JP6069083B2 - 建築用シャッター装置におけるシャッターケース - Google Patents

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本発明は、建物等の開口部に建て付けられる建築用シャッター装置におけるシャッターケースの技術分野に関するものである。
一般に、建築用シャッター装置の中においては、シャッターケースの構成部材である左右支持ブラケットのブラケット本体に巻き取りドラムを回転自在に設け、該巻き取りドラムに巻装したシャッターカーテンを、該巻き取りドラムの正逆回動によってシャッターカーテンの巻き出し、巻き戻しをして開口部の開閉をするようにしている。ところで前記シャッターケースのなかには、シャッターケースのケース板を、少なくとも建築用シャッター装置の前面上半部を覆蓋する上ケース板と、前面下半部および下面を覆蓋する下ケース板とを備えて構成し、上ケース板と下ケース板との対向端縁部同士を連結するようにしたものが知られている(例えば特許文献1、2、3参照)。
特許第3612641号公報 特許第4406168号公報 特許第5048357号公報
ところが前記従来のものは、何れのものも上ケース板と下ケース板との対向端縁部に折曲方向が逆向きとなる状態で折曲した折曲部をそれぞれ形成し、これら折曲部同士を互いに係止することにより対向端縁部同士を止め具なしで取付けられるようにし、これによってケース前面での止め具の露出をなくして外観を損なわないようにすると共に、止め具を外した後、下ケース板を移動させて折曲部同士の係止を外すことて下ケースをシャッターケースから取り外すことができるようにしているが、各折曲部は、互いに逆向きに折曲したもの同士の係止であるため、止め具を外した状態で下ケース板を下方に引き下ろすだけでは下ケース板の取り外しができず、下ケースを傾斜状に持ち上げて折曲部同士の係合をいちいち解除しなければならないが、シャッターケースは高所に配設されるものであるため、この解除作業が面倒かつ煩雑であって作業性が劣るという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、シャッターカーテンが巻装される巻き取りドラムと、該巻き取りドラムの左右両端部を支持するブラケット本体を有した左右の支持ブラケットと、シャッターカーテンのガイドをするガイドレールとを備えて構成される建築用シャッター装置において、該建築用シャッター装置のシャッターケースを構成するにあたり、該シャッターケースのケース板は、少なくとも前面上半部を覆蓋する上ケース板と、前面下半部および下面を覆蓋する下ケース板とを備え、該下ケース板は、シャッターケースの下部内に設けられるケースアングルに下側から宛てがわれ止め具を介して着脱自在に取付けられるものとし、上ケース板の下端部には、上方に折曲したものがさらに下方に折曲することで上側が折曲部となり下側が開放した係止受け部が形成され、該係止受け部に、下ケース板の上端部が下側から上下方向抜き差し自在に嵌入して係止するように構成されていることを特徴とする建築用シャッター装置におけるシャッターケースである。
請求項2の発明は、左右支持ブラケットは、ブラケット本体の左右外側面に対向するカバー本体を有した化粧カバーにより覆蓋されるものであり、カバー本体の下端縁には、支持ブラケットに対し上下方向隙間を存する状態で下側フランジ片が左右方向内方に向けて形成され、下ケース板は、左右両端がカバー本体の左右内面に対して離間していて左右に移動できる状態で左右両端部が下側フランジ片上に組み込まれ、前記止め具を取り外した状態で下ケース板を左右方向何れか一方に移動させることで他端が他方の下側フランジ片から外れて下側に引出たものを一方に向けて移動することで下ケース板の取り外しができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置におけるシャッターケースである。
請求項3の発明は、係止受け部は逆V溝形に折曲し、該折曲頂部の溝奥内端に下ケース板の上端部先端が当接していることを特徴とする請求項1または2記載の建築用シャッター装置におけるシャッターケースである。
請求項4の発明は、係止受け部に上側から外嵌係止する第一係止フック部と、ケースアングルに下側から外嵌係止する第二係止フック部とを備えた補強体が設けられ、該補強体を介してケースアングルを上ケース板側に補強支持するように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用シャッター装置におけるシャッターケースである。
請求項1の発明とすることにより、シャッターケース内のメンテナンス等をする場合に、下ケース板は、上ケース板の下端部に形成の上側が折曲し下側が開放した係止受け部に、上端部が下側から上下方向抜き差し自在に嵌入係止しているため、止め具を取り外した状態で下側に移動させることで簡単に取り外すことができることになって作業性が向上する。
請求項2の発明とすることにより、下ケース板は、左右両端部が化粧カバーに形成の下側フランジ片によって支持されるため、止め具を取り外しに伴い落下してしまうことがなく、この支持状態で、下ケース板を左右何れか一方に移動させると他端が下側フランジ片から外れて下側に引出すことができ、この引き出した状態で一方に向けて移動させることで下ケース板のシャッターケースからの取り外しができることになって下ケース板の着脱作業が容易となる。
請求項3の発明とすることにより、下ケース板の上端部先端が、逆V溝形の係止受け部の溝奥内端に当接するため、下ケース板上端部が単に係止受け部に嵌入しているに過ぎないものでありながら、ガタついたりすることなく確実な組付けができることになる。
請求項4の発明とすることにより、建築用シャッター装置の左右幅が幅広いためケースアングルが下側に撓もうとする負荷を、補強体を介して上ケース板側で支持できることになり、この結果、ケースアングルの確実な撓み防止ができることを、ビス固定することなく、第一、第二係止フックをそれぞれ係止するだけでできることになる。
建築用シャッター装置の概略正面図である。 シャッターケースの一部切欠き正面図である。 図2のX−X断面図である。 (A)(B)(C)(D)は支持ブラケットの正面図、側面図、背面図、底面図である。 (A)(B)は上ケース板の平面図、側面図である。 (A)(B)は下ケース板の平面図、側面図である。 (A)(B)は化粧カバーの側面図、Y−Y断面図である。 (A)(B)は補強体の正面図、側面図である。 (A)〜(D)は下ケース板を取り外す手順を示す概略説明図である。 (A)(B)は図2のA−A、B−B断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建築用シャッター装置の一例である窓シャッターを構成するシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、開口部の上方に設けたシャッターケース2に内装される巻き取りドラム3に巻装されており、該巻き取りドラム3が後述する電動開閉機4の駆動に基づいて正逆回転することによりシャッターカーテン1が巻き出し、巻き戻されて、開口部の左右両側に立設されたガイドレール5に案内される状態で開口部の開閉を行なうように構成されており、これらの基本的構成は従来通りである。
6は前記シャッターケース2を構成する左右の支持ブラケットであって、これら左右の支持ブラケット6のうち一方の支持ブラケット6のブラケット本体6aには、左右方向を向く固定軸7の基端部(右側端部)が一体的に支持され、また、他方の支持ブラケット6のブラケット本体6aには、前記電動開閉機4の基端部(左側端部)が一体的に支持されていると共に、該電動開閉機4の出力軸4aと固定軸7とは同軸上となるように設定されている。そして、前記固定軸7の両端部外周および電動開閉機4の基端部外周には、それぞれドラムサポート8が回転自在に設けられており、さらにこれらドラムサポート8の外周に、前記シャッターカーテン1が巻装される巻き取りドラム3の内周が一体的に連結されており、これにより、巻き取りドラム3の左右両端部が左右のブラケット本体6aに回転自在に支持されると共に、巻き取りドラム3内に電動開閉機4が内装される構成になっている。一方、電動開閉機4の出力軸4aには、動力伝動体8aが一体的に設けられ、該動力伝動体8aを介して電動開閉機4の回転駆動力が巻取りドラム3に動力伝動され、これによって巻取りドラム3の正逆駆動が行われるようになっている。尚、本実施の形態において、前記電動開閉機4は、電動モータ、減速機、ブレーキ装置等、巻き取りドラム3を電動で正逆回転するに必要な各種機器を具備したものとしてユニット化されたものになっている。
因みに、固定軸7側の左右のドラムサポート8の間には、図示しないが、一端側がドラムサポート8に固定され、他端側が固定軸7に固定されていて、巻き取りドラム3がシャッターカーテン1の閉鎖方向に回転することに伴い蓄勢されて繰り出された分のシャッターカーテン2の自重とバランスするためのバランス弾機が配設されているが、勿論、バランス弾機がないものでも実施することができる。
ここで、前記左右の支持ブラケット6は、左右勝手違いの形状のものであって、縦平板状のブラケット本体6aと、該ブラケット本体6aの後縁部から左右内方に向けて折曲形成された背面板6bと、該背面板6bの上端部から上方に延びる取付け片6cと、ブラケット本体6aの上縁部から左右内方に向けて折曲形成された上側フランジ片6dと、ブラケット本体6aの前縁部から左右内方に向けて折曲形成された前側フランジ片6eと、ブラケット本体6aの下縁部から左右内方に向けて折曲形成された前後の下側フランジ片6f、6gとを備えている。そして、前記ブラケット本体6aに、前述した固定軸7或いは電動開閉機4の基端部が支持される構成になっていると共に、取付け片6cおよび背面板6bの上部がビス等の固定手段(図示せず)を介して開口部上方の躯体側に固定されるようになっている。
さらに左右の支持ブラケット6同士は、ケース上側の前後に設けた第一、第二のケースアングル9、10、ケース下側の前後に設けた第三、第四ケースアングル11、12によって一体的に連結されている。ここで第四ケースアングル12は、シャッターカーテン1をガイドレール5に導くためのスペースを確保するため、前後方向中間位置に配され、シャッターカーテン1は、該第四ケースアングル12の後側を通って巻き取りドラム3からガイドレール5に至るようになっている。
前記シャッターケース2は、前述した左右の支持ブラケット6、該各支持ブラケット6の左右外側に設けられる化粧カバー13、左右支持ブラケット6間に設けられる上下ケース板14、15とを備えて構成されるが、上ケース板14は、建築用シャッター装置の上面と前面(正面)の上半部とを覆蓋すべく側面視において逆L字形に折曲された上面部14aと前面部14bとを備えており、上面部14aの後端は、上方に向けて折曲していて躯体に取り付けられる取付け片14cが形成されている。
また上ケース板前面部14bの下端は、該前面部14bに対して間隙を存するよう後側に向けて凵字状に折曲された第一折曲部14dが形成され、該第一折曲部14dの上端は、第一折曲部14dの後側面に対して下側ほど拡開するよう後側に向けて傾斜状に折曲された第二折曲部14eが形成されており、これにより第一、第二折曲部14d、14eの対向面間が側面視において上側が折り返し状に折曲し下側が開放した逆レ溝状(逆V溝状)の係止受け部14fが構成されている。
一方、下ケース板15は、シャッターケース2の前面下半部と下面とを構成すべく側面視においてL字形に折曲された前面部15aと下面部15bとを備えて構成されているが、前面部15aの上端部15cは、起立平面状(側面視直線状)となっていて前記係止受け部14fに下側から遊嵌する状態で上下方向抜き差し自在に嵌入するようになっており、そして下ケース板15を組付けたとは、上端部15cの先端は、係止受け部14fの溝底部内端に当接するようになっている。
また下ケース板下面部15bは、左右の支持ブラケット6に左右両端部が取り付けられた第三、第四ケースアングル11、12に下側から当てがわれた状態でビス16を介して着脱自在に下側から固定されるようになっている。
また化粧カバー13は左右勝手違いに形成されるが、該化粧カバー13は、ブラケット本体6aに左右方向外側で対向する化粧ケース本体13aを備えているが、該化粧ケース本体13aの上端縁、前端縁、下端縁からは、支持ブラケット6の外形線に対して上方、前方、下方にそれぞれ隙間を存する状態で左右方向内方に向けて延出した上側フランジ片13b、前側フランジ片13c、下側フランジ片13dが形成されている。
そして上ケース板14は、左右両端部が支持ブラケット上側フランジ片6dと化粧カバー上側フランジ片13bとのあいだの隙間、並びに支持ブラケット前側フランジ片6eと化粧カバー前側フランジ片13cとのあいだの隙間に遊嵌状に嵌入し、その左右端縁が化粧ケース本体13aに当接するか近接対向する(本実施の形態ではブラケット本体6a位置まで嵌入している。)状態で組み込まれている。
これに対し下ケース板下面部15bは、下面部15bの左右両端部が支持ブラケット前下側フランジ片6fと化粧カバー下側フランジ片13dの前半部とのあいだに形成される隙間に遊嵌状に嵌入しているが、下ケース板下面部15bの左右端縁は、化粧ケース本体13aの左右内面に対して隙間Sだけ離間している。そしてシャッターケース2内をメンテナンスする等のため下ケース板15を取り外すことになるが、その手順を図9に示す。これによるとまず前記ビス16を取り外した場合に、下ケース板15は、左右両端部が化粧カバー下側フランジ片13dに支持されることになって落下することがない。この化粧カバー下側フランジ片13dによる支持状態において、下ケース板15を左右何れか一方(図9によると右方)にずらして該一方端を化粧ケース本体13aの左右内面に当接するか近接対向させると、下ケース板下面部15bの他端は他方の化粧カバー下側フランジ片13dの左右内端から外れることになり、該外れた下ケース板15の他端部は、自重により下動して化粧カバー下側フランジ片13dの左右内端から下側に抜け出ると同時に、下ケース板前面板15aの上端部15cが上ケース板係止受け部14fから下側に抜け出ることになり、該抜け出た下側ケース板15を他端側に向けて移動させることで、下ケース板15の一方端が一方の化粧カバー下側フランジ片13dから抜け出ることになり、これによって下ケース板15をシャッターケース2から取り外すことができるようになっている。下ケース板15の取付けは、取り外す作業とは逆の作業をすることでできることはいうまでもない。
17は補強体であって、該補強体17には、上端部に上ケース板14の第一、第二折曲部14d、14eにより形成される係止受け部14fの折曲頂部14gに上側から係止する第一係止フック17aと、シャッターケース2の前下部位に配される第三ケースアングル11に下側から係止する第二係止フック17bとが形成されており、これによって補強体17は、第三ケースアングル11を上ケース板14側に係止保持するようになっており、これによって第三ケースアングル11の撓み防止をするようになっている。尚、下ケース板下面部15bの第三ケースアングル11へのビス16による固定位置は、本実施の形態では図10(B)に示す如く補強体17のない部位となっており、この結果、下ケース板下面部15bは、図10(A)に示すように補強体17がある部位では補強体17の肉厚分、下側にへこんだ状態になっているが、ビス固定しても実施することができる。
尚、シャッターケース2には、内部配線18、電動開閉機4の駆動制御をする制御部19、開閉停止等の操作信号を受信する信号受信部21、前記配線18をブラケット本体6aに結束するため結束孔6hに巻回される結束バンド22が設けられている。
叙述の如く構成された本実施の形態において、シャッターケース2内のメンテナンス等により下ケース板15を取り外すには、前述したようにビス16を取り外すことになるが、そうすると、下ケース板15は左右両端部が化粧カバー下側フランジ片13dに受け止め支持される状態となり、この状態から下ケース板15を左右何れか一方に移動させる。すると下ケース15の他端側が該側の化粧カバー下側フランジ片13dから外れることになり、該外れた下ケース板15の他端部は、自重により下動して化粧カバー下側フランジ片13dの左右内端から下側に抜け出ると同時に、下ケース板前面板15aの上端部15cが上ケース板係止受け部14fから下側に抜け出ることになり、該抜け出た下側ケース板15を他端側に向けて移動させるという所謂行って来い移動をすることで、下ケース板15の一方端も一方の化粧カバー下側フランジ片13dから抜け出ることになり、これによって下ケース板15をシャッターケース2から取り外すことができるようになっている。
このように本発明が実施されたものにおいては、シャッターケース2のケース板は、建築用シャッター装置の上面と前面上半部とを覆蓋する上面部14aおよび前面部14bを有した上ケース板14と、前面下半部と下面とを覆蓋する前面部15aおよび下面部15bを有した下ケース板15とを備えて構成され、そして下ケース板15は、第三、第四ケースアングル11、12に下側から当てがわれビス16を介して着脱自在に取付けられている一方、上ケース板14の下端部には第一、第二折曲部14d、14eにより上側が折曲し下側が開放した係止受け部14fが形成され、そして該係止受け部14fに、下ケース板15の上端部15cが下側から上下方向抜き差し自在に嵌入することで係止し、これにより連結状態になっているものであるため、下ケース板15の着脱をする場合に、下ケース板15は上下方向に動くだけで簡単に着脱ができることになって、従来のように互いに形成された折曲部同士を係合しあうもののように、下ケース板を斜め上方に持ち上げて係合解除するような作業が不要になって着脱作業が容易となる。
しかもこのものでは、左右支持ブラケット6を覆蓋する左右化粧カバー13に形成の下側フランジ片13d上に下ケース板15の左右両端部が組み込まれて支持された状態になるため、下ケース板15は、ビス16による固定がない状態でも落下することがなく仮保持状態に維持される。そして下ケース板15を、この仮保持状態に組み込む場合、逆に仮保持状態から取り外す場合、前述したように、上下ケース板14、15同士の係止およびその解除は、上ケース板14に対し下ケース板15を上下移動することでできるため、下ケース板15を、その左右両端とカバー本体13aの左右内面とのあいだに形成される隙間Sを利用して左右に往復移動させる所謂行って来い移動させることでできることになり、このため下ケース板15の着脱作業が容易となる。
またこのものでは、下ケース板15が取り付けられている状態で、該したケース板15の上端部15cの先端が係止受け部14fの溝底部内端に当接していて、前後方向に不用意に動くことがないため、該部位についてビスによる固定がなくても確実な組付けができることになる。
そのうえこのものでは、係止受け部14fに上側から外嵌係止する第一係止フック部17aと、第三ケースアングル11に下側から外嵌係止する第二係止フック部17bとを備えた補強体17が設けられている結果、シャッターケース2の前下位置に配されていて、躯体から遠い位置にある第三ケースアングル11を上ケース板14側に補強体17を介して吊り持ち状に補強支持する構成になっているため、シャッターカーテン2が左右方向に幅広いが故に第三ケースアングル11が下側に向けて撓み変形しようとするの防止することができる。
本発明は、建築物に設けられる窓等の開口部に建て付けられる建築用シャッター装置のシャッターケースに利用することができる。
1 シャッターカーテン
2 シャッターケース
3 巻き取りドラム
6 支持ブラケット
11 第三ケースアングル
13 化粧カバー
13d 下側フランジ片
14 上ケース板
14b 前面部
14d 第一折曲部
14e 第二折曲部
14f 係止受け部
14g 折曲頂部
15 下ケース板
15a 前面部
15b 下面部
16 ビス
17 補強体
17a 第一係止フック
17b 第二係止フック

Claims (4)

  1. シャッターカーテンが巻装される巻き取りドラムと、該巻き取りドラムの左右両端部を支持するブラケット本体を有した左右の支持ブラケットと、シャッターカーテンのガイドをするガイドレールとを備えて構成される建築用シャッター装置において、該建築用シャッター装置のシャッターケースを構成するにあたり、該シャッターケースのケース板は、少なくとも前面上半部を覆蓋する上ケース板と、前面下半部および下面を覆蓋する下ケース板とを備え、該下ケース板は、シャッターケースの下部内に設けられるケースアングルに下側から宛てがわれ止め具を介して着脱自在に取付けられるものとし、上ケース板の下端部には、上方に折曲したものがさらに下方に折曲することで上側が折曲部となり下側が開放した係止受け部が形成され、該係止受け部に、下ケース板の上端部が下側から上下方向抜き差し自在に嵌入して係止するように構成されていることを特徴とする建築用シャッター装置におけるシャッターケース。
  2. 左右支持ブラケットは、ブラケット本体の左右外側面に対向するカバー本体を有した化粧カバーにより覆蓋されるものであり、カバー本体の下端縁には、支持ブラケットに対し上下方向隙間を存する状態で下側フランジ片が左右方向内方に向けて形成され、下ケース板は、左右両端がカバー本体の左右内面に対して離間していて左右に移動できる状態で左右両端部が下側フランジ片上に組み込まれ、前記止め具を取り外した状態で下ケース板を左右方向何れか一方に移動させることで他端が他方の下側フランジ片から外れて下側に引出たものを一方に向けて移動することで下ケース板の取り外しができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置におけるシャッターケース。
  3. 係止受け部は逆V溝形に折曲し、該折曲頂部の溝奥内端に下ケース板の上端部先端が当接していることを特徴とする請求項1または2記載の建築用シャッター装置におけるシャッターケース。
  4. 係止受け部に上側から外嵌係止する第一係止フック部と、ケースアングルに下側から外嵌係止する第二係止フック部とを備えた補強体が設けられ、該補強体を介してケースアングルを上ケース板側に補強支持するように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用シャッター装置におけるシャッターケース。
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