JP6498909B2 - 方立 - Google Patents
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Description
この意匠材は、取り付けネジが露出しないように、意匠材の屋内側に取り付けネジを囲う凹条溝とこれらを隠す取り付け面とを形成している。
本発明によれば、方立として方立部材に補強部材を連結したため、方立部材の強度を補強でき、しかも補強部材は方立部材側から固定具で方立部材に固定したため、補強部材に取り付け穴やプッシュボタン等の部材を設置する必要がなく屋内側の外観の意匠性が向上し、また補強部材に取り付けネジを予め装着する凹条溝や取り付けネジを隠すための取り付け面等の部材を設ける必要がなく、構造が簡単で取り付け作業が簡単で容易である。
本発明では、第一方立部材の屋内側見付け面において中心線から第二方立部材側に偏心した位置で補強部材と固定ねじ等の固定具によって固定するため、補強部材側から固定具を取り付けることがなく取り付け穴やプッシュボタン等の部材を設置しないので補強部材の構成が簡単で外観の意匠性が良い。しかも、固定具は第一方立部材の屋内側見付け面における中心線から第二方立部材側に偏心した位置に装着するため、補強部材に予め保持させる必要がなく、第一方立部材を取り付けた後でも第一方立部材が邪魔にならず、固定具の取り付け作業を容易に行える。
方立の両側にパネルを収納する場合、第一呑込み部のパネル溝深さを第二呑込み部よりも深く設定して、各フィックス窓等の各種の窓の第一呑込み部及び第二呑込み部に順次パネルを挿入することで収納を行うようになっている。そのため、両側のパネルの挿入を確実に行うことができる。
第一方立部材の屋内側見付け面に固定具によって連結する補強部材の当接面は、見付け方向の両端部が突出して屋内側見付け面に当接しているため、方立と補強部材の互いに連結する各面が平行でなくても当接面の隙間を均一に設定でき、見栄えが良くなる。
図1は実施形態による方立を備えた店舗等の前面に設けたフロントサッシ1を示すものである。フロントサッシ1は、上枠3と下枠4との間に方立5で仕切られた枠体内にガラス等のパネル6が納められたフィックス(FIX)窓7として、例えばフィックス窓7A、7B、7Cを備えており、フィックス窓7Aの間に開口枠9が設置されている。
開口枠9は、中間横枠10と下枠4と方立5とで仕切られた枠体であり、その中央部に開閉可能な例えば両開きの自動ドア11が設けられ、その外側に方立5を介してフィックス窓7Bが設置されている。また、上枠3と中間横枠10との間には欄間としてのフィックス窓7Cが設置されている。フィックス窓7Cに代えて、排煙窓を設置してもよい。
図3に示すフィックス窓7Aとフィックス窓7Bは方立5、例えば中間の方立5Aで仕切られ、各フィックス窓7A,7Bの左右の外側端部には端部側の方立5Bが設置されている。しかも、中間の方立5Aは方立部材20と補強部材17とで構成され、補強部材17は方立部材20の屋内側にその強度と剛性を補強するために連結されている。
なお、本明細書において、見付け方向または見付け面とはパネル6の配列方向をいい、見込み方向または見込み面とはパネル6に直交する奥行方向をいうものとする。
また、第二方立部材19は屋外側にフィックス窓7Bにおけるパネル6の一方の端部を支持する第二呑込み部19aを有している。しかも、第二方立部材19の第二呑込み部19aの一部を構成する第二屋外側見付け面19bと、第一見込み面18cに対向する第二見込み面19cとが断面視略L字状に形成されている。
しかも、第一方立部材18の屋内側見付け面18dは第一呑込み部18aの底部よりも外側即ち第二方立部材19側(図4において、右側)に突出している。
また、方立部材20の屋内側に連結される補強部材17は例えば断面四角形筒状に形成されており、その屋外側の当接面17aが第一方立部材18の屋内側見付け面18dに対向して当接し、固定ねじ22によって連結されている。
固定ねじ22の固定位置は第一方立部材18の屋内側見付け面18dの中心線Lに対して第二方立部材19側に偏心した位置である。換言すれば、固定ねじ22の固定位置は、屋外から屋内方向に見て、第一方立部材18の第一呑込み部18aの底部から第二方立部材19側に若干外れた位置である。
まず、第一方立部材18の屋内側見付け面18dに補強部材17の当接面17aを当接させる。そして、第一呑込み部18a側から屋内側見付け面18dを通して当接面17aの肉厚部17cに固定ねじ22を螺合させて一体化させる。
このようにして、フィックス窓7Aと7Bの間に中間の方立5Aを取り付け、補強部材17も方立5Aに連結される。
しかも方立5A側から補強部材17を固定ねじ22で固定するため、固定ねじ22が屋内に露出せず、補強部材17に取り付け穴やプッシュボタンや凹条溝や取り付け面等の部材を設けないために屋内側の外観の意匠性が良い。また、ねじを予め補強部材17に取り付ける必要もなく方立5Aと補強部材17の形状が簡単で製造と組み立てが容易である。そのため、フロントサッシ1における中間の方立5Aの耐風圧強度を向上できる。
さらに、補強部材17の当接面17aの両端部に設けた突出部17bを屋内側見付け面18dに当接させることで、第一方立部材18の屋内側見付け面18dと補強部材17の当接面17aとが平行でなくても突出部17b間の隙間を一定にできて端部に隙間ができないので施工強度が高く施工性が良い。
更に、方立5A内に方立補強材23を設けて固定ねじ22の頭部22aを押圧させることで補強部材17との取り付け強度が緩むことを防止できる。
このような構成であっても、本発明を実現できる。
この場合、締め付け工具としてL字状のドライバーを用いれば、固定ねじ22を偏心位置でなくても十分締め込み可能であり、第一呑込み部18aが邪魔にならない。
なお、上述した実施形態や変形例ではフィックス(FIX)窓7(7A,7B、7C)に設けた方立5Aについて説明したが、フィックス窓に代えて排煙窓やその他の窓など、適宜の窓等に設置した方立に適用できる。
5、5A、5B 方立
6 パネル
7、7A,7B、7C フィックス窓
17 補強部材
17a 当接面
17b 突出部
18 第一方立部材
18a 第一呑込み部
18d 屋内側見付け面
19 第二方立部材
19a 第二呑込み部
20 方立部材
22 固定ねじ
Claims (4)
- 中空部を有する方立部材と、
前記方立部材の屋内側見付け面に固定された筒状の補強部材とを備え、
前記補強部材は見込み方向の長さが前記方立部材の見込み方向の長さより長く且つ前記方立部材側から固定具で固定され、
前記方立部材の中空部には方立補強材が設置され、前記方立補強材は前記固定具の頭部に対向する部分を有していることを特徴とする方立。 - 前記方立部材は、前記屋内側見付け面及び第一見込み面を有する第一方立部材と、前記第一見込み面に対向する第二見込み面を有する第二方立部材とを備え、前記固定具は前記屋内側見付け面の中心線から第二方立部材側に偏心した位置に固定した請求項1に記載された方立。
- 前記第一方立部材の第一呑込み部は前記第二方立部材の第二呑込み部より見付け方向の深さが大きく設定されている請求項2に記載された方立。
- 前記補強部材の前記屋内側見付け面に当接する当接面は、見付け方向の両端部が突出して前記屋内側見付け面に当接している請求項1から3のいずれか1項に記載された方立。
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