JP7002980B2 - クレセント受け部材 - Google Patents

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Description

本発明は、クレセント受け部材に関する。
従来、摺動可能な内障子及び外障子で構成される引き違い窓の召合せ部(外召合せ框及び内召合せ框)に、クレセント錠が取り付けられた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。クレセント錠は、クレセントと、クレセントに係合可能なクレセント受け金具(クレセント受け部材)と、を備える。
実開昭60-82065号公報
特許文献1に記載のクレセント受け金具は、外障子と内障子とが閉じられた状態において外召合せ框及び内召合せ框が見込方向に重なっており、外召合せ框及び内召合せ框の位置をずらさないと横方向の位置の調整をすることができず、横方向の位置の調整を行いづらかった。
本発明は、横方向の調整を容易に行うことができるクレセント受け部材を提供することを目的とする。
本発明は、摺動可能な内障子(例えば、後述の内障子4)及び外障子(例えば、後述の外障子3)における召合せ部(例えば、後述の召合せ部40A)に設けられ、クレセント(例えば、後述のクレセント70)に係合可能なクレセント受け部材(例えば、後述のクレセント受け部材80)であって、前記召合せ部は、前記内障子における内召合せ框(例えば、後述の内召合せ框44)及び前記外障子における外召合せ框(例えば、後述の外召合せ框33)により構成され、前記外召合せ框の室内側の部分(例えば、後述の室内側見付方向延在壁部333)に固定可能な固定部(例えば、後述の固定板811)を有する本体金具(例えば、後述の本体金具81)と、前記クレセントに係合可能な係合部(例えば、後述の係合部823)を有する係合金具(例えば、後述の係合金具82)と、を備え、前記本体金具は、前記固定部から前記外障子の戸先側に延びて前記係合金具と接合する接合部(例えば、後述の延出接合板812)を有し、前記接合部及び前記係合金具のいずれか一方には、横方向に延びる長孔(例えば、後述の長孔814a)が形成され、前記接合部及び前記係合金具のいずれか他方には、室内側から前記長孔内に挿入されたネジ部材(例えば、後述のネジ部材802)が締結され、正面視において、前記ネジ部材は、前記係合金具の前記係合部よりも、前記外障子の戸先側に位置するクレセント受け部材に関する。
また、前記ネジ部材を覆うカバー部材(例えば、後述のカバー部材84)を更に備えることが好ましい。
また、前記長孔は、前記本体金具の前記接合部に形成されており、前記係合部に対して上方及び下方に2つ設けられ、前記本体金具は、前記係合金具の前記係合部よりも前記外障子の戸先側において前記2つの長孔が形成される前記接合部の部分を上下方向に接続する連結部分(例えば、後述の連結板813)を有することが好ましい。
本発明によれば、横方向の調整を容易に行うことができるクレセント受け部材を提供することができる。
本発明に係る建具の一実施形態を示す正面図である。 召合せ部に設けられたクレセント受け部材及びクレセントを示す横断面図である。 クレセント及びクレセント受け部材を示す正面図であって、クレセント受け金具にカバー部材が取り付けられた状態を示す図である。 外召合せ框にクレセント受け部材が取り付けられた状態を示す図であって、カバー部材を取り外した状態を示す図である。 クレセント受け部材を分解した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る建具1の一実施形態を示す正面図であり、建具1を室内側から見た状態を示している。この建具1は、上横枠21と下横枠22と左右一対の縦枠23、23とで矩形に形成された枠体2の内側に、4枚の障子3~6を備えている。図1は、これら4枚の障子3~6が全て閉じられた状態を示している。建具1は、このように4枚の障子3~6が閉じられることにより、室内側と室外側とを隔てるように構成される。
4枚の障子3~6のうち、中央に配置される2枚の障子4、5は、上横枠21及び下横枠22に形成された同一のレール(図示せず)上を左右にスライド移動するように枠体2に取り付けられている。また、両端に配置される2枚の障子3、6は、上横枠21及び下横枠22に、中央の障子4、5がスライド移動するレールの室外側に平行に配置された同一のレール(図示せず)上を左右にスライド移動するように枠体2に取り付けられている。本実施形態においては、障子4、5は、室内側のレールをスライド移動するため、内障子ともいい、障子3、6は、室外側のレールをスライド移動するため外障子ともいう。
建具1は、両端の外障子3、6がそれぞれ縦枠23、23に突き当てられると共に、これらの外障子3、6の室内側に配置される内障子4、5が、建具1の中央部で突き合わされることにより閉じられる。閉じられた状態において、建具1の中央部に、内障子4と内障子5との突合せ部10が構成される。
外障子3、6は、それぞれ横方向に延びる上框31、61及び下框32、62と、それぞれ縦方向に延びる縦框である外召合せ框33、63と、縦方向に延びる縦框34、64とで矩形に枠組みされた内側に、ガラスGが収容されている。
内障子4、5は、それぞれ横方向に延びる上框41、51及び下框42、52と、縦方向に延びる縦框である突合せ框43、53と、縦方向に延びる縦框である内召合せ框44、54とで矩形に枠組みされた内側に、ガラスGが収容されている。
外障子3、6及び内障子4、5は、横方向に摺動可能に構成され、外障子3、6及び内障子4、5のいずれか一方又は両方が摺動されることで、開閉可能である。外障子3、6と内障子4、5とは、閉じられた状態において、外召合せ框33、63と内召合せ框44、54とが見込方向に重なることにより、召合せ部40A、40Bが構成される。このように、召合せ部40A、40Bは、外召合せ框33、63及び内召合せ框44、54により構成される。
召合せ部40A、40Bにおいては、内障子4、5及び外障子3、6が閉じられた状態において、外障子3、6の戸尻側の縦框である外召合せ框33、63と、内障子4、5の戸尻側の框である内召合せ框44、54とが見込方向に重なって配置される。召合せ部40A、40Bにおいて、室内側には、内召合せ框44、54が配置され、室外側には、外召合せ框33、63が配置される。
なお、本実施形態においては、内障子4、5が、召合せ部40A、40Bに対して開閉されることから、内障子4、5の横方向の内召合せ框44、54側を戸尻側といい、内障子4、5の横方向の内召合せ框44、54と反対側の突合せ框43、53側を戸先側という。また、同様に、外障子3、6が、召合せ部40A、40Bに対して開閉されることから、外障子3、6の横方向の外召合せ框33、63側を戸尻側といい、外障子3、6の横方向の外召合せ框33、63と反対側の縦框34、64側を戸先側という。
外障子3、6のそれぞれ縦框34、64の室内側及び室外側には、開閉操作のための凹状の手掛け部35、65が、縦框34、64の延び方向(図1における上下方向)に沿って設けられている。建具1の縦方向の中ほどおいて、外障子3、5と内障子4、6との召合せ部40A、40Bには、外障子3、5及び内障子4、6を施錠するクレセント錠7、8が取り付けられている。また、外障子3、6の下框32、62には、それぞれ内障子4及び内障子5を施錠する補助ロック機構9、9が取り付けられている。
次に、クレセント錠7、8に関する具体的な構成について説明する。本説明においては、図1における左側のクレセント錠7について説明する。図1における右側のクレセント錠8は、図1における左側のクレセント錠7と左右対称の構造を有する。そのため、右側のクレセント錠8の説明は、左側のクレセント錠7の説明を援用することができる。図2は、召合せ部40Aに設けられたクレセント70及びクレセント受け部材80を示す横断面図である。図3は、クレセント70及びクレセント受け部材80を示す正面図であって、クレセント受け部材80にカバー部材84が取り付けられた状態を示す図である。図4は、外召合せ框33にクレセント受け部材80が取り付けられた状態を示す図であって、カバー部材84を取り外した状態を示す図である。図5は、クレセント受け部材80を分解した状態を示す図である。
まず、図1の左側のクレセント錠7の構成を説明するために、図1の左側に配置される召合せ部40Aにおける内障子4の内召合せ框44及び外障子3の外召合せ框33の構成について説明する。
図2に示すように、内障子4の内召合せ框44は、召合せ部40Aにおける室内側に配置され、内召合せ框本体441と、内召合せ框カバー部材442と、を備える。
内召合せ框本体441は、見付方向に並んで配置される複数の中空部を有する内召合せ框本体構成部441aを有する。内召合せ框本体構成部441aのガラスG側には、ガラスG側の側方へ開口するガラスパネル支持凹部441bが形成される。
内召合せ框カバー部材442は、断面視L字状に形成され、内召合せ框本体441の見付方向のガラスG側とは反対側の見込面442a及び室内側の見付面を覆うように配置される。内召合せ框カバー部材442の見付方向のガラスGとは反対側の見込面442aには、クレセント70が取り付けられる。
外障子3の外召合せ框33は、召合せ部40Aにおける室外側に配置され、中空部を有するホロー構造である外召合せ框本体331を有する。外召合せ框本体331のガラスG側には、ガラスG側の側方へ開口するガラスパネル支持凹部332が形成される。外召合せ框本体331の室内側の部分には、見付方向に延びる室内側見付方向延在壁部333が形成される。室内側見付方向延在壁部333には、クレセント受け部材80が固定される。室内側見付方向延在壁部333において、内召合せ框44側の面は見付面333aであり、見付面333aと反対側の内側の面は内側面333bである。
クレセント錠7について説明する。図2及び図3に示すように、クレセント錠7は、クレセント70と、クレセント70に係合可能なクレセント受け部材80と、を備える。
クレセント70は、図2及び図3に示すように、召合せ部40Aにおいて、内障子4の内召合せ框44に設けられる。クレセント70は、内召合せ框カバー部材442の見付方向のガラスGとは反対側の見込面442aに固定される基部71と、フック部材73を有する回転部72と、回転部72を回転させるレバー部材74と、を備える。クレセント70は、レバー部材74を回転させることで回転部72を回転させて、フック部材73がクレセント受け部材80の係合部823(後述)に係合して施錠する施錠状態、又は、フック部材73がクレセント受け部材80の係合部823から外れる解錠状態に操作されることが可能である。
クレセント受け部材80は、召合せ部40Aにおいて、外障子3における外召合せ框33の室内側見付方向延在壁部333の見付面333aと反対側の内側面333bに固定される。クレセント受け部材80は、図3~図5に示すように、本体金具81と、係合金具82と、係合金具保護部材83と、カバー部材84と、を備える。本体金具81及び係合金具82は、例えば、金属製である。係合金具保護部材83及びカバー部材84は、例えば、樹脂製である。
なお、本実施形態においては、クレセント受け部材80が外障子3に固定されるため、クレセント受け部材80において、外召合せ框33が外障子3の戸尻側に配置されると共に縦框34が外障子3の戸先側に配置されることを考慮して、固定板811により固定される外召合せ框33側を外障子3の戸尻側といい、外召合せ框33と反対側の縦框34側を外障子3の戸先側という。
本体金具81は、図2に示すように、室内側見付方向延在壁部333の見付面333aと反対側の内側面333bに配置される。本体金具81は、図4及び図5に示すように、固定板(固定部)811と、固定板811における外障子3の戸先側の端部から戸先側に延びる上下に一対の延出接合板(接合部)812、812と、一対の延出接合板812、812における外障子の戸先側の端部において一対の延出接合板812、812を上下方向に接続するように上下方向に延びる連結板(連結部分)813と、を有する。固定板811と一対の延出接合板812、812と連結板813とで囲まれた部分には、開口部814が形成される。
固定板811は、図2に示すように、室内側見付方向延在壁部333の見付面333aと反対側の内側面333bにおいて見付方向に沿って延びて配置される。固定板811は、外召合せ框33の室内側見付方向延在壁部333に固定可能である。固定板811は、室内側から挿入される2つのネジ部材801、801(図4参照)により、外召合せ框33の室内側見付方向延在壁部333の見付面833aと反対側の面833b(見付方向内側の面)に固定される。
一対の延出接合板812、812は、図4及び図5に示すように、係合金具82(後述)と接合する。一対の延出接合板812、812それぞれの外障子3の戸先側には、2つの長孔814a、814aが形成される。2つの長孔814a、814aは、係合金具82の係合部823(後述)に対して、上方及び下方に離間して配置される。2つの長孔814a、814aは、それぞれ、横方向に延びる。2つの長孔814a、814aには、図2に示すように、それぞれ、室内側から、ネジ部材802が挿入されて、係合金具82の雌ネジ接合孔822a(後述)に捻じ込まれて締結される。ネジ部材802は、係合金具82の係合部823よりも、外障子3の戸先側に位置する。
連結板813は、図4及び図5に示すように、係合金具82の係合部823よりも外障子3の戸先側において、一対の延出接合板812、812における2つの長孔814a、814aが形成された部分を上下方向に接続するように形成される。
係合金具82は、図2に示すように、本体金具81の室外側に配置される。係合金具82は、本体金具81の室外側において、本体金具81に沿って見付方向に延びる板状に形成される。係合金具82は、本体金具81に対して横方向の位置が調整された状態で本体金具81に接合される。係合金具82は、図4及び図5に示すように、基板部821と、上下に一対の突出板822、822と、基板部821の上下方向の中央から外障子3の戸尻側の端部から外召合せ框33側の戸尻側に突出する係合部823と、を有する。
基板部821は、本体金具81の室外側に配置され、見付方向に延びる板状に形成される。基板部821は、正面視において、連結板813及び開口部814に重なった位置に配置される。
一対の突出板822、822は、基板部821の上端部及び下端部から外障子3の戸尻側に延びる板状に形成される。一対の突出板822、822における外障子3の戸先側には、それぞれ、雌ネジ接合孔822aが形成される。雌ネジ接合孔822aは、係合部823よりも外障子3の戸先側に配置される。
雌ネジ接合孔822aには、室内側から2つの長孔814a、814aを挿入されたネジ部材802がねじ込まれて、ネジ部材802の先端が締結される。これにより、係合金具82は、2つの長孔814a、814aを貫通されるネジ部材802が雌ネジ接合孔822aに接合することで、本体金具81に対して横方向の位置が調整された状態で本体金具81に締結される。
係合部823は、基板部821の上下方向の中央であって一対の突出板822、822の間に配置される。係合部823は、本体金具81の開口部814において、図2に示すように、室外側から室内側に立ち上がり、室内側において外障子3の戸尻側の横方向に爪状に突出する。係合部823には、クレセント70のフック部材73が係合可能である。
係合金具保護部材83は、図5に示すように、係合金具82の基板部821における本体金具81側の室内側の表面に取り付けられる。係合金具保護部材83は、樹脂製で、板状に形成される。係合金具保護部材83は、係合金具82の基板部821に取り付けられた状態において、本体金具81の連結板813の室外側の裏面に対向して配置される。
係合金具保護部材83は、図5に示すように、係合部用孔部831aを有する板状の本体板部831と、本体板部831における外障子3の戸尻側の端部に形成される内壁832と、本体板部831における外障子3の戸先側の端部に上下に離間して配置され裏側に突出して形成される一対の係合突起833、833と、本体板部831における外障子3の戸尻側の端部に上下の外側に配置されるガイド壁834、834と、を有する。係合金具保護部材83は、係合部用孔部831aに係合金具82の係合部823が挿入された状態で、内壁832及び一対の係合突起833、833が、基板部821を横方向に挟むことで、係合金具82の本体金具81に係合される。
カバー部材84は、図3及び図4に示すように、2つのネジ部材802、802、本体金具81の一対の延出接合板(接合部)812、812及び連結板(連結部)813を覆うように、本体金具81の室内側に取り付けられる。カバー部材84は、図3に示すように、開口部841aを有する正面板841と、正面板841の上下方向の端部に形成され、裏面から立ち上がる上壁842及び下壁843と、正面板841における外障子3の戸先側の端部側において裏面から立ち上がる側壁844と、開口部841aにおける外障子3の戸先側の外縁において裏面側に突出する係合突起845と、を有する。
上壁842の下面には、正面板841の裏面から離間した位置において、下方に突出するリブ842aが横方向に延びて形成される。同様に、下壁843の上面には、正面板841の裏面から離間した位置において、上方に突出するリブ843aが横方向に延びて形成される。開口部841aは、カバー部材84を本体金具81に取り付けた場合に、本体金具81の開口部814に重なるように配置される。
カバー部材84を本体金具81に取り付ける場合には、カバー部材84を、本体金具81の外障子3の戸先側から、上壁842及び下壁843の間に本体金具81が配置されるように挿入して、上壁842のリブ842a及び下壁843のリブ843aにより本体金具81及び係合金具82の上下端を係止した状態で、横方向の外障子3の戸尻側にスライド移動させる。そして、カバー部材84の係合突起845を、本体金具81の開口部814の連結板813側の縁部に係合させる。これにより、カバー部材84を本体金具81に取り付けることができる。
以上のように構成されるクレセント受け部材80において、カバー部材84を本体金具81から取り外した状態で、ネジ部材802を緩めて、長孔814aに沿って本体金具81を横方向に移動させることで、係合金具82の係合部823の横方向の位置を調整できる。本実施形態では、正面視においてクレセント70が係合部823と重なる位置にあっても、ネジ部材802は、係合金具82の係合部823よりも外障子3の戸先側に位置する。これにより、ネジ部材802がクレセント70に隠れることがなく、ネジ部材802が室内側に露出されるため、係合部823の横方向の調整を容易に行うことができる。
以上説明した上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を奏する。
クレセント受け部材80は、クレセント70に係合可能なクレセント受け部材80であって、外召合せ框33の室内側の室内側見付方向延在壁部333に固定可能な固定板811を有する本体金具81と、クレセント70に係合可能な係合部823を有する係合金具82と、を備え、本体金具81は、固定板811から外障子3の戸先側に延びて係合金具82と接合する延出接合板812を有し、延出接合板812及び係合金具82のいずれか一方には、横方向に延びる長孔814aが形成され、接合部812及び係合金具82のいずれか他方には、室内側から長孔814a内に挿入されたネジ部材802が締結され、正面視において、ネジ部材802は、係合金具82の係合部823よりも、外障子3の戸先側に位置する。これにより、ネジ部材802がクレセント70に隠れることがなく、ネジ部材802が室内側に露出されるため、係合部823の横方向の調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、ネジ部材802を覆うカバー部材84を備える。これにより、係合部823の横方向の調整を行った後に、カバー部材84を取り付けることで、ネジ部材802が露出することを抑制できるため、意匠性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、本体金具81は、係合金具82の係合部823よりも外障子3の戸先側において延出接合板812における2つの長孔814a、814aが形成される部分を上下方向に接続する連結板813を有する。これにより、クレセント70が係合する係合部823に対して外障子3の戸先側に連結板813を設けることで、クレセント70と係合部823とを係合させる際の強度を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態や変形例に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、長孔814aを本体金具81の延出接合板812に形成したが、これに限定されず、長孔を係合金具82に形成してもよい。
4 内障子
3 外障子
7 クレセント受け部材
33 外召合せ框
40A 召合せ部
44 内召合せ框
70 クレセント
80 クレセント受け部材
81 本体金具
82 係合金具
84 カバー部材
333 室内側壁部(室内側の部分)
802 ネジ部材
811 固定板(固定部)
812 延出接合板(接合部)
813 連結板(連結部分)
814a 長孔
823 係合部

Claims (3)

  1. 摺動可能な内障子及び外障子における召合せ部に設けられ、クレセントに係合可能なクレセント受け部材であって、
    前記召合せ部は、前記内障子における内召合せ框及び前記外障子における外召合せ框により構成され、
    前記外召合せ框の室内側の部分に固定可能な固定部を有する本体金具と、
    前記クレセントに係合可能な係合部を有する係合金具と、を備え、
    前記本体金具は、前記固定部から前記外障子の戸先側に延びて前記係合金具と接合する接合部を有し、
    前記接合部及び前記係合金具のいずれか一方には、横方向に延びる長孔が形成され、
    前記接合部及び前記係合金具のいずれか他方には、室内側から前記長孔内に挿入されたネジ部材が締結され、
    正面視において、前記ネジ部材は、前記係合金具の前記係合部よりも、前記外障子の戸先側に位置するクレセント受け部材。
  2. 前記ネジ部材を覆うカバー部材を更に備える請求項1に記載のクレセント受け部材。
  3. 前記長孔は、前記本体金具の前記接合部に形成されており、前記係合部に対して上方及び下方に2つ設けられ、
    前記本体金具は、前記係合金具の前記係合部よりも前記外障子の戸先側において前記2つの長孔が形成される前記接合部の部分を上下方向に接続する連結部分を有する請求項1又は2に記載のクレセント受け部材。
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