JP5325810B2 - 改装サッシ - Google Patents

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本発明は、既設サッシの既設枠に取り付ける改装サッシに関する。
建物の開口部に設けられた既設サッシの中には、開閉不能にガラスが嵌め込まれたFIX窓用のサッシがある(例えば、特許文献1参照)。また、短冊状に形成されたガラスがルーバーをなすガラスルーバー窓用のサッシも知られている。
特開2009−287311号公報
上記のような既設のFIX窓を開閉可能な窓への改装を、また、既設のガラスルーバー窓をルーバーのない開放的な窓への改装を、希望される場合がある。FIX窓やガラスルーバー窓は比較的間口が狭い開口に設けられている場合が多いため、できるだけ開口部の幅を広く確保することが望まれたり、または、屋外側への突出量を小さくすることが望まれる等、施工現場により要求が相違する。しかしながら、施工現場に合わせた専用の改装サッシを用いることは管理が煩雑であるとともにコストが高くなるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、汎用性が高い改装サッシを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の改装サッシは、ガラスが取り外されて開口を形成し前記ガラスが係合されていたガラス係合部より前記開口の外方側に当該ガラス係合部より室外側に突出する突出部を有する既設サッシの既設枠に取り付けられる改装枠を有する改装サッシであって、前記改装枠は、前記ガラス係合部と対向して前記既設枠に取り付けられる取付部を有し、前記取付部は、前記既設枠に取り付けられる前記取付部の縁が、前記突出部より外方側に配置される場合には、前記ガラス係合部との間に、当該取付部と前記ガラス係合部とに当接される当接部材を介して前記ガラス係合部に固定され、前記取付部の前記縁が、前記突出部より前記開口の中央側に配置される場合には、前記ガラス係合部に直接に固定されることを特徴とする改装サッシ。
このような改装サッシによれば、改装枠の取付部の縁が突出部より外方側に配置されて取り付けられる場合は、取付部が突出部より屋外側に位置するので、屋外側から見た際には突出部を取付部にて覆って既設枠の露出を小さく抑えることが可能である。また、取付部の縁が突出部より外方側に配置される場合には、改装枠がより開口の外方側に配置することができるので、改装枠にて形成される新たな開口の見付け方向の幅をより大きく確保することが可能である。このとき、取付部とガラス係合部とが見込み方向に間隔を隔てて配置されるが、取付部とガラス係合部との間には、取付部とガラス係合部とに当接される当接部材が介在されるので、安定した状態にて改装枠を既設枠に取り付けることが可能である。
また、改装枠の取付部の縁が、突出部より開口の中央側に配置される場合には、ガラス係合部に直接に固定されるので、改装枠の室外側への突出量を小さく抑えることが可能である。すなわち、開口を大きく確保したい現場や室外側への突出量を抑えたい現場などいずれの現場にも用いることが可能な汎用性の高い改装サッシを提供することが可能である。
かかる改装サッシであって、前記既設サッシは、FIX窓用のサッシであり、前記ガラス係合部は、前記ガラスが保持されていたガラス保持部であることが望ましい。
このような改装サッシによれば、改装枠が取り付けられるガラス係合部は、FIX窓用のサッシのガラス保持部であり高い強度を有するので、ガラス保持部に改装枠を強固に取り付けることが可能である。
かかる改装サッシであって、前記既設サッシは、前記ガラスがルーバーをなすガラスルーバー窓用のサッシであり、前記ガラス係合部は、前記ガラスルーバー窓を閉めた状態にて、前記ルーバーをなす前記ガラスと対向するガラス対向部であることとしてもよい。
このような改装サッシによれば、改装枠が取り付けられるガラス係合部として、ガラスルーバー窓用のサッシのガラス対向部を用いることにより、ガラスルーバー窓用のサッシにも取り付けることが可能な改装サッシを提供することが可能である。
かかる改装サッシであって、前記取付部は、前記改装サッシの縦枠に設けられており、前記取付部の見付け方向の幅は、前記ガラス係合部の見付け方向の幅より広いことが望ましい。
このような改装サッシによれば、改装サッシの縦枠に設けられた取付部の見付け方向の幅が、ガラス係合部の見付け方向の幅より広いので、改装枠を取り付けることにより、既設枠が露出する量をより小さく抑えることが可能である。
本発明によれば、汎用性が高い改装サッシを提供することが可能である。
本実施形態に係る改装サッシを説明するための水平断面図である。 本実施形態に係る改装サッシの改装枠が既設枠に取り付けられた状態の一例を示す水平断面図である。 本実施形態に係る改装サッシを室外側への突出量を小さくして取り付けた状態を示す水平断面図である。 本実施形態に係る改装サッシをガラスルーバー窓の既設枠に取り付けた状態を示す水平断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る改装サッシについて図面を参照して説明する。
本実施形態の改装サッシ1は、例えば、建物の室内外の境界となる壁に設けられているFIX窓用の既設サッシの既設枠50に固定される改装枠5と、改装枠5に開閉自在に設けられた障子30と、を有する縦辷出し窓用のサッシである。障子30は、上下の端がピンにて回動自在に支持されており、室内側に設けられたハンドル32を操作することにより、改装枠5が有する上枠(不図示)及び下枠(不図示)に沿ってピンがスライドしつつ障子30が回動して、開閉するように構成されている。
以下の説明においては、建物等に取り付けられた状態の既設枠50及び改装サッシ1を屋内側から見たときに、左右となる方向を左右方向または見付け方向、屋内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。また、改装サッシユニットが備える各部材は、単体の状態であっても既設枠50に取り付けられた状態で見付け方向、見込み方向等となる方向にて方向を特定して説明する。
また、本実施形態においては、建物に既に設けられている既存の既設枠50と、既設枠50を覆うように改装される改装サッシ1とが登場するが、同じ名称を有する部位、部材には、各名称の前に「既設」または「改装」を付して説明する。例えば、既設枠が有する縦枠等は既設縦枠等とし、改装サッシ1が有する縦枠や障子等は、改装縦枠、改装障子等として説明する。
図1は、本実施形態に係る改装サッシを説明するための水平断面図である。図2は、本実施形態に係る改装サッシの改装枠が既設枠に取り付けられた状態の一例を示す水平断面図である。図2では、室内側から見て既設枠50の右側の既設縦枠51に、改装枠5の右側の改装縦枠10が取り付けられている。以下の説明では、右側の既設縦枠51に取り付けられた右側の改装縦枠10を例に挙げて説明するが、左側の既設縦枠55に取り付けられた左側の改装縦枠35も、右側の改装縦枠10と左右が反転するだけで他は同じである。
図1に示すように、既設サッシの既設枠50は、FIX窓用である既設サッシのガラス(不図示)が取り外されて、ガラスにて覆われていた部分が開放されて矩形状の開口3をなしている。
図2に示すように、ガラスが取り外された既設縦枠51はガラスを保持していたガラス係合部としてのガラス保持部51aと、ガラス保持部51aより開口3の外方側、すなわち、既設縦枠51のガラス保持部51aより室外側に突出する突出部51bと、突出部51bと繋がって室内側に延出され開口3の中央側に臨む既設壁部51cと、既設壁部51cの室内側の端部にて既設額縁と対向する額縁対向部51dと、見込み方向において額縁対向部51dとガラス保持部51aとのほぼ中央近傍から開口3の外方側に突出されて躯体4に固定される躯体固定部51eとを有している。
そして、既設縦枠51は、額縁対向部51dの室内側の端部が既設額縁7と対向する状態で、固定金具53により既設額縁7に固定されるとともに、躯体固定部51eが躯体4に固定されて取り付けられ、室外側に突出された突出部51bが最も室外側に位置している。また、突出部51bの先端には、水切りが設けられており、突出部51bの先端より室内側に位置させてガラス保持部51aが開口3の全周において開口3の中央側に向かって突出されている。
右側の改装縦枠10は、開口の中央側に臨み、室内側に配置される室内側壁部12と室外側に配置される室外側壁部13とが断熱部材24を介して接合された改装壁部11と、室内側壁部12の室内側の端部であって改装額縁8に固定される額縁固定部14と、室内側壁部12の室外側の端部から開口3の中央側に突出され障子30の室内側の部位が当接されるシール材25が設けられた室内側障子当接部15と、室内側障子当接部15より室内側に間隔を隔てて開口の中央側に突出された嵌合片16と、室外側壁部13の室外側に開口の中央側に突出され障子30の室外側の部位が当接されるシール材25が設けられた室外側障子当接部17と、室外側壁部13から開口3の外方側に突出されて既設縦枠51に取り付けられる取付部18と、室外側壁部13の室外側の先端より僅かに室内側から外方に向かって突出された突片19と、を有している。
室内側障子当接部15の室内側壁部12側の部位と嵌合片16とには、アタッチメント21が嵌合されており、左右の改装縦枠10に嵌合されたアタッチメント21間に網戸22が取付けられている。
取付部18は、改装縦枠10を既設縦枠51に取り付けられたときにガラス保持部51aと対向する部位を有する対向壁部18aと、対向壁部18aの外方側の先端から室外側に突出された外方縁壁部18dと、外方縁壁部18dの室外側の縁から開口の中央側に延出された延出部18eとを有している。対向壁部18aは、改装縦枠10の室外側の先端より室内側に配置されており、室外側壁部13の室外側の先端部分、突片19、外方縁壁部18d、延出部18eとともに室外側に開放された凹部10aを形成している。ここで、取付部18の見付け方向の幅は、ガラス保持部51aの見付け方向の幅より大きく形成されている。
また、取付部18の対向壁部18aには、改装上枠(不図示)及び改装下枠(不図示)と接合するためのビスが螺合されるビス固定部18bと、ビス固定部18bから室外側に突出させた突起18cとを有している。このため、凹部10aは、ビス固定部18b及び突起18cより外方側に位置する外方側凹部10bと、ビス固定部18b及び突起18cより開口の中央側に位置する中央側凹部10cとに分かれている。
また、凹部10aの室外側に位置する突片19と延出部18eとは、見込み方向において同じ位置に形成されており、突片19と延出部18eとには、凹部10aを覆うカバー部材27の係止片27aが係止されてカバー部材27が取り付けられる。カバー部材27が取り付けられた状態では、室外側壁部13の外方側に突出された取付部18のほぼ全域がカバー部材27に覆われる。取付部18がカバー部材27にて覆われると、カバー部材27の室外側の面27bと室外側壁部13の室外側の縁とが同一平面をなし、カバー部材27の室内側の面27cに突起18cが当接される。
次に、ガラスを取り外したFIX窓用の既設枠50への、改装枠5の取り付け方法について説明する。
本実施形態の改装サッシ1を既設枠50に取り付ける際に、障子30を開いて開放される幅をより広く確保することを望む場合には、図1、図2に示すように、既設枠50の突出部51bの先端より室外側に改装縦枠10の取付部18を配置するとともに、改装縦枠10の外方縁壁部18dが既設枠50の突出部51bより外方側に位置するように配置する。このとき、改装枠5を室外側から既設枠50に取り付ける際に、改装縦枠10の取付部18の室内側の領域にて外方側に突出する部位、本実施形態の場合には、室内側壁部12と室外側壁部13との断熱部材24の保持部11aから突出する部位11bが、既設枠50のガラス保持部51aと接触しない位置に改装枠5を配置する。
その後、改装枠5の室内側壁部12を既設枠50のガラス保持部51aの内側に挿入するように改装枠5を既設枠50に近づける。このとき、ガラス保持部51aと取付部18の対向壁部18aとの間に当接部材としての下地材28を配置する。そして、改装縦枠10の対向壁部18aが既設枠50の突出部51bに当接されると、下地材28に対向壁部18aとガラス保持部51aとが当接される。
対向壁部18aとガラス保持部51aとが下地材28に当接した状態で、改装縦枠10をガラス保持部51aに室外側からビス29にて固定する。このとき、改装縦枠10の取付部18の突起18cと既設枠50の既設壁部51cとが、見込み方向にほぼ直線上に配置されているので、取付部18は対向壁部18aにおいて突起18cより開口の中央側がガラス保持部51aと対向する位置にある。このため、ビス29を中央側凹部10cに進入させて対向壁部18a及び下地材28を貫通させて、ガラス保持部51aに螺合させることにより改装枠5を既設枠50に取り付ける。
既設枠50に取り付けられた改装縦枠10には、室外側からカバー部材27を嵌め付けることにより凹部10aを覆いビス29が露出しないようにする。
また、室内側は既設枠50が取り付けられている既設額縁7の、内周側に設けられた改装額縁8に当接されている額縁固定部14を開口の中央側から貫通するビス26にて改装額縁8に固定する。このように改装枠5を既設枠50に取り付けた場合には、改装縦枠10の外方縁壁部18dが既設枠50の突出部51bより外方側に配置されているので、外壁2と取付部18との間に空隙が形成される。この空隙にはバックアップ材33を備えるとともにシール剤34を充填する。
最後に、既設枠50に取り付けられた改装枠5に、障子30を取り付けて改装サッシ1の取り付けが完了する。
このように取り付けた改装縦枠10の取付部18の縁となる外方縁壁部18dが突出部51bより外方側に配置されて取り付けられる場合は、取付部18が突出部51bより屋外側に位置するので、屋外側から見た際には突出部51bを取付部18にて覆って既設枠50の露出を小さく抑えることが可能である。特に、上記のように、取付部18の見付け方向の幅がガラス保持部51aの見付け方向の幅より大きく形成されており、取付部18の外方縁壁部18dを外壁2と対向する位置まで突出させた場合には、既設枠50が露出されないので、サッシを交換したような見映えの良い外観を確保することが可能である。
また、取付部18の外方縁壁部18dが突出部51bより外方側に配置される場合には、改装枠5が、より開口の外方側に配置されるので、改装枠5にて形成される新たな開口の見付け方向の幅をより大きく確保することが可能である。
このとき、取付部18が突出部51bより屋外側に位置しているので、取付部18とガラス保持部51aとが見込み方向に間隔を隔てて配置されており、取付部18とガラス保持部51aとの間には、取付部18とガラス保持部51aとに当接される下地材28が介在されるので安定した状態にて改装枠5を既設枠50に取り付けることが可能である。
また、本実施形態の改装サッシ1は、図3に示すように、室外側に突出する量を小さく抑えるように取り付けることも可能である。
この場合には、図3に示すように、改装縦枠10の外方縁壁部18dが既設枠50の突出部51bより開口の中央側に位置するように配置する。このとき、改装枠5を室外側から既設枠50に取り付けた際に、改装縦枠10の外方縁壁部18dが、既設枠50の突出部51bと近接する位置に改装枠5を配置する。
その後、改装枠5の室内側壁部12を既設枠50のガラス保持部51aの内側に挿入するように改装枠5を既設枠50に近づけ、改装縦枠10の対向壁部18aを既設枠50のガラス保持部51aに当接させる。
対向壁部18aとガラス保持部51aとが当接した状態で、改装縦枠10をガラス保持部51aに室外側からビス31にて固定する。このとき、改装縦枠10の取付部18は外方側の部位がガラス保持部51aと対向しているので、ビス31を外方側凹部10bに進入させて対向壁部18aを貫通させて、ガラス保持部51aに螺合させることにより改装枠5を既設枠50に取り付ける。その後、室外側からカバー部材27を嵌め付けることにより凹部10aを覆いビス31が露出しないようにし、障子30を取り付けて改装サッシ1の取り付けが完了する。
このように改装枠5の取付部18の外方縁壁部18dが、突出部51bより開口の中央側に配置されるように取り付けた場合には、ガラス保持部51aに直接に固定されるので、改装枠5の室外側への突出量を小さく抑えることが可能である。
また、改装縦枠10の外方縁壁部18dが既設枠50の突出部51bより開口の中央側に配置されているので、取付部18は外壁2側に突出せず、外壁2との間に空隙は形成されない。このため、バックアップ材33を備えたり、シール剤34を充填する必要はないので、短時間に容易に施工することが可能である。
本実施形態の改装サッシ1によれば、上述したように開口を大きく確保したい現場や室外側への突出量を抑えたい現場などいずれの現場にも用いることが可能な汎用性の高い改装サッシ1を提供することが可能である。
また、改装枠5は、既設サッシであるFIX窓用のサッシの高い強度を有するガラス保持部51aに取り付けられるので、ガラス保持部51aに改装サッシ1を強固に取り付けることが可能である。
上記実施形態においては、既設サッシとしてFIX窓用のサッシを用いた例について説明したが、これに限らず、既設サッシとしては、短冊状に形成された複数のガラスがルーバーをなすガラスルーバー窓用のサッシであっても良い。
図4は、改装サッシをガラスルーバー窓の既設枠に取り付けた状態を示す水平断面図である。以下の説明において、上記実施形態と同様の部位及び部材については同符号を付して説明を省略する。
ガラスルーバー窓用の既設枠60は、ガラスルーバー窓を閉めた状態にて、ルーバー(不図示)をなすガラス(不図示)と対向するガラス係合部としてのガラス対向部61を有している。
ガラス対向部61は、既設枠60の室外側の端部60aより室内側に位置し、開口の中央側に突出させて設けられている。この場合には、既設枠60のガラス対向部61より室外側の部位が突出部51bに相当する。
ガラスルーバー窓用の既設枠60に改装サッシ1の改装枠5を、開口をより大きく確保ように取り付ける場合には、図4に示すように、既設枠60の突出部51bの先端より室外側に改装縦枠10の取付部18を配置するとともに、改装縦枠10の外方縁壁部18dが既設枠60の突出部51bより外方側に位置するように配置する。
そして、改装枠5の室内側壁部12を既設枠60のガラス対向部61の内側に挿入するように改装枠5を既設枠50に近づけ、ガラス対向部61と取付部18の対向壁部18aとの間に下地材28を配置し、ビス29を中央側凹部10cに進入させてガラス対向部61に螺合させることにより改装枠5を既設枠60に取り付ける。
また、改装枠5の室外側に突出する量を小さく抑えるように取り付ける場合については図示していないが、改装縦枠10の外方縁壁部18dが既設枠60の突出部51bより開口の中央側に位置するように配置し、改装縦枠10の対向壁部18aを既設枠60のガラス保持部51aに当接させて、ビス29を外方側凹部10bに進入させて対向壁部18aを貫通させて、ガラス保持部51aに螺合させることにより改装枠5を既設枠60に取り付ける。
このように改装サッシ1は、ガラスルーバー窓用のサッシにも取り付けることが可能である。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 改装サッシ、3 開口、5 改装枠、10 右側の改装縦枠、
18 取付部、35 左側の改装縦枠、50 既設枠、
51 右側の既設縦枠、51a ガラス保持部、51b 突出部、
55 左側の既設縦枠、60 既設枠、61 ガラス対向部

Claims (4)

  1. ガラスが取り外されて開口を形成し前記ガラスが係合されていたガラス係合部より前記開口の外方側に当該ガラス係合部より室外側に突出する突出部を有する既設サッシの既設枠に取り付けられる改装枠を有する改装サッシであって、
    前記改装枠は、前記ガラス係合部と対向して前記既設枠に取り付けられる取付部を有し、
    前記取付部は、
    前記既設枠に取り付けられる前記取付部の縁が、前記突出部より外方側に配置される場合には、前記ガラス係合部との間に、当該取付部と前記ガラス係合部とに当接される当接部材を介して前記ガラス係合部に固定され、
    前記取付部の前記縁が、前記突出部より前記開口の中央側に配置される場合には、前記ガラス係合部に直接に固定されることを特徴とする改装サッシ。
  2. 請求項1に記載の改装サッシであって、
    前記既設サッシは、FIX窓用のサッシであり、
    前記ガラス係合部は、前記ガラスが保持されていたガラス保持部であることを特徴とする改装サッシ。
  3. 請求項1に記載の改装サッシであって、
    前記既設サッシは、前記ガラスがルーバーをなすガラスルーバー窓用のサッシであり、
    前記ガラス係合部は、前記ガラスルーバー窓を閉めた状態にて、前記ルーバーをなす前記ガラスと対向するガラス対向部であることを特徴とする改装サッシ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の改装サッシであって、
    前記取付部は、前記改装サッシの縦枠に設けられており、
    前記取付部の見付け方向の幅は、前記ガラス係合部の見付け方向の幅より広いことを特徴とする改装サッシ。
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