JP2005213901A - 開口部装置 - Google Patents

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JP2005213901A
JP2005213901A JP2004022941A JP2004022941A JP2005213901A JP 2005213901 A JP2005213901 A JP 2005213901A JP 2004022941 A JP2004022941 A JP 2004022941A JP 2004022941 A JP2004022941 A JP 2004022941A JP 2005213901 A JP2005213901 A JP 2005213901A
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Takashi Fukazawa
隆司 深澤
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Abstract

【課題】 網戸が枠体から完全に外れた場合でも、網戸の落下を防止することができるとともに、網戸の取り付け、取り外しを容易に行うことができる開口部装置を提供する。
【解決手段】 上枠1、下枠2および左右の縦枠3、3からなる枠体4に、網戸枠14とこの網戸枠14内に設けられた網15とを備えている網戸5が水平移動自在に設けられ、枠体4の上枠1に、長手方向に延びる開口部56を備えている落下防止レール51が上枠1に沿って設けられ、網戸枠14の上部に、係合部材52が設けられ、この係合部材52は、落下防止レール51の開口部56に水平移動自在に挿入されているとともに、網戸5が枠体4から外れた際に落下防止レール51に係合される係合部61を備えている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、網戸を備えた開口部装置に関する。
図10に示すように、引き違いサッシ(開口部装置)には、網戸の外れ止めが設けられている。すなわち、枠体71の上枠72のレール73に、網戸75の上桟76の溝部77が嵌め込まれており、上桟76にねじ78により取り付けられた外れ止め79の先端部79aをレール72に接近させることにより、網戸75が上下移動できる距離を短く制限し、これにより網戸75が枠体71から外れないように調整できるようになっている。
この外れ止め79が設けられた網戸75は、通常の状態では枠体71から外れることはない。しかし、この外れ止め79が外されている場合、図11に示すように、網戸75が持ち上がり枠体71から外れることもあり得る。また、極度の暴風雨、地震あるいは不注意等により網戸75に限度以上の荷重が作用した場合などに、図12に示すように、網戸75が撓んで枠体71から外れることもあり得る。引き違いサッシが2階以上の階に設置されている場合には、外れた網戸75が落下し、通行人などに被害をもたらす虞もある。
このため、従来から、網戸が枠体から完全に外れても、網戸の落下を防止することができる開口部装置が提案されている。例えば、枠体の下枠の室外側に、下枠から室外側に張り出し、さらに上方に立ち上がった落下防止材を固定し、この落下防止材で網戸が下枠のレールから外れたときに網戸を受け止めるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、枠体の上枠と網戸の上桟とを、スプリングワイヤで接続するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−25773号公報 特開2001−115760号公報
しかしながら、前者の開口部装置では、網戸が下枠から大きく外れた場合には、網戸の落下を防止することができない。
一方、後者の開口部装置では、網戸の開閉時にスプリングワイヤが引っ掛かる心配があり、また網戸の取り付け、取り外しをするときに、スプリングワイヤの取付金具の取り付け、取り外しが必要となり煩雑である。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、網戸が枠体から完全に外れた場合でも、網戸の落下を防止することができるとともに、網戸の取り付け、取り外しを容易に行うことができる開口部装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の開口部装置は、上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体に、網戸枠とこの網戸枠内に設けられた網とを備えている網戸が水平移動自在に設けられ、前記枠体の前記上枠に、長手方向に延びる開口部を備えている落下防止レールが該上枠に沿って設けられ、前記網戸枠の上部に、係合部材が設けられ、この係合部材は、前記落下防止レールの前記開口部に水平移動自在に挿入されているとともに、前記網戸が前記枠体から外れた際に前記落下防止レールに係合される係合部を備えていることを特徴とする。
落下防止レールは、上枠に一体に形成されていてもよいし、別の部材として設けられていてもよい。また、係合部材は、網戸枠を構成する上桟または縦桟に設けることができる。
請求項2に記載の開口部装置は、請求項1に記載の発明において、前記落下防止レールの前記開口部は下方に開口され、この開口部に切欠部が設けられ、前記係合部材の前記係合部は、前記開口部に挿入される本体部と、前記切欠部を通して前記開口部を通過可能な上部の拡大部とを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の開口部装置によれば、網戸が枠体から完全に外れた場合でも、係合部材の係合部が落下防止レールに係合するので、網戸の落下を防止することができる。また、係合部材の係合部を落下防止レールの開口部に挿入しているので、ねじなどを着脱することなく、網戸を容易に取り付け、取り外すことができる。
請求項2に記載の開口部装置によれば、係合部材の係合部の拡大部を落下防止レールの開口部の切欠部を通すことにより、係合部材を開口部に挿入および抜き出すことができるので、網戸の取り付け、取り外すことをさらに容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態に係る引き違いサッシ(開口部装置)を示す縦断面図および横断面図である。
この引き違いサッシは、上枠1、下枠2および左右の縦枠3、3からなる方形状の枠体4と、この枠体4に水平移動自在に設けられた網戸5、外障子(障子)6および内障子(障子)7とを備えている。網戸5は、上桟11、下桟12および左右の縦桟13、13とからなる方形状の網戸枠14と、この網戸枠14内に設けられた網15とを備えている。外障子6は、上框21、下框22および左右の縦框23、24からなる方形状の框25と、框25内に組み込まれたガラス等のパネル体26とを備えている。内障子7は、上框31、下框32および左右の縦框33、34からなる方形状の框35と、框35内に組み込まれたガラス等のパネル体36とを備えている。
これらの網戸5、外障子6および内障子7は、枠体4の内側に屋外側から屋内側にこの順に配置されて、上枠1に形成された上レール41、42、43、および下枠2に形成された下レール45、46、47によって水平移動自在に支持されている。網戸5についてさらに詳しく説明すると、網戸5は、上桟11の溝部16が上枠1の上レール41の下端部に嵌め込まれるとともに、下桟12に回転自在に固定された戸車17が下枠2の下レール45に載せられている。
枠体4の上枠1、下枠2および左右の縦枠3、3と、網戸5の上桟11、下桟12および左右の縦桟13、13と、外障子6の上框21、下框22および左右の縦框23、24と、内障子7の上框31、下框32および左右の縦框33、34とはそれぞれ、例えば中空構造を有するアルミニウム合金製の押出形材からなる。
この引き違いサッシには、網戸の落下防止装置が設置されている。
この落下防止装置Rは、枠体4の上枠1に取り付けられた落下防止レール51と、網戸5の両縦桟13、13の上端部にそれぞれ取り付けられた係合部材52、52とを備えている。
図3ないし図5に示すように、落下防止レール51は、上部の取付部53と、下部の四角筒状のレール部54とを備えており、例えばアルミニウム合金製の押出形材からなる。この落下防止レール51は、上枠1の室外側にこの上枠1に沿って上枠1の全長に渡って延びており、取付部53がねじ55により上枠1に固定されている。レール部54の下壁の幅方向中央部には、レール部54に沿って直線状に延びる開口部56が形成されている。この開口部56には、その幅が広くされた切欠部57が2箇所形成されている。これらの切欠部57、57は、落下防止レール51の両端部からそれぞれ内側に、落下防止レール51の全長(したがって上枠1の全長)の略1/4の位置に形成されている。レール部54の両端部にはそれぞれ、各側端開口を塞ぐ板状の蓋58がねじ59により取り付けられている。
図6ないし図8に示すように、各係合部材52は、板状の部材であって、上部の係合部61と下部の取付部62とを備えている。係合部61は、本体部63とこの本体部63の上端部に幅が拡大されて形成された拡大部64とを備えている。本体部63の幅は、落下防止レール51の開口部56の幅よりも少し狭く設定され、拡大部64の幅は、開口部56の幅よりも大きくかつ切欠部57の幅よりも少し狭く設定されている。係合部61には、ナイロンコーティング等の樹脂コーティングが施されており、これにより落下防止レール51に当たったときでもすべり易く傷がつかない。各係合部材52の取付部62が、網戸5の各縦桟13の側部の上端部にねじ65、65により固定されており、各係合部61は各縦枠13の上端(したがって網戸枠14の上端)から上方に突出している。両係合部61、61間の間隔は、落下防止レール51の両切欠部57、57間の間隔と同じに設定されている。各係合部61は各切欠部57からレール部54内に挿入され、本体部63の中間部が開口部56に位置しているとともに、拡大部64がレール部54内に位置している。障子5が水平移動するに伴って、各係合部61はレール部54の開口部56に沿って移動する。
網戸5を枠体4に取り付けるには、まず、図9(a)に示すように、網戸5の各係合部材52、52を落下防止レール51の各切欠部57、57の位置に合わせた後、網戸5を持ち上げて、各係合部材52、52の各拡大部64、64をこの各切欠部57、57を通してレール部54内に挿入する。このとき、網戸5は、枠体4に左右方向の略中央部に位置する。
次いで、図9(b)に示すように、さらに網戸5を持ち上げて、上桟11の溝部16を上枠1の上レール41の下端部に嵌め込んだ後、図9(c)に示すように、網戸5を降ろして、下桟12の戸車17を下枠2の下レール45に載せる。その後、網戸5を左側または右側に移動させる。
一方、網戸5を枠体4から取り外すには、網戸5を移動させて、網戸5の各係合部材52、52を落下防止レール51の各切欠部57、57位置に合わせた後、網戸5を少し持ち上げて、下桟12の戸車17を下枠2の下レール45から外し、その後網戸5を降ろして行き、上桟11の溝部16を上枠1の上レール41の下端部から外し、さらに各係合部材52、52の各拡大部64、64をこの各切欠部57、57を通してレール部54内から抜き出す。
このように構成された引き違いサッシにあっては、網戸5が枠体4から完全に外れても、係合部材52の拡大部64がレール部54の下壁に係合し、レール部54に網戸5が吊り下がるので、網戸5が落下しない。また、ねじなどの着脱をせずに、網戸5を簡単に取り付け、取り外すことができる。
この発明の実施の形態に係る引き違いサッシを示す図であって、縦断面図である。 同、横断面図である。 落下防止レールが取り付けられている部分を示す図であって、縦断面図である。 同、正面図である。 落下防止レールの底面図である。 網戸の上端部を示す正面図である。 係合部材が取り付けられている部分を示す図であって、正面図である。 同、側面図である。 網戸を枠体に取り付ける手順を示す縦断面図である。 従来の引き違いサッシの外れ止めの構造を示す縦断面図である。 網戸が枠体から外れる場合の例を示す縦断面図である。 網戸が枠体から外れる場合の他の例を示す縦断面図である。
符号の説明
1 上枠
2 下枠
3 縦枠
4 枠体
5 網戸
14 網戸枠
15 網
51 落下防止レール
52 係合部材
56 開口部
57 切欠部
61 係合部
63 本体部
64 拡大部

Claims (2)

  1. 上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体に、網戸枠とこの網戸枠内に設けられた網とを備えている網戸が水平移動自在に設けられ、
    前記枠体の前記上枠に、長手方向に延びる開口部を備えている落下防止レールが該上枠に沿って設けられ、
    前記網戸枠の上部に、係合部材が設けられ、この係合部材は、前記落下防止レールの前記開口部に水平移動自在に挿入されているとともに、前記網戸が前記枠体から外れた際に前記落下防止レールに係合される係合部を備えていることを特徴とする開口部装置。
  2. 前記落下防止レールの前記開口部は下方に開口され、この開口部に切欠部が設けられ、前記係合部材の前記係合部は、前記開口部に挿入される本体部と、前記切欠部を通して前記開口部を通過可能な上部の拡大部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009030386A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Howa Mach Ltd 網戸落下防止装置
JP2011149258A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Ykk Ap株式会社 建具

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