JP3981558B2 - 戸板状収納網戸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、サッシ開口部に配設される上、下ガイドレールにおいて、内部に引出、巻回自在となる網ロールを収納する収納ケースを左右横方向に摺動自在に保持するものであって、この収納ケースの摺動により、必要に応じて、所定の位置に戸板状の網戸を形成自在とし、更にこのように形成した網戸を摺動自在としてなる収納網戸に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物等の開口部周縁のサッシ枠、特に引き違いサッシ枠等に使用される網戸は、方形状の網戸サッシ枠によって、メッシュ状網の四辺周縁を固定張設してなるもの(以下、「戸板状網戸」という。)であり、上記サッシ枠を形成するサッシ上、下横枠をサッシ枠上、下網戸レールに摺動自在に取り付けてなるものが一般的である。そして、この戸板状網戸の他にも拡開、張設又は閉成自在となるように網を弾性をもって巻回する網ロールを収納ケース内に収納し、必要に応じて収納ケースを摺動させることで網戸を形成してなるロール網戸や、サッシ枠の外側に別体枠を設けると共に、この別体枠に対して網を折畳、拡開自在に収容し、必要に応じて網戸を形成してなるプリーツ網戸等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の網戸のうち、いわゆる戸板状網戸では、引き違いサッシ枠に常時取り付けられているので、排気ガス等によって汚染された空気中に常に曝され、網自体が非常に汚損され易くなると共に、戸板状収納網戸の網が人間の視界を遮り使用者にとって非常に煩わしい印象を与えるものとなる。
【0004】
更に、戸板状網戸自体は単に引違いサッシ枠に対して摺動自在に取り付けられているだけであるので、戸板状収納網戸が台風等の強風によって常に煽られ、またこの網戸を構成する網戸サッシ枠には軽量化を目的として薄肉化した網戸サッシ枠が使用されていることから、網戸サッシ枠自体の強度が低く、容易に変形してしまい易く、更に戸板状網戸そのものがサッシ枠から容易に脱落してしまうことがある。また市販されている戸板状網戸は、所定のサッシ枠に合わせて予め一体に製造されているので、運搬時においてはそのままの状態で運搬しなければならず、戸板状収納網戸の運搬作業効率が著しく低下してしまう問題点がある。
【0005】
そのため、取り付け時等における運搬性を改善し、且つ必要なときにだけサッシ枠に対してメッシュ状の網を拡開、張設してなるロール網戸やプリーツ網戸等も提案、実施されている。しかしながら、例えば、拡開、閉成自在となるように網を弾性をもって巻回する網ロールを収納してなるロール網戸や、サッシ枠の外側に別体枠を設けると共に、この別体枠に対して網を横方向に折畳、拡開自在に保持してなるプリーツ網戸においては、サッシ枠を形成するサッシ上下枠の凹凸が円滑な網の拡開、閉成等を妨げるため、既存のサッシ横枠の網戸レールを利用することができず、専用の網戸レールを付設する必要があり、コストの上昇を招いてしまう。更に、上記ロール網戸では、網を巻回、収納する収納ケースと、網の一端縁に固定される縦枠とが網を介して互いに引張することとなるから、拡開、張設された網が風圧を受けてしまうと、上記収納ケース内の巻取軸に巻き残されている余長分の網が風圧により引出され、拡開、張設されていた網が湾曲し、上記網の上下端縁とサッシ上下枠との間に大きな隙間が発生することとなって密閉性が損なわれ、防虫作用等が喪失してしまうという欠点もある。
【0006】
更に、上記ロール網戸においては、サッシ開口部をほぼ覆うように拡開、張設することができる網を収納ケース内に網ロールとして巻回、収容しようとすると、この網ロール自体の外形寸法自体が著しく大きくなることから、必然的に網ロールを収納しようとする収納ケース自体の外形寸法も著しく大きくなり、サッシ設置個所の事情により収納ケースに対して十分な設置空間が得られない場合には、このロール網戸の取付が著しく制限される欠点もある。
【0007】
また、上記ロール網戸は、あくまでも収納ケースがサッシ枠内を摺動することによって網を拡開、張設するものであるから、サッシ開口部の種類、例えば外開窓や上下方向スライドサッシ等では、そのサッシ開口部の種類に応じた構造を有するロール網戸としての製造が要求され、更に網の拡開、閉成方向が左右勝手違いとなることから、多品種のサッシ枠に対する汎用性に欠け、多品種のサッシ枠に応じたそれぞれのロール網戸が必要となって、ロール網戸の製造から施工までの商品管理が大変複雑となってしまう欠点もある。
【0008】
そこで、この発明は上記従来のものの持つ問題点や欠点を改善するものであり、引違いサッシや外開窓等の多品種のサッシ枠にも十分に対応して汎用性を高めると共に、外観性を損ねることなく、必要に応じて網を拡開、閉成することができる網戸を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのため、ガイドレールの水平フランヂ両端において上下に対向する位置に係合孔が穿設された上、下ガイドレールと、前記上、下ガイドレール間で摺動される左右二本の収納ケースと、前記収納ケースに一体に付設され、且つ、前記係合孔に対して係合並びに離脱自在となる連動杆と、前記収納ケースにそれぞれ巻回方向への賦勢力を付与されて収納され、且つ、前記連動杆の前記ガイドレールの係合孔への係合によって、前記上、下ガイドレール及び左右の収納ケースにより形成される方形状枠に張設される網と、前記網の上、下端縁に取付けられ、且つ、前記上、下ガイドレールの案内溝に摺動自在に遊嵌されたハンガーからなり、前記収納ケースの上、下蓋ブラケットに、前記ハンガーを収納する切り欠き部を設けたことを特徴とする戸板状収納網戸とした。
【0010】
又、引違サッシ枠と一体に成型される上、下網戸レールに、前記上、下ガイドレールがそれぞれ着脱自在、且つ、横引自在に横架されることを特徴とする戸板状収納網戸とした。
【0011】
あるいは、開窓等の開口部上、下枠に、前記上、下ガイドレールが固定されていることを特徴とする戸板状収納網戸とした。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明では、戸板状収納網戸が、上、下ガイドレール及び網ロールを収納する収納ケースにより形成される方形状枠に対して、上記上、下ガイドレール間における収納ケースの摺動によって、収納ケースから網ロールを巻取軸に巻回するトーションスプリングの力に抗して引張されることになる網を上、下ガイドレールに摺動自在に遊嵌されるハンガーにより固持しつつ拡開、張設することから構成されるので、必要時においては収納ケースを上、下ガイドレールに沿って摺動させることで、上、下ガイドレール及び収納ケースにより方形状枠を形成すると共に、この形成された方形状枠に対して収納ケース内の網ロールより引張した網をその上下端縁をハンガーにより固持しつつ拡開、張設することにより網の面内外方向に対して撓むことのない網戸を構成することができ、また不必要な時には収納ケースを互いに当接するように摺動させることで、収納ケース間に拡開、張設された網を自動的に各々の収納ケース内に巻回して外観性を損ねないよう収納することができるものであって、しかも網自体も左右の収納ケース内に網ロールとして分割して巻回された上で収納されるので、収納ケース自体の外形寸法は著しく小さくなり、サッシ設置個所の事情により収納ケースに対して十分な設置空間が得られなくても容易に取り付けることができるものとなる。
【0013】
更に、上記収納ケースを摺動自在に保持する上、下ガイドレール自体を、引違サッシ枠と一体に成型される上、下網戸レールに対して摺動自在に取り付けることによって、従来の戸板状網戸と同様に、この戸板状収納網戸を上下網戸レール間において左右に摺動させることで、ガラス障子開放部の位置にかかわらず、常にその開放部を覆うことができるものとなる。また網戸を必要としない場合には、左右いずれかもしくは双方の収納ケースの連動杆と上、下ガイドレールの係合孔との係合を解除することで、一方の収納ケースを他方に密着させつつ網を巻回、収納することで対応することができるものとなる。
【0014】
そして、この戸板状収納網戸を構成する上、下ガイドレールを、外開窓等の開口部に対して取り付けることによって、収納ケースを上、下ガイドレール間において摺動させることで、網を窓開口部全面にわたり拡開、張設することができる。しかも上記収納ケースの摺動は左右いずれの収納ケースでも行えるので製品、及び販売管理が容易となる。また、上下方向に摺動自在となるスライドサッシの室内側に戸板状収納網戸を配置しようとする場合には、上、下ガイドレールを90°反転させて左右の縦ガイドレールとすることで、左右方向に摺動自在となるスライドサッシに取り付けた場合と同一収まりとすることができる上、上記収納ケースは上下いずれかの方向に摺動自在となるので、網を開口部に対して上下方向に拡開、張設することができるものとなる。
【0015】
【実施例】
この発明の実施例を図によって更に詳細に説明する。(1)は、この発明の実施例である戸板状収納網戸であり、この戸板状収納網戸(1)は、その水平フランヂ(3)(3’)両端において上下に対向する位置に係合孔(4)(4’)を穿設する上、下ガイドレール(2)(2’)において、上記係合孔(4)(4’)に対して圧縮スプリング(20)(20’)の弾性により係合自在となる連動杆(8)(8’)を上下方向にスライド自在となるよう、背面に条設する保持溝(9)(9’)に遊嵌すると共に、上、下蓋ブラケット(13)(13’)によって密閉される内部に、一連の網(10)の両端よりトーションスプリング(図示せず)によって巻回方向への賦勢力を付与されて各巻取軸(11”)に巻回して形成される各網ロール(11)(11’)をそれぞれ収納する左右二本の収納ケース(7)(7’)を、これら収納ケース(7)(7’)の上、下蓋ブラケット(13)(13’)の摺動顎(14)(14’)を介して上記上、下ガイドレール(2)(2’)の垂直フランヂ(5)(5’)に沿って配設される案内溝(6)(6’)に摺動自在に遊嵌し、更に上記左右二本の収納ケース(7)(7’)間において網(10)中央の上、下端縁(10’)(10”)に網(10)の面内外方向への撓みを抑制するハンガー(16)を上記上、下ガイドレール(2)(2’)の案内溝(6)(6’)に摺動自在に遊嵌してなるものである。
【0016】
そして、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)は、左右の収納ケース(7)(7’)の上、下ガイドレール(2)(2’)上における反対方向への摺動と、収納ケース(7)(7’)の背面に条設される保持溝(9)(9’)内に遊嵌される連動杆(8)(8’)のスライドによる上記ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)への係合によって、上記上、下ガイドレール(2)(2’)及び左右二本の収納ケース(7)(7’)により方形状枠(36)を形成すると共に、上記方形状枠(36)に対してこれら収納ケース(7)(7’)内の網ロール(11)(11’)より引張した網(10)を拡開、張設することにより構成してなるものである。なお、上記左右の収納ケース(7)(7’)には、上下方向にわたって虫除けビード(12)が配設されており、この虫除けビード(12)が例えばサッシ枠と接触して密着することによって室内の密閉性が確保されるので、戸板状収納網戸(1)を使用していても外部から虫などの侵入を防止することができるものとなる。
【0017】
ここで、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)において、まずこの戸板状収納網戸(1)を構成する網(10)は、その上下端縁(10’)(10”)の引張強度が網の中央部より脆弱であり伸び易く、また糸ほぐれが発生しやすいことから、これらを防止するために、極薄のポリエステルテープ(15)を網(10)の表裏面から貼り合わせることで、上記問題点を防止することができる。更に上記網(10)の上、下端縁(10’)(10”)に対してプレス加工を施すことで網糸を扁平にし、網(10)全体の厚さを均一とすることによって、網(10)を網ロール(11)(11’)として巻回した際に、網(10)の上、下端縁(10’)(10”)に相当する部分が外方に向けて膨出し、均一且つ円滑な網(10)の巻回が妨げられることを防止できる上、収納ケース(7)(7’)内にも確実に収納できるようになり、更に、強い力によって網(10)が左右方向に引張されても、網(10)の上、下端縁(10’)(10”)が反り返ってしまうことも防止できるものとなる。
【0018】
また、網(10)の上、下端縁(10’)(10”)は、2段のL字型断面であって、垂直フランヂ(16’)と摺動部(16”)からなるハンガー(16)の垂直フランヂ(16’)において、鳩目リング(17’)を通して垂直フランヂ(16’)のボス(16’a)に対しネジ(17)止めされており、又、このハンガー(16)の摺動部(16”)は、上、下ガイドレール(2)(2’)の案内溝(6)(6’)に対して摺動自在に遊嵌されるとともに、垂直フランヂ(16’)の背面は上、下ガイドレール(2)(2’)の垂直フランヂ(5)(5’)にそれぞれ当接している。そしてこのハンガー(16)は、左右の収納ケース(7)(7’)が当接した際には、その上、下蓋ブラケット(13)(13’)のそれぞれ内側に設けられた切り欠き部(13)(13’a)内に収納される。従って、上記上、下ガイドレール(2)(2’)及び収納ケース(7)(7’)から形成される方形状枠(36)に拡開、張設する網(10)が風などの影響を受けて撓もうとしても、網(10)の上下端縁をハンガー(16)により固持しているので、上、下ガイドレール(2)(2’)の垂直フランヂ(5)(5’)から網(10)の上、下端縁(10’)(10”)が離脱し空隙が発生して密閉性が損なわれることが防止できるものである。そして、このように緊張して張設されることとなる網(10)により、更に方形状枠(36)の剛性を高めることができるものとなる。
【0019】
そして、この発明の実施例である戸板状収納網戸を構成する収納ケース(7)(7’)の背面に条設される保持溝(9)(9’)内にスライド自在に遊嵌される連動杆(8)(8’)は、収納ケース(7)(7’)の背面の保持溝(9)(9’)内において、上下に二分割されて連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)となっていると共に、この二分割された上下の連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)の互いに対向する端縁部において、上、下レバーハンドル(18)(18’)をそれぞれ各連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)と一体となった軸(21)(21’)をもって固持した上で、この二分割された上下の連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)の間に、上記二分割された上下の連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)の後端縁に対してそれぞれ一体に連結してなる圧縮スプリング(20)(20’)を保持するスプリングホルダー(19)を配置してなるものである。従って、上記保持溝(9)(9’)内に挿嵌される連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)の後端縁は、スプリングホルダー(19)に保持される圧縮スプリング(20)(20’)の弾性により常時上、下ガイドレール(2)(2’)方向に向けてその先端を上、下ガイドレール(2)(2’)に当接しつつ一体となって押勢されることとなる。このため、収納ケース(7)(7’)を上、下ガイドレール(2)(2’)上を摺動させて、この連動杆(8)(8’)を構成する上下の連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)が上、下ガイドレール(2)(2’)の水平フランジ(3)(3’)の両端に穿設された係合孔(4)(4’)と一致すると、上記上、下ガイドレール(2)(2’)との当接がなくなり、各連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)は圧縮スプリング(20)(20’)の弾性により自動的にその先端を上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)に係合することとなる。この結果、この連動杆(8)(8’)と一体である収納ケース(7)(7’)は上、下ガイドレール(2)(2’)の所定位置に固定されることとなり、方形状枠(36)を形成するものである。
【0020】
一方、この上、下ガイドレール(2)(2’)と収納ケース(7)(7’)より形成される方形状枠(36)を解消するため、上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)と収納ケース(7)(7’)の連動杆(8)(8’)との係合を解こうとする場合には、連動杆(8)(8’)を構成する各連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)の端縁部を軸(21)をもって一体に固持する上、下レバーハンドル(18)(18’)を互いに接近させるように把持する。これにより互いに接近する上、下レバーハンドル(18)(18’)と一体に連結される連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)が互いにスプリングホルダー(19)方向に引き寄せられて、収納ケース(7)(7’)の連動杆(8)(8’)と上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)との係合が解かれ、更に収納ケース(7)(7’)を互いに接近するように、上、下ガイドレール(2)(2’)間で摺動させることで方形状枠(36)を解消することができるものである。
【0021】
この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)は以上の構成を具えるので、この戸板状収納網戸(1)を使用する場合には、上、下ガイドレール(2)(2’)間で互いに当接している左右の収納ケース(7)(7’)を、上記上、下ガイドレール(2)(2’)間において互いに離隔する方向にガイド(16)と共に摺動させる。そして、この摺動した左右の収納ケース(7)(7’)が所定の位置にまで到達すると、この左右の収納ケース(7)(7’)の背面に条設される保持溝(9)(9’)にスライド自在に遊嵌された連動杆(8)(8’)、即ちこの連動杆(8)(8’)を構成する連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)が一体に連結する圧縮スプリング(20)(20’)の弾性により上下方向に押勢されることで、上記上、下ガイドレール(2)(2’)の両端に穿設する係合孔(4)(4’)に係合する。この結果、左右の収納ケース(7)(7’)は上、下ガイドレール(2)(2’)に対して固定されて、この上、下ガイドレール(2)(2’)と共に方形状枠(36)を形成するものである。
【0022】
そして、この左右の収納ケース(7)(7’)が上、下ガイドレール(2)(2’)に対して固定されて、この上、下ガイドレール(2)(2’)と共に方形状枠(36)を形成すると同時に、上、下ガイドレール(2)(2’)間を摺動する左右の収納ケース(7)(7’)からは、その内部に収納するトーションスプリング(図示せず)の弾性により巻回された網ロール(11)(11’)から網(10)がトーションスプリング(図示せず)の弾性に抗して引張されることとなる。そして、上記左右の収納ケース(7)(7’)と上、下ガイドレール(2)(2’)とにより形成される方形状枠(36)に対して、上記左右の収納ケース(7)(7’)から引張された網(10)が拡開、張設されることによって、戸板状収納網戸(1)を構成するものである。なお、このとき方形状枠(36)に拡開、張設された網(10)は、その上下端縁(10’)(10”)の各略中央部分がハンガー(16)(16’)に固定された上、該ハンガー(16)(16’)が上、下ガイドレール(2)(2’)に対して遊嵌されるとともに、上、下ガイドレール(2)(2’)の垂直フランヂ(5)(5’)と当接していることから、張設された網(10)の面内外方向への圧力を該ハンガー(16)(16’)で支持することができるので、張設された網(10)が風などの影響を受けても網(10)の面の内外方向に撓んだりすることがないものとなる。
【0023】
一方、この発明の実施例である、既に拡開、張設されている戸板状収納網戸(1)を収納する場合には、左右の収納ケース(7)(7’)の背面に条設される保持溝(9)(9’)にスライド自在に遊嵌された連動杆(8)(8’)において、この連動杆(8)(8’)を構成する連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)の端縁部を軸(21)をもって一体に固持する上、下レバーハンドル(18)(18’)を互いに接近させるように把持する。これによって上、下レバーハンドル(18)(18’)と一体に連結される連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)は互いにスプリングホルダー(19)方向に引き寄せられて、上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)より引き抜かれ、その係合が解かれるものとなる。このため、今まで上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)に上記係合により固定されていた左右の収納ケース(7)(7’)は、左右の収納ケース(7)(7’)内に収納される網ロール(11)(11’)を巻回するトーションスプリング(図示せず)の弾性により、又は人力によっても摺動自在となり、上記方形状枠(36)を解消することができるものとなる。なお、このように既に拡開、張設されている戸板状収納網戸(1)を片付けるにあたっては、左右の収納ケース(7)(7’)の両方のみならず、いずれか一方の連動杆のみについて、その上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)に対する係合を解いて、左右の収納ケース(7)(7’)を上、下ガイドレール(2)(2’)のいずれか一方の収納ケースの位置にハンガー(16)(16’)の摺動と共に寄せて止めておくこともできるものである。
【0024】
このとき、上、下ガイドレール(2)(2’)及び左右の収納ケース(7)(7’)から構成されることとなる方形状枠(36)に拡開、張設されている網(10)は、左右の収納ケース(7)(7’)内において網ロール(11)(11’)を巻回するトーションスプリング(図示せず)の引張力により、左右の収納ケース(7)(7’)内に引張されつつ巻取軸(11”)に巻回されるものであって、最終的には網ロール(11)(11’)として各々左右の収納ケース(7)(7’)内にハンガー(16)(16’)の摺動と共に収納されることとなる。従って、上記上、下ガイドレール(2)(2’)と左右の収納ケース(7)(7’)とにより形成される方形状枠(36)の解消と合わせて戸板状収納網戸(1)を収納することができるものである。なお、上記方形状枠(36)に拡開、張設されている網(10)は、左右の収納ケース(7)(7’)内において網ロール(11)(11’)を巻回するトーションスプリング(図示せず)の引張力により、左右の収納ケース(7)(7’)内に引張されつつ巻取軸(11”)に網ロール(11)(11’)として分割して巻回されるものであるので、収納ケース自体の外形寸法は著しく小さくなり、サッシ設置個所の事情により収納ケースに対して十分な設置空間が得られなくても容易に取り付けることができるものとなる。
【0025】
更に、図10において示すものは、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)を、引違いサッシ枠(22)と一体に成型された上、下網戸レール(23)(24)上に摺動自在に取り付けたものである。即ち、引違いサッシ枠(22)と一体に成型された上、下網戸レール(23)(24)に対して、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)を取り付けてなるものであり、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)を構成する上、下ガイドレール(2)(2’)のうち、上ガイドレール(2)はレールガイド(25)及び薄板ガイド(26)を介してサッシ上枠(22’)の上網戸レール(23)に、又、下ガイドレール(2’)はスライディングシュー(27)を介してサッシ下枠(22”)の下網戸レール(24)に対して摺動自在に取り付けてなるものである。
【0026】
従って、このようにこの発明の実施例である戸板状収納網戸(1)を、引違いサッシ枠(22)と一体に成型された上、下網戸レール(23)(24)上に摺動自在に取り付けることにより、上述した戸板状収納網戸(1)としての作動の他、戸板状収納網戸(1)としての使用時においても、上、下ガイドレール(2)(2’)自体をそれぞれサッシ上、下枠(22’)(22”)と一体に成型された上、下網戸レール(23)(24)に対して摺動することができることとなるので、引違いサッシ枠(22)に生じた任意の位置の開口部を自在にこの戸板状収納網戸(1)により覆うことができ、室内の換気等を自由にできるものとなる。また、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1)が不要である場合には、上、下レバーハンドル(18)(18’)を互いに接近させるように把持することで、上、下レバーハンドル(18)(18’)と一体に連結される連動杆片(8a)(8b)(8a’)(8b’)が互いにスプリングホルダー(19)方向に引き寄せられることで、上、下ガイドレール(2)(2’)の係合孔(4)(4’)より引き抜かれ、その係合が解かれるものとなる。従って、上記左右の収納ケース(7)(7’)の内いずれか一方あるいは双方を他方に向けて摺動させ密着させることにより、戸板状収納網戸(1)を収納することができるものとなる。なお、収納ケース(7)(7’)を摺動自在に保持する上、下ガイドレール(2)(2’)のうち、上ガイドレール(2)が単に上網戸レール(23)に取り付けられているだけでは、戸板状収納網戸(1)の収納のために、左右の収納ケース(7)(7’)の内いずれか一方を他方に向けて摺動させた際に、摺動された側の収納ケースの上ガイドレール(2)の端部がその収納ケースによる支持を失うことから、上ガイドレール(2)の端部が下方に向けて垂下して、上、下ガイドレール(2)(2’)間の平行が維持できなくなり、収納ケースの円滑な摺動が行えなくなる。そのため、上ガイドレール(2)を上網戸レール(23)に対して摺動自在に取り付ける際には、上網戸レール(23)の内側にアルミ製又は樹脂製の薄板ガイド(26)を上ガイドレール(2)に沿って取り付けると共に、上レールガイド(2)の端縁に一体に成型される係止突縁(28)を前記薄板ガイド(26)に摺動自在に係止するものとして、上ガイドレール(2)の垂下を防止しているものであり、また上記薄板ガイド(26)の代わりに上網戸レール(23)の内側に突条を一体に条設するものであっても良い。
【0027】
また、図11及び図12において示すのは、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1’)を、外開窓(29)等の室内開口部(30)の木製額縁(31)に取り付けたものである。先ず、上記木製額縁(31)に取り付ける際に使用するアングル(32)は、上、下サッシ枠(34)(35)と一体に成型されているものを使用する。そして、上ガイドレール(2)は、その突縁(2a)をこのアングル(32)と一体となる枠アングル(33)に一体に成型される突条(33’)に対して係止することで、着脱自在に係止固持されるものである。また下ガイドレール(2’)は、アングル(32)に配設される位置決めブラケット(34)に対して圧入することで固定するものである。そして、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1’)は、上記上、下ガイドレール(2)(2’)間を収納ケース(7)(7’)を互いに離隔する方向又は接近する方向に摺動させることで網(10)を拡開、張設又は閉成するものとして、使用又は収納することができるようになるものである。
【0028】
なお、この発明の実施例である戸板状収納網戸(1’)を、外開窓(29)等の室内開口部(30)の木製額縁(31)に取り付ける場合、その取付作業や外開窓の操作は、左右の収納ケース(7)(7’)を中央あるいは一方に寄せて行うことで、その作業空間を十分に得ることができるものである。
【0029】
【発明の効果】
以上のとおり、この発明にかかる戸板状収納網戸においては、必要なときには簡易且つ迅速に戸板状網戸を構成することができるものであると共に、このように構成した戸板状網戸を必要な位置に移動することができるので、使用者にとって視界の確保や空気の導入が自在に行え、また不要な場合には使用者の視界を妨げないように網戸自体を収納することができる優れた効果を有するものである。そして、上記網の収納時においては、方形枠に拡開、張設された網を左右の収納ケース内に引張しつつ巻取軸に網ロールとして分割して巻回するので、収納ケース自体の外形寸法は著しく小さくなり、最小限の設置空間で容易に取り付けることができるものとなり、また方形の状態ではなく、網の収容された網戸縦枠と網戸上、下横枠等の棒状部材として運搬可能となるため、輸送効率を向上できると共に、網の拡開方向が左右いずれにも行うことができるものであるので、販売から施工に至るまでの商品管理を容易にすることもできるという優れた効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である戸板状収納網戸の正面図である。
【図2】この発明の実施例である戸板状収納網戸の収納状態を表した正面図である。
【図3】この発明の実施例である戸板状収納網戸の他の収納状態を表した正面図である。
【図4】この発明の実施例である戸板状収納網戸の全体斜視図である。
【図5】この発明の実施例である戸板状収納網戸の網閉成時の横断面図である。
【図6】この発明の実施例である戸板状収納網戸の網張設時の横断面図である。
【図7】この発明の実施例である戸板状収納網戸の縦断面図である。
【図8】この発明の実施例である戸板状収納網戸に具える連動杆の要部拡大図である。
【図9】この発明の実施例である戸板状収納網戸に具える網の下端縁の要部拡大斜視図である。
【図10】この発明の実施例である戸板状収納網戸を引違いサッシ枠に取り付けた場合の縦断面図である。
【図11】この発明の実施例である戸板状収納網戸を外開窓等の開口部に取り付けた場合の縦断面図である。
【図12】この発明の実施例である戸板状収納網戸を外開窓等の開口部に取り付けた場合の横断面図である。
【符号の説明】
1、1’ 戸板状収納網戸
2 上ガイドレール
2a 突縁
2’下ガイドレール
3、3’ 水平フランヂ
4、4’ 係合孔
5、5’ 垂直フランヂ
6、6’ 案内溝
7、7’ 収納ケース
8 連動杆
8a、8b、8a’、8b’ 連動杆片
9、9’ 保持溝
10 網
10’ (網の)上端縁
10” (網の)下端縁
11、11’ 網ロール
11” 巻取軸
12 虫除けビード
13 上蓋ブラケット
13a 切り欠き部
13’下蓋ブラケット
13’a 切り欠き部
14、14’ 摺動顎
15 ポリエステルテープ
16 ハンガー
16’ 垂直フランヂ
16’a ボス
16” 摺動部
17 ネジ
17’ 鳩目リング
18 上レバーハンドル
18’下レバーハンドル
19 スプリングホルダー
20、20’ 圧縮スプリング
21、21’ 軸
22 引違いサッシ枠
22’ サッシ上枠
22” サッシ下枠
23 上網戸レール
24 下網戸レール
25 レールガイド
26 薄板ガイド
27 スライディングシュー
28 係止突縁
29 外開窓
30 室内開口部
31 木製額縁
32 アングル
33 枠アングル
34 上サッシ枠
35 下サッシ枠
36 方形状枠

Claims (3)

  1. ガイドレールの水平フランヂ両端において上下に対向する位置に係合孔が穿設された上、下ガイドレールと、
    前記上、下ガイドレール間で摺動される左右二本の収納ケースと、
    前記収納ケースに一体に付設され、且つ、前記係合孔に対して係合並びに離脱自在となる連動杆と、
    前記収納ケースにそれぞれ巻回方向への賦勢力を付与されて収納され、且つ、前記連動杆の前記ガイドレールの係合孔への係合によって、前記上、下ガイドレール及び左右の収納ケースにより形成される方形状枠に張設される網と、
    前記網の中央の上、下端縁に取付けられ、且つ、前記上、下ガイドレールの案内溝に摺動自在に遊嵌されたハンガーとからなり、
    前記収納ケースの上、下蓋ブラケットに、前記ハンガーを収納する切り欠き部を設けたことを特徴とする戸板状収納網戸。
  2. 引違サッシ枠と一体に成型される上、下網戸レールに、前記上、下ガイドレールがそれぞれ着脱自在、且つ、横引自在に横架されることを特徴とする請求項1に記載の戸板状収納網戸。
  3. 開窓等の開口部上、下枠に、前記上、下ガイドレールが固定されていることを特徴とする請求項1記載の戸板状収納網戸。
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