JP6740031B2 - 網戸ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、窓枠に設けられる網戸ユニットに関する。
窓枠に設けられる網戸ユニットとしては、網体を巻き入れ巻き出し可能に収納した収納枠を有するロール網戸が、窓枠又は窓額縁の室内側内面に設けられた合成樹脂形材製のアングル部材を介して取付けられているロール網戸が知られている(例えば、特許文献1参照)。このロール網戸において収納枠とともに窓枠に取り付けられる枠材は、アルミニウム合金の押出形材からなっており、金属製の窓枠に合成樹脂形材製のアングル部材を介してビス止めされている。
特許第4823608号公報
上記のロール網戸は、アルミニウム合金製のロール網戸が金属製の窓枠にビスにより固定されているので、窓枠の室外側の部位からビスを介して室内側の網戸ユニットに熱が伝わるため断熱性が損なわれる虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、断熱性能に優れた網戸ユニットを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の網戸ユニットは、室内外方向における一方側に配置される金属製枠材と室内外方向における他方側に配置され躯体に固定される合成樹脂製枠材とが組み合わされている複数の枠材が枠組みされている窓枠に対して前記合成樹脂製枠材のみと接触する状態で前記窓枠に設けられている金属製のアタッチメントと、前記窓枠の前記合成樹脂製枠材側に配置される網戸と、を有し、前記アタッチメントは、前記窓枠を形成し左右に配置され上下方向に沿って設けられている2つの前記枠材のうちのいずれか一方側に設けられて前記合成樹脂製枠材とともに前記躯体に固定されており、前記網戸は、左右方向における一方側が前記アタッチメントに係止され、前記アタッチメントに係止された状態で、左右方向における他方側が前記合成樹脂製枠材とともに前記躯体に固定されていることを特徴とする網戸ユニットである。
このような網戸ユニットによれば、窓枠に対しては、合成樹脂製枠材のみと接触する状態で窓枠に設けられている金属製のアタッチメントを介して網戸が取り付けられているので、網戸及びアタッチメントと窓枠の金属製枠材との間には、合成樹脂製枠材が介在されている。このため、室内外の境界部に設けられる網戸と金属製枠材との間では熱が伝わり難い。このため、断熱性能に優れた網戸ユニットを提供することが可能である。
また、網戸の左右方向における一方側をアタッチメントに係止し、左右方向における他方側を躯体に固定することにより容易に取り付けることが可能である。このとき、網戸は、窓枠の合成樹脂製枠材により金属製枠材と熱的に縁切りされているので、断熱性を確保することが可能である。
かかる網戸ユニットであって、前記アタッチメントと、前記網戸の左右方向における前記他方側の部位とは、前記合成樹脂製枠材の室内外方向における前記一方側に当接される当接部を有していることが望ましい。
このような網戸ユニットによれば、室内側方向における他方側に位置する網戸は、アタッチメントと網戸の左右方向における他方側の部位とが、合成樹脂製枠材の室内外方向における一方側に当接部が当接されるので、室内外方向において網戸を容易に位置決めすることが可能である。
かかる網戸ユニットであって、前記網戸は、網材を巻き取り及び繰り出し可能な網材ボックスと、前記網材ボックスから引き出された前記網材の先端が係止される係止枠と、を有し、前記網材ボックス側が前記アタッチメントに係止され、前記係止枠側が前記合成樹脂製枠材とともに前記躯体に固定されていることが望ましい。
網材が巻き取り可能な網材ボックスは係止枠より大きいため、取り付け時に窓枠との間にて視界を遮る虞がある。このため上記の網戸ユニットによれば、取り付ける窓枠が視認し難い網材ボックス側をアタッチメントに係止し、視認しやすい係止枠側にて固定することにより網戸を容易に取り付けることが可能である。
また、室内外方向における一方側に配置される金属製枠材と室内外方向における他方側に配置される合成樹脂製枠材とが組み合わされている複数の枠材が枠組みされている窓枠に対して前記合成樹脂製枠材のみと接触する状態で前記窓枠に設けられている金属製のアタッチメントと、前記アタッチメントを介して取り付けられている網戸と、を有し、前記網戸は、室内外方向における前記一方側に向かって突出する嵌合片を有し、前記アタッチメントは、室内外方向における前記他方側に臨む部位に前記嵌合片が嵌合される被嵌合部を有していることを特徴とする網戸ユニットである
このような網戸ユニットによれば、網戸を室内外方向における一方側に向かって押圧し、嵌合片をアタッチメントが有する被嵌合部に嵌合するだけで、網戸を容易に取り付けることが可能である。
本発明によれば、断熱性能に優れた網戸ユニットを提供することが可能である。
本実施形態に係る網戸ユニットを示す縦断面図である。 本実施形態に係る網戸ユニットを示す横断面図である。 図2におけるA部の拡大図である。 図2におけるB部の拡大図である。 嵌合して取り付けられるアタッチメントを示す横断面図である。 ビスにより押圧されて取り付けられる網戸ユニットを示す横断面図である。 嵌合により網戸が取り付けられる網戸ユニットを示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る網戸ユニットについて図面を参照して説明する。
本実施形態の網戸ユニット1は、例えば、図1、図2に示すような開閉自在な障子3を備え、建物等に設けられた窓枠2に取り付けられている。本実施形態においては、網材11が巻き取り及び繰り出し可能に収納された網材ボックス12から網材11を引き出して、網材11の先端に設けられている網材框11aが係止枠13に係止されることにより室内外が網材11で仕切られる横引きロール網戸(以下、網戸という)10を備えた網戸ユニット1を例に挙げて説明する。
以下の説明においては、窓枠2に設けられている状態の網戸ユニット1を室内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。網戸ユニット1の各部位であっても、また、網戸ユニット1を構成する各部材については単体の状態であっても、窓枠2に取り付けられた状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
窓枠2は、障子3の上に位置する上枠21と下に位置する下枠22と、左側に位置する左縦枠23と、右に位置する右縦枠24とが枠組みされて形成されている。上枠21、下枠22、左縦枠23及び右縦枠24は、いずれも室外側に位置しアルミニウム製の外枠材211、221、231、241と、室内側に位置し合成樹脂製の内枠材212、222、232、242とを有している。上枠21、下枠22、左縦枠23及び右縦枠24はいずれも、窓枠2を構成する枠部材であり、外枠材211、221、231、241の室内側の部位と、内枠材212、222、232、242の室外側の部位とが結合されて一体化されている。
窓枠2は、枠組みされた状態で外周側に、四方に突出されている躯体固定部211c、221c、231c、241cが室外側から躯体6にビス止めされている。ここで、室外側が室内外方向における一方側に相当し、外枠材211、221、231、241が金属製枠材に相当する。また、室内側が室内外方向における他方側に相当し、内枠材212、222、232、242が合成樹脂製枠材に相当する。
左縦枠23と右縦枠24とは、左右が反転された同一の横断面形状をなしている。このため、左縦枠23と右縦枠24の構成を、左縦枠23を例に挙げて説明し、以下の説明では、右縦枠24の共通する部位に、右縦枠を示す「24」に同一の部位に付されているアルファベットを付して示すものとする。また、左右方向については、左縦枠23と右縦枠24において同一の表現となるように、左縦枠23の右側を窓枠2の内周側(以下、単に内周側という)、左縦枠23の左側を窓枠2の外周側(以下、単に外周側という)として説明する。
左縦枠23は、前述したように、室外側に位置するアルミニウム製の外枠材231と、室内側に位置する合成樹脂製の内枠材232と、を有している。アルミニウム製の外枠材231と、合成樹脂製の内枠材232とは、いずれも上下方向を押出方向とする押出成形部材である。
外枠材231は、図2、図3に示すように、見込み方向に沿う壁面をなす見込壁部231aと、見込壁部231aから内周側に突出し閉じた障子3の室内側の面が当接される2つの障子当接部231bと、見込壁部231aから外周側に突出されている躯体固定部231cと、見込壁部231aの室内側の端から内周側に突出された突起231dと、突起231dの僅かに室外側にて内周側に突出され突起231dより長く延出されている内周延出片231eと、見込壁部231aの室内側の端から外周側に突出されて突起231dと繋がる外周突出部231fと、を有している。外枠材231の突起231d及び外周突出部231fは、突起231d及び外周突出部231fにて形成された平面が室内側に設けられている額縁4の室外側の端面4aが対向している。また、内周延出片231eの先端側には室内側に窪む先端凹部231gが設けられている。
内枠材232は、額縁4の、見込み方向に沿う内周面4bと対向する額縁対向壁部232aと、額縁対向壁部32aの室外側の端に設けられ外枠材231の先端凹部231gと係合する先端係合部232bと、先端係合部232bの僅かに室内側にて外周側に突出され先端係合部232bより長く延出された外周延出片232cと、を有している。
左縦枠23は、内枠材232の外周延出片232cが、外枠材231の突起231dと内周延出片231eとの間に、また、外枠材231の外周突出部231eが、内枠材232の先端係合部232bと外周延出片232cとの間に、それぞれ入り込むとともに、先端係合部232bが先端凹部231gと係合している状態でかしめられて一体化されている。
網戸ユニット1は、網戸10と、網戸10を窓枠2に取り付けるためのアタッチメント5とを有している。
網戸10は、網材11と、左右方向における一方側、本実施形態では左側に配置されて網材11が巻き付けられて収納されている網材ボックス12と、左右方向における他方側となる右側に配置され繰り出された網材11に設けられた網材框11aが係止される係止枠13と、網材ボックス12と係止枠13との上下の端部同士を連結し、網材11の上下の端部が収容されて案内される上レール材14(図1)及び下レール材15(図1)と、を有している。
網戸10は、網材11の上下の端部が上レール材14及び下レール材15に案内されつつ網材ボックス12から繰り出され、網材框11aが係止枠13に係止されることにより、網材ボックス12、係止枠13、上レール材14及び下レール材15により形成されている矩形状の開口10aが覆われるように構成されている。
網戸10は、網材ボックス12が左縦枠23の内枠材232のみに接触している状態のアタッチメント5に係止され、係止枠13が右縦枠24の内枠材242とともに額縁4及び躯体6にビス止めされている。
このため、網材ボックス12の室外に臨む室外面12aには、網材ボックス12の左の端部側に位置させて室外側に突出する室外突出部12bと、室外突出部12bの先端側から右方向に延出されてアタッチメント5に係止される係止片12cと、が上下方向におけるほぼ全長に渡って設けられている。また、網戸10の右側に位置する係止枠13には、図4に示すように、網材框11aが係止される部位より室外側に延出された係止枠延出部13aが上下方向におけるほぼ全長に渡って設けられており、係止枠延出部13aの室外側の端部には、右側に延出されて、右縦枠24の先端係合部232bにおける室外側の面に室外側から当接される右内枠当接部13bが設けられている。
アタッチメント5は、図3に示すように、上下方向を押出方向とする押出成形部材であり、内枠材232の額縁対向壁部232aと内周側にて対向する内枠対向壁部5aと、内枠対向壁部5aの室外側の端から外周側に延出されて、内枠材232の先端係合部232bにおける室外側の面に室外側から当接される内枠当接部5bと、内枠対向壁部5aから内周側に突出させて設けられ、網戸10の網材ボックス12が係止されるフック部5cと、を有している。
フック部5cは、左右方向に沿う縦壁部5dと、縦壁部5dの内周側の先端部に外周側に向かって開放されて内周側に窪む溝5eを形成するフック片5fと、を有している。フック片5fの室外側の面は、溝5eの見込み方向の幅が、溝5eの奥に向かって狭くなるようにテーパー状をなしている。また、フック片5fの先端と内枠対向壁部5aとの間隔は、網材ボックス12の外周側の端部と係止片12cの先端までの距離より広く形成されている。
躯体6に取り付けられている窓枠2に網戸10を取り付ける場合には、まず、アタッチメント5を左縦枠23の内枠材232に取り付ける。このとき、アタッチメント5の内枠当接部5bを、左縦枠23の先端係合部232bに室外側から当接させて位置決めし、額縁対向壁部232aと左右方向において重なっている内枠対向壁部5aの、フック部5cより室内側にて、額縁対向壁部232aとともにビス7にて額縁4及び躯体6に固定する。
このとき、内枠対向壁部5aを両面テープにより額縁対向壁部232aに貼着して仮止めしておけば、ビス止めする際にアタッチメント5を支える必要がないので、アタッチメント5を容易に取り付けることが可能である。また、アタッチメント5をビス止めする際には、内枠対向壁部5aのビス7が螺合される部位が、フック片5fにより遮られることなく目視できるので、容易にビス止めすることが可能である。
次に、網戸10の上端側が下端側より室外側に位置するように網戸10を傾斜させつつ、アタッチメント5が取り付けられている窓枠2内に移動し、上レール材14を、上枠21の内枠材212との間に介在される、例えばスポンジなどの発泡性部材16を上方に圧縮する。このとき、左右方向において、網材ボックス12の係止片12cが、アタッチメント5の内枠対向壁部5aとフック片5fの先端との間に位置し、係止枠13の右内枠当接部13bが右縦枠24の内枠材242より左側に位置するように網戸10を配置しておく。
次に、上レール材14により発泡性部材16を上方に圧縮した状態で、網戸10の下端側を室外側に移動する。これにより、網材ボックス12の係止片12cがアタッチメント5の溝5eの左側にて縦壁部5dとフック片5fとの間に配置され、係止枠13の右内枠当接部13bが右縦枠24の内枠材242より室外側に配置される。
次に、網戸10を右方向に移動することにより、網戸10の係止片12cがフック片5fの室外側の面に沿って摺動させ、右内枠当接部13bが右縦枠24の内枠材242の先端係合部242bと対向する位置に配置される。
次に、網戸10を室内側に引き寄せて、右内枠当接部13bを右縦枠24の内枠材242における先端係合部242bに当接させて位置決めし、係止枠13の係止枠延出部13aを、左右方向において重なっている額縁対向壁部242aとともにビス8にて額縁4及び躯体6に固定する。このとき、アタッチメント5と同様に、係止枠延出部13aを両面テープにより額縁対向壁部242aに貼着して係止枠13を仮止めしておけば、係止枠13を容易に取り付けることが可能である。
本実施形態の網戸ユニット1によれば、網戸10は、窓枠2の左縦枠23に対して内枠材232のみと接触する状態で窓枠2に設けられている金属製のアタッチメント5を介して取り付けられているので、網戸10及びアタッチメント5と窓枠2の左縦枠23が有するアルミニウム製の外枠材231との間には、内枠材232が介在されている。このため、室内外の境界部に設けられる網戸10とアルミニウム製の外枠材231との間では熱が伝わり難い。このため、断熱性能に優れた網戸ユニット1を提供することが可能である。
このとき、網戸10の左右方向における左側をアタッチメント5に係止し、左右方向における右側を額縁4及び躯体6にビス8により固定することにより容易に取り付けることが可能である。このとき、網戸10は、窓枠2の合成樹脂製の内枠材232、242により金属製の外枠材231、241と熱的に縁切りされているので、より高い断熱性を確保することが可能である。また、窓枠2が取り付けられている状態で室内側から容易に取り付けられるので、例えば、既設の窓枠であっても、網戸10を取り付けることが可能である。
また、網材11が収容されている網材ボックス12は係止枠13より幅、厚みともに大きいため、取り付け時に窓枠2との間にて視界を遮る虞がある。このため、網戸10において、当該網戸10を取り付ける窓枠2が視認し難い網材ボックス12側をアタッチメント5に係止することとし、視認しやすい係止枠13側をビス8により固定することにより施工性に優れた網戸ユニット1を提供することが可能である。
また、室内側に位置する網戸10は、アタッチメント5と右内枠当接部13bとが、合合成樹脂製の内枠材232、242の室外側に設けられた先端係合部232b、242bに当接されるので、室内外方向において網戸10を容易に位置決めすることが可能である。このため、より施工性に優れた網戸ユニット1を提供することが可能である。
上記実施形態においては、アタッチメント5が合成樹脂製の内枠材232、242とともに額縁4及び躯体6にビス7により固定されている例について説明したが、これに限らず、図5に示すように、アタッチメント51は合成樹脂製の内枠材233のみと接触する状態で嵌合されていても構わない。
上記実施形態においては、アタッチメント5に対して網戸10が係止される例について説明したが、これに限るものではない。例えば、図6に示すように、外周側に向かって進入するビス9により網材ボックス12を外周側に押し付けて取り付ける形態であっても構わない。より具体的には、本実施形態のアタッチメント52が、内枠材232の額縁対向壁部232aと内周側にて対向する内枠対向壁部52aと、内枠対向壁部52aの室外側の端から外周側に延出されて、内枠材232の先端係合部232bにおける室外側の面に室外側から当接される内枠当接部52bと、を有していることは上記アタッチメント5と同様である。
アタッチメント52は、内枠対向壁部52aと左右方向に間隔を空けて対向するビス螺合部52cを有し、ビス螺合部52cは室外側の縁が、内枠対向壁部52aの外周側の部位と連結部52dにより連結されている。また、内枠対向壁部52aの室内側にわずかに間隔を空けて内周側に突出する内周突起52eが設けられ、内枠対向壁部52aの内周突起52eより室内側には、外周側に向かって額縁4及び躯体6に螺合されるビス7が螺合可能な領域が設けられている。
一方、網材ボックス12の室外に臨む室外面12aには、網材ボックス12の左の端部側に位置させて室外側に突出された室外突出部12bの室外側の端部が外周側に延出された外周延出部12dが設けられている。ここで、室外突出部12bの室外面12aより室外側に突出している長さと、ビス螺合部52cが連結部52dより室内側に突出している長さとはほぼ同じに形成されている。
この網戸ユニット1を窓枠2に取り付ける場合には、まず、アタッチメント5の内枠当接部5bを、左縦枠23の先端係合部232bに当接させて位置決めし、内枠対向壁部52aを、内周突起52eより室内側にて額縁対向壁部232aとともにビス7により額縁4及び躯体6に固定する。
次に、網戸10の上端側が下端側より室外側に位置するように網戸10を傾斜させつつ移動し、上レール材14により内枠材212との間に介在させる発泡性部材16を上方に圧縮する。このとき、左右方向において、網材ボックス12の外周延出部12dが、アタッチメント52の内枠対向壁部52aとビス螺合部52cとの間に位置し、係止枠13の右内枠当接部13bが右縦枠24の内枠材242より左側に位置するように網戸10を配置しておく。
次に、上レール材14が発泡性部材16を上方に圧縮している状態で、網戸10の下端側を室外側に移動し、更に網戸10を右方向に移動させて、図4に示すように、右内枠当接部13bを右縦枠24の先端係合部242bに当接させて位置決めする。そして係止枠13の係止枠延出部13aを、左右方向において重なっている額縁対向壁部232aとともにビス8にて額縁4及び躯体6に固定する。このとき、網材ボックス12の外周延出部12dが、アタッチメント52のビス螺合部52cと左右方向において対向している。
次に、ビス螺合部52cにビス9を外周側に向かって、すなわち外周延出部12d側に向かって螺合し、外周延出部12dを外周側に押圧することにより網戸10を取り付ける。
本実施形態の網戸ユニット1によれば、網戸10の左右側の一方をビス止めし、他方を外周側に向かってビス9により押圧するだけで、網戸10を容易に取り付けることが可能である。
上記実施形態においては、網材11が案内される上レール材14及び下レール材15が左右方向に沿って配置された横引きタイプの網戸10を例に挙げて説明したが、レール材が上下方向に沿って左右にそれぞれ設けられている上げ下げタイプの網戸、または、框の内周側に網材が張られた扉を有する網戸であっても構わない。
また、上記実施形態においては、網戸10の左右方向における一方側をアタッチメント5に係止し、他方側を額縁4及び躯体6にビス止めする例について説明したが、これに限るものではない。例えば、図7に示すように、網戸10の左右に配置されるレール材17に室外側に向かって突出させて嵌合片17aを設け、左縦枠23及び右縦枠24の内枠材232、242のいずれにも、室内に臨む面に嵌合片17aが嵌合される被嵌合部53aを備えたアタッチメント53を設けておき、レール材17の嵌合片17aをアタッチメント53の被嵌合部53aに嵌合させて網戸10が取り付けられる形態であっても構わない。
上記実施形態においては、室外側にアルミニウム製の外枠材211、221、231、241が位置し、室内側に合成樹脂製の内枠材212、222、232、242が位置する例について説明したが、室外側に合成樹脂製の枠材が位置し、室内側に金属製の枠材が設けられていても構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 網戸ユニット、2 窓枠、3 障子、4 額縁、5 アタッチメント、
5b 内枠当接部、6 躯体、10 網戸、11 網材、12 網戸ボックス、
13 係止枠、13b 右内枠当接部、17 レール材、17a 嵌合片、
21 上枠、22 下枠、23 左縦枠、24 右縦枠、51 アタッチメント、
52 アタッチメント、53 アタッチメント、53a 被嵌合部、
211 外枠部材、221外枠部材、231 外枠部材、241 外枠部材、
212 内枠部材、222 内枠部材、232 内枠部材、242 内枠部材、

Claims (1)

  1. 室内外方向における一方側に配置される金属製枠材と室内外方向における他方側に配置される合成樹脂製枠材とが組み合わされている複数の枠材が枠組みされている窓枠に対して前記合成樹脂製枠材のみと接触する状態で前記窓枠に設けられている金属製のアタッチメントと、
    前記アタッチメントを介して取り付けられている網戸と、
    を有し、
    前記網戸は、室内外方向における前記一方側に向かって突出する嵌合片を有し、
    前記アタッチメントは、室内外方向における前記他方側に臨む部位に前記嵌合片が嵌合される被嵌合部を有していることを特徴とする網戸ユニット。
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