JP2001082031A - リフォーム用サッシ枠 - Google Patents

リフォーム用サッシ枠

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JP2001082031A JP26258799A JP26258799A JP2001082031A JP 2001082031 A JP2001082031 A JP 2001082031A JP 26258799 A JP26258799 A JP 26258799A JP 26258799 A JP26258799 A JP 26258799A JP 2001082031 A JP2001082031 A JP 2001082031A
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薫 古内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、建物のリフォーム、改築に伴うサ
ッシ取替時に、既存のサッシ枠を撤去せずに新しいサッ
シ枠を設置することが可能なサッシ枠を提供することを
目的とする。 【解決手段】 建物の開口部に取り付けられている既存
サッシ枠101に取り付けられるリフォーム用サッシ枠
1であって、サッシ枠本体10と、このサッシ枠本体1
0に形成されて前記既存サッシ枠101に固定される固
定部11b,12b,12b,13bとを備えているこ
とを特徴とするリフォーム用サッシ枠1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物のリフォー
ム、改築に伴うサッシ取替時に、既存のサッシ枠を撤去
せずに新しいサッシを設置することが可能なリフォーム
用サッシ枠に関するものである。
【0002】
【背景の技術】従来、建物のリフォームや改築時にサッ
シを交換する際、建物躯体と取り合う開口柱、横取付材
や、外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合
う室内窓枠などの内装材をいったん解体し、サッシ枠全
部を交換する方法が採られている。この方法では、サッ
シ枠の取り外し工事や新たなサッシ枠の取付後の修復工
事に多くの労力、手間を要するとともに、不要となった
既存のサッシ枠および既存のサッシ枠とともに取り外さ
れた、サッシ枠周囲の外装材、内装材が廃棄物として排
出される点が問題であった。
【0003】そこで、特開平10−102917号公報
「サッシ枠体及び開口部構造」に開示されているよう
に、サッシ枠を、建物躯体への取付側のインナーサッシ
枠と、窓材またはドアを保持するアウターサッシ枠とに
より構成し、前記インナーサッシ枠と前記アウターサッ
シ枠とを相互に着脱可能に構成することで、サッシの交
換を容易にする技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アウターサッ
シ枠とインナーサッシ枠とで構成されたサッシ枠ではな
く、通常のサッシ枠が設けられた既存建物のサッシを交
換する場合には、上記技術を採ることができない。ま
た、上記技術によれば、サッシの交換後不要になったイ
ンナーサッシ枠が廃棄物として生じる。上記の課題に鑑
み、本発明は、建物のリフォーム、改築に伴うサッシ取
替時に、既存のサッシ枠を撤去せずに新しいサッシ枠を
設置することが可能なサッシ枠を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のリフォーム用サッシ枠1(例えば図
1〜図2参照)は、建物の開口部に取り付けられている
既存サッシ枠101に取り付けられるリフォーム用サッ
シ枠1であって、サッシ枠本体10と、このサッシ枠本
体10に形成されて前記既存サッシ枠101に固定され
る固定部11b,12b,12b,13bとを備えてい
ることを特徴とする。ここで、前記サッシ枠本体10
は、例えば窓などの引違い戸がはめ込まれるものであ
り、レール部11a,13aを備えているが、開き戸や
回転式の戸などがはめ込まれる場合は、レール部を備え
ていなくてもよい。また、前記固定部11b,12b,
12b,13bは、サッシ枠本体10の枠外方に突出す
る板状のものが好ましく、該固定部11b,12b,1
2b,13bにはビス孔(図示せず)などが形成されて
いる。
【0006】この請求項1記載のリフォーム用サッシ枠
1によれば、このリフォーム用サッシ枠1は、建物の開
口部に取り付けられている既存サッシ枠101に取り付
けられるので、リフォーム用サッシ枠1を取り付ける際
に、既存サッシ枠101および既存サッシ枠101周囲
の外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合う
室内窓枠などの内装材を取り外す必要がない。したがっ
て、これら既存サッシ枠101およびその周囲に取り合
う内外装材の取り外しに必要な手間と労力を削減でき
る。また、既存サッシ枠101およびその周囲に取り合
う内外装材が廃棄物として排出されることがない。
【0007】請求項2記載のリフォーム用サッシ枠1
(例えば図1〜図2参照)は、請求項1において、サッ
シ枠本体10が複数の部材11,12,12,13から
構成されていることを特徴とする。ここで、前記複数の
部材11,12,12,13は、例えばサッシ枠本体1
0を構成する上下の横枠と左右の縦枠であるが、この
他、リフォーム用サッシ枠1の屋内側に取り付ける化粧
枠や、屋外側に取り付ける雨戸用の枠などを部材の一つ
としてもよく、さらに、これら化粧枠や雨戸用の枠を複
数の部材で構成してもよい。
【0008】この請求項2記載のリフォーム用サッシ枠
1によれば、請求項1と同様の効果が得られるととも
に、サッシ枠本体10が複数の部材11,12,12,
13から構成されているので、前記複数の部材11,1
2,12,13を分割した状態で、かさばることなく搬
送することができる。また、リフォーム用サッシ枠1の
取り付けに当たっては、リフォーム用サッシ枠1全体に
比して小さく軽量である前記部材11,12,12,1
3毎に所定の位置に取り付けることにより、作業性が向
上する。
【0009】請求項3記載のリフォーム用サッシ枠1
(例えば図3参照)は、請求項1または2において、前
記サッシ枠本体10または固定部11b,12b,12
b,13bのうちの少なくとも一方には、シャッター用
レール14a,14aおよびシャッター用水切14bが
着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
【0010】この請求項3記載のリフォーム用サッシ枠
1によれば、請求項1または2と同様の効果が得られる
とともに、シャッターを備えたリフォーム用サッシ枠を
取り付ける際に、シャッターを備えないリフォーム用サ
ッシ枠1と形状の異なるリフォーム用サッシ枠を別途用
意する必要がなく、シャッターを備えないリフォーム用
サッシ枠1にシャッター用レール14a,14aおよび
シャッター用水切14bを取り付けて使用することがで
きる。また、既存サッシ枠101に取り付け済みのリフ
ォーム用サッシ枠1に、後からシャッター用レール14
a,14aおよびシャッター用水切14bを取り付けた
り、既存サッシ枠101への取り付け当初からシャッタ
ー用レール14a,14aおよびシャッター用水切14
bを備えていたリフォーム用サッシ枠1からシャッター
用レール14a,14aおよびシャッター用水切14b
のみを撤去する作業を、簡便に行うことができる。
【0011】請求項4記載のリフォーム用サッシ枠2
(例えば図4参照)は、請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記サッシ枠本体20の断面形状が、既存サッシ枠
102の既存サッシ枠本体120に嵌合するような断面
に形成されていることを特徴とする。
【0012】この請求項4記載のリフォーム用サッシ枠
2によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果が得
られるとともに、前記サッシ枠20本体の断面形状が、
既存サッシ枠102の既存サッシ枠本体120に嵌合す
るような断面に形成されているので、サッシ枠本体20
を既存サッシ枠102に被せるようにして取り付けるこ
とができる。よって、既存サッシ枠102の内法寸法1
02Hに比して、リフォーム用サッシ枠2の内法寸法2
Hが、さほど小さくなることがない。
【0013】請求項5記載のリフォーム用サッシ枠3
(例えば図5参照)は、請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記サッシ枠本体30のレール部31a,33a
が、既存サッシ枠103より屋外側に設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】この請求項5記載のリフォーム用サッシ枠
3によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果が得
られるとともに、前記サッシ枠本体30のレール部31
a,33aが、既存サッシ枠103より屋外側に設けら
れているので、リフォーム用サッシ枠3が取り付けられ
た開口部において、屋内空間が屋外側へ広がり、開放感
を得ることができる。また、この屋内空間の広がり部分
を出窓等として利用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
リフォーム用サッシ枠の実施の形態を具体的に説明す
る。
【0016】(実施形態例1)図1は、本実施形態例の
リフォーム用サッシ枠および、これを取り付ける対象と
なる既存サッシ枠を示すもので、図1(a)は縦断面
図、図1(b)は平断面図である。図2,図3は、この
リフォーム用サッシ枠を既存サッシ枠に取り付けた状態
を示すもので、図2(a),図3(a)は縦断面図、図
2(b),図3(b)は平断面図である。
【0017】本実施形態例のリフォーム用サッシ枠1
は、図1に示すように、正面視略矩形状のサッシ枠本体
10と、シャッター用レール14a、シャッター用水切
14bとから概略構成されている。サッシ枠本体10は
さらに、部材11,12,12,13とから構成されて
いる。前記部材11,13は、サッシ枠本体10の上下
の横枠であり、前記部材12,12は、サッシ枠本体1
0の左右の縦枠である。サッシ枠本体の部材11,13
はそれぞれ、レール部11a,13aを備え、またサッ
シ枠本体の部材11,12,12,13にはそれぞれ、
固定部11b,12b,12b,13bが形成されてい
る。固定部11b,12b,13bはそれぞれ、部材1
1の上面、部材12の側面、部材13の下面からサッシ
枠本体10の枠外方に突出する板状のものであり、各部
材11,12,13の長手方向に延在するようにして形
成されている。ここで、サッシ枠本体10を構成する部
材11,12,12,13、および、シャッター用レー
ル14a、シャッター用水切14bのそれぞれは、アル
ミニウム材で形成されている。
【0018】本リフォーム用サッシ枠1を既存サッシ枠
101に取り付けるに当たっては、まず、部材11を、
既存サッシ枠101の枠上部の既存サッシ枠本体110
に当接するように所定の位置に配し、部材11に形成さ
れた固定部11bを、既存サッシ枠面上に、図示しない
ネジによって締め付け固定する。他の部材12,12,
13も順次、それぞれに形成された固定部12b,12
b,13bを、既存サッシ枠面上に、図示しないネジに
よって締め付け固定する。この状態で、図2に示すよう
に、リフォーム用サッシ枠1が既存サッシ枠101に取
り付けられた状態となる。最後に、リフォーム用サッシ
枠の固定部11b,12b,12b,13bのそれぞれ
が、既存サッシ枠の屋外側の面上に取り合う部分を、図
示しないシーリングにより防水処理を施す。シャッター
を取り付けない場合は、この時点でリフォーム用サッシ
枠1の取付作業が完了する。
【0019】また、本リフォーム用サッシ枠1に、シャ
ッターを取り付ける場合には、さらに、図3に示すよう
に、シャッター用水切14bを部材13に当接するよう
に所定の位置に配し、予め部材13およびシャッター用
水切14bに設けられた図示しないビス孔にビスを締め
込み固定する。続いて、2本のシャッター用レール14
a,14aをそれぞれ、その嵌合部14aj,14aj
を部材12,12の突起部12j,12jに嵌合させる
ようにしてはめ込み、部材12,12に固定する。この
時点で、リフォーム用サッシ枠1の取付作業が完了す
る。この後、シャッターの取り付け作業を行い、このシ
ャッターは、シャッター用レール12j,12j間を滑
ることで開閉されることになる。
【0020】(実施形態例2)図4は、本実施形態例の
リフォーム用サッシ枠2を既存サッシ枠102に取り付
けた状態を示す縦断面図である。
【0021】本実施形態例のリフォーム用サッシ枠2
は、図4に示すように、サッシ枠本体20から成ってお
り、該サッシ枠本体はさらに、部材21,22,22,
23とから構成されている。サッシ枠本体の部材21,
23はそれぞれ、レール部21a,23aを備え、また
サッシ枠本体の部材21,22,22,23にはそれぞ
れ、固定部21b,22b,22b,23bが形成され
ている。部材21の断面形状は、既存サッシ枠102の
枠上部の既存サッシ枠本体120に嵌合するような断面
に形成されている。すなわち、部材21のレール部21
aの内部には、上方に開口する溝21cが形成されてお
り、この溝21cに、既存サッシ枠102のレール部が
嵌合されるようになっている。ここで、サッシ枠本体2
0を構成する部材21,22,22,23のそれぞれ
は、アルミニウム材で形成されている。
【0022】本リフォーム用サッシ枠2を既存サッシ枠
102に取り付けるに当たっては、まず、部材21を、
既存サッシ枠102の枠上部の既存サッシ枠本体120
に嵌合するように所定の位置に配し、部材21に形成さ
れた固定部21bを、既存サッシ枠102面上に、図示
しないネジによって締め付け固定する。他の部材22,
22,23も順次、それぞれに形成された固定部22
b,22b,23bを、既存サッシ枠面上に、図示しな
いネジによって締め付け固定する。この状態で、図2に
示すように、リフォーム用サッシ枠2が既存サッシ枠1
02に取り付けられた状態となる。最後に、リフォーム
用サッシ枠の固定部21b,22b,22b,23bの
それぞれが、既存サッシ枠102の屋外側の面上に取り
合う部分を、図示しないシーリングにより防水処理を施
す。この時点でリフォーム用サッシ枠2の取付作業が完
了する。
【0023】(実施形態例3)図5は、本実施形態例の
リフォーム用サッシ枠3を既存サッシ枠103に取り付
けた状態を示す縦断面図である。
【0024】本実施形態例のリフォーム用サッシ枠3
は、図5に示すように、サッシ枠本体30から成ってお
り、該サッシ枠本体30はさらに、部材31,32,3
2,33とから構成されている。サッシ枠本体30の部
材31,33はそれぞれ、レール部31a,33aを備
え、またサッシ枠本体の部材31,32,32,33に
はそれぞれ、固定部31b,32b,32b,33bが
形成されている。サッシ枠本体30のレール部は、リフ
ォーム用サッシ枠3が既存サッシ枠103に取り付けら
れた状態で、図5に示すように、既存サッシ枠103よ
り屋外側になるような位置に設けられている。ここで、
サッシ枠本体30を構成する部材31,32,32,3
3のそれぞれは、アルミニウム材で形成されている。
【0025】本リフォーム用サッシ枠3を既存サッシ枠
103に取り付ける手順は、実施形態例1(または2)
のリフォーム用サッシ枠1(2)の取付手順と同様、部
材31,32,32,33を順次、それぞれに形成され
た固定部31b,32b,32b,33bを、既存サッ
シ枠103面上に、図示しないネジによって締め付け固
定した上で、固定部11b,12b,12b,13bの
それぞれが既存サッシ枠103の屋外側の面上に取り合
う部分を、図示しないシーリングにより防水処理を施
す。
【0026】以上、実施形態例1のリフォーム用サッシ
枠1(2)(3)によれば、これらリフォーム用サッシ
枠1(2)(3)は、建物の開口部に取り付けられてい
る既存サッシ枠101(102)(103)に取り付け
られるので、リフォーム用サッシ枠1(2)(3)を取
り付ける際に、既存サッシ枠101(102)(10
3)および既存サッシ枠101(102)(103)周
囲の外壁部分に取り合うシーリングや内装部分に取り合
う室内窓枠などの内装材を取り外す必要がない。したが
って、これら既存サッシ枠101(102)(103)
およびその周囲に取り合う内外装材の取り外しに必要な
手間と労力を削減できる。また、既存サッシ枠101お
よびその周囲に取り合う内外装材が廃棄物として排出さ
れることがない。また、サッシ枠本体10(20)(3
0)が複数の部材11,12,12,13(21,2
2,22,23)(31,32,32,33)から構成
されているので、前記複数の部材11,12,12,1
3(21,22,22,23)(31,32,32,3
3)を分割した状態で、かさばることなく搬送すること
ができる。また、リフォーム用サッシ枠1(2)(3)
の取り付けに当たっては、リフォーム用サッシ枠1
(2)(3)全体に比して小さく軽量である前記部材1
1,12,12,13(21,22,22,23)(3
1,32,32,33)毎に所定の位置に取り付けるこ
とにより、作業性が向上する。
【0027】これに加えて、実施形態例1のリフォーム
用サッシ枠1によれば、実施形態例1〜3に共通する上
記の効果が得られるとともに、シャッターを備えたリフ
ォーム用サッシ枠を取り付ける際に、シャッターを備え
ないリフォーム用サッシ枠1と形状の異なるリフォーム
用サッシ枠を別途用意する必要がなく、シャッターを備
えないリフォーム用サッシ枠1にシャッター用レール1
4a,14aおよびシャッター用水切14bを取り付け
て使用することができる。また、既存サッシ枠101に
取り付け済みのリフォーム用サッシ枠1に、後からシャ
ッター用レール14a,14aおよびシャッター用水切
14bを取り付けたり、既存サッシ枠101への取り付
け当初からシャッター用レール14a,14aおよびシ
ャッター用水切14bを備えていたリフォーム用サッシ
枠1からシャッター用レール14a,14aおよびシャ
ッター用水切14bのみを撤去する作業を、簡便に行う
ことができる。
【0028】また、実施形態例2のリフォーム用サッシ
枠2によれば、実施形態例1〜3に共通する上記の効果
が得られるとともに、前記サッシ枠20本体の断面形状
が、既存サッシ枠102の既存サッシ枠本体120に嵌
合するような断面に形成されているので、サッシ枠本体
20を既存サッシ枠102に被せるようにして取り付け
ることができる。よって、既存サッシ枠101の内法寸
法102Hに比して、リフォーム用サッシ枠1の内法寸
法2Hが、さほど小さくなることがない。
【0029】また、実施形態例3のリフォーム用サッシ
枠3によれば、実施形態例1〜3に共通する上記の効果
が得られるとともに、前記サッシ枠本体30のレール部
31a,33aが、既存サッシ枠103より屋外側に設
けられているので、リフォーム用サッシ枠3が取り付け
られた開口部において、屋内空間が屋外側へ広がり、開
放感を得ることができる。また、この屋内空間の広がり
部分を出窓等として利用することができる。
【0030】なお、本発明は上記の実施形態例に限定さ
れることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。例え
ば、上記の実施形態例ではリフォーム用サッシ枠1,
2,3がアルミニウム材で形成されているものとした
が、これに代えて、例えば、鋼材や、防腐処理が施され
た木質材料などで形成されていてもよい。また、上記の
実施形態例ではリフォーム用サッシ枠1,2,3とし
て、引違い式サッシを例に挙げたが、本発明はこれに限
定されることなく、例えば、上げ下げ式サッシ、片開き
式サッシ、両開き式サッシ、回転式サッシなどにも適用
可能である。その他、具体的な細部構造などについても
適宜に変更可能であることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載のリフォーム用サッシ枠に
よれば、このリフォーム用サッシ枠は、建物の開口部に
取り付けられている既存サッシ枠に取り付けられるの
で、リフォーム用サッシ枠を取り付ける際に、既存サッ
シ枠および既存サッシ枠周囲の外壁部分に取り合うシー
リングや内装部分に取り合う室内窓枠などの内装材を取
り外す必要がない。したがって、これら既存サッシ枠お
よびその周囲に取り合う内外装材の取り外しに必要な手
間と労力を削減できる。また、既存サッシ枠およびその
周囲に取り合う内外装材が廃棄物として排出されること
がない。
【0032】請求項2記載のリフォーム用サッシ枠によ
れば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、サッ
シ枠本体が複数の部材から構成されているので、前記複
数の部材を分割した状態で、かさばることなく搬送する
ことができる。また、リフォーム用サッシ枠の取付に当
たっては、リフォーム用サッシ枠全体に比して小さく軽
量である前記部材毎に所定の位置に取り付けることによ
り、作業性が向上する。
【0033】請求項3記載のリフォーム用サッシ枠によ
れば、請求項1または2と同様の効果が得られるととも
に、シャッターを備えたリフォーム用サッシ枠を取り付
ける際に、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠
と形状の異なるリフォーム用サッシ枠を別途用意する必
要がなく、シャッターを備えないリフォーム用サッシ枠
にシャッター用レールおよびシャッター用水切を取り付
けて使用することができる。また、既存サッシ枠に取り
付け済みのリフォーム用サッシ枠に、後からシャッター
用レールおよびシャッター用水切を取り付けたり、既存
サッシ枠への取り付け当初からシャッター用レールおよ
びシャッター用水切を備えていたリフォーム用サッシ枠
からシャッター用レールおよびシャッター用水切のみを
撤去する作業を、簡便に行うことができる。
【0034】請求項4記載のリフォーム用サッシ枠によ
れば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果が得られる
とともに、前記サッシ枠本体の断面形状が、既存サッシ
枠の既存サッシ枠本体に嵌合するような断面に形成され
ているので、サッシ枠本体を既存サッシ枠に被せるよう
にして取り付けることができる。よって、既存サッシ枠
の内法寸法に比して、リフォーム用サッシ枠の内法寸法
が、さほど小さくなることがない。
【0035】請求項5記載のリフォーム用サッシ枠によ
れば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果が得られる
とともに、前記サッシ枠本体のレール部が、既存サッシ
枠より屋外側に設けられているので、リフォーム用サッ
シ枠が取り付けられた開口部において、屋内空間が屋外
側へ広がり、開放感を得ることができる。また、この屋
内空間の広がり部分を出窓等として利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフォーム用サッシ枠の一実施形態を
示すもので、(a)は縦断面図、(b)は平断面図であ
る。
【図2】同、(a)は縦断面図、(b)は平断面図であ
る。
【図3】同、(a)は縦断面図、(b)は平断面図であ
る。
【図4】本発明のリフォーム用サッシ枠の他の実施形態
を示す縦断面図である。
【図5】本発明のリフォーム用サッシ枠のさらに他の実
施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 リフォーム用サッシ枠 10,20,30 サッシ枠本体 11,12,13,21,22,23,31,32,3
3 部材 11b,12b,13b,21b,22b,23b,3
1b,32b,33b固定部 14a シャッター用レール 14b シャッター用水切 101,102,103 既存サッシ枠 110,120,130 既存サッシ枠本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の開口部に取り付けられている既存サ
    ッシ枠に取り付けられるリフォーム用サッシ枠であっ
    て、 サッシ枠本体と、このサッシ枠本体に形成されて前記既
    存サッシ枠に固定される固定部とを備えていることを特
    徴とするリフォーム用サッシ枠。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリフォーム用サッシ枠にお
    いて、 サッシ枠本体が複数の部材から構成されていることを特
    徴とするリフォーム用サッシ枠。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のリフォーム用サ
    ッシ枠において、 前記サッシ枠本体または固定部のうちの少なくとも一方
    には、シャッター用レールおよびシャッター用水切が着
    脱可能に取り付けられていることを特徴とするリフォー
    ム用サッシ枠。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のリフォー
    ム用サッシ枠において、 前記サッシ枠本体の断面形状が、既存サッシ枠の既存サ
    ッシ枠本体に嵌合するような断面に形成されていること
    を特徴とするリフォーム用サッシ枠。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかに記載のリフォー
    ム用サッシ枠において、 前記サッシ枠本体のレール部が、既存サッシ枠より屋外
    側に設けられていることを特徴とするリフォーム用サッ
    シ枠。
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