JP2002276249A - 開口部装置およびその改装方法 - Google Patents

開口部装置およびその改装方法

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JP2002276249A
JP2002276249A JP2001071409A JP2001071409A JP2002276249A JP 2002276249 A JP2002276249 A JP 2002276249A JP 2001071409 A JP2001071409 A JP 2001071409A JP 2001071409 A JP2001071409 A JP 2001071409A JP 2002276249 A JP2002276249 A JP 2002276249A
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JP2001071409A
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Shuichi Yoshida
修一 吉田
Kiyoji Hayashi
廉治 林
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Tostem Corp
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Tostem Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランニングと内装や外装の工事を並行に進
めることができ、工期の短縮を図る。また、内装や外装
を壊すこと無く容易に改装を可能とする。 【解決手段】 建物の開口2に上枠3a、下枠3bおよ
び左右の縦枠3c,3cからなる主枠3を設け、該主枠
3内に複数種類の中から任意に選択した一つもしくは複
数の窓4を屋外側から着脱可能に設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部装置および
その改装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の開口に窓(窓サッシ)を
設ける場合、先ず窓の種類の選択や組合せなどのプラン
ニングを行ない、プランニングが決定し、建物の開口に
窓枠を取付けてから建物の内装や外装の工事が行なわれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような窓においては、プランニングが決定し、建物の
開口に窓枠を取付けてからでないと内装や外装の工事を
行なうことができないため、工期が長引くという問題が
あった。また、工期が短くなっている現状では、十分な
プランニングができないという問題がある。
【0004】また、建物の耐久性の向上に伴い、築後、
窓の種類や組合せなどを変更する改装が行われるように
なってきているが、改装を行なう場合、窓枠を取外すた
めに内装や外装を壊さなければならなかった。なお、内
装や外装を壊さずに窓の改装を行なう方法として、建物
の開口に取付けられている既存の窓枠にカバーを被せる
改装方法が提案されているが、この改装方法では窓枠に
カバーを被せるため、開口が狭くなってしまう問題があ
る。
【0005】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、プランニングと内装や外装の工事を並行に進める
ことができ、工期の短縮が図れる開口部装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、内装や外装を壊す
こと無く、且つ開口を狭くすること無く改装を容易に行
なうことができる開口部装置の改装方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
の開口部装置は、建物の開口に上枠、下枠および左右の
縦枠からなる主枠を設け、該主枠内に複数種類の中から
任意に選択した一つもしくは複数の窓を屋外側から着脱
可能に設けてなることを特徴とする。
【0007】請求項2の開口部装置は、建物の開口に設
けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる主枠と、
該主枠内に屋外側から着脱可能に設けられ複数種類の中
から任意に選択して組合された複数の窓とを備え、前記
窓は単独もしくは共通の窓枠と、該窓枠内に設けられる
固定もしくは可動の障子とを有し、前記主枠の内周に取
付片を設けると共に、前記窓枠に前記取付片と対応する
被取付片を設け、前記取付片に前記被取付片を屋内側も
しくは屋外側から固着具により着脱可能に固定して前記
主枠内に複数の窓を屋外側から着脱可能に取付けてなる
ことを特徴とする。
【0008】請求項3の開口部装置は、建物の周方向に
連続して設けられた開口に周方向に沿って上枠および下
枠からなる主枠を設け、該主枠内に複数種類の中から任
意に選択した複数の窓を屋外側から着脱可能に設けてな
ることを特徴とする。
【0009】請求項4の開口部装置は、建物の周囲に連
続して設けられた開口に設けられる上枠および下枠から
なる主枠と、該主枠内に屋外側から着脱可能に設けられ
複数種類の中から任意に選択して組合された複数の窓と
を備え、前記窓は単独もしくは共通の窓枠と、該窓枠内
に設けられる固定もしくは可動の障子とを有し、前記主
枠に取付片を設けると共に、前記窓枠に前記取付片と対
応する被取付片を設け、前記取付片に前記被取付片を屋
内側もしくは屋外側から固着具により着脱可能に固定し
て前記主枠内に複数の窓を屋外側から着脱可能に取付け
てなることを特徴とする。
【0010】請求項5の開口部装置の改装方法は、建物
の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からな
る主枠と、該主枠内に屋外側から着脱可能に設けられ複
数種類の中から任意に選択して組合された複数の窓とを
備えた開口部装置の改装方法であって、前記主枠内の前
記窓を屋外側から取外し、新たに選択して組合せた窓を
前記主枠内に屋外側から取付けて改装することを特徴と
する。
【0011】請求項6の開口部装置の改装方法は、建物
の周囲に連続して設けられた開口に設けられる上枠およ
び下枠からなる主枠と、該主枠内に屋外側から着脱可能
に設けられ複数種類の中から任意に選択して組合された
複数の窓とを備え開口部装置の改装方法であって、前記
主枠内の前記窓を屋外側から取外し、新たに選択して組
合せた窓を前記主枠内に屋外側から取付けて改装するこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態で
ある開口部装置の一例(パターン1)を示す屋内側正面
図、図5は図1のA−A矢視拡大断面図、図6は図1の
B−B矢視一部省略拡大断面図である。
【0013】これらの図において、1は建物の開口に設
けられる開口部装置で、図示例ではマンション等のビル
用の窓装置として構成されている。この開口部装置1
は、建物の開口2に設けられるベースとしての主枠3
と、この主枠3内に屋外側から着脱可能に設けられる複
数例えば三つの窓4,4,4とから構成されている。図
示例では、三つの窓(窓サッシ)4,4,4は、複数種
類の中から任意に選択して組合せた同種の引違い窓から
なっている。
【0014】前記主枠3は、例えばアルミニウム合金の
押出形材からなる上枠3a、下枠3bおよび左右の縦枠
3c,3cを四周枠状に組立てて構成されている。この
場合、主枠3を構成する上枠3a、下枠3bおよび左右
の縦枠3c,3cは、ホロー構造(中空構造)になって
いることが好ましい。主枠3をホロー構造とすることに
より、軽量化および強度の向上が図れると共に、図5に
実線もしくは仮想線で示すように、外装材5の取付位置
を自由に選択することが可能となる。主枠3を鉄筋コン
クリート製の建物の躯体6に取付けるために、主枠3に
はアンカー7が取付けられ、このアンカー7が躯体6の
鉄筋8に溶接されている。
【0015】主枠3には、各枠3a,3b,3cの屋内
端より面内方向に突出した突出片9が形成され、各突出
片9の先端には額縁10に固定される額縁固定片11が
屋内側に突出して形成されている。従って、躯体6に主
枠3を設置することにより、額縁10や内装材12の施
工等の内装工事や前記外装材5の施工等の外装工事がで
きるようになっている。
【0016】また、主枠3の内周には、各窓(引違い
窓)4の窓枠を屋外側から着脱可能に取付けるための取
付手段として、取付片13,14が設けられている。取
付片13,14は、窓枠の取付強度の向上を図るため
に、第1の取付片13と、第2の取付片14との二重構
成になっていることが好ましい。
【0017】第1の取付片13は、前記主枠3の突出片
9に屋外側に突出して設けられている。第2の取付片1
4は、主枠3の内周面の屋内外方向略中間部に面内方向
に突出して設けられている。これら第1および第2の取
付片13,14は、主枠3の各枠3a,3b,3cに一
体形成されていることが好ましいが、別体で設けられて
いても良い。
【0018】前記三つの窓(引違い窓)4,4,4は、
同種類であるため、一つの窓4について説明する。この
窓4は、通常の引違い窓サッシと同様、単独の窓枠15
と、この窓枠15内に引違い開閉自在(可動)に組込ま
れた内外の障子16a,16bとから構成されている。
窓枠15は、例えばアルミニウム合金の押出形材からな
る上枠15a、下枠15bおよび左右の縦枠15c,1
5cを四周枠状に組立てて構成されている。下枠15b
には、水切り部材17が取付けられている。
【0019】前記三つの窓の窓枠15は、隣接する縦枠
15c,15c同士を方立18を介して互いに連結する
ことにより、横方向に隣接して連結され、連窓を構成し
ている。なお、方立18は、例えば図8に示すように構
成されている。窓枠15の縦枠15cには、方立18が
屋外側から係合する第1および第2の係合部19,20
が形成されている。方立18の屋内面には、隣接する縦
枠15cの第1の係合部19を方立18との間で挟み込
んで固定するための固定板21が固着具であるネジ22
で締付け固定されている。
【0020】また、連窓となった窓枠15には、取付片
13,14と対応する被取付片23,24が設けられて
いる。この場合、窓枠15には、前記主枠3の第1の取
付片13と対応する箇所に第1の被取付片23が設けら
れていると共に、主枠3の第2の取付片14と対応する
箇所に第2の被取付片24が設けられていることが好ま
しい。前記第1の被取付片23は、断面L字状のアング
ル材からなり、主枠3の第1の取付片13の外側(外周
側)に位置するように連窓の窓枠15の屋内端に適宜配
置されてビス25で固定されている。
【0021】前記第2の被取付片24は、連窓の窓枠1
5の上面、下面および左右の側面に面外方向に突出して
設けられている。この場合、上面および下面の第2の被
取付片24は、各上枠15aの上面および各下枠15b
の下面にそれぞれ一体形成されている。左右両側面の第
2の被取付片24は、方立18を取付可能とした縦枠1
5cの第1および第2の係合部19,20に跨ってビス
26で取付けられる基部24aを有し、縦枠15cに別
体で設けられている。
【0022】主枠3に窓枠15を取付ける場合、主枠3
内に窓枠15を屋外側から挿入し、第1の被取付片23
を主枠3の第1の取付片13の内側(内周側)に位置さ
せ(嵌合させ)、第2の被取付片24を主枠3の第2の
取付片14の屋外面に当接させる。すなわち、第1の取
付片13に対して第1の被取付片23を面内外方向に重
ね合せ、第2の取付片14に対して第2の取付片24を
屋内外方向に重ね合せる。
【0023】そして、第1の取付片13に対して第1の
被取付片23を屋内側の開口内側から固着具であるビス
27で着脱可能に固定(接合)し、第2の取付片14に
対して第2の被取付片24を屋外側からビス28で着脱
可能に固定(接合)すれば良い。このように窓枠をビス
止めによる2点拘束で取付ける構造とすることにより建
築基準法で規定する乙種防火戸としての要件を満たして
いる。
【0024】窓枠15は、連窓に組立ててから主枠3に
取付けることが好ましいが、主枠3に個々に取付けなが
ら連窓に組立てるようにしても良い。また、窓枠15の
取付け後は、第1の被取付片23よりも開口面内側の突
出片9と窓枠15の隙間にシーリング29を施し、第2
の被取付片24よりも屋外側の主枠3と窓枠15の隙間
にシーリング30を施すことが好ましい。
【0025】図2は開口部装置の他の例(パターン2)
を示す屋内側正面図、図7は図2のC−C矢視拡大断面
図、図8は図2のD−D矢視一部省略拡大断面図であ
る。本例の開口部装置において、前記図1、図5および
図6に示した開口部装置と同一部分は同一参照符号を付
して説明を省略する。本例の開口部装置1においては、
主枠3内に屋外側から着脱可能に設けられる複数例えば
三つの窓のうち、二つが同種の引違い窓4とされ、他の
一つが異種の竪軸回動窓40とされている。
【0026】竪軸回動窓40は、上枠15a、下枠15
bおよび左右の縦枠15c,15cからなる窓枠15A
と、この窓枠15A内に上下の竪軸31,31を介して
水平回動可能に設けられた障子6cとを備えている。窓
枠15Aは、障子取付部を除き、前記引違い窓4の窓枠
15と同様に構成されている。竪軸回動窓40の窓枠1
5Aと引違い窓4の窓枠15は、方立18を介して横方
向に隣接して連結され、連窓に構成されている。
【0027】図3は開口部装置の他の例(パターン3)
を示す屋内側正面図、図9は図3のE−E矢視拡大断面
図である。本例の開口部装置において、前記図1、図5
および図6に示した開口部装置と同一部分は同一参照符
号を付して説明を省略する。本例の開口部装置1におい
ては、主枠3内に屋外側から着脱可能に設けられる複数
例えば三つの窓が、中央の嵌め殺し窓(フィックス窓)
41と、一側の片引き窓42と、他側の片開き窓43と
から構成されている。
【0028】嵌め殺し窓41と片引き窓42は、上枠1
5a、下枠15bおよび左右の縦枠15c,15cから
なる共通の窓枠15Bを備え、窓枠15B内の一側に固
定障子としてのガラス6dが嵌められ、窓枠15B内の
他側に片引き(可動)の障子6eが開閉可能に組込まれ
ている。片開き窓43は、上枠15a、下枠15bおよ
び左右の縦枠15c,15cからなる窓枠15Dと、こ
の窓枠15D内に片開き可能に水平回動可能に設けられ
た障子6fとを備えている。前記共通の窓枠15Bと片
開き窓43の窓枠15Dは、方立18を介して横方向に
隣接して連結され、連窓に構成されている。
【0029】図4は開口部装置の他の例(パターン4)
を示す屋内側正面図、図10は図4のF−F矢視拡大断
面図である。本例の開口部装置において、前記図1、図
5および図6に示した開口部装置と同一部分は同一参照
符号を付して説明を省略する。本例の開口部装置1にお
いては、主枠3内が無目材35を介して上部と下部に仕
切られ、上部には複数例えば四つの排煙窓44が束材3
6を介して横方向に隣接して配設されている。また、主
枠3内の下部には、中央に嵌め殺し窓41が設けられ、
その両側(両袖)に片引き窓42,42が配設されてい
る。
【0030】前記無目材35は、排煙窓44の共通の下
枠を構成していると共に、嵌め殺し窓41および両袖片
引き窓42,42の共通の上枠を構成している。排煙窓
44は、無目材35と共に形成する窓枠15Eと、この
窓枠15E内にヒンジ37を介して開閉可能に設けられ
た障子6gとから主に構成されている。嵌め殺し窓41
および両袖片引き窓42,42は、無目材35と共に形
成する共通の窓枠15Fを有し、この窓枠15Fの中央
にガラス6dが嵌められ、窓枠15F内の両側に片引き
の障子6e,6eが開閉可能に組込まれている。
【0031】以上の構成からなる開口部装置1によれ
ば、例えば図1に示すように、建物の開口2に設けられ
る上枠3a、下枠3bおよび左右の縦枠3c,3cから
なる主枠3と、この主枠3内に屋外側から着脱可能に設
けられ複数種類の中から任意に選択して組合された複数
の窓4,4,4とから構成されているため、新築時にお
いては、建物の開口2に先ず主枠3を取付けておけば、
窓の種類の選択や組合せなどのプランニングが決まって
いなくても内装や外装の工事を始めることができ、プラ
ンニングと内装や外装の工事を並行に進めることができ
ることから工期の短縮が図れる。
【0032】プランニングにおいては、窓の種類の選択
や組合せなどを例えば図1〜図4に示すような複数のパ
ターンを参考にして決定すれば良い。主枠3には、各窓
4の窓枠15を屋外側から着脱可能に取付けるために、
第1および第2の取付片13,14が設けられ、窓枠1
5には、前記主枠3の第1および第2の取付片13,1
4と対応する第1および第2の被取付片23,24が設
けられているため、主枠3に窓枠15を取付ける場合、
主枠3内に窓枠15を屋外側から挿入し、第1の被取付
片23を主枠3の第1の取付片13の内周に嵌合させ、
第2の被取付片24を主枠3の第2の取付片14の屋外
面に当接させる。そして、第1の取付片13に対して第
1の被取付片23を開口内側から固着具であるビス27
で締付け固定し、第2の取付片14に対して第2の被取
付片24を屋外側からビス28で締付け固定すれば良
い。
【0033】また、築後、窓4を改装する場合には、シ
ーリング29,30を取除き、主枠3に窓枠15を固定
しているビス27,28を緩めれば、窓枠15を屋外側
から容易に取外すことができ、新たにプランニングした
窓を新築時と同様に主枠に対して屋外側から取付ければ
良く、内装や外装を壊すこと無く、且つ従来の改装方法
と異なり開口を狭くすること無く容易に改装を行なうこ
とができる。
【0034】図11は本発明の他の実施の形態である開
口部装置を示す斜視図である。本実施の形態の開口部装
置1は、建物の周囲(周方向)に連続して設けられた開
口2に設けられる上枠3aおよび下枠3bからなる主枠
3と、該主枠3内に屋外側から着脱可能に設けられ、複
数種類の中から任意に選択して組合せた複数の窓4とか
ら構成されている。窓4の構成および主枠3に対する窓
4の取付構造は、前記実施の形態と同様であるため、説
明を省略する。この開口部装置1を改装する場合には、
前記主枠3内の前記窓4を屋外側から取外し、新たに選
択して組合せた窓4を前記主枠3内に屋外側から取付け
て改装するば良い。本実施の形態の開口部装置およびそ
の改装方法においても、前記実施の形態と同様の効果を
奏することができる。
【0035】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上枠、下枠および左
右の縦枠からなる主枠内に複数の窓(連窓)を取付けた
例が示されているが、主枠内に一つの窓(単窓)を取付
けたものであっても良い。また、主枠に設けられる取付
片は、第1および第2の二重構造になっていることが好
ましいが、一重であってもよい。本発明が適用される建
物は、鉄筋コンクリート製のビル以外に、軸組工法、ツ
ーバイフォー工法、鉄骨構造等の住宅を含む建物であっ
ても良い。
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0037】(1)請求項1の開口部装置によれば、建
物の開口に上枠、下枠および左右の縦枠からなる主枠を
設け、該主枠内に複数種類の中から任意に選択した一つ
もしくは複数の窓を屋外側から着脱可能に設けてなるた
め、プランニングと内装や外装の工事を並行に進めるこ
とができ、工期の短縮が図れる。
【0038】(2)請求項2の開口部装置によれば、建
物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠から
なる主枠と、該主枠内に屋外側から着脱可能に設けられ
複数種類の中から任意に選択して組合された複数の窓と
を備え、前記窓は単独もしくは共通の窓枠と、該窓枠内
に設けられる固定もしくは可動の障子とを有し、前記主
枠の内周に取付片を設けると共に、前記窓枠に前記取付
片と対応する被取付片を設け、前記取付片に前記被取付
片を屋内側もしくは屋外側から固着具により着脱可能に
固定して前記主枠内に複数の窓を屋外側から着脱可能に
取付けてなるため、プランニングと内装や外装の工事を
並行に進めることができ、工期の短縮が図れる。
【0039】(3)請求項3の開口部装置によれば、建
物の周囲に連続して設けられた開口に上枠および下枠か
らなる主枠を設け、該主枠内に複数種類の中から任意に
選択した複数の窓を屋外側から着脱可能に設けてなるた
め、プランニングと内装や外装の工事を並行に進めるこ
とができ、工期の短縮が図れる。
【0040】(4)請求項4の開口部装置によれば、建
物の周囲に連続して設けられた開口に設けられる上枠お
よび下枠からなる主枠と、該主枠内に屋外側から着脱可
能に設けられ複数種類の中から任意に選択して組合され
た複数の窓とを備え、前記窓は単独もしくは共通の窓枠
と、該窓枠内に設けられる固定もしくは可動の障子とを
有し、前記主枠に取付片を設けると共に、前記窓枠に前
記取付片と対応する被取付片を設け、前記取付片に前記
被取付片を屋内側もしくは屋外側から固着具により着脱
可能に固定して前記主枠内に複数の窓を屋外側から着脱
可能に取付けてなるため、プランニングと内装や外装の
工事を並行に進めることができ、工期の短縮が図れる。
【0041】(5)請求項5の開口部装置の改装方法に
よれば、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右
の縦枠からなる主枠と、該主枠内に屋外側から着脱可能
に設けられ複数種類の中から任意に選択して組合された
複数の窓とを備えた開口部装置の改装方法であって、前
記主枠内の前記窓を屋外側から取外し、新たに選択して
組合せた窓を前記主枠内に屋外側から取付けて改装する
ため、内装や外装を壊すこと無く、且つ開口を狭くする
こと無く改装を容易に行なうことができる。
【0042】(6)請求項6の開口部装置の改装方法に
よれば、建物の周囲に連続して設けられた開口に設けら
れる上枠および下枠からなる主枠と、該主枠内に屋外側
から着脱可能に設けられ複数種類の中から任意に選択し
て組合された複数の窓とを備え開口部装置の改装方法で
あって、前記主枠内の前記窓を屋外側から取外し、新た
に選択して組合せた窓を前記主枠内に屋外側から取付け
て改装するため、内装や外装を壊すこと無く、且つ開口
を狭くすること無く改装を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である開口部装置の一例を
示す屋内側正面図である。
【図2】開口部装置の他の例を示す屋内側正面図であ
る。
【図3】開口部装置の他の例を示す屋内側正面図であ
る。
【図4】開口部装置の他の例を示す屋内側正面図であ
る。
【図5】図1のA−A矢視拡大断面図である。
【図6】図1のB−B矢視一部省略拡大断面図である。
【図7】図2のC−C矢視拡大断面図である。
【図8】図2のD−D矢視一部省略拡大断面図である。
【図9】図3のE−E矢視拡大断面図である。
【図10】図4のF−F矢視拡大断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である開口部装置を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 開口部装置 2 開口 3 主枠 4,40,41,42,43,44 窓 15,15A,15B,15D,15E,15F 窓枠 6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g 障子 13,14 取付片 23,24 被取付片 27,28 ビス(固着具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E011 DA04 KA01 KA04 KA05 KB03 KC02 KC03 KC04 KC07 KC09 KD14 KD26 KD28 KD34 KF02 KG06 KH00 2E013 BA03 BA04 BB05 BC03 BE02 BE03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口に上枠、下枠および左右の縦
    枠からなる主枠を設け、該主枠内に複数種類の中から任
    意に選択した一つもしくは複数の窓を屋外側から着脱可
    能に設けてなることを特徴とする開口部装置。
  2. 【請求項2】 建物の開口に設けられる上枠、下枠およ
    び左右の縦枠からなる主枠と、該主枠内に屋外側から着
    脱可能に設けられ複数種類の中から任意に選択して組合
    された複数の窓とを備え、前記窓は単独もしくは共通の
    窓枠と、該窓枠内に設けられる固定もしくは可動の障子
    とを有し、前記主枠の内周に取付片を設けると共に、前
    記窓枠に前記取付片と対応する被取付片を設け、前記取
    付片に前記被取付片を屋内側もしくは屋外側から固着具
    により着脱可能に固定して前記主枠内に複数の窓を屋外
    側から着脱可能に取付けてなることを特徴とする開口部
    装置。
  3. 【請求項3】 建物の周囲に連続して設けられた開口に
    上枠および下枠からなる主枠を設け、該主枠内に複数種
    類の中から任意に選択して組合された複数の窓を屋外側
    から着脱可能に設けてなることを特徴とする開口部装
    置。
  4. 【請求項4】 建物の周囲に連続して設けられた開口に
    設けられる上枠および下枠からなる主枠と、該主枠内に
    屋外側から着脱可能に設けられ複数種類の中から任意に
    選択して組合された複数の窓とを備え、前記窓は単独も
    しくは共通の窓枠と、該窓枠内に設けられる固定もしく
    は可動の障子とを有し、前記主枠に取付片を設けると共
    に、前記窓枠に前記取付片と対応する被取付片を設け、
    前記取付片に前記被取付片を屋内側もしくは屋外側から
    固着具により着脱可能に固定して前記主枠内に複数の窓
    を屋外側から着脱可能に取付けてなることを特徴とする
    開口部装置。
  5. 【請求項5】 建物の開口に設けられる上枠、下枠およ
    び左右の縦枠からなる主枠と、該主枠内に屋外側から着
    脱可能に設けられ複数種類の中から任意に選択して組合
    された複数の窓とを備えた開口部装置の改装方法であっ
    て、前記主枠内の前記窓を屋外側から取外し、新たに選
    択して組合せた窓を前記主枠内に屋外側から取付けて改
    装することを特徴とする開口部装置の改装方法。
  6. 【請求項6】 建物の周囲に連続して設けられた開口に
    設けられる上枠および下枠からなる主枠と、該主枠内に
    屋外側から着脱可能に設けられ複数種類の中から任意に
    選択して組合された複数の窓とを備え開口部装置の改装
    方法であって、前記主枠内の前記窓を屋外側から取外
    し、新たに選択して組合せた窓を前記主枠内に屋外側か
    ら取付けて改装することを特徴とする開口部装置の改装
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308870A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Sumitomo Fudosan Kk 木造建物のリフォーム工法
JP2009035923A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Tostem Corp 固定障子を有する開口部装置
JP2011153455A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Sankyo Tateyama Aluminium Inc 改装用連窓
JP2016132916A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 大和ハウス工業株式会社 住宅および住宅群

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