JP6093254B2 - サッシ - Google Patents

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本発明は、クレセント受を容易に位置調整できるサッシ(建具)に関する。
引き違い窓や片引き窓等の建具の召し合せ部には、クレセント錠が設けられているが、サッシの中には、該クレセント錠のクレセント受が左右方向に位置調整自在に設置されているものがある。
特開2007−315070号公報
しかしながら、上記先行技術文献のものは、召合框のガラス保持溝内にクレセント受の位置調整手段を備えるものであるので、クレセント受の位置調整が容易にできなかった。また、ガラスを框のガラス保持溝内に接着剤で固定する際、又は、框とガラス間をシール剤などでシーリングする際には、クレセント受の部分を避けて接着やシーリングをせざるを得ないため、障子の水密・気密性が損なわれる虞があった。さらに、接着剤やシーリング剤の塗布作業をクレセント受の周辺から開始しなければならず、制限が生じるため、作業性が悪かった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、クレセント受の位置を簡単に調節できるサッシ(建具)を提供すること、框部とガラスとの接着やシーリングを簡単かつ確実に行うことができるサッシ(建具)を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ガラスと、四周の框と、召合框にクレセント錠を備えるサッシであって、クレセント錠のクレセント受が、召合框のガラス保持溝内に固定される取付裏板と取付裏板に位置調整可能に取付自在なクレセント受板と、樹脂ピースを備え、取付裏板はガラス保持溝の溝底に固定される固定部と該固定部から直角に延びてガラス保持側壁の先端部分よりサッシの内周側に延設する調整板部とからなり、クレセント受板は、ガラス保持溝よりも内周側位置において取付裏板の調整板部に位置調整自在に取付けられており、樹脂ピースは、取付裏板の調整板部に対するクレセント受板の取付箇所の位置において、取付裏板もしくはクレセント受板とガラスとの間に介在することを特徴とする。
本発明によれば、たとえばサッシに対してクレセント受を強固に取り付けることができるとともに、クレセント受の取付や位置調整が容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係るサッシの縦断面図である。 本発明の実施形態に係るサッシの横断面図である。 クレセント受板を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。 取付裏板を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。 樹脂ピースを示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本発明の実施形態に係るクレセント受の取付構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るクレセント受の通常状態を示した図である。 本発明の実施形態に係るクレセント受の調整状態を示した図である。
(窓の全体構成)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、上下は図1中の上下方向を、左右は図2中の左右方向を表す。ここでは、サッシの一例として、図1及び図2に示すように、枠体1に二枚の障子2a,2bを引き違いに納めた引き違い窓の例を挙げる。枠体1は、上下の横枠(上枠11及び下枠12)と、左右の縦枠13とを四周枠組みしたもので、上枠11の下面には内外障子用のレール11a,11b、及び網戸用レール11cが形成してあり、下枠12の上面には内外障子用レール12a,12b及び網戸用レール12cが形成してある。
二枚の障子2a,2bは、何れも左右の縦框3と、上下の横框4(上框41及び下框42)と、パネル(ガラス)5とを備え、左右の縦框3の間に上下の横框4を取り付けて四周框組みして、パネル(ガラス)5を嵌め込んだものである。そして、下框42a、42bには、枠体1の下枠12のレール12a,12b上を走行する車輪を有する戸車7が設けられ、二枚の障子2a,2bが下枠上を左右方向スライド自在に納めてある。
外障子の召合框31aの室内側壁には、内外障子の召合框31a,31bの間をシールするシール部材32が設けられており、内外召合框31a、31bの下面と下枠12の間には、止水ピース(図示せず)が配置されて、室外より雨風が吹き込むのを防止している。
そして、外障子2aの召合框31aには、内障子の召合框31bに設けられたクレセントを受けるクレセント受8が取り付けてある。
(クレセント受の構成)
クレセント受8は、図3に示されるクレセント受板81と、図4に示される取付裏板82と、図5に示される樹脂ピース83の部材から構成されている。
クレセント受板81は、中央に切り欠き部81aを有する略四角形の平板状部材からなり、その一側は取付裏板82に取り付けるための取付孔81c,81cを備える連結部81bとして構成されている。そして、中央の切り欠き部81aにより、連結部81bから略U字状に受部81dが形成され、受部81dより切り欠き部81a内方に向かってクレセントの掛部が係合する被係合部81eが形成されている。
被係合部81eは、室内側に向かってL字状に形成されており、受部81dの室外側には、U字状の形状に沿ってリブ81fを設けて補強している。
取付裏板82は、外障子の召合框31aのガラス保持溝315の溝底315aにネジ等で固定される裏板取付部82aと、該裏板取付部82aから略直角に延び、クレセント受板81を調整自在に取り付け可能な調整板部82bとからなり、全体として断面L字状の板部材として構成されている。裏板取付部82aには、召合框31aに固定するための取付孔82cが形成されており、調整板部82bには、クレセント受板81を左右位置調整自在に連結するために左右方向に長い長孔82d、82dが上下2箇所に設けられている。
樹脂ピース83は、表板83a、裏板83b、表板83aと裏板83bの両端を接続する左右の側板83c、83cにより略四角筒状に形成され、裏板83bには、取付裏板82とクレセント受板81を固定するネジの先端部を逃がす2つの逃がし孔83e,83eが形成されている。なお、ネジの先端部を逃がすことができれば孔に限定することはなく、ネジ先端が収まる凹部でもよい。
(クレセント受の取付構造)
図6を参照しながら、クレセント受の取付構造を説明する。
クレセント受8の取付裏板82の裏板取付部82aは召合框31aのガラス保持溝315の溝底315aに配置され、溝底315aを挟んで配置された取付裏板84及びネジ91によって取付孔82cを介して固定されている。
なお、取付孔82cを長孔に形成することにより、ガラス保持溝315の溝底315aに対して取付裏板82を位置調整自在に取り付けることもでき、また、取付裏板82のガラス保持溝315の溝底315aへの固定は、ネジで固定することに限るものではない。
召合框31aのガラス保持溝315を構成するガラス保持側壁311のガラス保持溝内側は、裏板取付部82aから直角方向に延びる調整板部82bを受け入れるために切除されており、前記調整板部82bは該切除された切除部に保持されながらガラス保持側壁311の先端から突出している。
そして、取付裏板82の調整板部82bが切除部に保持された状態で、ガラス5と四周の框に設けたガラス保持側壁との間に接着剤が充填され、ガラス5が四周の框に設けたガラス保持溝内に接着剤で固定される。なお、ガラス保持側壁311のガラス保持溝315内側は完全に切除される必要は無く、ガラス保持側壁311の先端部分は取付裏板82が挿入できる挿入孔を設けるようにしてもよい。
ガラス保持側壁311の先端よりサッシの内周側に延設された調整板部82bの長孔82dとクレセント受板81の連結部81bの取付孔81cとをネジ9等により固定することにより、クレセント受板81をガラス保持溝315よりも内周側の位置で、召合框31aに対して位置調整自在に固定することができる。
なお、図6では、調整板部82bの室外側(ガラス側)にクレセント受板81を連結するように構成されているが、調整板部82bの室内側にクレセント受板81を連結してもよく、それにより、クレセント受板81とガラス5との間隔を調整することもできる。
クレセント受板81を左右位置調整自在に接続するための長孔82d、82dがガラス保持側壁311の先端から突出する調整板部82bの部位にあるので、召合框31aの外部でクレセント受板81の取付及び位置調整をすることができ、クレセント受8の位置調節を容易に行うことができるとともに、ガラスと四周の框に設けたガラス保持側壁との間に接着剤を充填する際にも、左右位置調整のための部位をさける必要がなく、框とガラスとの間の接着・シールを確実に行うことができる。
調整板部82bとクレセント受板81との連結箇所は、樹脂ピース83により覆われており、クレセント受板81の固定部の腐食を防止することができるとともに、クレセント受板81とガラス5との間隔を保持して、両者が接触することを防止している。
図7に示すように、樹脂ピース83は、通常は、調整板部82bとクレセント受板81との連結箇所を覆う位置に配置されているが、クレセント受板81の位置調整の時には、図8に示すように、樹脂ピース83をクレセント受先端側にスライドさせてネジ9を露出して、クレセント受8の位置調整を可能にしている。
以上、説明したように、取付裏板82は召合框31aのガラス保持溝315の溝底315aに固定するので、クレセント受8を比較的強固に召合框31aに固定することができる。また、クレセント受板81を左右位置調整自在に接続するための調整部分がガラス保持側壁311の先端から突出する箇所にあるので、クレセント受8の取付及び位置調整を容易にすることができる。さらに、ガラス5を框のガラス保持溝315に接着剤95により固定する際にも、クレセント受8の位置調節部位をさけることなくガラスと框とを四周隙間無く接着できるので、障子の水密・気密性が良好である。
1 枠体
11 上枠
12 下枠
12a,12b 内外障子用レール
12c 網戸用レール
2a,2b 障子
3 縦框
31a 召合框
311 ガラス保持側壁
315 ガラス保持溝
315a 溝底
4 横框
41 上框
42 下框
5 パネル(ガラス)
8 クレセント受
81 クレセント受板
81a 切り欠き部
81b 連結部
81c 取付孔
81d 受部
81e 被係合部
81f リブ
82 取付裏板
82a 裏板取付部(固定部)
82b 調整板部
82c 取付孔
82d 長孔
83 樹脂ピース
83a 表板
83b 裏板
83c 側板
83e 逃がし孔
84 取付裏板
9,91 ネジ(固定部材)

Claims (1)

  1. ガラスと、四周の框と、召合框にクレセント錠を備えるサッシであって、
    クレセント錠のクレセント受が、召合框のガラス保持溝内に固定される取付裏板と取付裏板に位置調整可能に取付自在なクレセント受板と、樹脂ピースを備え、
    取付裏板はガラス保持溝の溝底に固定される固定部と該固定部から直角に延びてガラス保持側壁の先端部分よりサッシの内周側に延設する調整板部とからなり、
    クレセント受板は、ガラス保持溝よりも内周側位置において取付裏板の調整板部に位置調整自在に取付けられており、
    樹脂ピースは、取付裏板の調整板部に対するクレセント受板の取付箇所の位置において、取付裏板もしくはクレセント受板とガラスとの間に介在する
    ことを特徴とするサッシ。
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