JP4335378B2 - リフォーム用サッシ枠 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物のリフォーム、改築に伴うサッシ取替時に、既存のサッシ枠を撤去せずに新しいサッシを設置することが可能なリフォーム用サッシ枠に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
従来、建物のリフォームや改築時にサッシを交換する際、建物躯体と取り合う開口柱、横取付材や、外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合う室内窓枠などの内装材をいったん解体し、サッシ枠全部を交換する方法が採られている。この方法では、サッシ枠の取り外し工事や新たなサッシ枠の取付後の修復工事に多くの労力、手間を要するとともに、不要となった既存のサッシ枠および既存のサッシ枠とともに取り外された、サッシ枠周囲の外装材、内装材が廃棄物として排出される点が問題であった。
【0003】
そこで、特開平10−102917号公報「サッシ枠体及び開口部構造」に開示されているように、サッシ枠を、建物躯体への取付側のインナーサッシ枠と、窓材またはドアを保持するアウターサッシ枠とにより構成し、前記インナーサッシ枠と前記アウターサッシ枠とを相互に着脱可能に構成することで、サッシの交換を容易にする技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アウターサッシ枠とインナーサッシ枠とで構成されたサッシ枠ではなく、通常のサッシ枠が設けられた既存建物のサッシを交換する場合には、上記技術を採ることができない。また、上記技術によれば、サッシの交換後不要になったインナーサッシ枠が廃棄物として生じる。
上記の課題に鑑み、本発明は、建物のリフォーム、改築に伴うサッシ取替時に、既存のサッシ枠を撤去せずに新しいサッシ枠を設置することが可能なサッシ枠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1記載のリフォーム用サッシ枠2(例えば図4参照)は、建物の開口部に取り付けられている既存サッシ枠102に取り付けられるリフォーム用サッシ枠2であって、サッシ枠本体20と、このサッシ枠本体20に形成されて前記既存サッシ枠102に固定される固定部21b,22b,22b,23bとを備えており、
前記サッシ枠本体102の上横枠21の断面形状が、前記既存サッシ枠102の上横枠に嵌合するような断面に形成され、かつ、前記サッシ枠本体102の上横枠21のレール部21aの内部に、上方に開口する溝21cが形成され、この溝21cに前記既存サッシ枠102の上横枠のレール部が嵌合されることを特徴とする。
【0006】
この請求項1記載のリフォーム用サッシ枠2によれば、このリフォーム用サッシ枠2は、建物の開口部に取り付けられている既存サッシ枠102に取り付けられるので、リフォーム用サッシ枠2を取り付ける際に、既存サッシ枠102および既存サッシ枠102周囲の外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合う室内窓枠などの内装材を取り外す必要がない。したがって、これら既存サッシ枠102およびその周囲に取り合う内外装材の取り外しに必要な手間と労力を削減できる。また、既存サッシ枠102およびその周囲に取り合う内外装材が廃棄物として排出されることがない。
また、前記サッシ枠本体20の断面形状が、既存サッシ枠102の既存サッシ枠本体120に嵌合するような断面に形成されているので、サッシ枠本体20を既存サッシ枠102に被せるようにして取り付けることができる。よって、既存サッシ枠102の内法寸法102Hに比して、リフォーム用サッシ枠2の内法寸法2Hが、さほど小さくなることがない。
【0007】
請求項2記載のリフォーム用サッシ枠1(例えば図1〜図2参照)は、請求項1において、
サッシ枠本体10が複数の部材11,12,12,13から構成されていること
を特徴とする。
ここで、前記複数の部材11,12,12,13は、例えばサッシ枠本体10を構成する上下の横枠と左右の縦枠であるが、この他、リフォーム用サッシ枠1の屋内側に取り付ける化粧枠や、屋外側に取り付ける雨戸用の枠などを部材の一つとしてもよく、さらに、これら化粧枠や雨戸用の枠を複数の部材で構成してもよい。
【0008】
この請求項2記載のリフォーム用サッシ枠1によれば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、サッシ枠本体10が複数の部材11,12,12,13から構成されているので、前記複数の部材11,12,12,13を分割した状態で、かさばることなく搬送することができる。また、リフォーム用サッシ枠1の取り付けに当たっては、リフォーム用サッシ枠1全体に比して小さく軽量である前記部材11,12,12,13毎に所定の位置に取り付けることにより、作業性が向上する。
【0009】
請求項3記載のリフォーム用サッシ枠1(例えば図3参照)は、請求項1または2において、
前記サッシ枠本体10または固定部11b,12b,12b,13bのうちの少なくとも一方には、シャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bが着脱可能に取り付けられていること
を特徴とする。
【0010】
この請求項3記載のリフォーム用サッシ枠1によれば、請求項1または2と同様の効果が得られるとともに、シャッターを備えたリフォーム用サッシ枠を取り付ける際に、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠1と形状の異なるリフォーム用サッシ枠を別途用意する必要がなく、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠1にシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bを取り付けて使用することができる。また、既存サッシ枠101に取り付け済みのリフォーム用サッシ枠1に、後からシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bを取り付けたり、既存サッシ枠101への取り付け当初からシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bを備えていたリフォーム用サッシ枠1からシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bのみを撤去する作業を、簡便に行うことができる。
【0011】
請求項4記載のリフォーム用サッシ枠2(例えば図4参照)は、請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記サッシ枠本体20の断面形状が、既存サッシ枠102の既存サッシ枠本体120に嵌合するような断面に形成されていること
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明のリフォーム用サッシ枠の実施の形態を具体的に説明する。
【0016】
(実施形態例1)
図1は、本実施形態例のリフォーム用サッシ枠および、これを取り付ける対象となる既存サッシ枠を示すもので、図1(a)は縦断面図、図1(b)は平断面図である。図2,図3は、このリフォーム用サッシ枠を既存サッシ枠に取り付けた状態を示すもので、図2(a),図3(a)は縦断面図、図2(b),図3(b)は平断面図である。
【0017】
本実施形態例のリフォーム用サッシ枠1は、図1に示すように、正面視略矩形状のサッシ枠本体10と、シャッター用レール14a、シャッター用水切14bとから概略構成されている。サッシ枠本体10はさらに、部材11,12,12,13とから構成されている。前記部材11,13は、サッシ枠本体10の上下の横枠であり、前記部材12,12は、サッシ枠本体10の左右の縦枠である。サッシ枠本体の部材11,13はそれぞれ、レール部11a,13aを備え、またサッシ枠本体の部材11,12,12,13にはそれぞれ、固定部11b,12b,12b,13bが形成されている。
固定部11b,12b,13bはそれぞれ、部材11の上面、部材12の側面、部材13の下面からサッシ枠本体10の枠外方に突出する板状のものであり、各部材11,12,13の長手方向に延在するようにして形成されている。
ここで、サッシ枠本体10を構成する部材11,12,12,13、および、シャッター用レール14a、シャッター用水切14bのそれぞれは、アルミニウム材で形成されている。
【0018】
本リフォーム用サッシ枠1を既存サッシ枠101に取り付けるに当たっては、まず、部材11を、既存サッシ枠101の枠上部の既存サッシ枠本体110に当接するように所定の位置に配し、部材11に形成された固定部11bを、既存サッシ枠面上に、図示しないネジによって締め付け固定する。他の部材12,12,13も順次、それぞれに形成された固定部12b,12b,13bを、既存サッシ枠面上に、図示しないネジによって締め付け固定する。この状態で、図2に示すように、リフォーム用サッシ枠1が既存サッシ枠101に取り付けられた状態となる。最後に、リフォーム用サッシ枠の固定部11b,12b,12b,13bのそれぞれが、既存サッシ枠の屋外側の面上に取り合う部分を、図示しないシーリングにより防水処理を施す。シャッターを取り付けない場合は、この時点でリフォーム用サッシ枠1の取付作業が完了する。
【0019】
また、本リフォーム用サッシ枠1に、シャッターを取り付ける場合には、さらに、図3に示すように、シャッター用水切14bを部材13に当接するように所定の位置に配し、予め部材13およびシャッター用水切14bに設けられた図示しないビス孔にビスを締め込み固定する。続いて、2本のシャッター用レール14a,14aをそれぞれ、その嵌合部14aj,14ajを部材12,12の突起部12j,12jに嵌合させるようにしてはめ込み、部材12,12に固定する。この時点で、リフォーム用サッシ枠1の取付作業が完了する。この後、シャッターの取り付け作業を行い、このシャッターは、シャッター用レール12j,12j間を滑ることで開閉されることになる。
【0020】
(実施形態例2)
図4は、本実施形態例のリフォーム用サッシ枠2を既存サッシ枠102に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【0021】
本実施形態例のリフォーム用サッシ枠2は、図4に示すように、サッシ枠本体20から成っており、該サッシ枠本体はさらに、部材21,22,22,23とから構成されている。サッシ枠本体の部材21,23はそれぞれ、レール部21a,23aを備え、またサッシ枠本体の部材21,22,22,23にはそれぞれ、固定部21b,22b,22b,23bが形成されている。部材21の断面形状は、既存サッシ枠102の枠上部の既存サッシ枠本体120に嵌合するような断面に形成されている。
すなわち、部材21のレール部21aの内部には、上方に開口する溝21cが形成されており、この溝21cに、既存サッシ枠102のレール部が嵌合されるようになっている。
ここで、サッシ枠本体20を構成する部材21,22,22,23のそれぞれは、アルミニウム材で形成されている。
【0022】
本リフォーム用サッシ枠2を既存サッシ枠102に取り付けるに当たっては、まず、部材21を、既存サッシ枠102の枠上部の既存サッシ枠本体120に嵌合するように所定の位置に配し、部材21に形成された固定部21bを、既存サッシ枠102面上に、図示しないネジによって締め付け固定する。他の部材22,22,23も順次、それぞれに形成された固定部22b,22b,23bを、既存サッシ枠面上に、図示しないネジによって締め付け固定する。この状態で、図2に示すように、リフォーム用サッシ枠2が既存サッシ枠102に取り付けられた状態となる。最後に、リフォーム用サッシ枠の固定部21b,22b,22b,23bのそれぞれが、既存サッシ枠102の屋外側の面上に取り合う部分を、図示しないシーリングにより防水処理を施す。この時点でリフォーム用サッシ枠2の取付作業が完了する。
【0023】
(実施形態例3)
図5は、本実施形態例のリフォーム用サッシ枠3を既存サッシ枠103に取り付けた状態を示す縦断面図である。
【0024】
本実施形態例のリフォーム用サッシ枠3は、図5に示すように、サッシ枠本体30から成っており、該サッシ枠本体30はさらに、部材31,32,32,33とから構成されている。サッシ枠本体30の部材31,33はそれぞれ、レール部31a,33aを備え、またサッシ枠本体の部材31,32,32,33にはそれぞれ、固定部31b,32b,32b,33bが形成されている。サッシ枠本体30のレール部は、リフォーム用サッシ枠3が既存サッシ枠103に取り付けられた状態で、図5に示すように、既存サッシ枠103より屋外側になるような位置に設けられている。
ここで、サッシ枠本体30を構成する部材31,32,32,33のそれぞれは、アルミニウム材で形成されている。
【0025】
本リフォーム用サッシ枠3を既存サッシ枠103に取り付ける手順は、実施形態例1(または2)のリフォーム用サッシ枠1(2)の取付手順と同様、部材31,32,32,33を順次、それぞれに形成された固定部31b,32b,32b,33bを、既存サッシ枠103面上に、図示しないネジによって締め付け固定した上で、固定部11b,12b,12b,13bのそれぞれが既存サッシ枠103の屋外側の面上に取り合う部分を、図示しないシーリングにより防水処理を施す。
【0026】
以上、実施形態例1のリフォーム用サッシ枠1(2)(3)によれば、これらリフォーム用サッシ枠1(2)(3)は、建物の開口部に取り付けられている既存サッシ枠101(102)(103)に取り付けられるので、リフォーム用サッシ枠1(2)(3)を取り付ける際に、既存サッシ枠101(102)(103)および既存サッシ枠101(102)(103)周囲の外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合う室内窓枠などの内装材を取り外す必要がない。したがって、これら既存サッシ枠101(102)(103)およびその周囲に取り合う内外装材の取り外しに必要な手間と労力を削減できる。また、既存サッシ枠101およびその周囲に取り合う内外装材が廃棄物として排出されることがない。
また、サッシ枠本体10(20)(30)が複数の部材11,12,12,13(21,22,22,23)(31,32,32,33)から構成されているので、前記複数の部材11,12,12,13(21,22,22,23)(31,32,32,33)を分割した状態で、かさばることなく搬送することができる。また、リフォーム用サッシ枠1(2)(3)の取り付けに当たっては、リフォーム用サッシ枠1(2)(3)全体に比して小さく軽量である前記部材11,12,12,13(21,22,22,23)(31,32,32,33)毎に所定の位置に取り付けることにより、作業性が向上する。
【0027】
これに加えて、実施形態例1のリフォーム用サッシ枠1によれば、実施形態例1〜3に共通する上記の効果が得られるとともに、シャッターを備えたリフォーム用サッシ枠を取り付ける際に、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠1と形状の異なるリフォーム用サッシ枠を別途用意する必要がなく、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠1にシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bを取り付けて使用することができる。また、既存サッシ枠101に取り付け済みのリフォーム用サッシ枠1に、後からシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bを取り付けたり、既存サッシ枠101への取り付け当初からシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bを備えていたリフォーム用サッシ枠1からシャッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切14bのみを撤去する作業を、簡便に行うことができる。
【0028】
また、実施形態例2のリフォーム用サッシ枠2によれば、実施形態例1〜3に共通する上記の効果が得られるとともに、前記サッシ枠20本体の断面形状が、既存サッシ枠102の既存サッシ枠本体120に嵌合するような断面に形成されているので、サッシ枠本体20を既存サッシ枠102に被せるようにして取り付けることができる。よって、既存サッシ枠101の内法寸法102Hに比して、リフォーム用サッシ枠1の内法寸法2Hが、さほど小さくなることがない。
【0029】
また、実施形態例3のリフォーム用サッシ枠3によれば、実施形態例1〜3に共通する上記の効果が得られるとともに、前記サッシ枠本体30のレール部31a,33aが、既存サッシ枠103より屋外側に設けられているので、リフォーム用サッシ枠3が取り付けられた開口部において、屋内空間が屋外側へ広がり、開放感を得ることができる。また、この屋内空間の広がり部分を出窓等として利用することができる。
【0030】
なお、本発明は上記の実施形態例に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
例えば、上記の実施形態例ではリフォーム用サッシ枠1,2,3がアルミニウム材で形成されているものとしたが、これに代えて、例えば、鋼材や、防腐処理が施された木質材料などで形成されていてもよい。
また、上記の実施形態例ではリフォーム用サッシ枠1,2,3として、引違い式サッシを例に挙げたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、上げ下げ式サッシ、片開き式サッシ、両開き式サッシ、回転式サッシなどにも適用可能である。
その他、具体的な細部構造などについても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載のリフォーム用サッシ枠によれば、このリフォーム用サッシ枠は、建物の開口部に取り付けられている既存サッシ枠に取り付けられるので、リフォーム用サッシ枠を取り付ける際に、既存サッシ枠および既存サッシ枠周囲の外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合う室内窓枠などの内装材を取り外す必要がない。したがって、これら既存サッシ枠およびその周囲に取り合う内外装材の取り外しに必要な手間と労力を削減できる。また、既存サッシ枠およびその周囲に取り合う内外装材が廃棄物として排出されることがない。
また、前記サッシ枠本体の断面形状が、既存サッシ枠の既存サッシ枠本体に嵌合するような断面に形成されているので、サッシ枠本体を既存サッシ枠に被せるようにして取り付けることができる。よって、既存サッシ枠の内法寸法に比して、リフォーム用サッシ枠の内法寸法が、さほど小さくなることがない。
【0032】
請求項2記載のリフォーム用サッシ枠によれば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、サッシ枠本体が複数の部材から構成されているので、前記複数の部材を分割した状態で、かさばることなく搬送することができる。また、リフォーム用サッシ枠の取付に当たっては、リフォーム用サッシ枠全体に比して小さく軽量である前記部材毎に所定の位置に取り付けることにより、作業性が向上する。
【0033】
請求項3記載のリフォーム用サッシ枠によれば、請求項1または2と同様の効果が得られるとともに、シャッターを備えたリフォーム用サッシ枠を取り付ける際に、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠と形状の異なるリフォーム用サッシ枠を別途用意する必要がなく、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠にシャッター用レールおよびシャッター用水切を取り付けて使用することができる。また、既存サッシ枠に取り付け済みのリフォーム用サッシ枠に、後からシャッター用レールおよびシャッター用水切を取り付けたり、既存サッシ枠への取り付け当初からシャッター用レールおよびシャッター用水切を備えていたリフォーム用サッシ枠からシャッター用レールおよびシャッター用水切のみを撤去する作業を、簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフォーム用サッシ枠の一実施形態を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は平断面図である。
【図2】同、(a)は縦断面図、(b)は平断面図である。
【図3】同、(a)は縦断面図、(b)は平断面図である。
【図4】本発明のリフォーム用サッシ枠の他の実施形態を示す縦断面図である。
【図5】本発明のリフォーム用サッシ枠のさらに他の実施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 リフォーム用サッシ枠
10,20,30 サッシ枠本体
11,12,13,21,22,23,31,32,33 部材
11b,12b,13b,21b,22b,23b,31b,32b,33b固定部
14a シャッター用レール
14b シャッター用水切
101,102,103 既存サッシ枠
110,120,130 既存サッシ枠本体
Claims (3)
- 建物の開口部に取り付けられている既存サッシ枠に取り付けられるリフォーム用サッシ枠であって、
サッシ枠本体と、このサッシ枠本体に形成されて前記既存サッシ枠に固定される固定部とを備えており、
前記サッシ枠本体の上横枠の断面形状が、前記既存サッシ枠の上横枠に嵌合するような断面に形成され、かつ、前記サッシ枠本体の上横枠のレール部の内部に、上方に開口する溝が形成され、この溝に前記既存サッシ枠の上横枠のレール部が嵌合されることを特徴とするリフォーム用サッシ枠。 - 請求項1記載のリフォーム用サッシ枠において、サッシ枠本体が複数の部材から構成されていることを特徴とするリフォーム用サッシ枠。
- 請求項1または2に記載のリフォーム用サッシ枠において、前記サッシ枠本体または固定部のうちの少なくとも一方には、シャッター用レールおよびシャッター用水切が着脱可能に取り付けられていることを特徴とするリフォーム用サッシ枠。
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