JP6506594B2 - 建具 - Google Patents
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Description
この防火構造では、火災時に、案内溝の溝底部に接着した加熱発泡材がその厚さを増す方向に膨張して床面に当接することで、戸体の下端面と床面との隙間を閉塞し、屋内外間を遮炎する。
また、開口枠に対して傾斜した傾斜片部に加熱発泡材を設けることで、この加熱発泡材は、火災時に傾斜片部に対して直交する方向(斜め方向)において開口枠に向かって膨張する。このため、加熱発泡材の膨張端が開口枠に当接する当接面積を、加熱発泡材の傾斜片部に対する設置面積よりも増やすことができ、加熱発泡材によって屋内外間を遮炎できる。
本発明の建具によれば、開口枠から溝底片部までの溝深さを大きく形成しつつ、開口枠から傾斜片部までの間隔寸法を小さくでき、傾斜片部から開口枠まで膨張するための加熱発泡材量を減らすことができる。
また、開口枠に対して傾斜した傾斜片部に加熱発泡材を設けることで、この加熱発泡材は、火災時に傾斜片部に対して直交する方向(斜め方向)において開口枠に向かって膨張する。このため、加熱発泡材の膨張端が開口枠に当接する当接面積を、加熱発泡材の傾斜片部に対する設置面積よりも増やすことができ、加熱発泡材によって屋内外間を遮炎できる。
加えて、本発明の建具によれば、前述した傾斜片部に設けられた加熱発泡材は、火災時に傾斜片部に対して直交する方向(斜め方向)において下枠の上面に向かって膨張する。このため、加熱発泡材の膨張端が下枠の上面に当接する当接面積を加熱発泡材の傾斜片部に対する設置面積よりも増やすことができ、加熱発泡材によって戸体の下面と下枠の上面との間を遮炎できる。
このような構成によれば、傾斜片部および溝底片部間に連結片部があるので、この連結片部に落止め金具を簡単に取り付けることができ、また、前述した落止め金具によって加熱発泡材が傾斜片部から脱落することを防止できる。
このような構成によれば、火災時に膨張する加熱発泡材の膨張端が屋内垂下片部に当接する部分をなくし得、戸体の下面と下枠の上面との間を塞ぐことができる。
このような構成によれば、火災時に、傾斜片部に設けられた加熱発泡材の膨張によって気密材の屋外側部分を覆うことができ、かつ、対向部および戸体の屋内面のうちの少なくとも一方に設けられた別の加熱発泡材によって気密材の屋内側部分を覆うことができる。これにより、火災時に気密材を屋外側および屋内側から囲んで遮炎でき、気密材の発火などを抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,2において、本実施形態に係る建具である引戸1は、建物躯体の開口に取り付けられるものであって戸建住宅等の玄関引戸などとして用いられるものであり、上枠11、下枠12および左右の縦枠13を枠組みして構成される枠体10(開口枠)と、上骨21、下骨22、左右の縦骨23および面材24を框組みして構成される防火戸である戸体20とを備えている。図1において枠体10内の右側部分は開口して出入り口2として構成され、左側部分は戸袋3として構成されている。なお、面材24にはハンドル4、シリンダ錠5が設けられている。
上枠11は、図3に示すように、屋外見付け片111と、見込み片部112と、屋内見付け片部113と、取付片部114と、連結片部115と対向部材116とを有して構成されている。
屋外見付け片111は、見込み片部112の屋外端に着脱可能に取り付けられており、その下端にモヘアが装着されている。見込み片部112は、その屋内端に屋内見付け片部113が連続しており、屋内見付け片部113よりも屋外側寄りの部分に取付片部114が連続している。屋内見付け片部113および取付片部114の下端は連結片部115によって連結されている。連結片部115には、対向部材116が取り付けられている。対向部材116は、戸体20の上骨21の屋内面21Aに隙間7を隔てて対向する上枠見付け片部116Aを有している。上枠見付け片部116Aには、上骨21の屋内面21Aに摺動可能に当接する気密材117が装着されている。
上骨21は、図3に示すように、戸体20の上縁部を構成しており、断面略コ字状に形成されている。
下骨22は、図4に示すように、断面コ字状の下骨本体221と、下骨本体221の内部に設けられた溝形成部材222(エッジ材)とを有し、戸体20の下縁部(下部)を構成している。
屋外垂下片部223の上縁は傾斜片部224の屋外縁部に連続しており、傾斜片部224の屋内縁部は上下方向に延びた連結片部225の下縁に連続しており、連結片部225の上縁は溝底片部226の屋外縁部に連続しており、溝底片部226の屋内縁部は屋内垂下片部227の上縁に連続している。また、屋外垂下片部223および屋内垂下片部227の下縁には、下片部228,229がそれぞれ形成されている。戸体20の下面25は、下片部228,229の下面に沿った面である。
屋内垂下片部227に連続している下片部229の下面には気密材230が装着されている。
傾斜片部224は、溝底片部226よりも低い位置に配置されている。傾斜片部224は、下枠12の上面122に対して、屋外縁部が屋内縁部よりも下方に位置する向きに傾斜して形成されている。傾斜片部224と連結片部225とによって溝形成部材222に段部が形成されている。
この溝形成部材222は、樹脂製ガイド部材125が配置されているガイド溝222A(溝部)を形成している。ガイド溝222Aの溝開口面は戸体20の下面25に沿って位置している。
戸体20が上吊り支持された状態では、図4に示すように、下骨22の下面25と下枠12の上面122との上下方向における間隔は寸法L2とされている。
外れ止め金具35は、上レール31にビス止めされている取付片部351と、取付片部351から下方に垂下した垂下片部352(垂下部)とを有して構成されている。
垂下片部352の下端は、上骨21の上面に対向して配置されている。これにより、引戸1の閉鎖状態では、戸体20が持ち上げられると垂下片部352に当接するため、外れ止め金具35によって戸体20の持上り量を規制し、樹脂製ローラー33の上レール31からの脱落を防止する。
引戸上部の防火構造40は次の通りに構成されている。
図3に示すように、上骨21には、倒れ防止金具41が取り付けられている。倒れ防止金具41は、断面略L字状であって上骨21に沿ってスライド方向に延びて形成されている。
立上り片部412は、垂下片部352よりも屋内側であって上骨21の屋内面21Aよりも垂下片部352側に配置されている。立上り片部412の上端は、垂下片部352の下端よりも上方に位置している。立上り片部412の上端および垂下片部352の下端間の上下方向における間隔の寸法L1は、下骨22の下面および下枠12の上面122間の間隔の寸法L2よりも大きく設定されている。また、立上り片部412の上端および垂下片部352の下端間の間隔の寸法L1は、火災時に樹脂製ローラー33が溶融して戸体20が落下して傾いても0以下とならない範囲で設定されている。
立上り片部412は、上骨21の全長にわたって延びて形成されており、この立上り片部412の屋内面および屋外面には後述する加熱発泡材42A,42Bが貼りつけられている。加熱発泡材42Aは立上り片部412の全長にわたって貼り付けられている。
加熱発泡材42Aは、上枠見付け片部116Aに向かって膨張可能な向きに設けられている。加熱発泡材42Aの上枠見付け片部116Aに対向する対向面は、上骨21の屋内面21Aと面一に配置されている。
加熱発泡材42Bは、立上り片部412の屋外面から屋外側に向かって膨張可能な向き(加熱発泡材42Aの膨張可能な向きとは反対向き)に設けられている。
加熱発泡材42Cは、取付片部411の上面から上レール31の下面に向かって上方に膨張可能な向きに設けられている。
引戸下部の防火構造50は次の通りに構成されている。
図4に示すように、溝形成部材222の傾斜片部224には、シート状の加熱発泡材42Dが貼り付けられている。傾斜片部224の戸体20の下面25に対する傾斜角度は、加熱発泡材42Dの膨張先が屋内垂下片部227よりも屋外側に位置する範囲で設定され、例えば、膨張時に屋内垂下片部227に当接しない範囲で大きく設定可能である。また、加熱発泡材42Dは、傾斜片部224に設けられた位置と戸体20の下面25との上下方向における間隔の寸法L3分を膨張可能に構成されている。
連結片部225には、落止め金具51がリベット止めされている。落止め金具51は、溝形成部材222に沿って複数設けられている。落止め金具51は、板状であってその下部が屋外側に折曲されており、この折曲部分で加熱発泡材42Dの下面に対向している。
また、下枠12の対向部材123には、加熱発泡材42E,42Fが下骨22に向かって膨張可能な向きに貼り付けられている。
以下、本実施形態に係る引戸1の作用について説明する。例えば、屋外側において火災が発生した場合は次の通りである。
屋外側での火災時、引戸1は火炎にさらされて温度上昇し、樹脂製ローラー33および樹脂製ガイド部材125が溶融し、図5に示すように戸体20が寸法L2分の間隔(図4参照)を落下する。このとき、戸体20が屋外側に傾動しても、図6に示すように、倒れ防止金具41の立上り片部412が外れ止め金具35の垂下片部352に当接し、戸体20の屋外側への傾動を規制する。また、仮に戸体20が屋内側に傾動しても、上骨21が上枠見付け片部116Aに当接するので、戸体20の屋内側への傾動は規制される。戸体20が落下した状態であっても、立上り片部412の屋内面は上枠見付け片部116Aに対して対向した位置にある。
倒れ防止金具41に設けられた加熱発泡材42A,42B,42Cは、温度上昇によってそれぞれ発泡し、上骨21と上枠11との隙間を塞ぐ。
なお、図5,図6において、上枠11の屋外見付け片111は火炎にさらされて焼失しているので図示されない。
加熱発泡材42Dは、図7に示すように、傾斜片部224に対して直交する方向に膨張し、膨張端が下枠12の上面122に当接することで、戸体20の下面25と下枠12の上面122との間において屋内外間を遮炎し、下骨22や下枠12が熱によって歪み変形等しても遮炎状態を維持する。ここで、加熱発泡材42Dの上面122に対する当接面積は、加熱発泡材42Dの傾斜片部224への設置面積よりも広い面積となっている。この当接面積は、戸体20が屋外側に多少傾くことで増加する。
加熱発泡材42E,42Fは、対向部材123から下骨22の屋内面22Aに向かって屋外側に膨張し、当該下骨22の屋内面22Aに当接することで、下骨22と対向部材123との隙間を塞ぐ。
前述した加熱発泡材42D,42E,42Fが膨張することで、下骨22の下片部229に装着された気密材230は屋外側および屋内側から遮炎される。
このようにして、防火構造50によって引戸下部を遮炎する。
(1)本実施形態に係る引戸1は、枠体10と、枠体10に対して開閉自在に設けられる戸体20とを備え、戸体20には、ガイド溝222Aを形成する溝形成部材222が設けられ、溝形成部材222は、枠体10に対向して位置する溝底片部226と、溝底片部226よりも枠体10側に位置する傾斜片部224とを有し、傾斜片部224は、枠体10に対して傾斜しており、傾斜片部224には、加熱発泡材42Dが設けられることを特徴とする。
このため、枠体10から溝底片部226までの溝深さを大きく形成しつつ、枠体10から傾斜片部224までの間隔寸法L3を小さくでき、傾斜片部224から枠体10まで膨張するための加熱発泡材42Dの量を減らすことができる。
また、枠体10に対して傾斜した傾斜片部224に加熱発泡材42Dを設けることで、加熱発泡材42Dは、火災時に傾斜片部224に対して直交する方向(斜め方向)において枠体10に向かって膨張する。このため、加熱発泡材42Dの膨張端が枠体10に当接する当接面積を、加熱発泡材42Dの傾斜片部224に対する設置面積よりも増やすことができ、加熱発泡材42Dの膨張によって戸体20の下面25および下枠12の上面122間を遮炎できる。
(2)戸体20には、傾斜片部224よりも屋内側の部分に気密材230が設けられ、傾斜片部224の屋外縁部は、当該傾斜片部224の屋内縁部よりも下方に位置する。このため、傾斜片部224に設けられた加熱発泡材42Dは、火災時に傾斜片部224よりも気密材230に近い位置(傾斜片部224よりも屋内側の位置)に向かって膨張するので、火災時に戸体20に傾き等が生じても、この傾き等の影響を少なくして気密材230を屋外側から遮炎でき、当該気密材230の発火等を抑制できる。
(3)火災時には樹脂製ローラー33および樹脂製ガイド部材125が溶融して戸体20が落下するため、この落下する寸法L2分の間隔に対応した膨張寸法は加熱発泡材42Dに必要とされない。従って、加熱発泡材42Dは、傾斜片部224から戸体20の下面25まで膨張可能な量まで減らすことができる。
(4)溝形成部材222の連結片部225には、傾斜片部224に設けられた加熱発泡材42Dの下面に対向する落止め金具51が取り付けられるため、傾斜片部224および溝底片部226間にある連結片部225に落止め金具51を簡単に取り付けることができ、また、落止め金具51によって加熱発泡材42Dが傾斜片部224から脱落することを防止できる。
(5)傾斜片部224の屋外縁部は、当該傾斜片部224の屋内縁部よりも下方に位置し、傾斜片部224の戸体20の下面25に対する傾斜角度は、当該傾斜片部224に設けられた加熱発泡材42Dの膨張先が、屋内垂下片部227よりも屋外側に位置する範囲で設定される。このため、火災時に膨張する加熱発泡材42Dの膨張端が屋内垂下片部227に当接する部分をなくし得、下枠12の上面122に対する加熱発泡材42Dの当接面積を大幅に増やすことができる。これにより、戸体20の下面25と下枠12の上面122との間を塞ぐことができる。
(6)戸体20の下面25のうち傾斜片部224よりも屋内側に位置する部分には気密材230が設けられ、下枠12には、戸体20の屋内面に対向して配置される対向部材123が形成され、対向部材123には、加熱発泡材42E,42Fが設けられる。このため、火災時に、傾斜片部224に設けられた加熱発泡材42Dの膨張によって気密材230の屋外側部分を覆うことができ、かつ、対向部材123に設けられた加熱発泡材42E,42Fによって気密材230の屋内側部分を覆うことができる。これにより、火災時に気密材230を屋外側および屋内側から囲んで遮炎でき、気密材230の発火などを抑制できる。
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、上レール31は、補強材34によって建物躯体6に連結されているが、この補強材34の構成を省略し、上レール31が上枠11の取付片部114だけに取り付けられていてもよい。
ここで、立上り片部412が上骨21の屋内面21Aよりも屋外側寄りに配置される場合には、立上り片部412および垂下片部352間のクリアランスを小さくできる反面、立上り片部412および上枠見付け片部116A間の隙間7が大きくなる。逆に、立上り片部412が上骨21の屋内面21Aよりも屋内側寄りに配置される場合には、立上り片部412および垂下片部352間のクリアランスが大きくなる反面、立上り片部412および上枠見付け片部116A間の隙間7を小さくできる。立上り片部412の見込み位置は前記諸点を考慮して設定される。
また、溝形成部材222は、戸先側の縦骨23や前述した縦框に設けられていてもよく、この場合、傾斜片部224に設けられる加熱発泡材42Dは戸先側の縦枠13に向かって膨張可能に配置される。
また、建具としては、前述した各引戸ではなく開き戸であってもよい。この場合には、閉鎖状態で枠体や建物躯体の開口部に対向して位置する戸体の上縁部、下縁部、左右の縦縁部のいずれかまたはすべてに溝形成部材222を設けてもよい。
なお、溝形成部材222は、前述した構成のほか、障子框によって形成されていてもよく、また、鋼板を折曲して形成されていてもよい。
Claims (5)
- 開口枠と、前記開口枠に対して開閉自在に設けられる戸体とを備え、
前記戸体には、溝部を形成する溝形成部材が設けられ、
前記溝形成部材は、前記開口枠に対向して位置する溝底片部と、前記溝底片部よりも前記開口枠側に位置する傾斜片部とを有し、
前記傾斜片部は、前記開口枠に対して傾斜しており、
前記傾斜片部には、加熱発泡材が設けられ、
前記戸体には、前記傾斜片部よりも屋内側の部分に気密材が設けられ、
前記傾斜片部の屋外縁部は、当該傾斜片部の屋内縁部よりも下方に位置する
ことを特徴とする建具。 - 上枠および下枠を備えた開口枠と、前記上枠にスライド可能に上吊り支持された戸体とを備え、
前記戸体には、溝部を形成する溝形成部材が設けられ、
前記溝形成部材は、前記開口枠に対向して位置する溝底片部と、前記溝底片部よりも前記開口枠側に位置する傾斜片部とを有し、
前記傾斜片部は、前記開口枠に対して傾斜しており、
前記傾斜片部には、加熱発泡材が設けられ、
前記下枠にはガイド部材が設けられ、
前記戸体の下部には、前記溝形成部材がスライド方向に延びて設けられ、
前記溝形成部材によって形成される前記溝部には、前記ガイド部材が配置され、
前記傾斜片部は、前記戸体の下面に対して傾斜する
ことを特徴とする建具。 - 請求項2に記載の建具において、
前記溝形成部材は、前記傾斜片部の屋外縁部が連続する屋外垂下片部と、前記傾斜片部の屋内縁部および前記溝底片部に連続する上下方向に延びた連結片部と、前記溝底片部に連続する屋内垂下片部とを有して構成され、
前記傾斜片部の屋外縁部は、当該傾斜片部の屋内縁部よりも下方に位置し、
前記連結片部には、前記傾斜片部に設けられた前記加熱発泡材の下面に対向する落止め金具が取り付けられる
ことを特徴とする建具。 - 請求項2または請求項3に記載の建具において、
前記溝形成部材は、前記傾斜片部の屋外縁部が連続する屋外垂下片部と、前記傾斜片部の屋内縁部および前記溝底片部に連続する連結片部と、前記溝底片部に連続する屋内垂下片部とを有して構成され、
前記傾斜片部の屋外縁部は、当該傾斜片部の屋内縁部よりも下方に位置し、
前記傾斜片部の前記戸体の下面に対する傾斜角度は、当該傾斜片部に設けられた加熱発泡材の膨張先が、前記屋内垂下片部よりも屋外側に位置する範囲で設定される
ことを特徴とする建具。 - 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の建具において、
前記戸体の下面のうち前記傾斜片部よりも屋内側に位置する部分には気密材が設けられ、
前記下枠には、前記戸体の屋内面に対向して配置される対向部材が設けられ、
前記対向部材および前記戸体の屋内面のうち前記対向部材に対向する部分のうちの少なくとも一方には、加熱発泡材が設けられる
ことを特徴とする建具。
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