JP5535145B2 - シャッターユニット - Google Patents

シャッターユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5535145B2
JP5535145B2 JP2011162486A JP2011162486A JP5535145B2 JP 5535145 B2 JP5535145 B2 JP 5535145B2 JP 2011162486 A JP2011162486 A JP 2011162486A JP 2011162486 A JP2011162486 A JP 2011162486A JP 5535145 B2 JP5535145 B2 JP 5535145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
guide rail
attachment
finding
reinforcing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011162486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013023993A (ja
Inventor
正 上田
剛 相馬
潤一 岩田
万美子 平井
理史 山本
Original Assignee
Ykk Ap株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ykk Ap株式会社 filed Critical Ykk Ap株式会社
Priority to JP2011162486A priority Critical patent/JP5535145B2/ja
Publication of JP2013023993A publication Critical patent/JP2013023993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5535145B2 publication Critical patent/JP5535145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

本発明は、昇降可能なシャッターカーテンを有するシャッターユニットに関する。
昇降可能なシャッターカーテンを有するシャッターユニットとしては、アルミニウム合金のパネルが屈曲自在に連結されたシャッターカーテンがガイドレールに沿って昇降するパネルシャッター(シャッターユニット)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような、シャッターユニットは、シャッターカーテンの両端部にガイドローラーが設けられており、建物の側柱に、ガイドローラーが転動自在に嵌合するレール溝を有するガイドレールが取り付けられている。
また、側柱には、ステンレス製のサイドカバーがガイドレールの全長に亘って設けられている。サイドカバーは、ガイドレールとパネル端部を覆うように設けられ、火災によりパネルが加熱されて湾曲し、ガイドローラーがガイドレールから外れた場合でも隙間が発生することを防止する。
特開2010−222872号公報
しかしながら、上記シャッターユニットのように、ガイドレールとパネル端部とを覆うサイドカバーを取り付けると、シャッターカーテンにより開閉される開口の両側に位置する部位が大きくなり、シャッターユニットが大型化してしまうという課題がある。また、サイドカバーは、ガイドレールとパネル端部とを覆い外側に設けられるので、ガイドレールよりも十分に大きな部材であり、防火性と意匠性を考慮するために高価なステンレスを用いると、シャッターユニットも高価になってしまう虞があるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防火性に優れたより安価シャッターユニットを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のシャッターユニットは、昇降可能なシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンの昇降を案内するガイドレールと、
前記ガイドレール内に当該ガイドレールに沿って設けられ、当該ガイドレールを補強する補強部材と、
前記ガイドレールの上部に設けられ前記シャッターカーテンを巻き上げて収容するシャッターボックスと、
前記シャッターボックスに固定され、前記補強部材との間に前記ガイドレールを介して配置されるアタッチメントと、を備え、
前記補強部材、前記シャッターボックスおよび前記アタッチメントは、前記ガイドレールに比べて融点が高い部材で構成されていることを特徴とするシャッターユニットである。
このようなシャッターユニットによれば、シャッターカーテンを案内するガイドレール内にガイドレールに比べて融点が高い補強部材が設けられているので、たとえ、ガイドレールが火炎に晒されて溶融されてしまっても、補強部材は残存する。また、補強部材との間にガイドレールを介して、ガイドレールに比べて融点が高いアタッチメントが配置されるので、ガイドレールが火炎に晒されて溶融してしまっても、アタッチメントにより補強部材の倒れが防止される。このため、補強部材が倒れてシャッターカーテンと補強部材との間に隙間ができるようなことはないので、防火性に優れたシャッターユニットを提供することが可能である。
また、ガイドレールが溶融した際にシャッターカーテンの移動を規制する補強部材の倒れを防止するアタッチメントは、ガイドレールに比べて融点が高いシャッターボックスに固定されているので、たとえガイドレールが溶融したとしても、アタッチメントが補強部材の外側に配置された状態が保たれる。このため、より防火性に優れたシャッターユニットを提供することが可能である。このとき、アタッチメントは、補強部材の倒れを防止するだけなので、補強部材と見込み方向に重なる部位を有していればよい。このため、補強部材はガイドレールに比べて小さくて良いので、安価にてより防火性に優れたシャッターユニットを提供することが可能である。
かかるシャッターユニットであって、前記ガイドレールは、見付け方向における一方側に前記シャッターカーテンの端部が挿入される挿入部と、見付け方向に沿う見付け板部と、見付け方向における他方側にて見込み方向に沿う見込み板部と、を有し、前記アタッチメントは、前記見付け板部と対向する見付け片と、前記見込み板部と対向する見込み片と、を有することが望ましい。
このようなシャッターユニットによれば、アタッチメントが、ガイドレールの見付け板部と対向する見付け片と、ガイドレールの見込み板部と対向する見込み片とを有しているので、たとえシャッターユニットが火炎に晒されてもガイドレールを見付け片と見込み片とで保護するので、ガイドレールの溶融を抑えることが可能である。
かかるシャッターユニットであって、前記アタッチメントは、前記シャッターボックスの外側を覆う化粧板とともに前記シャッターボックスに固定されていることが望ましい。
このようなシャッターユニットによれば、アタッチメントが化粧板とともにシャッターボックスに固定されるので、アタッチメントを取り付けることによりビス等の固定具や、固定するための工数を増やすことなくアタッチメントを設けることが可能である。
本発明によれば、防火性に優れたより安価シャッターユニットを提供することが可能である。
本実施形態に係るシャッターユニットの縦断面図である。 本実施形態に係るシャッターユニットの水平断面図である。 シャッターボックスとシャッターカーテンの構成を説明する分解斜視図である。 図4(a)は、アタッチメントが取り付けられる部位を説明する斜視図であり、図4(b)は、取り付けられるアタッチメントを示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係るシャッターユニットについて、図を参照して説明する。
本実施の形態に係るシャッターユニット10は、図1、図2に示すように、例えば建物の開口に設けられたサッシ窓20の外周側に、サッシ窓20と同様に躯体に取り付けられている。
以下の説明では、シャッターユニット10を室外側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向または見付け方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向(面外方向)として示す。また、シャッターユニット10が備える各部材は、単体の状態であってもシャッターユニット10が取り付けられた状態にて奥行き方向、左右方向、上下方向となる方向にて方向を特定して説明する。
本実施形態に係るシャッターユニット10は、昇降可能なシャッターカーテン12と、シャッターカーテン12の見付け方向における両端部をそれぞれ収容しシャッターカーテン12の昇降を案内するための左右一対のガイドレール14と、ガイドレール14内に当該ガイドレールに沿ってそれぞれ設けられてガイドレール14を補強する補強部材16と、ガイドレール14と躯体との間に介在される左右一対のシャッター縦枠17と、左右一対のシャッター縦枠17の下端を連結するシャッター下枠18と、左右一対のシャッター縦枠17の上部側に架け渡されて連結するシャッター上枠19と、ガイドレール14の上部に設けられシャッターカーテン12を巻き上げて収容するシャッターボックス50と、シャッターボックス50に固定されるアタッチメント30と、シャッターボックス50の外側を覆う化粧板55と、を有している。
シャッターボックス50内には、シャッターカーテン12を昇降させるための昇降装置が設けられているが、図1、図2では省略している。ここで、ガイドレール14はアルミニウム製であり、シャッターカーテン12、補強部材16、シャッターボックス50、アタッチメント30は、いずれもアルミニウムより融点が高い部材としての鉄にて形成されている。
シャッターユニット10は、ガイドレール14が取り付けられた一対のシャッター縦枠17と、シャッター下枠18と、シャッター上枠19とが、ほぼ矩形状をなすように固定されて壁に設けられたサッシ窓20を囲むように外周側に取り付けられている。このとき、一対のシャッター縦枠17は、シャッター上枠19より上方に突出しており、一対のシャッター縦枠17の上方に突出している部位の間にはシャッターボックス50が配置される。尚、図1、図2においては、サッシ窓20が有する障子を省略している。
左右に設けられて対をなすガイドレール14、補強部材16、シャッター縦枠17、アタッチメント30は左右が反転した対称形状をなしているので、ここでは、室外側から見て左側に位置するガイドレール14、補強部材16、シャッター縦枠17、アタッチメント30について説明し、図2において右側の部材の対応する部位には同符号を付す。以下の説明では、見付け方向において左右にそれぞれ設けられるガイドレール14、補強部材16、シャッター縦枠17、アタッチメント30の間を見付け方向における内側と称し、反対側を見付け方向における外側と称する。
左のシャッター縦枠17は押出成形部材であり、水平断面が見込み方向に長い長方形状をなす中空部でなる縦枠本体17aと、縦枠本体17aの外周側の外周壁部17bが僅かに室内側に延出された端から見付け方向における外側に延出されて、シャッター縦枠17がビスにて固定される固定ヒレ部17cと、縦枠本体17aの外周壁部17bが室外側に延出された端から見付け方向における内側に延出されて、その先端がガイドレール14と係合する係合板部17dと、縦枠本体17aの室外側にて見付け方向に沿う面をなす室外壁部17eが見付け方向における内側に延出され、その端部から室外側に延出されてガイドレール14が固定されるレール固定部17fと、を有している。
シャッター縦枠17の上下の端部は、外周壁部17bと、外周壁部17bが見付け方向に延出された部位とが上方または下方に突出されており、突出した部位には見込み方向に並べて2つの貫通孔17g(図4)が設けられており、下端側の貫通孔(不図示)を貫通するビスによりシャッター下枠18と固定され、上端側の貫通孔17g(図4)を貫通するビスによりルーフ板56と固定される。
ガイドレール14は、アルミニウム製の押出成形部材であり、水平断面が、見付け方向における内側が開放されたほぼU字状をなしている。開放されている端部側には、シャッターカーテン12の端部が収容される。すなわち、ガイドレール14の見付け方向における内側にて開放された部位が挿入部14aに相当する。
シャッターカーテン12は、ガイドレール14の見込み方向に対向する部位を上下方向に移動して昇降されるので、ガイドレール14の見込み方向に対向する部位には、摺動材21が嵌合される摺動材嵌合部14bが設けられている。ガイドレール14内は、外周側に偏った位置にて内部空間が隔壁14cにて開放空間14dと中空空間14eとに仕切られている。すなわち、ガイドレール14のシャッターカーテン12の端部が挿入される側である開放された側が開放空間14dであり、開放された側と反対の奥側に中空空間14eが設けられている。
中空空間14eの室内側の壁部14fには室内側に突出させて設けられたフック部14gを有している。フック部14gは、シャッター縦枠17の係合板部17dと係合する部位である。開放空間14dの室内側の壁部14hには室内側に突出させて設けられた見込み壁部14iを有している。見込み壁部14iは、シャッター縦枠17のレール固定部17fと見付け方向に重なってビス止めされる部位である。また、開放空間14dの室内側の壁部14hには内側に突出され、挿入されたシャッターカーテン12の見付け方向の移動を規制する規制片14jが設けられている。
ガイドレール14の上端側は、室外側の壁部である見付け板部14kに、挿入されたシャッターカーテン12の端の見付け方向の位置より外側に、鉛直方向の切り込み14lが設けられており、切り込み14l(図4)より、見付け方向における内側の部位は、上端に向かって室外側に位置するように曲げ加工が施されて湾曲された湾曲部14m(図4)が設けられている。この湾曲部14mにより、ガイドレール14の室内側の壁部14hと見付け板部14kとの見込み方向における間隔が、上方に向かって広くなるように構成され、昇降するシャッターカーテン12が巻き取られたり、繰り出されたりする際に、巻径が変化しても滑らかに昇降するように構成されている。ガイドレール14の湾曲部14mを含む上端部は、シャッターボックス50内に挿入されており、可求的に小さく形成されたシャッターユニット10では切り込み14lの下端がシャッターボックス50より下に至っている。
補強部材16は、ガイドレール14の開放空間14d内に設けられ、ガイドレール14の見付け板部14kに沿って摺動材嵌合部14bより中空空間14e側に設けられた外側見付け板部16aと、室内側の壁部14hに沿って摺動材嵌合部14bより中空空間14e側に設けられた内側見付け板部16bと、外側見付け板部16aと内側見付け板部16bとを中空空間14e側の端部にて繋ぎ、外周側の壁部である見込み板部14nに沿って設けられた見込み板部16cとが、断面ほぼコ字状をなす部材である。補強部材16は、室内側にてガイドレール14の室内側の壁部14hに沿う内側見付け板部16bが鉄製のリベット72によりガイドレール14に固定されている。
補強部材16の上端側は、ガイドレール14の湾曲部14mのように湾曲されていないので、ガイドレール14の湾曲部14mより下側に設けられている。
シャッターボックス50は、図1、図3に示すように、サッシ窓20が設けられている壁の室外側の壁面におけるサッシ窓20より上方に当接されて躯体に固定される固定板部51、及び、固定板部51の見付け方向における両端部から室外側に突出させた左右の側壁部52を有する鉄製のフレーム部53と、左右の側壁部52に架け渡されてシャッターカーテン12が取り付けられるシャッターシャフト54と、を有している。
シャッターボックス50には、左右の側壁部52の室外側の部位に取り付けられてフレーム部53とともにシャッターカーテン12が収容される空間を形成し、シャッターボックス50を覆う鉄製の化粧板55(図1)が取り付けられている。
左右の側壁部52にはそれぞれ互いに対向する方向に向かって突出されたシャッターシャフト54の保持部52aが設けられている。
シャッターシャフト54は、軸部54aと、軸部54aの外周側に設けられて回動可能な回動筒部54bと、回動筒部54bを回動させてシャッターカーテン12の巻き取り及び繰り出しを可能とする回動機構部(不図示)と、を有している。
化粧板55は、フレーム部53の室外側に配置されて、取り外し可能に左右の側壁部52にビス70にて固定されている。
シャッターカーテン12は、複数のスラット12aが、長手方向が見付け方向に沿う向きにて上下方向に並べて連結されており、各スラット12aが各連結部にて互いに屈曲可能に構成されている。また、シャッターカーテン12の上端部はシャッターシャフト54が有する回動筒部54b周面に、シャッターシャフト54の軸方向に沿って固定され、下端部には座板12cが設けられている。
各スラット12aの両端部には、水平断面がL字型をなす耐風フック12bが設けられている。耐風フック12bは、各スラット12aに沿って見付け方向に突出されるようにリベットにて固定されており、突出された先端に室内側に延出された延出部12dが設けられている。そして、シャッターカーテン12がシャッターシャフト54に固定されて、シャッターカーテン12の両端部が、ガイドレール14の開放空間14dに収容されると、延出部12dが規制片14jより開放空間14dの奥側に位置するように配置される。このため、シャッターカーテン12に室内外方向に風圧が作用したり、室内外にて気圧差が生じた場合に、シャッターカーテン12が見込み方向に引っ張られても、シャッターカーテン12の延出部12dがガイドレール14の規制片14jに係合することにより、貫通孔が形成されないように構成されている。
アタッチメント30は、図4に示すように、ガイドレール14の上端側であって、シャッターボックス50より下側の見付け板部14kに当接される見付け片としての外壁当接部31と、シャッターボックス50の下面側にて化粧板55とともに側壁部52にステンレス製のビス70にて固定される下面固定部32と、外壁当接部31の見付け方向の縁からガイドレール14の中空空間14eを形成する見込み板部14nに沿い、先端がシャッター縦枠17に近接、または当接するように延出された見込み片としての外周延出部33とを有している。下面固定部32には、ビス70が貫通されるビス孔32aが設けられている。
アタッチメント30は、ガイドレール14の見付け板部14k及び見込み板部14nに当接されて、シャッターボックス50の下面側にて化粧板55とともに側壁部52固定された際に、ガイドレール14内に設けられた補強部材16と見込み方向に重なるように設けられている。このとき、アタッチメント30とガイドレール14との重なり代は、例えば約50mmである。すなわち、アタッチメント30は、補強部材16の上端部のみと見込み方向に重なるように形成されて、アタッチメント30を取り付けることにより、ガイドレール14に形成された切り込み14lのシャッターボックス50より下側に露出する部位を覆うように構成されている。また、アタッチメント30が取り付けられることにより、シャッターカーテン12が昇降する、シャッターボックス50の開口部分の端部側が覆われるので、シャッターボックス50内に収容されている、ガイドレール14の湾曲部14mも見えなくなる。
このアタッチメント30は、火災等によりアルミニウム製のガイドレール14が熱に晒されて溶融したときに、補強部材16が倒れることを防止する。より具体的には、アタッチメント30が設けられていない場合には、火災等によりガイドレール14が熱に晒されると溶融してしまう場合がある。このとき、特に上部側が加熱されるので、上部側から溶融されやすい。
そして、上部側からガイドレール14が溶融されると、ガイドレール14内部に設けられている鉄製の補強部材16は、支えを失って室外側に倒れ易くなる。そして、シャッターカーテン12に室外方向の力が作用すると、シャッターカーテン12に押されて補強部材16が室外側に倒れ、シャッターカーテン12の端部が補強部材16から抜け出ることにより貫通孔が形成されてしまう虞がある。
このため、鉄製のアタッチメント30を鉄製のシャッターボックス50にステンレス製のビス70にて固定して、鉄製のアタッチメント30を鉄製の補強部材16との間にガイドレール14を介して配置される、すなわち、鉄製の補強部材16とを見込み方向に重なるように配置することにより、たとえガイドレール14が溶融してしまっても、アタッチメント30にて補強部材16の倒れを防止するように構成されている。
また、アタッチメント30は、外壁当接部31の見付け方向の縁からガイドレール14の中空空間14eを形成する見込み板部14nに沿い、その先端が、アルミニウム製のシャッター縦枠17に近接、または当接するように延出された外周延出部33を有しているので、ガイドレール14の見込み板部14nの溶融も抑えるように構成されている。
本実施形態のシャッターユニット10によれば、シャッターカーテン12を案内するアルミニウム製のガイドレール14内に鉄製の補強部材16が設けられているので、たとえ、ガイドレール14が火炎に晒されて溶融されてしまっても、補強部材16は残存する。また、鉄製の補強部材16との間にガイドレール14を介して鉄製のアタッチメント30が配置されるので、ガイドレール14が火炎に晒されて溶融してしまっても、鉄製のアタッチメント30により補強部材16の倒れが防止される。このため、補強部材16が倒れてシャッターカーテン12と補強部材16との間に隙間ができるようなことはないので、防火性に優れたシャッターユニット10を提供することが可能である。また、アタッチメント30により補強部材16の倒れが防止されるので、補強部材16の状態は、ガイドレール14に依存しない。このため、ガイドレール14と補強部材16とを固定するリベット72の数を、アタッチメント30が設けられていない場合より、少なくすることが可能である。このため、リベット72の削減、ガイドレール14及び補強部材16への加工の削減、ガイドレール14と補強部材16をリベット72にて接合する作業等の軽減などにより、コストの低減や作業工数の削減を図ることが可能である。
またガイドレール14が溶融した際にシャッターカーテン12の移動を規制する補強部材16の倒れを防止する鉄製のアタッチメント30は、鉄製のシャッターボックス50に固定されているので、たとえガイドレール14が溶融したとしても、アタッチメント30が補強部材16の外側に配置された状態が保たれる。このため、より防火性に優れたシャッターユニット10を提供することが可能である。このとき、アタッチメント30は、補強部材16の倒れを防止するだけなので、補強部材16と見込み方向に重なる部位を有していればよい。このため、補強部材16はガイドレール14に比べて小さくて良いので、安価にてより防火性に優れたシャッターユニット10を提供することが可能である。
また、アタッチメント30が、ガイドレール14の見付け板部14kと対向する外壁当接部31と、ガイドレール14の見込み板部14nと対向する外周延出部33とを有しているので、たとえシャッターユニット10が火炎に晒されてもガイドレール14を外壁当接部31と外周延出部33とで保護するので、ガイドレール14の溶融を抑えることが可能である。
また、アタッチメント30が化粧板55とともにシャッターボックス50に固定されるので、アタッチメント30を取り付けることによりビス等の固定具や、固定するための工数を増やすことなくアタッチメント30を設けることが可能である。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
上記実施形態においては、ガイドレールをアルミニウム製とし、補強部材、シャッターボックスおよびアタッチメントをアルミニウムに比べて融点が高い部材の鉄製としたが、これに限るものではない。例えば、補強部材、シャッターボックスおよびアタッチメントは、ステンレス、銅、チタンなどであっても構わない。また、ガイドレールもアルミニウム製以外のものであっても良い。
上記実施形態においては、アタッチメント30が、ガイドレール14の見込み板部14nに沿い、先端がシャッター縦枠17に近接、または当接するように延出された外周延出部33を有している例について説明したが、外周延出部33は必ずしも設けられていなくともよい。
10 シャッターユニット、12 シャッターカーテン、14 ガイドレール、
14a 挿入部、14k 見付け板部、14n 見込み板部、16補強部材、
30 アタッチメント、31 外壁当接部、33 外周延出部、
50 シャッターボックス、55 化粧板

Claims (3)

  1. 昇降可能なシャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンの昇降を案内するガイドレールと、
    前記ガイドレール内に当該ガイドレールに沿って設けられ、当該ガイドレールを補強する補強部材と、
    前記ガイドレールの上部に設けられ前記シャッターカーテンを巻き上げて収容するシャッターボックスと、
    前記シャッターボックスに固定され、前記補強部材との間に前記ガイドレールを介して配置されるアタッチメントと、を備え、
    前記補強部材、前記シャッターボックスおよび前記アタッチメントは、前記ガイドレールに比べて融点が高い部材で構成されていることを特徴とするシャッターユニット。
  2. 請求項1に記載のシャッターユニットであって、
    前記ガイドレールは、見付け方向における一方側に前記シャッターカーテンの端部が挿入される挿入部と、見付け方向に沿う見付け板部と、見付け方向における他方側にて見込み方向に沿う見込み板部と、を有し、
    前記アタッチメントは、前記見付け板部と対向する見付け片と、前記見込み板部と対向する見込み片と、を有することを特徴とするシャッターユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシャッターユニットであって、
    前記アタッチメントは、前記シャッターボックスの外側を覆う化粧板とともに前記シャッターボックスに固定されていることを特徴とするシャッターユニット。
JP2011162486A 2011-07-25 2011-07-25 シャッターユニット Active JP5535145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011162486A JP5535145B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 シャッターユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011162486A JP5535145B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 シャッターユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013023993A JP2013023993A (ja) 2013-02-04
JP5535145B2 true JP5535145B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=47782662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011162486A Active JP5535145B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 シャッターユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5535145B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020016124A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 文化シヤッター株式会社 シャッター用ガイドレールの防火構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3685674B2 (ja) * 2000-02-07 2005-08-24 トステム株式会社 シャッター
JP2005351082A (ja) * 2005-09-06 2005-12-22 Bunka Shutter Co Ltd 閉鎖体のガイドレールの構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013023993A (ja) 2013-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5535145B2 (ja) シャッターユニット
JP6415834B2 (ja) シャッター
JP2018193765A (ja) シャッター装置の構造及びシャッター装置のまぐさ取付方法
JP5715019B2 (ja) 開口部建材
JP2006241740A (ja) ブラインドおよび建具
JP7209430B2 (ja) スクリーンユニット
JP5478551B2 (ja) 遮蔽装置および建具
EP2725180B2 (en) Mounting accessory
JP6925600B2 (ja) 開閉体のガイドレール構造
JP6570847B2 (ja) シャッターの防火構造
JP7011915B2 (ja) 窓シャッターの縦枠の取付構造
JP2015108291A (ja) 開口部建材
JP6401636B2 (ja) 建築用シャッター装置
JP2013028990A (ja) 建築用シャッター装置におけるガイドレール取付け構造
JP2018066190A (ja) 開閉装置及び開閉装置の設置構造
JP6097991B2 (ja) サッシ
JP6342630B2 (ja) 開閉体収容ケース
JP6244224B2 (ja) 中間ブラケット及びスクリーン装置
JP6563217B2 (ja) シャッターの防火構造
JP5937849B2 (ja) 窓シャッターの防火構造
JP6023289B2 (ja) 防火対応の開口部建材
JP7267472B2 (ja) 窓シャッターの縦枠の取付構造
JP2019210680A (ja) シャッター用ガイドレールの防火構造
JP6701318B2 (ja) 建具
JP7002265B2 (ja) 窓シャッター装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5535145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250