ272をガイドレール220のネジ止め部22
2aにねじ込むことにより、補強部材280を取付け
て、ガイドレール220の取付を補強している。なお、
285は第2取付ネジ272の頭部を覆うキャップであ
る。
【0030】これにより、強風時にガイドレール220
に対してY方向の力が加わっても、補強部材280がサ
ッシ縦枠60に引っ掛かる形でガイドレール220に固
定されているので、補強部材280を介して縦枠18
(60)にその力が伝わり、そこで確実に受け止められ
る。また、補強部材280の係合フック281aが、イ
ドレール220の受けフック223aに係合しているこ
とにより、この部分でも大きな抵抗力を発揮することが
できる。従って、一層ガイドレール220の外れ防止効
果を強化することができる。
【0031】図6は、本発明の第3の実施の形態を示し
ている。この第3の実施の形態のシャッター310で
は、サッシ縦枠60の構成は第1の実施の形態と同じで
あるが、ガイドレール320と補強部材380の構成が
第1の実施の形態と異なっている。第1の実施の形態と
異なる部分は異なる符号を付して説明し、同じ部分は同
じ符号を付して説明を簡略化する。
【0032】ガイドレール320は、断面略コ字状のア
ルミニウム押し出し形材からなり、室外側に位置する外
面部322と室内側に位置する内面部323と、端面部
324および内部の連結板325とを備えている。ガイ
ド溝321は、外面部322と内面部323間に確保さ
れており、端面部324の反対側で開口している。端面
部324と連結部325は間隔をおいて対向しており、
外面部322と内面部323とこれら端面部324およ
び連結板325とにより、強度を保つための閉じた矩形
断面部326が構成されている。
【0033】また、内面部323の外面には、端面部3
24に近い位置に取付フック27が設けられ、それより
間隔をおいた位置に取付リブ28が設けられている。取
付フック27と取付リブ28の構成は、第1の実施の形
態と全く同様である。また、ガイド溝321の内面に
は、第2の実施の形態と同様に、断面コ字状のインサー
ト部材331が挿入されている。このインサート部材3
31は、後述する補強部材380を取付けるための第2
取付ネジ332で連結部325に固定されている。ま
た、内面部323にリベット333で固定されている。
このインサート部材331の内面側には、ガイド溝32
1内に垂直に突き出した抜け止め壁(抜け止め手段)3
30が設けられている。なお、抜け止め壁部330は図
4のようにガイドレールの形材に形成されていてもよ
い。
【0034】前記のガイドレール320は、サッシ縦枠
60のガイドレール取付壁部64に取付けられている。
ガイドレール320をサッシ縦枠60に取付けるには、
第1の実施の形態と全く同様に行う。従って、第1実施
形態と同様に、Y方向の外力等が作用したときに強度的
に弱い。そこで、この第3の実施の形態のシャッター3
10では、ガイドレール320の矩形断面部326の外
側角部に、断面L字形の補強部材380を配置してネジ
止めすることにより、ガイドレール320の取付を補強
している。
【0035】補強部材380は、互いに直交する第1壁
部381と第2壁部382を有し、第1壁部381をガ
イドレール320の端面部324の外側からサッシ縦枠
60の外側リブ65の外面にあてがうと共に、第2壁部
382をガイドレール320の外面部322の外側にあ
てがい、第1壁部381の上から第2取付ネジ372
を、ガイドレール320の矩形断面部326を構成する
端面部324と連結部324とインサート部材331と
を貫通して、インサート部材331の内面側に配したナ
ット部材335にねじ込むことにより、補強部材380
を取付けて、ガイドレール320の取付を補強してい
る。
【0036】こうすることにより、強風時にガイドレー
ル320に対してY方向等の強い外力が作用したとして
も、補強部材380がサッシ縦枠60に引っ掛かる形で
ガイドレール320に固定されているので、補強部材3
80を介してサッシ縦枠60にその力が伝わり、そこで
確実に受け止められる。従って、第1取付ネジ71だけ
で過大な抜け力を支えるのではなく、第1取付ネジ71
と第2取付ネジ372とで分担して過大な外力を支える
ことができるので、ガイドレール320の外れを防止す
ることができる。この場合、抜け力(外力)が直接加わ
るインサート部材331を、補強部材380を固定する
第2取付ネジ372で直接保持しているので、抜け力を
直接補強部材380を介してサッシ縦枠60に伝えるこ
とができ、ガイドレール320に加わる力を減らすこと
ができる。
【0037】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、前記サッシ50は、
引き違い式に限られず、片引き等であってもよい。補強
部材80、280、380とガイドレール20、22
0、320の形状は、任意に変更することができる。ま
た、前記実施の形態では、シャッターがサッシと組み合
わされているが、サッシと組み合わせないシャッター単
体であってもよい。この場合、シャッター枠は、少なく
とも上枠と左右の縦枠からなっていてもよい。本発明の
シャッターは、抜け止め手段を備えていなくてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上要するに本発明のシャッターによれ
ば、建物の開口に設けられシャッター板の両側端部を昇
降可能に支持するガイドレールを有するシャッター枠
と、このシャッター枠の上部に設けられシャッター板を
巻取り収納するシャッターボックスとを備え、前記ガイ
ドレールはシャッター枠に着脱可能に取付けられ、前記
ガイドレールには前記シャッター枠に対する取付強度を
補強する補強部材が設けられているため、シャッター枠
に対するガイドレールの取付強度を簡単な構造で向上さ
せることができ、台風等の強い風圧がシャッター板に作
用して、ガイドレールに過大な外力が加わったとして
も、ガイドレールをシャッター枠に確実に取付けておく
ことができ、耐風強度を十分に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシャッターの
概略斜視図である。
【図2】図1のシャッターにおけるシャッター枠の分解
斜視図である。
【図3】図2のシャッター枠の横断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すシャッターの
概略的横断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すシャッターの
概略的横断面図である。
【符号の説明】
12 シャッター板 13 シャッターボックス 14 シャッター枠 20 ガイドレール 80 補強部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口に設けられシャッター板の両
    側端部を昇降可能に支持するガイドレールを有するシャ
    ッター枠と、このシャッター枠の上部に設けられシャッ
    ター板を巻取り収納するシャッターボックスとを備え、
    前記ガイドレールはシャッター枠に着脱可能に取付けら
    れ、前記ガイドレールには前記シャッター枠に対する取
    付強度を補強する補強部材が設けられていることを特徴
    とするシャッター。
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