JP7066443B2 - 電装品の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電装品の取付構造に関する。
従来、建物の開口部に設置されたシャッター装置に関する電装品を取り付ける技術の一つとして、シャッター装置のシャッターケースの底面板に形成された切欠き孔部に、電源スイッチの一部が外部に露出するように当該電源スイッチを嵌入することが可能な構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような構造により、電源スイッチの視認性及び操作性を向上させることができる。
特開2014-234593号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、上述したように、電源スイッチがシャッターケースの底面板に取り付けられている状態では、電源スイッチが外部に露出していることから、シャッター装置の意匠性を低下させるおそれがあった。したがって、シャッター装置の如き開閉装置の意匠性及び電源スイッチ如き電装品の取付性の観点からは改善の余地があった。
本発明は、上記従来技術における課題を解決するためのものであって、開閉装置の意匠性を維持しながら、電装品の取付作業を効率的に行うことが可能となる、電装品の取付構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の電装品の取付構造は、建物の開口部に設けられた開閉装置を構成する周縁部材であって前記開口部の周縁に設けられた周縁部材に対して、電装品を取り付けるための取付構造であって、前記周縁部材に設けられた収容空間であって、前記電装品を前記周縁部材の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、前記電装品を前記周縁部材から外部に向けて突出しないように収容可能とする収容空間と、前記周縁部材の内部に設けられた配線収納手段であって、当該配線収納手段の内部に前記電装品に接続された配線を収納するための配線収納手段を備え、前記配線収納手段の下側側部を、当該下側側部の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成し、前記配線収納手段の下側側部の下方部分に、前記配線収納手段の内部に浸入した水を前記配線収納手段の外部へ排出するための排出口を設けた。
請求項に記載の電装品の取付構造は、請求項に記載の電装品の取付構造において、前記周縁部材の側部のうち前記収容空間側の側部である収容空間側側部に、前記電装品を取り付け、前記周縁部材の内部に、前記収容空間側側部を水平又は垂直に保持するための保持手段を設けた。
請求項に記載の電装品の取付構造は、請求項に記載の電装品の取付構造において、前記周縁部材の側部のうち前記収容空間側の側部である収容空間側側部に、前記電装品を取り付け、前記収容空間側側部の前後方向の長さを前記電装品の前後方向の長さと略同一とし、前記収容空間側側部の左右方向の長さを前記電装品の左右方向の長さと略同一とし、又は、前記収容空間側側部の上下方向の長さを前記電装品の上下方向の長さと略同一とした。
請求項に記載の電装品の取付構造は、請求項1からのいずれか一項に記載の電装品の取付構造において、前記電装品を長尺状に形成し、前記周縁部材に設けられた長尺な挿通口であって、前記電装品を前記周縁部材の外部から前記収容空間に向けて挿通するための挿通口を備え、前記挿通口の長手方向の長さを、前記電装品の長手方向の長さよりも短くした。
請求項1に記載の電装品の取付構造によれば、周縁部材に設けられた収容空間であって、電装品を周縁部材の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、電装品を周縁部材から外部に向けて突出しないように収容可能とする収容空間を備えたので、電装品が露出することを防止できると共に、周縁部材を取り外す手間を要することなく、電装品の取り付け又は取り外しを行うことができる。よって、開閉装置の意匠性を維持しながら、電装品の取付作業を効率的に行うことができる。
また、請求項1に記載の電装品の取付構造によれば、周縁部材の内部に設けられた配線収納手段を備えたので、電装品に接続された配線を外部に露出しないように収納できると共に、上記配線が他の部材(例えば、開閉装置の開閉体)との接触によって損傷することを回避でき、この配線を効果的に収納することができる。また、配線収納手段の下側側部を、当該下側側部の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成し、配線収納手段の下側側部の下方部分に排出口を設けたので、配線収納手段の内部に浸入した水を配線収納手段の外部へ排出でき、上記浸入した水によって配線収納手段に収納されている上記配線に不具合が生じることを回避できる。
請求項に記載の電装品の取付構造によれば、収容空間側側部に電装品を取り付け、周縁部材の内部に保持手段を設けたので、保持手段によって収容空間側側部のたわみが抑制されることで収容空間側側部を水平又は垂直に保持でき、収容空間側側部に取り付けられている電装品からの光線の入出射又は信号の入出力を正確に行うことが可能となる。
請求項に記載の電装品の取付構造によれば、収容空間側側部に、電装品を取り付け、収容空間側側部の前後方向の長さを電装品の前後方向の長さと略同一とし、収容空間側側部の左右方向の長さを電装品の左右方向の長さと略同一とし、又は、収容空間側側部の上下方向の長さを電装品の上下方向の長さと略同一としたので、周縁部材の大きさが過大になることを抑制でき、開閉装置の意匠性を維持することが可能となる。
請求項に記載の電装品の取付構造によれば、挿通口の長手方向の長さを電装品の長手方向の長さよりも短くしたので、挿通口の長手方向の長さを電装品の長手方向の長さよりも長くした場合に比べて、例えば電装品をケンドン式に挿通すること等により電装品の取付性を維持しながら、収容空間に収容されている電装品が挿通口を介して周縁部材から脱落することを抑制できる。また、挿通口の長手方向の長さを比較的短くでき、周縁部材の外観意匠を維持できる。
本発明の実施の形態に係る開閉装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図1のシャッター収納部の周辺領域の拡大図であり、(a)は正面図、(b)は底面図である。 図2のA-A矢視断面図であり、(a)は全開状態を示す図、(b)は全閉状態を示す図である。 図3(a)の検知部の周辺領域の拡大図である。 検知部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は右側面図である。 検知部本体を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は右側面図である。 カバー部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。 固定部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は右側面図である。 配線収容部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は右側面図である。 シャッター収納部の変形例を示す図であり、図3(a)に対応する領域を示す図である。 配線収容部の変形例を示す図であり、図2に対応する領域を示す図である。 配線収容部の変形例を示す図であり、図9に対応する領域を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る電装品の取付構造の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、建物の開口部に設けられた開閉装置を構成する周縁部材であって開口部の周縁に設けられた周縁部材に対して、電装品を取り付けるための取付構造に関するものである。
ここで、「建物」とは、その具体的な構造や種類は任意であるが、例えば、戸建て住宅、アパートやマンションの如き集合住宅、オフィスビル、商業施設、及び公共施設等を含む概念である。また、「建物の開口部」とは、建物の躯体の一部分(例えば、壁、天井、又は床等)において窓や入り口を設置するために形成された開口部である。また、「開閉装置」とは、防犯や防火のために、開口部に取り付けられる装置であり、例えば、窓シャッター等のシャッターカーテンを電動又は手動で駆動可能な全ての形式のシャッター装置を含む概念である。また、この開閉装置の開閉方向については、例えば上下方向、左右方向、前後方向等が該当する。また、「周縁部材」とは、開閉装置を構成する部材のうち、開口部の周縁に位置する部材を意味する。この「周縁部材」は、例えば、シャッター収納部、枠体の各種の枠材、又はシャッター収納部若しくは枠体に取り付けられる付属部材(一例として、ガイドレール等)等を含む概念であるが、実施の形態では、シャッター収納部として説明する。また、「電装品」とは、開閉装置に関連する電子部品、又はこの電子部品と付属部品とを組み合わせたもの等を含むものを意味する。以下、実施の形態では、開閉装置が、戸建て住宅の如き建物の壁であって窓を有する壁に設けられた上下開閉式且つ電動式の窓シャッター(ブラインドシャッター)である場合について説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
最初に、実施の形態に係る電装品の取付構造が適用される開閉装置の構成について説明する。以下の説明では、図1のX方向を開閉装置の左右方向又は見付け方向(+X方向を開閉装置の左方向、-X方向を開閉装置の右方向)、図1のY方向を開閉装置の前後方向又は見込み方向(+Y方向を開閉装置の前方向(建物の屋外側の方向)、-Y方向を開閉装置の後方向(建物の屋内側の方向))、図1のZ方向を開閉装置の上下方向又は見付け方向(+Z方向を開閉装置の上方向、-Z方向を開閉装置の下方向)と称する。図1に示すように、この開閉装置1は、概略的に、枠体10、シャッター収納部20、シャッターカーテン30、開閉機(図示省略)、巻取軸(図示省略)、検知部40、及び制御ユニット(図示省略)を備えている。ただし、開閉装置1に関する特記しない構成については、従来と同様であるものとして説明を省略する。なお、開閉装置1を構成する各種部材同士の取付方法(又は接続方法)については任意であるが、例えば、取付側の部材又は取付相手側の部材に形成された取付孔(例えば、リベット孔、ネジ孔、ビス孔等)を介して、取付側の部材を取付相手側の部材に対して固定具(例えば、リベット、取付ネジ、ビス等)、溶接、接着剤、両面テープ等によって取り付ける(又は接続する)方法が採用されている。
また、この開閉装置1は、上述のように窓シャッターであって、図1に示すように、建物の壁2の開口部には窓が設けられており、この開閉式の窓の屋外側にシャッターカーテン30が設けられている。このため、シャッターカーテン30は、開口部3を、当該開口部3の開口面内ではなく当該開口部3の開口面よりも屋外側において開閉することになるが、このような開閉であっても、開口部3を介した人や物の出入りを制限するための開閉を行う点において同様であるため、「建物の壁2の開口部3を開閉する」ものとして説明する。ただし、窓には公知の開閉式のサッシ窓等を採用することができるので、その説明は省略する。
(構成-枠体)
枠体10は、開口部3の周縁に設置されるものである。この枠体10は、複数のアルミニウム製(又は鋼製(一例として、スチール製、ステンレス製等))の枠材を相互に組み合わせることによって構成されており、図1に示すように、左縦枠(図示省略)、右縦枠11、及び水切り板12を含んで構成されている。そして、これら左縦枠、右縦枠11、及び水切り板12は、それぞれ建物の壁2の開口部3の周縁における建物の壁2の外面に公知の方法で直接的に固定されている。
また、図1に示すように、左縦枠と右縦枠11の各々には、ガイドレール15が設けられている。ガイドレール15は、シャッターカーテン30を開口部3の開閉方向(すなわち、上下方向)に沿って移動するように案内するガイド手段である。このガイドレール15は、長尺な板状体であり、左縦枠(又は右縦枠11)の上下方向の略全長にわたって形成されている。そして、このガイドレール15は、左縦枠、右縦枠11の前面において、当該ガイドレール15の上下方向(長手方向)が左縦枠と右縦枠11の各々の上下方向(長手方向)に略沿う方向で配置され、左縦枠又は右縦枠11に対して固定具等によって固定されている。また、ガイドレール15の下端部には、当該下端部を保護するための塞ぎ部(図示省略)が設けられている。
(構成-シャッター収納部)
シャッター収納部20は、開口部3の周縁に位置する周縁部材であって、開閉装置1の各部を収納するための収納手段ある。このシャッター収納部20は、鋼製(又はアルミニウム製)の中空状体であり、図1から図3に示すように、建物の壁2における開口部3の上端部よりも上方において、後述する第1取付板及び第2取付板、並びに第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24に対して取り付けられている。また、このシャッター収納部20の内部には、巻取軸、開閉機、検知部40、及び制御ユニットが収容されていると共に、巻取軸にてシャッターカーテン30が持ち上げられた状態では、シャッターカーテン30の少なくとも一部も、シャッター収納部20の内部に収容される。なお、シャッター収納部20の構成の詳細については後述する。
(構成-シャッターカーテン)
図1に戻り、シャッターカーテン30は、開口部3の開閉を開閉方向に移動することにより行う開閉体であり、具体的には、巻取軸によって開閉移動されることで、開口部3を全開した状態(以下、「全開状態」と称する)、開口部3を全閉した状態(以下、「全閉状態」と称する)、あるいは全閉状態とも全開状態とも異なる状態(以下、「半開状態」と称する)にする。このシャッターカーテン30は、例えば公知のブラインド式のシャッターカーテンを用いて構成されており、図1、図3に示すように、複数のスラット31を備えている。この各スラット31は、当該各スラット31の左右の両端部側に設けられたリンク部材であって、巻取軸の回動に伴って上下方向に向けて移動可能な前側リンク部材(図示省略)及び後側リンク部材(図示省略)の各々に対して回動可能に接続されている。また、このシャッターカーテン30の左右方向の両端部の各々は、ガイドレール15のコ字状の開放端部を介してガイドレール15の内部に挿入されており、上下方向においてはガイドレール15の内部をスライド移動可能であり、かつ、前後方向においてはガイドレール15の外部に脱落しないように規制されている。
(構成-開閉機)
開閉機は、巻取軸を回転駆動することによって電動でシャッターカーテン30を昇降させる昇降手段であり、操作スイッチ(図示省略)又はリモコン(図示省略)を介して操作される。
(構成-検知部)
図1に戻り、検知部40は、シャッターカーテン30の近傍に検知対象(例えば、人等)が存在するか否かを検知するための電装品であり、図1から図4に示すように、シャッター収納部20の収納空間(以下、「シャッター収納空間」と称する)のうち下方側に位置するように設けられている。なお、この検知部40の構成の詳細については後述する。
(構成-制御ユニット)
制御ユニットは、開閉装置1の各部を相互に連動させるものである。この制御ユニットは、開閉機と配線(図示省略)を介して電気的に接続されており、通信部、電源部、制御部、及び記憶部を備えている(いずれも図示省略)。このうち、通信部は、操作スイッチ、リモコン、検知部40、又は外部装置との相互間で通信するための通信手段である。また、電源部は、図示しない商用電源又は電池(例えば、バッテリ等)から供給された電力を、制御ユニットの各部に供給する電源手段である。また、制御部は、制御ユニットの各部を制御する制御手段である。また、記憶部は、制御ユニットの動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。
(構成-シャッター収納部の構成の詳細)
図1に戻り、次に、シャッター収納部20の構成の詳細について説明する。実施の形態では、図1から図3に示すように、シャッター収納部20は、第1取付板(図示省略)、第2取付板(図示省略)、上側ケース部21、下側ケース部22、第1ケース補強部材23、及び第2ケース補強部材24を備えている。
(構成-シャッター収納部の構成の詳細-第1取付板、第2取付板)
第1取付板及び第2取付板は、上側ケース部21、下側ケース部22、第1ケース補強部材23、及び第2ケース補強部材24を左縦枠又は右縦枠11に対して取り付けるための板材である。この第1取付板は、左縦枠の上方側部分に設けられており、左縦枠に対して固定具等によって固定されている。また、この第2取付板は、右縦枠11の上方側部分に設けられており、右縦枠11に対して固定具等によって固定されている。
(構成-シャッター収納部の構成の詳細-上側ケース部)
図2に戻り、上側ケース部21は、シャッター収納空間の部分のうち上方側の部分S1(以下、「第1シャッター収納空間S1」と称する)を覆うための板材であり、第1取付板、第2取付板、及び第1ケース補強部材23に対して固定具等によって固定されている。また、この上側ケース部21は、例えば下面が開放された箱状体にて形成されており、図2、図3に示すように、第1上側側片21a、第2上側側片21b、第3上側側片21c、及び第4上側側片21dを備えている。
このうち、第1上側側片21aは、上方側に位置する側片であり、第1シャッター収納空間S1の上端全体を覆うように形成されている。また、第2上側側片21bは、前方側に位置する側片であり、第1シャッター収納空間S1の前端全体を覆うように形成されている。また、第3上側側片21cは、左方側に位置する側片であり、第1シャッター収納空間S1の左端全体を覆うように形成されている。また、第4上側側片21dは、右方側に位置する側片であり、第1シャッター収納空間S1の右端全体を覆うように形成されている。
また、この上側ケース部21は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、鋼板の曲げ成形により製造することができる(なお、下側ケース部22及び取付板の製造についても同様とする)。
(構成-シャッター収納部の構成の詳細-下側ケース部)
図2に戻り、下側ケース部22は、シャッター収納空間のうち上側ケース部21よりも下方側の部分S2(以下、「第2シャッター収納空間S2」と称する)を覆うための板材であり、第1取付板、第2取付板、第1ケース補強部材23、及び第2ケース補強部材24に対して固定具等によって固定されている。また、この下側ケース部22は、例えば上面及び後面が開放された箱状体にて形成されており、図2から図4に示すように、第1下側側片22a、第2下側側片22b、第3下側側片22c、及び第4下側側片22dを備えている。
このうち、第1下側側片22aは、前方側に位置する側片であり、第2シャッター収納空間S2の前端全体を覆うように形成されている。また、第2下側側片22bは、左方側に位置する側片であり、第2シャッター収納空間S2の左端全体を覆うように形成されている。また、第3下側側片22cは、右方側に位置する側片であり、第2シャッター収納空間S2の右端全体を覆うように形成されている。また、第4下側側片22dは、下方側に位置する側片であり、第2シャッター収納空間S2の下端のうち前方側の部分のみを覆うように形成されている。
(構成-シャッター収納部の構成の詳細-第1ケース補強部材、第2ケース補強部材)
図2に戻り、第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24は、上側ケース部21及び下側ケース部22を補強するための部材である。これら第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24は、鋼製の長尺な板状体(例えば、断面形状がコ字状である板状体)にて形成されており、具体的には、図2に示すように、第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24の各々の長手方向の長さ(左右方向の長さ)がシャッター収納部20の左右方向の長さと略同一となると共に、第2ケース補強部材24の断面形状が第1ケース補強部材23の断面形状よりも大きくなるように形成されている。また、図2、図3に示すように、これら第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24は、シャッター収納空間の前方側の位置であり、且つ下側ケース部22の第4下側側片22dよりも上方側の位置に設けられている。具体的には、第1ケース補強部材23が第2ケース補強部材24よりも上方に位置するように、相互に間隔を隔てて上下方向に略沿って並設されており、第1取付板及び第2取付板に対して固定具等によってそれぞれ固定されている。
(構成-検知部の構成の詳細)
図2に戻り、次に、検知部40の構成の詳細について説明する。実施の形態では、図2から図5に示すように、検知部40は、検知部本体50、カバー部60、及び固定部70を備えている。
(構成-検知部の構成の詳細-検知部本体)
検知部本体50は、検知部40の基本構造体(電装品本体)であり、例えば公知の非接触式の検知センサ(一例として、近赤外線反射式のセンサ等)を用いて構成されている。また、この検知部本体50は、長尺状体に形成されており、図2から図6に示すように、検知部本体50の長手方向が左右方向に略沿うように設けられていると共に、検知部本体50から光線(赤外線)が下方に向けて送信可能となるように設けられている。
また、この検知部本体50が近赤外線反射式のセンサである場合の検知動作については、例えば、検知部本体50から送信された赤外線が検知対象によって反射され、当該反射された赤外線が検知部本体50によって受信された場合には、検知対象が検知された旨を示す情報を含む検知信号を出力する。一方、検知部本体50から送信された赤外線が床部(図示省略)によって反射され、当該反射された赤外線が検知部本体50によって受信された場合には、検知信号を出力しない。
(構成-検知部の構成の詳細-カバー部)
カバー部60は、検知部本体50を外側から覆うためのカバー手段である。このカバー部60は、例えば前面及び下面が開放された箱状体にて形成されており、図7に示すように、第1カバー側片61、第2カバー側片62、第3カバー側片63、及び第4カバー側片64を備えている。このうち、第1カバー側片61は、上方側に位置する側片であり、検知部本体50の上面全体を覆うように形成されている。また、第2カバー側片62は、後方側に位置する側片であり、検知部本体50の後面全体を覆うように形成されている。また、第3カバー側片63は、左方側に位置する側片であり、検知部本体50の左面全体を覆うように形成されている。また、第4カバー側片64は、右方側に位置する側片であり、検知部本体50の右面全体を覆うように形成されている。
また、図7(c)に示すように、カバー部60には、切欠部65が設けられている。この切欠部65は、検知部本体50に接続された配線40a(以下、「検知部配線40a」と称する)をカバー部60の外部に露出させるためのものであり、カバー部60の部分のうち後述する配線収納部90側の部分(図7(c)では、カバー部60の第3カバー側片63の上端部及びその近傍部分)に形成されている。
また、このカバー部60は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、樹脂材を射出成形することにより製造することができる(なお、固定部70の製造についても同様とする)。
(構成-検知部の構成の詳細-固定部)
固定部70は、検知部本体50及びカバー部60をシャッター収納部20に対して固定するための固定手段である。この固定部70は、Y-Z平面に沿った断面形状が略逆L字状となるように形成された板状体であり、図8に示すように、第1固定側片71及び第2固定側片72を備えている。このうち、第1固定側片71は、後方側に位置する側片であり、カバー部60の第2カバー側片62全体を外側から覆うように形成されている。また、第2固定側片72は、下方側に位置する側片であり、検知部本体50よりも下方位置において、第1固定側片71から建物の屋外側に向けて張り出すように形成されている。
また、図8(a)、図8(b)に示すように、固定部70には、切欠部73が設けられている。このうち、切欠部73は、検知部本体50における赤外線の入出射部分51を固定部70の外部に露出させるためのものであり、第2固定側片72の検知部本体50に対応する部分に形成されている。
また、検知部40の形成方法については任意であるが、実施の形態では、検知部本体50、カバー部60、及び固定部70をそれぞれ別体に形成している。これにより、検知部本体50、カバー部60、及び固定部70を一体に形成した場合に比べて、例えば、検知部本体50の大きさに応じて、カバー部60又は固定部70の少なくともいずれか1つの形状を変更でき、カバー部60又は固定部70の取付性を向上できる。
また、検知部40の組立方法については任意であるが、実施の形態では、まず、検知部本体50をカバー部60に収容すると共に、カバー部60の第2カバー側片62と固定部70の第1固定側片71とを当接させる。そして、その状態を維持しながら、カバー部60及び固定部70を、第1固定側片71に形成された図8の取付孔71a、第2カバー側片62に形成された図7の取付孔62a、及び検知部本体50に形成された取付孔(図示省略)を介して検知部本体50に対して固定具等によって固定することにより、検知部40を組み立てる。
以上のような検知部40(具体的には、長尺な検知部40)により、検知部本体50を保護しながら、検知部40をシャッター収納部20に対して容易に固定でき、検知部40の取付作業を効率的に行うことができる。
(構成-検知部の取付構造)
図1に戻り、次に、検知部40の取付構造について説明する。シャッター収納部20に対して、検知部40を取り付けるための取付構造の特徴については、実施の形態では、以下に示す通りとなる。
(構成-検知部の取付構造-第1の特徴)
まず、取付構造の第1の特徴については、図1から図4に示すように、シャッター収納部20には、収容空間SSが設けられている。収容空間SSは、検知部40をシャッター収納部20の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、検知部40をシャッター収納部20から外部に向けて突出しないように収容可能とする空間である。この収容空間SSは、シャッター収納空間(第2シャッター収納空間S2)の下方側に設けられている。具体的には、図2に示すように、下側ケース部22の第4下側側片22dにおける左右方向の略中央部分に形成された長尺な挿通口22eであって、検知部40をシャッター収納部20の外部から収容空間SSに向けて挿通するための挿通口22eから第2ケース補強部材24(具体的には、第2ケース補強部材24の下端部及びその近傍)に形成された切欠部24aに至る範囲に形成されている。
ここで、収容空間SSの具体的な形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では、図2に示すように、収容空間SSの形状については、長尺な略直方体状に設定している。また、収容空間SSの大きさについては、図2から図4に示すように、検知部40の大きさと略同一に設定しており、具体的には、収容空間SSの左右方向の長さ、前後方向の長さ、及び上下方向の長さを、検知部40の左右方向の長さ、前後方向の長さ、上下方向の長さとそれぞれ略同一に設定している。このような収容空間SSにより、検知部40が露出することを防止できると共に、シャッター収納部20を取り外す手間を要することなく、検知部40の取り付け又は取り外しを行うことができる。よって、開閉装置1の意匠性を維持しながら、検知部40の取付作業を効率的に行うことができる。特に、収容空間SSをシャッター収納部20に設けることができ、シャッター収納部20に対する検知部40の取付作業を効率的に行うことが可能となる。
また、この場合において、挿通口22eの具体的な大きさについては任意であるが、実施の形態では、図2(b)に示すように、挿通口22eの長手方向の長さL1(図2(b)では、左右方向の長さ)を、検知部40の長手方向の長さL2(図2(b)では、左右方向の長さ)よりも短く設定している(ただし、検知部40の長手方向以外の方向の長さ(例えば、検知部40の上下方向の長さ)よりも長く設定している)。また、挿通口22eの短手方向の長さ(図2(b)では、前後方向の長さ)を、検知部40の短手方向の長さ(図2(b)では、前後方向の長さ)と略同一に(又は若干長く)設定している。これにより、挿通口22eの長手方向の長さを検知部40の長手方向の長さよりも長くした場合に比べて、例えば検知部40をケンドン式に挿通すること等により検知部40の取付性を維持しながら、収容空間SSに収容されている検知部40が挿通口22eを介してシャッター収納部20から脱落することを抑制できる。また、挿通口22eの長手方向の長さを比較的短くでき、シャッター収納部20の外観意匠を維持できる。ただし、これに限らず、例えば、挿通口22eの長手方向の長さL1を、検知部40の長手方向の長さL2よりも長く設定してもよい。
(構成-検知部の取付構造-第2の特徴)
図2に戻り、次に、取付構造の第2の特徴については、図2から図4に示すように、検知部40は、収容空間SS内に設けられており、下側ケース部22の第4下側側片22dに取り付けられている。この検知部40の取付方法については任意であるが、実施の形態では、検知部40を、第4下側側片22dに形成された取付孔(図示省略)及び固定部70の第2固定側片72に形成された図8の取付孔72aを介して第4下側側片22dに対して固定具等によって固定している。なお、この第4下側側片22dは、特許請求の範囲における「収容空間側側部」に対応する。
この場合において、シャッター収納部20の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、以下の通りに構成されている。すなわち、まず、図4に示すように、第4下側側片22dにおける前後方向の長さを、検知部40の前後方向の長さと略同一に設定している。これにより、シャッター収納部20の大きさ(具体的には、シャッター収納部20の前後方向の長さ)が過大になることを抑制でき、開閉装置1の意匠性を維持することが可能となる。
また、図2、図3に示すように、シャッター収納部20の内部には、保持部材80が設けられている。保持部材80は、第4下側側片22dを水平又は垂直に保持するための保持手段である。この保持部材80は、例えば鋼製の板状体にて形成されており、第1ケース補強部材23と第2ケース補強部材24との相互間に設けられ、第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24に対して固定具等によって接続されている。これにより、保持部材80によって第4下側側片22dのたわみが抑制されることで第4下側側片22dを水平に保持でき、第4下側側片22dに取り付けられている検知部40からの赤外線の入出射(又は信号の入出力)を正確に行うことが可能となる。
(構成-検知部の取付構造-第3の特徴)
図2に戻り、次に、取付構造の第3の特徴については、図2に示すように、シャッター収納部20の内部には、配線収納部90が設けられている。配線収納部90は、当該配線収納部90の内部に検知部配線40aを収納するための配線収納手段である。この配線収納部90は、シャッター収納空間(第2シャッター収納空間S2)内において収容空間SSに隣接する位置に設けられており、具体的には、図2に示すように、検知部40が収容空間SSに収容された状態においてカバー部60の切欠部65と近接する位置(図2では、収容空間SSよりも左方側の位置)に設けられている。
ここで、配線収納部90の収納空間WS(以下、「配線収納空間WS」と称する)の具体的な形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では、以下の通りとなる。まず、配線収納空間WSの形状については、図2に示すように、長尺な略直方体状に設定している。また、配線収納空間WSの大きさについては、図2に示すように、収容空間SSの大きさよりも小さく設定している。具体的には、配線収納空間WSの左右方向の長さを収容空間SSの左右方向の長さよりも短く設定し、配線収納空間WSの前後方向の長さを収容空間SSの前後方向の長さと略同一に設定し、配線収納空間WSの上下方向の長さを収容空間SSの上下方向の長さと略同一に設定している。
また、配線収納部90の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、前面及び収容空間SS側の面(図9では、右面)が開放された箱状体にて形成されており、図9に示すように、第1配線収納側片91、第2配線収納側片92、第3配線収納側片93、及び第4配線収納側片94を備えている。このうち、第1配線収納側片91は、上方側に位置する側片であり、配線収納空間WSの上端全体を覆うように形成されている。また、第2配線収納側片92は、後方側に位置する側片であり、配線収納空間WSの後端全体を覆うように形成されている。また、第3配線収納側片93は、左方側に位置する側片であり、配線収納空間WSの左端全体を覆うように形成されている。また、第4配線収納側片94は、下方側に位置する側片であり、配線収納空間WSの下端全体を覆うように形成されている。このような構成により、配線収納部90の開放面のうち収容空間SS側の開放面(図9では、右側開放面)を介して検知部配線40aを配線収納部90にスムーズに挿通することができ、検知部配線40aを配線収納部90に効果的に収容することができる。
また、第2配線収納側片92の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、図9(a)に示すように、第1配線収納側片91には、引出口91aが設けられている。引出口91aは、配線収納部90に収容された検知部配線40aの一部を配線収納部90の外部に引き出すための開口であり、第1配線収納側片91の右端部及びその近傍部分に形成されている。このように、引出口91aと検知部配線40aを収容するための配線収納部90の開放面(図9では、右側開放面)とを別体に設けているので、引出口91aから検知部配線40aを容易に引き出すことができる。
また、第4配線収納側片94の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、第4配線収納側片94は、当該第4配線収納側片94の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成されている。具体的には、図9(a)に示すように、第4配線収納側片94の左端部から右端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成されている。また、図9(a)に示すように、第4配線収納側片94には、排出口94aが設けられている。排出口94aは、配線収納部90の内部に浸入した水を配線収納部90の外部へ排出するための開口であり、第4配線収納側片94の下方部分(図9(a)では、第4配線収納側片94の右端部及びその近傍部分)に形成されている。このような構成により、配線収納部90の内部に浸入した水を配線収納部90の外部へ排出でき、上記浸入した水によって配線収納部90に収納されている検知部配線40aに不具合が生じることを回避できる。なお、この第4配線収納側片94は、特許請求の範囲における「配線収納手段の下側側部」に対応する。
また、配線収納部90の取付方法については任意であるが、実施の形態では、配線収納部90を、第2配線収納側片92に形成された図9(a)の取付孔92a及び第4下側側片22dの後端部から上方に向けて張り出された図4の突出部22fの取付孔(図示省略)を介して第4下側側片22dに対して固定具等によって固定している。
また、配線収納部90は任意の方法や材質で製造することができ、例えば、鋼製(又は樹脂製)を射出成形することにより製造することができる。
以上のような配線収納部90により、検知部配線40aを外部に露出しないように収納できると共に、検知部配線40aが他の部材(例えば、開閉装置1のシャッターカーテン30)との接触によって損傷することを回避でき、検知部配線40aを効果的に収納することができる。
(開閉装置の設置方法)
図2に戻り、続いて、このように構成された開閉装置1の設置方法について説明する。
まず、建物の壁2又は窓のサッシ(図示省略)に対して水切り板12を固定する。次に、第1取付板を左縦枠に対して固定すると共に、第2取付板を右縦枠11に対して固定した後、壁2又は窓のサッシに左縦枠及び右縦枠11を固定する。次いで、工場等で開閉機及び制御ユニットが取り付けられたガイドレール15を左縦枠及び右縦枠11に対して固定する。そして、巻取軸を開閉機及びガイドレール15に対して固定した後、シャッターカーテン30をガイドレール15に対して固定する。
次に、第1ケース補強部材23と第2ケース補強部材24を第1取付板及び第2取付板に対して固定する。次いで、保持部材80を第1ケース補強部材23と第2ケース補強部材24に固定した後に、上側ケース部21と下側ケース部22(具体的には、工場等で配線収納部90が取り付けられた下側ケース部22)とを、第1取付板、第2取付板、第1ケース補強材部、及び第2ケース補強材部に対して固定する。その後、制御ユニットに接続された検知部配線40aを配設する。この検知部配線40aの配設方法については任意であるが、例えば、検知部配線40aのうち制御ユニットから配線収納部90に至る部分を、図2の止め具40b等を用いて第1ケース補強部材23、第2ケース補強部材24、及び保持部材80に這わすように設ける(ただし、これに限らず、第2ケース補強部材24に這わしたり、又は下側ケース部22の第4下側側片22dに這わしてもよい)。そして、検知部配線40aを配線収納部90の引出口91a及び右側開放面を介して配線収納部90に挿通させる。これにより、検知部配線40aが垂れ下がることを防止できる。
続いて、検知部40をシャッター収納部20に対して取り付ける。具体的には、まず、検知部配線40aのうち配線収納部90から検知部40に至る部分を配線収納部90に収納しながら、検知部40を収容空間SSに収容した後、検知部40を下側ケース部22の第4下側側片22dに固定する。ここで、検知部40の収容方法については任意であるが、例えば、図2の想像線で示すように、検知部40を下側ケース部22の挿通口22eを介してケンドン式に(例えば、第2ケース補強部材24の垂直面の第2シャッター収納空間S2側に検知部40が嵌まり込むように)収容空間SSに入れ込むことにより収容してもよい。あるいは、全閉状態において、第4下側側片22dとシャッターカーテン30との隙間を介して検知部40を収容空間SSに入れ込むことにより収容してもよい。これにて開閉装置1の設置方法を終了する。
このような設置方法により、シャッター収納部20を取り付けた後に、配線収納部90における検知部配線40aの収容量を調整しながら検知部40を収容空間SSに収容でき、検知部40の設置性を向上させることができる。また、取り付けた検知部40を取り外す場合には、シャッター収納部20を取り外すことなく検知部40を取り外すことができるので、例えば検知部40のメンテナンスを容易に行うことができる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、周縁部材に設けられた収容空間SSであって、検知部40を周縁部材の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、検知部40を周縁部材から外部に向けて突出しないように収容可能とする収容空間SSを備えたので、検知部40が露出することを防止できると共に、周縁部材を取り外す手間を要することなく、検知部40の取り付け又は取り外しを行うことができる。よって、開閉装置1の意匠性を維持しながら、検知部40の取付作業を効率的に行うことができる。
また、周縁部材の内部に設けられた配線収納部90を備えたので、検知部40に接続された検知部配線40aを外部に露出しないように収納できると共に、検知部配線40aが他の部材(例えば、開閉装置1のシャッターカーテン30)との接触によって損傷することを回避でき、この検知部配線40aを効果的に収納することができる。また、配線収納部90の第4配線収納側片94を、第4配線収納側片94の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成し、第4配線収納側片94の下方部分に排出口94aを設けたので、配線収納部90の内部に浸入した水を配線収納部90の外部へ排出でき、上記浸入した水によって配線収納部90に収納されている検知部配線40aに不具合が生じることを回避できる。
また、第4下側側片22dに検知部40を取り付け、周縁部材の内部に保持部材80を設けたので、保持部材80によって第4下側側片22dのたわみが抑制されることで第4下側側片22dを水平又は垂直に保持でき、第4下側側片22dに取り付けられている検知部40からの光線の入出射又は信号の入出力を正確に行うことが可能となる。
また、第4下側側片22dに検知部40を取り付け、第4下側側片22dの前後方向の長さを検知部40の前後方向の長さと略同一としたので、周縁部材の大きさが過大になることを抑制でき、開閉装置1の意匠性を維持することが可能となる。
また、挿通口22eの長手方向の長さを検知部40の長手方向の長さよりも短くしたので、挿通口22eの長手方向の長さを検知部40の長手方向の長さよりも長くした場合に比べて、例えば検知部40をケンドン式に挿通すること等により検知部40の取付性を維持しながら、収容空間SSに収容されている検知部40が挿通口22eを介してシャッター収納部20から脱落することを抑制できる。また、挿通口22eの長手方向の長さを比較的短くでき、周縁部材の外観意匠を維持できる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(開閉装置について)
上記実施の形態では、開閉装置1が、電動式の窓シャッターであると説明したが、これに限らず、例えば、手動式の窓シャッター、軽量シャッター、ロールスクリーン装置、防煙垂れ幕、扉装置、自動ドア装置等であってもよい。
また、上記実施の形態では、開閉装置1のシャッターカーテン30が、ブラインド式のシャッターカーテンであると説明したが、これに限らず、例えば、スクリーン式のシャッターカーテン、又はスリット式のシャッターカーテンであってもよい。
(電装品について)
上記実施の形態では、電装品が検知部40であると説明したが、これに限らず、例えば、信号を送信する送信部、信号を受信する受信部、又は光を照らす照明部であってもよい。
(検知部について)
上記実施の形態では、検知部40が、カバー部60及び固定部70を備えていると説明したが、これに限らず、例えば、カバー部60又は固定部70の少なくとも1つ以上を省略してもよい。
また、上記実施の形態では、検知部本体50、カバー部60、及び固定部70がそれぞれ別体に形成されていると説明したが、これに限らず、例えば、検知部本体50、カバー部60、又は固定部70の少なくとも2つ以上を一体形成してもよい。
(シャッター収納部について)
上記実施の形態では、第1取付板、第2取付板、上側ケース部21、下側ケース部22、第1ケース補強部材23、及び第2ケース補強部材24がそれぞれ別体に形成されていると説明したが、これに限らない。例えば、第1取付板、第2取付板、上側ケース部21、下側ケース部22、第1ケース補強部材23、又は第2ケース補強部材24の少なくとも2つ以上を一体形成してもよい。
また、上記実施の形態では、シャッター収納部20が、第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24を備えていると説明したが、これに限らない。例えば、第1ケース補強部材23又は第2ケース補強部材24の少なくともいずれか一方を省略してもよく、あるいは、第1ケース補強部材23及び第2ケース補強部材24に加えて別の補強部材をさらに備えてもよい。
(取付構造について)
上記実施の形態では、収容空間SSが、下側ケース部22の第4下側側片22dから第2ケース補強部材24に至る範囲に設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、この範囲以外の他の範囲に設けられてもよい。一例として、下側ケース部22の第1下側側片22a、又は、第4下側側片22dから第1ケース補強部材23に至る範囲に設けられてもよい。この場合において、第1下側側片22aの保持部材80の近傍部分に検知部40が設けられている場合には、保持部材80によって第1下側側片22aを垂直に保持できるので、検知部40を水平又は垂直に保持することが可能となる。
また、上記実施の形態では、下側ケース部22の第4下側側片22dの前後方向の長さを検知部40の前後方向の長さと略同一に設定していると説明したが、これに限らず、例えば、収容空間SSの前後方向の長さよりも長く設定してもよい。
また、上記実施の形態では、保持部材80が、第2ケース補強部材24を介して第4下側側片22dに対して間接的に接続されていると説明したが、これに限らず、第4下側側片22dに対して直接的に接続されてもよい。
(収容空間側側部について)
上記実施の形態では、収容空間側側部が下側ケース部22の第4下側側片22dであると説明したが、これに限らない。例えば、下側ケース部22の第1下側側片22aに検知部40が取り付けられる場合には、収容空間側側部が第1下側側片22aであってもよい。
また、上記実施の形態では、収容空間側側部(下側ケース部22の第4下側側片22d)の前後方向の長さを検知部40の前後方向の長さと略同一としていると説明したが、これに限らない。例えば、検知部40が設けられる周縁部材の形状や大きさ等に応じて、収容空間側側部の左右方向の長さを検知部40の左右方向の長さと略同一とし、又は、収容空間側側部の上下方向の長さを検知部40の上下方向の長さと略同一としてもよい。
(収容空間、配線収納空間について)
上記実施の形態では、収容空間SSの大きさが、検知部40の大きさと略同一に設定されていると説明したが、これに限らず、例えば、検知部40の大きさよりも大きく設定されてもよい(一例として、収容空間SSの左右方向の長さについては、検知部40の左右方向の長さよりも長く設定する等)。
また、上記実施の形態では、収容空間SSが、下側ケース部22の挿通口22eから第2ケース補強部材24の切欠部24aに至る範囲に形成されていると説明したが、これに限らない。例えば、第2ケース補強部材24が検知部40と接触しない位置(一例として、図2の第2ケース補強部材24よりも上方側の位置)に配置されている場合には、切欠部24aを省略して、挿通口22eから第2ケース補強部材24の下端部に至る範囲に形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、配線収納空間WSの大きさが、収容空間SSの大きさよりも小さく設定されていると説明したが、これに限らず、収容空間SSの大きさと略同一又はそれにより大きく設定されてもよい。
(配線収納部について)
上記実施の形態では、シャッター収納部20の内部に、配線収納部90が設けられていると説明したが、これに限らない。例えば、配線収納部90を省略してもよい。あるいは、配線収納部90に代えて、図10に示すように、接触防止部95を設けてもよい。接触防止部95は、シャッターカーテン30と検知部配線40aとが接触することを防止するための接触防止手段である。この接触防止部95は、例えば、アルミニウム製(又は鋼製)の板状体にて形成され、具体的には、接触防止部95によって検知部配線40aにおけるシャッターカーテン30に対応する部分の略全体が覆われるように形成される。また、この接触防止部95は、図10に示すように、シャッターカーテン30と検知部配線40aとの相互間に設けられ、第1ケース補強部材23及び下側ケース部22の第4下側側片22dに対して固定具等によって接続される。このような接触防止部95により、検知部配線40aがシャッターカーテン30と接触することを回避でき、検知部配線40aの損傷等を防止することが可能となる。
また、上記実施の形態では、配線収納部90の第4配線収納側片94が、当該第4配線収納側片94の左端部から右端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成されていると説明したが、これに限らない。例えば、第4配線収納側片94が、水平状に形成されてもよい。あるいは、図11に示すように、第4配線収納側片94が、当該第4配線収納側片94の右端部(配線収納部90の右側開放面側の端部)から左端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成されてもよい。これにより、検知部配線40aを配線収納部90の内部にスムーズに収納でき、検知部配線40aを一層効果的に収納することができる。
また、上記実施の形態では、第4配線収納側片94の下方部分に排出口94aが設けられていると説明したが、これに限らない。例えば、第4配線収納側片94の下方部分の近傍(一例として、第2配線収納側片92の右側下方部分等)に設けてもよく、あるいは排出口94aを省略してもよい(この場合には、配線収納部90の右側開放面が排出口94aとしての機能を兼ねる)。
また、上記実施の形態では、第1配線収納側片91には、引出口91aが設けられていると説明したが、これに限らない。例えば、第1配線収納側片91以外の側片(一例として、第2配線収納側片92)に設けられてもよく、あるいは、引出口91aを省略してもよい(この場合には、配線収納部90の右側開放面が引出口91aとしての機能を兼ねる)。
また、上記実施の形態では、配線収納部90の右側側部が開放面であると説明したが、これに限らない。例えば、配線収納部90の右側側部以外の他の部分(一例として、第1配線収納側片91の収容空間SS側の部分、第2配線収納側片92の収容空間SS側の部分、第3配線収納側片93の収容空間SS側の部分、第4配線収納側片94の収容空間SS側の部分)が、開放面であってもよい。あるいは、配線収納部90の右側側部の少なくとも一部が側片によって覆われてもよく、一例として、図12に示すように、配線収納部90の右側側部のうち下方部分のみを覆うための側片96(以下、「第5配線収納側片96」と称する)が設けられてもよい。これにより、配線収納部90の右側側部の上方部分から検知部配線40aを配線収納空間WSに挿通することができると共に、第5配線収納側片96によって配線収納空間WSに収容されている検知部配線40aが配線収納部90から脱落することを抑制できる。
(付記)
付記1の電装品の取付構造は、建物の開口部に設けられた開閉装置を構成する周縁部材であって前記開口部の周縁に設けられた周縁部材に対して、電装品を取り付けるための取付構造であって、前記周縁部材に設けられた収容空間であって、前記電装品を前記周縁部材の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、前記電装品を前記周縁部材から外部に向けて突出しないように収容可能とする収容空間を備えた。
付記2の電装品の取付構造は、付記1に記載の電装品の取付構造において、前記周縁部材の内部に設けられた配線収納手段であって、当該配線収納手段の内部に前記電装品に接続された配線を収納するための配線収納手段を備え、前記配線収納手段の下側側部を、当該下側側部の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成し、前記配線収納手段の下側側部の下方部分に、前記配線収納手段の内部に浸入した水を前記配線収納手段の外部へ排出するための排出口を設けた。
付記3の電装品の取付構造は、付記1又は2に記載の電装品の取付構造において、前記周縁部材の側部のうち前記収容空間側の側部である収容空間側側部に、前記電装品を取り付け、前記周縁部材の内部に、前記収容空間側側部を水平又は垂直に保持するための保持手段を設けた。
付記4の電装品の取付構造は、付記1又は2に記載の電装品の取付構造において、前記周縁部材の側部のうち前記収容空間側の側部である収容空間側側部に、前記電装品を取り付け、前記収容空間側側部の前後方向の長さを前記電装品の前後方向の長さと略同一とし、前記収容空間側側部の左右方向の長さを前記電装品の左右方向の長さと略同一とし、又は、前記収容空間側側部の上下方向の長さを前記電装品の上下方向の長さと略同一とした。
付記5の電装品の取付構造は、付記1から4のいずれか一項に記載の電装品の取付構造において、前記電装品を長尺状に形成し、前記周縁部材に設けられた長尺な挿通口であって、前記電装品を前記周縁部材の外部から前記収容空間に向けて挿通するための挿通口を備え、前記挿通口の長手方向の長さを、前記電装品の長手方向の長さよりも短くした。
(付記の効果)
付記1に記載の電装品の取付構造によれば、周縁部材に設けられた収容空間であって、電装品を周縁部材の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、電装品を周縁部材から外部に向けて突出しないように収容可能とする収容空間を備えたので、電装品が露出することを防止できると共に、周縁部材を取り外す手間を要することなく、電装品の取り付け又は取り外しを行うことができる。よって、開閉装置の意匠性を維持しながら、電装品の取付作業を効率的に行うことができる。
付記2に記載の電装品の取付構造によれば、周縁部材の内部に設けられた配線収納手段を備えたので、電装品に接続された配線を外部に露出しないように収納できると共に、上記配線が他の部材(例えば、開閉装置の開閉体)との接触によって損傷することを回避でき、この配線を効果的に収納することができる。また、配線収納手段の下側側部を、当該下側側部の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成し、配線収納手段の下側側部の下方部分に排出口を設けたので、配線収納手段の内部に浸入した水を配線収納手段の外部へ排出でき、上記浸入した水によって配線収納手段に収納されている上記配線に不具合が生じることを回避できる。
付記3に記載の電装品の取付構造によれば、収容空間側側部に電装品を取り付け、周縁部材の内部に保持手段を設けたので、保持手段によって収容空間側側部のたわみが抑制されることで収容空間側側部を水平又は垂直に保持でき、収容空間側側部に取り付けられている電装品からの光線の入出射又は信号の入出力を正確に行うことが可能となる。
付記4に記載の電装品の取付構造によれば、収容空間側側部に、電装品を取り付け、収容空間側側部の前後方向の長さを電装品の前後方向の長さと略同一とし、収容空間側側部の左右方向の長さを電装品の左右方向の長さと略同一とし、又は、収容空間側側部の上下方向の長さを電装品の上下方向の長さと略同一としたので、周縁部材の大きさが過大になることを抑制でき、開閉装置の意匠性を維持することが可能となる。
付記5に記載の電装品の取付構造によれば、挿通口の長手方向の長さを電装品の長手方向の長さよりも短くしたので、挿通口の長手方向の長さを電装品の長手方向の長さよりも長くした場合に比べて、例えば電装品をケンドン式に挿通すること等により電装品の取付性を維持しながら、収容空間に収容されている電装品が挿通口を介して周縁部材から脱落することを抑制できる。また、挿通口の長手方向の長さを比較的短くでき、周縁部材の外観意匠を維持できる。
1 開閉装置
2 壁
3 開口部
10 枠体
11 右縦枠
12 水切り板
15 ガイドレール
20 シャッター収納部
21 上側ケース部
21a 第1上側側片
21b 第2上側側片
21c 第3上側側片
21d 第4上側側片
22 下側ケース部
22a 第1下側側片
22b 第2下側側片
22c 第3下側側片
22d 第4下側側片
22e 挿通口
22f 突出部
23 第1ケース補強部材
24 第2ケース補強部材
24a 切欠部
30 シャッターカーテン
31 スラット
40 検知部
40a 検知部配線
40b 止め具
50 検知部本体
51 入出射部分
60 カバー部
61 第1カバー側片
62 第2カバー側片
62a 取付孔
63 第3カバー側片
64 第4カバー側片
65 切欠部
70 固定部
71 第1固定側片
71a 取付孔
72 第2固定側片
72a 取付孔
73 切欠部
80 保持部材
90 配線収納部
91 第1配線収納側片
91a 引出口
92 第2配線収納側片
92a 取付孔
93 第3配線収納側片
94 第4配線収納側片
94a 排出口
95 接触防止部
96 第5配線収納側片
L1 挿通口の長手方向の長さ
L2 検知部の長手方向の長さ
S1 第1シャッター収納空間
S2 第2シャッター収納空間
SS 収容空間
WS 配線収納空間

Claims (4)

  1. 建物の開口部に設けられた開閉装置を構成する周縁部材であって前記開口部の周縁に設けられた周縁部材に対して、電装品を取り付けるための取付構造であって、
    前記周縁部材に設けられた収容空間であって、前記電装品を前記周縁部材の外部から内部に向けて挿通可能とし、且つ、前記電装品を前記周縁部材から外部に向けて突出しないように収容可能とする収容空間と、
    前記周縁部材の内部に設けられた配線収納手段であって、当該配線収納手段の内部に前記電装品に接続された配線を収納するための配線収納手段を備え、
    前記配線収納手段の下側側部を、当該下側側部の一部の端部から当該端部とは反対側の端部に向かうにしたがって下方に向けて傾斜するように形成し、
    前記配線収納手段の下側側部の下方部分に、前記配線収納手段の内部に浸入した水を前記配線収納手段の外部へ排出するための排出口を設けた、
    電装品の取付構造。
  2. 前記周縁部材の側部のうち前記収容空間側の側部である収容空間側側部に、前記電装品を取り付け、
    前記周縁部材の内部に、前記収容空間側側部を水平又は垂直に保持するための保持手段を設けた、
    請求項に記載の電装品の取付構造。
  3. 前記周縁部材の側部のうち前記収容空間側の側部である収容空間側側部に、前記電装品を取り付け、
    前記収容空間側側部の前後方向の長さを前記電装品の前後方向の長さと略同一とし、前記収容空間側側部の左右方向の長さを前記電装品の左右方向の長さと略同一とし、又は、前記収容空間側側部の上下方向の長さを前記電装品の上下方向の長さと略同一とした、
    請求項に記載の電装品の取付構造。
  4. 前記電装品を長尺状に形成し、
    前記周縁部材に設けられた長尺な挿通口であって、前記電装品を前記周縁部材の外部から前記収容空間に向けて挿通するための挿通口を備え、
    前記挿通口の長手方向の長さを、前記電装品の長手方向の長さよりも短くした、
    請求項1からのいずれか一項に記載の電装品の取付構造。
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