JP2011208447A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】下枠に対して気密部材を容易かつ確実に取り付けることができ、この取付状態を維持することで気密性や水密性を確保することができる建具を提供すること。
【解決手段】第1突起部13を貫通孔39周囲の見込み面部35に係合させるとともに、第2突起部15を見込み面部35の下面および折曲片部37の室内側側面に係合させることで、室外側気密部材10が2箇所で下枠3に係合されて取り付けられ、室外側気密部材10の回転を防止して取付状態を維持することができ、気密性や水密性を確保することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、建具に関し、詳しくは、下枠に気密部材が取り付けられた建具に関する。
従来、引違い窓等の建具において、室内外の障子(面材)は召合せ部にて見込み方向に重なって閉じるようになっており、この召合せ部の下方に位置する下枠略中央には、室内外の障子の各々に当接することで建具の気密性や水密性を確保するための気密部材(風止板)が取り付けられている。
このような気密部材は、ゴム製等の弾性部品から構成され、室内外の障子の下面や側面に摺接するとともに、それらの召合せ部下側と下枠との隙間を塞ぐことによって、室内外の空気の流通を遮断するとともに、室外側から雨水等が室内空間に浸入するのを阻止できるように構成されている。
気密部材の下枠への取付構造としては、ビス等の固着具を用いたものが一般的であるが、下枠の見込み面の一部に形成した切り欠きと貫通孔とを利用したものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された気密部材は、下枠見込み面の上面に設置される本体と、この本体から延びる折返し部と、この折返し部から突出する係合突部とを有して形成され、本体を下枠見込み面上に載置した状態で、その折返し部を下枠の切り欠きから見込み面下側に折り返し、係合突部を見込み面の貫通孔に挿通させるとともに本体底面の被係合孔に係合させることで、当該気密部材が下枠に取り付けられるようになっている。
特開2006−214228号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された気密部材の取付構造では、1個の係合突部を下枠見込み面の貫通孔に挿通させるとともに本体の被係合孔に係合させるだけなので、気密部材が下枠見込み面の面内で回転してしまう可能性があり、気密性や止水性が低下してしまう可能性がある。さらに、気密部材の本体に対して、折返し部と反対側の側方から力が加わった場合には、本体が下枠見込み面から浮き上がるように移動しやすく、係合突部が被係合孔から抜け出すことで気密部材が下枠から外れてしまう可能性がある。また、気密部材が外れにくくするためには、係合突部と被係合孔とを強く係合させる方法が考えられるものの、このようにすると気密部材を取り付ける際の取付作業が困難になり、係合不良が起きやすくなるとともに、下枠見込み面の下面側における係合不良が発見しにくいことから、取付状態を確実なものとする点で問題である。
本発明の目的は、下枠に対して気密部材を容易かつ確実に取り付けることができ、この取付状態を維持することで気密性や水密性を確保することができる建具を提供することにある。
本発明の建具は、下枠を有した枠体と、この枠体に支持される一対の面材とを備えた建具であって、前記下枠は、見込み方向に延びる見込み面部を有して構成され、前記一対の面材の召合せ位置下方における当該下枠には、当該面材の下部に当接可能な気密部材が取り付けられており、前記見込み面部には、見込み方向室外側端部から下方に向かって突出する折曲片部と、前記気密部材の取付位置に対応して当該見込み面部を切除した切除部と、当該見込み面部を貫通した貫通孔とが形成され、前記気密部材は、前記見込み面部の上面に当接可能な底面部と、この底面部から下方に突出する第1突起部と、前記底面部から下方に突出して前記見込み面部の前記切除部側端縁と対向する垂下片部と、この垂下片部の側面から突出して前記見込み面部の下面側に突出する第2突起部とを有して形成され、前記気密部材は、その垂下片部と前記切除部側端縁とが対向しない取付前状態において前記第1突起部が前記貫通孔に挿入可能に構成されるとともに、前記垂下片部と前記切除部側端縁とが対向する取付状態において前記第1突起部が前記貫通孔に抜け出し不能に係合され、かつ前記第2突起部が前記折曲片部の室内側側面に当接可能に構成されていることを特徴とする。
ここで、本発明の建具としては、引違い窓であってもよいし片引き窓であってもよい。すなわち、一対の面材がそれぞれ開閉自在に設けられていてもよいし、一対の面材のうち一方の面材が開閉自在に他方の面材が開閉不能に支持されていてもよい。
以上の本発明によれば、下枠における見込み面部の貫通孔に第1突起部を係合させるとともに、折曲片部の室内側側面に第2突起部を当接させる、すなわち少なくとも2箇所で係合させて気密部材を下枠に取り付けることで、気密部材の回転を防止してガタツキを抑制した取付状態を維持することができ、気密性や水密性を確保することができる。
さらに、本発明の建具では、前記下枠は、前記面材を支持するレールを有して形成され、前記気密部材は、前記取付状態において当該気密部材の室内側端部が前記レールの室外側側面に当接可能に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、レールの室外側側面に気密部材の室内側端部を当接させることで、取付状態における気密部材の回転をさらに確実に防止することができ、ガタツキをさらに抑制した適正な取付状態を良好に維持させることができる。
また、本発明の建具では、前記気密部材は、前記取付前状態において前記垂下片部側が上方に移動するように前記底面部を折り曲げながら当該気密部材を水平方向に回転した後、前記第2突起部を前記見込み面部の下面側に挿入することで、前記取付状態となることが好ましい。
このような構成によれば、底面部を折り曲げることにより垂下片部や第2突起部が見込み面部と干渉しない状態で気密部材を水平方向に回動させることができ、気密部材の取付作業や取外作業を容易に実施することができる。また、折り曲げた底面部を戻すだけで、垂下片部が切除部側から見込み面部の端縁を覆うとともに、第2突起部が見込み面部の下面に係合するようにでき、容易かつ確実な取付作業によって気密部材を取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 前記建具を示す横断面図である。 前記建具における下枠を示す斜視図である。 前記下枠の一部を断面して示す正面図である。 前記下枠に設けられる気密部材を示す斜視図である。 前記気密部材の取付手順を示す斜視図である。 図6に続く前記気密部材の取付手順を示す斜視図である。 図7に続く前記気密部材の取付手順を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る建具としての引違い窓1を図面に基づいて説明する。
図1および図2において、引違い窓1は、戸建て住宅等の建物の外壁開口部に設けられて建物の室内空間と室外空間とを仕切る掃き出し窓であって、上枠2、下枠3、および左右の縦枠4を四周枠組みした枠体としての窓枠5と、この窓枠5の内部に開閉自在に支持された室内外一組の障子6,7とを備えて構成されている。室内外の障子6,7(室内側障子6および室外側障子7)は、それぞれ上框61,71、下框62,72、および左右の縦框63,64,73,74を四周框組みした内部に、ガラスパネル(複層ガラス)65,75を嵌め込んで構成されている。室内外の障子6,7は、各々の上框61,71および摺動片が上枠2の室内外のレール2A,2Bに案内されるとともに、62,72に設けられた戸車66,76が下枠3の室内外のレール3A,3B(室内側レール3Aおよび室外側レール3B)に案内されることで、左右に開閉可能に構成されている。
また、図1に示すように、室内外の障子6,7の上框61,71には、内外一対の気密材61A,71Aが取り付けられ、これらの気密材61A,71Aがレール2A,2Bに摺接可能となっている。さらに、下枠3には、室内外の気密材3C,3Dが設けられ、これらの気密材3C,3Dが室内外の障子6,7の下框62,72の室内側面に摺接可能になっている。一方、図2に示すように、図中右側の縦枠4における見込み方向室内位置には、室外側に面して気密材4Aが設けられ、図中左側の縦枠4における見込み方向中間位置には、室外側に面して気密材4Bが設けられ、これらの気密材4A,4Bがそれぞれ室内外の障子6,7の縦框(戸先框)64,73の室内側面に当接可能となっている。そして、室内外の障子6,7は、図2に示すように、室外側障子7の縦框73が図中左側の縦枠4に当接し、室内側障子6の縦框64が図中右側の縦枠4に当接するとともに、互いの縦框(召合せ框)63,74が窓枠5の左右方向中間位置(召合せ部A)で見込み方向に重なることで閉鎖され、この閉鎖状態において錠装置8で施錠可能に構成されている。
下枠3は、図3にも示すように、室内側の立上面部31と、この立上面部31から室外側に延びる上下2枚の延出面部32,33と、上側の延出面部32から立ち上がる室内側レール3Aと、室内側レール3Aに連続して下方に延びる仕切り面部34と、仕切り面部34の室外側側面から見込み方向室外側に略水平に延びる見込み面部35と、仕切り面部34の下端に連続して折り曲がりつつ室外側に延びる下枠底面部36と、下枠底面部36の室外側端部近傍から立ち上がる室外側レール3Bとを有して形成されている。気密材3Cは、立上面部31の上端部室外側に取り付けられ、気密材3Dは、見込み面部35の室外側端部から下方に折れ曲がる折曲片部37の室外側に取り付けられている。このような下枠3において、室内外の障子6,7の召合せ部Aに対応した位置(下枠3の長手方向略中央)には、立上面部31と室内側レール3Aとの間で延出面部32上に設置される室内側気密部材9と、室内側レール3Aよりも室外側にて見込み面部35上に設置される気密部材としての室外側気密部材10とが取り付けられている。そして、室外側気密部材10の取付位置に対応した下枠3には、見込み面部35および折曲片部37を切除した切除部38と、この切除部38近傍で見込み面部35を貫通した貫通孔39とが形成されている。
室外側気密部材10は、ゴム等の弾性体から一体成形され、図4、図5にも示すように、見込み面部35の上面に当接可能な底面部11と、この底面部11から上方に突出して室内側障子6の下面に摺接可能な複数枚(実施形態では4枚)のヒレ部12と、底面部11から下方に突出する第1突起部13と、底面部11から見込み面部35の切除部38側端縁に沿って下方に延びるとともに見込み面部35の切除部38側端縁と対向する垂下片部14と、この垂下片部14の側面(見付け方向に向かう側面)から見付け方向に突出するとともに見込み面部35の下面側に延びる第2突起部15とを有して形成されている。ヒレ部12は、切除部38側から順に第1ヒレ部12A、第2ヒレ部12B、第3ヒレ部12Cおよび第4ヒレ部12Dで構成され、第2および第3のヒレ部12B,12Cが第1および第4のヒレ部12A,12Dよりも若干上方に長く形成され、第2ヒレ部12Bと第3ヒレ部12Cとの間、および第3ヒレ部12Cと第4ヒレ部12Dの間には、底面部11から立ち上がって当該ヒレ部12同士を連結するリブ部16が形成されている。また、底面部11のうち、第1ヒレ部12Aと第2ヒレ部12Bとの間は、リブ等が形成されず、かつ他のヒレ部12B,12C,12D同士の間よりも間隔寸法が長く形成された平坦部11Aが形成されている。つまり、第1ヒレ部12Aと第2ヒレ部12Bと底面部11とで形成する凹部(正面視)は、第2ヒレ部12Bと第3ヒレ部12Cと底面部11とで形成する凹部、および、第3ヒレ部12Cと第4ヒレ部12Dと底面部11とで形成する凹部よりも底面部分が幅広に形成されている。
第1突起部13は、底面部11から下方に延びる軸部13Aと、この軸部13Aの先端に連続する長突起部13Bとで構成され、長突起部13Bは、図4に示す見込み面部35への取付状態において、下枠3の長手方向(図4の左右方向、見付け方向)に長く形成されている。一方、見込み面部35の貫通孔39は、図3に示すように、見込み方向(室内外方向)に長い長孔として形成されている。そして、第1突起部13の軸部13Aは、見込み面部35の板厚分だけの長さを有するとともに、貫通孔39にほぼ隙間なく挿通された状態で回転軸として機能するようになっている。このような第1突起部13は、長突起部13Bの長手方向を見込み方向に合わせた状態で第1突起部13の長突起部13Bが貫通孔39を挿通可能、軸部13Aを中心に室外側気密部材10を水平方向に回転させて長突起部13Bの長手方向を見込み方向と交差させた状態(長突起部13Bの長手方向を見付け方向に合わせた状態)で、第1突起部13の長突起部13Bが貫通孔39を挿通不能に構成されている。すなわち、第1突起部13は、長突起部13Bを貫通孔39に挿通させてから室外側気密部材10を回転させることで、貫通孔39周辺の見込み面部35に長突起部13Bが係合可能(つまり、第1突起部13が貫通孔39から抜け出し不能)に構成されている。
第2突起部15は、底面部11との間に見込み面部35の板厚分だけの隙間を有するとともに、折曲片部37の見込み方向室内側側面に当接可能な位置に設けられており、第2突起部15と底面部11とで見込み面部35を挟み込み、第2突起部15が折曲片部37に当接することで、室外側気密部材10の垂下片部14側が見込み面部35に係合可能に構成されている。また、底面部11の平坦部11Aは、第2〜第4ヒレ部12B,12C,12D側に対して第1ヒレ部12Aおよび垂下片部14側が上下に弾性変形可能に構成され、このように平坦部11Aが弾性変形することで、切除部38側から第2突起部15を見込み面部35および折曲片部37に係合させる、または係合を解除することができるようになっている。すなわち、第1ヒレ部12Aと第2ヒレ部12Bとの間に位置する平坦部11Aには、第2〜第4のヒレ部12B,12C,12D間の底面部11のようなリブ部16が形成されず、かつ平坦部11Aが相対的に長く形成されていることから、変形させやすくなっている。
以上のような室外側気密部材10の下枠3に対する取付手順を図6〜図8に基づいて説明する。
先ず、図6に示すように、第1ヒレ部12Aおよび垂下片部14を室外側に向けて第4ヒレ部12Dを室内側に向けた状態の室外側気密部材10を下枠3の上方から見込み面部35に向かって位置させ、すなわち第1突起部13の長突起部13Bの長手方向を貫通孔39の長手方向である見込み方向に合わせ、この第1突起部13を貫通孔39に挿通して室外側気密部材10を取付前状態とさせる。
次に、図7に示すように、第1ヒレ部12Aおよび垂下片部14側が上方に移動するように平坦部11Aを弾性変形させ、垂下片部14および第2突起部15が見込み面部35および折曲片部37を回避できるようにしつつ、第1ヒレ部12Aおよび垂下片部14が切除部38側に位置するように、第1突起部13の軸部13Aを中心にして室外側気密部材10を水平方向に回転させる。このように室外側気密部材10を回転させることで、第1突起部13の長突起部13Bの長手方向が下枠3の長手方向に平行となり、貫通孔39の長手方向と交差することで、長突起部13Bが貫通孔39周囲の見込み面部35下面に係合されることとなる。
次に、図8に示すように、垂下片部14が見込み面部35および折曲片部37の切除部38側端縁を覆うように、平坦部11Aの変形を解除して初期状態に戻す。これにより、第2突起部15が見込み面部35の下面および折曲片部37の室内側側面に係合されることとなり、室外側気密部材10は、第1突起部13および第2突起部15の2箇所が係合した取付状態で下枠3に取り付けられる。
以上のようにして下枠3に取り付けられた室外側気密部材10は、その底面部11の下面が見込み面部35の上面に密接し、底面部11およびヒレ部12の室内側側端縁が室内側レール3Aの室外側側面に当接し、底面部11の下面における室外側端部が気密材3Dの上面に当接するようになっている。さらに、室外側気密部材10は、ヒレ部12の上端縁が室内側障子6の下面(下框62等)に摺接可能で、かつヒレ部12の室外側端縁が室外側障子7の下部(下框72等)室内側側面に摺接可能になっている。
以上の実施形態によれば、第1突起部13を貫通孔39周囲の見込み面部35に係合させるとともに、第2突起部15を見込み面部35の下面および折曲片部37の室内側側面に係合させることで、室外側気密部材10が2箇所で下枠3に係合されて取り付けられ、室外側気密部材10の回転を防止して取付状態を維持することができ、気密性や水密性を確保することができる。また、下枠3に対して上方から室外側気密部材10の取付作業を実施することができるので、第1突起部13や第2突起部15の係合状態を確認しながら作業することができ、容易な作業で係合不良を確実に防止することができ、良好な取付状態を確保することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、室内外一対の障子6,7を有する引違い窓1を例示して説明したが、本発明の建具は、室内外の障子6,7のうちのいずれか一方を窓枠5に移動不能に固定した片引き窓であってもよい。
また、前記実施形態において、引違い窓1は、室内空間と室外空間とを仕切るものを例示したが、本発明の建具は室内外を仕切るものに限らず、例えば、隣り合う部屋等の空間同士を仕切る出入り口であってもよい。
また、前記実施形態において、見込み面部35の貫通孔39は見込み方向に長く形成され、室外側気密部材10における第1突起部13の長突起部13Bは、取付状態において下枠3の長手方向に長く形成されていたが、このような構成に限られない。すなわち、貫通孔39と長突起部13Bとは、室外側気密部材10を所定の向きに回動させた状態で挿通可能で、かつ室外側気密部材10の取付状態で挿通不能に係合されるものであればよく、それらの形成方向は特に限定されない。
また、ヒレ部12の枚数は4枚に限らず、それよりも少なくても多くても構わない。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1…引違い窓(建具)、3…下枠、3A…室内側レール、3B…室外側レール、5…窓枠(枠体)、6…室内側障子、7…室外側障子、10…室外側気密部材(気密部材)、11…底面部、13…第1突起部、13B…長突起部、14…垂下片部、15…第2突起部、35…見込み面部、37…折曲片部、38…切除部、39…貫通孔。

Claims (3)

  1. 下枠を有した枠体と、この枠体に支持される一対の面材とを備えた建具であって、
    前記下枠は、見込み方向に延びる見込み面部を有して構成され、前記一対の面材の召合せ位置下方における当該下枠には、当該面材の下部に当接可能な気密部材が取り付けられており、
    前記見込み面部には、見込み方向室外側端部から下方に向かって突出する折曲片部と、前記気密部材の取付位置に対応して当該見込み面部を切除した切除部と、当該見込み面部を貫通した貫通孔とが形成され、
    前記気密部材は、前記見込み面部の上面に当接可能な底面部と、この底面部から下方に突出する第1突起部と、前記底面部から下方に突出して前記見込み面部の前記切除部側端縁と対向する垂下片部と、この垂下片部の側面から突出して前記見込み面部の下面側に突出する第2突起部とを有して形成され、
    前記気密部材は、その垂下片部と前記切除部側端縁とが対向しない取付前状態において前記第1突起部が前記貫通孔に挿入可能に構成されるとともに、前記垂下片部と前記切除部側端縁とが対向する取付状態において前記第1突起部が前記貫通孔に抜け出し不能に係合され、かつ前記第2突起部が前記折曲片部の室内側側面に当接可能に構成されている建具。
  2. 前記下枠は、前記面材を支持するレールを有して形成され、
    前記気密部材は、前記取付状態において当該気密部材の室内側端部が前記レールの室外側側面に当接可能に設けられている請求項1に記載の建具。
  3. 前記気密部材は、前記取付前状態において前記垂下片部側が上方に移動するように前記底面部を折り曲げながら当該気密部材を水平方向に回転した後、前記第2突起部を前記見込み面部の下面側に挿入することで、前記取付状態となる請求項1または請求項2に記載の建具。
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